JP2812498B2 - 可動体搬送装置 - Google Patents

可動体搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、床側を走行自在な台車や天井側を走行自在
なトロリ装置など、複数の可動体を一定経路上で一体的
に移動させるのに利用される可動体搬送装置に関するも
のである。
従来の技術 従来、非駆動式のトロリ装置を一定経路上で移動させ
るのに、たとえば特公昭53−12108号公報の構造が提供
されている。すなわち対向チャンネルに支持案内される
自走自在なトラクターと非駆動式のキャリヤーとを設
け、前記キャリヤーの前端から継手素子を前方に突出さ
せるとともに、トラクターの後端に、前記継手素子に対
して上方から係脱自在な継手部材を上下揺動自在に取付
けている。この従来形式によると、継手部材を継手素子
に対して上方から係合させることで、トラクターの自走
に伴ってキャリヤーをけん引走行させ得る。
発明が解決しようとする課題 しかし上記の従来形式によると、走行経路中のカーブ
経路部や傾斜経路部にトラクターが入ってキャリヤーと
の向きが相対的に変化したとき、その向き変化は継手素
子と継手部材との係合部にそのまま現われて両者間で変
化することになり、これにより係合部の係合が外れた
り、円滑なけん引作用を期待できなかったりする。
本発明の目的とするところは、係合部の係合は常に充
分に維持し得、しかも相対的な向き変化は円滑に吸収し
得る可動体搬送装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本第1発明における可動体
搬送装置は、レールに支持案内されて一定経路上を移動
自在な前後の可動体間に、連結分離自在なけん引装置を
設け、このけん引装置は、可動体の後部に上下揺動自在
なけん引具を有し、このけん引具は後端に下方への係合
突起を有するとともに、この係合突起の前方にローラを
有し、可動体の前部に縦軸心の周りに左右揺動自在な被
けん引具と、この被けん引具の中立を維持する弾性体と
を有し、前記被けん引具は、前記係合突起が係脱自在な
上方への被係合突起を有するとともに、この被係合突起
の後面中央部に、前記ローラが係脱自在な凹部を形成し
ている。
また本第2発明は、上記した第1発明の可動体搬送装
置において、一定経路は、複数の可動体が互いに前後で
殆ど密着して移動自在に構成し、前記一定経路上の可動
体群中の最先端の可動体に作用する可動体送り装置を設
けるとともに、最後端の可動体に作用するブレーキ装置
を設け、整列された可動体の前端と後端の間に、けん引
装置が設けられている。
作用 上記した本第1発明の構成によると、被けん引具の凹
部に対してけん引具のローラを上方から係合させること
により、先行している可動体の移動力で後続の可動体を
けん引し、以って一定経路上で列車状に移動させ得る。
このような移動中において、たとえば傾斜経路やカーブ
経路などで前後の可動体の向きが相対的に変化して、け
ん引具と被けん引具との間で向き変化力が作用したと
き、これは弾性体に抗して被けん引具が縦軸心の周りに
回動することで吸収し得、以って凹部とローラとによる
係合は維持されることになる。
また上記した本第2発明の構成によると、可動体送り
装置によって、最先端の可動体に移動力を与えること
で、先端側の可動体は、けん引装置を介して、順次、後
続の可動体をけん引して移動させることになる。このよ
うな可動体送り装置による可動体群のけん引での移動時
において、最後端の可動体に対してブレーキ装置が作用
していることから、この最後端の可動体が逸走すること
を防止し得、以って可動体送り装置とブレーキ装置との
間において一定経路上の可動体群を、互いに前後で殆ど
密着して列車状に連結した状態で移動し得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図において、1は断面I形に形成された
第1レールで、天井梁側に取付けブラケット2などを介
して支持され、この取付けブラケット2が結合する側面
とは反対側の側面には記号・給電装置3が全長に亘って
配設される。
この第1レール1に支持案内されて走行自在な自走体
5は、走行方向において一対のトロリ本体6,7と、前部
のトロリ本体6の上部に取付けた変速装置8と、この変
速装置8に連動する走行駆動装置9と、前記変速装置8
から突出した左右方向の出力軸10に取付けられかつ第1
レール1の上面に載置自在な駆動輪体11と、後部のトロ
リ本体7の上部に軸受12を介して取付けた左右方向の軸
13と、この軸13に取付けられかつ前記第1レール1の上
面に載置自在な従動輪体14と、両トロリ本体6,7に取付
けられかつ第1レール1の上端両側と下端両側に当接自
在な横振れ防止用ローラ15,16と、一方のトロリ本体6
にばね17などを介して取付けられかつ第1レール1の下
