JP2014005114A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014005114A
JP2014005114A JP2012141657A JP2012141657A JP2014005114A JP 2014005114 A JP2014005114 A JP 2014005114A JP 2012141657 A JP2012141657 A JP 2012141657A JP 2012141657 A JP2012141657 A JP 2012141657A JP 2014005114 A JP2014005114 A JP 2014005114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
driven
transport
carrier body
fixed position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012141657A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5839285B2 (ja
Inventor
Shigeyoshi Nishihara
重善 西原
Shin Ueda
慎 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2012141657A priority Critical patent/JP5839285B2/ja
Publication of JP2014005114A publication Critical patent/JP2014005114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5839285B2 publication Critical patent/JP5839285B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

【課題】被搬送物の左右両側辺を左右一対の互いに連結一体化されていないキャリアで各別に支持して搬送する場合に好適な搬送装置を提案する。
【解決手段】一方の駆動キャリア6Aは、例えば推進用スクリュー9などの推進手段により駆動し、他方の従動キャリア6Bは、被搬送物Wを介して駆動キャリア6Aと一体に従動走行するように構成された搬送装置において、従動キャリア6Bは、キャリア案内用レール8Bに支持されたキャリア本体12と、当該キャリア本体12に対し走行方向と平行な方向に一定範囲内で移動自在に支持された被搬送物支持手段13によって構成され、この被搬送物支持手段13をキャリア本体12に対し定位置に保持する保持手段36が併設され、この保持手段36は、被搬送物Wに対しキャリア本体12に一定以上の慣性力が走行方向に作用したときに保持が解除される構成。
【選択図】図3

Description

本発明は、搬送経路に沿って移動する搬送用走行体が、被搬送物の左右両側辺を各別に支持する左右一対のキャリアで構成された、搬送装置に関するものである。
一般的に搬送装置は、特許文献1にも記載されるように、被搬送物を支持する1台の搬送用走行体を例えば1つの推進用スクリューで駆動されるものであるが、自動車車体のような巾広で大型の被搬送物を搬送する搬送装置では、搬送経路に沿って移動する搬送用走行体が、1つの被搬送物の左右両側辺を各別に支持する、互いに連結一体化されていない左右一対のキャリアによって構成される場合がある。このような搬送用走行体を例えばスクリュー駆動により推進させる場合、左右一対の各キャリアを、互いに同期駆動される左右一対の推進用スクリューによって各別に駆動するのではなく、一方のキャリアのみを推進用スクリューで駆動し、他方のキャリアは、被搬送物を介して一方のキャリアに追従移動させる構成が考えられている。
特開2010−47399号公報
上記のように搬送用走行体が、1つの被搬送物の左右両側辺の一方を支持する駆動キャリアと、当該被搬送物の左右両側辺の他方を支持する従動キャリアから構成され、一方の駆動キャリアは、例えば搬送経路に沿って配設された推進用スクリューなどの推進手段により駆動し、他方の従動キャリアは、被搬送物を介して前記駆動キャリアと一体に従動走行するように構成された搬送装置において、何らかの原因で推進手段が非常停止されたような場合、その直前の走行速度が高速であればあるほど、従動キャリア側に作用する慣性力、即ち、停止しょうとする被搬送物に対して従動キャリアが先へ進もうとする慣性力が非常に大きくなる。従って、従動キャリア上の位置決めピンが被搬送物に設けられたピン孔に嵌合するような位置決め構造が採用されているような場合には、当該位置決め構造部分に大きな負荷が作用し、位置決め構造の破損につながる恐れもある。