JPH0689559A - 電子機器外筐のフロントパネル取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントパネル取付枠に対するフロントパネ
ルの組立てが容易であり、しかも、フロントパネル取付
枠に対するフロントパネルの上下方向の取付基準面を明
確に定めることができるようにすること。 【構成】 フロントパネル１の下側取付片１ｂをフロン
トパネル取付枠２の下側取付片２ｂに下方から第１のね
じ３によって完全にねじ止めし、フロントパネル取付枠
２の上側取付片２ａにねじ止めした第２のねじ４の頭部
４ａをフロントパネル１の上側取付片１ａに形成した位
置決め穴２０内に嵌合させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えばＣＤ−ＲＯＭド
ライブ等の各種電子機器に適用するのに最適な電子機器
外筐のフロントパネル取付装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来から、図３〜図５に示すように、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭドライブ等の電子機器のように、アルミサッ
シュ材やモールド材で形成された垂直断面形状がほぼコ
字状で横長のフロントパネル１を用いて、箱型形状の電
子機器外筐を構成するものでは、このフロントパネル１
を垂直断面形状がほぼＨの字状に板金加工された横長の
フロントパネル取付枠２に複数の第１及び第２のねじ
３、４によって上下からねじ止めし、フロントパネル取
付枠２を外筐本体５の前面開口５ａ内に挿入して複数の
第３のねじ６によって左右からねじ止めするようにした
ものがある。

【０００３】この際、フロントパネル１の背面側の上下
一対の水平な取付片１ａ、１ｂのうちの一方である例え
ば下側取付片１ｂの左右方向である矢印ａ方向の３カ所
に第１のねじ挿通穴７を等間隔で形成し、他方である例
えば上側取付片１ａの矢印ａ方向の中央部の第２のねじ
挿通穴８を形成する。そして、フロントパネル取付枠２
の上下一対の水平な取付片２ａ、２ｂの背面側に上記第
１及び第２のねじ挿通穴７、８に対応させた第１及び第
２のねじ止め穴（内周にねじ立てが施されている穴）
９、１０を形成する。また、電子機器外筐５の左右両側
壁５ｂの前端に複数の第３のねじ挿通穴１１を形成し、
フロントパネル取付枠２の左右方向の両端部に形成した
一対の垂直な取付片２ｃに上記第３のねじ挿通穴１１に
対応させた複数の第３のねじ止め穴１２を形成する。

【０００４】そして、フロントパネル１の上下一対の取
付片１ａ、１ｂをフロントパネル取付枠２の上下一対の
取付片２ａ、２ｂの上下に前方からである矢印ｂ方向か
ら嵌合させた後、第１及び第２のねじ３、４を第１及び
第２のねじ挿通穴７、８に上下から挿通して第１及び第
２のねじ止め穴９、１０内にねじ込んで締めつけるよう
にして、フロントパネル１の上下一対の取付片１ａ、１
ｂをフロントパネル取付枠２の上下一対の取付片２ａ、
２ｂ上に上下から完全固定する。

【０００５】そして、フロントパネル取付枠２を外筐本
体５の前面開口５ａ内に前方（矢印ｂ方向）から挿入し
た後、第３のねじ６を第３のねじ挿通穴１１に左右横方
向から挿通して第３のねじ止め穴１２内にねじ込んで締
めつけるようにして、フロントパネル取付枠２を外筐本
体５内に固定して、外筐本体５で第１及び第２のねじ
３、４を上下から閉塞するようにしたものである。

【０００６】なお、ＣＤ−ＲＯＭドライブの場合には、
パワースイッチやオープン／クローズスイッチ等のプッ
シュ・プッシュ方式等の各種のスイッチ１４のつまみ１
５をフロントパネル１の前面板１ｃに形成したつまみ穴
１６内に遊嵌させている。そして、オープン／クローズ
等のスイッチ１４のつまみ１５をプッシュ・プッシュ操
作することによって、電子機器外筐５内に設置したディ
スクトレー１７をフロントパネル１の前面板１ｃに形成
した横長のトレー出入口１８から矢印ｂ、ｂ′方向に自
動的に出し入れするように構成している。

