JP3316623B2 - スポーク挿入装置 - Google Patents

スポーク挿入装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車等のハブにス
ポークを挿入するスポーク挿入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハブのつば部にスポークを挿入する装置
として、ハブ101をハブ軸104が水平姿勢となるよ
うに支持し、その状態でハブ101の各スポーク孔10
6、107にスポークを挿入するようにしたものは、特
開平3−176201号に提案されている。このスポー
ク挿入装置は、図10の(a)に示すように、ハブ10
1を水平姿勢でかつ回転自在に支持する支持装置(図示
していない)と、該支持装置に支持したハブ101の一
方の第1つば部102の左右に配設し該第1つば部10
2のスポーク孔106に内側および外側からスポークを
交互に挿入する第1打出し装置111および第2打出し
装置112と、他方の第2つば部103の左右に配設し
該第2つば部103のスポーク孔107に内側および外
側からスポークを交互に挿入する第3打出し装置113
および第4打出し装置114と、第1つば部102のス
ポーク孔106および第2つば部103のスポーク孔1
07が所定位置にあることを検知するセンサ(図示して
いない)とからなる。このスポーク挿入装置は、図10
の(b)に示すように、ハブ支持装置107に支持した
ハブ101を回転し、スポーク孔106、107が所定
の位置にきたことを検知した場合にハブ101の回転を
止め、スポーク孔106、107の隣のスポーク孔10
6a、107aに一方側の打出し装置111、113で
スポークを挿入し、同時にさらにその隣のスポーク孔1
06b、107bに他方側の打出し装置112、114
でスポークを挿入する。このようなスポーク挿入操作後
さらにハブ1を回転して同様の操作を繰り返し、全部の
スポーク孔106、107にスポークを交互に逆方向か
ら挿入するものである。
【0003】図10の(a)に示すスポーク挿入装置で
は、ハブ101のサイズ、例えば第1つば部102と第
2つば部103の間隔やスポーク孔106、107のピ
ッチまたは第1つば部102、第2つば部103の径
(つまりスポーク孔106、107が配設された円形軌
道の径)などが変わった場合、第1打出し装置111、
第2打出し装置112、第3打出し装置113および第
4打出し装置114の位置や姿勢を別々に調整する必要
があり面倒である。この点を改善すスポーク挿入装置
が、図11に示す特開平8−91007号公報に提案さ
れている。このスポーク挿入装置は、第1つば部102
挿入用の第1打出し装置111と第2打出し装置112
のスポーク打出し方向を第1つば部102の全スポーク
孔106のうちハブ軸104の斜め上方に位置するスポ
ーク挿入孔で交差させ、該交点120を通る光軸を有し
かつこの光軸とスポーク孔106が一致した状態で信号
を出力する第1光センサ115を設け、第1打出し装置
111、第2打出し装置112および第1光センサ11
5の相対位置および相対姿勢を固定する。一方、第2つ
ば部103挿入用の第3打出し装置113と第4打出し
装置114のスポーク打出し方向を第2つば部103の
全スポーク孔107のうちハブ軸104の斜め上方に位
置するスポーク挿入孔で交差させ、該交点121を通る
光軸を有しかつ該光軸とスポーク孔107が一致した状
態で信号を出力する第2光センサ116を設け、第3打
出し装置113、第4打出し装置114および第2光セ
ンサ116の相対位置および相対姿勢を固定する。ま
た、第1打出し装置111、第2打出し装置112およ
び第1光センサ115と、第3打出し装置113、第4
打出し装置114および第2光センサ116とをそれぞ
れ一体としてハブ101のハブ軸104方向にかつハブ
101を中心にして左右対称に往復移動できるように構
成されている。
【0004】このように従来の装置は、第1つば部10
2あるいは第2つば部103の内側および外側からスポ
ークを挿入する第1打出し装置111、第2打出し装置
112あるいは第3打出し装置113、第4打出し装置
114のスポーク打ち出し方向を交点120あるいは交
点121で交差させ、該交点120、121を通る光軸
の第1光センサ115、第2光センサ116を設けたこ
とから、ハブ101のスポーク孔106、107のピッ
チが異なっても、第1光センサ115、第2光センサ1
16が第1つば部102、第2つば部103のスポーク
孔106、107を検知した時点でハブ101の回転を
停止すれば、第1打出し装置111〜第4打出し装置1
14の打出し方向はスポーク挿入孔を向きスポークを挿
入できる状態にある。そのため、第1打出し装置111
〜第4打出し装置114の位置および姿勢を何ら調整す
ることなく対応することができる。また、第1つば部1
02挿入用の第1打出し装置111、第2打出し装置1
12および第1光センサ115と、第2つば部103挿
入用の第3打出し装置113、第4打出し装置114お
よび第2光センサ116とをそれぞれ一体としてハブ1
01のハブ軸104方向にかつハブ101を中心にして
左右対称に往復移動するように構成したことから、第1
つば部102と第2つば部103の間隔が異なっても、
このような往復移動によって第1打出し装置111、第
2打出し装置112の打出し方向の交点120を第1つ
ば部102のスポーク挿入孔に一致させ、同時に第3打
出し装置113、第4打出し装置114の打出し方向の
交点121を第2つば部103のスポーク挿入孔に一致
させることができ、第1打出し装置111〜第4打出し
装置114の姿勢を何ら調整することなく簡易に対応す
ることができる。さらにハブ支持装置117は、図12
に示すように、支持したハブ101をハブ軸104方向
と垂直な平面内で上下方向に往復移動可能な上下移動機
構118と前後方向に往復移動可能な前後移動機構11
9を設けたことから、第1つば部102、第2つば部1
03の径が異なる場合でも、これらの上下移動機構11
8、前後移動機構119によって第1打出し装置11
1、第2打出し装置112の打出し方向の交点120を
第1つば部102のスポーク挿入孔に一致させ、同時に
第3打出し装置113、第4打出し装置114の打出し
方向の交点121を第2つば部103のスポーク挿入孔
に一致させることができ、第1打出し装置111〜第4
打出し装置114の個別の調整を不要としている。
【0005】また、上述のようなスポーク挿入装置の打
出し装置によるスポークの打出しのみでは、各つば部1
02、103のスポーク孔106、107にスポークを
湾曲した頭部まで完全に挿入させることができず、スポ
ークが途中まで挿入された半挿入状態(図8の(a)に
示す)になる。そのため、特開平3−176203号に
開示の半挿入状態のスポークを完全挿入位置(図8の
(b)に示す)まで引き込むためのスポーク絡み防止装
置(スポークさばき装置)が配設されている。該スポー
ク絡み防止装置は、旋回可能な棒状の引込片をスポーク
の先端部に当接させるものや、スポークの先端部が挟持
可能な挟持部を有し該挟持部が引込方向にスライド自在
に設けられたものなどがあり、これらの装置は打出し装
置1基毎に設けられ、合計4基が設けられており、これ
らのスポーク絡み防止装置は、サイズの相違するハブ変
更時毎に、各別にハブとの間隔を人手により調整しなけ
ればならない。
【0006】図11および図12に示すスポーク挿入装