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできる搬送装置を提案するものであって、請求項1に記載の本発明に係る搬送装置は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、搬送経路に沿って移動する搬送用走行体(1)が、1つの被搬送物(W)の左右両側辺の一方を支持する駆動キャリア(6A)と、当該被搬送物(W)の左右両側辺の他方を支持する従動キャリア(6B)から構成され、一方の駆動キャリア(6A)は、推進手段(例えば推進用スクリュー(9))により駆動し、他方の従動キャリア(6B)は、被搬送物(W)を介して前記駆動キャリア(6A)と一体に従動走行するように構成された搬送装置において、前記従動キャリア(6B)は、キャリア案内用レール(8B)に支持されたキャリア本体(12)と、当該キャリア本体(12)に対し走行方向と平行な方向に一定範囲内で移動自在に支持された被搬送物支持手段(13)によって構成され、この被搬送物支持手段(13)を前記キャリア本体(12)に対し定位置に保持する保持手段(36)が併設され、この保持手段(36)は、被搬送物に対し前記キャリア本体(12)に一定以上の慣性力が走行方向に作用したときに保持が解除される構成になっている。
尚、前記被搬送物支持手段(13)が前後一対の被搬送物支持具(13a,13b)で構成される場合、キャリア本体(12)に対し走行方向一定範囲内で移動自在に支持された可動台に対して前記前後一対の被搬送物支持具(13a,13b)を取り付け、前記可動台とキャリア本体(12)との間に前記保持手段(36)を介装させることも可能であるが、請求項2に記載のように、これら前後一対の被搬送物支持具(13a,13b)各々を、キャリア本体(12)に対し走行方向と平行な方向に一定範囲内で移動自在に支持させると共に前記保持手段(36)によって定位置に保持するように構成することが出来る。
又、請求項3に記載のように、前記保持手段(36)は、互いに隣接する被搬送物支持手段(13)側とキャリア本体(12)側の一方に設けられた凹部(40)と、この凹部(40)に対し嵌脱自在に他方に支持された係止具(39)と、この係止具(39)を前記凹部(40)内に嵌合させる方向に付勢するスプリング(41)から構成することが出来る。更に、請求項4に記載のように、前記保持手段(36)には、一定以上の慣性力を受けて前記定位置から外れたキャリア本体(12)を元の定位置に戻す戻し用付勢手段(43)を併設することが出来る。この場合の戻し用付勢手段(43)は、請求項5に記載のように、キャリア本体(12)を定位置方向に付勢するスプリング(44)によって構成することが出来るし、請求項3に記載の構成を採用している場合には、請求項6に記載のように、前記戻し用付勢手段(51)は、前記凹部(50a)から離脱した前記係止具(48)を受けるカム面(50b)と、前記係止具(48)を凹部(50a)内に嵌合させる方向に付勢する前記スプリング(49)によって構成し、前記凹部(50a)から離脱した前記係止具(48)が前記スプリング(49)による付勢力で前記カム面(50b)に圧接することにより、定位置から外れたキャリア本体(12)が元の定位置に戻されるように構成することが出来る。
請求項1に記載の本発明の構成によれば、駆動キャリアを駆動する推進用スクリューなどの推進手段が何らかの異常事態により、通常の減速停止制御によらずに定常運転速度から非常停止されたような場合、当該駆動キャリアとの間で被搬送物を支持している従動キャリアは、前記駆動キャリアと連結一体化されていないので、被搬送物(駆動キャリア)に対して走行方向前方に慣性力で移動を継続しようとする。このとき、従動キャリアの被搬送物支持手段は被搬送物と一体に停止しようとし、当該従動キャリアのキャリア本体が前記被搬送物支持手段に対して前方に慣性力で進もうとするので、このときに前記保持手段の保持が解除されるように当該保持手段の保持力を設定しておけば、被搬送物と従動キャリアとの間に過大な負荷が作用するのを、被搬送物支持手段とキャリア本体との間の相対移動により回避出来る。換言すれば、定常運転速度が高速であっても、非常停止時に被搬送物と従動キャリアとの間の位置決め構造に過大な負荷が作用して破損するような事態を未然に回避出来る。
被搬送物が自動車車体のような大型の場合、一般的にはその左右両側辺の前後2箇所を支持して搬送することになるが、このような場合に請求項2に記載の構成によれば、前後一対の被搬送物支持具を支持できる大型の可動台を従動キャリア側に設ける必要がなく、又、前後一対の被搬送物支持具毎に保持手段を設ければ良いので、各保持手段をコンパクトに構成することが容易になり、装置全体を安価に実施することが出来る。
