JPH07112387A - 自走式マニピュレータ用の外部アクチュエータ - Google Patents

自走式マニピュレータ用の外部アクチュエータ

Info

Publication number
JPH07112387A
JPH07112387A JP25837793A JP25837793A JPH07112387A JP H07112387 A JPH07112387 A JP H07112387A JP 25837793 A JP25837793 A JP 25837793A JP 25837793 A JP25837793 A JP 25837793A JP H07112387 A JPH07112387 A JP H07112387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
external actuator
self
hand device
connector
grinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25837793A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Oura
稔 大浦
Ikuo Kita
郁夫 北
Shinji Takeuchi
伸二 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP25837793A priority Critical patent/JPH07112387A/ja
Publication of JPH07112387A publication Critical patent/JPH07112387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部アクチュエータのON,OFF操作を自
走式マニピュレータの運転席に座ったままできるように
して、外部アクチュエータによる作業時のオペレータの
負担を軽減できると共に、安全性を向上できるようにす
る。 【構成】 自走式マニピュレータのハンド装置13にて
把持されて操作されるグラインダ22等の外部アクチュ
エータに、これに内装したモータ27に接続したコネク
タ24を、またハンド装置13に上記外部アクチュエー
タ側のコネクタ24に係合するコネクタ19を、それぞ
れハンド装置13による外部アクチュエータの把持動作
にて係合するようにして設け、ハンド装置13側のコネ
クタ19に配線20を介して自走式マニピュレータに備
えた電源に接続すると共に、これのON,OFF制御す
る制御盤21を運転席の近くに設けた構成となってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走式マニピュレータ
のハンド装置にて把持して用いる電動式の外部アクチュ
エータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の外部アクチュエータ、例えば鋳
物の表面仕上げに用いるグラインダは、自走式マニピュ
レータのオペレータが、これのハンド装置にてグライン
ダ本体を把持し、ついでマニピュレータ操作にて移動し
てグラインダ作業するようなっている。このときの従来
のグラインダのON,OFFスイッチはグラインダ本体
側に備えてあって、上記作業にあたっては、オペレータ
がグラインダ本体をハンド装置にて把持してから自走式
マニピュレータから降車して操作していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の外部アクチ
ュエータでは、これのON,OFF操作は自走式マニピ
ュレータを停止して一旦降車して操作する必要があり、
手間がかかると共に、これがグラインダである場合に、
鋳物仕上げでのその行動は安全性に問題があった。
【0004】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、外部アクチュエータのON,OFF操作を自走式
マニピュレータの運転席に座ったままできるようにし
て、外部アクチュエータによる作業時のオペレータの負
担を軽減できると共に、安全性を向上できるようにした
自走式マニピュレータ用の外部アクチュエータを提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る自走式マニピュレータ用の外部アクチ
ュエータは、自走式マニピュレータのハンド装置13に
て把持されて操作されるグラインダ22等の外部アクチ
ュエータに、これに内装した駆動用のモータ27に接続
したコネクタ24を、またハンド装置13に上記外部ア
クチュエータ側のコネクタ24に係合するコネクタ19
を、それぞれハンド装置13による外部アクチュエータ
の把持動作にて係合するようにして設け、ハンド装置1
3側のコネクタ19に配線20を介して自走式マニピュ
レータに備えた電源に接続すると共に、これのON,O
FF制御する制御盤21を運転席の近くに設けた構成と
なっている。また自走式マニピュレータのハンド装置1
3にて把持されて操作される駆動用のモータ27を内装
したグラインダ22等の外部アクチュエータに、ハンド
装置13による把持動作にてONとなる第1のリミット
スイッチ30と、外部アクチュエータを架台31より持
ち上げたときにONとなる第2のリミットスイッチ32
を設け、この第1,第2のリミットスイッチ30,32
を直列に介装して駆動用のモータ27及び電源33に接
続した構成とした。
【0006】
【作 用】上記前者の構成では、外部アクチュエータ
をハンド装置13にて把持することにより、この両者に
設けられたコネクタ19,24が係合し、外部アクチュ
エータは自走式マニピュレータの運転席近くに設けられ
た制御盤21にて制御される。また上記後者の構成で
は、外部アクチュエータをハンド装置13にて把持する
ことにより、このハンド装置13の把持動作にて外部ア
クチュエータの第1のリミットスイッチ30がONとな
り、外部アクチュエータを架台31より持ち上げること
により第2のリミットスイッチ32がONとなって外部
アクチュエータに内装した駆動用のモータ27が駆動さ
れる。
【0007】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施例に用いる自走式マニピュレー
タであり、図中1は移動台車、2はこの移動台車1上に
旋回可能に搭載された旋回体であり、この旋回体2には
第1アーム3及びこの第1アーム3を回動駆動するため
の第1アーム駆動シリンダ4が回動自在に取付けられて
いる。第1アーム3の先端には中間ブラケット5が回動
自在に連結されており、この中間ブラケット5は第1リ
ンク6にて旋回体2に連結されていて、これらにて第1
の四節リンク7が構成されている。
【0008】また上記中間ブラケット5には第2アーム
8及びこの第2アーム8を回動駆動するための第2アー
ム駆動シリンダ9が回動自在に取付けられている。第2
アーム8の先端には先端ブラケッ10が回動自在に連結
されており、この先端ブラケット10は第2リンク11
にて中間ブラケット5に連結されていて、これらにて第
2の四節リンク12が構成されている。
【0009】そして上記第2の四節リンク12の先端ブ
ラケット10に公知のハンド装置13が装備されてい
る。また上記旋回体2に操縦装置14及びキャビン15
や、エンジン16、油圧ポンプ17等走行及び作業機操
縦に必要な機器が搭載されている。図1にはクローラ式
の移動台車1を示したが、これはタイヤ式であってもよ
い。さらに上記操縦装置14による作業機の操縦は、そ
の一例として公知のマスタスレーブ操作方式を用いる。
【0010】上記構成において、第1アーム駆動シリン
ダ4を伸縮動作することより、第1アーム3が回動し、
これにより、中間ブラケット5が旋回体2に対して四節
リンク動作される。また、第2アーム駆動シリンダ9を
伸縮動作することにより、第2アーム8が回動し、先端
ブラケット10が上記中間ブラケット5に対して四節リ
ンク動作される。このとき、上記第2アーム8は中間ブ
