JPH0692048B2 - スポーク打出し方法及びこれを実施する装置 - Google Patents

スポーク打出し方法及びこれを実施する装置

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JPH0692048B2
JPH0692048B2 JP1274452A JP27445289A JPH0692048B2 JP H0692048 B2 JPH0692048 B2 JP H0692048B2 JP 1274452 A JP1274452 A JP 1274452A JP 27445289 A JP27445289 A JP 27445289A JP H0692048 B2 JPH0692048 B2 JP H0692048B2
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nozzle
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spokes
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敬明 菱川
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B31/00Apparatus or tools for assembling or disassembling wheels
    • B60B31/02Apparatus or tools for assembling or disassembling wheels for tightening or straightening wire spokes in situ; for extracting spokes from wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/10Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting by means of magazines
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Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野及び発明の概要] 本発明は、ハブのスポーク穴にスポークを挿入する、所
謂、スポーク打出し方法及び装置、つまり、固定状態に
あるハブを間欠回転させて、ハブの停止時に、スポーク
穴と前記スポーク打出し装置からのスポーク押出し方向
とを一致させた状態で、前記打出し装置からスポークを
押出す(打出す)ようにした方法及び装置に関するもの
であり、このスポーク打出し推力を空気圧式にすること
により、円滑なスポーク挿入が可能であり且スポーク挿
入の所要時間を短縮できるようにするものである。
[従来技術及びその課題] ハブのつば部にスポークを挿入する装置として、ハブを
その軸部が水平姿勢となるように支持して各スポークを
挿入するようにしたものが、公表特許公報:昭58−5009
44号公報に提案されている。
このものは、それまでの自重による方式のものに比べて
両方のつば部に同時にスポークを挿入できる利点があ
る。この水平支持式のスポーク挿入装置では、第14図に
示すように、ハブ(1)を水平に支持し、スポーク
(S)を前記ハブ(1)の両側に配設した打出し装置
(2)によってハブ(1)のつば部(10a)(10b)に形
成したスポーク穴(11)(12)に、その側方から挿入す
るものである。そして、この側方からのスポーク(S)
の挿入を可能にするためにその挿入方向を同図に示すよ
うに特殊に設定するとともに、前記各打出し装置は、対
応するスポーク穴との関係位置が適正に設定された時点
で動作するようにしてあり、「位置決め打出し動作」
を繰り返すことにより、ハブのスポーク穴に自動的にス
ポーク(S)が挿入される。
そして、このスポークの打出し装置(2)は、公表特許
公報:昭58−500991号公報に提案されており、このもの
では、第15図のように、ノズル(N)とホルダ(C)と
が一体に構成され、このホルダ(C)に上方に開放する
溝部(3)を具備させると共にこの溝部(3)に、スポ
ーク(S)を先端側に打出す推進手段を具備させ、この
溝部(3)をベース(B)に進退自在に装備させてい
る。
この従来のものでは、溝部(3)に受入れられたスポー
ク(S)が、所定のタイミングで動作する前記推進手段
によって、溝部(3)に沿って基端部から先端のノズル
(N)に向って移動されるとともに、このとき、溝部
(3)を具備させたホルダ(C)がベース(B)に対し
て一定ストローク前進した状態に維持され、ハブ(1)