面に当接自在な浮上り防止ローラ18と、両トロリ本体6,
7間を、トラニオン形式などの連結具19,20を介して連結
する前後方向の連結杆21と、他方のトロリ本体7の近く
において連結杆21側に取付けられかつ第1レール1の下
面に当接自在な浮上り防止ローラ22と、一方のトロリ本
体6に取付けられ、かつ前記記号・給電装置3に摺接自
在な集電装置23、ならびに連結杆21に取付けた制御盤24
などによって構成される。
そして自走体5には伝動体25が設けられる。すなわち
連結杆21の下面で前端部には、ブラケット26を介して前
後一対の横ピン27,28が取付けられ、後部寄りの横ピン2
8に前記伝動体25が上下揺動自在に取付けられる。ここ
で伝動体25は前部側に向き、また伝動体25と一体的に揺
動する操作レバー29が他方側に延びている。前記伝動体
25に対向して、前部寄りの横ピン27にホールド体30が上
下揺動自在に取付けてある。なお伝動体25やホールド体
30は、通常においては遊端が下降すべくウエイト付勢さ
れている。以上により自走体5を循環経路31上で走行さ
せる自走体走行装置32を構成する。
この自走体走行装置32は、たとえば第8図に示すよう
に相隔てて一対が設けられ、そして両自走体走行装置32
間に亘ってループ状の可動体搬送装置40が設けられる。
すなわち第1図〜第3図に示すように、前記第1レー
ル1に沿って、その下方に左右一対の第2レール41が配
設されるとともに取付けブラケット42を介して天井梁側
に支持され、これら第2レール41に支持案内されて一定
経路43上を走行自在なトロリ装置(可動体の一例)44が
設けられる。
このトロリ装置44は、左右一対のフロントトロリ45
と、左右一対のリヤトロリ46と、一側の両トロリ45,46
に連結部材47を介して連結され、かつ他側の両トロリ4
5,46に左右方向のスライド機構48を介して支持されるフ
レーム枠49と、両第2レール41に支持案内されるべく両
トロリ45,46に取付けた案内用ローラ50,51、横振れ防止
用ローラ52,53ならびに浮き上り防止用ローラ54,55など
から構成される。
前記フレーム枠49に連設されるハンガ56は、このフレ
ーム枠49の両側複数箇所から垂設される縦杆57と、これ
ら縦杆57の下端から内方へ連設した受け具58などから構
成される。前記フレーム枠49の上面で幅方向の中央部分
には、四角パイプ状の受圧体59が前後方向に設けられ
る。さらに受圧体59の上面には、前記自走体5の伝動体
25が係脱自在な受動体60を突設している。この受動体60
と前記伝動体25などにより、トロリ装置44と自走体5と
の間で係脱自在な伝動装置35を構成する。前記フレーム
枠49上の一側寄りの位置には被係合部61が設けられる。
第1図、第5図〜第7図に示すように、前記受圧体59
の下面でリヤ側(前後方向の一方)にはけん引具62が設
けられるとともに、フロント側(前後方向の他方)には
被けん引具63が設けられ、これらけん引具62と被けん引
具63とによりけん引装置64を構成する。
すなわち受圧体59のフロント側から縦軸65が垂設さ
れ、この縦軸65に外嵌されて縦軸心66の周りに回動自在
な筒体67から、前記被けん引具63が前方へ連設される。
この被けん引具63の前端には被係合突起68が上方へと連
設され、さらに被係合突起68の縦軸65側の面で幅方向の
中央には半円状の凹部69が形成されている。そして筒体
67から後方へ連設したフランジ70と受圧体59の下面に取
付けたブラケット71との間に、けん引具62の中立を維持
するための弾性体である引張りばね72が設けられる。
また受圧体59のフロント側にはブラケット80を介して
左右方向の横軸73が取付けられ、この横軸73に前記けん
引具62が上下揺動自在に取付けられる。このけん引具62
の後端(一方端)には、前記被係合突起68に上方から係
脱自在な係合突起74が下方へと連結され、そして凹部69
に係脱自在(連結分離自在)なローラ75が縦ピン76を介
して取付けられる。前記けん引具62はブラケット80に取
付けたストッパ体77により水平状が維持され、そして上
動(離脱動)させるためのホイール78が、けん引具62の
後端に横ピン79を介して取付けられる。
第8図に示すように、前記可動体搬送装置40の自走体
走行装置32に対する合流部の近くに、一定経路43上のト
ロリ装置44群中の最先端のトロリ装置44に作用する可動
体送り装置90が設けられる。この可動体送り装置90は、
前記受圧体59の両側面に当接自在でかつ駆動式の押圧ロ
ーラ91などから構成される。そして前記可動体搬送装置
40の自走体走行装置32に対する分岐部の近くに、一定経
路43上のトロリ装置44群中の最後端のトロリ装置44に作
用するブレーキ装置92が設けられる。このブレーキ装置
92は前記可動体送り装置90と同様な構成である。
さらに前記ブレーキ装置92の部分から可動体送り装置
