JPH071335Y2 - モノレール形搬送用電車 - Google Patents

モノレール形搬送用電車

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JPH071335Y2
JPH071335Y2 JP1989068395U JP6839589U JPH071335Y2 JP H071335 Y2 JPH071335 Y2 JP H071335Y2 JP 1989068395 U JP1989068395 U JP 1989068395U JP 6839589 U JP6839589 U JP 6839589U JP H071335 Y2 JPH071335 Y2 JP H071335Y2
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JP
Japan
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guide rail
speed reducer
motor
wheel
propulsion wheel
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JP1989068395U
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JPH038058U (ja
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一義 福原
重善 西原
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モーター駆動の推進用ホィールを備え、1本
のガイドレールに案内されて自走するモノレール形搬送
用電車に関するものである。
(従来の技術) この種の搬送用電車は、例えば実願昭62-126233号(実
開昭64-30771号)のマイクロフィルムに開示されている
ように、1本のガイドレール上を転動する推進用ホィー
ルと、この推進用ホィールを減速機を介して駆動するモ
ーターと、前記ガイドレールを挟む振れ止め用ガイドロ
ーラーとを備えた駆動トロリーを有するものであるが、
従来のこの種の搬送用電車は、前記公知例に記載のよう
に、減速機をガイドレールの左右一側方の上方に位置す
るように駆動トロリーの本体上端に支持し、この減速機
の内側にガイドレール上を転動する推進用ホィールを軸
支するとともに、減速機の前後方向一端にモーターをガ
イドレールと平行な前後方向向きで支持した。推進用ホ
ィールの軸心とモーターの軸心とがL形に直交するL形
構造のものかまたは、特開昭60-240565号公報に記載さ
れているように、軸受(または減速機)の内側に推進用
ホィールを軸支するとともに当該軸受の外側にモーター
を左右水平横向きに支持させた、推進用ホィールとモー
ターとが軸受を挟んで左右水平横方向に直列する直列構
造のものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) 上記のような従来の搬送用電車では、L形構造と直列形
構造の何れであっても、平面視において、何れも推進用
ホィールと比較して大重量物である減速機(または軸
受)とモーターとがガイドレールの横側方位置にあるた
め、駆動トロリーの重心位置がガイドレールの中心線に
対し減速機およびモーターのある側に大きく偏り、当該
駆動トロリーに比較的大きな左右横方向の回転力が作用
することになるので、ガイドレールに対し減速機および
モーターのある側に位置する振れ止め用ガイドローラー
の摩耗が激しくなり、また、推進用ホィールの偏減りの
原因にもなっていた。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の問題点を解決するために成
されるものであって、その特徴を後述する実施例の参照
符号を括弧付きで付して示すと、駆動トロリー(4)を
有するモノレール形搬送用電車であって、1本のガイド
レール(1)上を転動する推進用ホィール87)と、減速
機(10)と、モーター(11)と、ガイドレール(1)を
挟む振れ止め用ガイドレール(8,9)とを有し、 減速機(10)は、その長さ方向がガイドレール(1)と
平行になる向きで当該ガイドレール(1)の左右一側方
の上方に配置されて、駆動トロリー(4)の本体(4a)
に支持され、 推進用ホィール(7)は、減速機(10)の長さ方向一端
側のガイドレール(1)のある側に軸支され、モーター
(11)は、減速機(10)を介して推進用ホィール(7)
を回転駆動するもので、減速機(10)の長さ方向他端側
のガイドレール(1)のある側に、その回転軸心(11
a)が推進用ホィール(7)の軸心(7a)と平行になる
ように支持されて、ガイドレール(1)の真上で横向き
に配置されている点に特徴を有する。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
1は上下両端にレール部2a,2bを備えた1形断面のガイ
ドレールであり、床面上適当高さに架設される。3は本
考案による搬送用電車であって、駆動トロリー4、従動
トロリー5、及び両者が前記ガイドレール1の下側で連
結するロードバー6から構成され、当該ロードバー6
に、被搬送物に対応した被搬送物吊り下げ手段が取付け
られる。
前記駆動トロリー4は、トロリー本体4aに、前記ガイド
レール1の上側レール部2aの上面を転動する推進用ホィ
ール7、前記ガイドレール1の上側レール部2aを左右両
側から挟む2つの振れ止め用ガイドローラー8、及び前
記ガイドレール1の下側レール部2bを前後2か所で左右
両側から挟む4つの振れ止め用ガイドローラー9を軸支
すると共に、減速機10を介して前記推進用ホィール7を
駆動するモーター11、制御ボックス12、前方に延出する
ブラケット13の先端下側に取付けられた追突防止用近接
スイッチ14、及び前記ガイドレール1の一側面に敷設さ
れた給電及び制御信号授受用レール群15に摺接する集電
ユニット16を取付けたものである。前記従動トロリー5
は、トロリー本体5aに、前記ガイドレール1の上側レー
