JPS63130348A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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JPS63130348A
JPS63130348A JP27678186A JP27678186A JPS63130348A JP S63130348 A JPS63130348 A JP S63130348A JP 27678186 A JP27678186 A JP 27678186A JP 27678186 A JP27678186 A JP 27678186A JP S63130348 A JPS63130348 A JP S63130348A
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JP
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ink
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JP27678186A
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Masaharu Okubo
大久保 正晴
Akio Suzuki
章雄 鈴木
Yoshihiro Takada
吉宏 高田
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、インクジェット記録装置に関し、特にインク
液を安定して吐出させる手段を具えたインクジェット記
録装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、インクジェット記録装置においては、非記録時
に記録ヘッドのノズル等インクの吐出口の内部にインク
液を残したまま放置されることが多い。
従来のインクジェット記録装置としては、記録ヘッドの
ノズル先端部に接合可能なキャッピング手段を設け、非
記録時には当該接合を行うことにより、いわば記録ヘッ
ドに蓋をかぶせた状態で周囲の雰囲気から密封し、かつ
接合部分の空気層をインクの蒸気で満たして飽和蒸気圧
にすることによってノズル内のインク液の乾燥および粘
度の増加が防止されるようにしたものがある。
しかしながら、かかる装置では、低湿環境下や長期間記
録を休止するような場合には、上記の如きキャッピング
を行って乾燥防止を図ってもインクの粘度の増加は避け
られず、従フて記録に際しての”ノズルからのインクの
不吐出を防止することが困難である。
このような不都合を解消するために、キャッピング手段
を介して吸引を行い、空気層を低圧状態となして、記録
ヘッドのノズル内のインクを吸い出すようにしたり、記
録ヘッドを含むインク供給系に対してポンプ手段を設け
、自動または手動により作動させてインクを加圧し、記
録ヘッドの全ノズルからインクを排出させるようにした
インクジェット記録装置がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなインクジェット記録装置にあ
っても、周囲の環境条件や記録動作条件の如何を問わず
、常に最良の状態で装置を使用可能とするための配慮は
なされていなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、かかる問題点を解決し、いかなる条件下でも
常に最適の状態で記録を行うことができるインクジェッ
ト記録装置を提供することを目的とする。
そのため、本発明では、第1図に示すように、被記録材
Pの記録面に対してインクを吐出するための吐出部材1
00と、吐出部材100に対して配設され記録信号Cの
人力に応じて吐出を行わせる吐出圧を発生する吐出手段
110と、吐出部材100から強制的にインクを排出さ
せる圧力を発生する排出手段120と、排出手段120
および吐出手段110を同時に駆動することにより吐出
部材100に貯まったインクを排出させる制御手段13
0とを具えたことを特徴とする。
(作 用) すなわち、本発明によれば、環境条件によって吐出部材
100の内部にあるインクが記録に適さない状態となっ
ている場合やその内部に塵埃、気泡等異物が混入してい
る場合において、吐出条件の適正化処理を行うにあたり
、排出部材12Gおよび吐出手段110を同時に駆動す