90部分に亘ってはホイール78のガイド装置93が設けられ
る。このガイド装置93は第7図に示すように、上部ガイ
ドレール94と下部ガイドレール95とからなり、両レール
94,95間にホイール78を位置させて案内することによ
り、けん引具62と被けん引具63との係合維持を行う。そ
して可動体送り装置90の部分を通過した後においては、
両ガイドレール94,95は上昇し、以ってホイール78を上
方へ案内する。
第4図、第8図に示すように、ブレーキ装置92の上手
側には、操作レバー29に作用して伝動体25を上動(離脱
動)させる解除装置(レール)96が設けられ、そして解
除装置96部とブレーキ装置92部との間には、前記被係合
具61に作用してトロリ装置44の移動を行わせるフィーダ
装置97が設けられる。
次に上記実施例においてトロリ装置44の搬送作業を説
明する。
自走体走行装置32が作用しない箇所、すなわち可動体
送り装置90とブレーキ装置92との間においてトロリ装置
44群は、けん引装置64により互いに前後で殆ど密着して
列車状に連結された状態で移動される。その際にけん引
装置64においては、第5図〜第7図に示すように、被け
ん引具63の凹部69に対してけん引具62のローラ75が上方
から係合しており、そしてガイド装置93の両ガイドレー
ル94,95間にホイール78が位置していることから、その
係合状態は強く維持されている。
そして可動体送り装置90においては、第2図仮想線に
示すように両押圧ローラ91を受圧体59の両側面に圧接さ
れていることでトロリ装置44に移動力を与えることにな
り、以ってトロリ装置44は一定経路43上で搬送Bされ
る。その際にトロリ装置44は、前述したけん引装置64を
介して、後続のトロリ装置44群をけん引して搬送するこ
とになる。
このような可動体送り装置90によるトロリ装置44のけ
ん引での搬送時において、下流端側に位置しているトロ
リ装置44に対しては、その受圧体59の側面にブレーキ装
置92の押圧ローラが圧接作用していることから、このト
ロリ装置44が逸走することを防止でき、さらにはけん引
装置64の係合部に隙間が生じることがなくて衝突音など
発生しない円滑なけん引移動ならびにストレージを行え
る。
前述したけん引による搬送Aは一定経路43中で行われ
るのであり、この一定経路43中に第8図で示すように傾
斜経路部43aが存在していたとき、トロリ装置44の前後
端におけるけん引装置64に、その傾斜角度に応じた相対
的な向き変化力が作用するが、これは引張りばね72に抗
して被けん引具63が縦軸心66の周りに回動することで吸
収し得、以って凹部69とローラ75とによる係合は維持さ
れることになる。
トロリ装置44が可動体送り装置90により完全に送り出
されたとき、ホイール78がガイド装置93の上昇部に案内
されることになり、以ってけん引具62は第5図仮想線に
示すように横軸73の周りに上動され、凹部69からローラ
75が外れることになる。これによりフリー状態になった
トロリ装置44に自走体走行装置32の自走体5が、伝動装
置35を介して連絡される。
すなわち伝動装置35を介しての連絡は、第2図、第3
図に示すように、伝動体25とホールド体30との間に受動
体60を位置させることで行われるが、その連結は、停止
している伝動体25を移動してきた受動体60がはね上げる
ことにより、あるいは停止している受動体60に移動して
きたホールド体30がはね上げられることにより行われ
る。
このようにして伝動装置35を連結した状態で前記自走
体5は、その走行によってトロリ装置44を走行させ得
る。すなわち走行駆動装置9を作動させて駆動輪体11を
強制回転させる。これにより自走体5は、複数の輪体1
1,14により第1レール1に支持され、かつ複数の横振れ
防止用ローラ15,16により横触れを防止されるととも
に、複数の浮上り防止ローラ18,22により浮上りを防止
された状態で循環経路31上を走行し、そして走行力は、
伝動体25から受動体60を介してトロリ装置44に伝えられ
る。これによりトロリ装置44は、案内用ローラ50,51な
らびに横振れ防止用ローラ52,53を介して第2レール41
に支持案内され、一定経路43上を走行することになる。
その際にトロリ装置44が暴走しようとしたとき、ホー
ルド体30に受動体60が衝突することでその暴走は防止さ
れる。自走体5への給電は、信号・給電装置3に集電装
置23が摺接することで行われ、その際に地上制御部と制
御盤24との間で信号の授受が行われて、停止、走行の制
御や在席確認などが行われる。
上述のようにして走行させてきたトロリ装置44を一定
経路43でストレージさせる場合、まず解除装置96によっ
て伝動装置35の係合を解除させる。すなわち第4図に示
すように解除装置96によって操作レバー29を実線から仮
想線に示すように揺動させ、第3図仮想線で示すように
伝動体25を上方へ揺動させる。これによりトロリ装置44