置では、異なるサイズのハブ101に適用させる場合、
上述のように第1打出し装置111〜第4打出し装置1
14の調整は個別に行う必要はなく、半分づつを一体と
して相対的に移動させるだけでよいことから、前記図1
0の(a)のスポーク挿入装置に比べて簡易になるが、
反面、ハブ支持装置117によってハブ101を上下方
向および前後方向に移動させる必要が生じる点で煩雑さ
が残る。さらに、上述のような一体的な調整において、
ハブ101の第1つば部102と第2つば部103のス
ポーク孔106、107に半挿入状態で挿入されたスポ
ークを最終挿入位置まで挿入移動させるスポーク絡み防
止装置(スポークさばき装置)を付設した場合は考慮さ
れていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な課題を解決し、ハブを最初にセットする場合や異なる
サイズのハブに変更してセットする場合に、各打出し装
置、光センサ、スポーク絡み防止装置などの各装置の位
置や向き等の調整を容易にするスポーク挿入装置の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として請求項1記載のスポーク挿入装置は、ハブ
の第1つば部の両側に配置され第1つば部のスポーク孔
に内側および外側からスポークを交互に挿入する第1打
出し装置および第2打出し装置と、第2つば部の両側に
配置され第2つば部のスポーク孔に内側および外側から
スポークを交互に挿入する第3打出し装置および第4打
出し装置と、第1打出し装置および第2打出し装置の打
出し方向と第1つば部のスポーク挿入孔の一致を検知す
る第1光センサと、第3打出し装置および第4打出し装
置の打出し方向と第2つば部のスポーク挿入孔の一致を
検知する第2光センサとにより、第1つば部および第2
つば部の各スポーク孔にスポークを挿入させるスポーク
挿入装置において、全ての打出し装置の打出し方向はそ
れらが挿入する第1つば部または第2つば部の全スポー
ク孔のうちハブ軸の斜め上方に位置するスポーク挿入孔
とし、両端部につば部を具備するハブをハブ軸に回転自
在にかつ該ハブ軸を水平に支持するハブ支持装置設け、
該ハブ支持装置は基台と基台上の斜向ガイドと該斜向ガ
イドに沿って滑動する滑動体を下部に有する上部の移動
台と支持腕からなりかつ斜向ガイドの斜向方向をハブ軸
と斜め上方のつば部のスポーク挿入孔とを結ぶ方向とし
て支持したハブを該方向に往復移動自在としたことを特
徴とする。
【0009】請求項2に記載のスポーク挿入装置は、ハ
ブの第1つば部の両側に配置され第1つば部のスポーク
孔に内側および外側からスポークを交互に挿入する第1
打出し装置および第2打出し装置と、第2つば部の両側
に配置され第2つば部のスポーク孔に内側および外側か
らスポークを交互に挿入する第3打出し装置および第4
打出し装置と、第1打出し装置および第2打出し装置の
打出し方向と第1つば部のスポーク挿入孔の一致を検知
する第1光センサと、第3打出し装置および第4打出し
装置の打出し方向と第2つば部のスポーク挿入孔の一致
を検知する第2光センサとにより第1つば部および第2
つば部の各スポーク孔にスポークを挿入させるスポーク
挿入装置において、第1打出し装置と第2打出し装置は
それぞれのスポーク打出し方向を一点で交差させ、第3
打出し装置と第4打出し装置はそれぞれのスポーク打出
し方向を一点で交差させ、第1光センサはその光軸が第
1打出し装置と第2打出し装置のスポーク打出し方向の
交点を通り該光軸とスポーク孔とが一致した状態になっ
たときに信号を出力するものとし、第2光センサはその
光軸が第3打出し装置と第4打出し装置のスポーク打出
し方向の交点を通り該光軸とスポーク孔とが一致した状
態になったときに信号を出力するものとし、ハブのスポ
ーク孔に半挿入状態に挿入されたスポークを最終挿入位
置まで移行させるスポーク絡み防止装置を設け、該スポ
ーク絡み防止装置は第1つば部の外側に配設した第1ス
ポークさばき装置と第2つば部の外側に配設した第2ス
ポークさばき装置からなり、第1スポークさばき装置は
ハブ軸と平行な鉛直平面内で旋回する旋回腕と該旋回腕
の先端に設けた棒状の引込片を具備し、旋回腕の旋回方
向は旋回軌道上方においてハブ軸方向で外向きに設定
し、引込片は旋回軌道上方において第1打出し装置で第
1つば部に挿入したスポークおよび第4打出し装置で第
2つば部に挿入したスポークの先端付近に下方から当接
するよう位置し、第2スポークさばき装置はハブ軸と平
行な鉛直平面内で旋回する旋回腕と該旋回腕の先端に設
けた棒状の引込片を具備し、旋回腕の旋回方向は旋回軌
道上方においてハブの軸方向で外向きに設定し、引込片
は旋回軌道上方において第3打出し装置で第2つば部に
挿入したスポークおよび第2打出し装置で第1つば部に
挿入したスポークの先端付近に下方から当接するよう位
置し、打出し装置の支持装置を設け、該支持装置は、第
1打出し装置、第2打出し装置、第1光センサおよび第
1スポークさばき装置の相対位置および相対姿勢を定
め、並びに、第3打出し装置、第4打出し装置、第2光
センサおよび第2スポークさばき装置の相対位置および
相対姿勢を定め、第1打出し装置、第2打出し装置、第
1光センサおよび第1スポークさばき装置、並びに、第
3打出し装置、第4打出し装置、第2光センサおよび第
2スポークさばき装置をそれぞれ一体としてハブ軸方向
にかつ対称に往復移動可能にしたことを特徴とする。本
明細書において「対称に往復移動」とは、一方が一定の
方向に移動した場合に他方が一方とは反対方向に同じ距
離だけ移動することを意味する。
【0010】請求項3に記載のスポーク挿入装置は、ハ
ブの第1つば部の両側に配置され第1つば部のスポーク
孔に内側および外側からスポークを交互に挿入する第1
打出し装置および第2打出し装置と、第2つば部の両側
に配置され第2つば部のスポーク孔に内側および外側か
らスポークを交互に挿入する第3打出し装置および第4
打出し装置と、第1打出し装置および第2打出し装置の
打出し方向と第1つば部のスポーク挿入孔の一致を検知
する第1光センサと、第3打出し装置および第4打出し
装置の打出し方向と第2つば部のスポーク挿入孔の一致
を検知する第2光センサとにより第1つば部および第2
つば部の各スポーク孔にスポークを挿入させるスポーク
挿入装置において、全ての打出し装置の打出し方向はそ
れらが挿入する第1つば部または第2つば部の全スポー
ク孔のうちハブ軸の斜め上方に位置するスポーク挿入孔
とし、両端部につば部を具備するハブをハブ軸に回転自
在にかつ該ハブ軸を水平に支持するハブ支持装置設け、
該ハブ支持装置は基台と基台上の斜向ガイドと該斜向ガ
イドに沿って滑動する滑動体を下部に有する上部の移動
台と支持腕からなりかつ斜向ガイドの斜向方向をハブ軸
と斜め上方のつば部のスポーク挿入孔とを結ぶ方向とし
て支持したハブを該方向に往復移動自在とし、第1打出
し装置と第2打出し装置はそれぞれのスポーク打出し方
向を一点で交差させ、第3打出し装置と第4打出し装置
はそれぞれのスポーク打出し方向を一点で交差させ、第
1光センサはその光軸が第1打出し装置と第2打出し装
置のスポーク打出し方向の交点を通り該光軸とスポーク
孔とが一致した状態になったときに信号を出力するもの
とし、第2光センサはその光軸が第3打出し装置と第4
打出し装置のスポーク打出し方向の交点を通り該光軸と
スポーク孔とが一致した状態になったときに信号を出力
するものとし、ハブのスポーク孔に半挿入状態に挿入さ
れたスポークを最終挿入位置まで移行させるスポーク絡