ることができ、これにより吐出部材100の構造によら
ず充分な圧力を得て排出を行うことができるようになる
〔実施例〕
第2図は、本発明インクジェット記録装置の概要を示す
斜視図である。ここで12は、モータ12A(第4図参
照)により駆動され、紙等の被記録材(不図示)を搬送
し、記録面を形成・保持するためのプラテンローラであ
り、連続紙またはカット紙形態の被記録材は、記録ヘッ
ド15とプラテンローラ12との間をピンチローラ(不
図示)によりプラテンローラ12に押し当てられながら
搬送される。記録ヘッド15はキャリッジ14の上に搭
載されており、2本のガイドレール13aおよび13b
に沿って図中S方向に駆動され、その過程で被記録材に
対する記録が行われる。このキャリッジ14は、プーリ
18aと18bとの間に設けられたベルト19およびプ
ーリ18aを介してモータ16の軸17に接続され、モ
ータ16の回転に応じてS方向の駆動が行われる。
記録ヘッド15は、例えばイエロー(Y)、マゼンダ(
M)、シアン(C)、およびブラック(B)の4色に対
応して4つの記録ユニットを有する。それらY、M、C
およびBの記録を行う記録ユニットには、それぞれ、途
中にギアポンプ23Y 、 23M 。
23Gおよび23Bを配設した供給管(バイブ)21Y
 、 21M 、 21Cおよび21Bを介して、イン
クタンク22Y 、 22M 、 22Cおよび22B
からインクが供給される。また、それらユニットを、そ
れぞれギアポンプを途中に有さないバイブを介しても対
応したインクタンクに接続する。なお、このバイブは、
第2図においては、簡略化のためにイエローのインク供
給を行うバイブ24Yのみを図示した。
100は、記録ヘッド15のホーム位置HPにおいてヘ
ッド15の吐出部と対向しf方向に移動してヘッド15
に接合可能な接合部である。
第3図は、記録ヘッド15を構成する各記録ユニット7
の一構成例を示す。図中31はアルミニウムまたはSi
C等の材料で形成した基板であり、その上にStから成
る基層32が積層されている。この基層32は、Siウ
ェハから切り出されたもので、この上にノズル部分を形
成していくものである。なお、基板31の材質は、その
上層のStと熱膨張率が近似しているSiC等の方が熱
衝撃の点からは有利であるが、熱伝導性が低いため昇温
が激しい、一方、アルミニウムは放熱特性は良好である
が、上層のSiとの熱膨張率が大きく異なるため熱衝撃
の点で問題がある。従って、記録ヘッドを構成するにあ
たってはその設計諸元等を考慮して適宜暴風31の材質
を選択するのが望ましい。
基層32の上には、制御部(第4図参照)から供給され
る画像信号により駆動される電気熱変換素子(ヒータ)
38からの発熱を所定時間保持するための蓄熱層33が
、例えば5i02で形成されている。この蓄熱層33の
表′面上に形成すれるインク流路39の中には、例えば
HfB2から成るヒータ38が配設されており、図示し
ないアルミニウム等の電極を介して制御部に接続されて
いる。このヒータ38は、例えば画像信号1パルス毎に
約5〜15μ秒の間通型され、これによりインク流路3
9の中のインク液を急激に加熱、気化せしめ、以て吐出
口37からインク滴を吐出させる。また、ヒータ38の
表面は図示されていないが、電気的絶縁性、耐熱性、耐
液性、耐キャビテーション性の優れた5i02 、 T
a等の材料で被覆されている。
インク流路39を限界する隔壁36と天井板35とはド
ライフィルムを露光することにより形成でき、それらは
接着層34を介して接合されている。またインク流路3
9へのインク供給は液室40を介して行なわれ、この液
室40に上述のバイブを接続する。
このように構成した記録ユニット7を、基板31に設け
た取付部材(不図示)を介し、吐出口37を第2図中縦
方向に整列させた状態でキャリッジ14上にインク色に
対応させて4個載置固定し、記録ヘッド15を構成する
第4図は本発明インクジェット記録装置の制御系の一構
成例を示す。図中22はインク液を貯留したタンク22
Y、 22M、 22C,22Bを代表して示すタンク
である。インクタンク22の上にはインクカートリッジ
3が設けられ、所謂チキンフィード方式によって、イン
クカートリッジ3中のインクが、インクタンク22内の
インク量が常に一定になるように補給される。このイン
クタンク22内のインクの液面が一定に保たれることは
、インクを安定して吐出する上で望ましい。また、イン
クタンク22内のインク2の液面が常に記録ユニット7
