JPH07105128A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

Info

Publication number
JPH07105128A
JPH07105128A JP5251495A JP25149593A JPH07105128A JP H07105128 A JPH07105128 A JP H07105128A JP 5251495 A JP5251495 A JP 5251495A JP 25149593 A JP25149593 A JP 25149593A JP H07105128 A JPH07105128 A JP H07105128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transfer
buffer
storage device
transferred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5251495A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Minemura
治実 峯村
Shunichiro Nakamura
俊一郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5251495A priority Critical patent/JPH07105128A/ja
Publication of JPH07105128A publication Critical patent/JPH07105128A/ja
Priority to US08/844,993 priority patent/US5740394A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4204Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
    • G06F13/4234Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a memory bus
    • G06F13/4243Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a memory bus with synchronous protocol

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転送開始アドレスがアドレス境界条件を満た
していない場合でも、2つの記憶装置間のデータ転送の
高速化を図るデータ転送装置を提供する。 【構成】 データ転送装置31は、転送中のデータを一
時的に蓄える3個のバッファ4a、4b、4cと、バッ
ファ4a、4b、4cの切替え及びバッファ4a、4
b、4cの先頭と転送元記憶装置1のアドレス境界とが
一致するようにデータのブロック転送を行う転送元側制
御部51と、バッファ4a、4b、4cの切替え及びデ
ータのブロック転送を制御する転送先側制御部61と、
を有し、バッファ4a、4b、4cを順次切り替えるこ
とにより、転送先頭アドレスがアドレス境界条件を満た
していない場合でも転送元記憶装置1からデータ転送装
置31へのデータ転送と、データ転送装置31から転送
先記憶装置2へのデータ転送と、を並列に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つの記憶装置間で
データの送受信を行うデータ転送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、アドレス境界により分割された
複数のデータブロックを有する各記憶装置との間でデー
タの転送を行うとき、その各記憶装置間に設けられた転
送元記憶装置において転送すべきデータの転送開始アド
レスがデータブロックのアドレス境界(例えば4バイト
境界)に一致する、若しくは転送先記憶装置においてデ
ータの転送され記憶される転送先頭アドレスがデータブ
ロックのアドレス境界(例えば4バイト境界)に一致す
るというアドレス境界条件を満たす場合の転送の方が、
アドレス境界条件を満たさない場合の転送に比べて、制
御方法も簡単で、かつ高速な転送が行えることは周知で
ある。
【0003】例えば、32ビットのアドレスバス、及び
32ビットのデータバスを持つ記憶装置との間で4バイ
トのデータを転送する時、4バイト境界を満たさないア
ドレスから転送を開始する場合は少なくとも2回のデー
タ転送が必要になるのに対し、4バイト境界を満たすア
ドレスから転送を開始する場合は1回のデータ転送で済
む。
【0004】図39は、例えば特開平3−131951
号公報に開示された従来のデータ転送装置を示す構成図
である。図において、1は転送すべきデータを記憶して
いる転送元記憶装置、2は転送されるデータを新たに記
憶する転送先記憶装置、3は2つの記憶装置1、2の間
に設けられ、各記憶装置1、2間のデータ転送を行うデ
ータ転送装置、4a、4bは、転送中のデータを一時的
に蓄えるためのバッファ、5はバッファ4a、4bと転
送元記憶装置1との間に設けられ、バッファ切替えとデ
ータ転送とを制御する転送元側制御部、6はバッファ4
a、4bと転送先記憶装置2との間に設けられ、バッフ
ァ切替えとデータ転送とを制御する転送先側制御部、7
a〜7dは転送元記憶装置1をアドレス境界により分割
されたデータブロック、8a〜8eは転送先記憶装置2
をアドレス境界により分割されたデータブロックであ
る。各バッファ4a、4b、各データブロック7a〜7
d、8b〜8dの大きさは4バイトする。なお、データ
ブロック8a、8eの太線内の合計は4バイトとなる。
【0005】この従来のデータ転送装置において、例え
ば4つのデータブロック7a〜7dを転送する場合にお
いて、データブロック7aのように転送元記憶装置1の
転送開始アドレスがアドレス境界条件を満たし、データ
ブロック8aのように転送先記憶装置2の転送先頭アド
レスがアドレス境界条件を満たしていない場合は、以下
の手順で転送が行われていた。なお、図40〜図47に
各手順に対応した状態の遷移を示す。
【0006】手順1においては、図40に示したよう
に、転送元記憶装置1のデータブロック7aの全データ
(左下がりのハッチングの部分)を転送元側制御部5を
介してバッファ4aの左下がりのハッチングの部分にブ
ロック転送する。
【0007】手順2においては、図41に示したよう
に、バッファ4aのうち左下がりのハッチングの部分の
データを、転送先側制御部6を介して転送先記憶装置2
のデータブロック8aの左下がりのハッチングの部分に
転送すると同時に、データブロック7bの全データ(右
下がりのハッチングの部分)を転送元側制御部5を介し
てバッファ4bの右下がりのハッチングの部分にブロッ
ク転送する。
【0008】手順3においては、図42に示したよう
に、バッファ4aの、手順2において先に転送した分の
残りの部分(左下がりのハッチングの部分)のデータ
と、バッファ4bの右下がりのハッチングの部分のデー
タと、を転送先側制御部6を介してデータブロック8b
の当該ハッチングの部分に転送する。このとき、バッフ
ァ4aは、まだ使用中であったため、転送元記憶装置1
のデータブロック7cのデータをバッファ4aに同時に
転送することはできない。
【0009】手順4においては、図43に示したよう
に、データブロック7cの全データ(左下がりのハッチ
ングの部分)を転送元側制御部5を介してバッファ4a
の左下がりのハッチングの部分にブロック転送する。こ
のとき、バッファ4a内のデータは、まだ転送中であっ
たため、転送先記憶装置2のデータブロック8cにバッ