のつば部のスポーク穴に対向近接した状態で溝部(3)
内のスポーク(S)が自動的に前記スポーク穴に挿入さ
れることとなる。
従って、スポーク穴と打出し装置(2)とが位置決め状
態にセットされて所定の関係位置に置かれ且つホルダ
(C)にスポーク(S)が受入れられる度に前記動作が
繰り返されることとなり、つば部のスポーク穴のそれぞ
れにスポーク(S)が各別に且自動的に挿入されること
となる。
ところが、この従来のものでは、前記スポーク挿入作業
が高速化できないと言う問題がある。
これは、溝部(3)に受入れられたスポーク(S)をノ
ズル(N)から打出してスポーク穴に押込むための推進
手段が、同図に示すように、溝部(3)の溝部に収容し
た移動体(20)と、この移動体(20)を往復駆動する駆
動機構とからなり、この駆動機構を、一対のプーリ間に
ベルト(21)を捲回させたプーリ装置と、このプーリ装
置を駆動する駆動装置とから構成するものであるからで
ある。つまり、移動体(20)が溝部に沿って移動するこ
とから、この移動体(20)の移動を高速化することが困
難であると共に、各部を初期状態とするためには前記移
動体(20)を初期位置に復帰移動させる必要があり、こ
れに要する時間が無駄な時間となるからである。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、『ハ
ブ(1)のつば部のスポーク穴に対向させて設置したス
ポーク打出し装置から前記スポーク穴にスポーク(S)
を打出すスポーク打出し方法又は装置』において、スポ
ーク(S)の打出し動作の高速化を図ることをその課題
とする。
*請求項1の発明について [技術的手段] 上記課題を解決するための請求項1の発明の技術的手段
は、『スポーク穴に対向するノズル(N)に続いてその
打出し方向上流側にスポーク収容室を設け、このスポー
ク収容室にスポーク(S)を収容し、前記スポーク収容
室の周囲を略密閉状態とし、このスポーク収容室の上流
端部から圧力空気を吐出させることにより、スポーク
(S)を前記ノズル(N)から打出すようにした』こと
である。
[作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
適宜手順でスポーク(S)がスポーク収容室に収容さ
れ、その後にスポーク収容室にはその上流側部分から圧
力空気が吐出される。すると、この圧力空気の吐出によ
ってスポーク(S)がノズル(N)の開口端に移送され
て、このときの慣性力及び前記空気圧力によってスポー
ク(S)がノズル(N)から打出されてつば部のスポー
ク穴に挿入される。このとき、スポーク穴とスポーク
(S)の先端とが僅かにズレていたとしても、スポーク
移動経路には振動余裕(移動方向に直角な方向の余裕)
があること、及び圧力空気による圧送によって推力が付
与されていることから、スポーク(S)には前記振動余
裕に応じた振動(移動方向に直角方向の振動)が発生す
る。又、この状態でもスポーク移送推力が空気圧によっ
て付与されているから、最終的にはスポーク穴にスポー
クの先端が挿入されることとなって、所定の位置にまで
挿入される。
上記一連の動作が完了すると、各部は初期状態にあるこ
ととなり、ハブの位置決め完了後は速やかにスポーク打
出し工程に移行できる。
[効果] 本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有す
る。
スポーク(S)を空気圧によって圧送するものであるか
ら、従来のように機械的に往復駆動されるものに比べて
スポーク(S)の移送速度を高速化できる。又、スポー
ク(S)の打出し完了後においてスポーク推進手段を初
期位置に復帰移動させるための時間が不要になるから、
スポーク(S)の打出し動作に要する時間が短縮でき
る。
振動と圧送力によってスポーク(S)がスポーク穴に案
内されるから、スポーク穴とスポーク(S)の移送軌跡
とにズレがあってもスポーク(S)が確実に押込める。
*請求項2の発明について この請求項2の発明は上記請求項1の発明を実施する装
置であり、『ハブ(1)のつば部のスポーク穴に対向さ
せて設置し且前記スポークに穴にスポーク(S)を打出
すスポーク打出し装置であって、スポーク穴に対向する
ノズル(N)と、スポーク(S)を受入れる溝部(3)
を装備されたホルダ(C)とを具備し、前記溝部(3)
に受け入れられたスポーク(S)をノズル(N)から押
出すようにしたスポーク打出し装置』において、上記請
求項1の発明と同様の課題を解決するものである。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本発明の技術的手段
は、『前記溝部(3)を開閉自在の蓋板(30)によって
