JPH03234638A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JPH03234638A JPH03234638A JP3169490A JP3169490A JPH03234638A JP H03234638 A JPH03234638 A JP H03234638A JP 3169490 A JP3169490 A JP 3169490A JP 3169490 A JP3169490 A JP 3169490A JP H03234638 A JPH03234638 A JP H03234638A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- recording
- ejection
- cap
- page
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- 238000007639 printing Methods 0.000 abstract description 58
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 30
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 21
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 5
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 abstract 2
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 110
- 230000008569 process Effects 0.000 description 17
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 14
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 10
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 10
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 9
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 7
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 description 5
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 description 5
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 2
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000004886 head movement Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002940 repellent Effects 0.000 description 1
- 239000005871 repellent Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
。
紙または単に紙ともいう)に対して記録を行う記録装置
は、種々の記録方式による記録ヘッドを搭載した形態で
提案されている。この記録ヘッドには、ワイヤートッド
方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式によ
るものなどがある。
を噴射するものであるので、ランニングコストが安く、
静かな記録方法として注目されている。
記録ヘッドとして一般に微細な吐出口を配列したものが
用いられる。このため、記録ヘッドを長時間動作させな
い場合には、吐出口内方への気泡や塵埃の混入、あるい
はインク溶剤の蒸発に伴う増粘等によってインクが吐出
、記録に適さない吐出不良状態となるのを防止するため
に、キャッピングを行っていた。これは、記録ヘッドの
吐出口形成面を覆うことが可能なキャップを配置し、記
録ヘッドの非動作時にキャップによって吐出口形成面を
覆うものである。
不良状態となったり、記録動作中においても、印字パタ
ーンによって生じる使用されなかったり使用頻度の低い
吐出口が上記吐出不良状態になった場合においては、イ
ンクをリフレッシュすることにより、これら吐出不良要
因を除去する処理(吐出回復処理)がなされるようにし
ている。
録ヘッドの吐出口内方のインク吐出エネルギー発生素子
を駆動することにより、上記キャッピング用のキャップ
に向かって、全吐出口からインクを吐出(以下、予備吐
出という)させて、インクとともに吐出不良要因を除去
せんとするものがある。なお、キャップ内部の吐出口対
向部位には、一般に、予備吐出時に吐出口から出てくる
インクの漏れやはね返りを防止するため、インク吸収体
が設けられている。
を設け、このポンプにより予備吐出によってキャップ内
に残留したインクをポンプ側に吸引(以下、空吸引とい
う)させて、インクが吸収体内で固化することに起因し
たインク吸収能力の劣化や吸引力の低下を防止していた
。
ピング位置に復帰させる時間とポンプの動作時間を要す
るため、記録速度を向上させるには空吸引を行うタイミ
ングが重要となる。
吸引を上記キャッピングと連動して行うことにより、記
録ヘッドの復帰時間を短縮していた。キャッピングは記
録ヘッドが長時間動作しない場合、例えば記録中におい
て所定時間記録データが転送されないため記録が中断し
ている場合や、−頁の記録が終了して記録が中断してい
る場合に行われるので、空吸引はこのキャッピングの前
に行われることになる。
引をキャッピングと連動して行っていたので、記録中に
おいて所定時間記録データが転送されないときにも空吸
引が行われていた。従って、記録中に空吸引が行われる
ため、記録時間が遅延し、記録速度が低下していた。
処理の改良を図ったもので、記録中における空吸引の回
数を低減し、記録時間を短縮することができるインクジ
ェット記録装置を提供することを目的とする。