ラケット5を介して第1アーム3にて構成される第1の
四節リンク7を介して四節リンク動作されることによ
り、例えば第1の四節リンク7が平行四節リンク構成で
あれば平行状態を保って上下動されることになる。
【0011】上記ハンド装置13のフレーム13aの側
面には、パイプ状ブラケット18が下方へ向けて設けて
あり、このパイプ状ブラケット18の下端にオス形のコ
ネクタ19が上下方向に移動自在に、かつ下方へばね付
勢して設けてある。そしてこのコネクタ19には旋回体
2上に搭載されたエンジン16にて駆動される発電機
(図示せず)に配線20で接続してある。また上記コネ
クタ19への通電をON,OFFする制御盤21がキャ
ビン15内の運転席の近くで操作しやすい位置に設けて
ある。
【0012】一方22は上記ハンド装置13にて把持し
てグラインダ作業を行なうグラインダであり、23は駆
動用のモータ27等を内蔵したグラインダ本体、34は
回転砥石である。グラインダ本体23の上面には、上記
ハンド装置13に設けたメス側のコネクタ19に係合す
るオス側のコネクタ24がグラインダ本体23のモータ
に接続して設けてある。このオス側のコネクタ24には
上記パイプ状ブラケット18に嵌合するガイド部材25
が設けてある。
【0013】この構成において、ハンド装置13にてグ
ラインダ作業を行なう場合には、自走式マニピュレータ
をグラインダ22の収納位置の近くまで移動し、ハンド
装置13を下降してこれのコネクタ19をグラインダ2
2側のコネクタ24に係合する。ついでハンド装置13
にてグラインダ本体23を把持する。このときのハンド
装置13の爪による把持は、上記コネクタ19,24の
係合部に余計な力が作用しないように、例えばグライン
ダ本体23にハンド装置13の爪がすわりよく係合する
ようになっている。
【0014】上記状態でマニピュータを操作してグライ
ンダ22を所定の位置へ移動し、キャビン15内の制御
盤21を操作してグラインダ22をON,OFF制御す
る。
【0015】図4は他の実施例を示すもので、これはグ
ラインダ26のモータ27は工場に備えられた商業電源
に図示しないケーブルに接続されているか、内蔵された
蓄電池にて駆動されるようになっている。そしてグライ
ンダ本体28にはハンド装置13にて把持されたときに
これの爪13bに設けたドグ29に当接してONとなる
第1リミットスイッチ30と、グラインダ22を架台3
1に載置しているときにはOFFとなり、架台31より
持ち上げたときにONとなる第2リミットスイッチ32
が設けてあり、図5に示すように、モータ27はこの両
リミットスイッチ30,32を直列に介して電源33に
接続されている。
【0016】この構成によれば、グラインダ26は、ハ
ンド装置13に把持し、ついで架台31より持ち上げる
ことにより、両リミットスイッチ30,32がONとな
ってモータ27に通電されて回転駆動される。逆にグラ
インダ26を架台31においた時点で、第2のリミット
スイッチ32が架台31に当接してOFFとなり停止さ
れる。なお上記両実施例以外にも、グラインダ本体内に
内装したモータを自走式マニピュレータのキャビン15
内から無線式のリモコンにて操作するようにしてもよ
い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、グラインダ22,26
等の外部アクチュエータのON,OFF操作を自走式マ
ニピュレータの運転席を座ったままででき、外部アクチ
ュエータによる作業時のオペレータの負担を軽減できる
と共に、安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自走式マニピュレータの一部破断側面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す一部破断正面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す一部破断側面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例における電気配線図であ
る。
【符号の説明】
1…移動台車、2…旋回体、3,8…第1,第2アー
ム、4,9…アーム駆動シリンダ、5…中間ブラケッ
ト、6,11…リンク、7,12…四節リンク、10…
先端ブラケット、13…ハンド装置、13a…フレー
ム、13b…爪、14…操縦装置、15…キャビン、1
6…エンジン、17…油圧ポンプ、18…パイプ状ブラ
ケット、19,24…コネクタ、20…配線、21…制
御盤、22,26…グラインダ、23,28…グライン
ダ本体、27…モータ、30,32…リミットスイッ
チ、31…架台、33…電源、34…回転砥石。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式マニピュレータのハンド装置13
    にて把持されて操作されるグラインダ22等の外部アク
    チュエータに、これに内装した駆動用のモータ27に接
    続したコネクタ24を、またハンド装置13に上記外部
    アクチュエータ側のコネクタ24に係合するコネクタ1
    9を、それぞれハンド装置13による外部アクチュエー
    タの把持動作にて係合するようにして設け、ハンド装置
    13側のコネクタ19に配線20を介して自走式マニピ
    ュレータに備えた電源に接続すると共に、これのON,
    OFF制御する制御盤21を運転席の近くに設けたこと
    を特徴とする自走式マニピュレータ用の外部アクチュエ
    ータ。
  2. 【請求項2】 自走式マニピュレータのハンド装置13
    にて把持されて操作される駆動用のモータ27を内装し
    たグラインダ22等の外部アクチュエータに、ハンド装
    置13による把持動作にてONとなる第1のリミットス
    イッチ30と、外部アクチュエータを架台31より持ち
    上げたときにONとなる第2のリミットスイッチ32を
    設け、この第1,第2のリミットスイッチ30,32を
    直列に介装して駆動用のモータ27及び電源33に接続
    したことを特徴とする自走式マニピュレータ用の外部ア
    クチュエータ。
JP25837793A 1993-10-15 1993-10-15 自走式マニピュレータ用の外部アクチュエータ Pending JPH07112387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25837793A JPH07112387A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 自走式マニピュレータ用の外部アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25837793A JPH07112387A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 自走式マニピュレータ用の外部アクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07112387A true JPH07112387A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17319403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25837793A Pending JPH07112387A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 自走式マニピュレータ用の外部アクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07112387A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111421435A (zh) * 2020-04-02 2020-07-17 泰州学院 一种多自由度打磨机器人

