JP2591643Y2 - 電子機器の取付構造 - Google Patents

電子機器の取付構造

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JP2591643Y2
JP2591643Y2 JP1993035426U JP3542693U JP2591643Y2 JP 2591643 Y2 JP2591643 Y2 JP 2591643Y2 JP 1993035426 U JP1993035426 U JP 1993035426U JP 3542693 U JP3542693 U JP 3542693U JP 2591643 Y2 JP2591643 Y2 JP 2591643Y2
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隆男 丸山
良昭 茨木
聡 東仮屋
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Ogis Ri Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえば軽4輪自動車
などのような運転席と助手席とを備える小形自動車を含
む電子機器の取付構造に関し、特にパーソナルコンピュ
ータの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ガス消費機器、ガスメータお
よびガス輸送管などのガス関連設備の保守管理を行うた
めに、サービスカーと呼ばれる小形車両が用いられてい
る。このような小形車両には、軽4輪自動車が用いら
れ、通常、1〜2人の作業者が乗務しており、この車両
の後部には多くの工具や部品が搭載されている。近年、
上述の小形車両に無線通信機能を有するパーソナルコン
ピュータおよびプリンタなどの電子機器を搭載して、1
つの管理センターからリアルタイムで各地の現場の作業
者と交信し、作業状況などを集中管理するシステムの導
入が図られている。このような集中管理システムを実施
するにあたって、比較的狭い小形車両の車内空間に操作
性がよくかつ安定して電子機器を搭載することが望まれ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】したがって本考案の目
的は、小形自動車の狭い空間内に操作性がよくかつ安定
してパーソナルコンピュータを搭載することができるよ
うにした電子機器の取付構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、パーソナルコ
ンピュータ4であって、パーソナルコンピュータ本体9
と、パーソナルコンピュータ本体9の前後方向の途中位
置の水平軸線まわりに角変位して閉じた状態と、パーソ
ナルコンピュータ本体9から立上った状態とになる蓋体
10と、蓋体10に形成される液晶表示部11とを有す
るパーソナルコンピュータ4と、小形自動車16であっ
て、その車内に、ガス関連設備の保守管理をするための
工具を収納する工具箱3が搭載され、この工具箱3の前
方に隣接して運転席18と、その運転席18の一側方に
隣接する助手席19とが設けられ、工具箱3の上面8
は、水平でありかつ運転席18と助手席19との後方に
ある小形自動車16と、工具箱3の上面8上で、運転席
18と助手席19との間でかつ運転席18と助手席19
との後方に配置される取付装置1であって、基台5であ
って、パーソナルコンピュータ4が乗載される平坦な板
状部28と、板状部28の前部から上方に屈曲して立上
る基台用立上り部29と、板状部28の前後方向の途中
位置で板状部28の両側部から下方に屈曲して立下る2
つの第1立下り片31,34と、板状部28の後部で板
状部28の両側部から下方に屈曲して立下る2つの第2
立下り片33,35と、板状部28の後部から下方に屈
曲して立下る第3立下り片30とを有し、第2立下り片
33の後方寄りの位置にねじ孔71が形成される基台5
と、工具箱3の上面8上で、かつ基台5の下方で左右に
水平に延びる支持部材7であって、左右に水平に延びる
支持部38と、支持部38の長手方向の両端部で直角に
屈曲して連なる2つの脚部39,40と、一方の脚部3
9から外方に向けて直角に屈曲して連なり、ねじ挿通孔
43が形成される取付部41とを有し、ねじ挿通孔43
を挿通するねじによって取付部41が工具箱3の上面8
