JPH0710414B2 - 車両用ホイールのスピニング成形用素材 - Google Patents
車両用ホイールのスピニング成形用素材Info
- Publication number
- JPH0710414B2 JPH0710414B2 JP63268557A JP26855788A JPH0710414B2 JP H0710414 B2 JPH0710414 B2 JP H0710414B2 JP 63268557 A JP63268557 A JP 63268557A JP 26855788 A JP26855788 A JP 26855788A JP H0710414 B2 JPH0710414 B2 JP H0710414B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- vehicle wheel
- spinning
- molding
- mandrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Forging (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は車両用ホイールのスピニング成形用素材に関
し、車両用ホイールをスピニング成形する際に素材とし
て使用されるものである。
し、車両用ホイールをスピニング成形する際に素材とし
て使用されるものである。
〔従来の技術〕 従来において、車両用ホイールWをスピニング成形する
場合、第2図に示すように、ディスク部D及びリム素材
筒3を鍛造又は鋳造で形成してホイール素材1を得る。
そして、この素材1をリム成形用マンドレル4に外嵌め
した状態で回転押圧具5で矢印方向にしごくことにより
リム部31を形成していた(特開昭61−115640号)。
場合、第2図に示すように、ディスク部D及びリム素材
筒3を鍛造又は鋳造で形成してホイール素材1を得る。
そして、この素材1をリム成形用マンドレル4に外嵌め
した状態で回転押圧具5で矢印方向にしごくことにより
リム部31を形成していた(特開昭61−115640号)。
しかしながら、かかる従来のスピニング成形法にあって
は、リム素材筒3が周縁部に向かうに従って、漸次肉薄
となっていたため、回転押圧具5でかかる素材筒3を成
形面41のリムフランジ成形部に沿ってしごく場合、立ち
上がり部311の肉厚を厚く形成しにくいという不都合を
有した。
は、リム素材筒3が周縁部に向かうに従って、漸次肉薄
となっていたため、回転押圧具5でかかる素材筒3を成
形面41のリムフランジ成形部に沿ってしごく場合、立ち
上がり部311の肉厚を厚く形成しにくいという不都合を
有した。
この発明の課題はかかる不都合を解決することである。
〔前記問題点を解決するための手段〕 前記課題を解決するために、この発明に係る車両用ホイ
ールのスピリング成形用素材においては、ディスク部の
周端部にリム素材筒を一体形成し、このリム素材筒を成
形用マンドレルに外嵌めした状態でスピニング成形する
ことにより車両用ホイールを成形する車両用ホイールの
スピニング成形用素材において、 前記リム素材筒における周縁部の肉厚を根幹部の肉厚よ
りも大としたものである。
ールのスピリング成形用素材においては、ディスク部の
周端部にリム素材筒を一体形成し、このリム素材筒を成
形用マンドレルに外嵌めした状態でスピニング成形する
ことにより車両用ホイールを成形する車両用ホイールの
スピニング成形用素材において、 前記リム素材筒における周縁部の肉厚を根幹部の肉厚よ
りも大としたものである。
この発明に係る車両用ホイールのスピニング成形用素材
は上記のように構成されているため、 即ち、前記リム素材筒における周縁部の肉厚を根幹部の
肉厚よりも大としたため、 リム素材筒をマンドレルのリムフランジ成形部に沿って
しごく際に、当該素材に余裕を以て作業することができ
るものである。
は上記のように構成されているため、 即ち、前記リム素材筒における周縁部の肉厚を根幹部の
肉厚よりも大としたため、 リム素材筒をマンドレルのリムフランジ成形部に沿って
しごく際に、当該素材に余裕を以て作業することができ
るものである。
以下、図面に基づいてこの発明に実施例を説明する。
第1図において、Dは車両用ホイール素材1のディスク
部、2はこのディスク部Dの表側周端縁に鍛造又は鋳造
によって一体形成された表側リム部である。3は裏側リ
ム素材筒(この発明の「リム素材筒」に相当する。)で
あり、ディスク部Dの裏側周端縁に前記表側リム部2同
様鍛造又は鋳造によって一体形成されている。この裏側
リム素材筒3はスピニング成形によって裏側リム部31と