密閉し、スポーク(S)の受入れ時には前記蓋板(30)
を開放し且スポーク打出し時にはこれを閉塞する蓋板駆
動装置を設け、前記溝部(3)の後部域に圧力空気吐出
口(31)を設け、前記溝部(3)にスポーク(S)が受
入れられ且蓋板(30)が閉鎖された状態で吐出口(31)
から圧力空気を吐出させる圧力空気制御装置(50)を設
けた』ことである。
[作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
ホルダ(C)の溝部(3)にスポーク(S)が受入れら
れると、蓋板駆動装置が動作して蓋板(30)が前記溝部
(3)の開放部を閉塞し、この状態で、圧力空気制御手
段(50)からの出力信号により吐出口(31)から圧力空
気が吐出される。このとき、溝部(3)内は密閉状態と
なっていることから、前記吐出圧力空気によってスポー
ク(S)がノズル(N)の開放口側に移送される。この
移送完了後は各部が初期状態に復帰して、蓋板駆動装置
の動作により蓋板(30)が開放し、圧力空気制御手段
(50)からの出力により吐出口(31)からの圧力空気の
吐出が停止される。その後、打出し装置(2)とハブ
(1)のスポーク穴とが新たな位置決め状態になると、
前記スポーク打出し動作が繰り返される。
ホルダ(C)の溝部(3)とスポーク(S)との間に
は、このスポーク(S)の移動余裕のための間隙がある
ことから、圧力空気による圧送の際にスポーク(S)に
振動が生じる。従って、スポーク穴とスポーク(S)の
移送軌跡との間にズレがある場合においても、この振動
と圧送力によってスポーク(S)がスポーク穴に案内さ
れる。
[効果] 本発明は、上記請求講1の発明と同様の効果を有すると
共に、請求項1の発明の方法が円滑に実施される利点が
ある。
又、既述従来例の装置と具体的に対比した場合、スポー
ク(S)の打出し完了後は、吐出口(31)からの圧力空
気の吐出を停止し蓋板(30)を開放するだけであるか
ら、各部を初期状態に復帰するために要する時間は前記
蓋体(30)を復帰移動させるに要する時間となり、移動
体をスポーク長さに相当する距離を復帰移動させる従来
のものに比べて前記所要時間が大幅に短縮できる。
*請求項3の発明について、 この請求項3の発明は、『ハブ(1)のつば部のスポー
ク穴に対向させて設置し且前記スポークに穴にスポーク
(S)を打出すスポーク打出し装置であって、スポーク
穴に対向するノズル(N)と、前記ノズルの打出し方向
上流側に配設したスポーク保持部とを具備し、前記スポ
ーク保持部に保持されたスポーク(S)を前記ノズル
(N)から打出すようにしたスポーク打出し装置』にお
いて、上記請求項2の発明と同様の課題を解決するもの
である。
[技術的手段] この課題を解決するための技術的手段は『ノズル(N)
と一定の間隔を置いて対向する位置に圧力空気の吐出口
(31)を設け、前記スポーク保持部を、間欠回転体の外
周縁又はその近傍に配設され且回転体軸線に平行な透孔
(71)又は溝部(3)とし、複数の前記スポーク保持部
を前記間欠回転体の回転円周上に一定のピッチで配設す
ると共に、前記間欠回転体の長さを前記吐出口(31)と
ノズル(N)との間に丁度挿入でき且スポーク(S)の
全体を収容できる長さに設定し、スポーク保持部の移動
軌跡における特定の停止点の位置を、前記スポーク保持
部が吐出口(31)−ノズル(N)間に介在した打出位置
とすると共に、この打出し位置から脱出した特定の停止
点の位置を、前記スポーク保持部がスポーク(S)を収
容保持する保持位置とし、間欠回転体の停止時において
吐出口(31)から圧力空気を吐出させる圧力空気制御装
置(50)を設けた』ことである。
[作用] この技術的手段によれば、スポーク保持部が間欠回転体
の外周縁近傍に複数個配設されている。そして、この間
欠回転体の長さは所定に設定されて、1つのスポーク保
持部がノズル(N)と吐出口(31)との間に介在された
時には間欠回転体が停止し、これら三者が同軸線上に位
置する。この時点で圧力空気制御装置(50)の出力によ
り吐出口(31)から圧力空気が吐出され、スポーク保持
部のスポーク(S)がノズル(N)から打出される。
この時、一つのスポーク保持部はこれの移動軌跡の保持
位置に一致しているから、この部分でスポーク保持動作
が行われる。
これらの動作が間欠回転体の停止時に同時に行われ、こ
れらの動作が完了すると、間欠回転体が次の状態に回転
する。そして、新たなスポーク保持部が保持位置と打出
し位置に一致すると間欠間回転体が停止し、その後、上
記一連の動作が同時進行する。
[効果] 本発明は上記構成であるから、上記請求項2の発明と同
様の効果を有すると共に、スポーク保持動作と打出し動
作が同時進行するから、スポーク打出しに要する時間が
一層短縮できる。