更に、請求項3に記載の構成によれば、保持手段として軸受け構造が不要であり、単に係止具として例えば金属製球体を可動部品として使用するだけで、保持手段を簡単且つ安価に実施することが出来る。勿論、併用するスプリングの初期応力を調整可能にして、キャリア本体に対する被搬送物支持手段の定位置保持力を自在に調整可能にすることも出来る。
又、請求項4に記載の構成によれば、非常停止時に従動キャリアのキャリア本体と被搬送物支持手段とを自動的に切り離して、その両者間に過大な負荷が作用するのを防止出来るだけでなく、キャリア本体側に作用する慣性力が弱まった時には、互いに切り離された被搬送物支持手段とキャリア本体とを元の定位置に相対的に自動復帰させて保持させることが出来るので、非常停止後の再稼働に特別な作業が不要になる。この場合、請求項5に記載の構成によれば、極めて簡単容易に請求項4に記載の構成を実施することが出来る。又、請求項6に記載の構成によれば、保持手段を構成する凹部、係止具、及びスプリングにカム面を追加するだけで、更に簡単容易に請求項4に記載の構成を実施することが出来る。
図1は、搬送装置全体の構成を説明する図であって、図1Aは平面図、図1Bは側面図である。 図2は、スクリュー駆動エリアの縦断正面図である。 図3は、図1Aの要部の拡大詳細図である。 図4Aは、駆動キャリアを内側から見た側面図であり、図4Bは、その拡大正面図である。 図5Aは、従動キャリアを内側から見た側面図であり、図5Bは、その拡大正面図である。 図6は、従動キャリアにおける被搬送物支持手段とキャリア本体との間の保持手段を示す一部横断平面図である。 図7は、同上保持手段を示す縦断正面図である。 図8は、同上保持手段の別の実施例を示す一部横断平面図である。 図9は、図8に示す保持手段の動作状態を示す一部横断平面図である。
図1において、1は搬送用走行体であって、上側のスクリュー駆動エリア2において被搬送物Wを搬送する。このスクリュー駆動エリア2には、等間隔おきに作業ステーションが設定されており、各作業ステーションで停止した搬送用走行体1上に被搬送物Wに対して所定の作業が行われる。スクリュー駆動エリア2の下側には、当該スクリュー駆動エリア2と平行に戻し経路3が設けられ、スクリュー駆動エリア2の終端部には、このスクリュー駆動エリア2から送り出される搬送用走行体1を受け取って戻し経路3まで降下させると共に当該戻し経路3へ搬送用走行体1を送り込む昇降台4aを備えた搬送用走行体降下手段4が設けられ、スクリュー駆動エリア2の始端部には、戻し経路3から送り出される搬送用走行体1を受け取ってスクリュー駆動エリア2まで上昇させると共に当該スクリュー駆動エリア2へ搬送用走行体1を送り込む昇降台5aを備えた搬送用走行体上昇手段5が設けられている。
図2〜図5に示すように、搬送用走行体1は、左右一対のキャリア、即ち、駆動キャリア6Aと従動キャリア6Bから構成されている。一方、スクリュー駆動エリア2には、被搬送物搬送経路を挟むように左右一対の作業床7A,7Bが架設され、これら各作業床7A,7Bに、キャリア案内用レール8A,8Bが架設されると共に、駆動キャリア6A側の作業床7Aには推進用スクリュー9が架設されている。キャリア案内用レール8A,8Bは、下側の支持用レール10と上側の振れ止め用レール11とから構成されている。各キャリア6A,6Bは、キャリア案内用レール8A,8Bの下側の支持用レール10と上側の振れ止め用レール11との間で且つこれら各レール10,11より外側に配置されたキャリア本体12に、1つの被搬送物Wの左右両側辺を各別に支持する被搬送物支持手段13を取り付けたものであり、被搬送物支持手段13は、キャリア本体12から下側の支持用レール10の内側に垂下するように連設された垂直支柱部材14a,14bの下端内側に取り付けられた前後一対の被搬送物支持具13a,13bから構成されている。
又、各キャリア6A,6Bのキャリア本体12には、下側の支持用レール10上を転動する前後一対の支持用車輪15a,15b、当該支持用レール10の下側辺内側を転動するように前記垂直支柱部材14a,14bの下端から連設された軸受け板16a,16bに垂直軸周りに回転自在に軸支された前後一対の内側位置決め用ローラー17a,17b、支持用レール10の上側辺外側を転動するようにキャリア本体12の下端に垂直軸周りに回転自在に軸支された前後一対の外側位置決め用ローラー18a,18b、上側の振れ止め用レール11の下側辺を左右両側から挟む、それぞれ垂直軸周りに回転自在な前後一対の位置決め用ローラー19a,19b及び20a,20bが設けられている。この構成により、駆動キャリア6Aは、一定姿勢を維持しながらキャリア案内用レール8Aに沿って移動自在となり、従動キャリア6Bは、一定姿勢を維持しながらキャリア案内用レール8Bに沿って移動自在となっている。
