JPH0373352A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH0373352A
JPH0373352A JP2126655A JP12665590A JPH0373352A JP H0373352 A JPH0373352 A JP H0373352A JP 2126655 A JP2126655 A JP 2126655A JP 12665590 A JP12665590 A JP 12665590A JP H0373352 A JPH0373352 A JP H0373352A
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春男 内田
Hiroshi Tajika
博司 田鹿
Hiromitsu Hirabayashi
弘光 平林
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、インクジェット記録装置に関するものである
5)前記吐出エネルギ発生素子は、前記エネルギとして
熱エネルギを発生する電気熱変換体を含むことを特徴と
する請求項1ないし4のいずれかの項に記載のインクジ
ェット記録装置。
(以下余白) [従来の技術] インクジェット記録装置において、記録データによって
はある吐出口で長時間吐出が行われない場合や、装置自
体が長期間使用されない場合には、吐出口や吐出口に連
通ずる液路内のインクが水分蒸発によって増粘すること
があ6゜このような増粘インクが充填される等によって
液路内が吐出に適さない状態にあると、液路に配置され
る吐出エネルギ発生素子を所定の条件で駆動しても吐出
されるインク量が一定しなくなり、記録される画像品位
が低下するおそれがある。また、このようなインクの増
粘によって吐出不良が生じたり、さらには固化が生じて
不吐出が発生するおそれちある。
また、インクジェット記録装置においては、インク吐出
口が設けられた記録ヘッドの面(吐出口形成面)にイン
ク滴、水滴、B埃等が付着すると、これら付着物によっ
て吐出されるインクが弓張られ・その吐出方向が偏向し
て画像品位が低下するおそれもある。
記録剤に液体であるインクを用いることに起因したこれ
ら不都合を解消すべく、インクジェット記録装置におい
ては他の記録装置に見られない固有の構成、すなわちl
復路内をリフレッシュしたり、吐出口形成面を良好な状
態にする手段、所謂記録ヘッドの吐出回復系が設けられ
ている。
これら吐出回復系には種々の構成のものがあり、まず液
路内をリフレッシュするものとして、記録時以外に吐出
エネルギ発生素子を駆動して所定のインク受容媒体にイ
ンク吐出を行わせるもの(予備吐出または空吐出とも呼
ばれる)がある。
また、インク供給系を加圧したり、あるいはインクの吐
出口より吸引を行う等、液路に所定の圧力を作用させて
インクを吐出口より強制的に排出させるようにしたもの
もある。
また、吐出口形成面をリフレッシュして吐出方向の偏向
を予防するものとしては、吐出口形成面と接触するワイ
ピング部材を設け、両者を相対移動させることにより吐
出口近傍に付着したインク滴、塵埃等を拭う(ワイピン
グ)するものがある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、特に吐出口形成面をリフレッシュするための
吐出回復系の改良に係るもので、当該吐出回復処理時の
条件を適切に定めることにより、記録ヘッドを確実に良
好な状態に保つことができるようにすることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] そのために、本発明は、インクを吐出するために利用さ
れるエネルギを発生する吐出エネルギ発生素子が配設さ
れた液路と、液路に連通ずる開口が配された開口面と、
開口面に接合し、開口に対応して配設される吐出口を有
した吐出口形成部材と、吐出口形成部材の接合を保持す
るため、吐出口形成部材の少なくとも吐出口が配設され
た第1部位を除いた第2部位を覆う押え部材とを有した
記録ヘッドと、記録ヘッドを所定方向に走査させる走査
手段と、当該走査の過程で記録ヘッドの吐出口が存在す
る面と係合してこれをワイピングするワイピング部材と
、面がワイピング部材と係合する範囲では記録ヘッドが
緩速で走査されるように走査手段を制御する走査速度制
御手段とを具えたことを特徴とする。
[作 用] 本発明によれば、記録ヘッドの吐出口が存在する面(吐
出口形成面)をワイピングするときには、ワイピング部
材に対して記録ヘッドが緩速で走査されるので、ワイピ
ング部材の形状、材質。
弾性値等により定まる復元時間、すなわち押え部材によ
って段差が生じている吐出口形成面に対する応答性によ
らず確実なワイピングが行われることになる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
(1)カートリッジ まず、第1図は本実施例に係るインクジェット記録装置
のキャリッジ(第3図につき後述する)に搭載可能なカ
ートリッジCの一構成例を示す。
本例に係るカートリッジCは、上方にインクタンク部、
下方に記録ヘッド86を有しており、さらに記録ヘッド
86を駆動するための信号等を受容するとと6にインク
残量検知の出力を行うためのヘッド側コネクタ85を、
インクタンク部80に並ぶ位置に設けである。従って、
このカートリッジCを後述のキャリッジに装填した際に
、その高さHな低く押えることができる。また、カート
リッジの走査方向の厚みWを薄形化することで、第2図
につき後述するようにカートリッジCを並べて配置する
ときにキャリッジを小さく構成することが可能である。
83はタンク外壁と一体に形成したコネクタカバーであ
り、コネクタ85への不用意な接触を防止している。ま
た81は位置決め部であり、2方向の突き当て面81a
・81bが形成されている。これらの位置決め面と、記
録ヘッド86上に設けられる位置決め用突き当て面と十
分な距離をとることにより、後述の押しビンによる斜面
84部への加圧で確実な記録ヘッドの位置決め固定が可
能となる。さらに、82はつまみであり、カートリッジ
Cを装填部に対して着脱する際等に用いる。また、82
aは前につまみ82に設けられ、インクタンク部80内
部を大気と連通させるための大気連通孔である。さらに
82aは切り欠き部、83bはガイドであって、ともに
カートリッジCを装填部に装填する際のガイドとなる。
本例に係る記録ヘッド86は、図中底面側に開口した複
数の吐出口を有し、その吐出口に連通した液路部分にイ
ンク吐出に利用されるエネルギを発生する吐出エネルギ
発生素子が配置される。この吐出エネルギ発生素子とし
ては、吐出口ないし液路の高集積化が可能なことから、
熱エネルギ発生素子を用いるのが好適である。
第2図(AJおよび(B)は、それぞれ、記録ヘッド8
6の吐出方向前方より見た正面図および側断面図を示す
第2図(A)および(B)において、101は記録ヘッ
ド8Gのベース板であり、lにより形成されている。基
板101上にはSL等で形成される基板(ヒータボード
)102が接着されている。ヒータボード102にはそ
の表面には熱エネルギ発生素子としての電気熱変換体(
不図示)やこの電気熱変換体を駆動するための機能素子
としてのダイオード等が形成されている。103はオリ
フィスプレート(吐出口形成部材)であり、ここでは、
インク液室を形成するための溝を設けた天板103Aと
一体成形されている、 このオリフィスプレート103における吐出口の形成は
、例えばエキシマレーザ光の照射やフォトエツチング工
程によって精度よく行うことができ、これにより複数の
吐出口全体にわたって精度の高い形状を得ることができ
る。また、このオリライスプレート103は、吐出口形