ル部2aの上面を転動する従動ホィール17、前記ガイドレ
ール1の上側レール部2aを左右両側から挟む2つの振れ
止め用ガイドローラー18、及び前記ガイドレール1の下
側レール部2bを前後2か所で左右両側から挟む4つの振
れ止め用ガイドローラー19を軸支すると共に、公報に延
出し且つ後続電車の追突防止用近接スイッチ14によって
検出される追突防止用被検出板20を取付けたものであ
る。
前記駆動トロリー4が具備する前記減速機10は、前記ガ
イドレール1の片側に位置するトロリー本体4aの上端
に、後方に延出するように取付けられており、この減速
機10の前端近傍側部に前記推進用ホィール7が軸支さ
れ、当該減速機10の後端近傍側部で前記推進用ホィール
7のある側と同一側に、前記モーター11が水平横向きで
片持ち状態に取付けられている。換言すれば、前記減速
機10は、前記推進用ホィール7の片側でガイドレール1
と平行に配置され、この減速機10の前記推進用ホィール
7のある側と同一側に前記モーター11が、前記推進用ホ
ィール7の軸心7aとモーター回転軸心11aとが互いに平
行になる横向きで片持ち状態に取付けられていることに
なる。
上記のように構成されたモノレール形搬送用電車3は、
給電及び信号授受用レール群15から集電ユニット16を介
して供給される電力及び制御信号に基づいてモーター11
を駆動することにより、当該モーター11の回転力が減速
機10を介して推進用ホィール7に伝達され、当該推進用
ホィール7の回転によりガイドレール1に沿って走行す
ることになる。
(考案の作用及び効果) 上記実施例のように本考案のモノレール形搬送用電車の
構成上の最大の特徴は、ガイドレール(1)の左右一側
方の上方に配置される減速機(10)に対し、推進用ホィ
ール(7)だけでなくモーター(11)もガイドレールの
真上に左右横向きに配置させて前記減速機(10)に支持
させ、推進用ホィール(7)の軸心(7a)、減速機(1
0)の長さ方向、およびモーター(11)の回転軸心(11
a)が平面視においてコの字形に連続するコの字形構造
にある。
このような本考案の構成によれば、モーター(11)は、
その長さがガイドレール(1)の巾と比較して十分に長
くて、平面視においてガイドレール(1)に対し減速機
(10)のある側とは反対側に突出するのが普通であるこ
とと相まって、先に説明したL形構造や直列形構造のも
のと比較して、大重量物であるモーター(11)の重量で
駆動トロリー(4)全体の重心位置をガイドレール
(1)の中心線上またはその近傍に近づけることができ
る。
換言すれば、駆動トロリー(4)全体の左右横方向の重
量バランスが良なり、駆動トロリー(4)に左右横方向
の大きな回転力を作用させないで済むので、ガイドレー
ル(1)を左右両側から挟む振れ止め用ガイドローラー
(8,9)の一方が他方よりも早期に摩耗するようなこと
や、推進用ホィール(7)が偏減りするような不都合を
解消することができる。しかも、横長のモーターの移動
空間としてガイドレールの上方空間を活用することがで
き、直列形構造の場合のようにガイドレールの横側方に
横巾の大きなモーター移動空間を確保する必要がなく、
空間の利用効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は正面図であ
る。 1……ガイドレール、2a,2b……上下両レール部、3…
…搬送用電車、4……駆動トロリー、4a,5a……トロリ
ー本体、5……従動トロリー、6……ロードバー、7…
…推進用ホィール、8,9,18,19……振れ止め用ガイドロ
ーラー、10……減速機、11……モーター、17……従動ホ
ィール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動トロリー(4)を有するモノレール形
    搬送用電車であって、1本のガイドレール(1)上を転
    動する推進用ホィール(7)と、減速機(10)と、モー
    ター(11)と、ガイドレール(1)を挟む振れ止め用ガ
    イドローラー(8,9)とを有し、 減速機(10)は、その長さ方向がガイドレール(1)と
    平行になる向きで当該ガイドレール(1)の左右一側方
    の上方に配置されて、駆動トロリー(4)の本体(4a)
    に支持され、 推進用ホィール(7)は、減速機(10)の長さ方向一端
    側のガイドレール(1)のある側に軸支され、 モーター(11)は、減速機(10)を介して推進用ホィー
    ル(7)を回転駆動するもので、減速機(10)の長さ方
    向他端側のガイドレール(1)のある側に、その回転軸
    心(11a)が推進用ホィール(7)の軸心(7a)と平行
    になるように支持されて、ガイドレール(1)の真上で
    横向きに配置されている モノレール形搬送用電車。
JP1989068395U 1989-06-12 1989-06-12 モノレール形搬送用電車 Expired - Lifetime JPH071335Y2 (ja)

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JPH038058U JPH038058U (ja) 1991-01-25
JPH071335Y2 true JPH071335Y2 (ja) 1995-01-18

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ID=31602799

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60240565A (ja) * 1984-05-16 1985-11-29 株式会社岡村製作所 天井モノレ−ル式搬送装置
JPH0719942Y2 (ja) * 1987-08-18 1995-05-10 株式会社ダイフク レールスクレーパー付き搬送台車

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JPH038058U (ja) 1991-01-25

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