JPH04126259A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH04126259A
JPH04126259A JP24615490A JP24615490A JPH04126259A JP H04126259 A JPH04126259 A JP H04126259A JP 24615490 A JP24615490 A JP 24615490A JP 24615490 A JP24615490 A JP 24615490A JP H04126259 A JPH04126259 A JP H04126259A
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JP
Japan
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ink
recording
cap
ejection
blade
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JP24615490A
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Inventor
Seiji Takahashi
誠二 高橋
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリンタ、ファクシミリ等の記録装置に関し
、特に信号に応じてインクを吐出して記録を行うインク
ジェット記録装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、紙、OHP用シートなどの記録媒体(以下記録用
紙または単に紙ともいう)に対して記録を行う記録装置
は1種々の記録方式による記録ヘッドを搭載した形態で
提案されている。この記録ヘッドには、ワイヤートッド
方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式によ
るものなどがある。
特にインクジェット方式は、記録用紙に直接インクを噴
射するものであるので、ランニングコストが安く、静か
な記録方法として、注目されている。
かかるインクジェット方式による記録装置においては、
記録ヘッドとして一般に微細な吐出口を配列したものが
用いられるので、吐出口内方への気泡や塵埃の混入が生
じた場合、あるいはインク溶剤の蒸発に伴う増粘等によ
ってインクが吐出ないし記録に適さない状態となった場
合等が発生することがある。そこで、これらを予防する
とともにこれらが発生した場合において、インクをリフ
レッシュすることによりそれら吐出不良要因を除去する
処理(吐出回復処理)がなされるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] このような吐出回復処理を行う手段の一形態として、記
録ヘッドの吐出口形成面を覆うことが可能なキャップと
、このキャップに連通し吸引力を作用するポンプとを設
けたものがある。そして。
キャップを吐出口形成面に対向させた状態で吐出口内方
のインク吐出エネルギ発生素子を駆動することによりイ
ンクを吐出させ、あるいはキャップによって吐出口形成
面を覆った状態で吸引力を作用させて吐出口より吸引を
行うことによりインクを強制排出させて、インクととも
に吐出不良要因を除去しようとするものである。さらに
記録時のインクの吐出に際し、あるいは吐出回復処理に
際して、インク吐出口形成長面に付着した記録に不要な
インクや吐出口形成面に付着した雰囲気中の塵埃等の吐
出不良要因を除去するため、インク吐出口形成面を1弾
性体によって構成されるブレードによってワイピングす
る様になっている。
しかしながら、従来のブレードによるワイピング動作で
は、ブレード自身をクリーニングする機能がないため、
ワイピングによってブレードにインクが゛付着する。こ
の付着インクは放置されると粘度が増大した、吐出不良
の一因となる増粘インクとなる。従って従来方法では増
粘インクが付着したブレードによってワイピングを行う
ためワイピング動作の本来の目的である吐出不良要因の
除去が不完全であった。同様に、ブレードには、使用雰
囲気中の塵埃等が付着するため、従来の様に、このまま
ワイピングを行うことは、吐出口内方に塵埃を混入させ
ることになるため、やはり吐出不良要因の除去効果に悪
影響を与えてしまうことがあった。
そこで前述の影響を防止するために、吐出口形成面をク
リーニングしたブレード表面に付着インクを除去するた
めに多孔質体等から構成される部材に当接させる構成の
ものが提案されている。このような構成の装置では、ブ
レードをクリーニングするための多孔質部材にインクが
蓄積されるとブレードのクリーニング効果が低下してし
まうことがある。すなわち、多孔質部材に移行したイン
クが増粘したり、多孔質部材のインク吸収量の限界を越
えた場合には、ブレードに付着したインクやゴミ等が良
好に多孔質部材に移行しな(なってしまう。
そのため多孔質部材を交換可能としているが。
その交換の時期は使用者の判断にまかされ、必要に応じ
て適宜交換するものである。したがって交換がタイミン
グよく行なわれない場合には、前述したクリーニング効
果が低下した多孔質部材でブレードがクリーニングされ
ることとなる。あるいは交換が早い場合には、クリーニ
ングの観点では良いものの、コストのアップ、資源の浪
費となってしまう。
そこで本発明は吐出不良の要因である付着インク、塵埃
等を完全に除去するブレード部材のクリーニング部材を
最適に交換することができ、記録ヘッドのインク吐出動
作が良好なインクジェット記録装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本発明は着脱可能な記録
ヘッドと、該記録ヘッドのインク吐出口形成面をクリー
ニング処理する第1の清浄部材を有し、被配録媒体に対
してインクを吐出することで記録を行なうインクジェッ
ト記録装置において、前記インク吐出口形成面をクリー
ニングする第1の清浄部材の通過経路上に前記清浄部材
に付着した異物を除去する第2の清浄部材を具備したこ
とを特徴とする。
[作 用] 本発明においては、記録ヘッドのインク吐出口形成面の
近傍に、インクや塵埃等を吸収または吸着保持する吸収
吸着部材を具えている。かかる部材をインクの吐出口形
成面をワイピングするゴム等のブレードが接触可能な位
置に設け、ワイピング動作の際にブレードを摺動接触さ