成面に複数の異種材料が露出する場合には、これら材料
間の濡れ性の違いによって生じる吐出方向の偏向を防止
する意味でも用いられるものである。
104はフィルタであり、チップタンク105から共通
液室106に至るインク供給口に設けられる。
フィルタ104は図中矢印のごとく流れてくるインクの
不純物や塵埃などを取り除く。フィルタ104を通過し
たインクは共通液室106に流れ込み、この液室に連通
ずる複数のインク液路107の各々にその吐出に応じて
供給される。109はオリフィスプレート103をその
弾性力等で押え、開口面(ここでは特にヒータボード1
02の端面)に対して密谷させる押え部材である。本例
では押え部材109としてSUSを用いている。
以上の構成において、記録ヘッド86に一体化されてい
るインクタンク部80からチップタンク105にインク
を供給し、その後図示した矢印のごとくインクが流れる
。まず、フィルタ104を通過することでインク中の塵
埃や不純物が除去され5共通液室106に至りそこから
液路107に導かれる。そして液路107内に配設され
た電気熱変換体を駆動することによりインク中に気泡を
発生させ、この気泡の状態変化によって吐出口108を
介してインクを吐出する。
(2)キャリッジ 第3図および第4図は、それぞれ、第1図示のカートリ
ッジCを装着可能なインクジェット記録装置のキャリッ
ジ周辺の構成例を示す斜視図および平面図である。これ
ら図は、キャリッジ2上に4個のカートリッジC1・C
2・C3・C4(それぞれ異なった色のインクを収容し
ており、例えばイエローマゼンタ、シアン、ブラック等
)を位置決めして装填する例を示している。
保持部材としてのコネクタホルダ40上には、4個の押
しビンIQ(押しビンA−D)が係合しており、バネ1
0a(バネA〜D)によって第4図中左方向に付勢され
ている。ここで、保持部材としてのコネクタホルダ40
は、軸20(軸I・軸■)を介してリンク21(リンク
ドリンク■)と係合し、更にこのリンク21に係合する
操作レバー7の回転動作(時計方向・反時計方向)に従
って第4図中左右方向に移動可能であって、右方向に移
動して加圧を解除してカートリッジの交換を可能とし、
方圧方向に移動してカートリッジの装填を受容する構成
になっている。
そこでカートリッジCを装填部2fに装填する際には、
まずカートリッジCの記録ヘッド部86を装填部2fの
先端凹部2f、に上方から落し込む。この際にカートリ
ッジCのガイド83b間にキャリッジ2側の矩形部2h
が係合して大略位置決めされる。
そして、操作レバー7を軸9を中心に時計方向へ回動さ
せれば、ホルダ40が進んできてカートリッジCの切り
欠き部83aにキャリッジ2側のガイド54に侵入する
ととちに、ビン10がカートリッジCと係合してカート
リッジCは装填部2fに装填される。59はバネであっ
てキャリッジ2側に設けられており、装填部2fに装填
されたカートリッジCを後方に押圧して位置決めをより
精度良く行うための付勢力を発生する。そして押しビン
10の先端部10bはそれぞれ4個のカートリッジCの
突き当て面1dに当接し、カートリッジを押圧する。ま
た、押しビン10の外周面10eはキャリッジ2の突き
当て面2Sに当接し、発生する押しビン軸と直角方向の
スラスト力をそれぞれ独立に受ける構造になっている。
従って、保持部材40はバネ10a(バネA〜D)の反
力のみを受けるだけであって、スラスト力が作用しない
ために、複数のカートリッジを同時に解除するときも解
除レバー7を小さな操作力で操作して着脱動作が可能と
なる。
次にカートリッジC側のへラドコネクタ85と、これに
係合させるべく本体側に設けたコネクタ(本体コネクタ
)6との嵌合および離脱のための機構ないし動作につい
て説明する。
本体コネクタ6がへラドコネクタ85に挿入されるとき
は、本体コネクタ6と一体の係合軸6aが引張りバネ4
1(第5図参照)の弾性力によってコネクタホルダ40
の係合式嵌合部40bに嵌合した状態でレバー7を操作
すると、本体コネクタ6とコネクタホルダ40とが一体
となって移動する。そしてキャリッジ2の装填部2fに
装填されたカートリッジCが装填されることによって大
略位置決めされているヘッドコネクタ85と、係合軸6
aが嵌合部40bに嵌合することによって大略位置決め
されている本体コネクタ6とが出会い、本体コネクタ6
の斜面(図示せず)に案内されて本体コネクタ6がヘッ
ドコネクタ85と嵌合(結合)する。この後、コネクタ
ホルダ40は第3図中奥側に所定距離eだけ右方に移動
する(この移動はレバー7の回転によって行われる)。
ここで、この所定距離とは、係合軸6aが嵌合部40b
から離れる距離であって本体コネクタ6を位置決め状態
から可動な可動(解放)状態にするためのコネクタホル
ダ40の移動距離である。
そして本体コネクタ6は、ベツドコネクタ85と上記引
張りバネ4Iよりも強い力で結合しているので、本体コ
ネクタ6はコネクタホルダ40から解放される。即ち係
合が離れる。ここで係合穴40aの大径部は、本体コネ
クタ6の係合軸6aよりも径が大きいので両者の間には
ギャップが生じる。従つて、本体コネクタ6とへラドコ
ネクタ85の嵌合(結合)時は、本体コネクタ6はコネ
クタホルダ40に対し遊離状態になるので、カートリッ
ジはキャリッジ2に対し、押しビンlOによる押圧力の
みで位置決めされる事となり、記録ヘッド86のキャリ
ッジ2に対する正確な位置決めが確保されるわけである
次に、カートリッジCを取り外す(解放する)ときには
、レバー7を立てた位置から横にした位置(第3図の位
置)へ反時計方向へ回動させる。
すると、係合軸6aはへラドコネクタ85と強い力で結
合しているが、コネクタホルダ40が右方に移動するに
つれて、保合穴40aの大径部側面が係合軸6aに突き
当たり、第3図中奥方向に保合軸6aを押しながら、本
体コネクタ6をヘッドコネクタ8から離脱(解放)させ
る、同時に押しビン10もコネクタホルダ40と一体と
なって移動し、記録ヘッド86より離れることになる。
なお、第3図または第4図において、11はキャリッジ
2の主走査方向に延在し、キャリッジ2を摺動0在に支
持する走査レール、11aは軸受、5iはコネクタを介
しカートリッジCとの間で種々の信号を授受するための
フレキシブルケーブル、52はキャリッジ2を往復動さ
せるための駆動力を伝達するベルトである。また、17
.18および15.16は、記録ヘッド86による記録
位置の前後に配置されて記録媒体の挟持搬送を行うため
のローラ対、50は記録媒体の被記録面を平坦に規制す
るプラテンである。
(3)記録装置の概略 第5図は以上の構成を適用したプリンタまたは複写機、
ファクシミリ等の記録装置の概略図を示している。
記録装置本体1000は、操作側手前が開閉可能なカバ
ーtiotを有している。このカバー1101が回転中
心軸を中心として開状態にされると、本体内部を開放す
る。この開放によって、前述したレバー7の回転動作が
可能となり、カートリッジ(:1−C4の装置本体に対
する着脱操作を可能とする。図中の実線表示のレバー7
は第1図示のカートリッジを装着可能とする位置を示し
、この位置では、カバー1101の閉状態への移動を阻
止する。なお、図中の破線表示のカートリッジは装着動
作中のものを示し、実線表示のカートリッジは装置本体
に位置決めされて記録可能な所定位置にある。このとき
カートリッジの記録ヘッド86の吐出口形成面は、プラ
テン50の案内面に平行に対向し、突出した記録ヘッド
部はキャリッジから下方へ突出して、記録媒体搬送用ロ
ーラ16,18間に位置している。102は電気配線部
のフレキシブルシートを示し、12は前述したレール1
1とともにキャリッジ2を支持して案内するためのレー
ルである。