ファ4b及び4aのデータを同時に転送することはでき
ない。
【0010】手順5においては、図44に示したよう
に、バッファ4bの、手順3において先に転送した分の
残りの部分(右下がりのハッチングの部分)のデータ
と、バッファ4aの左下がりのハッチングの部分のデー
タと、を転送先側制御部6を介してデータブロック8c
の当該ハッチングの部分に転送する。このとき、バッフ
ァ4bは、まだ使用中であったため、転送元記憶装置1
のデータブロック7dのデータをバッファ4bに同時に
転送することはできない。
【0011】手順6においては、図45に示したよう
に、データブロック7dの全データ(右下がりのハッチ
ングの部分)を転送元側制御部5を介してバッファ4b
の右下がりのハッチングの部分にブロック転送する。こ
のとき、バッファ4b内のデータは、まだ転送中であっ
たため、転送先記憶装置2のデータブロック8dにバッ
ファ4a及び4bのデータを同時に転送することはでき
ない。
【0012】手順7においては、図46に示したよう
に、バッファ4aの、手順5において先に転送した分の
残りの部分(左下がりのハッチングの部分)のデータ
と、バッファ4bの右下がりのハッチングの部分のデー
タと、を転送先側制御部6を介してデータブロック8d
の当該ハッチングの部分に転送する。
【0013】手順8においては、図47に示したよう
に、バッファ4bの、手順7において先に転送した分の
残りの部分(右下がりのハッチングの部分)のデータ
を、転送先側制御部6を介してデータブロック8eに転
送する。
【0014】以上のようにして、転送元記憶装置1のデ
ータブロック7a〜7dのデータを転送先記憶装置2の
データブロック8a〜8eにブロック転送する。
【0015】図48は、手順1〜8における転送元記憶
装置1、転送先記憶装置2、バッファ4a、4bの動作
状況を時系列的に表したものである。
【0016】上記の手順は、転送元記憶装置1から4つ
のデータブロックを転送する場合であるが、より多数の
データブロックを転送する場合は、上記の手順3〜6を
何度も繰り返すことによって行う。
【0017】上記のように、従来のデータ転送装置にお
いては、4ブロックを転送するのに8回の手順が必要
で、もう1ブロック転送するのにはさらに2回の手順が
必要であるから、結局、N個のデータブロックは、2N
回の手順で転送されることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ転送装置
では、上記のように転送開始アドレスがアドレス境界条
件を満たさない場合、図41に示した手順2の動作を除
くと、転送元記憶装置1からデータ転送装置3への転送
と、データ転送装置3から転送先記憶装置2への転送と
を並列に行うことができない。つまり、転送開始アドレ
スがアドレス境界条件を満たさない場合は、アドレス境
界条件を満たす場合に比べてデータの転送速度が遅くな
るという問題があった。
【0019】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたものであり、転送開始アドレスがアドレス
境界条件を満たしていない場合でも、2つの記憶装置間
のデータ転送の高速化を図るデータ転送装置を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明に係るデータ転送装置は、それぞれがアド
レス境界により分割された複数のデータブロックを有す
る2つの記憶装置間のデータ転送を行うデータ転送装置
であって、転送データを一時的に蓄えるためのバッファ
を3つ以上設け、それらバッファを転送元記憶装置と転
送先記憶装置との間で順次切り替え、データ転送を行う
転送元側制御手段と転送先側制御手段を設けたことを特
徴とする。
【0021】このうち、請求項1記載のデータ転送装置
においては、前記バッファと転送元記憶装置との間に設
けられ、前記バッファの切替え及び前記バッファの先頭
と前記転送元記憶装置のアドレス境界とが一致するよう
にデータのブロック転送を行う前記転送元側制御手段
と、前記バッファと転送先記憶装置との間に設けられ、
前記バッファの切替え及びデータのブロック転送を制御
する前記転送先側制御手段と、を有することを特徴とす
る。
【0022】また、請求項2記載のデータ転送装置にお
いては、前記バッファと転送元記憶装置との間に設けら
れ、前記バッファの切替え及びデータのブロック転送を
制御する前記転送元側制御手段と、前記バッファと転送
先記憶装置との間に設けられ、前記バッファの切替え及
び前記バッファの先頭と前記転送元記憶装置のアドレス
境界とが一致するようにデータのブロック転送を行う前
記転送先側制御手段と、を有することを特徴とする。
【0023】また、請求項3記載のデータ転送装置は、
請求項1において、転送元側制御手段は、前記転送元記
憶装置側の転送開始アドレスがアドレス境界に一致して
いない場合に、転送開始アドレスから次のアドレス境界
までのデータをブロック転送することを特徴とする。
【0024】また、請求項4記載のデータ転送装置は、
請求項2において、前記転送先側制御手段は、前記転送
先記憶装置側の転送先頭アドレスがアドレス境界に一致
していない場合に、転送先頭アドレスから次のアドレス
境界までの部分のデータをブロック転送することを特徴
とする。
【0025】
【作用】この発明におけるデータ転送装置は、バッファ
を3つ以上設け、それらを転送元記憶装置及び転送先記
憶装置間での転送の間に順次切り替えることにより、転
送元の記憶装置の転送開始アドレスがアドレス境界条件
を満たしていない場合、転送先の記憶装置の転送先頭ア
ドレスがアドレス境界条件を満たしていない場合、ある
いは、その両方の場合であっても、転送元記憶装置から
データ転送装置へのデータ転送と、データ転送装置から
転送先記憶装置へのデータ転送を並列に実行することが
できる。
【0026】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。なお、従来例及び実施例において同様の
要素には同じ符号を付ける。
【0027】実施例1.図1は、請求項1に記載した発
明の一実施例を示す構成図である。図において、1は転
送すべきデータを記憶している転送元記憶装置、2は転
送されるデータを新たに記憶する転送先記憶装置、31
は2つの記憶装置1、2の間に設けられ、各記憶装置
1、2間のデータ転送を行うデータ転送装置である。こ
のデータ転送装置31は、転送中のデータを一時的に蓄
える3個のバッファ4a、4b、4cと、バッファ4
a、4b、4cと転送元記憶装置1との間に設けられ、
バッファ4a、4b、4cの切替え及びバッファ4a、
4b、4cの先頭と転送元記憶装置1のアドレス境界と
が一致するようにデータのブロック転送を行う転送元側
制御部51と、バッファ4a、4b、4cと転送先記憶
装置2との間に設けられ、バッファ4a、4b、4cの
切替え及びデータのブロック転送を制御する転送先側制
御部61と、を有している。7a〜7eは転送元記憶装
置1をアドレス境界により分割されたデータブロック、
8a〜8eは転送先記憶装置2をアドレス境界により分
割されたデータブロックである。各データブロック7a
〜7e、8b〜8eは、バッファ4a、4b、4cと同
じ大きさに設定されていることが必要である。本実施例
においては従来例と同様、その大きさを4バイトの場合
で説明するが、8バイト、あるいは32バイトであって
もよい。ただし、実際にはデータブロック8a、8fを
合わしたサイズが1データブロック分、すなわち4バイ
トのサイズとなるが、便宜上、8a、8fも1つのデー
タブロックとして説明する。以下に示す他の実施例にお
いても、本実施例のデータブロック8a、8fの関係と
なるものは同様に取り扱うものとする。