み防止装置を設け、該スポーク絡み防止装置は第1つば
部の外側に配設した第1スポークさばき装置と第2つば
部の外側に配設した第2スポークさばき装置からなり、
第1スポークさばき装置はハブ軸と平行な鉛直平面内で
旋回する旋回腕と該旋回腕の先端に設けた棒状の引込片
を具備し、旋回腕の旋回方向は旋回軌道上方においてハ
ブ軸方向で外向きに設定し、引込片は旋回軌道上方にお
いて第1打出し装置で第1つば部に挿入したスポークお
よび第4打出し装置で第2つば部に挿入したスポークの
先端付近に下方から当接するよう位置し、第2スポーク
さばき装置はハブ軸と平行な鉛直平面内で旋回する旋回
腕と旋回腕の先端に設けた棒状の引込片を具備し、旋回
腕の旋回方向は旋回軌道上方においてハブの軸方向で外
向きに設定し、引込片は旋回軌道上方において第3打出
し装置で第2つば部に挿入したスポークおよび第2打出
し装置で第1つば部に挿入したスポークの先端付近に下
方から当接するよう位置し、打出し装置の支持装置を設
け、該支持装置は第1打出し装置、第2打出し装置、第
1光センサおよび第1スポークさばき装置の相対位置お
よび相対姿勢を定め、並びに第3打出し装置、第4打出
し装置、第2光センサおよび第2スポークさばき装置の
相対位置および相対姿勢を定め、第1打出し装置、第2
打出し装置、第1光センサおよび第1スポークさばき装
置、並びに第3打出し装置、第4打出し装置、第2光セ
ンサおよび第2スポークさばき装置をそれぞれ一体とし
てハブ軸方向にかつ対称に往復移動可能にしたことを特
徴とする。
【0011】以下に上述の手段に対する作用を順次説明
する。本発明のようなスポーク挿入装置は、ハブ1を装
置中央に水平姿勢で支持し、第1打出し装置11と第2
打出し装置12の打出し方向を第1つば部2の全スポー
ク孔6のうち斜め上方のスポーク挿入孔に向け、第3打
出し装置13と第4打出し装置14の打出し方向を第2
つば部3の全スポーク孔7のうち同じ斜め上方のスポー
ク挿入孔に向け、ハブ1を回転させて第1打出し装置1
1、第2打出し装置12および第3打出し装置13、第
4打出し装置14の打出し方向と一致したスポーク孔
6、7に順次スポーク20を挿入するものである。従っ
て、ハブ1の第1つば部2、第2つば部3の径が異なる
場合、上述の従来のスポーク挿入装置のように第1打出
し装置11〜第4打出し装置14の打出し方向を個別に
つば部2、3のスポーク挿入孔に向けるように調整する
か、ハブ支持装置117に上下移動機構118と前後移
動機構119を装備し(図12参照)、ハブ1をハブ軸
4方向と垂直な平面内で上下方向および前後方向に移動
させて、第1、第2つば部2、3のスポーク挿入孔をス
ポーク打出し方向の交点8、9に一致させる必要があ
る。当該請求項1に記載のスポーク挿入装置によれば、
ハブ支持装置10に下部の基台26と上部の移動台27
とを摺動自在に組み合わせた斜向ガイド28と滑動体2
9を介して設け、斜向ガイド28の斜向方向をハブ1の
各つば部の中心とスポーク挿入孔とを結ぶ方向と平行に
設定し、移動台27に連結した支持腕21、22で支持
したハブ1を斜め上方にスライドさせる機構を設けたこ
とから、ハブ1を第1つば部2、第2つば部3の中心と
スポーク挿入孔を通る方向に往復移動させる単一操作
で、第1つば部2、第2つば部3のスポーク挿入孔をス
ポーク打出し方向の交点8、9に一致させることができ
る。
【0012】請求項2に記載のスポーク挿入装置によれ
ば、以下に示す作用が発揮できる。 (1)上記先行技術(図12参照)と同様に、第1打出
し装置11と第2打出し装置12はそれぞれのスポーク
打出し方向を一点で交差させ、第1光センサ16はその
光軸が交点8を通り該光軸とスポーク孔6とが一致した
状態で信号を出力するものとしたことから、支持したハ
ブ1の第1つば部2のスポーク挿入孔に交点8を合わせ
るように調整することで、第1光センサ16がスポーク
孔6を検知した時点でハブ1の回転を停止し、そのスポ
ーク孔6に第1打出し装置11または第2打出し装置1
2でスポーク20を挿入することができる。このように
してスポーク孔6の1ピッチに相当する角度だけ回転
し、停止する度に第1打出し装置11と第2打出し装置
12で交互にスポーク20を挿入することで、全てのス
ポーク孔6への挿入が完了する。第2つば部3に対する
第3打出し装置13、第4打出し装置14および第2光
センサ17も同様に作用する。
【0013】(2)スポーク絡み防止装置は、半挿入状
態のスポーク20の先端付近に引込片64、72を下方
から当接し、該引込片64、72のスポーク挿入方向と
略等しい方向への旋回によって、スポーク20を引き抜
き完全挿入位置に移動させるものである。このスポーク
絡み防止装置は、第1つば部2の外側に配設し第1打出
し装置11で第1つば部2に挿入したスポーク20と第
4打出し装置14で第2つば部3に挿入したスポーク2
0のさばきを担当する第1スポークさばき装置18と、
第2つば部3の外側に配設し第3打出し装置13で第2
つば部3に挿入したスポーク20と第2打出し装置12
で第1つば部2に挿入したスポーク20のさばきを担当
する第2スポークさばき装置19からなることから、最
も少ない個数のスポークさばき装置によって全ての打出
し装置によって打ち出されたスポーク20をさばくこと
ができ、装置全体の簡略化を図ることができる。
【0014】(3)支持装置は、第1打出し装置11、
第2打出し装置12および第1光センサ16の相対位置
および相対姿勢を定めて1組(以下、第1つば部2挿入
用の1組と略す)とし、第3打出し装置13、第4打出
し装置14および第2光センサ17の相対位置および相
対姿勢を定めて1組(以下、第2つば部3挿入用の1組
と略す)とし、この第1つば部2挿入用の1組と第2つ
ば部3挿入用の1組をそれぞれ一体としてハブ軸4と平
行にかつ対称に往復移動可能にしたことから、第1つば
部2と第2つば部3の間隔が異なるハブ1に対しても、
ハブ1をハブ支持装置10に中心を一定位置にしてセッ
トしておけば、上記2組のハブ軸方向かつ対称的な移動
によって、第1打出し装置11と第2打出し装置12の
打出し方向および第1光センサ16の光軸の交点8を第
1つば部2のスポーク挿入孔に一致させることができ、
第3打出し装置13と第4打出し装置14の打出し方向
および第2光センサ17の光軸の交点9を第2つば部3
のスポーク挿入孔に一致させることができる。
【0015】(4)上述のように第1つば部2と第2つ
ば部3の間隔が異なるハブ1に対応させて、第1つば部
2挿入用の1組と第2つば部3挿入用の1組をハブ1を
中心にしてハブ軸4と平行にかつ対称に移動させるので
あるが、第1スポークさばき装置18を第1つば部2挿
入用の1組と一体とし、第2スポークさばき装置19を
第2つば部3挿入用の1組と一体として移動させること
で、第1スポークさばき装置18と第1つば部2との間
隔および第2スポークさばき装置19と第2つば部3と
の間隔が一定になり、第1つば部2、第2つば部3のス
ポーク孔6、7における半挿入状態のスポーク20を安
定してさばくことができる。従って、第1スポークさば
き装置18および第2スポークさばき装置19の位置を
ハブ1のサイズに合わせた各装置の移動に伴って、別個
に調整する必要はない。
【0016】請求項3に記載のスポーク挿入装置によれ
ば、上記請求項1のスポーク挿入装置と請求項2のスポ
ーク挿入装置を合わせた構成であるため、当該スポーク
挿入装置は上述の全ての作用を併せ持つ。つまり、第1