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111421435A (zh) * 2020-04-02 2020-07-17 泰州学院 一种多自由度打磨机器人
CN111421435B (zh) * 2020-04-02 2021-01-08 泰州学院 一种多自由度打磨机器人

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10252104A (ja) パワー機械及びアタッチメントの組み合わせ体
JP6849075B2 (ja) 遠隔操作装置
JPH07112387A (ja) 自走式マニピュレータ用の外部アクチュエータ
CN106799996A (zh) 一种轿车用电控车内后视镜
US20200298806A1 (en) Vehicle moving devices and methods for moving a vehicle
JPH06182662A (ja) 鋼板壁面の除錆装置
JPH0649257B2 (ja) 手動ハンドルを備えた工作機械
JP3654275B2 (ja) 防除噴霧機のブーム昇降制御装置
CN209162694U (zh) 一种汽车生产场地用智能控制装置
JP2000247598A (ja) フォークリフトトラックにおける作業機用操作レバーの取付け構造
CN206598779U (zh) 一种轿车用电控车内后视镜
CN220362282U (zh) 一种汽车零部件翻转工装
JPH0662635A (ja) 芝刈機
CN214435204U (zh) 一种托举装置及产房助产托举装置
JP3832839B2 (ja) 光ファイバケーブル架渉ロボット, 光ファイバケーブル架渉車および 光ファイバケーブル架渉車の作業制御方法
CN213614549U (zh) 一种稳定杆总成倒角装置
JP2569947Y2 (ja) 運転台を備えた杭圧入引抜機
JP2003199476A (ja) 農用作業機の昇降操作装置
JP2594220Y2 (ja) 高所作業車
KR19990019631U (ko) 차량 정비용 리프트장치
KR100511198B1 (ko) 중장비용 조종레버 안전장치
JP3886114B2 (ja) 作業用車両のエンジン制御装置
CN117698830A (zh) 一种转向操纵装置及方向盘调整方法
CN112936041A (zh) 一种根据机床刀具切换状态辅助加工零件角度调节工装
JPH07194205A (ja) トラクタの油圧昇降制御装置