ト記録装置は、インクの吐出不良要因を除去する予備吐
出手段と、予備吐出手段によるインク吐出によってキャ
ップ内に残留したインクを吸引する空吸引手段と、記録
媒体への記録が一頁終了する毎に上記空吸引手段を駆動
して吸引を実行させる空吸引制御手段を具備したことを
特徴とする。
装置は、インクの吐出不良要因を除去する予備吐出手段
と、予備吐出手段によるインク吐出によってキャップ内
に残留したインクを吸引する空吸引手段と、記録媒体へ
の記録が一頁終了したとき、上記予備吐出手段による吐
出回数が上記空吸引手段により前回実行された吸引後所
定回数を越えていた場合、上記空吸引手段を駆動して吸
引を実行させる第1の空吸引制御手段を具備したことを
特徴とする。
ば、予備吐出によってキャップに受容されたインクを一
頁記録終了時毎に空吸引を行って吸引しているので、記
録中における空吐出の回数を低減することができる。
によれば、予備吐出によってキャップに受容されたイン
クを、−頁記録終了時に予備吐出の回数が前回実行した
空吸引後所定回数を越えていた場合に空吸引を行って吸
引している。従って、−頁終了時に予備吐出の回数が前
回実行した空吸引後所定回数に達していなければ空吸引
を行わないので、記録中における空吸引の回数のみなら
ず、空吸引の回数自体を低減することができる。
に係る実施例を説明する。
用した場合の実施例の外観構成例を示す。
タ入力用のキーやコントロールキー等のキー群2が配列
され、非使用時にはヒンジ3を中心に回動させることに
より第1図(B)に示すように折りたためるようになっ
ている。4は装置内部のプリンタ部8にシート状記録媒
体を送給するための給紙トレーであり、同じく非使用時
には同図(B)に示すようにプリンタ部8を覆って収納
される。5は手動にて記録媒体のセットや排出を行うた
めの送りノブ、6は入力した文章等を表示するための表
示器、7は本実施例に係る装置を運搬する際に用いられ
る把手である。
ジェット記録ヘットを有したヘッドカートリッジ、11
はこれを搭載して図中S方向に走査するためのキャリッ
ジである。13はヘッドカートリッジ9をキャリッジ1
1に取付けるためのフック、15はフック13を操作す
るためのレバーである。このレバー15には、後述する
カバーに設けられた目盛を指示してヘッドカートリッジ
の記録ヘッドによる印字位置や設定位置等を読取り可能
とするためのマーカ17が設けられている。19はヘッ
ドカートリッジ9に対する電気接続部を支持する支持板
である。21はその電気接続部と本体制御部とを接続す
るためのフレキシブルケーブルである。
ド軸であり、キャリッジ11の軸受25に挿通されてい
る。27はキャリッジ11が固着され、これをS方向に
移動させるための動力を伝達するタイミングベルトであ
り、装置両側部に配置されたプーリ29A、29Bに張
架されている。一方のプーリ29Bには、ギヤ等の伝導
機構を介してキャリッジモータ31より駆動力が伝達さ
れる。
面を規制するとともに記録等に際してこれを搬送するた
めのプラテンローラてあり、搬送モータ35によって駆
動される。37は記録媒体を給紙トレー4側より記録位
置に導くためのペーパーパン、39は記録媒体の送給経
路途中に配設されて記録媒体をプラテンローラ33に向
けて押圧し、これを搬送するためのフィードローラであ
る。41は記録媒体搬送方向上、記録位置より下流側に
配置され、記録媒体を不図示の排紙ロヘ向すて排紙する
ための排紙ローラである。42は排紙ローラ41に対応
して設けられる拍車であり、記録媒体を介してローラ4
1を押圧し、排紙ローラ41による記録媒体の搬送力を
生じさせる。
、押え板45、拍車42それぞれの付勢を解除するため
の解除レバーである。
し、プラテンローラ33に対する密着状態を確保するた
めの押え板である。本実施例においては、記録ヘッドと
してインク吐出を行うことにより記録を行うインクジェ
ット記録ヘッドを採用している。従って、記録ヘッドの
インク吐出口形成面と記録媒体の被記録面との距離は比
較的微少であり、かつ記録媒体と吐出口形成面との接触
を避けるべくその間隔が厳しく管理されなければならな
いので、押え板45の配設が有効である。
してキャリッジ11に設けられたマーカであり、これら
によっても記録ヘッドの印字位置や設定位置が読取り可
能である。
出口形成面と対向するゴム等の弾性材料で形成したキャ
ップであり、記録ヘッドに対し当接/離脱が可能に支持
されている。このキャップ51は、非記録時等の記録ヘ
ッドの保護や、記録ヘッドの吐出回復処理に際して用い
られる。吐出回復処理とは、インク吐出口内方に設けら
れてインク吐出のために利用されるエネルギー発生素子
を駆動することにより全吐出口からインクを吐出させ、
これによって気泡や塵埃、増粘して記録に適さなくなっ
たインク等の吐出不良要因を除去する処理(予備吐出)
や、これとは別に吐出口よりインクを強制的に排出させ
ることにより吐出不良要因を除去する処理である。
もに、かかる強制排出による吐出回復処理や予備吐出に
よる吐出回復処理に際してキャップ51に受容されたイ
ンクを吸引するために用いられるポンプである。55は
このポンプ53によって吸引された廃インクを貯留する
ための廃インクタンク、57はポンプ53と廃インクタ
ンク55とを連通ずるチューブである。
めのブレードであり、記録ヘッド側に突出してヘッド移
動の過程でワイピングを行うための位置と、吐出口形成
面に係合しない後退位置とに移動可能に支持されている
。61は回復系モータ、63は回復系モータ61から動
力の伝達を受けてポンプ53の駆動およびキャップ51
やプレート59の移動をそれぞれ行わせるためのカム装
置である。
明する。
ニット9aとインクタンク9bとを一体としたヘッドカ
ートリッジ9の外観斜視図である。図において、906
eは、ヘッドカートリッジ9を装着する際にキャリッジ
11に設けられたフック13によって掛止されるつめで
ある。
の内側に配設される。また、ヘッドカートリッジ9の前
方吐出ユニット9aの近傍には、この図には示されない
が位置決め用突き当て部が設けられている。906fは
、キャリッジ11に立設されフレキシブル基板(電気接
続部)およびゴムパッドを支持するための支持板が挿入
されるヘッド開口部である。
ートリッジの分解斜視図を示し、上述のようにインク供
給源たつインク収容部を一体としたディスポーザブルタ
イプのものとしである。