の配設された高さより下方に位置づけられるようになし
、記録ユニット7内のインクには若干の負圧がかかるよ
うにすることにより、非吐出時において吐出口37から
はインクが漏洩しないようにする。
符号23は第2図におけるポンプ23Y、・・−,21
Bを、符°号21はバイブ21Y、・・・、21Bを、
符号24はバイブ24Y等をそれぞれ代表して示すもの
である。ここで、このポンプ23は、インクタンク22
より下方に配設し、バイブ21中に空気が容易に混入し
ないようにする。ポンプ23は記録ユニット7中のイン
クの粘度が高くなり正常な吐出ができなくなると予想さ
れる場合に作動してインクを圧送し、記録ユニット7中
のインクを吐出口37より排出させるために用いるもの
であり、記録中はポンプ23を停止させておく。バイブ
24は、ポンプ23を作動させた時に記録ユニット7内
のインク液を一部導出して記録ユニット7に取り込まれ
ている気泡を排出するとともに、記録中に1本のバイブ
21では不足しがちなインク供給を円滑に行うために配
設したものである。
すなわち、本実施例では、記録ユニット7へのインクの
供給は吐出口37からインクが吐出した際の毛細管現象
によってなされるものであるから、比較的細いバイブを
介しての記録ユニット7へのインクの補給は、吐出回数
の多い画像記録を行う場合には、インクの補給が追いつ
かないことが考えられる。特に本実施例のようにバイブ
21の途中にギアポンプの如きポンプ23を設けると、
このギアポンプがインクの流れを妨げることになるので
、抵抗の少ない供給バイブをさらに1木配設するのが好
ましい。しかしながら、1本のバイブでもインク補給が
円滑に行われる構成であれば、バイブは1木であっても
よいのは言うまでもない。
なお、本実施例にあっては、記録ユニット7内に混入し
た気泡は、ギアポンプ23によりバイブ21を介して記
録ユニット7に供給されるインクの圧力によって記録ユ
ニットの液室からパイプ24側に移送されるが、この場
合パイプ24は記録ユニット7の吐出口37からはイン
クが押し出されかつバイブ24側に気泡が移送され、し
かも記録ユニット7がインク圧力によって破壊しないよ
うに設定しなければならない。そこで、本実施例ではバ
イブ24としてバイブ21よりも大なる管径のバイブを
選定し、バイブ21よりユニット7の上方に接続する。
8および9は、それぞれ記録ユニット7の側面(第3図
中基板31の裏面側)に設けられ、インクを記録ユニッ
ト7の外部から加熱する外部加熱手段としてのニクロム
線等を有するヒータ、および記録ユニット7内のインク
液温を検出するための検出手段としてのサーミスタであ
る。45はサーミスタ9の検出出力に応じヒータ8に通
電を行ってインク液温を適切な値とするための温度制御
部である。
温度制御部45は、例えば簡単な論理回路やドライバ等
で構成でき、例えばインク液温が15℃以下であること
がサーミスタ9の検出信号により検知されたときに、ヒ
ータ8に通電し、記録ユニット7内のインク液温を15
℃まで上昇させるような制御を行う。あるいは、インク
液温が高い方が粘度が低下し、高速応答性が良好となる
ので、特に記録速度を高速とする場合には、記録ユニッ
ト7を25℃〜55℃の範囲内で、好ましくは、30℃
〜50℃の範囲で使用するのが好ましいのでこの場合に
は、電源投入と同時にヒータ8に通電を行い、記録ユニ
ット7を上記所定の温度範囲まで上昇させるような制御
を行うようにしてもよい。
なお、加熱手段として動作範囲を適切に選定した正特性
のサーミスタを用い、サーミスタ9を用いることなく間
ループで制御を行うようにしてもよい。
100は、モータ102の回転に応じて回動しその所定
の回動位置において記録ユニット7の吐出口37を有す
る吐出面7^に対して接合可能なキャップ部10および
清掃部11を有する接合部である。
キャップlOは非記録時あるいは吐出回復処理時等にお
いて吐出面7Aに接合してこれを覆う部材であり、吐出
口37より吐出されたインクを回収する部材を設けるこ
ともできる。また、清掃部11は例えば塵埃を生じない
高分子の吸液性多孔質材料をローラ状、ベルト状あるい
はチップ状に形成した部材とすることができる。
110は、キャリッジ14がホーム位置■Pに位置づけ
られたときに、接合部100を吐出面7Aに対して接合
/11!脱させるための運搬部であり、例えばモータ等
駆動手段およびギア、カム等伝動機構で構成することが
できる。