尚、下側の支持用レール10は、各作業床7A,7B上に支持された基台21の内側辺に取り付けられ、上側の振れ止め用レール11は、基台21の外側辺上に立設されて内側に折曲する片持ち状の支持フレーム22の内端に取り付けられ、推進用スクリュー9は、前記基台21、駆動キャリア6Aのキャリア本体12の走行経路、及び支持フレーム22で囲まれた領域内に位置するように、基台21上に支承されている。そして駆動キャリア6Aのキャリア本体12には、推進用スクリュー9に係合する、走行方向に適当間隔おきに直列する3つの被動ローラー23a〜23cが取り付けられている。
推進用スクリュー9は、図3に示すように、両端が軸受け24a,24bによって一直線上に支持された単位長さのスクリュー単体25と、隣り合うスクリュー単体25どうしを連動連結する連結手段26a,26bによって構成され、図2に仮想線で示すように、作業床7Aの下側に配設された減速機付きモーター27に伝動手段28を介して連動連結されている。駆動キャリア6Aが備える被動ローラー23a〜23cは、その内の1つ又は2つの被動ローラーがスクリュー単体25間の空間を通過する状況においても、他の少なくとも1つの被動ローラーが何れかのスクリュー単体25に係合するように間隔を定めて設けられており、推進用スクリュー9の正回転により駆動キャリア6Aを、各被動ローラー23a〜23cを介して連続走行させることが出来るが、スクリュー単体25の長さや各スクリュー単体25間の空間の長さによっては、2つの被動ローラーでも目的を達成出来る。
従動キャリア6Bには、これを推進させる駆動手段が設けられておらず、駆動キャリア6Aの被搬送物支持手段13を構成する前後一対の被搬送物支持具13a,13bと、従動キャリア6Bの被搬送物支持手段13を構成する前後一対の被搬送物支持具13a,13bとで支持する1つの被搬送物Wを介して、駆動キャリア6Aと一体に追従走行することになる。従って、推進用スクリュー9の正回転駆動により、駆動キャリア6Aと従動キャリア6Bから成る搬送用走行体1が、左右一対のキャリア案内用レール8A,8Bで形成されるスクリュー駆動エリア2の搬送経路に沿って前進走行し、被搬送物Wがスクリュー駆動エリア2をその始端側から終端側へ搬送されることになる。
台車推進用スクリュー9によってスクリュー駆動エリア2内の最終作業ステーションから送り出される搬送用走行体1は、搬送用走行体降下手段4の上昇限位置で待機している昇降台4a上に送り込まれると共に、当該昇降台4aが備える引込み送出し用摩擦駆動輪4bによって当該昇降台4a上の所定位置まで引き込まれ、この後、当該昇降台4aが下降限位置まで降下して戻し経路3の始端位置と接続される。搬送用走行体1上の被搬送物Wは、例えば昇降台4aが上昇限位置にあるとき、又は昇降台4aが下降限位置にあるときに、搬送用走行体1上からスクリュー駆動エリア2又は戻し経路3のある側とは反対側へ送出させれば良い。下降限位置にある昇降台4a上の空の搬送用走行体1は、前記引込み送出し用摩擦駆動輪4bの逆回転により昇降台4a上から戻し経路3に送り出すことが出来る。この戻し経路3にも、スクリュー駆動エリア2に設けられた左右一対の搬送用走行体案内用レール8A,8Bと同一の左右一対の搬送用走行体案内用レール30A,30Bと、図示省略しているが、高速で搬送用走行体1を走行駆動することが出来ると共にストレージ可能な摩擦駆動手段が設けられており、この戻し経路3に送り込まれた空の搬送用走行体1は、前記摩擦駆動手段により高速で当該戻し経路3の終端側へ走行駆動され、当該戻し経路3の終端から順次上手側にストレージされる。
搬送用走行体上昇手段5の昇降台5aが下降限位置まで降下して戻し経路3の終端と接続状態になると、戻し経路3の終端の摩擦駆動手段により先頭の空の搬送用走行体1が昇降台5a上に送り出されると共に、当該昇降台5aが備える引込み送出し用摩擦駆動輪5bによって当該昇降台5a上の所定位置まで引き込まれ、この後、当該昇降台5aが上昇限位置まで上昇してスクリュー駆動エリア2の始端位置と接続される。スクリュー駆動エリア2内の各作業ステーションにおいて作業を行う対象の被搬送物Wは、例えば昇降台5aが上昇限位置にあるとき、又は昇降台5aが下降限位置にあるときに、スクリュー駆動エリア2又は戻し経路3のある側とは反対側から昇降台5a上の搬送用走行体1上へ移載すれば良い。
尚、搬送用走行体1に対して被搬送物Wの積み下ろし作業を行うとき、この搬送用走行体1を構成する左右一対の互いに連結一体化されていない駆動キャリア6Aと従動キャリア6Bとが相対的に前後移動して位置ずれしないように、これら各キャリア6A,6Bを定位置に位置決めしなければならない。この場合、経路脇に配設したクランプ機構により各キャリア6A,6Bに設けられた被挟持部を挟持させることが出来るが、駆動キャリア6Aの被挟持部としては被動ローラー23a〜23cの内の1つ、例えば中央の被動ローラー23bを利用し、従動キャリア6Bには、図示のように駆動キャリア6Aの被動ローラー23bと対称の位置に、前記被挟持部として、前記被動ローラー23a〜23cと同一構造の被挟持用ローラー31を取り付けておくことが出来る。