つば部2挿入用の1組と第2つば部3挿入用の1組をハ
ブ1を中心にしてハブ軸4と平行にかつ対称に移動させ
る操作と、ハブ支持装置10に設けた単一のスライド機
構によって第1つば部2、第2つば部3の中心とスポー
ク挿入孔を通る方向にハブ1を往復移動させる操作との
2操作によって、スポーク孔6、7のピッチ、第1つば
部2と第2つば部3の間隔または第1つば部2、第2つ
ば部3の径が異なるあらゆるサイズのハブ1に対応する
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図8に、発明の実施につい
て一形態を示す。図1は当該一形態に係るスポーク挿入
装置を示す模式的平面図で、図2は図1のスポーク挿入
装置を示す模式的正面図で、図3は図1のスポーク挿入
装置のハブ支持装置を示す側面図で、図4は図1のスポ
ーク挿入装置を示す部分的に省略した正面図で、図5お
よび図6は図1のスポーク挿入装置を示す部分的に省略
した平面図で、図7は図1のスポーク挿入装置の打出し
装置を説明する模式的斜視図で、図8の(a)は半挿入
状態のスポーク20を示す説明図で、図8の(b)は完
全挿入状態のスポーク20を示す説明図で、図8の
(c)は全てのスポーク孔6、7にスポーク20を完全
に挿入した状態を示す説明図で、図9はスポークさばき
装置の説明図である。なお図面の理解を容易にするため
に、図4は、ハブ1の第1つば部2にスポーク20を挿
入する第1打出し装置11と第2打出し装置12に関す
る部分のみを示し、第3打出し装置13と第4打出し装
置14に関する部分は省略し、さらに第1打出し装置1
1のフィーダ51を仮想線(2点鎖線)で示した。また
図5は各打出し装置11〜14の外形およびそれらの支
持具89を2点鎖線で示し、支持装置15の移動台88
を3点鎖線で示して略し、各打出し装置11〜14の打
出し方向と各光センサ16、17の光軸を一点鎖線で示
した。図6は、各打出し装置11〜14のスライド機構
を説明するために各支持部81〜84の移動台88より
上部を省略した。当該スポーク挿入装置は、図1〜図5
に示すようにハブ支持装置10、第1打出し装置11、
第2打出し装置12、第3打出し装置13、第4打出し
装置14、支持装置15、第1光センサ16、第2光セ
ンサ17、第1スポークさばき装置18および第2スポ
ークさばき装置19により構成する。以下、各構成部分
毎に順次説明し、さらに当該スポーク挿入装置の機能に
ついて説明する。なお、本明細書中の説明における左右
方向は当該スポーク挿入装置に支持したハブ1の軸と平
行な方向をいい、前後方向は前記ハブ1の軸と垂直かつ
水平な方向をいう。
【0018】ハブ支持装置1は、図1〜図5に示すよう
に、ハブ1を当該スポーク挿入装置のほぼ中心に支持す
るものであるが、具体的には一対の支持腕21、22に
よってハブ軸4の両端を水平かつ左右に向けて支持し、
回転機構23によってハブ1をハブ軸中心に回転自在に
し、さらにスライド機構24によって支持したハブ1を
その姿勢を変えずに前方を基準にして斜め45°上方
(以下、前方上方45°と略す)方向と平行に往復移動
自在にするものである。このスライド機構24は支持腕
21、22と水平のベース25との間に設けられ、ベー
ス25に連結した基台26と、支持腕21、22に連結
しかつ基台26と平行に配設した移動台27と、基台2
6の上面に設けた斜向ガイド28と、移動台27の下面
に設けかつ斜向ガイド28に摺動自在に組み合わせた滑
動体29とを装備し、さらに基台26の後端に設けたモ
ータ30と、このモータ30により回転駆動されかつ移
動台27後端に垂設したメネジ板31に貫通螺合した送
りネジ32とを装備し、移動台27の斜行移動をモータ
ーにより規制した。なお、当該実施形態の斜向ガイド2
8はレールである。
【0019】また基台26のベース25への連結は、ベ
ース25に垂直にかつ互いに平行に立設した一対の山形
板33に、基台26の底面に垂直にかつ互いに平行に立
設した一対の扇形板34を重ね、ボルト36を扇形板3
4に開口した円弧状スリット35に挿入して各山形板3
3に螺合することによる。この山形板33はベース25
の当該スポーク挿入装置の中心を基準にした左右対称位
置に立設した。なお、円弧状スリット35は支持腕2
1、22に支持したハブ1の全スポーク孔6、7のうち
前方上方45°のスポーク挿入孔を中心にした。このた
め、種々の形状のハブ1毎にスポーク挿入孔の最適位置
(斜め上方の角度)が少し変位するが、このスポーク挿
入孔の位置に合わせて基台26の傾斜角を変え、ハブ1
のスライド方向をスポーク挿入孔位置に対応させること
ができる。
【0020】基台26は一の辺に凹状の切欠を有する略
方形の板状体であって、凹状切欠側を前方に向け、かつ
前方上方45°に傾けて固定した。移動台27も基台2
6と同様に、一の辺に凹状の切欠を有する略方形の板状
体であって、凹状切欠側を前方に向け、かつ前方上方4
5°に傾けて固定した。但し、移動台27は基台26よ
りも薄く、かつ小さい。斜向ガイド28、滑動体29お
よび送りネジ32は、基台26および移動台27と同様
に、前後方向に向け、かつ前方上方45°に傾けて設け
た。従って、モータ30により送りネジ32を回転駆動
することで、その回転量および回転方向に応じて、該送
りネジ32に貫通螺合したメネジ板31およびメネジ板
31と固定した移動台27を前後上方45°の方向に往
復移動させることができる。従って、移動台27に連結
した支持腕21、22および該支持腕21、22に支持
したハブ1を前方上方45°の方向に往復移動させるこ
とができる。なお、基台26および移動台27に設けた
凹状の切欠は上方に支持したハブ1に挿入して垂れ下が
ったスポーク20に当接しないようにするためである。
また支持腕21、22の移動台27への連結は、移動台
27の上面に支持台39、40を左右方向に往復移動可
能に設け、支持台39、40に支持腕21、22を固定
することによる。
【0021】回転機構23は、ローラ支持台41、支持
梁42、ローラ連結体43、一対のハブ回転ローラ4
4、モータ45およびエアシリンダ46からなる。ロー
ラ支持台41は角柱でゲート状に構成したものであり、
移動台27に垂直に立設した一対の脚部47と、該脚部
47の上端間に掛け渡した梁部48とからなる。支持梁
42は短い角柱であり、ローラ支持台41の梁部48の
中央から前方に向けて水平に設けた。ローラ連結体43
は、その側面に設けた滑動体49を支持梁42の先端に
鉛直に設けたレール50に摺動自在に組み合わせ、支持
梁42の先端に固定したエアシリンダ46によって上下
方向に移動自在に連結した(図3に仮想線(2点鎖線)
で示す)。一対のハブ回転ローラ44は、ローラ連結体
43に回転自在に設け、同じくローラ連結体43に設け
たモータ45に連結して回転駆動される。またハブ回転
ローラ44は、支持腕21、22に支持した下方のハブ
1の両つば部2、3に当接できるように回転軸を左右方
向に向け、かつハブ1の両つば部2、3の間隔と同程度
離間して左右対称に設けた。
【0022】第1打出し装置11、第2打出し装置1
2、第3打出し装置13および第4打出し装置14は同
じ構造であり、図1、図2、図4および図5に示すよう
に、スポーク20をストックするフィーダ51と、スポ
ーク20を1本づつ打ち出す打出し機52とからなる。
打出し機52は、図5に示すように、本体53と、本体
53に設けた溝部54と、溝部54の一端に連通するノ
ズル55と、溝部54の他端に連通する吐出口56と、
溝部54の上面に開閉自在に設けた蓋板57とからな