【0028】図1に示すように、転送開始アドレスがア
ドレス境界条件を満たしている転送元記憶装置1の5つ
のデータブロック7a〜7eから、転送先頭アドレスが
アドレス境界条件を満たしていない転送先記憶装置2に
データを転送する場合、本実施例では以下の手順で転送
を行う。なお、図2〜図8に各手順に対応した状態の遷
移を示す。
【0029】手順1においては、図2に示したように、
データブロック7aの全データ(左下がりのハッチング
の部分)を、転送元側制御部51を介してバッファ4a
の左下がりのハッチングの部分に転送する。
【0030】手順2においては、図3に示したように、
バッファ4aの左下がりのハッチングの部分のデータ
を、転送先側制御部61を介して転送先記憶装置2のデ
ータブロック8aの左下がりのハッチングの部分に転送
すると同時に、データブロック7bの全データ(水平の
ハッチングの部分)を、転送元側制御部51を介してバ
ッファ4bの水平のハッチングの部分に転送する。例え
ば、データブロック8aに2バイト分のデータを記憶す
る場合、バッファ4a内の4バイトのデータのうち2バ
イトのデータのみを転送することになる。
【0031】手順3においては、図4に示したように、
まずバッファ4aの、先に転送した分の残りの2バイト
分のデータ(左下がりのハッチングの部分)と、バッフ
ァ4b内のデータのうち4バイトのサイズのデータブロ
ック8bを満たすような大きさ、すなわち2バイト分の
データ(水平のハッチングの部分)と、を1ブロックデ
ータとし、転送先側制御部61を介してデータブロック
8bの当該ハッチングの部分に転送する。また、これと
同時に、データブロック7cの全データ(右下がりのハ
ッチングの部分)を、転送元側制御部51を介してバッ
ファ4cの右下がりのハッチングの部分に転送する。
【0032】手順4においては、図5に示したように、
まずバッファ4bの、先に転送した分の残りの2バイト
分のデータ(水平のハッチングの部分)と、バッファ4
c内のデータのうち4バイトの大きさのデータブロック
8cを満たすような大きさ、すなわち2バイト分のデー
タ(右下がりのハッチングの部分)と、を1ブロックデ
ータとし、転送先側制御部61を介してデータブロック
8cの当該ハッチングの部分に転送する。また、これと
同時に、データブロック7dの全データ(左下がりのハ
ッチングの部分)を、転送元側制御部51を介してバッ
ファ4aの左下がりのハッチングの部分に転送する。バ
ッファ4a内のデータは、手順2及び3においてすでに
転送先記憶装置2に転送済みなので、バッファ4aを使
用することができる。
【0033】手順5においては、図6に示したように、
まずバッファ4cの、先に転送した分の残りの2バイト
分のデータ(右下がりのハッチングの部分)と、バッフ
ァ4a内のデータのうち4バイトの大きさのデータブロ
ック8dを満たすような大きさ、すなわち2バイト分の
データ(左下がりのハッチングの部分)と、を1ブロッ
クデータとし、転送先側制御部61を介してデータブロ
ック8dの当該ハッチングの部分に転送する。また、こ
れと同時に、データブロック7eの全データ(水平のハ
ッチングの部分)を、転送元側制御部51を介してバッ
ファ4bの水平のハッチングの部分に転送する。バッフ
ァ4b内のデータは、手順3及び4においてすでに転送
先記憶装置2に転送済みなので、バッファ4bを使用す
ることができる。
【0034】手順6においては、図7に示したように、
まずバッファ4aの、先に転送した分の残りの2バイト
分のデータ(左下がりのハッチングの部分)と、バッフ
ァ4b内のデータのうち4バイトの大きさのデータブロ
ック8eを満たすような大きさ、すなわち2バイト分の
データ(水平のハッチングの部分)と、を1ブロックデ
ータとし、転送先側制御部61を介してデータブロック
8eの当該ハッチングの部分に転送する。
【0035】手順7においては、図8に示したように、
バッファ4bの、先に転送した分の残りの2バイト分の
データ(水平のハッチングの部分)を、転送先側制御部
61を介してデータブロック8fの水平のハッチングの
部分に転送する。
【0036】以上のように、3つのバッファ4a、4
b、4cを用い、転送元側制御部51において、バッフ
ァ4a、4b、4cの先頭と転送元記憶装置1のアドレ
ス境界とが一致するようにデータのブロック転送を行
い、転送先側制御部61において、先に転送した分の残
りのデータと次のバッファのデータの一部とで1ブロッ
クデータを形成しブロック転送するという制御を行うよ
うにして、データを転送元記憶装置1のデータブロック
7a〜7eから転送先記憶装置2のデータブロック8a
〜8fに転送する。
【0037】図9は手順1〜7における転送元記憶装置
1、転送先記憶装置2及びバッファ4a、4b、4cの
動作状況を時系列的に表したものである。上記のよう
に、転送先記憶装置2の転送先頭アドレスがアドレス境
界条件を満たしていない場合であっても、転送元記憶装
置1からデータ転送装置31への転送と、データ転送装
置31から転送先記憶装置2への転送とを並列に実行す
ることができる。
【0038】上記の手順は、転送元記憶装置1から5つ
のデータブロック7a〜7eのデータを転送する場合で
あったが、より多数のデータブロックを転送する場合
は、上記の手順3〜5を繰り返すことによって行う。本
実施例の場合、5ブロックデータを転送するのに7回の
手順が必要で、更に1ブロックデータを転送するのには
更にもう1回の手順が必要となる。すなわち、本実施例
では、N個のデータブロックを、N+2回の手順で転送
することができるので、より高速化を図ることができ
る。
【0039】実施例2.図10は、請求項2に記載した
発明の一実施例を示す構成図であり、図において、転送
元記憶装置1、転送先記憶装置2、バッファ4a、4
b、4cは、実施例1と同じ構成要素なので説明を省略
する。32は2つの記憶装置1、2の間に設けられ、各
記憶装置1、2間のデータ転送を行うデータ転送装置で
ある。このデータ転送装置32は、バッファ4a、4
b、4cと、バッファ4a、4b、4cと転送元記憶装
置1との間に設けられ、バッファ4a、4b、4cの切
替え及びデータのブロック転送を制御する転送元側制御
部52と、バッファ4a、4b、4cと転送先記憶装置
2との間に設けられ、バッファ4a、4b、4cの切替
え及びバッファ4a、4b、4cの先頭と転送先記憶装
置2のアドレス境界とが一致するようにデータのブロッ
ク転送を行う転送先側制御部62と、を有している。ま
た、7a〜7fは転送元記憶装置1をアドレス境界によ
り分割されたデータブロック、8a〜8eは転送先記憶
装置2をアドレス境界により分割されたデータブロック
である。
【0040】図10のように、転送開始アドレスがアド
レス境界条件を満たしていない転送元記憶装置1から、
転送先頭アドレスがアドレス境界条件を満たしている転
送先記憶装置2に5つのデータブロックのサイズのデー
タを転送する場合、本実施例では以下の手順で転送を行
う。 なお、図11〜図17に各手順に対応した状態の
遷移を示す。なお、各図において、ハッチングで表した
部分は、上記実施例1と同様、それぞれに対応したデー
タブロック、バッファ内のデータを示している。従っ
て、特に必要でなければ、その説明は省略する。以下の
実施例においても同様とする。
【0041】手順1においては、図11に示したよう
に、転送元記憶装置1のデータブロック7aから転送元
側制御部52を介してバッファ4aにデータを転送す
る。そのデータはバッファ4aの先頭から格納する。
【0042】手順2においては、図12に示したよう
に、転送元記憶装置1のデータブロック7bから転送元
側制御部52を介して、バッファ4a、4bにデータを
転送する。転送されるデータのうち、手順1でバッファ