以上のように構成され且つ使用される搬送装置に採用した本発明の構成を説明すると、図5〜図7に示すように、従動キャリア6Bにおける被搬送物支持手段13を構成する前後一対の被搬送物支持具13a,13bが取り付けられている垂直支柱部材14a,14bは、直接従動キャリア6Bのキャリア本体12に取り付けられるのではなく、特別な取付け手段32a,32bを介してキャリア本体12に取り付けられている。これら前後一対の取付け手段32a,32bは、互いに同一構造のものであって、それぞれ、従動キャリア6Bのキャリア本体12の内側に取り付けられた前後一対の支持アーム33a,33b、これら前後一対の支持アーム33a,33b間に水平前後方向に架設された上下一対のガイドロッド34a,34b、前記垂直支柱部材14a,14bの上端に取り付けられて前記上下一対のガイドロッド34a,34bに水平前後方向にスライド自在に支持された可動体35、及びこの可動体35と垂直支柱部材14a,14bを介して被搬送物支持具13a,13bを定位置に保持する保持手段36から構成されている。
前記保持手段36は、前記可動体35の移動方向と平行な側面に隣接するように従動キャリア6Bのキャリア本体12の側面に取り付けられたベース部材37、前記可動体35の移動方向と平行な側面に対して直交する水平左右向きにベース部材37に取り付けられたスプリングボールユニット38、及びこのスプリングボールユニット38が備える金属製球体から成る係止具39が嵌合するように、前記可動体35の移動方向と平行な側面に形成された円錐状の凹部40から構成されている。スプリングボールユニット38には、係止具39を突出位置に付勢保持する圧縮コイルスプリング41が内装されている。又、前記凹部40は、可動体35の側面に直接刻設しても良いが、図示の構成では、凹部40が刻設されたブロック40aを可動体35に表面面一に埋設している。尚、前後一対の支持アーム33a,33bには、上下一対のガイドロッド34a,34b間において、可動体35のスライド範囲を規制するストッパー42を取り付けることが出来る。
上記構成によれば、通常は、前後一対の被搬送物支持具13a,13bが垂直支柱部材14a,14bと保持手段36を介して従動キャリア6Bのキャリア本体12上の定位置に保持されているので、前後一対の被搬送物支持具13a,13bが従動キャリア6Bのキャリア本体12に直接取り付けられている場合と全く変わらずに、上記のように使用することが出来る。換言すれば、推進用スクリュー9の通常の加減速を伴う起動停止時に、駆動キャリア6Aと一体に移動する被搬送物Wを支持している従動キャリア6B側の前後一対の被搬送物支持具13a,13bとキャリア本体12との間に生じる通常時の慣性力では、保持手段36の保持作用が解除されないように、スプリングボールユニット38の圧縮コイルスプリング41の初期応力が設定されている。具体的には、スプリングボールユニット38の圧縮コイルスプリング41の初期応力が、前記通常時の慣性力では、可動体35とベース部材37とが、係止具39が圧縮コイルスプリング41の付勢力に抗して凹部40内から離脱するのを伴って前後方向に相対移動するようなことがない程度に、予め調整されている。
しかし、何らかの異常事態により駆動中の推進用スクリュー9が通常の減速制御を伴わずに非常停止したような場合には、駆動キャリア6Aと一体に瞬時に非常停止がかけられる被搬送物W(前後一対の被搬送物支持具13a,13b)に対して、従動キャリア6Bのキャリア本体12には前進方向に非常に大きな異常慣性力が作用することになるので、当該異常慣性力で可動体35に対しベース部材37が、係止具39が圧縮コイルスプリング41の付勢力に抗して凹部40内から離脱するのを伴って前方に相対移動することになり、この従動キャリア6Bのキャリア本体12が被搬送物支持具13a,13bに対して前進方向へ移動することにより前記異常慣性力が吸収される。
尚、上記作用によって凹部40内から離脱した係止具39は、可動体35の側面上に圧接した状態で停止することになるので、上記非常停止の原因が解消して搬送装置を元の稼働状態に復帰させるときは、被搬送物W(前後一対の被搬送物支持具13a,13b)に対して手作業で従動キャリア6Bを後退方向に押して移動させ、保持手段36の係止具39が凹部40に嵌合する元の保持状態に復帰させれば良いが、この復帰操作を自動化するために戻し用付勢手段43を併設することが出来る。図6及び図7に仮想線で示す戻し用付勢手段43は、可動体35と前後一対の支持アーム33a,33bとの間に、例えばガイドロッド34a,34bに遊嵌させる状態で介装された、保持手段36による保持が解除されて移動した従動キャリア6Bを元の定位置に復帰させる圧縮コイルスプリング44によって構成している。この場合の圧縮コイルスプリング44は、可動体35とベース部材37とを、保持手段36によって保持される定位置に初期応力によって付勢保持し得るものであっても良いし、保持手段36による保持が解除されて可動体35とベース部材37とが相対移動したときに初めて付勢作用が機能するものであっても良い。