上に固定される支持部材7と、角度調整部材6であっ
て、支持部材7の支持部38上にビス46によって固定
される屈曲部47と、屈曲部47から、前方から見て直
角に立上り、かつ円弧状の軸線49を有して弯曲して形
成され、その軸線49に沿って等間隔に複数の位置決め
孔50が形成される角度調整用立上り部48とを有し、
位置決め孔50の1つを挿通するビス70は、基台5の
第2立下り片33のねじ孔71に螺合する角度調整部材
6と、第1連結部材13であって、パーソナルコンピュ
ータ本体9の蓋体10よりも後方における一側の上部を
押える第1押え部51と、第1押え部51から下方に屈
曲して連なり、上下に延びる第1長孔55が形成される
第1取付部53とを有し、第1長孔55にビス54が挿
通して一方の第2立下り片35に螺合する第1連結部材
13と、第2連結部材14であって、パーソナルコンピ
ュータ本体9の蓋体10よりも後方における他側の上部
を押える第2押え部58と、第2押え部58から下方に
屈曲して連なる連結部59と、連結部59の下端部から
前方に突出して延び、上下に延びる第2長孔63が形成
される第2取付部60とを有し、第2長孔63にビス6
1が挿通して他方の第2立下り片33に螺合する第2連
結部材14と、第3連結部材15であって、パーソナル
コンピュータ本体9の蓋体10が閉じた状態において蓋
体10に覆われる部分のパーソナルコンピュータ本体9
の一側部を押える第3押え部65と、第3押え部65か
ら下方に屈曲して連なり、上下に延びる第3長孔68が
形成される第3取付部66とを有し、第3長孔68にビ
ス69が挿通して一方の第1立下り部31に螺合する第
3連結部材15とを有する取付装置1と、プリンタ23
と、工具箱3の上面8上で、運転席18の後方に配置さ
れて固定され、上部にプリンタ3が乗載されて固定され
る取付体24とを含むことを特徴とする電子機器の取付
構造である。
【0005】
【作用】本考案に従えば、小形自動車には運転席と、運
転席の一側方に隙間をあけて助手席とが設けられ、これ
らの運転席および助手席間には、これらの後方で車体に
固定される支持部材が設けられ、この支持部材には、運
転席および助手席に臨んで所定の角度で基台が固定さ
れ、この基台にはパーソナルコンピュータが乗載され
る。このようにして運転席と助手席との間の後方にパー
ソナルコンピュータを設けることができるので、そのパ
ーソナルコンピュータの操作者は運転席および助手席の
いずれの座席からも容易に操作することができ、良好な
操作性でパーソナルコンピュータを取付けることができ
る。
【0006】
【実施例】図1は、本考案の一実施例のパーソナルコン
ピュータの取付構造を示す斜視図である。たとえばガス
給湯器などのガス消費機器、ガスメータおよびガス輸送
管などのガス関連設備の保守管理を行うために、車体の
後部に多くの工具や部品が搭載された工具箱3を備える
小形自動車が用いられる。この工具箱3上には、本実施
例の取付装置1によって、電子機器であるパーソナルコ
ンピュータ4が取付けられる。パーソナルコンピュータ
4は基台5に乗載され、この基台5は角度調整部材6に
よって長手支持部材7に固定され、支持部材7は前記工
具箱3の上面8にねじ止めされる。
【0007】前記パーソナルコンピュータ4は、本体9
と、本体9から図1の仮想線で示されるように立上る蓋
体10とを有し、蓋体10には液晶表示素子によって実
現される表示部11が形成される。この本体9は、第
1、第2および第3連結部材13,14,15によって
前記基台5に連結される。
【0008】蓋体10は、本体9の前後方向A1,A2
の途中位置の水平軸線まわりに角変位して本体9に重な
る図1の実線で示された閉じた状態と、本体9から立上
った図1の仮想線で示される状態とになることができ
る。表示部11は、蓋体10が立上った状態で前方A1
に臨む。
【0009】図2は小形自動車16の簡略化した断面図
であり、図3は小形自動車16を上方から見た簡略化し
た断面図である。前記小形自動車16の車内には、前述
したように多数の工具および部品などが収納される工具
箱3が搭載されており、その工具箱3の前部寄り(図2
の左方)には運転席18と、この運転席18の一側方に
隣接して助手席19とが設けられる。運転席18および
助手席19の各背板20,21間の後方には、前述した