4aに格納した残りのサイズのデータを先にバッファ4
aに格納し、その残りをバッファ4bの先頭から格納す
る。
【0043】手順3においては、図13に示したよう
に、バッファ4aから転送先側制御部62を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8aにデータを転送する
と同時に、転送元記憶装置1のデータブロック7cから
転送元側制御部52を介して、バッファ4b、4cにデ
ータを転送する。転送されるデータのうち、手順2でバ
ッファ4bに格納した残りのサイズのデータを先にバッ
ファ4bに格納し、その残りをバッファ4cの先頭から
格納する。
【0044】手順4においては、図14に示したよう
に、バッファ4bから転送先側制御部62を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8bにデータを転送する
と同時に、転送元記憶装置1のデータブロック7dから
転送元側制御部52を介して、バッファ4c、4aにデ
ータを転送する。バッファ4a内のデータは手順3にお
いてすでに転送先記憶装置2に転送済みなので、バッフ
ァ4aを使用することができる。データブロック7dか
ら転送されるデータのうち、手順3でバッファ4cに格
納した残りのサイズのデータを先にバッファ4cに格納
し、その残りをバッファ4aの先頭から格納する。
【0045】手順5においては、図15に示したよう
に、バッファ4cから転送先側制御部62を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8cにデータを転送する
と同時に、転送元記憶装置1のデータブロック7eから
転送元側制御部52を介して、バッファ4a、4bにデ
ータを転送する。バッファ4b内のデータは手順4にお
いてすでに転送先記憶装置2に転送済みなので、バッフ
ァ4bを使用することができる。データブロック7eか
ら転送されるデータのうち、手順4でバッファ4aに格
納した残りのサイズのデータを先にバッファ4aに格納
し、その残りをバッファ4bの先頭から格納する。
【0046】手順6においては、図16に示したよう
に、バッファ4aから転送先側制御部62を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8dにデータを転送する
と同時に、転送元記憶装置1のデータブロック7fから
転送元側制御部52を介して、手順5でバッファ4bに
格納したデータの後側にデータを転送する。
【0047】手順7においては、図17に示したよう
に、バッファ4bから転送先側制御部62を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8eにデータを転送す
る。
【0048】以上のように、3つのバッファ4a、4
b、4cを用い、転送元側制御部52において、ブロッ
ク転送されてきた転送元記憶装置1のデータブロック7
a〜7fのデータを、先に転送した分の残りのデータと
次のデータの一部とで各バッファ4a、4b、4cを満
たすように順次格納し、転送先側制御部62において、
バッファ4a、4b、4cの先頭と転送先記憶装置2の
アドレス境界とが一致するようにデータのブロック転送
を行うようにして、データを転送元記憶装置1のデータ
ブロック7a〜7fから転送先記憶装置2のデータブロ
ック8a〜8eに転送する。
【0049】図18は手順1〜7における転送元記憶装
置1、転送先記憶装置2及びバッファ4a、4b、4c
の動作状況を時系列的に表したものである。上記のよう
に、転送元記憶装置1の転送開始アドレスがアドレス境
界条件を満たしていない場合であっても、転送元記憶装
置1からデータ転送装置32への転送と、データ転送装
置32から転送先記憶装置2への転送とを並列に実行す
ることができる。
【0050】上記の手順は、転送元記憶装置1から5デ
ータブロック分のデータを転送する場合であったが、よ
り多数のデータブロックを転送する場合は、上記の手順
3〜5を何度も繰り返すことによって行う。本実施例の
場合、5ブロックデータを転送するのに7回の手順が必
要で、更に1ブロックデータを転送するのには更にもう
1回の手順が必要となる。すなわち、本実施例では、N
個のデータブロックを、N+2回の手順で転送すること
ができるので、より高速化を図ることができる。
【0051】実施例3.図19は、請求項3に記載した
発明の一実施例を示す構成図であり、図において、各構
成要素は実施例1と同様であり、各記憶装置1、2にお
いて転送する/されるブロックデータのみが異なる。7
a〜7gは転送元記憶装置1をアドレス境界により分割
されたデータブロック、8a〜8gは転送先記憶装置2
をアドレス境界により分割されたデータブロックであ
る。
【0052】図19のように、転送開始アドレスがアド
レス境界条件を満たしていない転送元記憶装置1の6デ
ータブロック分のデータを、転送先頭アドレスがアドレ
ス境界条件を満たしていない転送先記憶装置2にデータ
を転送する場合、本実施例では以下の手順で転送を行
う。 なお、図20〜図27に各手順に対応した状態の
遷移を示す。
【0053】手順1においては、図20に示したよう
に、転送元記憶装置1のデータブロック7aから転送元
側制御部51を介してバッファ4aにデータを転送す
る。図20のように、転送元記憶装置1の転送開始アド
レスがアドレス境界に一致していない場合に、転送開始
アドレスを含むデータブロック内のデータすべてをブロ
ック転送する。従って、バッファ4aの先頭からデータ
は格納されてない。
【0054】手順2においては、図21に示したよう
に、バッファ4aから転送先側制御部61を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8aにそのサイズ分だけ
有効なデータとして転送すると同時に、転送元記憶装置
1のデータブロック7bから転送元側制御部51を介し
てバッファ4bにデータを転送する。
【0055】手順3においては、図22に示したよう
に、手順2においてバッファ4aから転送したデータの
残りのデータとバッファ4b内のデータとで1ブロック
データを形成し、そのデータを転送先側制御部61を介
して転送先記憶装置2のデータブロック8bにブロック
転送する。また、これと同時に、データブロック7cか
ら転送元側制御部51を介してバッファ4cにデータを
転送する。
【0056】手順4においては、図23に示したよう
に、手順3においてバッファ4bから転送したデータの
残りのデータとバッファ4c内のデータとで1ブロック
データを形成し、そのデータを転送先側制御部61を介
して転送先記憶装置2のデータブロック8cにブロック
転送する。また、これと同時に、データブロック7dか
ら転送元側制御部51を介してバッファ4aにデータを
転送する。バッファ4a内のデータは、手順2及び3に
おいてすでに転送先記憶装置2に転送済みなので、バッ
ファ4aを使用することができる。
【0057】手順5においては、図24に示したよう
に、手順4においてバッファ4cから転送したデータの
残りのデータとバッファ4a内のデータとで1ブロック
データを形成し、そのデータを転送先側制御部61を介
して転送先記憶装置2のデータブロック8dにブロック
転送する。また、これと同時に、データブロック7eか
ら転送元側制御部51を介してバッファ4bにデータを
転送する。バッファ4b内のデータは、手順3及び4に
おいてすでに転送先記憶装置2に転送済みなので、バッ
ファ4bを使用することができる。
【0058】手順6においては、図25に示したよう
に、手順5においてバッファ4aから転送したデータの
残りのデータとバッファ4b内のデータとで1ブロック
データを形成し、そのデータを転送先側制御部61を介