る。溝部54はスポーク20を1本収納する細長いスペ
ースである。蓋板57は、スポーク20のセット時は開
け、打ち出し時は閉めるように構成した。吐出口56に
は圧力空気を溝部54に流入させるための空気圧源と圧
力空気制御装置が装備される。従って、蓋板57を開け
てフィーダ51から溝部53にスポーク20をセットし
た後、蓋板57を閉じ、吐出口56から溝部53に圧縮
空気を吐出することでノズル54からスポーク20を打
ち出することができる。
【0023】これらの第1打出し装置11〜第4打出し
装置14はベース25に敷設した支持装置15によって
下方から支持し、ハブ支持装置10によって支持された
ハブ1の左右両側に2機づつ配設した。具体的には、第
1打出し装置11は、ハブ1の右側の第1つば部2のス
ポーク孔6に内側から外側に向けてスポーク20を挿入
するためのものであり、当該スポーク挿入装置の左側前
方に配設し、その打出し方向は右方向を基準にして少し
後方に向けた。第2打出し装置12は、ハブ1の右側の
第1つば部2のスポーク孔6に外側から内側に向けてス
ポーク20を挿入するためのものであり、当該スポーク
挿入装置の右側後方に配設し、その打出し方向は左方向
を基準にして少し前方に向けた。第3打出し装置13
は、ハブ1の左側の第2つば部3のスポーク孔7に内側
から外側に向けてスポーク20を挿入するためのもので
あり、当該スポーク挿入装置の右側前方に配設し、その
打出し方向は左方向を基準にして少し後方に向けた。第
4打出し装置14は、ハブ1の左側の第2つば部3のス
ポーク孔7に外側から内側に向けてスポーク20を挿入
するためのものであり、当該スポーク挿入装置の左側後
方に配設し、その打出し方向は右方向を基準にして少し
前方に向けた。また図3に示すように、各つば部2、3
に対して外側から内側にスポーク20を挿入する第2打
出し装置12と第4打出し装置14は打出し方向をほぼ
水平にし、内側から外側にスポーク20を挿入する第1
打出し装置11と第3打出し装置13は第2打出し装置
12と第4打出し装置14よりも少し上方に配設し打出
し方向を少し斜め下方に向けた。こうすることによっ
て、第1打出し装置11〜第4打出し装置14によって
打ち出したスポーク20が絡みにくく、挿入した第1つ
ば部2または第2つば部3と反対側のつば部3または2
に接触しないようにできる。
【0024】また図2に示すように、第1打出し装置1
1の打出し方向と第2打出し装置12の打出し方向は、
ハブ支持装置10に支持した状態のハブ1の第1つば部
2における全スポーク孔6のうちハブ軸4を基準にして
前方上方45°のスポーク挿入孔(交点8)で交差する
ように相対位置および姿勢を固定し、第3打出し装置1
3と第4打出し装置14の打出し方向も同様に、ハブ1
の第2つば部3における全スポーク孔7のうちハブ軸4
を基準にして前方上方45°のスポーク挿入孔(交点
9)で交差するように相対位置および姿勢を固定した。
なお、図4に示すように、各打出し装置11〜14はそ
の下方にある支持具89で支持し、支持具89の下面の
移動台88とベース25上面の固定台85との間にレー
ル86および滑動体87を設け、スライド自在にした
(後述する)。
【0025】第1光センサ16は光電スイッチであり、
第1打出し装置11に取り付けた投光器58と第2打出
し装置12に取り付けた受光器59とを装備し、投光器
58から受光器59に至る光軸が第1打出し装置11と
第2打出し装置12の打出し方向の交点8を通過するよ
うに位置および向きを設定した。第2光センサ17も第
1光センサ16と同様で、第3打出し装置13に取り付
けた投光器60と第4打出し装置14に取り付けた受光
器61とを装備した光電スイッチであり、投光器60か
ら受光器61に至る光軸が第3打出し装置13と第4打
出し装置14の打出し方向の交点9を通過するように位
置および向きを設定した。
【0026】第1打出し装置11〜第4打出し装置14
によって打ち出されたスポーク20は、ハブ1の第1つ
ば部2、第2つば部3のスポーク孔6、7に半分程度挿
入した状態、つまり図8の(a)に示すような半挿入状
態になる場合が多い。この半挿入状態のままでは、次の
工程への搬送中にスポーク20が脱落したり、後工程の
作業中に不都合が生じる。第1スポークさばき装置18
および第2スポークさばき装置19は、半挿入状態のス
ポーク20を曲折した頭部まで引き込み、先端部が下方
に垂れ下がった状態、つまり図8の(b)に示すような
完全挿入状態にするものである。従って第1スポークさ
ばき装置18および第2スポークさばき装置19を使用
すれば、全スポーク挿入完了時には図8の(c)に示す
ように、全てのスポーク20は平行に鉛直下方を向いて
安定した状態になり、次工程への搬送などに支障をきた
すことがない。第1スポークさばき装置18は第1つば
部2の軸方向の外側でかつ少し下方に配設し、第1打出
し装置11により第1つば部2に内側から挿入したスポ
ーク20および第4打出し装置14により第2つば部3
に外側から挿入したスポーク20を完全挿入状態まで引
き込むものである。また第2スポークさばき装置19
は、第2つば部3の軸方向の外側に配設し、第3打出し
装置13により第2つば部3に内側から挿入したスポー
ク20および第2打出し装置12により第1つば部2に
外側から挿入したスポーク20を完全挿入状態まで引き
込むものである。
【0027】第1スポークさばき装置18および第2ス
ポークさばき装置19は、図4、図6および図9に示す
ように、旋回腕63、引込片64、モータ65、連結板
66および引込パイプ67などからなる。旋回腕63は
棒状体であり、その中心で連結板66に回転自在に支持
し、その回転軌道をハブ支持装置1に支持されたハブ1
のハブ軸4と平行な鉛直平面内とした。モータ65も連
結板66に支持し、モータ65の回転軸に設けたプーリ
68と旋回腕63の回転軸に設けたプーリ69とをベル
ト70で掛け渡して、旋回腕63を旋回の上部でハブ1
の軸方向外向きに旋回するように回転駆動する。引込片
64は、旋回腕63の両先端から略前方に延ばした棒状
体であり、スポーク20を引き込む力を大きくするため
摩擦係数の比較的大きいゴムチューブ等で被覆した。ま
た引込片64は、水平方向を基準として旋回方向と反対
方向かつ旋回中心方向に少し傾斜させた。引込片64
は、その回転軌道の上部で第1打出し装置11により第
1つば部2に内側から挿入した半挿入状態のスポーク2
0および第4打出し装置14により第2つば部3に外側
から挿入した半挿入状態のスポーク20の先端付近に下
方から当接するように配設した。このモータ65で引込
片64を旋回させると、図9に示すように、半挿入状態
のスポーク20に当接する旋回上部での旋回方向はハブ
1の軸方向外向き、つまり前記第1つば部2に内側から
挿入されたスポーク20と第2つば部3に外側から挿入
されたスポーク20の挿入方向とほぼ同じ方向であるた
め、これら半挿入状態のスポーク20を挿入方向に引き
込み完全挿入状態に移動できる。このとき引込片64を
鉛直状態の旋回腕63の両先端から垂直、つまり水平に
突出するのではなく、水平方向を基準として旋回方向と
反対方向かつ旋回中心方向に少し傾斜させたことから、
半挿入状態のスポーク20の先端側を少し前方に向ける
ようにさばくことができる。そのため、スポーク20が
当該スポーク挿入装置の他の部分に当たってしまうこと
を防止でき、スポーク20どうしが絡み合うことを防止
する効果がある。引込パイプ67は、引込片64より長