取付装置1によってパーソナルコンピュータ4が設けら
れる。このパーソナルコンピュータ4の近傍には、パー
ソナルコンピュータ4からの出力に応答して所定の情報
を印字する電子機器であるプリンタ23が設けられる。
【0010】工具箱3の前方(図2および図3の左方)
に運転席18が設けられ、この運転席18の一側方に隣
接して助手席19が工具箱3の前方で設けられる。工具
箱3の上面8は水平であり、かつ図2から明らかなよう
に、運転席18と助手席19との後方上にある。取付装
置1は、工具箱3の上面8上で、運転席18と助手席1
9との間でかつ運転席18と助手席19との後方(図2
および図3の右方)であって工具箱3の前方寄りの位置
に配置される。
【0011】図4は、プリンタ23および取付体24の
斜視図である。前記工具箱3の上面8には取付体24が
たとえば木ねじなどによって固定され、この取付体24
には前記プリンタ23が乗載される。プリンタ23は、
取付体24の一側部25に長手方向一端部がそれぞれ係
止される固定用ベルト26,27によって締付けられて
固定される。これらの固定用ベルト26,27の長手方
向他端部は、図示しないターンバックルなどによって前
記工具箱3の一側面3aに着脱自在に係止される。
【0012】取付体24は、工具箱3の上面8上で、運
転席18の後方に配置されて固定される。この取付体2
4の上部に、プリンタ23が乗載されて固定される。
【0013】図5は基台5の正面図であり、図6は基台
5の平面図であり、図7は図6の右側から見た側面図で
あり、図8は基台5の背面図である。前記基台5は、平
坦な板状部28と、板状部28の前部から上方に屈曲し
て立上る立上り部29と、板状部28の後部から下方に
屈曲して立下る立下り部30と、板状部28の長手方向
(図5の左右方向)に一側部から下方に屈曲して立下る
2つの立下り片31,33と、板状部28の長手方向他
側部から下方に立下る2つの立下り片34,35とを有
する。
【0014】前記板状部28には、パーソナルコンピュ
ータ4をねじ止めするための複数の透孔36が形成され
る。これらの透孔36を適宜選択して、図示しないビス
などによって前記パーソナルコンピュータ4を位置決め
して取付けることができる。
【0015】基台5の立上り部29は、パーソナルコン
ピュータ4が乗載される板状部28の前部(図6の下方
の部分)から前方(図6の下方)に上方に屈曲して立上
る。立下り片31,34は、板状部28の前後方向(図
6の上下方向、図7の左右方向)の途中位置で板状部2
8の左右の両側部から下方に屈曲して立下る。立下り片
33,35は、板状部28の後部(図6の上方の部分、
図7の右方の部分)付近で、板状部28の両側部から下
方に屈曲して立下る。立下り片30は、板状部28の後
部から下方に屈曲して立下る。ねじ孔71は立下り片3
3の後方寄りの位置に形成される。
【0016】図9は支持部材7の正面図であり、図10
はその支持部材7の平面図である。前記支持部材7は、
一直線状に延びる支持部38と、支持部38の長手方向
両端部に直角に屈曲して連なる2つの脚部39,40
と、一方の脚部39の端部に外方に向けて直角に屈曲し
て連なる取付部41とを有する。この取付部41には木
ねじなどが挿通する挿通孔43が形成される。また、も
う一方の脚部40には、図11の側面図に示されるよう
に挿通孔44が形成される。
【0017】支持部材7は、工具箱3の上面8上で、基
台5の下方で左右(図9および図10の左右方向)に水
平に延びる。
【0018】図12は角度調整部材6の正面図であり、
図13は図12の左側から見た角度調整部材6の側面図
であり、図14は角度調整部材6の平面図である。前記
支持部材7の支持部38上には、前記一方の脚部39お
よび取付部41が形成される一端部付近に角度調整部材
6がビス46(図1をも参照)によって固定される。こ
の角度調整部材6は、前記支持部材7上に支持される屈
曲部47には、前記ビス46の軸部が挿通する挿通孔4
7aが形成される。この屈曲部47から直角に屈曲して
立上がる立上り部48には、その軸線49に沿って等間
隔をあけて複数(本実施例では5)の位置決め孔50が
形成される。前記軸線49は円弧状であって、その曲率
半径Rはたとえば160mmに選ばれる。
【0019】角度調整部材6の立上り部48は、屈曲部
47から、前方(図1の参照符A2で示される方向、図
