JPH07215210A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPH07215210A
JPH07215210A JP31862694A JP31862694A JPH07215210A JP H07215210 A JPH07215210 A JP H07215210A JP 31862694 A JP31862694 A JP 31862694A JP 31862694 A JP31862694 A JP 31862694A JP H07215210 A JPH07215210 A JP H07215210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
trolley unit
transporting
unit
zone
Prior art date
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Pending
Application number
JP31862694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Fukuhara
一義 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動トロリーユニットと従動トロリーユニッ
トとを備えた自走可能な搬送用移動体を利用した搬送装
置において、搬送用移動体を斜めの姿勢でストレージす
るためのゾーンと単に走行させるためのゾーンとの間に
必要とされていた経路切換装置を省くこと。 【構成】 搬送用移動体1の走行経路中に、当該搬送用
移動体1の前側駆動トロリーユニット2を案内する第一
ガイドレール32と後ろ側従動トロリーユニット3を案
内する第二ガイドレール33との間の間隔が広くなった
ゾーン39,40と狭くなったゾーン38とを有せしめ
て成る搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走可能な駆動トロリ
ーユニットと従動トロリーユニットとを備えた搬送用移
動体を、2列の並列ガイドレールを利用して斜め向きに
走行させ得るようにした搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のように2列の並列ガイドレールを
利用して搬送用移動体を斜め向きに走行させるようにし
た搬送装置において、当該斜め向き走行経路の長さが長
くなる場合には、その途中にターン部が必要となる。
【0003】即ち、図6及び図7に示すようにストレー
ジゾーン39,40には、搬送用移動体1の前側駆動ト
ロリーユニット2を案内する第一ガイドレール32と、
搬送用移動体1の後ろ側従動トロリーユニット3を案内
する第二ガイドレール33とが並列状に架設されること
になるが、この場合、搬送用移動体1を介して前側駆動
トロリーユニット2に牽引される後ろ側従動トロリーユ
ニット3が第二ガイドレール33上を円滑に走行し得る
範囲で、第二ガイドレール33に対する搬送用移動体1
の斜め向き角度θをできる限り大きくすることにより、
搬送用移動体1の走行方向に占める領域長さが短くなる
ので、斜め向きで走行させることによるメリットが大き
くなる。
【0004】しかしながら、図7に示すようにストレー
ジゾーン39,40の間にカーブした接続ゾーン38が
組み込まれる場合、この接続ゾーン38においても前記
第一ガイドレール32と第二ガイドレール33とを、各
ストレージゾーン39,40における第一及び第二両ガ
イドレール32,33間の間隔と同一の間隔を隔てて架
設すると、第二ガイドレール33に対する搬送用移動体
1の斜め向き角度がθ’で示すように大きくなり、従動
トロリーユニット3が第二ガイドレール33上を円滑に
走行することができなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】即ち、上記のような接
続ゾーン38では、2本のガイドレール32,33を利
用して搬送用移動体1を斜め向き姿勢のままでターンさ
せることが困難であり、図6に示すように通常のガイド
手段、即ち、前側駆動トロリーユニット2と後ろ側従動
トロリーユニット3の両方を案内する1本のガイドレー
ル34が必要になる。そして、当該1本のガイドレール
34と、その前後のストレージゾーン39,40におけ
る2本のガイドレール32,33との間で各トロリーユ
ニット2,3を乗り移らせるために、スタブスイッチ形
経路切換装置などの適当な経路切換装置35,36を配
設しなければならないので、設備全体の大幅なコストア
ップを免れない。
【0006】換言すれば、搬送用移動体1の走行経路中
に、2本の並列するガイドレール32,33で前後一対
のトロリーユニット2,3を別けて吊り下げ案内するこ
とが要求されるストレージゾーン39,40と、前後一
対のトロリーユニット2,3を1本のガイドレール34
で吊下案内した方が望ましいゾーンとが存在する場合、
従来の構成では設備全体の大幅なコストアップを免れな
かった。本発明は、このような問題点を解消することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成上の特徴を後述する実施例の参照符号を
付して示すと、搬送用移動体(1) と、当該搬送用移動体
(1) の走行経路に沿って並設された第一ガイドレール(3
2)および第二ガイドレール(33)とから成り、搬送用移動
体(1) は、第一ガイドレール(32)に吊り下げられた前側
駆動トロリーユニット(2) と第二ガイドレール(33)に吊
り下げられた後ろ側従動トロリーユニット(3) とを有
し、これら前後各トロリーユニット(2,3) は、夫々搬送
用移動体(1) に対し垂直支軸(4,5) の周りに回転可能に
取付けられ、搬送用移動体(1) の走行経路中には、両レ
ール(32,33) 間の間隔が広くなったゾーン(39,40) と狭
くなったゾーン(38)とを有せしめて成る点に特徴を有す