して転送先記憶装置2のデータブロック8eにブロック
転送する。また、これと同時に、データブロック7fか
ら転送元側制御部51を介してバッファ4cにデータを
転送する。バッファ4c内のデータは、手順4及び5に
おいてすでに転送先記憶装置2に転送済みなので、バッ
ファ4cを使用することができる。
【0059】手順7においては、図26に示したよう
に、手順6においてバッファ4bから転送したデータの
残りのデータとバッファ4c内のデータとで1ブロック
データを形成し、そのデータを転送先側制御部61を介
して転送先記憶装置2のデータブロック8fにブロック
転送する。また、これと同時に、データブロック7gか
ら転送元側制御部51を介してバッファ4aにデータを
転送する。バッファ4a内のデータは、手順5及び6に
おいてすでに転送先記憶装置2に転送済みなので、バッ
ファ4aを使用することができる。
【0060】手順8においては、図27に示したよう
に、手順7においてバッファ4cから転送したデータの
残りのデータとバッファ4a内のデータとで1ブロック
データを形成し、そのデータを転送先側制御部61を介
して転送先記憶装置2のデータブロック8gにブロック
転送する。
【0061】以上のように、3つのバッファ4a、4
b、4cを用い、転送元側制御部51において、転送開
始アドレスがアドレス境界に一致していない場合に、転
送開始アドレスを含むデータブロック7a内のデータす
べてのブロック転送を行い、転送先側制御部61におい
て、先に転送した分の残りのデータと次のバッファのデ
ータの一部とで1ブロックデータを形成しブロック転送
するという制御を行うようにして、データを転送元記憶
装置1のデータブロック7a〜7gから転送先記憶装置
2のデータブロック8a〜8gに転送する。
【0062】図28は手順1〜8における転送元記憶装
置1、転送先記憶装置2及びバッファ4a、4b、4c
の動作状況を時系列的に表したものである。上記のよう
に、転送元記憶装置1の転送開始アドレスがアドレス境
界条件を満たしていない場合、また、転送先記憶装置2
の転送先頭アドレスがアドレス境界条件を満たしていな
い場合であっても、転送元記憶装置1からデータ転送装
置31への転送と、データ転送装置31から転送先記憶
装置2への転送とを並列に実行することができる。
【0063】上記の手順は、転送元記憶装置1から6デ
ータブロック分のデータを転送する場合であったが、よ
り多数のデータブロックを転送する場合は、上記の手順
4〜6を何度も繰り返すことによって行う。本実施例の
場合、6ブロックデータを転送するのに8回の手順が必
要で、更に、1ブロックデータを転送するのには更にも
う1回の手順が必要となる。すなわち、本実施例では、
N個のデータブロックを、N+2回の手順で転送するこ
とができるので、より高速化を図ることができる。
【0064】実施例4.図29は、請求項4に記載した
発明の一実施例を示す構成図であり、図において、各構
成要素は実施例2と同様であり、各記憶装置1、2にお
いて転送する/されるブロックデータのみが異なる。7
a〜7gは転送元記憶装置1をアドレス境界により分割
されたデータブロック、8a〜8gは転送先記憶装置2
をアドレス境界により分割されたデータブロックであ
る。
【0065】図29のように、転送開始アドレスがアド
レス境界条件を満たしていない転送元記憶装置1の6デ
ータブロック分のデータを、転送先頭アドレスがアドレ
ス境界条件を満たしていない転送先記憶装置2にデータ
を転送する場合、本実施例では以下の手順で転送を行
う。
【0066】なお、図30〜図37に各手順に対応した
状態の遷移を示す。
【0067】手順1においては、図30に示したよう
に、転送元記憶装置1のデータブロック7aから転送元
側制御部52を介してバッファ4a、4bにデータを転
送する。図30のように、転送元記憶装置1の転送開始
アドレスがアドレス境界に一致していない場合、バッフ
ァ4aには、データブロック8aのサイズ分だけ転送先
頭アドレスに対応した位置からデータブロック7aのデ
ータ(左下がりのハッチングの部分)を格納する。ま
た、データブロック7aからバッファ4aに転送した残
りのデータ(水平のハッチングの部分)をバッファ4b
の先頭から格納する。例えば、データブロック7aの有
効なデータが3バイトでデータブロック8aに転送すべ
きサイズが2バイトだとすると、転送元側制御部52
は、転送された3バイトの有効なデータのうち2バイト
をバッファ4aの3、4バイト目に、残りの1バイトを
バッファ4bの先頭から格納する。
【0068】手順2においては、図31に示したよう
に、バッファ4aから転送先側制御部62を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8aにデータを転送する
と同時に、転送元記憶装置1のデータブロック7bから
転送元側制御部5を介してバッファ4b、4cにデータ
を転送する。データブロック7bから転送するデータの
うち、まず手順1においてバッファ4bに転送した残り
の領域を満たすようなサイズ、すなわち3バイト分のデ
ータ(水平のハッチングの部分)をバッファ4bに格納
し、その残りの1バイトのデータ(右下がりのハッチン
グの部分)をバッファ4cの先頭から格納する。
【0069】手順3においては図32に示したように、
バッファ4bから転送先側制御部62を介して転送先記
憶装置2のデータブロック8bにデータを転送すると同
時に、転送元記憶装置1のデータブロック7cから転送
元側制御部5を介してバッファ4c、4aにデータを転
送する。データブロック7cから転送するデータのう
ち、まず手順2においてバッファ4cに転送した残りの
領域を満たすようなサイズ、すなわち3バイト分のデー
タ(右下がりのハッチングの部分)をバッファ4cに格
納し、その残りの1バイトのデータ(左下がりのハッチ
ングの部分)をバッファ4aの先頭から格納する。
【0070】手順4においては、図33に示したよう
に、バッファ4cから転送先側制御部62を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8cにデータを転送する
と同時に、転送元記憶装置1のデータブロック7dから
転送元側制御部5を介してバッファ4a、4bにデータ
を転送する。データブロック7dから転送するデータの
うち、まず手順3においてバッファ4aに転送した残り
の領域を満たすようなサイズ、すなわち3バイト分のデ
ータ(左下がりのハッチングの部分)をバッファ4aに
格納し、その残りの1バイトのデータ(水平のハッチン
グの部分)をバッファ4bの先頭から格納する。
【0071】手順5においては、図34に示したよう
に、バッファ4aから転送先側制御部62を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8dにデータを転送する
と同時に、転送元記憶装置1のデータブロック7eから
転送元側制御部5を介してバッファ4b、4cにデータ
を転送する。データブロック7eから転送するデータの
うち、まず手順4においてバッファ4bに転送した残り
の領域を満たすようなサイズ、すなわち3バイト分のデ
ータ(水平のハッチングの部分)をバッファ4bに格納
し、その残りの1バイトのデータ(右下がりのハッチン
グの部分)をバッファ4cの先頭から格納する。
【0072】手順6においては、図35に示したよう
に、バッファ4bから転送先側制御部62を介して転送
先記憶装置2のデータブロック8eにデータを転送する
と同時に、転送元記憶装置1のデータブロック7fから
転送元側制御部5を介してバッファ4c、4aにデータ
を転送する。データブロック7fから転送するデータの
うち、まず手順5においてバッファ4cに転送した残り