素子(吐出ヒータ)と、これに電力を供給するAA等の
配線とが成膜技術により形成されて成るヒータホードで
ある。921はヒータホード911に対する配線基板で
あり、対応する配線は例えばワイヤボンディングにより
接続される。
を設けた天板であり、本実施例においてはオリフィスプ
レート部を一体に有した樹脂材料で成る。
り、両者間にヒータボード911および天板940を挟
み込んだ状態で両者を係合させることにより、押えばね
950の付勢力によってヒータボード910と天板94
0とを圧着固定する。なお、支持体930は、配線基板
921も貼着等により設けられるとともに、ヘッドの走
査を行うキャリッジ11への位置決め基準を有するもの
とすることができる。また、支持体930は駆動に伴っ
て生じるヒータボード911の熱を放熱冷却する部材と
しても機能する。
貯留部9bからインク供給を受け、ヒータボード911
と天板940との接合により形成される共通液室にイン
クを導くサブタンクとして機能する。970は共通液室
へのインク供給口付近の供給タンク960内の部位に配
置されるフィルタ、980は供給タンク960の蓋部材
である。
クタンク本体9b内に配置される。
ント9aに対してインクを供給するための供給口であり
、当該ユニットをインクタンク本体9bの部分1010
に配置する前の工程で供給口1200よりインクを注入
することにより、吸収体900のインク含浸を行わせる
ことができる。
トリッジ内部を大気に連通ずるために蓋部材に設けた大
気連通口である。1300は大気連通口1400の内方
に配置される撥液材であり、これにより大気連通口14
00からのインク漏洩が防止される。
充填が終了すると、各部911〜980よりなる吐出ユ
ニット9aを部分1010に位置付けて配設する。この
ときの位置決めないし固定は、例えばインクタンク本体
9bに設けた突起1012と、これに対応して支持体9
30に設けた穴931とを嵌合させることにより行うこ
とができ、これによって第4図(B)に示すヘッドカー
トリッジ9が完成する。
、支持体930に設けた穴932および供給タンク96
0の第4図(A)中実面側に設けた導入口を介して供給
タンク960内に供給され、その内部を通った後、導出
口より適宜の供給管および天板940のインク導入口9
42を介して共通液室内へと流入する。以上におけるイ
ンク共通用の接続部には、例えばシリコンゴムやブチル
ゴム等のパツキンが配設され、これによって封止が行わ
れてインク供給路が確保される。
構は、キャリッジ11の側方、すなわち、キャリッジ1
1の移動方向側に設けられるため、キャリッジの移動に
よって着脱操作機構が大きなデッドスペースを形成する
ことは無い。
突き当て部について説明する。
り、突き当て部材607の側部に2ケ所設けられる。な
お、左右方向の位置決めは、突き当て部601aの外に
、支持板606に設けられる突き当て部601fが利用
される。
、突き当て部材607の側方下部に形成される。
、突き当て部材607の側方下部および支持板側方下部
の2ケ所に形成される。
にヘッドカートリッジ9が装着されたときの状態を示す
上面図および左側面図である。
ャリッジ11の突き当て部に当接可能なようにヘッドカ
ートリッジ9に設けられる当接部であり、906bおよ
び906cは、それぞれ同様に突き当て部601bおよ
び601Cに対応した当接部である。
た際の各部の係合関係を概説する。
の突き当て部601aと当接しており、同時にヘッドカ
ートリッジ9のつめ906とは、これに掛止されたフッ
ク13を介したコイルばね610の付勢力によって、図
中左方へ力を受ける。これにより、ヘッドカートリッジ
9は上記当接部を中心とするモーメント力を受ける。こ
のとき、ヘッドに設けられた基板906dは突き当て部
601fに当接し、その結果、ヘッドカートリッジ9の
左右方向の位置決めがなされ、その位置が保持される。
906dとの当接によって、圧縮変形される。この変形
により、フレキシブル基板604の端子パッドと基板9
06dの端子とを圧接する力が生じる。この場合、突き
当て部601fに基板906dが当接しているため、突
起部605Aの変形量は一定となり安定した上記圧接力
を得られる。
状態は示されていない。
置決めは、装着の過程においてなされるものである。
リッジ周辺の機構を示すそれぞれ側面図および上面図で
ある。
おいて、回動自在に軸支されるコロである。コロ91は
、その一部がヘッドカートリッジの吐出口面より前方に
突出するように設けられるものであり、紙押え板45と
当接しこの上を回動する。また、613はキャリッジ1
1の後端部に設けられたコロばねである。コロばね61
3は、コロ613A、コロ613Aを軸支する連結部材
613B、および連結部材613Bを所定の回転方向に
付勢するばね613Cからなる。コロ613Aは、装置
の底板100の前端部において前述のガイド軸と平行に
延在するように立設された前端板105と当接し、この
上を回動する。連結部材613Bはキャリッジ11の所
定の軸113により回動自在に軸支され、また、ばね6
13Cは、キャリッジ11の所定の軸に支持され連結部
材613Bを軸113の廻りに反時計方向に回転させる
ような付勢を行う。以上のようなコロばね613の構成
により、キャリッジ11は、常に紙押え板45の方向へ
付勢される。
ッジ11の両側端部に装着される。軸受25はその装着
にかかるケースに対して軸受部が偏心したものであり、
2つの軸受25は、その偏心方向が反対になるよう装着
される。また第6図に示される側の軸受25は、キャリ
ッジ11に設けられたボス112を軸として揺動可能に
設けられている。すなわち、キャリッジ11においてこ
の軸受25が装着される部分は長穴となっており、また
、軸受25の2つの突起25Aがボス112により前後
方向(第6図中、左右方向)の動きを規制される。この
結果キャリッジ11の動きに応じて、この軸受25はキ
ャリッジ11に相対的に揺動する。なお、このとき、こ
の軸受25のガイド軸23方向の動きは、軸受25に設
けられた突起25Bがキャリッジ11の一部に規制され
る。
レード59、モータ61およびカム装置63等から成る
回復装置の主要部の分解斜視図である。
吸収体、503はキャップ51を保持する保持部材、5
05はピン507を中心に回動可能に取付けられ、ピン
507に加えられる力によってキャップ51を吐出ユニ
ット9aの吐出口形成面に当接/離脱させるためのキャ
