JPH0691886A - プリントヘッドフェイス用シール - Google Patents

プリントヘッドフェイス用シール

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JPH0691886A
JPH0691886A JP5122268A JP12226893A JPH0691886A JP H0691886 A JPH0691886 A JP H0691886A JP 5122268 A JP5122268 A JP 5122268A JP 12226893 A JP12226893 A JP 12226893A JP H0691886 A JPH0691886 A JP H0691886A
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    • B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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    • B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65D53/00—Sealing or packing elements; Sealings formed by liquid or plastics material
    • B65D53/08—Flexible adhesive strips adapted to seal filling or discharging apertures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリントヘッドフェイス用取り外し可能なシ
ール２８は、その片側に低温溶融材層３２を有し、他側
にしなやかな耐引き裂き性材料３０を備えた積層タブで
ある。シール２８は熱を加え、低温溶融材３２をプリン
トヘッドフェイス１２に流動させることによってプリン
トヘッドフェイスに密着される。シールは少なくともプ
リントヘッドフェイスの一端を越えて広がり、プリント
ヘッドの設置時に簡単に掴んで取り外しできるタブを形
成する。 【効果】 該シールは輸送中及び取扱中に使用され、イ
ンクがプリントヘッドから漏れるのを防止し、ノズルの
汚染と損傷を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプリントヘッド用シール
に関し、より詳細には輸送途中及び取扱い中にプリント
ヘッドのノズルを密閉するため、プリントヘッドフェイ
スに成形される取り外し可能なシールに関する。
【０００２】
【従来の技術】熱インクジェット印刷システムは、紙等
の記録媒体上にインクの小滴を射出するプリントヘッド
内のインクの詰まったチャネルに、熱エネルギで蒸気の
泡を発生させる。この熱エネルギーは、溝端ノズル又は
プリントヘッドフェイスにあるオリフィスの近くのプリ
ントヘッド内の毛管充填インクチャネル内にある抵抗器
によって選択的に生み出され、要求があり次第直ちにイ
ンクを蒸発させ、泡を形成する。一時的な泡は各々イン
クの小滴を射出し、それを記録媒体に向けて進ませる。
この印刷システムはカートリッジ型プリンター又は、ペ
ージ幅型プリンターである。カートリッジ型プリンター
は一般に、インクチャネルとノズルを含む比較的小型の
プリントヘッドを有している。このプリントヘッドは通
常インクマニホルド又はカートリッジ・アッセンブリー
に密閉するように取り付けられ、往復運動をして、動か
ないように押さえられた紙等の記録媒体に、一度に一列
の情報を印刷する。一列の印刷が終了すれば、印刷され
た一列の高さに等しい距離だけ紙が送られ、それに隣接
して次の一列が印刷される。全ページの印刷が終わるま
でこの手順が繰り返される。これと対照的に、ページ幅
型プリンターは、紙の幅と等しいかそれより広い長さの
静止したプリントヘッドを有している。紙はプリントヘ
ッドの長さに垂直の方向に、印刷工程中を通じて一定の
速度で、ページ幅のプリントヘッドを通り過ぎて連続的
に移動する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】インクジェット印刷シ
ステムは、印刷の質と性能に逆の影響を与えるいくつか
の問題にしばしば直面している。これらの問題として
は、１）水等の揮発性のインク成分の蒸発；２）しばら
くの間使わなかったことによるインクの乾燥によって生
じるプリントヘッドノズルの目詰まり；３）ノズル回り
の流体インクの湿気によるノズルを含むプリントヘッド
フェイスへのほこりの付着；４）ノズルからのインク漏