せることにより、ブレードによるワイピング動作の際に
ブレードによって払拭される吐出口形成面の不要なイン
クや塵埃を吸収あるいは吸着保持させ、さらには、ブレ
ード自身に付着しているインクや塵埃をも吸収、除去す
る。従って本発明によればインクの吐出口形成面をイン
クの吐出状態が良好な状態に保つことが可能である。
さらに、交換可能な記録ヘッドの側面に吸収吸着部材を
備えるので、ヘッドのインクの終了によって必然的に吸
収吸着部材の交換がなされる。そのため吸収吸着部材の
能力低下がな(また、ヘッドのインク量にみあった吸収
吸着部材を備えていればよ(、小型化ができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明を適用可能な装置として、文書作成装置
(以下ワードプロセッサという)の外観構成例を示す。
ここで、1は入力装置であるところのキーボード部であ
る。2は入力した文書等を表示する表示器部分であり、
回動可能に保持され、非使用時はキーボード部lに重な
るように折たためるようになっている。
3は記録ヘッドの動作状態を確認するための視認用開口
に設けた開閉可能な保護カバーであり、透明または半透
明である。4は拍車を保持するための拍車カバーである
5は記録用紙の給排紙時に紙の支えとするペーパーサポ
ータ、6は手動にて記録用紙の給排紙を行うためのノブ
である。
第2図は本例に係るインクジェット記録装置形態のプリ
ンタ部の構成例を示す。
ここで9は第3図および第4図につき詳述するインクジ
ェット記録ヘッドを有したヘッドカートリッジ、11は
これを搭載して図中S方向に走査するためのキャリッジ
である。13はヘッドカートリッジ9をキャリッジ11
に取付けるためのフック、15はフック13を操作する
ためのレバーである。 19はヘッドカートリッジ9に
対する電気接続部を支持する支持板である。21はその
電気接続部と本体制御部とを接続するためのFPC(フ
レキシブル印刷回路)である、このFPCに関連した構
成については第9図〜第11図について後述する。
23は、キャリッジ11をS方向に案内するためのガイ
ド軸であり、キャリッジ11の軸受25に挿通されてい
る。27はキャリッジllが固着され、これをS方向に
移動させるための動力を伝達するタイミングベルトであ
り、装置両側部に配置されたブー’J 29A、 29
Bに張架されている。一方のブー929Bには、ギヤ等
の伝導機構を介してキャリッジモータ31より駆動力が
伝達される。
33は紙等の記録媒体(以下記録紙ともいう)の被記録
面を規制するとともに記録等に際してこれを搬送するた
めの搬送ローラであり、搬送モータ35によって駆動さ
れる。37は記録媒体をペーパーサポータ5側より記録
位置に導(ためのペーパーパン、39は記録媒体の送給
経路途中に配設されて記録媒体を搬送ローラ33に向け
て押圧し、これを搬送するためのフィードローラである
。34はヘッドカートリッジ9の吐出口に対向し記録媒
体の記録面を規制するためのプラテンである。 41は
記録媒体搬送方向上、記録位置より下流側に配置され、
記録媒体を不図示の排紙口へ向けて排紙するための排紙
ローラである。42は排紙ローラ41に対応して設けら
れる拍車であり、記録媒体を介してローラ41を押圧し
、排紙ローラ41による記録媒体の搬送力を生じさせる
。43は記録媒体のセット等に際してフィードローラ3
91拍車42それぞれの付勢な解除するための解除レバ
ーである。
プラテン34は、両端な排紙ローラ41の軸で回転可能
に支持され、左右プレート75.75の停止位置からペ
ーパーパン37の前面部45方向に付勢され、記録用紙
がない状態では、プラテンローラ33を最外周より小さ
(している部分33Aに複数箇所に設けている34Aが
ペーパーパンの前面部45の内側に接している。
51はホームポジションにおいて記録ヘッドのインク吐
出口形成面と対向するゴム等の弾性材料で形成したキャ
ップであり、記録ヘッドに対し当接/離脱が可能に支持
されている。このキャップ51は、非記録時等の記録ヘ
ッドの保護や、記録ヘッドの吐出回復処理に際して用い
られる。吐出回復処理とは、キャップ51を吐出口形成
面に対向させ、インク吐出口内方に設けられてインク吐
出のために利用されるエネルギ発生素子を駆動すること
により全吐出口からインクを吐出させ、これによって気
泡や塵埃、増粘して配録に適さなくなったインク等の吐
出不良要因を除去する処理(予備吐出)や、これとは別
に吐出口形成面をキャップ51で覆った状態で吐出口よ
りインクを強制的に排出させることにより吐出不良要因
を除去する処理である。
53はインクの強制排出のために吸引力を作用するとと
もに、かかる強制排出による吐出回復処理や予備吐出に
よる吐出回復処理に際してキャップ51に受容されたイ
ンクを吸引するために用いられるポンプである。55は
このポンプ53によって吸引された廃インクを貯留する
ための第1の廃インクタンク、57はポンプ53と廃イ
ンクタンク55とを連通ずるチューブである。また、7
0は第2の廃インクタンクであり、チューブ71を介し
て第1の廃インクタンク55と接続されている。
59は記録ヘッドの吐出口形成面のワイピングを行うた
めのブレードであり、記録ヘッド側に突出してヘッド移
動の過程でワイピングを行うための位置と、吐出口形成
面に係合しない後退位置とに移動可能に支持されている
。 61はモータ、63はモータ61から動力の伝達を
受けてポンプ53の駆動およびキャップ51やブレード
59の移動をそれぞれ行わせるためのカム装置である。
次に、上述したヘッドカートリッジ9の詳細について説
明する。
第3図は、インクジェット記録ヘッド本体をなす吐出ユ
ニット9aとインクタンク9bとを一体としたヘッドカ
ートリッジ9の外観斜視図を示し、図において、906
eは、ヘッドカートリッジ9を装着する際にキャリッジ
11に設けられたフック13によって掛止されるつめで
ある。図から明らかなようにつめ906eは記録ヘッド
全延長の内側に配設される。また、ヘッドカートリッジ
9の前方吐出ユニット9aの近傍には、この図には示さ
れないが位置決め用突き当て部が碌けられている。90
6fは、キャリッジ11に立設されフレキシブル基板(
電気接続部)およびゴムパッドを支持するための支持板
が挿入されるヘッド開口部である。
第4図(A)および(B)は、第3図に示したヘッドカ
ートリッジの分解斜視図を示し、上述のようにインク供
給源たるインク収容部を一体としたディスポーザブルタ