コネクタホルダ40は、カートリッジが装着された後に
、レバー7を破線の状態にしてカートリッジのキャリッ
ジに対する固定を完了した後の状態として図示されてい
る。 20,202は、前述したコネクタホルダ40の
キャリッジに対する相対移動方向に関して両側面側に設
けられている軸であり、互いに位置レベルが同一の位置
に並置されている。
この軸は、キャリッジの両側側面の一直線上にその中心
長軸を有する2つの長穴の内部内で移動可能な円柱形状
である。図中、軸20.202は、実線で示す位置で実
線図示のレバー7に対応している。
これらの軸20.202はコネクタホルダの平行移動を
一層確実なものにしている。本例では、軸20.202
をコネクタ本体以外に設け、記録ヘッド位置決め用押し
ビン10の上方近傍に配置しているので、記録ヘッド位
置決め用押しビン10の位置精度が向上する。なお、軸
20.202と同様な軸をコネクタ本体に設けて、コネ
クタ本体の平行移動を安定化し、しかもコネクタ接続後
は前後方向、側板との間隙骨の左右方向の自由度を与え
るように構成することちできる。本実施例では、軸20
2用の長穴を、コネクタ本体がコネクタ接続をした後に
は軸202を前後方向には固定せずに位置決め用押しビ
ン10の位置決めは軸20にのみ支配的になるようにす
ることが好ましい。
第6図はレバー7と軸20との係合関係を側面から見た
図で、第4図の側面図に相当する。第4図で説明したよ
うに、リンク21はレバー7と軸20とを連結している
。なお、本図では上記装置本体を複写機に適用したもの
として図示しており、この構成について簡単に説明して
おくと、上方の原稿圧着板および原稿台ガラスの下方に
位置する光学系読み取り手段、読み取り情報を電気信号
に変換する手段212が設けられ、この信号はフレキシ
ブルシート1102を介して記録ヘッドの駆動信号に変
換されて、フルカラーインク画゛像を形成する。
210は排出トレイ213側から本体下部に挿入されて
、記録媒体をこの挿入方向とは逆方向に搬出するための
カセット、211はカセットの記録媒体搬出部に対応し
て設けられた給送ローラである。
(4)回復系ユニットの概要 次に本例に係る回復系ユニットについて説明する。
第7図はその回復系ユニットの配設部位および概略構成
を説明するための模式図であり、本例においては回復系
ユニットを第3図の左側にあるホームポジション側に配
設しである。
回復系ユニットにおいて、300は記録ヘッド85を有
する複数のカートリッジCにそれぞれ対応して設けたキ
ャップユニットであり、キャリッジ2の移動に伴って図
中左右方向にスライド可能であるとともに、上下方向に
昇降可能である。そしてキャリッジ2がホームポジショ
ンにあるときには、記録ヘッド部86と接合してこれを
キャッピングする。このキャップユニット300の詳細
な構成については第8図および第9図につき後述する。
また5回復系ユニットにおいて、401および402は
、それぞれワイピング部材としての第1および第2ブレ
ード、403は第1ブレード401をクリーニングする
ために、例えば吸収体でなるブレードクリーナである。
本例においては、キャリッジ2の移動によって駆動され
るブレード昇降機構により第1ブレード401を保持さ
せ、これにより第1ブレード401を記録ヘッド86の
吐出口形成面のうち露出したオリフィスプレート103
の表面をワイピングすべく突出(上昇)した位置と、こ
れと干渉しないように後退(下降)した位置とに設定可
能とする。そして本例では、記録ヘッド86は第2図(
A)における幅すを有する部分が第7図中左側にあるよ
うに取付けられているものとし、キャリッジ2が図中左
側より右側に移動するときに第1ブレード401による
ワイピングがなされるようにする。これにより、露出し
ているオリフィスプレート103の面は、第2図(A)
に示した吐出口の配設位置によって区画される狭い部分
側(幅aの部分)から広い部分側(幅すの部分)に向け
てのみワイピングがなされる。これら第1ブレード40
1の昇降機構ないしその動作等については第8図、第i
o図〜第12図につき後述する。なお、第2ブレード4
02については、第1ブレード401によってワイピン
グされない記録ヘッド86の吐出口形成面、すなわち第
2図(A)における露出したオリフィスプレート表面の
両側部分にある押え部材109の表面をワイピングする
位置に固定しである。
さらに6回復系ユニットにおいて、500はキャップユ
ニット30Oに連通したポンプユニットであリ、キャッ
プユニット300を記録ヘッド86を接合させて行う吸
引処理等に際してそのための負圧を生じさせるのに用い
る。このポンプユニット500の構成、動作等について
は第8図および第13図につき後述する。
(4,1)キャップユニット 第8図(A) 、 (B)および(C)は、回復系ユニ
ットの詳細な構成例を示すそれぞれ正面図、平面図およ
び側面図である。
まずキャップユニット300は、記録ヘッド86の吐出
口のまわりに密着するキャップ302と、これを支持す
るホルダ303と、空吐出処理および吸弓処理に際して
インクを受容する吸収体306と、この受容されたイン
クを吸引するための吸引チューブ304と、さらにポン
プユニット500に連通した接続チューブ305等を有
している。このキャップユニット300はカートリッジ
Cのそれぞれに対応した位置に同個数(本例では4個)
だけ設けられ、キャップホルダ330により支持されて
いる。
332および334はキャップホルダ330から突設し
たビンであり、固定の回復系ベース350に設けられて
キャップホルダ330を第8図(A)中圧右方向かつ上
下方向に案内するためのカム溝352および354にそ
れぞれ係合している。キャップホルダ330の一方のビ
ン334と回復系ベース350の立ち上げ部364との
間にばばね360を張架し、これによりキャップホルダ
330に同図示の位置、すなわちキャップホルダが右端
位置かつ下降位置に保持されるように付勢力を与えてい
る。なお、この位置にあるキャップホルダ330ないし
キャップユニット300に対して、キャリッジ2上に搭
載されたカートリッジCの記録ヘッド86が対向した位
置が、lスキャンの記録処理時におけるキャリッジ2の
スタートポジション(SP)である。
342はキャップホルダ330から立ち上げられ、スタ
ートポジションより左方の位置においてキャリッジ2と
係合する係合部である。キャリッジ2がスタートポジシ
ョンより第8図(A)中さらに左方に移動すると、これ
に伴って係合部342によりキャップホルダ330はば
ね360の付勢力に抗して移動する。このときキャップ
ホルダ330はビン332および334を介してカム溝
352および354に沿って案内され、左方かつ上方に
変位する。従ってキャップ302が記録ヘッド86の吐
出口の周囲と密着し、キャッピングが施される。なお、
このキャッピングがなされるときのキャリッジ2の位置
をホームポジションとする。
次に、第9図(A)および(B)を用いて本例に係るキ
ャップユニット300の構成および動作を説明する。な
お、図では吸収体306を省略しである。
キャップ302は弾性体からなり、ホルダ303への接
合固定部302aと、この固定部302aに管状構造3
02bを張設するための縁部302cとからなり、これ
らが一体成型されている。
キャップ302は、例えばシリコンゴム、ブチルゴム等
の弾性体から形成することができる。
同図(B)に示したtの部分(縁部302C)の厚さを
できるだけ薄くすることにより、記録ヘッドの吐出口配
列面に対するキャップ302の追従性を向上させること
ができる。縁部302cの厚さtは、好ましくは0.4
mm以上、1mm以下とされるのが望ましい。
このような構造によって、キャップ302の管状構造3