尚、図6に示すように、保持手段36で保持される定位置に対して前後何れにも従動キャリア6Bのキャリア本体12が移動出来るように構成すれば、搬送用走行体1が推進用スクリュー9の正逆回転により前進方向への走行と後進方向への走行とに切り換えられる場合に好適であるが、推進用スクリュー9の非常停止時に保持手段36の保持が解除されることによって従動キャリア6Bが慣性力で移動する方向は、推進用スクリュー9による送り方向であるから、上記実施例のようにスクリュー駆動エリア2での搬送用走行体1が前進方向にのみ移動する場合には、従動キャリア6Bのキャリア本体12に取り付けられた前後一対の支持アーム33a,33bの内、前側の支持アーム33aと可動体35との間の移動空間を無くすように構成しても良い。
図8及び図9に示す実施例について説明すると、この実施例に示す保持手段45は、従動キャリア6Bの伽本体12に固着されたスライドガイドブロック46に水平左右方向に出退移動自在に支持された可動軸杆47、この可動軸杆47の先端に垂直支軸によって軸支されたカム従動ローラー48、前記可動軸杆47を進出方向に付勢するために当該可動軸杆47に遊嵌された圧縮コイルスプリング49、及び前記可動体35の側面に形成されたカム面50から構成され、当カム面50には、被搬送物支持具13a,13b(可動体35)に対して従動キャリア6Bのキャリア本体12が定位置にあるときに前記カム従動ローラー48の先端ほぼ半円領域が嵌合する位置決め用凹部50aと、この位置決め用凹部50aから前記異常慣性力で被搬送物支持具13a,13b(可動体35)に対して従動キャリア6Bのキャリア本体12が移動する側に連設された、前記凹部50aから遠ざかるほど浅くなるように傾斜する戻し用傾斜カム面部50bが設けられている。
上記構成の保持手段45によれば、通常は、従動キャリア6Bのキャリア本体12側のカム従動ローラー48の先端ほぼ半円領域が被搬送物支持具13a,13b側の可動体35の位置決め用凹部50aに嵌合して、被搬送物支持具13a,13bに対して従動キャリア6Bのキャリア本体12が定位置に保持されているが、上記のように被搬送物支持具13a,13bに対して従動キャリア6Bのキャリア本体12が異常な慣性力で前方に移動しようとしたときには、図9に示すように、圧縮コイルスプリング49の付勢力に抗してカム従動ローラー48が位置決め用凹部50aによって押し出されて保持手段45による定位置保持が解除され、可動体35に対して従動キャリア6Bのキャリア本体12が前方に移動することになる。このときカム従動ローラー48は、位置決め用凹部50aに続く戻し用傾斜カム面部50b上を転動し、キャリア本体12の前方への移動に伴って圧縮コイルスプリング49の付勢力に抗して漸次外側へ押し出され、圧縮コイルスプリング49の圧縮反力が漸増する。上記慣性力が無くなって従動キャリア6Bのキャリア本体12の前方への移動が止まると、圧縮コイルスプリング49の圧縮反力により可動体35側へ押し出されようとするカム従動ローラー48が戻し用傾斜カム面部50bに押圧する結果、従動キャリア6Bのキャリア本体12には、後退方向の推力が働き、可動体35に対してキャリア本体12が後方に移動し始める。そして被搬送物支持具13a,13b(可動体35)に対して従動キャリア6Bのキャリア本体12が定位置に復帰したとき、カム従動ローラー48が再び位置決め用凹部50a内に嵌合し、従動キャリア6Bのキャリア本体12が定位置に保持されることになる。
上記実施例では、保持手段45の係止具であるカム従動ローラー48、圧縮コイルスプリング49、及びカム面50の戻し用傾斜カム面部50bによって、戻し用付勢手段51が構成されていることになる。尚、搬送用走行体1が推進用スクリュー9の正逆回転により前進方向への走行と後進方向への走行とに切り換えられる場合は、戻し用傾斜カム面部50bを位置決め用凹部50aの前後両側に対称形に設けることが出来る。
尚、駆動キャリア6Aを推進させる推進手段として、推進用スクリュー9とこれに係合する駆動キャリア6A側の被動ローラー23a〜23cを利用するスクリュー駆動形式のものを示し、この推進手段を備えた駆動エリアをスクリュー駆動エリア2として説明したが、駆動キャリア6Aを推進させる推進手段としては上記スクリュー駆動形式のものに限定されるわけではなく、他の任意の推進手段、例えば走行経路わきに配設した摩擦駆動輪を駆動キャリア6Aのキャリア本体12の側面に圧接させる摩擦駆動形式のものや、チエンコンベヤのプッシャーと係脱自在な被動ドッグを駆動キャリア6A側に設けて、特定区間で駆動キャリア6Aを推進させることが出来るチエンコンベヤ形式のものなどが利用できるし、場合によっては、駆動キャリア6A自体に推進用駆動手段(例えば支持用車輪15a,15bの内の1つを回転駆動するモーター)を搭載して自走形式とすることも可能である。