ップレバーである。511はキャップレバー505の端
部509に係合してキャップレバー505の回動範囲を
規制するためのピンである。
る穴部を有する治具であり、キャップレバー505をポ
ンプ53に設けた支持部515に取付けるのに用いられ
る。516はその取付は状態を確保するための留め部材
である。517は吐出口形成面に当接させるための力を
キャップ51に作用する作用部であり、キャップ51の
後側部のほぼ中央に係合する。この作用部は吸引された
インクの導入口517Aを有し、キャップレバ−505
内部、ピン507内部、治具513内部および支持部5
15内部にはそれぞれインク流路が形成されている。そ
してポンプ53が吸引力を作用すると、インクはこれら
流路を経て図中矢印で示すようにポンプ53内に導入さ
れる。
の軸519を中心としてポンプ53内体は回動可能とな
る。この回動力は支持部515を介してキャップレバー
505に加えられ、これに伴ってキャップ51が進退す
る。ジヨイント521はチューブ57が取付けられる部
材523と結合される。これら軸519、ジヨイント5
21および部材523の内部にはインク流路が形成され
、ポンプ53に吸引されたインクが、図中矢印で示すよ
うにこれら流路を経てチューブ57を介し廃インクタン
ク55に導入される。
9はパツキン、531はポンプ53のキャップである。
5を作動させるための力の伝達を受けるピンである。
あり、ポンプ53の端面に突設した軸のまわりに回動可
能に支持され、当該回動に伴ってブレード59を記録ヘ
ッド側に突出または後退させる。537はブレードレバ
ー535に対しブレード59を突出させる方向への回動
力を付与するばねである。また、539はポンプ53内
体に対しキャップ53が記録ヘッド側に向かう方向への
回動習性を与えるばねである。
ア列である。カム装置63は、ポンプ53に設けた係合
部545に係合してこれを回動させるためのカム547
と、ポンプ53のピストン軸527に設けたピン533
に係合してポンプを作動させるためのカム549と、ブ
レードレバー535に設けた係合部551に係合してこ
れを回動させるためのカム553と、カム装置63のホ
ームポジションを検出するためのスイッチ555に係合
するカム557とを有している。
1を鉛直方向下部に開口させ、キャップレバー505の
作用部517に設けたインク導入口517Aに向かって
インク流路563を形成している。また、吸引口561
を吸収体501によって完全には覆わない構成としてい
る。
重力によって下方に流れてきても、インクは下方に設け
た吸引口561から吸引されるために、インク吸収体5
01に残留するインク量が著しく小となる。従って、固
化による劣化等を大幅に遅らせてインク吸収体ないしこ
れが取付けられたキャップ51の寿命を伸ばすことがで
きる。
各カムの輪郭曲線および各カム位置に対応した各部動作
位置を示す説明図である。なお、第10図中の数値はカ
ムの回転角度である。
位置および各部の状態を示し、キャップ51およびブレ
ード59は記録ヘッドの吐出口形成面から離隔し、ポン
プ53は上死点にある。
位置であり、この位置をカム装置63のホームポノンヨ
ンとする。
きキャップ51は吐出口形成面を覆い かつブレード5
9が後退しているとともにポンプ53も上死点である。
は吐出口形成面に接合(キャップオン)したままピスト
ン525が下死点に向けて移動し、キャップに至る吸引
系の負圧が大となって行く。やがてピストン525がポ
ンプのインク導入口に至りこれを閉塞している期間(弁
が閉となる期間)を経て、弁が開き始め(109,5゜
の点)、完全に開き(130,5°の点)、その後ピス
トン525は下死点付近の位置(C)に至る。インク吸
引系の流体抵抗を考慮してこの位置で所定時間カムの回
転を停止することにより十分な吸引を行ってから、再び
カムを回転させて行くと、ピストン525は下死点に至
り、キャップ51は吐出口形成面から離脱し始める。こ
の位置(d)を所定時間保持する。
上死点に向かい始める。この過程で弁は閉じ始め(20
9,5°の点) その後完全に閉塞される点(230,
5°の点)に至り、一方キャップ51は位置(e)では
完全に吐出口形成面から離隔した状態となっている。こ
の近傍でピストン525を数回駆動することにより、イ
ンク吸引系に残留したインクがポンプ側に吸引(空吸引
)されることになる。なお、ポンプ内のピストン525
の左右の空間は、不図示の流路で連通され、当該流路は
ピストンが上死点から下死点に向かう場合に閉塞され、
下死点から上死点に向かう場合に開とされる。また、ピ
ストン右側の空間はポンプ軸519に設けた流路に連通
している。
死点に向かう場合にピストン左側の空間に導入されたイ
ンクが右側の空間に移送され、上死点から下死点に向か
う場合にインク吸引系から左側空間へのインク導入およ
び右側空間から廃インクタンクへのインク排出がなされ
る。
59が突出してワイピング可能な状態となる8(位置(
f)) この状態でキャリッジ11を記録領域側に移動
させると、ヘッドの吐出口形成面にブレード59が係合
してその表面がワイピングされ、吐出口形成面に付着し
たインク等が拭われる。そして、カムをさらに回転させ
てブレード55を後退させ位置(a)にカムを設定する
。この状態でキャリッジ11をキャップ側に移動させ、
ヘッドの吐出口形成面をキャップ51に対向させた後、
カムを位置(b)に移動させてキャップオンとし、停止
させる。
から正方向もしくは負方向にカムを回転させてブレード
59を突出させ、ワイピングを行ってから記録を行うよ
うにしてもよい。
御する制御構成を、第12図を参照して説明する。
字等を処理して表示器6に表示したり、キーボード部1
からの記録指示に基づいてプリンタ部8を動作させる制
御部である。この制御部10は、各種の制御手順を実行
するMPU100O1上記制御手順やデータ等を格納す
るROM1001、上記制御実行におけるワークエリア
等に用いられるRAM1002、キーボード部1から入
力された文字等の文字パターンを格納するCG1003
、およびキーボード部1等の外部機器との接続を行うイ
ンターフェース部1004で構成される。制御部10と
プリンタ部8とは、信号ライン1005で電気的に接続
されている。
、ヘッド9等の制御を行うプリンタ制御部80を有して
いる。プリンタ制御部80は、制御部10とほぼ同様の