[実施例] 以下本発明の実施例を第1図〜第13図に基いて説明す
る。
*第1実施例について 第1図〜第9図に示す第1実施例は請求項1の発明を実
施する請求項2の発明の実施例の装置であり、この実施
例でも、既述従来のものと同様に、ハブ(1)のつば部
に形成され且外側からスポーク(S)が挿入されるスポ
ーク穴(11)と、逆につば部の内側からスポーク(S)
が挿入されるスポーク穴(12)とのそれぞれに対応する
ように各打出し装置がハブ(1)の外側に配設されてい
る。
つまり、第8図に示すように、水平姿勢に支持したハブ
(1)のつば部(10a)のスポーク穴(11)にはハブ
(1)の左側に設置した第1打出し装置(2a)によって
スポーク(S)が押込まれ、スポーク穴(12)にはハブ
(1)の右側に設置した第2打出し装置(2b)によって
スポーク(S)が挿入される。他方のつば部(10b)の
スポーク穴(11)にはハブ(1)の右側に設置した第3
打出し装置(2c)によってスポーク(S)が挿入され、
スポーク穴(12)にはハブ(1)の左側に設置した第4
打出し装置(2d)によってスポーク(S)が挿入され
る。そして、これらの挿入方向が相互に交叉しないよう
にするとともにスポーク(S)の挿入軌跡及びその延長
線が反対側のつば部に接触しないように前記打出し装置
の姿勢が設定されている。
これにより、水平姿勢に支持固定されたつば部(10a)
(10b)のスポーク穴(11)(12)には、各スポーク穴
に適合した状態にスポーク(S)が各別に挿入できるこ
ととなる。
尚、前記打出し装置(2)によるスポーク挿入に際して
は、各打出し装置からのスポーク挿入軌跡をスポーク穴
(11)(12)に一致させる必要があり、この実施例で
は、つば部と摩擦伝動させた駆動ローラをステッピング
モータ(SM)によって回転駆動し、つば部に配設された
スポーク穴と一致した時点で、位置検出装置(40)から
の出力信号により前記ステッピングモータ(SM)を停止
させるとともに、前記位置検出装置(40)を検知位置か
ら退避位置に退避させるようにした位置決め装置(4)
を具備させてある。
つぎに、各打出し装置は第1図〜第9図のような構成で
あり、請求項1の発明のスポーク収容室は、溝部(3)
とその長手方向の開放部を開閉自在に閉塞する蓋板(3
0)によって構成される。前記溝部(3)は前記打出し
装置のフレームに固定されたホルダ(C)に具備させて
あり、このホルダ(C)の先端にはノズル(N)がホル
ダ(C)に具備させた連結筒部(G)に対して進退自在
に連設され、前記ノズル(N)とホルダ(C)との間に
は往復駆動手段とてのエアーシリンダ(38)が介装され
ている。
前記ホルダ(C)は、上方に開放する溝部(3)を具備
する構成で打出し装置へのスポーク供給装置(6)のシ
ュート(61)に続いてその下方に配設され、前記溝部の
開放部はこのシュート(61)の下流端と一致し、この開
放部の長さは、スポーク(S)の長さよりも長くなって
いる。そして、このホルダ(C)には、開閉自在の蓋板
(30)が設けられており、この蓋板(30)は、開放部を
閉塞した閉塞位置からその側方に退避した退避位置まで
の間で進退するように構成されている。尚、この蓋板
(30)による密閉度合は必ずしも完全密閉である必要が
ないが、密閉度合が高いほど後述のスポーク打出し推力
の付与効率が向上する。
前記シュート(61)は傾斜面に沿ってスポーク(S)を
自重によって落下させるもので、傾斜面の横幅はスポー
ク(S)の長さよりも僅かに小さく設定されており、ス
ポーク(S)は、頭部(H)が傾斜面の端縁から突出し
た状態で、このシュート(61)の上面をその軸線が略水
平となった姿勢で落下する。そして、前記溝部(3)
は、シュート(61)からスポーク(S)が投入された時
点でその頭部(H)を収容する第一溝部(3a)と、その
下流側(スポーク(S)の移送方向下流側)に位置する
第二溝部(3b)と、下流端に位置する第三溝部(3c)と
からなり、この第三溝部(3c)は、第5図のように、ス
ポーク(S)の屈曲頭部(H)が直立した姿勢で通過で
きる断面形状である。つまり、その深さは頭部(H)の
高さよりも大きく溝幅はスポーク(S)の線径よりも僅
かに大きくなっている。
この上流側の第二溝部(3b)は、第4図のように、その
両側壁が上向きの傾斜面(32)となっており、この傾斜
面(32)の上流側の端縁は略水平となり下流端では直立
側壁となっている。つまり、この傾斜面(32)は水平面
から直立縁に滑らかにねじれている。前記傾斜面(32)
の上流側の端縁とこの区間の溝部(3)の底部とは同一
線上にあり、その上流側に同図のように第一溝部(3a)
が形成されている。この第一溝部(3a)の幅は上記頭部
(H)の長さの二倍よりも大きく設定され、外観的には