50は電源スィッチ、記録開始指令スイッチ等操作者が
操作を行うための操作部材や、装置状態等を操作者に報
知するための表示部材等を設けたコンソールである。2
00はコンソール50からの指令信号やサーミスタ9か
らの温度検出信号等に応じて上述の各部を制御する制御
部であり、例えばマイクロコンピュータ形態のCPU 
、そのCPUが実行する第5図示の制御手順等を格納し
たROM、作業用のRAM、およびインタフェース回路
、増幅回路等を有する。
第5図および第6図は、それぞれ、本発明装置による記
録処理手順の一例を示すフローチャート、および動作シ
ーケンスの一例を示すタイミングチャートである。
電源投入時(第6図の時点TA)には、まずステップS
lにおいて各部の初期化および初期設定を行う。このと
き、吐出面7^とキャップ部lOとの接合がなされてい
なかった場合には、この初期設定においてその接合がな
されるようにする。次にステップS3にてサーミスタ9
の検出出力を用いて判定を行い、インク液が所定温度範
囲となるまで待機する。サーミスタ9、ヒータ8および
温度制御部45の協働により、インク液温が吐出に適す
る値に達した場合(第6図の時点TB)には、ステップ
S3にて肯定判定がなされ、ステップS5に進む。なお
、これ以降は温度制御部45はサーミスタ9の検出出力
に応じ、適宜ヒータ8をオン/オフさせながら記録ユニ
ット7の温度制御を行ってゆく。
ス芋ツブS5においては、ポンプ23を所定期間、例え
ば数秒間作動させるとともに、この期間中記録ヘッド1
5を構成する全記録ユニット7のすべてのヒータ38を
駆動させて、記録ユニット7のすべてのインク流路39
内のインクを吐出口37から外方へ排出する。なお、こ
のとき記録ユニット7内のインクに加えられる圧力は記
録ユニット7を破壊する力よりも小さく、かつ粘度が高
くなったインクを吐出口37から押し出す最低限の圧力
よりも大であるようにする。
このように記録ユニット7から、インクを押し出すと、
記録ユニット7の吐出面7Aはインクで濡れ、後の処理
においてこのままインクを吐出しても、インク滴が充分
に届かないことが考えられる。そこで、本例では、ステ
ップS7にて運搬部110およびモータ102を適切に
駆動してキャップ部10にかえ清掃部11を吐出面7A
に接合させ、記録面7Aに付着したインク液を吸収させ
る(第6図の期間TC)。
この吐出面7Aの清掃動作が完了した時点で、記録動作
可能(レディ状態)の信号を発し、コンソール50に設
けた表示部にその旨の表示を行う。
これと同時に、あるいは若干前後して、ステップS9に
て記録ユニット7を再びキャップ部10で覆い、吐出口
37に蓋をして密閉する。
このレディ状態では、ステップ511の判別処理を行う
ことにより、コンソール50あるいはホスト装置から供
給されるプリント信号やコピー信号などの記録開始指令
の人力を待機する。記録開始指令を入力した場合(第6
図の時点TD)には、キャップ部lOは記録ヘッド15
から離脱し、続く記録処理を行うが、このとき、当該離
脱の直前に、ステップ513にて記録ヘッド15を構成
する全記録ユニット7を駆動させて総ての吐出口37か
らそれぞれ数滴ないし数十滴のインクの吐出を行わせる
。この場合は、既に温度制御部もなされ、記録に適さな
いインクも排出、清掃されており、通常のインク吐出動
作と変わらず、従って吐出面7Aは濡れないので、本例
にあっては清掃処理を行わない。
この吐出処理の直後に記録ヘッド15はキャップ部10
を離れ(第6図中時点TE) 、記録紙上を走査し、ス
テップS15にてホスト装置から制御部200を介して
供給される画像信号につき記録処理を行う(第6図中時
点TFないしTGの期間)。
次に、ステップ517にて所定量の1単位の凪録、例え
ば記録紙1枚分の記録処理が行われたか否かを判定する
。ここで、否定判定であればステップ515に復帰して
引続き記録を行い、肯定判定であればステップS19に
進み、供給された画像信号についてのすべての記録が終
了したか否かを判定する。ステップ519にて肯定判定
された場合にはステップS9に復帰し、吐出面7Aにキ
ャッピングを施して次の記録開始指令を待機する。なお
、記録終了時に電源がオフと・された場合(第6図の時
点TJ)には、記録ヘッド15はキャップが施されたま
まとなる。
ステップ519で否定判定がりされた場合、すなわち引
続き連続記録を行う場合には、ステップ521に進み、