い可撓性のゴムホース状のものであり、引込片64の近
傍の旋回腕63より突設しており、引込片64の回転軌
跡から外れたスポーク20を引き込むようにしており、
スポーク20の引込能力を向上させている。
【0028】第2スポークさばき装置19も第1スポー
クさばき装置18と同様で、旋回腕71、引込片72、
モータ73、連結板74および引込パイプ75からなる
が、第3打出し装置13により第2つば部3に内側から
挿入したスポーク20および第2打出し装置12により
第1つば部2に外側から挿入したスポーク20をそれら
の挿入方向に近い左方向に引き込み完全挿入状態にする
ものであるため、第2つば部3の外側に配設し、旋回腕
71は第1スポークさばき装置18の旋回腕63と反対
回りに回転する。なお、第1スポークさばき装置18の
連結板66は後述する支持装置6のうち第2打出し装置
12を支持する第2支持部82の移動台88に連結し、
第2スポークさばき装置19の連結板74は支持装置6
のうち第4打出し装置14を支持する第4支持部84の
移動台88に連結した。なお引込片64、72の駆動方
式としては、常時一定の回転速度で回転させる方式と、
対応する打出し装置11〜14の打出し動作の完了と同
時に1回転だけ回転させる方式とがある。
【0029】支持装置6は、第1打出し装置12を支持
する第1支持部81、第2打出し装置12を支持する第
2支持部82、第3打出し装置13を支持する第3支持
部83および第4打出し装置14を支持する第4支持部
84からなる。第1支持部81は、固定台85、一対の
レール86、4基の滑動体87、移動台88および支持
具89からなる。固定台85は長方形平板状であり、ベ
ース25の上面に敷設した。一対のレール86は固定台
85の上面に左右方向に固定した。一方、4基の滑動体
87は、長方形平板状の移動台88の下面に左右に2基
づつ前後2列設け、レール86に摺動自在に嵌合した。
支持具89は、移動台88の上方に第1打出し装置11
を支持するものであり、第1打出し装置11の位置およ
び姿勢を調節可能にしてある。上述の構造の第1支持部
81によって、第1打出し装置11を所定の位置および
所定の姿勢に固定でき、かつ左右方向にスライドでき
る。第2支持部82、第3支持部83および第4支持部
84も、第1支持部81と同様の構造であり、各々が支
持する第2打出し装置12、第3打出し装置13および
第4打出し装置14を左右方向にスライド自在にし、か
つ所定の位置および所定の姿勢に固定する。
【0030】第1支持部81〜第4支持部84には、各
々が支持する第1打出し装置11〜第4打出し装置14
の左右方向の位置を調節する機構を設けた。この機構
は、第1送りネジ91、第2送りネジ92、第3送りネ
ジ93、第4送りネジ94、連結軸95、伝動ベルト9
6、伝動ベルト97、およびモータ98などからなる。
第1送りネジ91は、第1支持部81の固定台85にレ
ール86と平行、つまり左右方向に向けて回転自在に設
け、移動台88に固定した雌ネジ体90を螺合させた。
第2送りネジ92、第3送りネジ93および第4送りネ
ジ94も、第1送りネジ91と同様に、それぞれ第2支
持部82、第3支持部83、および第4支持部84の固
定台85に左右方向に回転自在に設け、移動台88に固
定した雌ネジ体90を螺合させた。また第2送りネジ9
2と第4送りネジ94は同軸上に設け、連結軸95で連
結した。また第2送りネジ92と第3送りネジ93は伝
動ベルト96を掛け渡し、ベルト伝動されている。第1
送りネジ91と第4送りネジ94も伝動ベルト97を掛
け渡してベルト伝動されている。第2送りネジ92はモ
ータ98で駆動した。また、第1送りネジ91、第2送
りネジ92、第3送りネジ93、および第4送りネジ9
4は同じピッチであるが、第1送りネジ91と第2送り
ネジ92は左ネジに設定し、第3送りネジ93と第4送
りネジ94は右ネジに設定した。従って、モータ98に
よって第2送りネジ92を駆動すると、第1送りネジ9
1、第2送りネジ92、第3送りネジ93、および第4
送りネジ94は同方向に同速度で回転する。そのため、
第1打出し装置11と第2打出し装置12は左方向また
は右方向のどちらか一方に同じ距離だけ移動し、第3打
出し装置13と第4打出し装置14は左方向または右方
向の他方向(第1打出し装置11とは反対方向)に同じ
距離だけ移動する。つまり、第1打出し装置11、第2
打出し装置12の組と第3打出し装置13、第4打出し
装置14の組は相互に左右対称に移動する。このとき、
第1打出し装置11と第2打出し装置12と一体に第1
光センサ16と第1スポークさばき装置18が移動し、
それらの相対的位置や姿勢は変わらない。同じく第2光
センサ17と第2スポークさばき装置19も第3打出し
装置13と第4打出し装置14と一体に移動する。
【0031】上述のスポーク装入装置を用いて、ハブ1
の第1つば部2と第2つば部3のスポーク孔6、7にス
ポーク20を装入する方法を説明する。まず、ハブ支持
装置10の支持腕21、22にハブ1のハブ軸4の両端
を支持させ、エアシリンダ46によってハブ回転ローラ
44を降下させてハブ1の第1つば部2、第2つば部3
に当接させる。この状態でモータ45を駆動してハブ1
を回転させ、第1つば部2のスポーク孔6を前方上方4
5°に位置させて停止する。次いで、モータ98を作動
させて第1打出し装置11、第2打出し装置12、第1
光センサ16および第1スポークさばき装置18を左右
方向に移動させ、第1打出し装置11と第2打出し装置
12の打出し方向の交点8が第1つば部2に一致するよ
うにセットする。このとき上述のように第1打出し装置
11、第2打出し装置12の組と第3打出し装置13、
第4打出し装置14の組は相互に対称に移動すること、
およびこれらの組の中間にハブ1が支持されることか
ら、第3打出し装置13と第4打出し装置14の打出し
方向の交点9が第2つば部3に一致している。さらにモ
ータ30を駆動して支持したハブ1を前方上方45°方
向に移動させ、第1打出し装置11と第2打出し装置1
2の打出し方向の交点8が第1つば部2のスポーク孔6
に一致するようにセットする。このとき他方の第3打出
し装置13と第4打出し装置14の打出し方向の交点9
も第2つば部3のスポーク孔7の回転軌道上に位置して
いる。両つば部2、3の間隔やつば部2、3の径(つま
りスポーク孔6、7が配置されている円形軌道の径)あ
るいはスポーク孔6、7のピッチが異なる種々のハブ1
であっても、上記操作によりセットすることができる。
つまりどのようなハブ1でもモータ30とモータ98を
駆動する2操作だけで対応することができる。
【0032】上述のようにハブ1のセットが完了した
後、モータ45および各打出し装置11〜14を各光セ
ンサ16、17の出力信号に応じて作動させる。まず前
記状態では第1つば部2のスポーク孔6が第1打出し装
置11と第2打出し装置12の打出し方向の交点8と一
致しているため、第1打出し装置11または第2打出し
装置12の一方を作動させて第1つば部2のスポーク孔
6にスポーク20を挿入する。ここで一般的には、ハブ
1の第1つば部2のスポーク孔6と第二つば部3のスポ
ーク孔7は対称位置に配設されず、一方のスポーク孔6
の間に他方のスポーク孔7が配設されている。従って挿
入完了後、モータ45を作動させると、第3打出し装置
13と第4打出し装置14の打出し方向の交点9と第2
つば部3のスポーク孔7の一致を知らせる第2光センサ
17の出力信号があり、この信号によってモータ45を
停止し、第3打出し装置13または第4打出し装置14