構成をしており、MPU800、ROM801、RAM
802、時間を計測するタイマ803およびインターフ
ェース部804から成っている。
搬送モータ35および回復系モータ61であり、それぞ
れヘッドドライバ9A、モータドライバ31A、35A
、61Aによって駆動される。これらのモータ31.3
5.61はDCモータ構成をとっており、駆動パルスの
極性によって回転方向が制御される。また、回復系ホー
ムセンサ65やキャリッジホームセンサ67の検出に基
づいて、プリンタ制御部80はキャリッジ11のキャッ
プ位置や移動位置を認識することができる。さらに、発
光素子と受光素子から構成される透過型または反射型の
紙センサ69の検出に基づいて、記録媒体が給紙トレー
4にセットされていることを認識することができる。
ボード部1の印刷キー(図示せず)の押下によって印刷
開始命令があると、制御部10のMPU100Oは入力
された文字等の文書をCG1003を参照して印字デー
タに変換する。
付加し、インターフェース部1004、信号ライン10
05を介してプリンタ制御部80に転送する。転送デー
タを受信したプリンタ制御部80のMPU800は、印
字データに付加された制御コマンドをROM801に格
納されたコマンドテーブルに基づいて解釈しなから、ヘ
ッド9等を制御して印刷を実行する。
された上述の制御コマンドのテーブルを示す。同図にお
いて、C1は印字の開始を示す印刷開始コマンド、C2
は印字の終了を示す印刷終了コマンドであり、複数頁に
わたるデータのときは最終頁の印刷終了を意味する。C
3は次に転送されてくるデータの示す数だけ印字データ
が転送されることを示すデータ転送コマンドである。ま
た、C4は一行の終了を示す改行コマンド、C5は一頁
の開始(再開)を示す頁開始コマンド、C6は一頁の終
了を示す頁終了コマンドである。
されるデータフォーマットを示す図である。複数頁にわ
たり作成された文書の場合、まず印刷開始コマンドD1
が転送され、データ転送コマンドD2、転送データ数(
N)D3、N個のデータD4そして改行コマンドD5が
転送される。ここまでで、−行が印刷されることになる
。
から改行コマンドD7で構成され1これにより一行が印
刷される。この−行の印刷の繰り返しの後、頁終了コマ
ンドD8までで一頁が印刷されることになる。
頁終了コマンドDIOで構成され、これにより一頁が印
刷される。この−頁の印刷の繰り返しの後、印刷終了コ
マンドDllまでで複数頁の文書の印刷が終了する。
したプリンタ制御部80の制御手順について、第15図
ないし第17図および第18図にそれぞれ示すフローチ
ャートおよびタイミングチャートを参照して説明する。
り、転送データを解決して印刷開始コマンドがあると本
制御手順が起動される。まず、MPU800は印刷に先
立ってステップS2でキャップ51をオープンにして印
刷に備える。この動作は、第10図および第11図にお
いて、カム装置63の位置がホームポンンヨン位置(b
)から記録動作位置(a)になるよう、MPU800が
モータドライバ61Aを介して回復系モータ61を駆動
することによって行われる。その後、ステップS3でヘ
ット9を駆動して予備吐出を行う。これは、前回の印刷
から長時間を経過していると、ヘッド9が吐出不良状態
となっている可能性があるためである。そして、転送さ
れた印字データに基づいて、ステップS4にて一部分の
印字を行う。
ことで一頁の印刷を終了したか否かを判断する。−頁の
印刷が終了していなければ、ステップS7で前回予備吐
出からt秒経過したか否かをタイマ803を用いて判断
する。を秒経過していなければステップS4に戻り、経
過していればステップS8でキャリッジ11をキャリッ
ジモータ31を駆動して予備吐出位置へ移動させ予備吐
出を行い ステップS4に戻る。インクジェット記録ヘ
ッドによって記録を行う場合、印字パターンによっては
使用されない吐出口もしくは使用頻度の低い吐出口が出
てくる。このため、使用されない吐出口もしくは使用頻
度の低い吐出口内に存在するインクはインク溶剤の蒸発
に伴う増粘等によって、インクの吐出に適さない吐出不
良状態になる場合がある。この吐出不良状態に陥らない
ように、印刷中は定期的(を秒毎)に予備吐出を行って
いる。
テップS12で空吸引を行い、ステップS13てキャッ
プ51をクローズして印刷を終了する。この動作は、第
10図および第11図において、カム装置63の位置が
記録動作位置(a)から空吸引位置(e)になるよう回
復系モータ61を駆動して空吸引を行い、その後ホーム
ポジション位置(b)になるよう回復系モータ61を駆
動してキャップ51をクローズすることにより行われる
。なお、作成した文書が複数頁のときは、上述の制御が
繰り返される。
を参照して説明する。同図(a)はキャップ51のオー
プンまたはクローズのタイミングを示し、頁印刷の開始
、終了時または、制御部10から所定時間データが転送
されないときに発生する。(b)は予備吐出のタイミン
グを示し、キャップ51のオープン時、または前回の予
備吐出からt秒経過後に発生する。(C)は制御部10
から転送されるデータのタイミングを示す。
字データへの変換に時間を要する場合があるからである
。
上述したようにキャッピングに連動して行われている。
は、空吸引もそれと同数だけ発生することとなり、印刷
時間が遅延していた。
を示す同図(e)から分かるように、空吸引はキャッピ
ングに連動せず、頁印刷の終了時に発生している。従っ
て、印刷中にキャッピングが発生しても空吸引は発生し
ない。
吸収体501に受容されたインクは、−頁印刷終了時毎
にポンプ側に吸引され、吸収体501内で固化すること
に起因したインク吸収能力の劣化や、吸引力の低下を防
止できる。
印刷時間を短縮することが可能となる。
を行えば、空吸引に起因する印刷時間の遅延をさらに低
減することも可能となる。
り、上述の第1制御例よりもさらに空吸引の回数の低減
を図ったものである。即ち、−頁印刷終了時に、予備吐
出の回数が前回実行した空吸引後所定回数Kを越えてい
た場合に空吸引を行うものである。これは、キャップ5
1の有するインク受容能力が複数回の予備吐出により吐
出されたインクを受容し得るものであることから、−頁
印刷終了時にインク受容能力に充分余裕がない場合に空
吸引を行うことを意味する。
0はステップS1で予備吐出の回数をカウントしている
内部カウンタを初期化(N=0)する。そして、ステッ