02bは、該吐出口密閉手段の吐出口配置面への当接方
向において弾性を有し、該弾性を利用して該キャップの
吐出口配置面へのエコライズが達成される。なお、キャ
ップユニット300の吐出口形成面への当接(同図(A
)から(B)の状態への移行)は、キャップホルダ33
0の回復系ベース350に対する移動により行われる。
このとき接続チューブ304の後端側を大気に開放して
当接を行えば、キャップ内空間が減少してもキャップ内
は大気圧に保持され、吐出口内部のインクメニスカスが
後退することはない。
次にキャップを離脱させるときには、同図(A)と(B
)との比較かられかるように、キャップ内の空間は、キ
ャップ302が記録ヘッド86に当接させている際に大
幅に減少しているので、離脱動作に伴うキャップの復元
によるポンプ作用(負圧作用)が生じ、従ってキャップ
内へのインクの保持がより容易となる。すなわち、キャ
ップが記録ヘッドから離脱する際に、収縮したキャップ
が元の状態にもどるからである。さらにキャップが離脱
すると、キャップ内が負圧条件から大気圧状態に向って
変化するので、キャップ内からインクがこぼれることが
防止され、インクを引続きキャップ内に保持できる。こ
の作用は、ホルダ303のキャップ直下のキャップ内径
よりも広い空間の設定でより効果的に得られる。
(4,2)ブレード昇降機構等 次に第1ブレード401の昇降機構について説明する。
再び第8図(A1−(C)を参照するに、410は昇降
可能なブレードホルダであり、その上部に取付は具41
1により第1ブレード401を取付けである。412は
ブレードホルダ410を下降位置に向けて付勢するため
のホルダ復帰ばねである。
430はブレードホルダ410に突設したビン414の
まわりに回動可能で、ストッパ432の上面部と係合す
ることによりブレードホルダ410をその上昇位置にお
いてロックするためのロックレバ−であり、ばね434
により第8図(A)甲辰時計方向に付勢されている。ま
た、同図示の状態ではブレードホルダ410に突設した
部分416に係合し、図示の位置に保持される。
440はブレードホルダ410から突設したビン41g
のまわりに回動可能で、ブレードホルダ410の上昇位
置におけるロックレバ−430のロック状態を解除する
ための解除レバーであり、ビン418のまわりに第8図
(A)甲辰時計方向に回動することによって当該ロック
の解除を行う。すなわち、解除レバー440にはロック
レバ−430と係合するビン442を立設してあり、解
除レバー440がビン41gのまわりに同図中反時計方
向に回動すると、ビン442はロックレバ−430をビ
ン414のまわりに回動させ、ロックレバ−430とス
トッパ432の上面部との係合を解除させる。
450はキャリッジ2の移動に伴ってブレードホルダ4
10を上昇させるための駆動力を伝達するカム部材であ
り、回復系ベース350に突設したビン370のまわり
に回動可能に保持されている。
第1O図を用いてかかるブレード昇降機構の動作を説明
する。
キャリッジ2がスタートポジションよりさらに左方へホ
ームポジションに向けて移動すると、上述のようにキャ
ップホルダ330は係合部342を介して同方向へ移動
させられる(図中■)。するとキャップホルダ330よ
り突設した部分344がカム部材450の第1アーム3
52と係合し、移動に伴ってこれをビン370のまわり
に反時計方向に回動させる(図中■)。ブレードホルダ
410はこれに設けである係合部420を介してカム部
材の第2アーム454と係合しており、従って当該回動
によりカム部材454の第2アーム454はブレードホ
ルダ410を上昇させる(図中■)。
このとき、解除レバー440は、ブレードホルダ410
より突設したビン418に支持されているために一体に
上昇する。また、ロックレバ−430は、同じくビン4
14に回動可能に支持されるとともにばね434により
付勢されているために、ビン414のまわりに反時計方
向に回動しつつストッパ432の斜面部に沿って上昇す
る。やがてロックレバ−430はストッパ432の斜面
部を越え、ばね434の付勢力により反時計方向に回動
してストッパ432の上面部と係合する。これによりブ
レードホルダ410は上昇位置にロックされ、このとき
第1ブレード401が記録ヘッド86の吐出口形成面と
オーバラップする位置に保持される。また、解除レバー
440は図中破線で示す位置に設定され、キャリッジ2
と係合可能となる。
その後、キャリッジ2が図中右方向に移動するときには
、解除レバー440はこれに押されて時計方向に回動す
るが、同方向の回動時にはロックレバ−430と何らの
保合もなされず、従ってロック状態は解除されない(図
中■)、従って、当該キャリッジ2の移動中に第1ブレ
ード401が記録ヘッド86の吐出口形成面をワイピン
グすることになる。
逆に、キャリッジ2が記録領域側(第1O図の右方)か
ら移動してくるときには、解除レバー440がビン41
8を中心として反時計方向に回動する(図中■)。する
とこのとき解除レバー440はロックレバ−430はビ
ン414のまわりに時計方向に回動させられ、ロックレ
バ−430のストッパ432の上面部との係合が解かれ
る。これによりブレードホルダ420はばね412(第
8図(C)参照)の付勢力により速やかに下降し、各部
は第1O図示の状態に復帰する。従って、キャリッジ2
の左方向への移動時には、記録ヘッド86が第1ブレー
ド401に至る前に第1ブレード401が下降している
ので、第1ブレード401によるワイピングは行われな
い。
第11図(A)はブレード401がワイピングを行うと
きの詳細を示す側断面図であり、同図に示すように5本
例においては吐出口から段差部までの幅が狭い方から広
い方にのみワイピングされる。すなわち、吐出口配列が
オリフィスプレート103において偏倚した方向にワイ
ピングがなされる。こうすることで、吐出口近傍が濡れ
たり、塵埃等が付着しても、ワイピングによってきれい
な吐出口面が再現して良好な吐出状態を保つことが可能
となる。
逆に、吐出口から段差部までの距離が広い方から狭い方
にワイピングした場合、狭い方の段差部に、除去し切れ
ず残ったインクや塵埃が溜り、この結果距離が近いため
オリフィスを塞いでしまう可能性があるため好ましくな
い。
しかし、本実施例では第iブレードを上述の如く適切に
昇降させることによって段差部までの距離が狭い方から
広い方にワイピングされ、最悪の場合でも第11図(B
)に示すようにインクや塵埃が吐出口8の位置には至ら
ない状態となるため、吐出口に影響を与えることなく、
安定した吐出状態を維持することが可能となる。
ところで1本例にあっては第11図のようにワイピング
方向が規定されるために、当該ワイピングの速度すなわ
ちキャリッジ2の移動速度に何ら考慮を払わないとする
と、ブレード401の材質や形状等によって定まる諸国
子(弾性係数等)により、吐出口形成面の凹凸への追従
性に問題が生じる場合がある。すなわち、第1ブレード
401が段差部に追従できず、これが復元したときには
既に吐出口108を飛越してしまっているような不都合
が生じるからである。そこで本例では、それら諸国子を
考慮し、ワイピング時には通常走査時よりキャリッジ2
を緩速で移動するようになして、吐出口付近が確実にワ
イピングされるようにする。
第12図(A)および(B)はブレード401のクリー
ニングの態様を説明するための図である。上述のように
キャップユニット300のスライドに伴いブレード40
1が上昇しく同図(A))、その後キャリッジ2の右方
への移動に伴ってワイピングが行われる。このとき本例
ではワイピングされてブレード401に受容されたイン
クはブレード401の表面を伝ってのみ流れ、装置内に
滴下することはない。