略矩形の凹陥部となっている。この第一溝部(3a)の底
部は、下流端(第二溝部(3b)側の端部)から上流端に
向って滑らかに降下し、且つ、一方の側縁から他方の側
縁に向って滑らかに傾斜した傾斜底部(33)となってい
る。そして、この傾斜底部(33)の端部の直立壁(軸線
に直角な壁面)に吐出口(31)が開口する。
前記構成の溝部(3)を形成したホルダ(C)の上面は
一様な平面に構成され、この上面をスライドするように
蓋板(30)とこの上面部とが、スポーク(S)の移送経
路に対して直角方向にすすみ対偶している。
この蓋板(30)は矩形の板状体で、一対のエアーシリン
ダ(34)(34)によって往復駆動される。尚、このエア
ーシリンダ(34)(34)が既述の蓋板駆動手段として機
能する。
上記構成の溝部(3)を具備するホルダ(C)の先端側
には連結筒部(G)が連設され、この連結筒部(G)
は、第7図のような断面形状の通過孔(34)を具備する
丸軸となっている。そして、この連結筒部(G)にはノ
ズル(N)の基端部が摺動自在に外嵌する。前記ノズル
(N)における前記嵌合部よりも先端側には前記連結筒
部(G)と同様の通過孔(35)が形成されているが、こ
の通過孔(35)の入口部(36)は第2図のようにその側
壁部及び底部が上流側に向って滑らかに拡大する傾斜面
部となっている。そして、ノズル(N)の先端側では前
記通過孔(35)の上半部が切り欠かれて開放し、この開
放部の基端部が上流側に向って上向きとなる傾斜面とな
っており、この傾斜面に常時閉鎖状態に付勢された閉塞
板(37)が設けられ、この閉塞板(37)の下端部からは
通過孔(35)の下半部が開口している。
上記構成のノズル(N)は、ホルダ(C)に取付けたエ
アーシリンダ(38)の出力軸と連結されており、このエ
アーシリンダ(38)の出力に応じてノズル(N)が進退
する。これは、スポーク挿入完了後にスポークを装着し
たハブ(1)をスポーク挿入装置から取出せるようにす
るためであり、このノズル(N)は、1つのハブがセッ
トされると所定の操作により進出位置に維持される。こ
の進出位置では、前記ノズル(N)の先端とハブ(1)
のつば部との間隔はスポーク(S)の長さよりも短く設
定されている。又、スポーク挿入完了の度に初期位置に
復帰移動せしめられるものである。
この実施例では、上記各エアーシリンダ及び吐出口(3
1)への空気圧回路に挿入した開閉弁(V)が共に制御
手段(5)によって制御されるようになっており、この
制御手段(5)としてはマイクロコンピュータを使用し
ている。従って、既述の圧力空気制御装置50はこの制御
手段に含まれる。
そして、このマイクロコンピュータによる制御を可能に
するため、ノズル(N)に設け通過孔(35)の先端部に
は、スポーク(S)の通過を検知する通過検知センサ
(S1)が、溝部(3)の底部にはスポーク(S)が受入
れられたことを検知するスポーク検知センサ(S2)、さ
らには、蓋板(30)が閉塞位置にあることを検知する蓋
板閉蓋検知センサ(S3)及び蓋板(30)が開放状態にあ
ることを検知する蓋板開放検知センサ(S4)が、夫々配
設され、これらの出力信号を前記マイクロコンピュータ
に入力させている。ここで、前記通過検知センサ(S1
は、スポーク検知状態が一定時間以下の場合にスポーク
が通過したことに対応する出力信号を出力するものであ
る。尚、前記検知状態が一定時間以上継続する場合に
は、スポーク(S)が詰っていることと判断でき、この
ときにはスポーク打出し動作を停止させる構成とするこ
とも可能であるが、後述のマイクロオンピュータによる
制御ではこの点を省略している。
又、上記各エアーシリンダは前記マイクロコンピュータ
からの出力信号に応じてその出力軸が一定ストローク進
出し又は交替する動作を行うものである。
このマイクロコンピュータによる制御を実行させるため
のプログラムは第9図のように設定されており、以下の
ような動作が連続的に進行する。尚、スポーク打出し動
作は、ハブの位置決め動作と関連するが、このプログラ
ムでは、この打出し動作の1工程についてのみ説明す
る。
先ず、このプログラムの実行に先立って、エアーシリン
ダ(38)が正駆動してノズル(N)が一定ストローク進
出せしめられると共に、ハブ(1)の位置決め動作が進
行する。このとき溝部(3)には、スポーク(S)が受
入れられていないから、蓋板(30)は開放状態となって
いる。その後、スポーク供給装置(6)によってシュー
ト(61)から一つのスポーク(S)が溝部(3)に受入
れられると、スポーク検知センサ(S2)がこれを検知し
て、このときの出力によってエアーシリンダ(34)が正
駆動状態となり、完全に溝部(3)の開放部を閉塞する
位置にまで蓋板(30)が移動せしめられる。完全開放位