13の紙面に垂直方向)から見て直角に立上る。この立
上り部48の軸線49は、図1から明らかなように、円
弧状に形成され、この立上り部48は、軸線49を有し
て弯曲して形成される。ビス70は、位置決め孔50の
1つを挿通して立下り片33のねじ孔71に螺合する。
【0020】図15は第1連結部材13の正面図であ
り、図16は図15の左側から見た第1連結部材13の
側面図である。第1連結部材13は、押え部51と取付
部53とを有する。取付部53には2つのビス54が挿
通する長孔55が形成され、前記ビス54を緩めた状態
で押え部51を上下に変位させて、パーソナルコンピュ
ータ4の本体9への押圧力を調整することができる。こ
のような第1連結部材13には、前記押え部51と取付
部とにわたって、前記パーソナルコンピュータ4の本体
9への損傷を防止するため、その内面には合成ゴムなど
の弾発性を有する材料から成るシート体56が貼付けら
れている。
【0021】押え部51は、パーソナルコンピュータ4
の本体9の蓋体10よりも後方における一側の上部を押
える。長孔55にはビス54が挿通して立下り片35に
螺合する。
【0022】図17は第2連結部材14の正面図であ
り、図18は図17の左側から見た側面図である。前記
第2連結部材14は、パーソナルコンピュータ4の本体
9を押圧する押え部58と、押え部58に直角に屈曲し
て連なる連結部59と、連結部59の長手方向一端部か
ら同一平面内で直角に屈曲して連なる取付部60とを有
する。前記取付部60には、ビス61の軸部がそれぞれ
挿通する長孔63が形成され、各ビス61を緩めた状態
で、第2連結部材14を上下に変位させて、押え部58
による本体9への押圧力を調整することができるように
構成される。前記押え部58と連結部59とにわたって
それらの内面には損傷を防止するために合成ゴムなどの
弾発性を有する材料から成るシート体64が貼付けられ
ている。
【0023】押え部58は、パーソナルコンピュータ4
の本体9の蓋体10よりも後方における他側の上部を押
える。取付部60は、連結部59の下端部から前方(図
1のA1の方向、図18の左方)に突出して延びる。
【0024】図19は第3連結部材15の正面図であ
り、図20は図19の左側から見た側面図である。前記
第3連結部材15は、前記パーソナルコンピュータ4の
本体9を押圧する押え部65と、押え部65に直角に屈
曲して連なる取付部66とを有し、これらの押え部65
および取付部66間にわたって合成ゴムなどの弾発性を
有する材料から成るシート体67が貼付けられる。
【0025】前記取付部66には、ビス69の軸部がそ
れぞれ挿通する長孔68が形成され、各ビス69を緩め
た状態で、第3連結部材15を上下に変位させて、押え
部65による本体9への押圧力を調整することができ
る。
【0026】連結部材15の押え部65は、パーソナル
コンピュータ4の本体9の蓋体10が閉じた状態におい
て蓋体10に覆われる部分の前記本体9の一側部を押え
る。長孔68にビス69が挿通して立下り部31に螺合
する。
【0027】連結部材13の長孔55、連結部材14の
長孔63および連結部材15の長孔68は、上下に延び
る。
【0028】上述のような第1〜第3連結部材13,1
4,15を用いて、前記パーソナルコンピュータ4は基
台5に取付けられているので、これらの第1〜第3連結
部材13,14,15による本体9への押圧力を解除し
て、パーソナルコンピュータ4を図1の矢符A1,A2
方向に変位させることができる。また前記角度調整部材
6に形成される複数の位置決め孔50のうちいずれか1
つに選択的にビス70を挿通して、基台5の立下り片3
3のねじ孔71に螺着することによって、矢符B1,B
2方向へ角変位させて、運転席18または助手席19に
着座している操作者への角度を希望する角度に調整する
ことができる。しかも、パーソナルコンピュータ4を長
期間使用しない状態では、矢符B2方向に低く配置して
おくことができるので、車両を後退させるときなどに後
方の視界を確保することができる。
【0029】このようにして比較的狭い車内空間を有す
る軽4輪自動車などの小形自動車に、運転席および助手
席を占有することなしに電子機器を良好な操作性で安定
して設けることができる。
【0030】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、運転席お