なるものであり、周縁部32の肉厚Aは根幹部の肉厚Bよ
り大である。
部、2はこのディスク部Dの表側周端縁に鍛造又は鋳造
によって一体形成された表側リム部である。3は裏側リ
ム素材筒(この発明の「リム素材筒」に相当する。)で
あり、ディスク部Dの裏側周端縁に前記表側リム部2同
様鍛造又は鋳造によって一体形成されている。この裏側
リム素材筒3はスピニング成形によって裏側リム部31と
なるものであり、周縁部32の肉厚Aは根幹部の肉厚Bよ
り大である。
このように構成される車両用ホイール素材1をマンドレ
ル4に設置する。この場合、裏側リム素材筒3とこのマ
ンドレル4のリム成形面41との間に隙間Sを形成する
が、かかる裏側リム素材筒3とリム成形面41とのなす角
度θは約8度が望ましい。又、リム素材筒3の周縁部32
はマンドレル4のリムフランジ成形面42よりもディスク
部Dの半径方向に大径である。
ル4に設置する。この場合、裏側リム素材筒3とこのマ
ンドレル4のリム成形面41との間に隙間Sを形成する
が、かかる裏側リム素材筒3とリム成形面41とのなす角
度θは約8度が望ましい。又、リム素材筒3の周縁部32
はマンドレル4のリムフランジ成形面42よりもディスク
部Dの半径方向に大径である。
そして、マンドレル4を軸心43の周囲に回転し、回転押
圧具5で前記裏側リム素材筒3を矢印方向にしごくこと
により、かかる素材筒3を仮想線の状態に順次変形し
(右側から左側に)、立ち上がり部(裏側リム部3の)
311の肉厚を所定の厚さに維持した状態で、裏側リム31
ひいては車両用ホイールWを成形する。
圧具5で前記裏側リム素材筒3を矢印方向にしごくこと
により、かかる素材筒3を仮想線の状態に順次変形し
(右側から左側に)、立ち上がり部(裏側リム部3の)
311の肉厚を所定の厚さに維持した状態で、裏側リム31
ひいては車両用ホイールWを成形する。
なお、6はホイール素材1をマンドレス4に挟持固定す
るための押圧板である。
るための押圧板である。
この発明に係るこの発明に係る車両用ホイールのスピニ
ング成形用素材においては、ディスク部の周端縁にリム
素材筒を一体形成し、このリム素材筒を成形用マンドレ
ルに外嵌めした状態でスピニング成形することにより車
両用ホイールを成形する車両用ホイールのスピニング成
形素材において、 前記リム素材筒における周縁部の肉厚を根幹部の肉厚よ
りも大としたため、 リム素材筒をマンドレルのリムフランジ成形部に沿って
しごく際に、当該素材に余裕を以て作業することができ
るものである。
ング成形用素材においては、ディスク部の周端縁にリム
素材筒を一体形成し、このリム素材筒を成形用マンドレ
ルに外嵌めした状態でスピニング成形することにより車
両用ホイールを成形する車両用ホイールのスピニング成
形素材において、 前記リム素材筒における周縁部の肉厚を根幹部の肉厚よ
りも大としたため、 リム素材筒をマンドレルのリムフランジ成形部に沿って
しごく際に、当該素材に余裕を以て作業することができ
るものである。
したがって、この発明に係る車両用ホイールのスピニン
グ成形用素材を使用すれば、リム素材筒を成形用マンド
レルのリムフランジ成形面に沿ってしごく場合、立ち上
がり部の肉厚を所定の厚さに維持しやすいものである。
グ成形用素材を使用すれば、リム素材筒を成形用マンド
レルのリムフランジ成形面に沿ってしごく場合、立ち上
がり部の肉厚を所定の厚さに維持しやすいものである。
第1図はこの発明に係る車両用ホイールのスピニング成
形用素材の実施例を示すもので、この素材をマンドレル
に設置した状態の断面図、 第2図は第1図に相当する従来例の図である。 3……裏側リム素材筒(リム素材筒) 4……リム成形用マンドレル(成形用マンドレル) A……周縁部の肉厚(裏側リム素材筒) B……根幹部の肉厚(裏側リム素材筒) D……ディスク部
形用素材の実施例を示すもので、この素材をマンドレル
に設置した状態の断面図、 第2図は第1図に相当する従来例の図である。 3……裏側リム素材筒(リム素材筒) 4……リム成形用マンドレル(成形用マンドレル) A……周縁部の肉厚(裏側リム素材筒) B……根幹部の肉厚(裏側リム素材筒) D……ディスク部
Claims (1)
- 【請求項1】ディスク部Dの周端部にリム素材筒3を一
体形成し、このリム素材筒3を成形用マンドレル4に外
嵌めした状態でスピニング成形することにより車両用ホ
イールWを成形する車両用ホイールのスピニング成形用
素材において、 前記リム素材筒3における周縁部の肉厚Aを根幹部の肉
厚Bよりも大としたことを特徴とする車両用ホイールの