【０００７】また、フロントパネル１にアルミサッシュ
材を用いた場合には、そのフロントパネル１の左右両端
面の開口を左右一対の蓋材１ｄで閉塞している。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】ところで、アルミサッ
シュ材やモールド材で形成されたフロントパネル１は寸
法精度を出しにくく、フロントパネル１とフロントパネ
ル取付枠２との寸法公差を集合すると寸法精度が著しく
悪くなる。

【０００９】特に、アルミサッシュ材やモールド材で形
成された垂直断面形状がコの字状のフロントパネル１の
上下一対の取付片１ａ、１ｂには、図４の（Ｂ）や図５
の（Ｂ）に示すような矢印ｃ、ｄ方向の反り等が発生し
易く、図４の（Ａ）及び図５の（Ａ）に示すように、こ
のような反りのあるフロントパネル１をフロントパネル
取付枠２に第１及び第２のねじ３、４によって上下から
締めつけた場合には、フロントパネル１の垂直な前面板
１ｃに矢印ｃ′、ｄ′方向の変形等が発生し易く、外観
体裁を著しく損なうと言う問題がある。

【００１０】一方、フロントパネル１の上下一対の取付
片１ａ、１ｂ間の上下方向の寸法Ａと、フロントパネル
取付枠２の上下一対の取付枠２ａ、２ｂ間の上下方向の
寸法Ｂとを完全に一致させて、これらを精度良く嵌合さ
せようとすると、フロントパネル１をフロントパネル取
付枠２に矢印ｂ方向から嵌合させる時の作業性が著しく
悪くなり、組立てずらくなると言う問題がある。

【００１１】また、従来のように、フロントパネル１の
上下一対の取付片１ａ、１ｂをフロントパネル取付枠２
の上下一対の取付片２ａ、２ｂに第１及び第２のねじ４
によって上下から共に締めつけて完全固定する方法で
は、フロントパネル取付枠２に対するフロントパネル１
の上下方向の取付基準面が定まらないために、つまみ穴
１６やトレー出入口１８に対するつまみ１５やディスク
トレー１７の上下方向の偏心が発生し易くなって、やは
り外観体裁を損なうと言う問題がある。

【００１２】また、従来のように、フロントパネル１の
上下一対の取付片１ａ、１ｂをフロントパネル取付枠２
の上下一対の取付片２ａ、２ｂに完全固定しておくと、
モールド材で形成されたフロントパネル１の場合は、フ
ロントパネル１の熱膨張による上下方向の逃げ場がなく
なるために、フロントパネル１の前面板１ｃに図４の
（Ａ）や図５の（Ｂ）に示すような変形が発生し易いと
言う問題があった。

【００１３】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、フロントパネル取付枠に対するフ
ロントパネルの組立てが容易であり、しかも、フロント
パネル取付枠に対するフロントパネルの上下方向の取付
基準面を明確に定めることができる電子機器外筐のフロ
ントパネル取付装置を提供することを目的としている。

【００１４】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の電子機器外筐のフロントパネル取付装置
は、外筐本体のフロントパネル取付枠にフロントパネル
をねじ止めする電子機器外筐のフロントパネル取付装置
において、上記フロントパネルの上下一対の取付片のう
ちの一方を上記フロントパネル取付枠の上下一対の取付
片のうちの一方に第１のねじによって締めつけて完全固
定し、上記フロントパネルの上下一対の取付片のうちの
他方に位置決め穴を形成し、上記フロントパネル取付枠
の上下一対の取付片のうちの他方に固定した第２のねじ
の頭部を上記位置決め穴内に嵌合したものである。この
際、上記位置決め穴を上記フロントパネルの左右方向に
沿った長穴に形成したり、上記フロントパネル取付枠に
上記フロントパネルの前後方向の位置決め用の当接部を
設けることが好ましい。

【００１５】

【作用】上記のように構成された本発明の電子機器外筐
のフロントパネル取付装置は、フロントパネルの上下一
対の取付片のうちの一方をフロントパネル取付枠の上下
一対の取付片のうちの一方に第１のねじによって完全固
定するようにし、フロントパネル取付枠の上下一対の取
付片のうちの他方に固定した第２のねじの頭部を、フロ
ントパネルの上下一対の取付片のうちの他方に形成した
位置決め穴内に嵌合させるようにしたので、フロントパ
ネルの上下一対の取付片間の上下方向の寸法をフロント
パネル取付枠の上下一対の取付片間の上下方向の寸法よ
り少し大きく形成して、フロントパネルをフロントパネ
ル取付枠の上下に容易に組立てることができる。しか
も、フロントパネルの上下一対の取付片のうちの一方が
第１のねじによって完全固定されるフロントパネル取付
枠の上下一対の取付片のうちの一方が、フロントパネル
取付枠に対するフロントパネルの上下方向の取付基準面
に定められる。