イプのものとしである。
同図(^)において、 911はSi基板上に電気熱変
換素子(吐出ヒータ)と、これに電力を供給するAI2
等の配線とが成膜技術により形成されて成るヒータボー
ドである。921はヒータボード911に対する配線基
板であり、対応する配線は例えばワイヤボンディングに
より接続される。
940はインク流路を限界するための隔壁や共通液室等
を設けた天板であり、本例においてはオリフィスプレー
ト部を一体に有した樹脂材料で成る。そして、第4図(
C)に示すように、吐出口形成面は記録用紙の被記録面
と平行な平面に対して所定角度θだけ傾いており、かつ
吐出口近傍の部分で段差940aを有している。これは
、天板に設けた流路側からレーザビームを照射して吐出
口を加工するために、オリフィスプレート部内の流路と
、その後方の流路とが所定角度をなすことに対応して行
われたものである。
930は例えば金属製の支持体、950は押えばねであ
り、両者間にヒータボード911および天板940を挟
み込んだ状態で両者を係合させることにより、押えばね
950の付勢力によってヒータボード910と天板94
0とを圧着固定する。なお、支持体930は、配線基板
921も貼着等により設けられるとともに、ヘッドの走
査を行うキャリッジ11への位置決め基準を有するもの
とすることができる。また、支持体930は駆動に伴っ
て生じるヒータボード911の熱を放熱冷却する部材と
しても機能する。
960は供給タンクであり、インク供給源をなすインク
貯留部9bからインク供給を受け、ヒータボード911
と天板940との接合により形成される共通液室にイン
クを導くサブタンクとして機能する。970は共通液室
へのインク供給口付近の供給タンク960内の部位に配
置されるフィルタ、980は供給タンク960の蓋部材
である。981は蓋部材980に貼着等によって設けら
れる吸収吸着部材であって、ワイピング動作時にブレー
ド59と当接する位置に設けられている。
900はインクを含浸させるための吸収体であり、イン
クタンク本体9b内に配置される。1200は上記各部
911〜980からなる記録エレメント9aに対してイ
ンクを供給するための供給口であり、当該ユニットをイ
ンクタンク本体9bの部分101Oに配置する前の工程
で供給口1200よりインクを注入することにより吸収
体900のインク含浸を行わせることができる。
1100はカートリッジ本体の蓋部材、1300はカー
トリッジ内部を大気に連通ずるために蓋部材に設けた大
気連通口である。
供給口1200を介してのインクタンク9bへのインク
充填が終了すると、各部911〜980よりなる吐出ユ
ニット9aを部分101Oに位置付けて配設する。
このときの位置決めないし固定は、例えばインクタンク
本体9bに設けた突起1012と、これに対応して支持
体930に設けた穴931とを嵌合させることにより行
うことができ、これによって第4図(B)に示すヘッド
カートリッジ9が完成する。
そして、インクはカートリッジ内部より供給口1200
、支持体930に設けた穴932および供給タンク96
0の第4図(A)中実面側に設けた導入口を介して供給
タンク960内に供給され、その内部を通った後、導出
口より適宜の供給管および天板940のインク導入口9
42を介して共通液室内へと流入する。以上におけるイ
ンク連通用の接続部には、例えばシリコンゴムやブチル
ゴム等のパツキンが配設され、これによって封止が行わ
れてインク供給路が確保される。
第5図は第2図の断面図であり、プラテン34およびペ
ーパーパン前面部45の構成および作用をさらに、詳し
く説明する。
ヘッドカートリッジ9の吐出口とプラテン34の前面と
の距離l(ヘッドギャップ)は印字に最適に調整されて
いる。
上記構成のもとに、A方向から挿入された記録用紙は、
フィードローラ39によってローラ33に向けて付勢さ
れ、その摩擦力によって送られる。配録用紙先端は、プ
ラテンのすくい部34Aとペーパーパン前面部45の内
側との間に、ばね82(両側に設けである)の力に抗し
てプラテン34を軸41^を回転中心軸としてB方向に
回動させつつはいりこむ、なお、前面部45は吐出口形
成面との間隙が適切に調整され、固定されている。
したがって、プラテン34上の記録用紙は、紙厚によら
ずプラテン34がB方向に逃げることでヘッドカートリ
ッジ9の吐出口と最適なヘッドギャップが保たれること
になる。
そして、プラテン34の前面の延長線上には記録用紙厚
によってB方向に逃げた場合にも排紙ローラ41と拍車
42の接点があり、記録用紙の先端が容易に排紙ローラ
41と拍車42との間に進入できる。
また、プラテンが傾くことによる記録部りの上下でのへ
ラドギャップの差異は、プラテンの回転中心と印字中心
の距離Hが大きいため1こ無視できるものである。
なお、必ずしも、プラテン34の回転中心はローラ41
と同軸である必要はない、また、前面部45はペーパー
パン37と一体に成型されてなるものでな(てもよ(、
接着やビス止めによって固定されるものでもよい、また
、別体に構成されて装置の他の部分によって固定される
ものでもよい。
第6図は第2図におけるキャップ51.ポンプ53、ブ
レード59.モータ61およびカム装置63等から成る
回復装置の主要部の分解斜視図である。
ここで、501はキャップ51内部に配置されるインク
吸収体、503はキャップ51を保持する保持部材、5
05はビン507を中心に回動可能に取付けられ、ビン
507に加えられる力によってキャップ51を吐出ユニ
ット9aの吐出口形成面に当接/離脱させるためのキャ
ップレバーである。 511はキャップレバー505の
端部509に係合してキャップレバー505の回動範囲
を規制するためのビンである。
513はキャップレバー505のビン507が嵌入され
る穴部を有する治具であり、キャップレバー505をポ
ンプ53に設けた支持部515に取付けるのに用いられ
る。516はその取付は状態を確保するための留め部材
である。517は吐出口形成面に当接させるための力を
キャップ51に作用する作用部であり、キャップ51の
後側部のほぼ中央に係合する。この作用部は吸引された
インクの導入口517Aを有し、キャップレバー505
内部、ビン507内部、治具513内部および支持部5
15内部にはそれぞれインク流路が形成されている。そ
して、ポンプ53が吸引力を作用すると、インクはこれ
ら流路を経て図中矢印で示すようにポンプ53内に導入
される。
519はポンプ53の端面中央に突設し、内部にインク