よび助手席の間の後方に長手支持部材を固定し、この支
持部材には所定の角度で基台を取付け、この基台にパー
ソナルコンピュータを乗載して連結部材によって前記基
台にパーソナルコンピュータを連結するようにしたの
で、比較的狭い車内の空間で運転席および助手席を占有
することなしにパーソナルコンピュータを良好な操作性
で安定して設けることができる。
【0031】特に本考案によれば、本体9の前後方向の
途中位置の水平軸線まわりに角変位する蓋体10に形成
される液晶表示部11を有するパーソナルコンピュータ
4を、工具箱3の上面8に取付装置1によって傾斜可能
にするために、この取付装置1の角度調整部材6の軸線
49は、円弧状に弯曲して形成されており、したがって
その傾斜位置にかかわらずパーソナルコンピュータ4の
本体9の前端の位置はほとんど移動せず、したがって操
作性が良好であるという効果が達成される。
【0032】さらに本考案によれば、パーソナルコンピ
ュータ本体9を第1〜第3連結部材13,14,15に
よって取付装置1の基台5に押えて固定するようにした
ので、パーソナルコンピュータ4の蓋体10を開閉可能
とすることができ、その蓋体10の開閉動作に支障を生
じることがない。
【0033】本考案によれば、第2連結部材14は、第
2押え部58から下方に屈曲して連なる連結部59の下
端部に、前方に突出して延びる第2取付部60が形成さ
れており、この第2取付部60を基台5の第2立下り片
33にビス61を用いて螺合するように構成したので、
パーソナルコンピュータ本体9の第2連結部材14側の
側部が前後方向に広く開放されることになり、したがっ
てたとえばフロッピディスクの着脱などを行うことがで
きるなどの効果が達成される。
【0034】基台5の板状部28の前部には、上方に屈
曲して立上る基台用立上り部29が設けられているの
で、板状部28に乗載されたパーソナルコンピュータ4
が前方にずれて不所望に変位することは防がれる。
【0035】特に本考案によれば、プリンタ23は、図
3から明らかなように、運転席18の後方に配置されて
固定されているので、運転席18にいる運転者は、その
プリンタ23を容易に操作することができ、またそのプ
リンタ23の作動状態を容易に知ることができて好都合
である。このことは特に小形自動車16において運転者
だけが作業を行う場合に、特に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の取付構造を示す斜視図であ
る。
【図2】小形自動車16の内部構造を示す簡略化した断
面図である。
【図3】図2に示される小形自動車16を上方から見た
簡略化した断面図である。
【図4】プリンタ23の取付構造を示す斜視図である。
【図5】基台5の正面図である。
【図6】基台5の平面図である。
【図7】図6の右側から見た側面図である。
【図8】図6の上方から見た基台5の背面図である。
【図9】支持部材7の正面図である。
【図10】支持部材7の平面図である。
【図11】図9の右側から見た支持部材7の側面図であ
る。
【図12】角度調整部材6の正面図である。
【図13】図12の左側から見た角度調整部材6の側面
図である。
【図14】角度調整部材6の平面図である。
【図15】第1連結部材13の正面図である。
【図16】図15の左側から見た第1連結部材13の側
面図である。
【図17】第2連結部材14の正面図である。
【図18】図17の左側から見た第2連結部材14の側
面図である。
【図19】第3連結部材15の正面図である。
【図20】図19の左側から見た第3連結部材15の側
面図である。
【符号の説明】
1 取付装置 3 工具箱 4 パーソナルコンピュータ 5 基台 6 角度調整部材 7 支持部材 9 本体 10 蓋体 11 表示部 13 第1連結部材 14 第2連結部材 15 第3連結部材 16 小形自動車 17 車体 18 運転席 19 助手席 20,21 背板 23 プリンタ 24 取付体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−106141(JP,U) 実開 昭60−67262(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 11/02 H05K 5/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータ4であって、 パーソナルコンピュータ本体9と、 パーソナルコンピュータ本体9の前後方向の途中位置の