【００１６】

【実施例】以下、本発明を適用した電子機器外筐のフロ
ントパネル取付装置の一実施例を図１及び図２を参照し
て説明する。なお、図３〜図５と同一構造部には同一の
符号を付して説明の重複を省く。

【００１７】まず、フロントパネル１の上下一対の取付
片１ａ、１ｂ間の上下方向の寸法Ａを、フロントパネル
取付枠２の上下一対の取付片２ａ、２ｂ間の上下方向の
寸法Ｂよりも寸法Ｄだけ大きく形成している。但し、寸
法Ｄは第２のねじ４の頭部４ａの高さ寸法Ｅより小さく
（Ｄ＜Ｅ）形成されている。

【００１８】次に、フロントパネル１の上側取付片１ａ
の左右方向である矢印ａ方向の中央位置に１つの位置決
め穴２０が形成されている。この位置決め穴２０は左右
方向（矢印ａ方向）に沿った長穴に形成されていて、短
径寸法Ｆが第２のねじ４の頭部４ａの直径寸法Ｇとほぼ
等しく構成されていて、長径寸法Ｈは直径寸法Ｇより大
きく形成されている。

【００１９】次に、フロントパネル取付枠２の上下一対
の取付片２ａ、２ｂの前端縁には左右方向である矢印ａ
方向の３カ所に半円弧状の当接部２１を等間隔で形成し
ている。

【００２０】次に、フロントパネル取付枠２へのフロン
トパネル１の組立て作業を説明する。まず、図１の
（Ａ）及び図２に示すように、フロントパネル１の上下
一対の取付片１ａ、１ｂをフロントパネル取付枠２の上
下一対の取付片２ｂの上下に前方である矢印ｂ方向から
嵌合するように組立てる。

【００２１】この際、寸法関係がＡ−Ｂ＝Ｄとなってい
て、Ｄ相当分の余裕があるために、フロントパネル１を
フロントパネル取付枠２に矢印ｂ方向から容易に組立て
ることができる。

【００２２】そして、フロントパネル１をフロントパネ
ル取付枠２に矢印ｂ方向に完全に嵌合させた時、フロン
トパネル取付枠２の上下一対の取付片２ａ、２ｂの各３
つの当接部２１にフロントパネル１の前面板１ｃが矢印
ｂ方向から当接されて、フロントパネル取付枠２に対す
るフロントパネル１の前後方向である矢印ｂ、ｂ′方向
の位置決めが行われる。

【００２３】そこで、３つの第１のねじ３を３つの第１
のねじ挿通穴７に下方から挿通して３つの第１のねじ止
め穴９内にねじ込んで締めつけるようにして、フロント
パネル１の下側取付片１ｂをフロントパネル取付枠２の
下側取付片２ｂの下面に完全固定する。

【００２４】すると、フロントパネル取付枠２の下側取
付片２ｂが取付基準面に設定されて、この下側取付片２
ｂを基準にして、フロントパネル取付枠２に対するフロ
ントパネル１の上下方向の取付位置が正確に規定され
て、フロントパネル１の上側取付片１ａとフロントパネ
ル取付枠２の上側取付片２ａとの間に寸法Ｄの隙間が発
生する。

【００２５】次に、１つの第２のねじ４をフロントパネ
ル１の上側取付片１ａの位置決め穴２０内に上方から挿
通して、フロントパネル取付枠２の１つの第２のねじ止
め穴１０内にねじ込んで固定すると、その第２のねじ４
の頭部４ａが位置決め穴２０内に嵌合される。

【００２６】すると、その第２のねじ４の頭部４ａがい
わゆるロックピンとなって、フロントパネル１の上側取
付片１ａがフロントパネル取付枠２の上側取付片２ａに
対して前後方向である矢印ｂ、ｂ′方向に対して不動状
態に固定される。