置に移動すると、蓋板閉塞検知センサ(S3)の出力信号
によってエアーシリンダ(34)の正駆動が停止される。
その後、開閉弁(V)が開弁して吐出口(31)から圧力
空気が吐出されて、この吐出圧力によりスポーク(S)
がノズル(N)の先端側に移送され且ノズル(N)の先
端からスポーク(S)が吐出されてハブ(1)のつば部
のスポーク穴にスポーク(S)が押込まれる。
このとき、スポーク(S)が通過検知センサ(S1)の配
設部を通過した時点で、これからの出力信号によってエ
アーシリンダ(34)の逆駆動により蓋板(30)が溝部
(3)を開放した初期位置に復帰せしめられると同時に
開閉弁(V)が閉弁される。
以上の一連の動作が完了すると、一つのスポーク(S)
が所定のスポーク穴に層されることとなり、この工程完
了後では、蓋板(30)が開放状態に復帰されて、次のス
ポーク挿入工程に入れることとなる。
なお、第9図の想像線で示すように、ハブの位置決め装
置が付加されていると、この位置決め装置が前記スポー
ク挿入後に動作して、打出し装置のノズル(N)と未挿
入のスポーク穴とが正確に一致した時点で上記一連の動
作が繰り返される。つまり、位置決め動作スポーク挿
入動作がこの順序で繰り返されて、各スポーク穴にスポ
ーク(S)が挿入されることとなるのである。
特に、この実施例では、第一溝部(3a)の傾斜底部(3
3)が一方の側縁から他方の側縁に向って傾斜する平面
となっているから、シュート(61)から供給されたスポ
ーク(S)の頭部(H)が倒立状態で溝部(3)に供給
落下しても、この傾斜平面の作用によって頭部(H)が
横倒し状態に姿勢変化せしめられるから、スポーク
(S)の頭部(H)が倒立状態のままに維持されること
がなく、圧力空気による圧送開始時に頭部(H)が第一
溝部(3a)から第二溝部(3b)・第三溝部(3c)に向う
間に円滑に姿勢制御されることとなる。又頭部(H)が
倒立状態となる不都合もない。
又、ノズル(N)の先端の開口部は常時閉鎖状態に付勢
された閉塞板(37)によって部分的に閉鎖されており、
開口部は最小限となるから、スポーク(S)の圧送の際
に圧送空気圧が十分に確保されたものとなる。
さらに、この実施例では、第3図に示すように、シュー
ト(61)の下端に対向させて案内板(62)を配設したか
ら、前記シュート(61)に沿って落下するスポーク
(S)が確実に溝部(3)に収容される。
*第2実施例 次に、第10図及び第11図に示す第2実施例のものはスポ
ーク打出し装置にロータリー式のスポーク保持用のシリ
ンダ(7)を具備させた構成のもので、このシリンダ
(7)はベース(B)に回転自在に支持されるととも
に、この回転軸はスポーク打出し方向と平行に設定され
ている。そして、このシリンダ(7)の外周面近傍には
多数のスポーク保持用の透孔(71)(71)が一つの円周
上に一定ピッチで配設され、これら透孔がシリンダ
(7)の軸線と平行に貫通すると共にその断面は上記第
1実施例の連結筒部(G)の通過孔(34)の断面形状と
同様の形状となっている。(第7図参照) この実施例では、前記透孔(71)と後述の筒体(T)の
端面とによって構成される空室が、請求項1の発明のス
ポーク収容室となる。
一方、空気圧源に連通接続される圧力空気の吐出口(3
1)と、ノズル(N)を摺動自在に外嵌させる連結筒
(G)とは、共にベース(B)に配設してあり、前記吐
出口(31)と連結筒部(G)の通過孔(34)の上流端と
は上記シリンダ(7)の軸支部の下方において同軸上で
対向し、且シリンダ(7)の最下位に位置する透孔(7
1)と同軸上に位置する。尚、両者の間隔はシリンダ
(7)の軸線方向の長さよりも僅かに大きく設定されて
いる。そして、シリンダ(7)は吐出口(31)配設側の
軸受部との間に介装されたバネ(72)によって軸線方向
に付勢されており、これにより、最下位に位置する透孔
(71)の下流側の開口端は通過孔(34)の上流側開口端
に常時圧接されることとなる。
前記吐出口(31)はベース(B)と別体に構成され且つ
前記ベースに進退自在に装備された筒体(T)の端部に
配設され、前記筒体(T)はベース(B)に取付けたエ
アーシリンダ(51)によって進体駆動される。又、上記
構成のシリンダ(7)はステッピングモータ(52)によ
って間欠回転されるようになっており、この回転停止位
置の位置決めをするため位置検知センサ(S5)がシリン
ダ(7)の側部に位置し且スポーク(S)が脱出した透
孔(71)に対向させている。この位置検知センサ(S5
からの出力によって前記ステッピングモータ(52)が制
御され、前記透孔(71)とこのセンサとが一致した時点
でステッピングモータ(52)の正転駆動が一定時間(後
述のスポーク打出し動作完了までの間)停止状態に維持