プS2でキャップ51をオープンにして、ステップS3
で予備吐出を行い、カウンタをインクリメント(+1)
する。その後、ステップS4にて一部分の印字を行う。
断し、終了していなければ、ステップS7で前回予備吐
出からt秒経過したか否かを判断する。経過していなけ
ればステップS4に戻り、経過していればステップS8
で予備吐出を行い、カウンタをインクリメントした後ス
テップS41に戻る。
ウンタの値Nが所定回数Kを越えているか否かを判断す
る。Kを越えていればステップ3.12で空吸引を行う
とともに、カウンタを初期化し、ステップS13でキャ
ップ51をクローズして印刷を終了する。一方、Kを越
えていなければ、空吸引を行わないでステップS13に
進み、キャップ51をクローズして印刷を終了する。
ら再び上述の制御が繰り返される。
(c) (f)を参照して説明する。
ンク受容能力を予備吐出20回分とし、上記所定回数K
を7に設定している。
(b))の回数(N)は5であるから空吸引は行われず
、2頁の頁印刷終了時には予備吐出回数(N)が10で
あるから空吸引(同図(f))が行われる。同様に、3
(最終)頁の頁印刷終了時には前回空吸引後の予備吐出
回数(N)が5であるから空吸引は行われない。
果の他に、−頁印刷終了時に行う空吸弓の回数を低減す
ることが可能となり、空吸引による印刷時間の遅延をさ
らに低減することができるという効果を有する。
時における空吸引回数は低減されるが、あまり大きく設
定すると次頁の印刷中に予備吐出によるインク吐出量が
キャップのインク受容能力を越えてインクがキャップか
ら漏洩する場合が生じてしまう。従って、上記回数には
インク受容能力の最大数の半分以下が望ましく、1/3
程度が好適である。
り、上述の第2制御例において最終頁印刷終了時におけ
る空吸引の改善を図ったものである。なお、同図におい
て、第16図と同一部分については説明を省略する。
か否かを、制御中コマンドが印刷終了コマンドか否かを
判断することによって判断する。
了であれば、予備吐出の回数にかかわらずステップS1
5で空吸引を行うとともにカウンタを初期化する。そし
て、ステップS16でキャップ51をクローズして印刷
を終了する。なお、ステップ6に行き、−頁の印刷が終
了していれば、ステップS14で用紙がセットされたこ
とを紙センサ69によって検出したとき、ステップS2
に戻って次頁の印刷を開始する。
最終)頁の頁印刷終了時には前回空吸弓後の予備吐出回
数(N)が5であり、所定回数(K)7を越えていなく
ても、空吸引を行っている。
、最終頁印刷終了時においては必ず空吸引が行われるた
め、予備吐出によって生じるキャップ内のインクの残留
を放置したまま印刷を終了することがな(なり、インク
が吸収体内で固化することに起因したインク吸収能力の
劣化や吸引力の低下を防止できるという効果を有する。
リンタ8のプリンタ制御部80に転送し、プリンタ制御
部80がヘッド9等を制御して印字を行ったが、制御部
10が直接プリンタ8を制御するよう構成してもよい。
時と前回の予備吐出からt秒経過時としたが、これに限
定されるものではない。
ブルシェツト方式の記録装置において優れた効果をもた
らすものである。かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できるからである。
第4723129号明細書、同第474) 07J6号明細書に開示されている基本的な原理を用い
て行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型
、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である。特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているソートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせる。結
果的に、この駆動信号に一対一で対応した液体(インク
)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書、同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合わせ構
成(直線状液路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた達成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して共通するスリットを
電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59
−123670号公報や、熱エネルギの圧力液を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基づいた記録ヘッド構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、記録を確実に効率よ
く行いつるからである。
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても、本発明は有効に適用できる。そのような記録ヘッ
ドとしては、複数記録ヘッドの組合わせによってその長
さを満たす構成や、一体向に形成された1個の記録ヘッ
ドとしての構成のいずれでもよい。加えて、上記実施例
のようなシリアルタイプのものでも、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や措置本体から
のインクの供給が可能になる変換自在のチップタイプの
記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的に設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個設けられるものであってもよい。
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーダ等と組み合わせた複
写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置
の形態を採るものであってもよい。
に空吸引を行うことによって、予備吐出でキャップに受
容されたインクを吸引しているので、記録中における空