そして、同図(B)に示すようにキャリッジ2が右方か
ら移動してくるときにブレード401は下降する。ブレ
ードクリーナ403は、これがキャップユニット300
に取付けられたものであっても、既にキャップユニット
300が元の位置に復帰しているためブレード401に
接触している。従って、ブレード401の下降に伴い、
その表面に付着しているインク等はすべて吸収体形態の
クリーナ403に受容され、ブレード401が確実に拭
われることになる。
(以下余白) (4,3)ポンプユニット 第8図(B)および(C)を参照してポンプユニット5
00について説明する。
ここで、502は半円筒面状に設けた回復系ベースの規
制面であり、ここに少なくともその規制面上では可撓性
を有する部材として構成したチューブ304を這い回す
。510はチューブ304を規制面50に対して押付け
ながらポンプ軸504のまわりに回転する加圧コロであ
り、図中矢印方向にチューブ304を押潰しつつ回転す
ることによりキャップユニット300に至る空間に負圧
を生じさせ、吐出口からのインク吸引等を行う。
520は加圧コロ510を回転させるためのガイドロー
ラであり、ポンプ軸504に軸支されている。
522は加圧コロ510の軸512をガイドローラ52
0に取付けるための保持具である。524はガイドロー
ラ520に一体に設けられ、チューブ304群のおとり
を抑制して各別に分離させておくためのガイド用隔壁で
ある。52Gはガイドローラ520に一体化され、これ
を回転させるための駆動力の伝達を受けるポジションカ
ムである。528はポンプ駆動ギアであり記録媒体搬送
(副走査)用ローラ15の軸に設けられたギヤ15Aと
、ポジションカム526に一体に設けたギアとに噛合す
るギアを有する。
すなわち、本例ではポンプ駆動(加圧コロの回転)のた
めの駆動力はローラ15より受けるものである。
530はコロ位置を認識するために設けた検知手段とし
てのリーフスイッチであり、ポンプ軸504のまわりに
ガイドローラ520と一体に回転するカム532により
スイッチングされる。
(5)記録装置のシーケンス (5,1)加圧コロの位置設定 まず記録ヘッド86よりインクを強制排出させるべく吸
引力を作用させるたのポンプユニット500の加圧コロ
の位置の設定について説明する。
第13図はその説明図であり、■−(i)が加圧コロ5
10の設定位置である。また、図において反時計方向(
吸引を行う方向)をr+Jとし、時計方向を「−」とす
壬。
まず位置は加圧コロ510がチューブ304を潰してい
ない状態であり、この状態ではキャッピング時であって
もキャップ内ないしインク吸引系が大気と連通している
。位1.■は加圧コロ510が規制面502に沿ってチ
ューブ304を押し潰しつつ手回転した後に停止される
位置であり、これらの設定位置ではチューブ304が押
し潰されているためにキャッピング時にはキャップ内な
し吸引系が大気と密閉されている。
本例においては、インク吸引による回復処理の形態は2
通りある。1つは装置の比較的長期間にわたる休止後や
、空吐出、ワイピングその他による他の回復処理によっ
てもインク吐出状態が良好とならないとき等に、スイッ
チ等適宜の操作手段の操作により、もしくは自動的に行
われるものである。このときはインクが増粘その他によ
って排出されにくい状態となっているので、キャップ内
の吐出口に大きな吸引力を作用せしめ、すなわち流速を
高めて急激にインク排出を行わせる(以下これを大回復
という)。他方は所定量の記録動作直後においてリフレ
ッシュないし冷却等により吐出状態を良好にするべく行
うものである。特に吐出エネルギに熱エネルギを用いる
本例のような装置では、このときはインク温度がある程
度高く、従って粘性が小となっており、インクが比較的
排出され易い状態となっているので、大回復時より小さ
い吸引力を作用せしめてインク排出を行わせる(以下こ
れを小回復という)。
これら大回復時および小回復時に、本例では、手回転さ
せた加圧コロ51Oを、それぞれ位1および■に設定し
て所定時間保持する。作用する吸引力および吸引量は、
インク吸引系の内容積の増加、すなわち手回転した加圧
コロ51Oがチューブ304を押潰し始める位置から停
止位置までの長さに対応した内容積によって定まるため
に、位御狛に停止させたときには位1の場合よりも吸引
力が小となる。これによると、小回復時には大回復時よ
りインクが吐出口から緩やかに引かれることになる。従
って流れの状態が安定し、吐出口内方に存在しうろ微細
気泡等、すなわち吸引力が大であって流れの状態が安定
しない場合には乱流や渦の発生によって除去できないよ
うな微細気泡等も確実に排除できることになる。また、
このとき吸引されるインク量も少くなるために、インク
が必要以上に消費されることもない。
なお、主としてインク消費量の低減化を図るのであれば
、小回復時にも位愁ツに設定し、ここに停止させておく
時間を大回復時より小とすればよい。また、主として微
細気泡等の除去を確実化するのであれば、小回復時には
加圧コロ510の回転速度を落とし、緩かにインク吸引
が行われるようにしてもよい。さらにこの場合停止位置
を適切に定めれば、インク消費量の低減化も達成できる
インクを強制排出するための手段としては、吸引ポンプ
に他の形態のものを用いたり、あるいは吐出口に至るイ
ンク供給系を加圧して行うものでもよいが、本例のよう
なポンプユニット500を用いれば上記ような制御ない
し調整が容易となる。
(5,2>キャリッジの位置設定 第14図を用いてキャリッジ2の位置設定態様等につい
て説明する。なお、図中の■〜■は最も記録領域側に位
置するヘッドを基準とした位置である。
まず、同図(A)はワイピング時の反転ポジションを示
す。さらに本例ではこの位置をキャッピングを施す場合
またはブレード401を上昇させる場合に設定される位
置とする。本例ではこれらキャッピングやブレード突出
のための動作がキャリッジ2の移動に伴って行われるた
めに、キャリッジ2からはある程度以上大きな力の伝達
が必要である。そこで、キャリッジ2を適切な位詑ツに
設定し、この位置から移動を行わせることによりその慣
性を利用すれば、キャリッジ2の駆動源たるモータの大
型化や駆動電力の増大をもたらすことなく、上記機構を
駆動するに必要十分な量の駆動力が得られることになる
次に、同図(B)の位計■は記録動作の開始ポジション
および記録動作中の反転ポジションであるスタートポジ
ョンを示す。このときには各ヘッド86と各キャップ3
00とがそれぞれ対向するが、キャップホルダ330お
よびブレードホルダ410は駆動されておらず、従って
キャップ300はヘッド86と離隔した位置にあり、か
つブレード401も上昇していない。空吐出はこの位置
で行われる。
次に、同図(C)に示す位置◎はブレードホルダ410
の上昇が起動される位置である。キャッピングを行う場
合あるいはワイピングを行う場合にはこの位置を通過し
、あるいはこの位置に設定される。また、同図(D)の
位置■はキャップボルダ330が上昇してキャッピング
が施される位置であり、この位置で大回復や小回復が行
われたり、記録休止時の待機等が行われる。
(5,3)動作シーケンスのまとめ 第15図(A)〜(E)は本例の動作シーケンスをまと
めたものである。これらにおいて、”l”は加圧コロ5
1Oの位置を示す欄、“2”はキャリッジ2の位置を示
す欄である。また、■〜■は第13図示のコロ位置、■
〜■は第14図(A)〜(DJに示したキャリッジ位置
と同一である。
同図(A)は電源投入後の初期処理時を示すもので、加
圧コロやキャリッジの位置のイニシャライズが行われる
。同図CB)はコピーボタンの押下環により記録開始の
指令が与えられときの状態を示すもので、この後にカセ
ット給紙または手差し給紙による記録媒体の送給が行わ