の一方を作動させて第2つば部3のスポーク孔7にスポ
ーク20を挿入する。挿入完了後モータ45を再度作動
させ、第1つば部2のスポーク孔6と第1打出し装置1
1と第2打出し装置12の打出し方向の交点8との一致
を知らせる第1光センサ16の出力信号によってモータ
45を停止し、第1打出し装置11または第2打出し装
置12の他方によってスポーク20を挿入する。つま
り、第1つば部2に対しては第1打出し装置11と第2
打出し装置12を交互に作動させる。さらに挿入完了後
モータ45を再度作動させ、第3打出し装置13と第4
打出し装置14の打出し方向の交点9と第2つば部3の
スポーク孔7の一致を知らせる第2光センサ17の出力
信号によってモータ45を停止し、第3打出し装置13
または第4打出し装置14の他方によって第2つば部3
のスポーク孔7にスポーク20を挿入する。第2つば部
3に対しても第3打出し装置13と第4打出し装置14
を交互に作動させる。これらの操作を繰り返すことで、
全てのスポーク孔6、7にスポーク20を挿入すること
ができる。
【0033】以上、実施の一形態を紹介したが、本発明
に係るスポーク挿入装置の実施はこれに限るものではな
く、例えば、第1スポークさばき装置18の引込片64
と第2スポークさばき装置19の引込片72は、上述の
ように旋回腕63、71から水平方向を基準として旋回
方向と反対方向かつ旋回中心方向に少し傾斜させて突設
したが、水平に突出するのでもよい。なお、モータ3
0、モータ45およびモータ98は回転および停止が制
御できる例えばステッピングモータを使用するとよい。
また、滑動体29、滑動体49、滑動体87の摺動面に
は直動軸受を装備している。
【0034】
【発明の効果】以上説明したとおり、ハブのつば部の径
が異なる場合でも、ハブ支持装置におけるハブをつば部
の中心とスポーク挿入孔を通る方向に往復移動させる単
一の操作で、両打出し装置のスポーク打ち出し方向とつ
ば部のスポーク挿入孔とを一致させることができる。そ
のため、従来のスポーク挿入装置のような各打出し装置
の打出し方向をつば部のスポーク孔に向ける煩雑な調整
や、ハブ支持装置に上下移動機構と前後移動機構を装備
し、ハブをその軸方向と垂直な平面内で上下方向および
前後方向に2段階に移動させる面倒な操作を簡略化する
ことができる。
【0035】また、各つば部に対する両打出し装置の打
ち出し方向および光センサの光軸を一点で交差させ、打
出し装置が光センサが検知したスポーク孔を直接ねらう
ことから、命中率が高く、かつ、つば部のスポーク孔の
ピッチが異なっても各打出し装置の打ち出し方向等を調
整する必要がない。またスポーク絡み防止装置は第1ス
ポークさばき装置と第2スポークさばき装置の2機にし
たため、各打出し装置が射出したスポーク毎にスポーク
さばき装置を設ける場合と比較して装置全体の簡略化を
図ることができる。さらに、第1、第2つば部の間隔が
異なるハブに対しても、第1つば部挿入用の1組と第2
つば部挿入用の1組を対称に移動させる操作で対応する
ことができ、従来のスポーク挿入装置のように各打出し
装置の打出し方向を個別に調整する必要はない。また、
第1スポークさばき装置を第1つば部挿入用の1組と一
体とし、第2スポークさばき装置を第2つば部挿入用の
1組と一体として移動させるため、各スポークさばき装
置の位置を個別に調整する必要がなく、この点からも操
作の簡略化を図ることができる。
【0036】総合すると、第1つば部挿入用の1組と第
2つば部挿入用の1組を対称に移動させる操作と、ハブ
支持装置に設けたスライド機構によるハブを斜めに往復
移動させる操作の2操作によって、スポーク孔のピッ
チ、両つば部の間隔またはつば部の径が異なるあらゆる
サイズのハブに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスポーク挿入装置の模式的平面図であ
る。
【図2】図1のスポーク挿入装置を示す模式的正面図で
ある。
【図3】図1のスポーク挿入装置のハブ支持装置を示す
側面図である。
【図4】図1のスポーク挿入装置の第1打出し装置と第
2打出し装置並びに第1支持部と第2支持部を示す正面
図である。
【図5】図1のスポーク挿入装置の支持装置の移動台よ
り上を省略し、各打出し装置とそれらの支持具を2点鎖
線で、移動台を3点鎖線で示す平面図である。
【図6】図1のスポーク挿入装置の各打出し装置の左右
スライド機構の平面図で、移動台を3点鎖線で示す。
【図7】図1のスポーク挿入装置の打出し装置の斜視図
である。
【図8】スポークのハブへの挿入状態の説明図で、
(a)は半挿入状態、(b)は完全挿入状態、(c)は
全てのスポーク孔にスポークを挿入した状態である。
【図9】スポークさばき装置の機能を説明する斜視図で
ある。
【図10】(a)は従来のスポーク挿入装置の模式的斜
視図で、(b)はハブを支持したハブ支持装置の側面図
である。
【図11】従来のスポーク挿入装置の概略説明図であ
る。
【図12】図11の従来のスポーク挿入装置のハブ支持
装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ハブ 2 第1つば部 3 第2つば部 4 ハブ軸 6 スポーク孔 7 スポーク孔 8 交点 9 交点 10 ハブ支持装置 11 第1打出し装置 12 第2打出し装置 13 第3打出し装置 14 第4打出し装置 15 支持装置 16 第1光センサ 17 第2光センサ 18 第1スポークさばき装置 19 第2スポークさばき装置 20 スポーク 111 第1打出し装置 112 第2打出し装置 113 第3打出し装置 114 第4打出し装置 115 第1光センサ 116 第2光センサ 117 ハブ支持装置 118 上下移動機構 119 前後移動機構
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 31/00 B23P 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブの第1つば部の両側に配置され第1
    つば部のスポーク孔に内側および外側からスポークを交
    互に挿入する第1打出し装置および第2打出し装置と、
    第2つば部の両側に配置され第2つば部のスポーク孔に
    内側および外側からスポークを交互に挿入する第3打出
    し装置および第4打出し装置と、第1打出し装置および
    第2打出し装置の打出し方向と第1つば部のスポーク挿
    入孔の一致を検知する第1光センサと、第3打出し装置
    および第4打出し装置の打出し方向と第2つば部のスポ
    ーク挿入孔の一致を検知する第2光センサとにより、第
    1つば部および第2つば部の各スポーク孔にスポークを
    挿入させるスポーク挿入装置において、全ての打出し装
    置の打出し方向はそれらが挿入する第1つば部または第
    2つば部の全スポーク孔のうちハブ軸の斜め上方に位置
    するスポーク挿入孔とし、両端部につば部を具備するハ
    ブをハブ軸に回転自在にかつ該ハブ軸を水平に支持する
    ハブ支持装置設け、該ハブ支持装置は基台と基台上の斜
    向ガイドと該斜向ガイドに沿って滑動する滑動体を下部
    に有する上部の移動台と支持腕からなりかつ斜向ガイド
    の斜向方向をハブ軸と斜め上方のつば部のスポーク挿入
    孔とを結ぶ方向として支持したハブを該方向に往復移動
    自在としたことを特徴とするスポーク挿入装置。