を置きざりにした状態で、自走体5は通過して行くこと
になる。
置きざりにされたトロリ装置44の被係合具61に対して
フィーダ装置97が係合作用し、その送り作用によってブ
レーキ装置92の下手において、先行しているトロリ装置
44との間でけん引装置64が連結される。この連結は、け
ん引具62の係合突起74に被けん引具63の被係合突起68が
衝突して、このけん引具62を上昇させることにより自動
的に行われる。
発明の効果 上記構成の本第1発明によると、被けん引具の凹部に
対してけん引具のローラを上方から係合させることによ
り、先行している可動体の移動力で後続の可動体をけん
引でき、以って一定経路で列車状に移動させることがで
きる。このような移動中において、たとえば傾斜経路や
カーブ経路などで前後の可動体の向きが相対的に変化し
て、けん引具と被けん引具との間で向き変化力が作用し
たとき、これは弾性体に抗して被けん引具が縦軸心の周
りに回動することで吸収することができ、以って凹部と
ローラとによる係合は常に充分に維持することができ
る。
また上記構成の本第2発明によると、可動体送り装置
により最先端の可動体に移動力を与えることで、先端側
の可動体は、けん引装置を介して、順次、後続の可動体
をけん引して移動させることができる。このような可動
体送り装置による可動体群のけん引での移動時におい
て、最後端の可動体に対してブレーキ装置を作用させる
ことで、この最後端の可動体が逸走することを防止で
き、以って可動体送り装置とブレーキ装置との間におい
て一定経路上の可動体群を、互いに前後で殆ど密着して
列車状に連結した状態で移動できる。これにより、一定
経路の一部にのみ可動体送り装置やブレーキ装置を設置
すればよくて残りの大部分は繁雑さを解消でき、さらに
騒音の発生を減少できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は経路重復部の
一部切欠き側面図、第2図は自走体走行装置部の正面
図、第3図は同要部の側面図、第4図は同要部の正面
図、第5図はけん引装置部の一部切欠き側面図、第6図
は第5図におけるVI−VI断面図、第7図は同VII−VII断
面図、第8図は経路形態を示す概略平面図である。 1……第1レール、3……信号・給電装置、5……自走
体、25……伝動体、31……循環経路、32……自走体走行
装置、35……伝動装置、40……可動体搬送装置、41……
第2レール、43……一定経路、44……トロリ装置(可動
体)、59……受圧体、60……受動体、62……けん引具、
63……被けん引具、64……けん引装置、65……縦軸、66
……縦軸心、68……被係合突起、69……凹部、72……引
張りばね(弾性体)、73……横軸、74……係合突起、75
……ローラ、90……可動体送り装置、92……ブレーキ装
置、93……ガイド装置、96……解除装置、97……フィー
ダ装置。
フロントページの続き (72)発明者 田口 英治 大阪府大阪市西淀川区御幣島3丁目2番 11号 株式会社ダイフク内 (72)発明者 木村 昭雄 神奈川県横須賀市田浦港町無番地 関東 自動車工業株式会社内 (72)発明者 川辺 慎二 神奈川県横須賀市田浦港町無番地 関東 自動車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−3307(JP,A) 実開 昭50−134871(JP,U) 実公 昭39−11104(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レールに支持案内されて一定経路上を移動
    自在な前後の可動体間に、連結分離自在なけん引装置を
    設け、このけん引装置は、可動体の後部に上下揺動自在
    なけん引具を有し、このけん引具は後端に下方への係合
    突起を有するとともに、この係合突起の前方にローラを
    有し、可動体の前部に縦軸心の周りに左右揺動自在な被
    けん引具と、この被けん引具の中立を維持する弾性体と
    を有し、前記被けん引具は、前記係合突起が係脱自在な
    上方への被係合突起を有するとともに、この被係合突起
    の後面中央部に、前記ローラが係脱自在な凹部を形成し
    たことを特徴とする可動体搬送装置。
  2. 【請求項2】一定経路は、複数の可動体が互いに前後で
    殆ど密着して移動自在に構成し、前記一定経路上の可動
    体群中の最先端の可動体に作用する可動体送り装置を設
    けるとともに、最後端の可動体に作用するブレーキ装置
    を設け、整列された可動体の前端と後端の間に、けん引
    装置が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    可動体搬送装置。
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