吐出の回数を低減することができ、記録速度を向上させ
ることが可能となる。
用した実施例の使用時および収納時の外観斜視図、 第2図は本発明に適用可能なプリンタの一構成例を示す
斜視図、 第3図は第2図に示したヘッドカートリッジの外観斜視
図、 第4図(A)および(B)は第3図に示したヘットカー
トリッジの分解斜視図および外観斜視図、 第5図(A)および(B)は上記へッドカートリツシを
上記キャリッジに搭載した状態を示す上面図および側面
図、 第6図および第7図は第2図等に示したキャリッジの他
の要素との係合関係を説明するための側面図および上面
図、 第8図は第2図に示した吐出回復機構の分解斜視図、 第9図は上記機構におけるキャップ部の側断面図、 第10図は上記機構における一連の回復動作を示すタイ
ミングチャート、 第11図は上記機構の吐出回復動作における各部の動作
を時間を追って示す図、 第12図は第2図等で示した記録装置における制御構成
を示すブロック図、 第13図は上記制御構成において用いられるコマンドを
示すコマンドテーブル、 第14図は上記制御構成において転送されるデータフォ
ーマット、 第15図ないし第17図は上記制御構成における制御手
順を示すフローチャート、 第18図は上記構成における動作を示すタイミングチャ
ートである。 l・・・キーボード 2・・・キー群 6・・・表示器 8・・・プリンタ部 9・・・ヘッドカートリッジ 10・・・制御部 11・・・キャリッジ 31・・・キャリッジモータ 35・・・搬送モータ 51・・・キャップ 53・・・ポンプ 61・・・回復系モータ 63・・・カム装置 69・・・紙センサ 80・・・プリンタ制御部 501・・・吸収体 561・・・吸引口
Claims (4)
- (1)少なくとも一頁の記録媒体に対してインクを吐出
する事により記録を行う記録ヘッドと、この記録ヘッド
の前記インクを吐出する吐出口を形成した面に対向可能
な部位に設けられたキャップと、 前記記録ヘッドを駆動する事により全吐出口から前記キ
ャップに向かってインクを吐出させ、インクの吐出不良
要因を除去する予備吐出手段と、この予備吐出手段によ
るインク吐出によってキャップ内に残留したインクを吸
引する空吸引手段と、 前記記録ヘッドによる前記記録媒体への記録が一頁終了
する毎に、前記空吸引手段を駆動して吸引を実行させる
空吸引制御手段とを具備したことを特徴とするインクジ
ェット記録装置。 - (2)少なくとも一頁の記録媒体に対してインクを吐出
する事により記録を行う記録ヘッドと、この記録ヘッド
の前記インクを吐出する吐出口を形成した面に対向可能
な部位に設けられたキャップと、 前記記録ヘッドを駆動する事により全吐出口から前記キ
ャップに向かってインクを吐出させ、インクの吐出不良
要因を除去する予備吐出手段と、この予備吐出手段によ
るインク吐出によってキャップ内に残留したインクを吸
引する空吸引手段と、 前記記録ヘッドによる前記記録媒体への記録が一頁終了
したとき、前記予備吐出手段による吐出回数が前記空吸
引手段により前回実行された吸引後所定回数を越えてい
た場合、前記空吸引手段を駆動して吸引を実行させる第
1の空吸引制御手段とを具備したことを特徴とする インクジエツト記録装置。 - (3)前記記録ヘッドによる前記記録媒体への最終頁の
記録が終了したとき、前記空吸引手段を駆動して吸引を
実行させる第2の空吸引制御手段をさらに具備したこと
を特徴とする請求項(2)に記載のインクジェット記録
装置。 - (4)前記記録ヘッドは、インクを吐出する複数の吐出
口と、対応する吐出口毎に設けられ、インクに熱による
状態変化を生起させ該状態変化に基づいてインクを前記
吐出口から吐出させて飛翔的液滴を形成する熱エネルギ
ー発生手段とを具備したことを特徴とする請求項(1)
ないし(3)記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169490A JP2675887B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | インクジェット記録装置 |
US07/654,199 US5170186A (en) | 1990-02-13 | 1991-02-12 | Ink jet recording apparatus with dry absorption control of recording head cap |
DE69129909T DE69129909T2 (de) | 1990-02-13 | 1991-02-13 | Aufzeichnungsgerät zur Durchführung einer Aufzeichnung mittels eines Tintenstrahlaufzeichnungskopfes |
GB9103003A GB2240746B (en) | 1990-02-13 | 1991-02-13 | Recording apparatus for performing recording with ink jet recording head |
EP94202220A EP0627316B1 (en) | 1990-02-13 | 1991-02-13 | Recording apparatus for performing recording with ink jet recording head |
DE69117197T DE69117197T2 (de) | 1990-02-13 | 1991-02-13 | Aufzeichnungsgerät zur Durchführung einer Aufzeichnung mittels Tintenstrahlaufzeichnungskopf |
EP91301138A EP0442711B1 (en) | 1990-02-13 | 1991-02-13 | Recording apparatus for performing recording with ink jet recording head |
US07/925,218 US5406317A (en) | 1990-02-13 | 1992-08-06 | Ink jet recording with coordinated capping and recovery ejection operations |