スピニング成形用素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63268557A JPH0710414B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 車両用ホイールのスピニング成形用素材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63268557A JPH0710414B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 車両用ホイールのスピニング成形用素材 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62238301A Division JPH0191932A (ja) | 1987-09-21 | 1987-09-21 | 車両用ホイールの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01237042A JPH01237042A (ja) | 1989-09-21 |
JPH0710414B2 true JPH0710414B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17460186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63268557A Expired - Lifetime JPH0710414B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 車両用ホイールのスピニング成形用素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710414B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-24 JP JP63268557A patent/JPH0710414B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01237042A (ja) | 1989-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0710414B2 (ja) | 車両用ホイールのスピニング成形用素材 | |
JPH0710406B2 (ja) | 車両用ホイールのスピニング成形方法 | |
JPH0716746B2 (ja) | スピニング成形方法 | |
JPH0818098B2 (ja) | スピニング成形方法および車両用ホイールの製造法 | |
JPH01224125A (ja) | 車両用ホイールのスピニング成形用素材 | |
JP2561510B2 (ja) | 車両用ホイールの製造方法 | |
JPH0763794B2 (ja) | スピニング成形方法 | |
JPH07106416B2 (ja) | 車両用ホイールの製造法 | |
JPH07115104B2 (ja) | スピニング成形方法 | |
JPH0716747B2 (ja) | スピニング成形用素材 | |
JP2526072B2 (ja) | スピニング裂開装置 | |
JPH0191932A (ja) | 車両用ホイールの製造法 | |
JPH0753304B2 (ja) | 車両用ホイールのリムフランジ部のスピニング成形用型 | |
JPH0753302B2 (ja) | 車両用ホイールのリムフランジ部のスピニング成形用型 | |
JPH11227401A (ja) | ホイール用軽量化ディスクとその製造方法 | |
JP2784598B2 (ja) | 車両用ホイールの製造方法 | |
JP2775288B2 (ja) | スピニング成形用筒状素材および筒体のスピニング成形方法 | |
JPS6347370Y2 (ja) | ||
JPH078391B2 (ja) | 車両用ホイ−ル及びその製造法 | |
JPS6156366U (ja) | ||
JPS61115641A (ja) | 軽合金製ホイ−ルの製造方法 | |
JPS5913715Y2 (ja) | スイツチ | |
JPH01109101A (ja) | 車両用ホイール | |
JPS6071404U (ja) | 圧延ロ−ル | |
JPS6340628A (ja) | 分割形リムの成型方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080208 Year of fee payment: 13 |