される。
以上の構成のスポーク打出し装置では、第11図に示すよ
うに、シリンダ(7)の上端の透孔(71)と対向する位
置をスポーク収容セクション(7a)とし、シリンダ
(7)の下端の透孔(71)と対向する位置をスポーク打
出しセクション(7b)とすると共に、その中間を位置検
知セクション(7c)として、ここに前記位置検知センサ
(S5)を配設している。
前記スポーク収容セクションでは、既述の第1実施例に
用いたスポーク供給装置(6)とシュート(61)との組
合せ、及び前記シュート(61)から落下させたスポーク
(S)を受入れる溝部(3)の構成がそのまま採用され
ており、この溝部(3)がシリンダ(7)に並設した固
定杆(62)の上面に形成されている。この固定杆(62)
には前記溝部(3)と同軸の進退軸(63)が装備されて
おり、この進退軸がエアーシリンダ(64)によって所定
のタイミングで一定ストローク進退駆動されて、溝部
(3)に収容されたスポーク(S)を透孔(71)挿入さ
せる。
この実施例では、吐出口(31)への回路に挿入した開閉
弁(V),エアーシリンダ(38)(51)(64)及びステ
ッピングモータ(52)の動作は、ノズル(N)に具備さ
せた通過検知センサ(S1)及び上記位置検知センサ
(S5)からの出力によって所定のタイミングに設定され
ており、以下のように動作する。
スポークの打出しに先立って先ず、ノズル(N)がエア
ーシリンダ(38)の正駆動によって一定ストローク進出
されて前進ノズル(N)が進出状態に固定される。この
状態では各透孔(71)は第11図のように、各セクション
に対して所定の関係にあり、最下位に位置する透孔(7
1)と吐出口(31)及び通過孔(34)と一致している。
この状態でエアーシリンダ(51)が逆駆動して筒体
(T)の端面がシリンダ(7)の端面(透孔(71)の上
流側開放端)に圧接される。その後、開閉弁(V)が開
弁して圧力空気が透孔(71)内に吐出されてこれに収容
されていたスポーク(S)は連結筒部(G)からノズル
(N)を介して対向するつば部のスポーク穴に打出され
る。
この打出しのとき通過検知センサ(S1)の出力信号によ
ってエアーシリンダ(51)が正駆動して筒体(T)とシ
リンダ(7)の端面との対接が解かれ、同時にステッピ
ングモータ(52)が正駆動されシリンダ(7)が回転さ
れる。この回転によって位置検知センサ(S5)が後続の
透孔に一致すると、この位置検知センサからの出力信号
によって前記ステッピングモータ(52)の駆動が停止さ
れる。
このとき、最上端に位置する透孔(71)にはスポーク
(S)がないから、エアーシリンダ(64)が一定ストロ
ーク正駆動したあと復帰駆動されて固定杆(62)の溝部
(3)に収容されていたスポーク(S)が前記透孔(7
1)に移送収容される。又、この時には最下位に位置す
る透孔(71)は吐出口(31)と一致しているから、上記
したスポーク打出し動作が同時進行する。
このように、ステッピングモータ(52)によってシリン
ダ(7)が所定のタイミングで間欠回転されると、この
シリンダ(7)の停止時において、スポーク収容セクシ
ョン(7a)ではスポーク(S)が透孔(71)に収容され
スポーク打出しセクション(7b)ではスポーク(S)が
透孔(71)からノズル(N)を介してスポーク穴に打出
されることとなる。
そして、この実施例の場合にも、上記第1実施例と同様
の作用・効果を発揮する。
なお、上記一連の動作を行うために上記第1実施例と同
様にマイクロコンピュータを利用できることは言うまで
もなく、その場合には通過検知センサ(S1)及び位置検
知センサ(S5)の出力を前記マイクロコンピュータに入
力させることとなる。
*第3実施例 第12図及び第13図に示す第3実施例は、上記第2実施例
のスポーク保持用のシリンダ(7)の構成及びスポーク
供給装置を変更したもので、他は同様に構成している。
前記スポーク供給装置としては第1実施例のそれと同様
のものを採用し、前記シリンダ(7)としては胴部外周
面に多数の溝部(3)(3)を配設した構成としてあ
る。そして、シリンダ(7)の外周面を、軸線方向の開
放部(74)を具備する筒状のカバー(73)によって閉塞
しており、このカバー(73)の内周面はシリンダ(7)
の外周面に摺動自在に対接している。ここで、前記開放
部はシリンダ(7)の頂部と一致させ、この開放部にシ
ュート(61)の下端部が対向する。
したがって、シリンダ(7)が間欠回転して最下位に位
置する溝部(3)が吐出口(31)及びノズル(N)と一
致すると、最上位の溝部が開放部(74)に一致してシュ
ート(61)と対向し、この時点でシリンダ(7)が停止
されることとなる。そして、この時点でスポーク打出し
動作及びスポーク供給動作が行われる。この実施例で