GB9323903A GB2272185B (en) | 1990-02-13 | 1993-11-19 | Recording apparatus for performing recording with ink jet recording head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169490A JP2675887B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03234638A true JPH03234638A (ja) | 1991-10-18 |
JP2675887B2 JP2675887B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=12338184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3169490A Expired - Lifetime JP2675887B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2675887B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6746096B2 (en) | 2001-06-07 | 2004-06-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus and predischarge control method |
CN100462231C (zh) * | 2004-06-15 | 2009-02-18 | 佳能株式会社 | 喷墨记录方法以及喷墨记录装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9975342B2 (en) | 2015-03-31 | 2018-05-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid ejection apparatus |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP3169490A patent/JP2675887B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6746096B2 (en) | 2001-06-07 | 2004-06-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus and predischarge control method |
CN100462231C (zh) * | 2004-06-15 | 2009-02-18 | 佳能株式会社 | 喷墨记录方法以及喷墨记录装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2675887B2 (ja) | 1997-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5170186A (en) | Ink jet recording apparatus with dry absorption control of recording head cap | |
JP2705995B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4154190B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH03203652A (ja) | 記録装置 | |
JP2931347B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3039665B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH0952374A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JPH03234638A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP3199466B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2749929B2 (ja) | インクジエツト記録装置 | |
JP3253763B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH03203650A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH05229139A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2749931B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2934016B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2693006B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2806638B2 (ja) | 吸引回復装置、該装置を備えたインクジェット記録装置および電子タイプライタ | |
JP2675909B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2695263B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2675887C (ja) | ||
JPH03203673A (ja) | 記録装置 | |
JPH03203677A (ja) | 記録装置 | |
JP2704021B2 (ja) | 電子機器 | |
JPH03203647A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH03203660A (ja) | インクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718 Year of fee payment: 13 |