本発明の搬送装置は、自動車車体のような巾広大型の被搬送物の左右両側辺を左右一対の互いに連結一体化されていないキャリアで各別支持して搬送する場合に、片側のキャリアのみをスクリュー駆動する搬送装置として活用出来る。
1 搬送用走行体
2 スクリュー駆動エリア
3 戻し経路
4 搬送用走行体降下手段
5 搬送用走行体上昇手段
6A 駆動キャリア
6B 従動キャリア
7A,7B 作業床
8A,8B,30A,30B 搬送用走行体案内用レール
9 推進用スクリュー
12 キャリア本体
13 被搬送物支持手段
13a,13b 被搬送物支持具
14a,14b 垂直支柱部材
23a〜23c 被動ローラー
25 スクリュー単体
27 減速機付きモーター
32a,32b 取付け手段
33a,33b 支持アーム
34a,34b ガイドロッド
35 可動体
36,45 保持手段
37 ベース部材
38 スプリングボールユニット
39 係止具(金属製球体)
40 円錐状の凹部
41,44,49 圧縮コイルスプリング
43,51 戻し用付勢手段
46 スライドガイドブロック
47 可動軸杆
48 カム従動ローラー
50 カム面
50a 位置決め用凹部
50b 戻し用傾斜カム面部
W 被搬送物

Claims (6)

  1. 搬送経路に沿って移動する搬送用走行体が、1つの被搬送物の左右両側辺の一方を支持する駆動キャリアと、当該被搬送物の左右両側辺の他方を支持する従動キャリアから構成され、一方の駆動キャリアは、推進手段により駆動し、他方の従動キャリアは、被搬送物を介して前記駆動キャリアと一体になって従動走行するように構成された搬送装置において、前記従動キャリアは、ガイドレールに支持されたキャリア本体と、当該キャリア本体に対し走行方向と平行な方向に一定範囲内で移動自在に支持された被搬送物支持手段によって構成され、この被搬送物支持手段を前記キャリア本体に対し定位置に保持する保持手段が併設され、この保持手段は、被搬送物に対し前記キャリア本体に一定以上の慣性力が走行方向に作用したときに保持が解除される構成である、搬送装置。
  2. 前記被搬送物支持手段は、前後一対の被搬送物支持具で構成され、これら前後一対の被搬送物支持具各々が、キャリア本体に対し走行方向と平行な方向に一定範囲内で移動自在に支持されると共に前記保持手段によって定位置に保持されている、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記保持手段は、互いに隣接する被搬送物支持手段側とキャリア本体側の一方に設けられた凹部と、この凹部に対し嵌脱自在に他方に支持された係止具と、この係止具を前記凹部内に嵌合させる方向に付勢するスプリングから構成されている、請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記保持手段には、一定以上の慣性力を受けて前記定位置から外れたキャリア本体を元の定位置に戻す戻し用付勢手段が併設されている、請求項1〜3の何れか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記戻し用付勢手段は、キャリア本体を定位置方向に付勢するスプリングによって構成されている、請求項4に記載の搬送装置。
  6. 前記戻し用付勢手段は、前記凹部から離脱した前記係止具を受けるカム面と、前記係止具を凹部内に嵌合させる方向に付勢する前記スプリングによって構成され、前記凹部から離脱した前記係止具が前記スプリングによる付勢力で前記カム面に圧接することにより、定位置から外れたキャリア本体が元の定位置に戻されるように構成されている、請求項3及び4に記載の搬送装置。
JP2012141657A 2012-06-25 2012-06-25 搬送装置 Active JP5839285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012141657A JP5839285B2 (ja) 2012-06-25 2012-06-25 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012141657A JP5839285B2 (ja) 2012-06-25 2012-06-25 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014005114A true JP2014005114A (ja) 2014-01-16
JP5839285B2 JP5839285B2 (ja) 2016-01-06

Family