の領域を満たすようなサイズ、すなわち3バイト分のデ
ータ(右下がりのハッチングの部分)をバッファ4cに
格納し、その残りの1バイトのデータ(左下がりのハッ
チングの部分)をバッファ4aの先頭から格納する。
【0073】手順7においては、図36に示したよう
に、バッファ4cから転送先側制御部6を介して転送先
記憶装置2のデータブロック8fにデータを転送すると
同時に、転送元記憶装置1のデータブロック7gから転
送元側制御部5を介してバッファ4aにデータを転送す
る。データブロック7gから転送するデータは、手順5
においてバッファ4aに転送したデータに続けるように
格納される。
【0074】手順8においては、図37に示したよう
に、バッファ4aから転送先側制御部6を介して転送先
記憶装置2のデータブロック8gにデータを転送する。
【0075】図38は手順1〜8における転送元記憶装
置1、転送先記憶装置2及びバッファ4a、4b、4c
の動作状況を時系列的に表したものである。上記のよう
に、転送元記憶装置1の転送開始アドレスがアドレス境
界条件を満たしていない場合、また、転送先記憶装置2
の転送先頭アドレスがアドレス境界条件を満たしていな
い場合であっても、転送元記憶装置1からデータ転送装
置32への転送と、データ転送装置32から転送先記憶
装置2への転送とを並列に実行することができる。
【0076】上記の手順は、転送元記憶装置1から6デ
ータブロック分のデータを転送する場合であったが、よ
り多数のデータブロックを転送する場合は、上記の手順
4〜6を何度も繰り返すことによって行う。本実施例の
場合、6ブロックデータを転送するのに8回の手順が必
要で、更に1ブロックデータを転送するのには更にもう
1回の手順が必要となる。すなわち、本実施例では、N
個のデータブロックを、N+2回の手順で転送すること
ができるので、より高速化を図ることができる。
【0077】以上のように、上記各実施例においては、
3つのバッファ4a、4b、4cによりデータを転送す
る手順で説明したが、上記各実施例によらず4つ以上の
バッファを用いてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、バッファを3つ以上設けたので、転送元の記憶装置
の転送開始アドレスがアドレス境界条件を満たしていな
い場合、転送先の記憶装置の転送先頭アドレスがアドレ
ス境界条件を満たしていない場合、あるいは、その両方
の場合であっても、転送元記憶装置からデータ転送装置
へのデータ転送と、データ転送装置から転送先記憶装置
へのデータ転送を並列に実行することができる。これに
より、高速なデータ転送を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明におけるデータ転送装置の実施例1を
示す構成図である。
【図2】図1に示したデータ転送装置において、バッフ
ァ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図3】図1に示したデータ転送装置において、バッフ
ァ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図4】図1に示したデータ転送装置において、バッフ
ァ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図5】図1に示したデータ転送装置において、バッフ
ァ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図6】図1に示したデータ転送装置において、バッフ
ァ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図7】図1に示したデータ転送装置において、バッフ
ァ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図8】図1に示したデータ転送装置において、バッフ
ァ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図9】この発明の実施例1のデータ転送装置における
転送元記憶装置、転送先記憶装置及び各バッファの動作
状況を時系列的に表した図である。
【図10】この発明におけるデータ転送装置の実施例2
を示す構成図である。
【図11】図10に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図12】図10に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図13】図10に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図14】図10に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図15】図10に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図16】図10に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図17】図10に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図18】この発明の実施例2のデータ転送装置におけ
る転送元記憶装置、転送先記憶装置及び各バッファの動
作状況を時系列的に表した図である。
【図19】この発明におけるデータ転送装置の実施例3
を示す構成図である。
【図20】図19に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図21】図19に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図22】図19に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図23】図19に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図24】図19に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図25】図19に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図26】図19に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図27】図19に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図28】この発明の実施例3のデータ転送装置におけ
る転送元記憶装置、転送先記憶装置及び各バッファの動
作状況を時系列的に表した図である。
【図29】この発明におけるデータ転送装置の実施例4
を示す構成図である。
【図30】図29に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図31】図29に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図32】図29に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図33】図29に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図34】図29に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図35】図29に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図36】図29に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図37】図29に示したデータ転送装置において、バ