【００２７】なお、位置決め穴２０が左右方向（矢印ａ
方向）に沿った長孔に形成されているので、位置決め穴
２０内での第２のねじ４の頭部４ａの矢印ａ方向の位置
ずれを吸収することができて、この位置決め穴２０内で
の第２のねじ４の第２のねじ止め穴１０内へのねじ込み
作業を容易に行える。

【００２８】また、フロントパネル取付枠２の上下一対
の取付片２ａ、２ｂの３つの当接部２１にフロントパネ
ル１の前面板１ｃを矢印ｂ方向から当接させて位置決め
することにより、第１のねじ挿通穴７及び位置決め穴２
０を第１及び第２のねじ止め穴９、１０に正確に位置決
めすることができて、第１及び第２のねじ止め穴９、１
０内への第１及び第２のねじ３、４のねじ込み作業を容
易に行えると共に、つまみ穴１６やトレー出入口１８に
対するつまみ１５やディスクトレー１７の前後方向であ
る矢印ｂ、ｂ′方向の位置決めを高精度に行える。

【００２９】以上のように組立てられた電子機器外筐の
フロントパネル取付装置によれば、フロントパネル１の
下側取付片１ｂのみをフロントパネル取付枠２の下側取
付片２ｂに第１のねじ３によって完全にねじ止めしてい
るだけである。

【００３０】そして、第２のねじ４の頭部４ａはフロン
トパネル１の上側取付片１ａの位置決め穴２０内に単に
嵌合されているだけであり、この第２のねじ４で上側取
付片１ａの前後方向である矢印ｂ、ｂ′方向の位置決め
を行っているものの、この第２のねじ４は上側取付片１
ａを下方に締めつけるような機能を全く有していない。

【００３１】従って、フロントパネル１の上側取付片１
ａはフロントパネル取付枠２の上側取付片２ａに対して
寸法Ｄの範囲内で上下方向に自由に逃げることができる
ので、第１のねじ３を如何に強く締めつけても、フロン
トパネル１の前面板１ｃに変形等が発生することが全く
ない。

【００３２】また、フロントパネル１の熱膨張時にも、
フロントパネル１の上側取付片１ａがフロントパネル取
付枠２の上側取付片２ａに対して上方に自由に逃げるこ
とができるために、熱膨張によるフロントパネル１の前
面板１ｃの変形等も発生することが全くない。

【００３３】しかも、フロントパネル取付枠２の下側取
付片２ｂを取付基準面にして、フロントパネル取付枠２
に対するフロントパネル１の上下方向の取付位置が正確
に規定されるので、つまみ穴１６やトレー出入口１８に
対するつまみ１５やディスクトレー１７の上下方向の偏
心が発生しにくい。

【００３４】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例え
ば、上記の実施例では、フロントパネル１の下側取付片
１ｂをフロントパネル取付枠２の下側取付片２ｂに完全
にねじ止めし、上側取付片１ａを上側取付片２ａの上方
に寸法Ｄだけ浮かすようにしたが、フロントパネル１の
上側取付片１ａをフロントパネル取付枠２の上側取付片
２ａ上に完全にねじ止めし、下側取付片１ｂを下側取付
片２ｂの下方に寸法Ｄだけ浮かすように、上下逆の取付
方式を採用しても良い。また、本発明の電子機器外筐の
フロントパネル取付装置は、ＣＤ−ＲＯＭドライブに限
定されることなく、その他の各種の電子機器に適用する
ことが可能である。

【００３５】

【発明の効果】以上のように構成された本発明の電子機
器外筐のフロントパネル取付装置は次のような効果を奏
する。

【００３６】請求項１は、フロントパネルの上下一対の
取付片のうちの一方をフロントパネル取付枠の上下一対
の取付片のうちの一方に第１のねじによって完全固定す
るようにし、フロントパネル取付枠の上下一対の取付片
のうちの他方に固定した第２のねじの頭部を、フロント
パネルの上下一対の取付片のうちの他方に形成した位置
決め穴内に嵌合させるようにして、フロントパネルの上
下一対の取付片間の上下方向の寸法をフロントパネル取
付枠の上下一対の取付片間の上下方向の寸法より少し大
きく形成して、フロントパネルをフロントパネル取付枠
の上下に容易に組立てることができるようにしたので、
フロントパネルのフロントパネル取付枠への組立て作業
を極めて容易に行えて、作業性を著しく向上できる。