流路を形成した軸であり、側壁部520に回動可能に取
付けられる。これによるポンプ53内体の回動力は支持
部515を介してキャップレバー505に加えられ、こ
れに伴ってキャップ51が進退する。521はポンプ軸
519に結合する流路形成部材、523はチューブ57
の取付は部材である。すなわちこれら軸519.流路形
成部材521および取付は部材523の内部にインク流
路が形成され、ポンプ53に吸引されたインクが、図中
矢印で示すようにこれら流路を経てチューブ57を介し
廃インクタンク55に導入される。
525はポンプ53のピストン、527はその軸である
ピストン軸、529はパツキン、531はポンプ53の
キャップである。533はピストン軸527に取付けら
れ、ピストン525を作動させるための力の伝達を受け
るビンである。
535はブレード59が取付けられるブレードレバーで
あり、ポンプ53の端面に突設した軸のまわりに回動可
能に支持され、当該回動に伴ってブレード59を記録ヘ
ッド側に突出または後退させる。537はブレードレバ
ー535に対しブレード59を突出させる方向への回動
力を付与するばねである。また、539はポンプ53内
体に対しキャップ53が記録ヘッド側に向う方向への回
動習性を与えるばねである。
541はモータ61の回転をカム装置63に伝達するギ
ア列である。カム装置63は、ポンプ53に設けた係合
部545に係合してこれを回動させるためのカム547
と、ポンプ53のピストン軸527に設けたビン533
に係合してポンプを作動させるためのカム549と、ブ
レードレバー535に設けた係合部551に係合してこ
れを回動させるためのカム553と、カム装置63のホ
ームポジションを検出するためのスイッチ555に係合
するカム557とを有している。これらカムの動作につ
いては後述する。
第7図はキャップ51およびホルダ503の詳細を示す
斜視図である。
本例に係るキャップ51は天板940のオリフィスプレ
ート部との密着性をよくするためゴム状弾性体で形成さ
れており、キャッピングに際しては約60g〜80gの
押圧力をもって天板のオリフィスプレート部に圧接され
ている。そしてリブ部分の先端すなわち吐出口形成面に
対向する縁部は、上記傾き角θ(第4図(C)参照)に
対応して本例では平行となるように形成され、かつ吐出
口位置の段差に追従するために先は細く根元で太くなる
台形断面を有している。
また、角度θに対応して、天板940に押圧されたとき
横すべりするのを防止するため、キャップレバー503
にリブ503bと5030とを設けである。すなわち、
ゴム製キャップ自身の変形をリブ503Cで防止すると
ともに、キャップ51とキャップホルダ503全体がキ
ャップレバー505の取付面で横をむくのをリブ503
bで防止するようにしている。
第8図(A)、(B)および(C)はキャップ51等の
さらに詳細な構成を示す正面図、平面図および(A)に
おけるトM線側断面図である。
ここで、本例では、キャップ内のインク吸引口561を
、鉛直方向下部に開口させ、キャップレバー505の作
用部517に設けたインク導入口517Aに向ってイン
ク流路563を形成している。また、吸引口561を吸
収体501によって完全には覆わない構成としている。
キャリッジ11上にセットされたヘッドカートリッジ9
は、その吐出口が回復系のキャップ51のほぼ中6Lこ
(るようにキャリッジモータ31により駆動され、キャ
ッピング、予備吐出あるいは吸引動作など一連の吐出不
良の回復処理が行われる。
ここで、ヘッドの天板940は第4図(C)について前
述したように記録媒体の被記録面に対して水平でなく、
すなわちキャップの押圧力向に対して直角でなく、一定
角度θ(本実施例の場合θ岬5°とする)をなすととも
に微小段差(本実施例の場合的0.2a+m )をもっ
ている、その上、キャリッジ11の停止位置は、キャリ
ッジモータ31にステップモータを使用する場合には、
目標位置に対して所定量(例えば約±9.5mm程度)
のずれが生じることがある。
天板940のオリフィスプレート部の形状に追従するた
めには、先端リブ51aは小さく、硬度も低いものがよ
いが、同時に吸引時に発生する負圧に耐えて密閉性を保
持するにはリブ51aのある程度の強度が必要である。
また、天板940のオリフィスプレート部940aは角
度θを持つため、キャップ51のリブ51aにはリブを
押しひろげる方向の力が常に働(ことになり、長期間放
置されたときの永久変形が問題となる。
これらを考慮し、本例では、リブ91aの形状を次のよ
うに選択した。すなわち、第8図(C)において、Wt
=0.3mm、 L=0.5mm、 H=0.4ma+
とじ、ゴム硬度を60” とすることで上記の問題を解
決した。
同時に、リブの周囲部51bがリブ形状に対して十分大
きいこと、例えばリブの周囲部51bは輻を2〜3mm
以上、厚みを2〜311II11以上とすることで上記
効果はより確実なものとなる。
なお、キャップに用いられるゴムはブチルゴム、塩素化
ブチルゴム、シリコンゴムなどを用いることができる。
ところで、吐出口形成面とリブ部分の縁部が形成する平
面とは必ずしも平行としなくてもよい。
平行である場合にはキャップ51の当接/離脱に際して
縁部全体が同時に吐出口形成面に対し接触/離脱し、キ
ャップ51による密閉空間に大きな圧力変動が瞬間的に
生じることによって吐出口内のインクメニスカスが適正
に保持されな(なるおそれがあるからである、すなわち
、非平行とすることによって、キャッピングに際しては
全体の密着状態をとるまでに縁部は徐々に吐出口形成面
に接触してゆくことになる。また、キャップオーブンに
際しては、完全な離脱を行うまでに縁部が徐々に離隔し
てゆくことになる。
このような観点からすれば、第7図ないし第8図に示し
たキャップ構成は必ずしも第4図(C)に示したような
吐出口形成面に対してのみ適用されるものではない、す
なわち、例えば記録媒体の非記録面に対して平行に形成
された吐出口形成面にも上記キャップ構成は適用可能と
なる。
また、同じく上記観点からすれば、縁部が形成する平面
は必ずしも第7図および第8図に示した方向でなくても
よく、適宜の方向を採ることができる。さらに、必ずし
も平面としなくてもよく、縁部に凹凸が設けられた構成
でもよい。
次に、回復系について説明する。
第9図はカム装置の各カムの輪郭曲線、第1O図は主要
なカム位置(第9図の■〜@、■、0に対応したポンプ
を除く各部の動作位置)、第11図は同じ(ポンプ53