れ；そして６）プリントヘッドノズルに引き込まれる泡
とほこり等が挙げられる。
【０００４】プリントヘッドの設置に先立つ輸送及び設
置により、しばしば上記問題を生じさせたり、少なくと
も上記問題を悪化させたりする。輸送中や設置の間にプ
リントヘッドが押されたり傾いたりして、しばしばノズ
ルからパッケージングへのインク漏れを起こし、インク
を浪費しプリントヘッドの掃除に余計な時間と手間がか
かる結果となる。更に、ノズルが乾いたインクあるいは
くずで目詰まりを起こすことがあり、プリントヘッドが
輸送向けに梱包され最終的にプリンターに設置される間
にインクチャネルが乾燥し、目詰まりを起こすことがあ
る。
【０００５】そこで、プリントヘッドの製造業者は輸送
及び取扱の間、プリントヘッドフェイスを密閉する数々
の技術を試みてきた。これらの技術の内の一つは、プリ
ントヘッドフェイスを単にテープまたはマイラーで覆う
ことである。しかしながら、これらの材料は、プリント
ヘッドダイ表面が不揃いであるために、プリントヘッド
フェイスに良く付着しない。更に、テープはプリントヘ
ッドフェイスに接着剤を残すことがあり、後になって印
刷作業を妨げる原因になる。別の技術は、プリントヘッ
ドフェイスにテープを貼り、該テープ上に一片の発泡プ
ラスティックを押し付けることから成っている。しかし
ながら、発泡カバーは余分なスペースと費用及び梱包を
必要とする。更に、熱インクジェットプリントヘッドフ
ェイスは、チャネルプレート、ヒータープレート、マニ
ホルド、熱だめ等の公差によりでこぼこであったり不揃
いであったりする。前記材料はこのようなでこぼこに簡
単に適応することができないので、プリントヘッドフェ
イスとシールの間にギャップを残し、漏れの原因とな
る。
【０００６】このように、プリントヘッドフェイスに付
ける、簡単に製造でき費用効果的な、有効で簡単に取り
外し可能なシールを提供する必要がある。
【０００７】従って、本発明の目的はプリントヘッド内
からのインク漏れを効果的に防止し、外部からのノズル
の汚染を防止する、プリントヘッドフェイスのシールを
提供することである。
【０００８】本発明の他の目的は、プリントヘッドフェ
イスのでこぼこな表面に適応するシールを提供すること
である。
【０００９】更に、本発明の他の目的は、プリントヘッ
ドフェイスから簡単にしかもすばやく取り除くことがで
きるシールを提供することである。
【００１０】更に、本発明の他の目的は、簡単かつ経済
的に製造でき、プリントヘッドフェイスに適用されるシ
ールを提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記及び他の目的は、プ
リントヘッドの表面ヘモールドするため、その片側に低
温溶融材層を含むフィルムを備えた積層タブを有するプ
リントヘッドフェイス用シールを提供することによって
達成される。
【００１２】更に前記目的は、その中にノズルを有する
面を持ったプリントヘッドダイと、面に取り外し可能に
固定されるシールを有するプリントヘッド・アッセンブ
リーを提供することにより達成される。該シールは第一
の層と、第一の層に結合される低温溶融材の第二の層を
持った積層タブを含み、第二の層は該面に再流動しノズ
ルを覆うようになっている。
【００１３】更に前記目的は、フェイスへ移動可能なフ
ィルム積層タブを熱結合することから成る、プリントヘ
ッドフェイスを密閉する方法によって達成される。プリ
ントヘッドフェイスを積層タブで密閉する方法は、その
片側に低溶融材を備えたタブの使用を含み、積層フィル
ムのウエブを分離タブを形成し、ウエブからタブを分離
させ、フェイス上にタブをモールドし、タブの低溶融材
の側をプリントヘッドフェイスへ適用させることを含
む。
【００１４】
【実施例】図１から解るように、プリントヘッド１０は
熱だめ基板１４に結合されたプリントヘッドダイ１２を
含んでいる。図１はアパーチャ（図示せず）を通してイ
ンクマニホルド１６に典型的に接続される熱インクジェ
ットカートリッジ型プリントヘッドを示している。
【００１５】プリントヘッドダイ１２はヒータープレー
ト２０に結合されたチャネルプレート１８を備えてい
る。チャネルプレート１８が付けられるヒータープレー
ト２０の表面は、複数の抵抗ヒーター素子（図示せず）
を有している。ヒータープレート２０の反対側の表面は
基板１４に接着されている。ヒータープレート２０上に
置かれたチャネルプレート１８の表面は、プリントヘッ
ドダイ１２の前面のノズル２６で終わるインクチャネル
２４を形成する溝を有している。チャネルプレート１８
とヒータープレート２０は結合されて切断作業が行わ
れ、ノズル２６を作るため前面に沿って共面が達成され
る。インクがインクマニホルドからインクチャネル２４