れる。同図 (C)は記録処理時において適宜のタイミ
ング(例えば5〜10ラインの記録走査毎)で行われる
ワイピングないし空吐出時の処理である。同図(D)は
所定量(本例では1ペ一ジ分の記録媒体への記録)終了
直後に行うようにした小回復処理を含む記録終了処理を
示すものである。また、同図(E)は大回復時の処理で
ある。
これらの詳細については第17図および第18図ととも
に説明する。
(5,4)制御系の構成 第16図は本実施例の制御系の構成例を示す。
ここで、800は主制御部をなすコントローラであり、
第17図および第18図示の手順を実行する例えばマイ
クロコンピュータ形態のCPLI801.その手順に対
応したプログラムやその他の固定データを格納したRO
M803、および画像データを展開する領域や作業用の
領域等を設けたRAM805等を有する。
810は画像データの供給源をなすホスト装置(リーダ
部、すなわち第6図の手段212等であってもよい)で
あり、画像データその他コマンド。
ステータス信号等はインターフェースを(I/F)81
2を介してコントローラと送受信される。
820は電源スイツチ822、記録(コピー)開始を指
令するためのコピースイッチ824および大回復の起動
を指示するための大回復スイッチ826等、操作者によ
る指令入力を受容するスイッチ群である。830はホー
ムポジションやスタートポジション等キャリッジ2の位
置を検出するためのセンサ832、およびリーフスイッ
チ530を含みポンプ位置検出のために用いるセンサ8
34等、装置状態を検出するためのセンサ群である。
840は記録データ等に応じて記録ヘッド86の吐出エ
ネルギ発生素子(本例では電気熱変換体)を駆動するた
めのヘッドドライバである。850はキャリッジ2を主
走査方向(第7図の左右方向)に移動させるための主走
査モータ、852はそのドライバである。860は副走
査モータであり、記録媒体を搬送(副走査)するために
用いられるとともに、本例ではローラ15を介して加圧
コロ510の駆動を行う。862はそのドライバである
(5,51制御手順 第17図は本例による記録処理手順の概略フローチャー
トである。
電源スイツチ822が操作されて電源投入がされると本
手順が起動し、まずステップ5Aにて初期処理(第17
図(A))を行う。次にステップS1にてコピースイッ
チ824の操作、またはホスト装置 810からの指令
、あるいは所謂手差し給紙時における給紙信号等、記録
開始の指令信号を待機する。ホスト装置810からの画
像データの入力に伴ってこれが指示されると、ステップ
S13にて記録準備処理(第17図(B))を行う。
その後ステップS3にて所定ライン数(本例では5〜l
Oの複数ライン)の記録を行い、ステップS5にて1頁
分の記録が終了したか否かを判定する。
ここで否定判定であればステップ5Aの記録終了処理(
第17図(C))を行い、すなわち所定ライン数の記録
終了毎に1回の回復処理を行い、一方肯定判定であれば
ステップ5Aにて記録終了処理(第17図(D))を行
った後にステップ5Aに移行する。
次に上記ステップ5A−3Dの詳細および大回復処理の
詳細を第18図(A)〜(D)および(E)を参照して
説明する。なお、これら第18図(A)〜(E)におけ
るシーケンスは、第15図(A)〜(E)にそれぞれ対
応する。
まず、第18図(A)に示すように、初期処理時にはス
テップ5AIにてキャリッジ2のホームポジション(位
置)への設定を行う。また、このとき加圧コロ510を
位1に設定する(以下この位置をコロのホームポジショ
ンと6いう)、キャリッジ2のホームポジションへの設
定にあたっては、その移動を利用してキャップホルダ3
30およびブレードホルダ510を駆動するものである
ために、適切な慣性力を得るべくキャリッジ2を回復系
ユニットと重畳しない適宜の位置(例えば第16図(A
)の位置■)に設定し、助走が行われるようにする。そ
してホームポジションへの設定によって記録ヘッド86
がキャッピングされ、かつキャップ内空間が密閉された
状態となる。また、このときにはブレード401が突出
し、ロックされるための位置(第14図の位置■を通過
しているので、ブレード401は上昇位置にある(この
動作は以下でも同様である)。なお、キャリッジ2およ
びコロ510が既にホームポジションにあれば、本ステ
ップをスキップしてもよい。
次に、ステップSA3キャリッジ2を位1に向けて移動
させることにより、吐出口形成面のワイピングが行われ
る。キャリッジ2のホームポジションへの設定によって
既にブレード401が突出しているからである。このと
きの移動は、前述のように、通常の記録走査時等よりも
低い速度、すなわち段差にブレード401が追従して確
実なワイピングがなされる速度で行う。
次に、ステップSA5にて加圧コロ510を位置に回動
させ、ステップSA7にてキャリッジ2をスタートポジ
ション(第14図の■の位置)に設定しこの位置で空吐
出を行う。すなわち、ワイピング後には空吐出を行うわ
けである。これは以下の処理でも同様であり、本例では
ワイピング後に必ず空吐出を行うようにする。なお、ス
タートポジションへの移動に伴ってキャリッジ2が解除
レバーに係合し、これを動作させるために、前述のよう
にブレード401は下降する。
ここで、その空吐出は、1つのブレードで複数の記録ヘ
ッドをワイピングすることによって生じ得る混色等の防
止のために行われるものであり、本例ではこれをより有
効に行うべく、後にワイピングされた記録ヘッドはど、
または明度の高いインク(イエロー等)に対応した記録
ヘッドはど、混色が目立ち易いためにそのような記録ヘ
ッドに対しては念入りに空吐出を行うようにする。すな
わち、混色が生じ易い記録ヘッドはど空吐出処理を(〒
う時間を長く、ないしは吐出回数を多くする等である。
また、本例では空吐出時には通常記録時より電気熱変換
体の駆動周波数を低くする(例えば鳩)。駆動周波数が
低いと吐出口形成面のインクによる濡れが少ないことが
確認されているからである。さらに、空吐出にあたって
は吐出口群を所定個数(例えば8個)毎にブロック分け
し、ブロック毎に順次に電気熱変換体を駆動するように
する。これによっても濡れが生じにくくなることが確認
されている。これら態様については、以下で行オ)れる
空吐出においても同様である。
なお、濡れを生じにくくするためには、駆動周波数を変
更することに代えて、あるいはこれとともに駆動パルス
の幅、電圧、形状等を変更するようにしてもよく、また
駆動態様も適宜定めつるものである。
このような空吐出後には、ステップSA9にてキャリッ
ジ2.コロ510をホームポジションに設定する。ここ
では、まずキャリッジ2をホームポジョンに設定するこ
とにより、キャッピングするが、このとき、ステップS
A5にてコロ510が位置■に設定されて大気連通がな
されているために、キャッピング時のキャップ内体積変
化によってもキャップ内には正圧が作用せず、従って吐
出口内方に空気が混入することがない。その後コロ51
0を第13図中一回転させ(中回転ではインクを吸収し
てしまい、消費量の低減化の観点からも好ましくない)
、位1に設定する。これによりチューブ304ないしキ
ャップ内は若干加圧された状態となり、かつ先の空吐出
によって受容したインクが吸引されずに残留してキャッ
プ内が湿潤な雰囲気に保たれるので、吐出口からのイン
ク溶剤成分の蒸発も生じにくくなる。
記録開始が指令された場合(ステップS3)には、記録
動作(ステップS3)に移行する前に、第18図CB)
に示すように準備処理を行う。ここではまずステップS
3Iにて上記ステップSA3と同様のワイピングを行う
(本手順はステップSA9のホームポジション設定後に
行われるためにブレード401は既に上昇位置にあり、
