JP2000148288A - 電子装置筺体の架台構造 - Google Patents

電子装置筺体の架台構造

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JP2000148288A
JP2000148288A JP10314770A JP31477098A JP2000148288A JP 2000148288 A JP2000148288 A JP 2000148288A JP 10314770 A JP10314770 A JP 10314770A JP 31477098 A JP31477098 A JP 31477098A JP 2000148288 A JP2000148288 A JP 2000148288A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前面よりボルトのみで、電子装置を固定する
ことができる、低コストで、設置工事の簡単な、電子装
置筐体の架台構造(ペデスタル)を提供する。 【解決手段】 電子装置筐体の底面に固定され、装置全
体を支持する架台構造において、電子装置筐体に固定さ
れた上部架台部材と、該上部架台部材に連結される下部
架台部材とから構成され、両架台部材は、それらの前部
に、前後に接合する接合部および該接合部をネジ止めす
る結合手段を有し、また、それらに、前後に摺動するこ
とで上下に係合する各係合部を装備していることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床面などに載置固
定される電子装置筐体の架台構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでの電子装置筐体のための分割構
造の架台(ペデスタル)は、実開平3−1565号公報
や実公平7−27653号公報に所載のように、電子装
置筐体側に取り付く上部架台部材と、床面に固定される
下部架台部材から構成され、架台前面より、シャフトお
よびボルトの手段にて、両者の固定を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、設置の過程に
おいて、上部架台部材と下部架台部材との隙間Aが、製
作上、一定にできず、ある範囲内で、ばらつきが生じて
いたので、設置工事を行う上で、可成りの工数が掛かっ
ていた。更に、これまでの架台は、構成部品が多く、経
済的には不利な、高コストになっていた。
【0004】本発明は、上記事情に基づいてされたもの
で、その目的とするところは、前面よりボルトのみで、
電子装置を固定することができる、低コストで、設置工
事の簡単な、電子装置筐体の架台構造(ペデスタル)を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
電子装置筐体の底面に固定され、装置全体を支持する架
台構造において、電子装置筐体に固定された上部架台部
材と、該上部架台部材に連結される下部架台部材とから
構成され、両架台部材は、それらの前部に、前後に接合
する接合部および該接合部をネジ止めする結合手段を有
し、また、それらに、前後に摺動することで上下に係合
する各係合部を装備していることを特徴とする。
【0006】この場合、前記上部架台部材は、電子装置
筐体の底部両側に設けられた一対の、左右対称の部材か
ら構成され、前記下部架台部材は、前記左右対称の部材
を上下方向に支える支持部を両側に備えると共に、その
左右方向に支持する支持壁部を具備していること、更に
は、前記係合部は、両架台部材の後部に設けられたスリ
ットおよび該スリットに摺動嵌合される板状係合部から
構成されていることが、好ましい実施の形態である。
【0007】また、前記係合部は、前記上部架台部材側
に設けた前後に延びる板状の係合部と、これに対応して
前記下部架台部材側に形成したスリットとから構成され
ているとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の電子装置筐体の架台構造を、図1および図2を参照
して、具体的に説明する。電子装置筐体1の底面部2の
左右両側辺には、一対の左右対称形の上部架台部材6、
6’が装着されている。この架台部材は、その断面が逆
L字形状であり、その前端部には、結合手段の一部を構
成するネジ挿通孔4、4’が形成された、係合部として
の垂直折り曲げ部片5、5’がある。なお、この実施の
形態では、前記結合手段の他の部分は、ネジ挿通孔4、
4’に対向して、下部架台部材7の両側の前端部に起立
された板状の係合部12、12’に形成したネジ孔1
1、11’、および、これに対して、ネジ挿通孔4、
4’を介して、螺合されるネジ10、10’である。
【0009】また、上部架台部材6、6’および下部架
台部材7は、それらに、前後に摺動することで、上下に
係合する各係合部を装備している。この実施の形態で
は、上部架台部材6、6’側の係合部は、その架台部材
6、6’の側面後端部に形成された、下部架台部材7の
板厚の幅に相当する幅のスリット(切り欠き溝)3であ
る。なお、一方の側のスリットは図に見えない。
【0010】また、下部架台部材7側の係合部は、スリ
ット3に係合するZ字形に折り曲げた板状係合片13、
13’である。なお、下側架台部材7は、中央を抜いた
方形の板材であり、その四隅近傍には床面固定用の穴
8,8’,8”(1つは図に見えない)を備えている。
また、下部架台部材7には、その両側部に位置して、部
材を上下方向に支える支持部(縁辺部)14、14’を
両側に備えると共に、その左右方向に支持する支持壁部
15、15’を具備している。そして、同時に、支持壁
部15、15’の上縁9、9’で、上部架台部材7の内
側水平面部を下側から支持している。
【0011】なお、要すれば、前記支持壁部15、1
5’の外側面、および、支持部14、14’の上面に
は、また、上部架台部材6、6’の垂直内面16(1つ
は図に見えない)には、それぞれ、高分子ポリエチレン
シートなどの低摩擦係数の材料を貼り付けていると(例
えば、図2に符号18で示すように、支持部14、1
4’の上面に貼り付ける)、係合部相互の係合の際に、
滑り摩擦抵抗が少なくて、組立の作業性がよい。
【0012】このような構成では、電子装置筐体1の底
面部2の両側に、予め、上部架台部材6、6’を装着し
て置き、その下側端辺17(図2を参照)が、例えば、
床面側に穴8、8’、8”などを介してネジ止めされた
下側架台部材7の低摩擦係数の材料が貼り付いた面18
(図2を参照)を、前後方向に滑ることで、また、下側
架台部材7の支持壁部15、15’に沿って、上部架台
部材6の垂直内面が滑ることで、仮に、壁際に電子機器