ッファ切替えによる状態の遷移を示した図である。
【図38】この発明の実施例4のデータ転送装置におけ
る転送元記憶装置、転送先記憶装置及び各バッファの動
作状況を時系列的に表した図である。
【図39】従来のデータ転送装置を示す構成図である。
【図40】従来のデータ転送装置において、バッファ切
替えによる状態の遷移を示した図である。
【図41】従来のデータ転送装置において、バッファ切
替えによる状態の遷移を示した図である。
【図42】従来のデータ転送装置において、バッファ切
替えによる状態の遷移を示した図である。
【図43】従来のデータ転送装置において、バッファ切
替えによる状態の遷移を示した図である。
【図44】従来のデータ転送装置において、バッファ切
替えによる状態の遷移を示した図である。
【図45】従来のデータ転送装置において、バッファ切
替えによる状態の遷移を示した図である。
【図46】従来のデータ転送装置において、バッファ切
替えによる状態の遷移を示した図である。
【図47】従来のデータ転送装置において、バッファ切
替えによる状態の遷移を示した図である。
【図48】従来のデータ転送装置における転送元記憶装
置、転送先記憶装置及び各バッファの動作状況を時系列
的に表した図である。
【符号の説明】
1 転送元記憶装置 2 転送先記憶装置 3、31、32 データ転送装置 4a、4b、4c バッファ 5、51、52 転送元側制御部 6、61、62 転送先側制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがアドレス境界により分割され
    た複数のデータブロックを有する2つの記憶装置間のデ
    ータ転送を行うデータ転送装置であって、 転送中のデータを一時的に蓄える3つ以上のバッファ
    と、 前記バッファと転送元記憶装置との間に設けられ、前記
    バッファの切替え及び前記バッファの先頭と前記転送元
    記憶装置のアドレス境界とが一致するようにデータのブ
    ロック転送を行う転送元側制御手段と、 前記バッファと転送先記憶装置との間に設けられ、前記
    バッファの切替え及びデータのブロック転送を制御する
    転送先側制御手段と、 を有することを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 アドレス境界により分割された複数のデ
    ータブロックを有する2つの記憶装置間のデータ転送を
    行うデータ転送装置であって、 転送中のデータを一時的に蓄える3つ以上のバッファ
    と、 前記バッファと転送元記憶装置との間に設けられ、前記
    バッファの切替え及びデータのブロック転送を制御する
    転送元側制御手段と、 前記バッファと転送先記憶装置との間に設けられ、前記
    バッファの切替え及び前記バッファの先頭と前記転送元
    記憶装置のアドレス境界とが一致するようにデータのブ
    ロック転送を行う転送先側制御手段と、 を有することを特徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ転送装置におい
    て、 前記転送元側制御手段は、前記転送元記憶装置側の転送
    開始アドレスがアドレス境界に一致していない場合に、
    転送開始アドレスから次のアドレス境界までのデータを
    ブロック転送することを特徴とするデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載したデータ転送装置にお
    いて、 前記転送先側制御手段は、前記転送先記憶装置側の転送
    先頭アドレスがアドレス境界に一致していない場合に、
    転送先頭アドレスから次のアドレス境界までの部分のデ
    ータをブロック転送することを特徴とするデータ転送装
    置。
JP5251495A 1993-10-07 1993-10-07 データ転送装置 Pending JPH07105128A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5251495A JPH07105128A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 データ転送装置
US08/844,993 US5740394A (en) 1993-10-07 1997-04-23 Apparatus for transferring data divided into blocks with address boundaries

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5251495A JPH07105128A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 データ転送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07105128A true JPH07105128A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17223655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5251495A Pending JPH07105128A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 データ転送装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5740394A (ja)
JP (1) JPH07105128A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003514320A (ja) * 1999-11-15 2003-04-15 サン・マイクロシステムズ・インコーポレイテッド 移動セット・データ通信
JP2012146027A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Nec Computertechno Ltd データ転送制御装置、データ転送制御方法、及びそのためのプログラム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10124447A (ja) * 1996-10-18 1998-05-15 Fujitsu Ltd データ転送制御方法及び装置
US6141710A (en) * 1998-12-15 2000-10-31 Daimlerchrysler Corporation Interfacing vehicle data bus to intelligent transportation system (ITS) data bus via a gateway module
US6681273B1 (en) * 2000-08-31 2004-01-20 Analog Devices, Inc. High performance, variable data width FIFO buffer
US6781589B2 (en) * 2001-09-06 2004-08-24 Intel Corporation Apparatus and method for extracting and loading data to/from a buffer
US7818356B2 (en) 2001-10-29 2010-10-19 Intel Corporation Bitstream buffer manipulation with a SIMD merge instruction