従ってキャリッジの位置)への移動によりワイピングが
行われる。次に上記ステップSA7と同様にしてキャリ
ッジ2をスタートポジションに設定し、空吐出を行う。
続く記録動作はこの位置■から常に行われる。
所定の数ラインの記録毎に行われる記録時回復処理にあ
たっては、第18図(C)に示すように、まずステップ
5C3にてキャリッジ2を位置Oに移動させ、ブレード
ホルダ410を駆動してブレード401を突出させる。
そしてこの後上記ステップS3IおよびSB3と同様に
、ワイピング(ステップ5C3)およびスタートポジシ
ョンへの設定・空吐出(ステップSC5)を実行する。
なお、本手順を記録媒体の搬送処理を行う間に実行する
ようにすれば、記録のスルーブツトが大きく低下するこ
とはない。
1頁の記録が終了してその記録媒体が排出されると、引
続き第18図(D)に示すように加圧コロ510を位1
に設定する(ステップ5DI)。そしてこの状態でステ
ップSC3にてキャリッジ2をホームポジションに設定
し、キャッピングを施す。
次にステップSA3において小回復動作を行う。
ここではまず加圧コロを位置■に設定し、この位置で所
定時間(例えば0.1秒)保持してインク吸引を行う。
その後ステップSD7.SD9,5DIIおよび5D1
3にて、それぞれ上記ステップSA3. SA5. S
A7およびSA9と同様の処理を行い、装置は記録ヘッ
ドにキャッピングを施した状態で次の記録開始指令を保
持することになる。
大回復スイッチ826が操作されると、第18図(E)
に示す処理が起動される。本手順では、ステップSA3
にてキャリッジ2のホームポジション(位置■)への設
定および加圧コロ510のホームポジション(位置■)
への設定を行った後、ステップSA3の大回復を行う。
ここでは加圧コロ510を十回転させて位置に再設定し
、この位置で所定時間(例えば2〜3秒)保持してイン
ク吸引を行う。そしてその後ステップSA3. SET
、SE9および5EIIにて、それぞれ、第18図(A
)のステップSA3. SA5. SA7およびSA9
と同様の処理を行い、本手順を終了する。
なお、大回復の前に空吐出のようなインクを排出させ易
くする処理を行うようにしてもよく、これによって大回
復時のインク消費量の低減化を図ることもできる。この
ときのコロ位置や保持時間は適宜定めうるものである。
大回復および小回復の後に行われるワイピング時におい
て加圧コロ510を十回転させ、非キャッピング状態で
吸引力を作用させることにより、インクをチューブ30
4内から廃インクタンク等に排出させるようにしてもよ
く、これによると当該排出処理に特別な時間をかける必
要がなくなる。
(6)変形例 本発明は、以上述べた実施例に限られることなく、本発
明の趣旨を変更しない範囲で任意所望の変形を加えるこ
とができるの要論である。そのような変形例としては随
所に述べたものの他に、例えば次のようなものが挙げら
れる。
各ラインの記録方向に関して、上側ではスタートポジシ
ョン(位置■から)行われるようにし、すなわち一方向
記録が行われるものとしたが、往復記録を行うものであ
ってもよい。
また、上側では一方向ワイビングを規定するためのブレ
ード昇降機構に第1ブレード401のみを保持させたが
、第2ブレード402も保持するようにしてもよい。
また、そのようなブレード昇降機構およびキャッピング
のための機構は、上側ではキャリッジの移動を利用して
駆動されるようにしたが、別の駆動源により駆動するよ
うにしてもよい。さらに、記録ヘッドに応じて適宜駆動
条件が定められる空吐出をより効率よく行うために、す
なわち明度が高く混色が目立ち易いインクの消費量を低
減化するために、そのような記録ヘッドが先にワイピン
グされるように記録ヘッド群の配列を定めてもよい。
また、上側では強制排出のための吸引力を切換える記録
ヘッド条件として、大回復時と小回復時とを選定した。
しかしそのような条件は適宜定め得るものである。例え
ば、本例のようにインクタンク部と記録ヘッドとが一体
化されたカートリッジを用いる場合、インクタンク部内
のインク消費が進み、インク残量が僅少となった状態で
急激なインク吸引(大回復等)を行うと、インクタンク
部に導入されている空気が気泡となって液路内に侵入し
てしまうおそれもある。そこでインク残量が少くなった
ことが検知された場合には、吸引力を小とするようにす
ることもできる。
加えて、上側では複数色のインクに対応して記録ヘッド
を設けたが、単色でも明度の異なるインクを用いて中間
調表現を可能とした構成に対しても本発明は有効に適用
できる。
さらに、記録ヘッドの個数についてもこれを1個以上の
任意所望の数に定めることができる。
上記実施例は、スタートポジションから記録媒体を搬送
する記録領域へ向うキャリッジ移動の際、緩速移動され
てクリーニング処理を行い、続いて、リターンしてスタ
ートポジションでキャップへ向って空吐出するものであ
る。この空吐出は本発明にとって好ましいものである。
しかし、本発明は、この実施例に限定されるらのでなく
、片方向(スタートポジションから記録媒体他端側への
移動)のみ配縁を行い、リターン速度を早めてスタート
ポジションへもどる際にクリーニングを行う構成や、い
ずれのキャリッジ移動方向でもクリーニングを行うもの
或いはその一方のみでクリーニングを行う構成にも適用
できろ。これらの場合、緩速処理手段としては、クリー
ニング処理域に達する以前の速度よりも低速化するもの
であればよい。
また、上記実施例は、段差ともいうべきオリフィス表面
部構成のものであるが、本発明でいう凹凸部は、なめら
かに変化するものでもよい。本発明の効果が著しく発揮
されるオリフィス表面部構成は、このような凹凸部をも
つものである。尚、クリーニングブレードを用いる場合
、吐出口部に至る前にオリフィスプレート表面を摺動す
る前クリーニング距離を検討したところ、通常汚れ除去
にはこの距離が0.5mm以上あることが好ましく、回
復を積極的に行うような場合では、0.8mm以上が適
している。従って通常クリーニング速度としてこの距離
が0.5mm以上あって、上記緩速化処理では、この距
離が0.8mm以上にするシーケンスは本発明具体的シ
ーケンスとして好ましいものである。また、上記緩速化
処理によって得られる上記前クリーニング距離は、10
111以上あることが実用上最適であることも判明した
ここで具体的数値例を挙げる。クリーニングブレードの
自由長が311II11以上8mm以下で、クリーニン
グ方向の厚みが0.5mm以上21II11以下のブレ
ードを使用し、吐出口密度および印字が400DPIを
駆動周波数4KHzで行う装置において、以下の条件が
好ましいものであった。
ケースA;印字速度22Oni+n/seeに対して、
クリーニング緩速化速度は、200ma+/see以下
が適していた。ケースB;最適クリーニング緩速化速度
は印字速度254mtn/secに対して200mm/
sec以下が適していた。これらから、この速度として
は200mm/sec以下が好ましいことがわかる。シ
リコーンゴムより廉価で相対的弾性特性の低いウレタン
ゴムや水素含有ニトリルブタジェンゴム(NBR)では
、ケースC;1とも180no++/sec以下で良好
となり、ゴム材の特性ばらつきを考慮しても150mI
Il/sec以下でよく、最適には100mrrr/s
ec以下が上記緩速化速度として得られた。ケースC;
170+++m/see印字速度では、より廉価なウレ
タンゴム、ブタジェンゴムを使用した上記速度は、15
0mn1/see以下で良好であり、最適には、100
mm/sec以下であった。
印字速度の減速比で見ると、通常印字速度が200a+
m/sec以上に対して実用上の減速割合は9%以上1
1%以下の減速で行えば、クリーニング時の時間損失を