も、各エアーシリンダ及びステッピングモータ等の動作
は上記第1実施例の場合と同様に制御できることは言う
までもない。
尚、溝部(3)の構成については上記第1実施例のそれ
と同様に構成されており、第一溝部(3a)及び第二溝部
(3b)更には第三溝部(3c)を具備する。尚、各溝部
(3)が両端開放である点では上記第1実施例とは相違
する。この実施例では第一溝部(3a)の端部が開放して
いることから、筒体(T)の内側の端面が前記第1溝部
(3a)の開放部よりも大きくしてある。従って、吐出口
(31)からの圧力空気はカバー(73)によって閉塞され
た溝部(3)に効果的に吐出される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の斜視図,第2図は要部の
断面図,第3図はその側面図,第4図は溝部の要部の斜
視図,第5図はX−X断面図,第6図はY−Y断面図,
第7図はZ−Z断面図,第8図はスポーク挿入装置全体
の概略説明図,第9図は制御手段(5)をコンピュータ
としたときのフローチャート,第10図及び第11図は第2
実施例の説明図,第12図及び第13図は第3実施例の説明
図,第14図及び第15図は従来例の説明図であり、図中, (1)……ハブ (S)……スポーク (N)……ノズル (3)……溝部 (C)……ホルダ (30)……蓋板 (31)……吐出口 (50)……圧力空気制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブ(1)のつば部のスポーク穴に対向さ
    せて設置したスポーク打出し装置から前記スポーク穴に
    スポーク(S)を打出すスポーク打出し方法において、
    スポーク穴に対向するノズル(N)に続いてその打出し
    方向上流側にスポーク収容室を設け、このスポーク収容
    室にスポーク(S)を収容し、前記スポーク収容室を略
    密封状態としてこのスポーク収容室の上流端部から高圧
    空気を吐出させることにより、スポーク(S)を前記ノ
    ズル(N)から打出すようにしたスポーク打出し方法。
  2. 【請求項2】ハブ(1)のつば部のスポーク穴に対向さ
    せて設置し且前記スポーク穴にスポーク(S)を打出す
    スポーク打出し装置であって、スポーク穴に対向するノ
    ズル(N)と、スポーク(S)を受入れる溝部(3)を
    装備されたホルダ(C)とを具備し、前記溝部(3)に
    受け入れられたスポーク(S)を前記ノズル(N)から
    打出すようにしたスポーク打出し装置において、前記溝
    部(3)を開閉自在に蓋板(30)によって閉塞し、スポ
    ーク(S)の受入れ時には前記蓋板(30)を開放し且ス
    ポーク押込み時にはこれを閉塞する蓋板駆動装置を設
    け、前記溝部(3)の後部域に圧力空気の吐出口(31)
    を設け、前記溝部(3)にスポーク(S)が受入れられ
    且蓋板(30)が閉鎖された状態で吐出口(31)から圧力
    空気を吐出させる圧力空気制御装置(50)を設けたスポ
    ーク打出し装置。
  3. 【請求項3】ハブ(1)のつば部のスポーク穴に対向さ
    せて設置し且前記スポーク穴にスポーク(S)を打出す
    スポーク打出し装置であって、スポーク穴に対向するノ
    ズル(N)と、前記ノズルの打出し方向上流側に配設し
    たスポーク保持部とを具備し、前記スポーク保持部に保
    持されたスポーク(S)を前記ノズル(N)から打出す
    ようにしたスポーク打出し装置において、前記ノズル
    (N)と一定の間隔を置いて対向する位置に圧力空気の
    吐出口(31)を設け、前記スポーク保持部を、間欠回転
    体の外周縁又はその近傍に配設され且回転体軸線に平行
    な透孔(71)又は溝部(3)とし、複数の前記スポーク
    保持部を前記間欠回転体の回転円周上に一定のピッチで
    配設すると共に、前記間欠回転体の長さを前記吐出口
    (31)とノズル(N)との間に丁度挿入でき且スポーク
    (S)の全体を収容できる長さに設定し、スポーク保持
    部の移動軌跡における特定の停止点の位置を、前記スポ
    ーク保持部が吐出口(31)−ノズル(N)間に介在した
    打出位置とする共に、この打出し位置から外れた特定の
    停止点の位置を、前記スポーク保持部がスポーク(S)
    を外部から収容保持する保持位置とし、間欠回転体の停
    止時において吐出口(31)から圧力空気を吐出させる圧
    力空気制御装置(50)を設けたスポーク打出し装置。
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