ヘッド15をホーム位置に復帰させてキャップ部10と
の接合を施しく第6図の時点TI) 、全吐出口37か
ら若干の時間吐出を行わせ(第6図時点TI) 、ステ
ップ515に復帰する。
この吐出処理は、条件の良い環境下では行わなくとも良
いが、特に低湿環境下でAlサイズやA2サイズのよう
に大面積の記録紙に画像記録を行う場合に特に有効であ
る。すなわち、例えば128個の吐出口、4000PI
 (ドツト/インチ)の記録ユニットを駆動周波数1k
Hzで駆動させた場合、Alサイズの記録紙に記録を行
うには約25分を要するが、この間記録ユニットの12
8個の吐出口のうち全くインクを吐出しないものや、吐
出が比較的少いものがある場合もある。このような場合
、低湿環境下では、その吐出口に連通したインク流路内
のインクが乾燥し、粘度が増加する。従って、本例のよ
うに画像記録後、ステップS21の処理によってキャッ
プおよびインク吐出を行うことにより、以後の吐出不良
、ひいては所謂画像の白抜けを確実に防止できることに
なる。
本実施例では特に、電源投入後記録開始前のステップS
5の処理においてポンプ23ならびに記録ユニット7を
駆動することにより、いずれかの一方のみでは除去しき
れない液室40やインク流路39内の気泡や塵埃、記録
に不適のインクを排出することができるようになった。
例えばポンプ23の駆動のみではすべてのインク流路3
9に均一ないしは十分な加圧を行うことが困難であるが
、木実す八個のように記録ユニット7を同時に駆動する
ことにより、上記排出に十分な圧力を得ることができる
よケになった。このステップS5のような処理は、電源
没入時のみならず、長期間の記録休止後においても行う
ようにしてもよい。
なお、本実施例においては、所定量の記録、すなわち記
録紙1枚分の記録後に吐出処理を行うようにしたが、良
好な環境条件下で連続記録を行うような場合、あるいは
A4サイズの如き比較的小面積の記録紙に対して連続記
録を行うような場合には、当該連続記録終了後に吐出処
理を行うようにしてもよい。すなわち、所定量の記録と
は、任意所望に設定することができるのは言うまでもな
い。
また、ステップ521の吐出処理後の復帰先についても
、例えばカット紙を用い、紙セツト毎に記録開始指令を
与えて記録を行うような場合には、ステップSllに復
帰するようにしてもよいのは勿論である。
加えて、実施例においては清掃部およびキャップ部を軸
のまわりに回動可能な接合部に一体に設けたが、これら
は種々の構成とすることができるのは勿論である。例え
ばそれらをホーム位置)IP近傍において並置された部
材となし、記録へラド15を処理に関連して適切に位置
づけることにより、キャッピングやクリーニングが行わ
れるようにすることもできる。あるいは、接合部の単一
の接合面に清掃部とキャップ部とを一体に設けてもよい
さらに、記録ユニットの加熱処理の制御は、制御部から
独立した温度制御部により行われるようにしたが、制御
部による制御の下に、その処理の過程で行われるように
することも容易である。またその加熱処理についても、
いわば外部より加熱を行う上述の実施例にのみ限られず
、本例の如く電気熱変換体を用いた記録ユニットを採用
する場合には、例えばインクが吐出されない範囲の駆動
パルスを電気熱変換体に適宜供給していわば内部から加
熱を行うようにしてもよく、あるいは外部および内部加
熱を併用してもよい。
さらに加えて、記録ユニットのインク流路内のインクを
外へ排出する手段を構成する要素として、上述の実施例
ではインク供給側に配設したポンプを用いて行うように
したが、ポンプ等吸引手段を接合部側に設け、キャップ
部と吐出面との接合時にキャップ部を介して吸引を行う
ことにより、流路内のインクが吸い出されるようにして
もよい。
さらに、本発明は、記録面に対してインクを吐出するこ
とにより記録を行うインクジェット記録装置であれば、
その形態、記録方式を問わず広く適用できるのは勿論で
ある。例えば、実施例の如く記録ヘッドを走査して記録
を行う形態のインクジェット記録装置のみならず、記録
紙の幅方向にその全幅にわたって記録ヘッドを配設した
所謂フルマルチタイプの装置にも容易に適用できる。ま
た、吐出エネルギ発生手段として上述の電気熱変換体を
用いた装置のみならず、例えば電気/機械エネルギ変換
体を用いたインクジェット記録装置であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、記録ヘッド内の