ID=50103228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012141657A Active JP5839285B2 (ja) 2012-06-25 2012-06-25 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5839285B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017169256A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社ダイフク 台車利用の搬送装置
CN110520709A (zh) * 2017-04-17 2019-11-29 吉野石膏株式会社 采样装置、板构件的制造装置、石膏类建材制造装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06278831A (ja) * 1993-03-25 1994-10-04 Hino Motors Ltd アキュムレート式チェーンコンベア装置
JP2009107812A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Daihatsu Motor Co Ltd ワーク搬送用パレット

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06278831A (ja) * 1993-03-25 1994-10-04 Hino Motors Ltd アキュムレート式チェーンコンベア装置
JP2009107812A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Daihatsu Motor Co Ltd ワーク搬送用パレット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017169256A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社ダイフク 台車利用の搬送装置
JP2017178593A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社ダイフク 台車利用の搬送装置
US10556747B2 (en) 2016-03-31 2020-02-11 Daifuku Co., Ltd. Conveyance device using carriage
CN110520709A (zh) * 2017-04-17 2019-11-29 吉野石膏株式会社 采样装置、板构件的制造装置、石膏类建材制造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5839285B2 (ja) 2016-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4453626B2 (ja) 搬送設備
JP5255906B2 (ja) 車体に対する足回り部品の同期搬送装置及び同期搬送方法
JP4301213B2 (ja) 搬送用走行体の配送設備
JP5212836B2 (ja) ワーク搬送設備
JP2009184445A (ja) 摩擦駆動トロリーコンベヤ
JP6024827B2 (ja) 搬送装置
JP5698116B2 (ja) 搬送装置
JP2011201455A5 (ja)
JP4301214B2 (ja) 搬送用走行体の配送設備
JP5839285B2 (ja) 搬送装置
KR101421265B1 (ko) 이동 탑재 장치 및 이동 탑재 방법
JP2011084369A (ja) 台車搬送装置
JP5115483B2 (ja) 移載装置
JP2011109859A (ja) 物品搬送装置
JPH041143Y2 (ja)
JP2007302242A (ja) 台車式搬送装置
JP2017178593A (ja) 台車利用の搬送装置
JP5391036B2 (ja) 物品搬送装置
JP2012030712A (ja) リボン体の連結構造
JP3929195B2 (ja) 移動体使用の搬送設備
JP5585986B2 (ja) ワーク搬送装置
JP4052173B2 (ja) 移動体使用の搬送設備
JP2007216941A (ja) 搬送装置
JP4066890B2 (ja) 摩擦駆動コンベヤ
JP2019137513A (ja) 搬送作業設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150901

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5839285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250