US7353299B2 (en) * 2003-05-29 2008-04-01 International Business Machines Corporation Method and apparatus for managing autonomous third party data transfers
US7490283B2 (en) * 2004-05-13 2009-02-10 Sandisk Corporation Pipelined data relocation and improved chip architectures
US7849381B2 (en) * 2004-12-21 2010-12-07 Sandisk Corporation Method for copying data in reprogrammable non-volatile memory
US7409473B2 (en) * 2004-12-21 2008-08-05 Sandisk Corporation Off-chip data relocation
US8489783B2 (en) * 2007-01-03 2013-07-16 Apple Inc. Multi buffer asynchronous scheme for processing incoming information

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4131940A (en) * 1977-07-25 1978-12-26 International Business Machines Corporation Channel data buffer apparatus for a digital data processing system
US4298954A (en) * 1979-04-30 1981-11-03 International Business Machines Corporation Alternating data buffers when one buffer is empty and another buffer is variably full of data
US4317168A (en) * 1979-11-23 1982-02-23 International Business Machines Corporation Cache organization enabling concurrent line castout and line fetch transfers with main storage
FR2479532B1 (fr) * 1980-04-01 1986-09-19 Bull Sa Procede et dispositif pour gerer les transferts d'informations entre un ensemble memoire et les differentes unites de traitement d'un systeme de traitement numerique de l'information
JPS60123944A (ja) * 1983-12-07 1985-07-02 Fujitsu Ltd 情報処理装置におけるバツフアメモリ制御方式
JPS60118951A (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 Fujitsu Ltd 情報処理装置におけるバッファメモリ制御方式
JPH0644246B2 (ja) * 1985-04-01 1994-06-08 日本電気株式会社 キヤツシユメモリ制御方式
JPH0752410B2 (ja) * 1985-02-01 1995-06-05 日本電気株式会社 キャッシュメモリ制御方式
EP0303752B1 (en) * 1987-08-20 1993-06-02 International Business Machines Corporation Memory access control device in a mixed data format system
US5161156A (en) * 1990-02-02 1992-11-03 International Business Machines Corporation Multiprocessing packet switching connection system having provision for error correction and recovery
JP2606942B2 (ja) * 1990-02-22 1997-05-07 株式会社東芝 Dmaコントローラ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003514320A (ja) * 1999-11-15 2003-04-15 サン・マイクロシステムズ・インコーポレイテッド 移動セット・データ通信
JP4703930B2 (ja) * 1999-11-15 2011-06-15 オラクル・アメリカ・インコーポレイテッド 移動セット・データ通信
JP2012146027A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Nec Computertechno Ltd データ転送制御装置、データ転送制御方法、及びそのためのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US5740394A (en) 1998-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3533847C2 (de) Weglenkendes Paketvermittlungs-Koppelfeld mit stufeninterner Paketübertragung
KR100381646B1 (ko) 데이터 전송 제어 장치 및 전자 기기
JPH07105128A (ja) データ転送装置
JPH0771111B2 (ja) パケツト交換処理装置
JPH02299337A (ja) データ通信制御装置
US5760721A (en) Analog-to-digital conversion device
JP2888206B2 (ja) データ処理装置
JPS61156363A (ja) デ−タ処理装置
JP2000032577A (ja) 時分割スイッチング装置および時分割スイッチング方法、並びに記録媒体
JPH08202645A (ja) 入出力回路構造
JPS6136859A (ja) インタフエ−ス制御装置
JP3328940B2 (ja) 入出力増設機器
JP2004185332A (ja) ネットワークサーボシステム
JPS62219153A (ja) Dmaコントロ−ラ
JP2000003964A (ja) 論理エミュレーション装置
JPH05204837A (ja) 情報処理装置
JPS62237556A (ja) Dmaデ−タ転送方式
JPS59133670A (ja) デジタル演算装置
JP2000242523A (ja) マイクロプロセッサおよびデバッグ装置
JPS6255749A (ja) 入出力制御装置
JPH04165526A (ja) ディスク制御装置
JPH07319796A (ja) 入出力処理装置
JPH05199283A (ja) 受信データ転送装置
JPH03156552A (ja) ダイレクトメモリアクセス制御回路方式
JPH02149049A (ja) 通信制御方式