    水平軸線まわりに角変位して閉じた状態と、パーソナル
    コンピュータ本体9から立上った状態とになる蓋体10
    と、 蓋体10に形成される液晶表示部11とを有するパーソ
    ナルコンピュータ4と、 小形自動車16であって、その車内に、ガス関連設備の
    保守管理をするための工具を収納する工具箱3が搭載さ
    れ、この工具箱3の前方に隣接して運転席18と、その
    運転席18の一側方に隣接する助手席19とが設けら
    れ、工具箱3の上面8は、水平でありかつ運転席18と
    助手席19との後方にある小形自動車16と、 工具箱3の上面8上で、運転席18と助手席19との間
    でかつ運転席18と助手席19との後方に配置される取
    付装置1であって、 基台5であって、 パーソナルコンピュータ4が乗載される平坦な板状部2
    8と、 板状部28の前部から上方に屈曲して立上る基台用立上
    り部29と、 板状部28の前後方向の途中位置で板状部28の両側部
    から下方に屈曲して立下る2つの第1立下り片31,3
    4と、 板状部28の後部で板状部28の両側部から下方に屈曲
    して立下る2つの第2立下り片33,35と、 板状部28の後部から下方に屈曲して立下る第3立下り
    片30とを有し、 第2立下り片33の後方寄りの位置にねじ孔71が形成
    される基台5と、 工具箱3の上面8上で、かつ基台5の下方で左右に水平
    に延びる支持部材7であって、 左右に水平に延びる支持部38と、 支持部38の長手方向の両端部で直角に屈曲して連なる
    2つの脚部39,40と、 一方の脚部39から外方に向けて直角に屈曲して連な
    り、ねじ挿通孔43が形成される取付部41とを有し、 ねじ挿通孔43を挿通するねじによって取付部41が工
    具箱3の上面8上に固定される支持部材7と、 角度調整部材6であって、 支持部材7の支持部38上にビス46によって固定され
    る屈曲部47と、 屈曲部47から、前方から見て直角に立上り、かつ円弧
    状の軸線49を有して弯曲して形成され、その軸線49
    に沿って等間隔に複数の位置決め孔50が形成される角
    度調整用立上り部48とを有し、 位置決め孔50の1つを挿通するビス70は、基台5の
    第2立下り片33のねじ孔71に螺合する角度調整部材
    6と、 第1連結部材13であって、 パーソナルコンピュータ本体9の蓋体10よりも後方に
    おける一側の上部を押える第1押え部51と、 第1押え部51から下方に屈曲して連なり、上下に延び
    る第1長孔55が形成される第1取付部53とを有し、 第1長孔55にビス54が挿通して一方の第2立下り片
    35に螺合する第1連結部材13と、 第2連結部材14であって、 パーソナルコンピュータ本体9の蓋体10よりも後方に
    おける他側の上部を押える第2押え部58と、 第2押え部58から下方に屈曲して連なる連結部59
    と、 連結部59の下端部から前方に突出して延び、上下に延
    びる第2長孔63が形成される第2取付部60とを有
    し、 第2長孔63にビス61が挿通して他方の第2立下り片
    33に螺合する第2連結部材14と、 第3連結部材15であって、 パーソナルコンピュータ本体9の蓋体10が閉じた状態
    において蓋体10に覆われる部分のパーソナルコンピュ
    ータ本体9の一側部を押える第3押え部65と、 第3押え部65から下方に屈曲して連なり、上下に延び
    る第3長孔68が形成される第3取付部66とを有し、 第3長孔68にビス69が挿通して一方の第1立下り部
    31に螺合する第3連結部材15とを有する取付装置1
    と、 プリンタ23と、 工具箱3の上面8上で、運転席18の後方に配置されて
    固定され、上部にプリンタ3が乗載されて固定される取
    付体24とを含むことを特徴とする電子機器の取付構
    造。
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