の動作位置をそれぞれ示す説明図である。なお、第9図
中の数値はカムの回転角度である。
以上第9図〜第11図を用いて、本実施例に係る回復系
ユニットの機能について説明する。
第9図において■の状態はカム549のホームポジショ
ン位置であり、記録動作中の回復装置の待機状態である
。このとき、スイッチ555はオンであり、キャップ5
1はヘッド吐出口形成面より離隔した状態(以下オーブ
ン状態とよぶ)にあり、ブレード59はオフ状態すなわ
ちこれもヘッド吐出口形成面より離隔した状態にある(
第1O図参照)。
また、ポンプ53は上死点にある。
次に■の状態はキャッピング状態であり、プリンタ装置
を使用しない場合等の状態でヘッド吐出口形成面を覆い
保護している状態である。このときスイッチ555はオ
フ、キャップ51はヘッド吐出口形成面に接合しくクロ
ーズ状態)、ポンプ53は上死点にあり、さらにブレー
ドはオフ状態である。
■の状態はボンピングが終了した状態である。
スイッチ555はオン、キャップ51はクローズ、ポン
プ53は弁が開ききった状態にあるが下死点にはいたら
ない状態である。またブレード59はオフ状態にある。
■の状態はボンピング終了の後キャップ51をオーブン
させ、同時にキャップ51およびキャップレバー505
内に充満しているインクなポンプ53内にとり込むため
の小空吸引を実行し終えた状態である。このときスイッ
チ555はオン、キャップ51は半分程度オーブン、ポ
ンプ53は下死点、ブレードはオフ状態にある。
次に■の状態を先に説明する。これはボンピングによっ
てポンプ53内に充満したインクを廃インクタンク側へ
排出するための空吸引をはじめる準備位置である。この
とき、スイッチ555はオン、キャップ51はオーブン
、ポンプ53は上死点より若干下ったところにある。
またブレード59はオフ状態にある。
■およびΦは、それぞれ、大空吸引および中空吸引を行
ったときの停止位置である。どちらの位置でもスイッチ
555はオン、キャップ51はオーブン、ブレード59
はオフ状態であるが、ポンプ53の状態は■では下死点
にあるのに対しのでは完全に下りきっていない。
■の状態はワイピングを行うときの状態である。このと
きスイッチ555はオン、キャップ51はオーブン、ポ
ンプは上死点にある。そしてブレード59がオン状態に
あり、この状態でヘッドカートリッジbを搭載したキャ
リッジ11が移動することでヘッド吐出口形成面のワイ
ピングが実行できる。
次に、第11図において、■はポンプ内でピストン52
5が下死点にある状態を示している。ポンプ53内の空
間においてピストン525の左側の空間によって作られ
る負圧によってボンピングが機能する。531はその負
圧をキャップ51へと伝える弁口である。■の状態でピ
ストン525はこの弁口531を乗りこえさらに右−へ
進んだ状態なのがわかる。ここではピストン525は左
側から5278のピストンの軸フランジ部によって押さ
れ密着しているので、発生した負圧は他1こ漏れること
なくキャップ51側へ伝えられる。またピストン525
右側部分にたまっていたインクは廃インクタンクへと押
し出される。
■は上死点にある状態を示す、ここで注意すべきは、ピ
ストン525は弁口531の右側に達しており、弁口5
31は閉じていないことである。すなわち、この状態に
おいてキャップ51は大気連通状態になっている。
■は第9図における◎のときのポンプ53の状態である
。ピストン525は弁口531を乗り越え若干布へ進ん
でいる。
■は第9図における0のときの状態であり、この状態と
■あるいはOの状態とを往復することで大空吸引および
中空吸引を実行している。ここで注意すべきは弁口53
1がピストン525によって閉じられていることである
6本実施例に係るポンプ53には通常のポンプが有する
弁に相当する物がなく、ポンプ内に正圧が発生した場合
にはキャップ51側への逆流が生ずる場合がある。そこ
で、必要なとき以外には弁口531を閉じておくことで
、逆流を少な(する効果がある。
■は中空吸引を実行し終えたときの状態である。ここで
注意すべきは、ピストン525は弁口531を乗り越え
た直後で止まっているところである。ピストン525を
下死点■まで移動したとするなら、上死点■あるいは空
吸引準備位置■に戻る際に弁口531が閉じられない時
間が長(できてしまうことになる、そのときに左側の空
間に正圧が生じることのないようにピストン軸フランジ
527aとピストン525に若干のスキマができ、ピス
トン525右側の空間と連通ずるように構成されてはい
るが、流路の抵抗などによって正圧が生じ、そのための
逆流がおきるおそれがある。これに対し、本例のように
■の位置から■あるいは■まで戻るようにする場合、そ
の逆流は効果的に防止されている。
第12図は、以上の構成による記録装置の制御系の構成
例を示すブロック図である。
キャリッジ11のキャップ位置や移動位置は、回復系ホ
ームセンサ65やキャリッジホームセンサ67の検出に
基づいて知ることができる。同図において1000は第
13図〜第15図について後述する制御手順等を実行し
て各部を制御するMPU 、 1001は、その制御手
順に対応したプログラム等を格納したROM 、 10
02は、制御手順実行時におけるワークエリアとして用
いられるRAMである。また、1003は、後述の時間
を計測するタイマである。
第13図は、第12図のMPVlooOの制御の下に、
回復系ユニットによって実行されるヘッドクリーニング
処理手順の一例を示す。
本手順は第9図における■のキャッピング状態から始ま
る(ステップsg 、そしてO状態に動くことでボンピ
ングが実行され(ステップS3)、その状態でインク吸
引が充分に行われるよう例えば3秒間の停止を行わせる
(ステップSS) 、 @におけるキャップオーブンと
同時に小空吸引が行われ(ステップS7)、キャップ5
1内およびキャップレバー505内のインクのとりごみ
が行われるよう例えば1秒間停止する(ステップS9)
次にポンプ53内に充満したインクの排出のために空吸
引を行う、すなわちまず0の空吸引準備位置に移り(ス
テップ5ll)、そこから中空停止位置Φの間を例えば
3回移動させる(ステップ313〜519)。
最後に0から◎まで移動させることにより大空吸引が行
われ(ステップ521)、ポンプ53内のインクは充分
に廃インクタンク側へ押し出される。引き続き0の位置
に移、す(ステップ523)、予備吐出を行ったあと(
ステップ525)、■の位置に設定してブレード59を