を設置する場合でも、前面より電子装置1を後側へ押し
込む操作で、設置でき、最終的にスリット3、板状係合
片13、13’の水平部19(図2を参照)を上下方向
に関して互いに係合できる。そして、前面では、ネジ1
0、10’をネジ挿通孔4、4’を通してネジ孔11、
11’に螺合することによって、上部架台部材6と下部
架台部材7とを実質的に結合、固定するのである。
【0013】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について、図3を参照して説明する。ここ
では、下部架台部材20は、その左右の背面側端辺に折
り曲げ形成されたコ字形の係合部21、21’が、先述
の実施の形態の板状係合片13、13’と同じ機能を発
揮している。その他の構成は、第1の実施の形態と同様
なので、その説明は省略する。
【0014】(第3の実施の形態)更に、本発明の第3
の実施の形態について、図4を参照して説明する。ここ
では、上部架台部材26、26’は、正面から見て、断
面がコ字形に形成されており、電子装置筺体1の底面部
2の両側に装着されている。そして、下部架台部材22
は、その左右側面の支持壁部23、23’に、上部架台
部材26、26’の下辺縁部に形成した摺動部28(1
つのみ、図に見える)の板厚分の段差24、24’を形
成し、かつ、その上縁部25、25’で上部架台部材の
上辺部を支持している。
【0015】このような構成では、先ず、下部架台部材
22を床面に固定ボルト27で固定した後、装置筐体1
を手前から後方に押す動作で、上部架台部材26、2
6’の摺動部28が、段差24、24’と床面との間隔
に挿入され、また、上部架台部材26、26’の上辺部
が、上縁部25、25’上に誘導される。このようにし
て、下部架台部材22上に上部架台部材26、26’が
完全に移動した状態で、第1の実施の形態と同様に、正
面から、ネジ10、10’で固定すると、上部架台部材
26、26’の前後の動きが止められるだけでなく、左
右の動きは、支持壁部23、23’で、また、上下方向
の動きは、上部架台部材26、26’が支持壁部23、
23’で上下から支えられることで、止められるのであ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、電
子装置の後背の個所で、上部架台部材と下部架台部材と
を上下の方向に係合する構造としているので、前面側か
ら、ネジなどの固定手段で簡単に結合でき、設置作業の
工数を削減できる。また、下部架台部材が、従来のよう
に、装置筐体の底部の左右に設ける上部架台部材に対応
して、個々に床面に装着するのではなく、両上部架台部
材に対応して、1つの下部架台部材の形態にしているの
で、床面への下部架台部材の位置決め、取付が容易とな
る。また、部品点数が減り、コスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図2】同じく、組立前の状態を示す側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 電子装置筐体 2 底面部 3 スリット(係合部) 4、4’ ネジ挿通孔 5、5’ 垂直折り曲げ部片(結合手段の一部) 6、6’ 上部架台部材 7 下部架台部材 8、8’、8” 穴 9、9’ 上縁 10、10’ ネジ(結合手段の一部) 11、11’ ネジ孔(結合手段の一部) 12、12’ 係合部(結合手段の一部) 13、13’ 板状係合片 14、14’ 支持部(縁辺部) 15、15’ 支持壁部 16 垂直内面 17 下側端辺 18 貼り付け面 19 水平部 20 下部架台部材 21、21’ 係合部 22 下部架台部材 23、23’ 支持壁部 24、24’ 段差 25、25’ 上縁部 26、26’ 上部架台部材 27 ボルト 28 摺動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置筐体の底面に固定され、装置全
    体を支持する架台構造において、電子装置筐体に固定さ
    れた上部架台部材と、該上部架台部材に連結される下部
    架台部材とから構成され、両架台部材は、それらの前部
    に、前後に接合する接合部および該接合部をネジ止めす
    る結合手段を有し、また、それらに、前後に摺動するこ
    とで上下に係合する各係合部を装備していることを特徴
    とする電子装置筐体の架台構造。
  2. 【請求項2】 前記上部架台部材は、電子装置筐体の底
    部両側に設けられた一対の、左右対称の部材から構成さ
    れ、前記下部架台部材は、前記左右対称の部材を上下方
    向に支える支持部を両側に備えると共に、その左右方向
    に支持する支持壁部を具備していることを特徴とする請
    求項1に記載の電子装置筐体の架台構造。
  3. 【請求項3】 前記係合部は、両架台部材の後部に設け
    られたスリットおよび該スリットに摺動嵌合される板状
    係合部から構成されていることを特徴とする請求項1あ
    るいは2に記載の電子装置筐体の架台構造。
  4. 【請求項4】 前記係合部は、前記上部架台部材側に設
    けた前後に延びる板状の係合部と、これに対応して前記
    下部架台部材側に形成したスリットとから構成されてい
    ることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の電子装
    置筐体の架台構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287758A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Fuji Electric Systems Co Ltd ラックマウントのレールの構造
JP2010165792A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Mitsubishi Electric Corp 筐体設置構造
JP2014199860A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 Necネッツエスアイ株式会社 盤ボックス
US11947177B2 (en) 2019-01-25 2024-04-02 CommScope Connectivity Belgium BVBA Frame assemblies for optical fiber distribution elements

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