る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の好適実施例を添付図に基づい
て説明すると、図1において、1は搬送用移動体であっ
て、第一ガイドレール32に吊り下げられる前側駆動ト
ロリーユニット2と、第二ガイドレール33に吊り下げ
られる後ろ側従動トロリーユニット3とを有する。3
9,40は、第一第二両ガイドレール32,33間の間
隔が広くなったストレージゾーンであり、38は両スト
レージゾーン39,40を接続する接続ゾーンで、前記
ストレージゾーン39,40よりも第一第二両ガイドレ
ール32,33間の間隔が狭くなっている。
【0009】搬送用移動体1の具体構造を図2〜図5に
基づいて説明すると、前側駆動トロリーユニット2は、
中央部が前記垂直支軸4で搬送用移動体1に軸支された
連結杆8と、この連結杆8の前端に垂直支軸9の周りで
回転可能に取付けられた駆動トロリー10と、前記連結
杆8の後端に垂直支軸11の周りで回転可能に取付けら
れた従動トロリー12とから構成され、従動トロリーユ
ニット3は、前記垂直支軸5により搬送用移動体1に軸
支された1つの従動トロリー13から構成されている。
【0010】各トロリー10,12,13には、ガイド
レール32または33上を転動するホィール14〜16
と、これら各ホィールの前後両側でガイドレール32ま
たは33を左右両側から挟む操向用ガイドローラ17〜
19とが設けられ、駆動トロリー10には、減速機20
を介して前記ホィール14を回転駆動するモータ21
と、集電ユニット22と、前記モータ21の制御装置2
3とが設けられている。
【0011】さらに、前側駆動トロリーユニット2の前
端、即ち駆動トロリー10の前端には、前方に延出する
ブラケット24を介して停止用検出器(近接スイッチ)
25が下向きに取付けられ、搬送用移動体1の後端に
は、後方に延出するブラケット26を介して第一停止用
被検出部(磁性板)27が、前記停止用検出器25より
若干低レベルで水平状に設けられている。また、前側駆
動トロリーユニット2の後端、即ち従動トロリー12の
後端には、後方に延出するブラケット28を介して第二
停止用被検出部(磁性板)29が、前記第一停止用被検
出部27と同レベルで水平状に設けられている。30,
31は緩衝用弾性材である。
【0012】前側駆動トロリーユニット2を吊り下げる
第一ガイドレール32の側面には、駆動トロリー10の
集電ユニット22が摺接する給電及び制御信号授受用レ
ール群7が敷設されている。しかして、この給電及び制
御信号授受用レール群7から集電ユニット22を介して
供給される電力と制御信号に基づいて駆動トロリー10
のモータ21を稼働させ、ホィール14を回転駆動させ
ることにより、搬送用移動体1を図1に示すように斜め
の姿勢で前進走行させることができる。
【0013】即ち、前側駆動トロリーユニット2は第一
ガイドレール32に沿って自走し、この前側駆動トロリ
ーユニット2によって引っ張られる後ろ側従動トロリー
ユニット3は第二ガイドレール33に沿って走行するの
であるが、ストレージゾーン39,40における両ガイ
ドレール32,33間の間隔は、前側駆動トロリーユニ
ット2を軸支する垂直支軸4と後ろ側従動トロリーユニ
ット3を軸支する垂直支軸5との間の距離よりも十分に
短い。従って、搬送用移動体1は両ガイドレール32,
33に対して斜め姿勢となるが、前側駆動トロリーユニ
ット2及び後ろ側従動トロリーユニット3は、夫々搬送
用移動体1に対し垂直支軸4,5の周りに回転し得るの
で、夫々操向用ガイドローラ17,18及び19により
各ガイドレール32,33と平行な向きを維持し得る。
【0014】上記のようにストレージゾーン39,40
において斜め向き姿勢で前進走行する搬送用移動体1が
前方の停止している搬送用移動体1に接近すると、図2
の仮想線及び第4図に示すように、当該前方の搬送用移
動体1の第二停止用被検出部29の上側に所定間隙を隔
てて停止用検出器25が重なって、当該停止用検出器2
5が第二停止用被検出部29を検出するので、この検出
信号に基づいて駆動トロリー10のモータ21を停止制
動させることにより、前方の停止している搬送用移動体
1に衝突する前に搬送用移動体1を自動停止させること
ができる。換言すれば、このようなタイミングで停止用
検出器25が第二停止用被検出部29を検出し得るよう
に、当該第二停止用被検出部29が設けられている。こ
の第二停止用被検出部29と停止用検出器25とによる
自動停止作用により、ストレージゾーン39,40にお
いて斜め向き姿勢の各搬送用移動体1を、一部分が互い
に左右横方向に重なる状態でストレージさせることがで
きる。
【0015】図1に示すように、ストレージゾーン3
9,40間の接続ゾーン38では、第一第二両ガイドレ
ール32,33間の間隔が狭くなっている。従ってこの
接続ゾーン38を搬送用移動体1が走行するとき、第一
ガイドレール32上を前進走行する前側駆動トロリーユ
ニット2により搬送用移動体1を介して牽引される後ろ
側従動トロリーユニット3の牽引角度、即ち、第二ガイ
ドレール33に対する搬送用移動体1の斜め向き角度
θ’は、両ガイドレール32,33間の間隔が広くなっ
ているストレージゾーン39,40内を搬送用移動体1
が走行するときの対応角度θよりも小さくなる。従っ
て、この接続ゾーン38においても後ろ側従動トロリー
ユニット3を比較的円滑に走行させることができるので
ある。
【0016】上記実施例に示したストレージゾーン3
9,40での追突防止機能は本発明に必須のものではな
く、このような機能を備えていなくとも、前側駆動トロ
リーユニット2による搬送用移動体1の走行駆動を解除
してフリーとし、搬送用移動体1を手押し作業で前詰め
して斜め向きのままストレージさせることができる。ま
た、搬送用移動体1の前後2箇所を支持する前側駆動ト
ロリーユニット2と後ろ側従動トロリーユニット3は、
上記実施例のものに限定されない。例えば、駆動トロリ