突出させ(ステップ527)、ワイピングを実行しくス
テップ529)、始めのキャッピング状態■にもどる(
ステップ531)。
なお、吸引による回復処理、空吸引および予備吐出等を
含む本手順は、装置の主制御ルーチンで適宜行うように
することもでき、あるいは操作者による指示に応じて起
動することもできる。
第14図は記録中に適宜実行される予備吐出によって蓄
積されるインクを廃インクタンクへ取込むための空吸引
の動作例を示すフローチャートである。
本手順は記録中にこれを中断して行われる処理であるの
で、第9図における■の待機状態からスタートする(ス
テップ541)、この状態からカム63を逆転させてO
位置へ以降させ(ステップ543)、その後の位置に戻
して中空吸引を実行する(ステップ545)、そして再
度■位置に設定した後(ステップ547)、■位置へ戻
して大空吸引を実行する(ステップ349)、その後、
■状態に設定してキャップをオープンしくステップ5o
l)、記録を実行する。
第15図(A) Rよび(B)は本例による記録印刷処
理手順の一例を示す。
まず、同図(A)において電源がオンとされると、ステ
ップS61にて回復系ユニットを回復系ホームポジショ
ンに設定し、キャップをオープンとした後、ステップS
63にてキャリッジ11をホーム位置に設定する0次に
ステップ565にて、所定の予備吐出回数(本例では1
5回または7回)に達したときに空吸引を起動するため
に用いられるカウンタNlをリセットし、ステップS6
7にてキャップをクローズとした後に記録(印刷)のデ
ータ信号を待機する(ステップ569)。
印刷信号が入力されると、ステップS71にて給紙を開
始し、ステップS73にてキャップをオープンとした後
に、ステップS75にてキャリッジ11をホームポジシ
ョンに設定して予備吐出を行うとともにカウンタNlを
÷1歩進する0次に、ステップS?7にて記録動作中の
所定時間毎(例えば30秒毎)に予備吐出を起動するた
めのタイマTIをリセットするとともにこれをスタート
させ、ステップS79にて1行分の印刷を実行する。こ
の後、ステップS81にてタイマTIの値が30秒を越
えたか否かを判定し、肯定判定であればステップS75
およびS77とそれぞれ同様なステップS83 j:s
よびS85を経た後、に、一方否定判定であればただち
に、ステップS87に進む。
ステップS8?ではカウンタNlの値が“15“に達し
たか否かを判定し、肯定判定であればステップS89に
て1頁の印刷途中での空吸引を行う、この際には、第1
4図示の手順が起動される。その後、ステップS91に
てカウンタNlをリセットして再スタートさせ、ステッ
プS93に移行する。なお、ステップS87で否定判定
された場合には直ちにステップS93に進む。
ステップS93では1頁分の記録が終了して改頁が指示
されているか否かを判定し、否定判定であればステップ
S95に進んで印刷信号の有無を判定する。ステップS
95にて肯定判定がなされた場合にはステップ597に
て記録終了、のEND信号があるか否かを判定し、否定
判定であればステップS79に移行して次行の印刷を行
う。
一方、ステップS95にて印刷信号が入力されない場合
にはステップ399に進み、印刷データが所定時間(例
えば5秒)入力されないときにキャッピングを行うため
に用いられるタイマT2をリセットし、再スタートする
0次に、ステップ5IOIにて印刷信号の有無を判定し
、肯定判定であればステップS79に復帰して次行の印
刷を実行する。
一方、否定判定であればステップ5103にてタイマT
2の時計内容が5秒を越えたか否かを判定し、否定判定
であればステップ5104に進み、END信号の入力が
無ければステップ5toiに復帰する。
一方、5秒を経過していればステップ5105にてキャ
ップをクローズとし、ステップ5107にてタイマTI
を停止するとともに、所定時間(例えば60秒間)キャ
ッピング状態が継続した後に予備吐出を起動するための
タイマT3をリセットして再スタートする。
次いで、 END信号および印刷信号の入力の有無の判
定(ステップ5109および5ill)を経た後に、印
刷信号があればステップ5l13にてキャップをオープ
ンし、ステップ5115にてタイマT3の計時内容が6
0秒を越えているか否かを判定する。ここで肯定であれ
ばステップS75に進んで予備吐出等を行った後に、一
方否定判定で娶ればステップSll?にてタイマTIを
スタートさせた後に、ステップS?9に復帰する。
ところで、ステップS93にて改頁指令が入力された場
合にはステップ5119に進み、カウンタNlの内容が
“7”以上であるか否かを判定する。ここで肯定判定で
あればステップ5121にて頁間空吸引を行い、ステッ
プ5123にてカウンタNlのリセット/スタートを行
った後に、一方否定判定であれば直ちに、ステップ51
25に進んで上記ワイピングの動作を行う。そして、ス
テップ5127にてキャップをクローズとし、ステップ
5129にて記録の終了した用紙を排出した後に、ステ
ップS69に進んで次頁の印刷信号を待機する。
なお、ステップS97または5109にてEND信号が
検出された場合にはステップ5131の終了動作を実行
する。これは、第15図(B)に示すように、空吸引(
ステップ5141) 、カウンタNlのリセット/スタ
ート(ステップ5143) 、ワイピング(ステップ5
145) 、キャップのクローズ(ステップ5147)
、および用紙排出(ステップ5149)を行う処理であ
る。
以上の主な動作をまとめれば、先ず予備吐出があげられ
る。本例では印刷直前に予備吐出が行われ、その後は3
0秒間隔で予備吐出が行われる。また、この30秒間隔
の積算にはタイマT、が用いられている。T1は、印刷
信号なしに5秒以上が経過したときのキャッピング(C
)に入った場合にはストップされるので、この30秒間
隔にキャッピング中の時間はカウントされない。また、
キャッピング(c)が60秒以上に渡る場合には、制御
手順は予備吐出(a)に戻り、キャップオーブン後、印
刷前に予備吐出を行う。
本実施例では、予備吐出はキャップ内に行っている。従
って、予備吐出を繰り返し行う際には、それによってキ
ャップ内に溜ってしまうインクを、廃インクタンク側へ
取り込むために空吸引を行うことが必要である。これは
第14図でいう空吸引である。基本的には、印刷をして
いない頁間で空吸引を行う、−頁印刷の後に予備吐出用
カウンタN1が7以上になっている場合には空吸引(d
)が行われる。しかし、印刷中の真速中においてもN。