を通ってノズル２６に流れるようにするために、インク
チャネル２４はマニホルド１６のアパーチャと通じてい
る。プリントヘッドの前面はプリントヘッド構成要素の
回りに伸びるフェイスプレート２５によって囲まれてい
る。
【００１６】図２に示されているように、シール２８が
プリントヘッドダイ１２の前面に固定されている。シー
ル２８はしなやかな耐引き裂き性のあるフィルム３０の
層と、低温溶融材３２の層から成る薄膜層ラミネートで
ある。シール２８の大きさはノズル２６を完全に覆い、
少なくとも一端でプリントヘッドダイ１２の面の向こう
まで伸びる大きさであり、簡単に取り外しができるよう
にプルタブを形成している。シール２８はフェイスプレ
ート２５を（図示の如く）部分的に覆うようにプリント
ヘッドダイ１２の全ての端に伸びている方が好ましい。
低温溶融材層３２はプリントヘッドダイ１２の面に取り
付けられ、しなやかな耐引き裂き性フィルム層３０がシ
ール２８の外側を形成している。
【００１７】図３に関して言えば、しなやかな耐引き裂
き性フィルム層３０はポリエステル等のプラスティック
材で作られていることが好ましい。層３０は層３２より
高い溶融温度を有している。織物、紙等を含む従来のし
なやかな耐引き裂き性材料を使用することができる。低
温溶融材層３２もプラスティックでできている方が好ま
しいが、簡単に溶解する材質で構成されていても良い。
好適態様においては、層３２は熱を加えると流動性を持
つが冷却すると固化するH.B. Fuller のHM1580FF16 で
できている。プリントヘッドのフェイス上に再流動し、
ノズル２６の上を覆って安定したシールを提供するもの
ならどんな材料でもふさわしく、ワックスでも良い。流
動性の低温溶融材料３２は粘着性の残余物を有さないの
で、従来のプリントヘッドのように表面へ粘着残余物が
残ることによる問題を解決する。
【００１８】このタブを取り付ける工程は、ノズルを覆
い好ましくはフェイスプレート２５まで広がる位置でプ
リントヘッドダイの面にタブを取り付け、ダイの上に取
り付けられたタブに熱を加え、低温溶融材層を再流動さ
せ、プリントヘッド上にシールを成形することから成
る。タブは密閉する目的だけのために取り付けられ、使
用に先立ち取り除かれるので、プリントヘッドのフェイ
スにタブを注意深く配列する必要はない。従って、必要
なのはシールがノズルを確実に覆っていることだけであ
る。
【００１９】シールの製造方法は図４に概略的に図示さ
れている。図４に示されている工程において、スプール
３６で支持される積層材のウエブ３４は、しなやかな耐
引き裂き性フィルム３０の上層と低溶融材３２の下層か
ら成る。図４の左側で始まり、ウエブ３４は外側へ第一
のワークステーションに引き出され、そこでパンチ３８
によってウエブ３４内にタブ３８が形成される。パンチ
３８はウエブ３４の下にある支持台４０と分離タブ、あ
るいはウエブ３４からタブ２８に簡単に切り取られるも
ろいセクション４２を作る四分の三の深さのパンチを形
成する一般的なパンチング装置から成る。
【００２０】ウエブ３４は次に第二のワークステーショ
ンに進み、もろいセクション４２がウエブ３４から切り
取られ、圧力装置４４によってプリントヘッド１０のフ
ェイスへ適用される。圧力装置４４はもろいセクション
４２に軽い圧力を加えて、タブ２８をウエブ３４から切
取り、一時的にタブ２８をプリントヘッド１０に取り付
ける。圧力装置４４は、軽くて均一な圧力を加えるよう
に設計された一般の装置で良く、例えば、プランジャー
の形のゴム製パッドの付いた金属ブロックで良い。代替
案として、圧力装置４４はもろいセクション４２に低レ
ベルの熱を加えてセクション４２をウエブ３４から切り
離し、プリントヘッド１０にタブ２８を取り付けるヒー
トアプリケーターを備えていても良い。
【００２１】図４に示されているように、一旦タブ２８
がプリントヘッド１０に一時的に取り付けられると、プ
リントヘッド１０は第三のワークステーションに動かさ
れ、そこでタブ２８の低溶融材層３２をプリントヘッド
１０のフェイスに再流動させるのに充分なだけの短バー
ストの熱がタブ２８に加えられる。第三のワークステー
ションにはヒートガン等のヒーター４６を有する。ヒー
ター４６は隣接するプラスティック材が熱による損傷を
受けないように、約４００゜Ｆ以下の温度で、例えば約
３秒間、短バーストの熱を加える。ヒーター４６は約３
５０゜Ｆで短バーストの熱を供給するカロライド（ｃａ
ｌｏｒｉｄｅ）ヒーターと温度センサーを備えたアルミ
ニウムブロックである。材料３２の再流動は、プリント
ヘッドフェイスのでこぼこな表面にシールを適応させ、
インクチャネル２４に材料３２を部分的に流し、ノズル
２６を清潔に保ち設置されるまでインクが無い状態に保