インクを強制排出させる手段と記録ヘッドとを同時駆動
してインク排出を行うようにしたので、ヘッド内にある
気泡、塵埃等が有効に除去され、従っていかなる環境条
件下、記録動作条件下でも記録にあたっては常に最適の
状態で吐出が行われるので、インクジェット記録装置の
安全性および画像記録品位を格段に高めることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明インクジェット記録装置の全体構成図、 第2図は本発明装置の機械的構成の一例を示す斜視図、 第3図は第2図示の装置における記録ヘッドを構成する
記録ユニットの一構成例を示す斜視図、 第4図は本発明装置の機械的構成および電気的構成を含
む制御系の一構成例を示す説明図、第5図および第6図
は、それぞれ、本発明装置による記録処理手順の一例を
示すフローチャート、および動作シーケンスの一例を示
すタイミングチャートである。 7・・・記録ユニット、 7A・・・吐出面、 8・・・外部ヒータ、 9・・・サーミスタ、 10・・・キャップ部、 11・・・清掃部、 12・・・プラテンローラ、 14・・・キャリッジ、 15・・・記録ヘッド、 21、24・・・供給管(パイプ)、 22・・・インクタンク、 23・・・ポンプ、 37・・・吐出口、 38・・・電気熱変換体(ヒータ)、 39・・・インク流路、 40・・・液室、 45・・・温度制御部、 50・・・コンソール、 100・・・接合部、 200・・・制御部。 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被記録材の記録面に対してインクを吐出するための
    吐出部材と、 該吐出部材に対して配設され記録信号の入力に応じて前
    記吐出を行わせる吐出圧を発生する吐出手段と、 前記吐出部材からインクを強制的に排出させる圧力を発
    生する排出手段と、 該排出手段および前記吐出手段を同時に駆動することに
    より前記吐出部材に貯まったインクを排出させる制御手
    段とを具えたことを特徴とするインクジェット記録装置
    。 2)特許請求の範囲第1項記載のインクジェット記録装
    置において、前記制御手段は装置の電源投入直後を含む
    記録休止後において前記駆動を行うことを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。 3)特許請求の範囲第1項または第2項記載のインクジ
    ェット記録装置において、前記排出手段は前記吐出部材
    に向けてのインクの供給路途中に配設された加圧手段を
    有することを特徴とするインクジェット記録装置。 4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの項
    に記載のインクジェット記録装置において、前記吐出部
    材の吐出口に接合可能で当接接合時に前記吐出口を清掃
    する清掃手段を具え、前記制御手段は前記排出を行わせ
    た後に前記清掃手段を駆動して前記清掃を行わせること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4981349A (en) * 1989-09-01 1991-01-01 Kabushiki Kaisha Matsuyama Seisakusho Rearview mirror assembly for automobiles including positioning means with a recess surface extending uniformly horizontally
US6145956A (en) * 1990-04-11 2000-11-14 Canon Kabushiki Kaisha Discharge recovery method and apparatus for an ink jet recording head
US6206497B1 (en) 1993-09-10 2001-03-27 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejecting apparatus with variable wiping of a liquid ejection head

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