が15以上になった場合、すなわち、長い印刷時間を要
する文章においては空吸引(e)を行う、また、印刷終
了時には必ず空吸引が行われる6次に、ワイピングにつ
いては、印刷後インクで濡れが生じているヘッドフェイ
ス面を清掃するものであると同時に使用雰囲気中の塵埃
等の除去を行うものであり、−頁および全印刷の終了の
後これを行うようにしている。
次に第16図を参照して本例に係る記録装置におけるワ
イピング動作について説明する。
第13図においてステップS25の予備吐出の終了後、
ワイピング動作に移行する。第1O図に示した様に第6
図におけるカム553の回動によりブレード59が記録
ヘッド側に突出される。第16図(A)にその際の様子
を示す。第16図(B)、(C)に示す様にブレード5
9が記録ヘッド側に突出した状態で。
キャリッジ11を矢印の記録方向に走査することにより
、記録ヘッドのインク吐出口形成面である第4図(C)
に示された天板940のオリフィスプレート部940a
およびその近傍にブレード59を当接させて、オリフィ
スプレート部940aとその近傍の面に付着したインク
や塵埃を払拭し、記録方向下流側(ブレード59のワイ
ピング方向の下流側)に設けられた吸収吸着部材へと付
着したインクや塵埃を導(、この吸収吸着部材には、イ
ンクを吸収しやすく、塵埃を吸着保持するのに適した発
泡高分子樹脂、例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリウレ
タン等の高分子吸収体等が好適である。吸収吸着部材へ
導かれたインクや塵埃は吸収吸着部材981に吸収ある
いは吸着保持される。
こうして、オリフィスプレート部とその近傍の面に付着
したインクや塵埃を吸収吸着部材へ、ブレード59によ
って導き、インク塵埃等をこの吸収吸着部材へ吸収ある
いは吸着させることにより、ワイピング動作によって、
ブレード自身に付着するインクや塵埃等を除去できる効
果がある。また本実施例で説明した様に、ディスポーザ
ブル型の記録ヘッドの吐出口形成面に隣接した側面部分
に吸収吸着部材を設けたために、記録ヘッドを交換する
たびに吸収吸着部材も新しい状態で使用されることにな
るため、吸収吸着部材自身を単独で交換する必要がない
遅いう効果がある。このようにディスポーザブルタイプ
の記録ヘッドでは、特に収容インク量がきまっているた
め、クリーニングによってふきとられるインク量が概略
予想される。したがってそのインク量に見合った量のイ
ンクを吸収できる容量を有する吸収吸着部材とすればよ
(、小型化でかつクリーニング性の高い吸収吸着部材を
備えることができ、ヘッドのインクがなくなった時点で
吸収吸着部材の能力も限度であると判断すればよく、効
率よく、最適に交換することができる0例えば、本例で
使用される記録ヘッドは、A4サイズの記録紙に文字を
記録したところ600枚程度の記録が可能な量のインク
が収容されている。このインク量が終了するまでクリー
ニングによってふきとられるインクをブレードから吸収
する程度の容量を有する吸収体であればよいので、非常
に小型化ができるとともに、インクの終了とインク吸収
体の交換時期とがほぼ一致するので、効率よくインク吸
収能力が低下しないうちに交換できるのでクリーニング
性能が高(維持できる。
以上の実施例では、吸収吸着部材を記録ヘッドのキャリ
ッジの記録方向下流側に設け、ブレードの清掃をキャリ
ッジの摺動によって実施する構成としたが、キャリッジ
がある位置に停止し、ワイピング動作を行うブレードな
摺動可能な構成とし、ブレードの摺動によってワイピン
グ動作を行う構成としてもよい、さらにブレード自身な
摺動可能な構成とした場合、ワイピングの方向は記録方
向と同方向である必要はなく、任意に設定してもよく、
吸収吸着部材を少なくともヘッドにとってのワイピング
方向下流側に設けておけばよい。
さらには、以上の実施例ではワイピング方向を記録方向
と一方向に限定したが、逆の方向、すなわちキャリッジ
がホームポジションへ戻る方向においてワイピング動作
を行ってもよく、この場合もワイピング方向下流側に吸
収吸着部材を設けておけばよい。
第17図に本発明の他の実施例を示す、ヘッドの構造上
、吐出ユニット9aはヘッドカートリッジ9のインクタ
ンク部から突出している。従って、本実施例の様に、吸
収吸着部材981をインクタンク側のギャップ部に設け
ることによって、ヘッドの占める空間を拡大することな
く、クリーニングを行うことができる。
また、以上の実施例においてはシリアル型の記録装置に
ついて説明したが、ライン型の記録装置においても適用
できることは言うまでもない。
なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成で
きるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい、この方式は所謂オンデマンド型、コンティニエ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆
動信号に一対−で対応した液体(インク)内の気泡を形
成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少な
くとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、
特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、
より好ましい、このパルス形状の駆動信号としては、米
国特許第4463359号明細書。
同第4345262号明細書に記載されているようなも
のが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関
する発明の米国特許第4313124号明細書に記載さ
れている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うこ
とができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基いた構成としても本発明の効
果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのよ
うなものであっても、本発明によれば記録を確実に効率
よ(行うことができるようになるからである。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に適用できる。
そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合
せによってその長さを満たす構成や、一体的に形成され
た1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
加えて、上側のようなシリアルタイプのものでも、装置
本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着
されることで装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインク
タンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを
用いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、配録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。すなわ
ち、例えば記録装置の記録モードとしては黒色等の主流
色のみの記録モードだけではな(、記録ヘッドを一体的
に構成するか複数個の組み合わせによるかいずれでもよ
いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカ
ラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極めて
有効である。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、り一ダ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るもの等であってもよい。
[発明の効果] これまで説明した様に、本発明によれば、吸収吸着部材
を、記録ヘッドのインク吐出口形成面の近傍に設けるこ
とにより、ワイピングを行うブレード自身に付着したイ
ンクや塵埃の除去が可能となり、ワイピング動作により
記録に適しないインクや塵埃を、インク吐出口形成面に
付着させないという効果がある。
さらに、交換可能な記録ヘッドの側面に吸収吸着部材を
備えるので、ヘッドのインクの終了によって必然的に吸
収吸着部材の交換がなされる。そのため吸収吸着部材の
能力低下がな(ブレードクリーニングが常に良好である
。また、ヘッドのインク量にみあった吸収吸着部材を備
えていればよ(、小型化ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した機器の一実施例としてワード
プロセッサの構成を示す斜視図、第2図はそのプリンタ
部としてのインクジェット記録装置の一実施例を示す斜
視図、 第3図は、第2図に示したヘッドカートリッジの外観斜
視図、 第4図(A)および(B)は、第3図に示したヘッドカ
ートリッジの分解斜視図および外観斜視図、 第4図(C)は第4図(A)における記録ヘッド天板の
構成例を示す斜視図、 第5図は本例に係るヘッドギャップ調整手段を説明する
ためのプリンタ部の側断面図、第6図は第2図示の吐出
回復機構の分解斜視図、 第7図はそのキャップおよびキャップホルダの詳細を示
す斜視図、 第8図(A)、(B)および(C)は、それぞれ、本例
に係るキャップの正面図、平面図および側断面図、 第9図は吐出回復機構各部を動作させるためのカムの輪
郭曲線を示す説明図、 第10図および第11図は主要なカム位置における各部
の動作を説明するための説明図、 第12図は本例に係る装置の制御系の構成例を示すブロ
ック図、 第13図は吐出回復処理におけるクリーニング動作手順
の一例を示すフローチャート、 第14図は吐出回復処理に関連した空吸引処理の動作手
順の一例を示すフローチャート、第15図(A)および
(B)は本例による記録処理手順の一例を示すフローチ
ャート。 第16図は本例に係るワイピング動作を説明する図、 第17図は本発明の他の実施例を示す図である。 l・・・キーボード、 2・・・表示器、 3・・・視認窓、 4・・・拍車ホルダ、 5・・・ペーパーサポータ、 6・・・ノブ、 9・・・ヘッドカートリッジ、 11・・・キャリッジ、 21・・・FPC。 23・・・ガイド軸、 27・・・タイミングベルト。 29A、 29B・・・プーリ、 31・・・キャリッジモータ、 33・・・搬送ローラ、 34・・・プラテン、 34A・・・すくい部、 35・・・搬送モータ、 37・・・ペーパーパン、 39・・・フィードローラ、 41・・・排紙ローラ。 41A・・・排紙ローラ軸、 42・・・拍車、 43・・・解除レバー 51・・・キャップ、 51a・・・リブ、 53・・・ポンプ、 55、 TO・・・廃インクタンク、 59・・・ブレード。 82・・・ばね、 981・・・吸収吸着部材。 第 図 (C) 503゜ 第 図 (A) (C) 第 図 第 11図 第 12図 第 14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)着脱可能な記録ヘッドと、該記録ヘッドのインク吐
    出口形成面をクリーニング処理する第1の清浄部材を有
    し、被記録媒体に対してインクを吐出することで記録を
    行なうインクジェット記録装置において、 前記インク吐出口形成面をクリーニングする第1の清浄
    部材の通過経路上に前記清浄部材に付着した異物を除去
    する第2の清浄部材を具備したことを特徴とするインク
    ジェット記録装置。 2)前記インクジェット記録ヘッドは、記録ヘッド部と
    インクタンク部とが一体化された形態を有することを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 3)前記第2の清浄部材は、前記記録ヘッドのインク吐
    出口形成面の移動方向下流側に設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 4)前記記録ヘッドは、インクに熱を作用させて状態変
    化を生起させる電気熱変換体を備えてあり、前記電気熱
    変換体の発生する熱を利用してインクを吐出する形態を
    有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載のインクジェット記録装置。
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