つ。更に、ヒーター４６は放射熱装置、超音波装置、高
圧プランジャー又はその他の、材料層３２を再流動させ
る装置によって置き換えられてもよい。
【００２２】更に、ウエブ３４のもろいセクション４２
が取り除かれ、４６のようなヒーターで適所に密閉され
るように、第二と第三のワークステーションを組み合わ
せて、圧力装置４４によってプリントヘッド１０に一時
的にタブ２８を取り付ける段階を省略することも可能で
ある。
【００２３】図４に示されている最後のワークステーシ
ョンは、低溶融材３２を凝固させ、タブ２８を適所に固
定するために、送風機４８がタブ２８に空気を送る冷却
ステーションから成る。冷却は周囲空気によっても行え
るので、送風機４８は随意である。それに加えて、他の
種類の従来からの冷却装置、例えばコールドスタンプや
冷却器等を送風機４８の代わりに使用することもでき
る。
【００２４】更に、プリントヘッド１０にタブ２８を取
り付ける他の方法も使用することができる。例えば、タ
ブ２８は前もって打ち抜かれたり切り取られて、個々に
プリントヘッド１０のフェイスに取り付けられるもので
もよい。更に、タブ２８はボール供給プロセス（ｂｏｗ
ｌ ｆｅｄ ｐｒｏｃｅｓｓ）又は他の種類の従来から
の組立ラインプロセスを使用して取り付けることもでき
る。タブ２８は手で取り付けることもできる。タブ２８
の取り付けは特に、ヒータープレート２０がチャネルプ
レート１８と組み合わされ方形切断され、その時タブ２
８は直ちにプリントヘッドダイ１２に取り付けられる、
サイドシューティングを用いる熱インクジェット技術に
適用可能である。このように、タブ２８をプリントヘッ
ド１０に取り付けるどのような方法も適用可能であるこ
とが解る。シール２８の配置は正確な製造工程を必要と
せず、それ故安価で実施できることが明らかであろう。
本発明は熱インクジェットカートリッジ型プリントヘッ
ドに関連して記述されたが、本発明によるシールはペー
ジ幅型プリントヘッドあるいは互い違い配列プリントヘ
ッドを含む、フェイスにノズルを有するプリントヘッド
の如何なる種類にも適用できる。個々のシールまたは一
つの大きなシールをこのような場合に使用することがで
きる。本発明によるシールは、設置に先立ちプリンティ
ングノズルを密閉することが望ましい圧電印刷（ｐｉｅ
ｚｏｅｌｅｃｔｒｉｃ ｐｒｉｎｔｉｎｇ）アッセンブ
リーあるいは印刷アッセンブリーに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に使用されるプリントヘッドの部分斜視
図である。
【図２】本発明によるシールを含む図１のプリントヘッ
ドの前面の斜視図である。
【図３】図２のシールの部分で３−３の線に沿って取ら
れた部分側面図である。
【図４】シールを製造しプリントヘッドフェイスにシー
ルを付ける方法の概略斜視図である。
【符号の説明】
１０ プリントヘッド ２８ シール ３０ 耐引き裂きフィルム層 ３２ 低温溶融材層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】プリントヘッドの表面へモールドするた
    め、その片側に低温溶融材層を含むフィルムを備えた積
    層タブを有するプリントヘッドフェイス用シール。
JP12226893A 1992-06-25 1993-05-25 プリントヘッド・アッセンブリー Expired - Fee Related JP3310719B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US904114 1992-06-25
US07/904,114 US5400060A (en) 1992-06-25 1992-06-25 Thermal ink jet cartridge face sealing for shipping

Publications (2)

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JPH0691886A true JPH0691886A (ja) 1994-04-05
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JP12226893A Expired - Fee Related JP3310719B2 (ja) 1992-06-25 1993-05-25 プリントヘッド・アッセンブリー

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EP (1) EP0576237B1 (ja)
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