  2. 【請求項2】 ハブの第1つば部の両側に配置され第1
    つば部のスポーク孔に内側および外側からスポークを交
    互に挿入する第1打出し装置および第2打出し装置と、
    第2つば部の両側に配置され第2つば部のスポーク孔に
    内側および外側からスポークを交互に挿入する第3打出
    し装置および第4打出し装置と、第1打出し装置および
    第2打出し装置の打出し方向と第1つば部のスポーク挿
    入孔の一致を検知する第1光センサと、第3打出し装置
    および第4打出し装置の打出し方向と第2つば部のスポ
    ーク挿入孔の一致を検知する第2光センサとにより、第
    1つば部および第2つば部の各スポーク孔にスポークを
    挿入させるスポーク挿入装置において、第1打出し装置
    と第2打出し装置はそれぞれのスポーク打出し方向を一
    点で交差させ、第3打出し装置と第4打出し装置はそれ
    ぞれのスポーク打出し方向を一点で交差させ、第1光セ
    ンサはその光軸が第1打出し装置と第2打出し装置のス
    ポーク打出し方向の交点を通り該光軸とスポーク孔とが
    一致した状態になったときに信号を出力するものとし、
    第2光センサはその光軸が第3打出し装置と第4打出し
    装置のスポーク打出し方向の交点を通り該光軸とスポー
    ク孔とが一致した状態になったときに信号を出力するも
    のとし、ハブのスポーク孔に半挿入状態に挿入されたス
    ポークを最終挿入位置まで移行させるスポーク絡み防止
    装置を設け、スポーク絡み防止装置は第1つば部の外側
    に配設した第1スポークさばき装置と第2つば部の外側
    に配設した第2スポークさばき装置からなり、第1スポ
    ークさばき装置はハブ軸と平行な鉛直平面内で旋回する
    旋回腕と該旋回腕の先端に設けた棒状の引込片を具備
    し、旋回腕の旋回方向は旋回軌道上方においてハブ軸方
    向で外向きに設定し、引込片は旋回軌道上方において第
    1打出し装置で第1つば部に挿入したスポークおよび第
    4打出し装置で第2つば部に挿入したスポークの先端付
    近に下方から当接するよう位置し、第2スポークさばき
    装置はハブ軸と平行な鉛直平面内で旋回する旋回腕と該
    旋回腕の先端に設けた棒状の引込片を具備し、旋回腕の
    旋回方向は旋回軌道上方においてハブの軸方向で外向き
    に設定し、引込片は旋回軌道上方において第3打出し装
    置で第2つば部に挿入したスポークおよび第2打出し装
    置で第1つば部に挿入したスポークの先端付近に下方か
    ら当接するよう位置し、打出し装置の支持装置を設け、
    該支持装置は、第1打出し装置、第2打出し装置、第1
    光センサおよび第1スポークさばき装置の相対位置およ
    び相対姿勢を定め、並びに、第3打出し装置、第4打出
    し装置、第2光センサおよび第2スポークさばき装置の
    相対位置および相対姿勢を定め、第1打出し装置、第2
    打出し装置、第1光センサおよび第1スポークさばき装
    置、並びに、第3打出し装置、第4打出し装置、第2光
    センサおよび第2スポークさばき装置をそれぞれ一体と
    してハブ軸方向にかつ対称に往復移動可能にしたことを
    特徴とするスポーク挿入装置。
  3. 【請求項3】 ハブの第1つば部の両側に配置され第1
    つば部のスポーク孔に内側および外側からスポークを交
    互に挿入する第1打出し装置および第2打出し装置と、
    第2つば部の両側に配置され第2つば部のスポーク孔に
    内側および外側からスポークを交互に挿入する第3打出
    し装置および第4打出し装置と、第1打出し装置および
    第2打出し装置の打出し方向と第1つば部のスポーク挿
    入孔の一致を検知する第1光センサと、第3打出し装置
    および第4打出し装置の打出し方向と第2つば部のスポ
    ーク挿入孔の一致を検知する第2光センサとにより、第
    1つば部および第2つば部の各スポーク孔にスポークを
    挿入させるスポーク挿入装置において、全ての打出し装
    置の打出し方向はそれらが挿入する第1つば部または第
    2つば部の全スポーク孔のうちハブ軸の斜め上方に位置
    するスポーク挿入孔とし、両端部につば部を具備するハ
    ブをハブ軸に回転自在にかつ該ハブ軸を水平に支持する
    ハブ支持装置設け、該ハブ支持装置は基台と基台上の斜
    向ガイドと該斜向ガイドに沿って滑動する滑動体を下部
    に有する上部の移動台と支持腕からなりかつ斜向ガイド
    の斜向方向をハブ軸と斜め上方のつば部のスポーク挿入
    孔とを結ぶ方向として支持したハブを該方向に往復移動
    自在とし、第1打出し装置と第2打出し装置はそれぞれ
    のスポーク打出し方向を一点で交差させ、第3打出し装
    置と第4打出し装置はそれぞれのスポーク打出し方向を
    一点で交差させ、第1光センサはその光軸が第1打出し
    装置と第2打出し装置のスポーク打出し方向の交点を通
    り該光軸とスポーク孔とが一致した状態になったときに
    信号を出力するものとし、第2光センサはその光軸が第
    3打出し装置と第4打出し装置のスポーク打出し方向の
    交点を通り該光軸とスポーク孔とが一致した状態になっ
    たときに信号を出力するものとし、ハブのスポーク孔に
    半挿入状態に挿入されたスポークを最終挿入位置まで移
    行させるスポーク絡み防止装置を設け、スポーク絡み防
    止装置は第1つば部の外側に配設した第1スポークさば
    き装置と第2つば部の外側に配設した第2スポークさば
    き装置からなり、第1スポークさばき装置はハブ軸と平
    行な鉛直平面内で旋回する旋回腕と該旋回腕の先端に設
    けた棒状の引込片を具備し、旋回腕の旋回方向は旋回軌
    道上方においてハブ軸方向で外向きに設定し、引込片は
    旋回軌道上方において第1打出し装置で第1つば部に挿
    入したスポークおよび第4打出し装置で第2つば部に挿
    入したスポークの先端付近に下方から当接するよう位置
    し、第2スポークさばき装置はハブ軸と平行な鉛直平面
    内で旋回する旋回腕と該旋回腕の先端に設けた棒状の引
    込片を具備し、旋回腕の旋回方向は旋回軌道上方におい
    てハブの軸方向で外向きに設定し、引込片は旋回軌道上
    方において第3打出し装置で第2つば部に挿入したスポ
    ークおよび第2打出し装置で第1つば部に挿入したスポ
    ークの先端付近に下方から当接するよう位置し、打出し
    装置の支持装置を設け、該支持装置は第1打出し装置、
    第2打出し装置、第1光センサおよび第1スポークさば
    き装置の相対位置および相対姿勢を定め、並びに、第3
    打出し装置、第4打出し装置、第2光センサおよび第2
    スポークさばき装置の相対位置および相対姿勢を定め、
    第1打出し装置、第2打出し装置、第1光センサおよび
    第1スポークさばき装置、並びに、第3打出し装置、第
    4打出し装置、第2光センサおよび第2スポークさばき
    装置をそれぞれ一体としてハブ軸方向にかつ対称に往復
    移動可能にしたことを特徴とするスポーク挿入装置。
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