最小限にすることができ、上記クリーニング作用に加え
て好ましいものである。
(その他) なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中で6
キヤノン株式会社が提唱しているバブルジェット方式の
記録ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすも
のである。かかる方式によれば記録の高密度化、高精細
化が達成できるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆
動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を形
成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少な
くとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、
特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、
より好ましい、このパルス形状の駆動信号としては、米
国特許第4463359号明細書、同第4345262
号明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基いた構成としても本発明の効
果は有効である。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るもの等であってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、記録ヘッドの吐
出口が存在する面(吐出口形成面)をワイピングすると
きには、ワイピング部材に対して記録ヘッドが緩速で走
査されるので、ワイピング部材の形状、材質1弾性値等
により定まる復元時間、すなわち押え部材によって段差
が生じている吐出口形成面に対する応答性によらず確実
なワイピングが行われることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例で用いた記録ヘッド番インク
タンク一体型カートリッジの斜視図、 第2図(A)および(B)は、それぞれ、その記録ヘッ
ドの構成例を示す正面図および側断面図、第3図および
第4図は、それぞれ、第1図示のカートリッジが装着さ
れる本実施例装置のキャリッジ周辺を示す斜視図および
平面図、 第5図および第6図は本実施例装置を利用して構成した
複写装置を説明するための側断面図、第7図は本実施例
に係る装置の主要部である回路系ユニットの概略を示す
ための当該装置の模式第8図(A)、(B)および(C
)は、それぞれ、その回復系ユニットの詳細な構成例を
示す正面図、平面図および側面図、 第9図(A)および(B)は、その回復系ユニットに配
設したキャップユニットの詳細な構成および動作を説明
するための正面図、 第10図は第8図におけるブレード昇降機構を説明する
ための説明図、 第11図(A)および(B)はそのブレード昇降機構に
よって昇降されるブレードによるワイピングの態様を説
明するため説明図、 第12図(A)および(B)は、同じくそのブレードに
対するクリーニングの態様を説明するための説明図、 第13図は本実施例で採用したインク吸引機構の動作を
説明するための説明図、 第14図(A)〜(D)は本実施例における回復処理時
のキャリッジ位置を説明するための説明図、第15図(
A)〜(E)は本実施例のシーケンス実行時における第
13図示のインク吸引機構および第14図示のキャリッ
ジの動作位置の関係を説明するための説明図、 第16図は本実施例に係る制御系の一構成例を示すブロ
ック図、 第17図は第16図示の制御系による概略の記録動作手
順の一例を示すフローチャート、 第18図(A)〜(E)は、それぞれ、第16図示の制
御系による初期処理、記録準備処理、記録時回復処理、
記録終了処理および大回復処理の詳細な手順の例を示す
フローチャートである。 C・・・カートリッジ、 2・・・キャリッジ、 80・・・インクタンク部、 86・・・記録ヘッド、 103・・・オリフィスプレート、 10g・・・吐出口、 109・・・押え部材、 300・・・キャップユニット、 302・・・キャップ、 303・・・ホルダ、 304、305・・・チューブ、 330・・・キャップホルダ、 332、334・・・ピン、 342、344・・・係合部、 350・・・回復系ベース、 401.402・・・ブレード、 403・・・ブレードクリーナ、 410・・・ブレードホルダ、 430・・・ロックレバ− 432・・・ストッパ、 40 50 00 02 04 10 20 28 30 32 00 10 20 30 50 80 ・・・解除レバー ・・・カム部材、 ・・・ポンプユニット、 ・・・規制面、 ・・・ポンプ軸、 ・・・加圧コロ、 ・・・ガイドローラ、 ・・・ポンプ駆動ギア、 ・・・リーフスイッチ、 ・・・カム、 ・・・コントローラ、 ・・・ホスト装置、 ・・・スイッチ群、 ・・・センサ群、 ・・・主走査モータ、 ・・・副走査モータ。 09 111 (B) 第 図 6 86 第 11 図 (A) 第 1 図 (B) e  回 計 計 401− 第 17図 (D) 第18 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)インクを吐出するために利用されるエネルギを発生
    する吐出エネルギ発生素子が配設された液路と、該液路
    に連通する開口が配された開口面と、該開口面に接合し
    、前記開口に対応して配設される吐出口を有した吐出口
    形成部材と、該吐出口形成部材の前記接合を保持するた
    め、前記吐出口形成部材の少なくとも前記吐出口が配設
    された第1部位を除いた第2部位を覆う押え部材とを有
    した記録ヘッドと、 該記録ヘッドを所定方向に走査させる走査手段と、 当該走査の過程で前記記録ヘッドの前記吐出口が存在す
    る面と係合してこれをワイピングするワイピング部材と
    、 前記面が前記ワイピング部材と係合する範囲では前記記
    録ヘッドが緩速で走査されるように前記走査手段を制御
    する走査速度制御手段と を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 2)前記ワイピング部材は、前記第1部位の表面をワイ
    ピングする第1ワイピング部材と、前記第2部位を覆っ
    て配置されている前記押え部材の表面をワイピングする
    第2ワイピング部材とに分割されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のインクジェット記録装置。 3)前記第1ワイピング部材を前記第1部位の表面と係
    合する位置と係合しない位置とに移動可能に保持する保
    持手段を具えたことを特徴とする請求項2に記載のイン
    クジェット記録装置。 4)前記第1部位の前記吐出口の配設位置によって区画
    される狭い部分側から広い部分側に向けてのみワイピン
    グがなされるように前記保持手段を駆動するワイピング
    方向規定手段を具えたことを特徴とする請求項3に記載
    のインクジェット記録装置。 5)前記吐出エネルギ発生素子は、前記エネルギとして
    熱エネルギを発生する電気熱変換体を含むことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかの項に記載のインクジ
    ェット記録装置。
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