【００３７】請求項１は、フロントパネルの上下一対の
取付片のうちの一方が第１のねじによって完全固定され
るフロントパネル取付枠の上下一対の取付片のうちの一
方が、フロントパネル取付枠に対するフロントパネルの
上下方向の取付基準面に定められるようにして、フロン
トパネルの上下一対の取付片のうちの他方をフロントパ
ネル取付枠の上下一対の取付片のうちの他方に対して浮
かすことができるようにしたので、フロントパネルの上
下一対の取付片の上下からねじの締つけや熱膨張による
変形等が発生しない上に、つまみ穴等に対するつまみ等
の偏心が発生しにくく、フロントパネル上の各パーツを
高精度に位置決めすることができて、電子機器外筐のフ
ロントパネルの外観体裁を著しく向上できる。

【００３８】請求項２は、フロントパネルの上下一対の
取付片のうちの他方に形成した位置決め穴をフロントパ
ネルの左右方向に沿った長穴に形成したので、この位置
決め穴内での第２のねじの締めつけ作業を容易に行え
る。

【００３９】請求項３は、フロントパネル取付枠にフロ
ントパネルの前後方向の位置決め用の当接部を設けたの
で、第１及び第２のねじの締めつけ作業を容易に行える
と共に、フロントパネル取付枠に対するフロントパネル
の前後方向の取付位置を高精度に規定できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１の（Ａ）は本発明の一実施例である電子機
器外筐のフロントパネル取付装置の要部を示す断面側面
図であり、図１の（Ｂ）は位置決め穴と第２のねじとを
示す拡大断面側面図であり、図１の（Ｃ）は図１の
（Ｂ）の平面図である。

【図２】図１の（Ａ）の平面図である。

【図３】従来の電子機器外筐のフロントパネル取付装置
全体を示す分解斜視図である。

【図４】図４の（Ａ）は従来の電子機器外筐のフロント
パネル取付装置におけるフロントパネルの変形を説明す
る断面側面図であり、図４の（Ｂ）はその際における締
めつけ前のフロントパネルの反りを説明する断面側面図
である。

【図５】図５の（Ａ）は従来の電子機器外筐のフロント
パネル取付装置におけるフロントパネルの別の変形を説
明する断面側面図であり、図５の（Ｂ）はその際におけ
る締めつけ前のフロントパネルの反りを説明する断面側
面図である。

【符号の説明】

１ フロントパネル １ａ フロントパネルの上側取付片 １ｂ フロントパネルの下側取付片 １ｃ フロントパネルの前面板 ２ フロントパネル取付枠 ２ａ フロントパネル取付枠の上側取付片 ２ｂ フロントパネル取付枠の下側取付片 ３ 第１のねじ ４ 第２のねじ ４ａ 第２のねじの頭部 ５ 外筐本体 ５ａ 外筐本体の前面開口 ７ 第１のねじ挿通穴 ９ 第１のねじ止め穴 １０ 第２のねじ止め穴 １５ つまみ １６ つまみ穴 ２０ 位置決め穴 ２１ 当接部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】外筐本体のフロントパネル取付枠にフロン
   トパネルをねじ止めする電子機器外筐のフロントパネル
   取付装置において、 上記フロントパネルの上下一対の取付片のうちの一方を
   上記フロントパネル取付枠の上下一対の取付片のうちの
   一方に第１のねじによって締めつけて完全固定し、 上記フロントパネルの上下一対の取付片のうちの他方に
   位置決め穴を形成し、上記フロントパネル取付枠の上下
   一対の取付片のうちの他方に固定した第２のねじの頭部
   を上記位置決め穴内に嵌合したことを特徴とする電子機
   器外筐のフロントパネル取付装置。
2. 【請求項２】上記位置決め穴を上記フロントパネルの左
   右方向に沿った長穴に形成したことを特徴とする請求項
   １記載の電子機器外筐のフロントパネル取付装置。
3. 【請求項３】上記フロントパネル取付枠に上記フロント
   パネルの前後方向の位置決め用の当接部を設けたことを
   特徴とする請求項１記載の電子機器外筐のフロントパネ
   ル取付装置。