ー10のみから成る前側駆動トロリーユニットであって
も良いし、上記の前側駆動トロリーユニット2のように
2つの従動トロリー13を連結杆で前後に連結した後ろ
側従動トロリーユニットであっても良い。
【0017】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の搬送装置
によれば、搬送用移動体(1) の前側駆動トロリーユニッ
ト(2) を案内する第一ガイドレール(32)と、後ろ側従動
トロリーユニット(3) を案内する第二ガイドレール(33)
との間の間隔が広くなったゾーン(39,40) を、当該搬送
用移動体(1) を斜めにして効率よくストレージするため
のストレージゾーンとして活用し、単に搬送用移動体
(1) を円滑に走行させることができさえすれば良い経路
部分には、第一第二両ガイドレール(32,33) 間の間隔が
狭くなったゾーン(38)を利用することにより、当該ゾー
ン(38)での搬送用移動体(1)の走行を円滑に行わせるこ
とができるものでありながら、当該ゾーン(38)とストレ
ージゾーン(39,40) との間に必要とされた経路切換装置
を省くことができ、設備コストを大幅に削減し得る。ま
た、搬送用移動体(1) を経路切換装置の所で一旦停止さ
せる必要もなくなるので、搬送用移動体(1) の走行制御
が簡単になるばかりでなく、作業能率も向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 各ゾーンと各ゾーンでの搬送用移動体の走行
姿勢とを示す平面図である。
【図2】 搬送用移動体の側面図である。
【図3】 搬送用移動体の横断平面図と、各トロリーユ
ニットのホィール及び操向用ガイドローラとガイドレー
ルとの関係を示す概略平面図である。
【図4】 ストレージゾーンでのストレージ状態を示す
横断平面図である。
【図5】 各ガイドレールとトロリーユニットとを示す
縦断正面図である。
【図6】 経路切換装置を利用した従来の構成を示す平
面図である。
【図7】 経路切換装置を利用しない従来の構成を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 搬送用移動体 2 前側駆動トロリーユニット 3 後ろ側従動トロリーユニット 4 垂直支軸 5 垂直支軸 10 駆動トロリー 12 従動トロリー 13 従動トロリー 32 第一ガイドレール 33 第二ガイドレール 34 ガイドレール 35 経路切換装置 36 経路切換装置 38 接続ゾーン 39 ストレージゾーン 40 ストレージゾーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送用移動体(1) と、当該搬送用移動体
    (1) の走行経路に沿って並設された第一ガイドレール(3
    2)および第二ガイドレール(33)とから成り、搬送用移動
    体(1)は、第一ガイドレール(32)に吊り下げられた前側
    駆動トロリーユニット(2) と第二ガイドレール(33)に吊
    り下げられた後ろ側従動トロリーユニット(3) とを有
    し、これら前後各トロリーユニット(2,3) は、夫々搬送
    用移動体(1) に対し垂直支軸(4,5) の周りに回転可能に
    取付けられ、搬送用移動体(1) の走行経路中には、両レ
    ール(32,33) 間の間隔が広くなったゾーン(39,40) と狭
    くなったゾーン(38)とを有せしめて成る搬送装置。
JP31862694A 1994-12-21 1994-12-21 搬送装置 Pending JPH07215210A (ja)

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JP31862694A JPH07215210A (ja) 1994-12-21 1994-12-21 搬送装置

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JP31862694A JPH07215210A (ja) 1994-12-21 1994-12-21 搬送装置

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JP2050349A Division JP2631148B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 斜め向き走行可能な自走形搬送装置

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JPH07215210A true JPH07215210A (ja) 1995-08-15

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ID=18101240

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JP31862694A Pending JPH07215210A (ja) 1994-12-21 1994-12-21 搬送装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332153A (en) * 1976-09-02 1978-03-27 Tetsuo Mori Method of producing frozen lobster material for frying

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332153A (en) * 1976-09-02 1978-03-27 Tetsuo Mori Method of producing frozen lobster material for frying

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981013