JP7265341B2 - パネル取付型電子機器の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部を有する電子機器をパネルに設置するために用いるパネル取付型電子機器の取付構造に関する。
従来のパネル取付型電子機器の取付構造としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1に記載されている電子機器は、ディスプレイを有する表示部と、記憶部や制御部などを有する演算部などを一つの筐体に収容したものである。
特許文献1に開示された取付構造は、表示部がパネルの前側に位置し、表示部より後側に位置する演算部がパネルの部品挿入用の穴に挿入される状態で電子機器をパネルに固定するものである。部品挿入用の穴は演算部が嵌合状態で挿入されるように形成されている。
この電子機器の固定は、演算部の後側に設けられた複数の取付片をねじによってパネルの後面に取付けることにより行われる。
特開2014-9885号公報
特許文献1に示すパネル取付型電子機器の取付構造では、電子機器の一部がパネルの部品挿入用の穴に挿入されているから、この穴と同じ大きさの電子機器しか設置することができない。このため、電子機器を新しい機種のものと交換するにあたって、表示部や演算部がパネルの穴より大きいと、これらをパネルに取付けることはできないという問題があった。
このような不具合を解消するためには、電子機器の大きさに合わせてパネルの穴を拡げることが考えられる。しかし、このような作業は、作業者の負担が増えるために避けなければならない。
本発明の目的は、パネルの穴より大きい電子機器をパネルの穴を拡げることなくパネルに取付けることが可能なパネル取付型電子機器の取付構造を提供することである。
この目的を達成するために、本発明に係るパネル取付型電子機器の取付構造は、部品取付用のパネルに形成された部品挿入用の穴と、前記表示部と前記パネルとの接続部を構成する前側取付部と、前記パネルの後面に重ねられて前記電子機器の演算部の取付座を構成する後側取付部と、前記前側取付部と前記後側取付部とを接続し、前記前側取付部と後側取付部との間隔を変えるねじ部材とを備え、前記前側取付部と前記後側取付部とのうち少なくともいずれか一方は、これらの前側取付部と後側取付部とが前記ねじ部材によって互いに接続された状態で前記部品挿入用の穴を通過可能に形成され、前記前側取付部と前記後側取付部は、前記ねじ部材が締め込まれることにより互いに協働して前記パネルを挟持する挟持部をそれぞれ有しているものである。
本発明は、前記パネル取付型電子機器の取付構造において、前記前側取付部は、前記表示部が着脱可能な板状に形成されているとともに、前記パネルに沿う姿勢においては前記部品挿入用の穴を通過できない大きさに形成され、前記後側取付部は、前記前側取付部に前記ねじ部材によって接続された状態で前記部品挿入用の穴を通過可能に形成され、前記ねじ部材は、前記前側取付部を貫通して前記後側取付部に螺着されていてもよい。
本発明は、前記パネル取付型電子機器の取付構造において、前記後側取付部は、前記パネルの後面に重ねられる連結部と、前記連結部から前記パネルの後方に突出して前記電子機器の演算部を支持する腕部とを有していてもよい。
本発明においては、前側取付部に後側取付部をねじ部材によって取付けた状態で前側取付部と後側取付部のいずれか一方をパネルの部品挿入用の穴に挿入し、その後、ねじ部材を締め込むことによって、前側取付部と後側取付部とがパネルを挟持する状態でパネルに固定される。前側取付部には電子機器の表示部を取付けることができ、後側取付部には電子機器の演算部を取付けることができる。これらの表示部と演算部は、パネルの部品挿入用の穴に通す必要がないから、部品挿入用の穴より大きいものを使用することができる。
このため、本発明によれば、前側取付部と後側取付部との二つの部品を使用するだけで表示部と演算部とをパネルに取付けることができる。したがって、パネルより前側に位置する表示部と、パネルより後側に位置する演算部とがパネルの部品挿入用の穴より大きいにもかかわらず、部品挿入用の穴を拡げることなくこれらをパネルに取付けることが可能なパネル取付型電子機器の取付構造を提供することができる。
本発明に係るパネル取付型電子機器の取付構造を用いてパネルに取付けられた電子機器の正面図である。 図1における要部のII-II線断面図である。 本発明に係るパネル取付型電子機器の取付構造の分解斜視図である。 本発明に係るパネル取付型電子機器の取付構造の分解斜視図である。 前側取付部に後側取付部を接続して組立体を形成した状態を示す断面図である。 パネルの穴に後側取付部の一部を挿入している状態を示す断面図である。 後側取付部をパネルの後側に挿入した状態を示す断面図である。 前側取付部と後側取付部とをパネルに仮に保持させた状態を示す断面図である。 前側取付部と後側取付部とによってパネルを挟持している状態を示す断面図である。 表示部を取付けた状態を示す断面図である。 制御部を取付けた状態を示す断面図である。 前側取付部の変形例を示す正面図である。 前側取付部をパネルの穴に挿入している状態を示す断面図である。 前側取付部の変形例を示す断面図である。
以下、本発明に係るパネル取付型電子機器の取付構造の一実施の形態を図1~図11を参照して詳細に説明する。
図1に示すパネル取付型電子機器1は、パネル2の前面側に位置する表示部3と、パネル2の後方に位置する演算部4とを備えている。図1は、表示部3の一部と後述する前側取付部11の一部を破断した状態で描いてある。表示部3の前面にはディスプレイ3aが設けられている。これらの表示部3と演算部4は、図2に示すように、本発明に係る取付構造5によってパネル2に取付けられている。以下において、この取付構造5の構成を説明するうえで方向を示すにあたっては、便宜上、図1に示すようにパネル2の前方から見たときの方向を示す。
パネル2は、図示していない制御盤や配電盤などの前面を構成し、電子機器1が取付けられるもので、主に上下方向と左右方向に延びる状態で設置される。このパネル2には部品挿入用の穴11が形成されている。この部品挿入用の穴11は、図2に示すように、パネル2の前面2aと後面2bとに開口してパネル2を前後方向に貫通している。この穴11の開口形状は、パネル2の前方から見て正方形である。
この実施の形態による取付構造5は、図3に示すように、上述した部品挿入用の穴11を使用して構成されており、この穴11と、パネル2より前側に位置する前側取付部12と、パネル2より後側に位置する後側取付部13と、これらの前側取付部12と後側取付部13とを互いに接続する2本のねじ部材14などを備えている。
前側取付部12は、パネル2と表示部3との接続部を構成するもので、金属製の板材によって形成されている。この実施の形態による前側取付部12は、図2に示すようにパネル2の前面2aに沿う姿勢においてはパネル2の部品挿入用の穴11に通すことができない形状に形成されている。詳述すると、前側取付部12は、パネル2の前方から見て部品挿入用の穴11より左右方向と上下方向との両方において大きく形成されている。この実施の形態による前側取付部12は、前方から見て表示部3と同一の形状となるように形成されている。このため、図1に示す正面視においては、前側取付部12は表示部3によって覆われて隠されている。すなわち、表示部3は前側取付部12とともに部品挿入用の穴11を前方から覆っている。表示部3と前側取付部12を前方から見た形状は正方形である。
前側取付部12には、図3に示すように、ねじ部材14が通される二つの貫通孔15,15と、表示部3の配線(図示せず)が通される二つの長円状の穴16,16と、二つのねじ孔17,17とが形成されている。これらの貫通孔15と、穴16と、ねじ孔17は、図1に示すように、それぞれ前方から見てパネル2の部品挿入用の穴11の中に位置するように配設されている。
貫通孔15は、図2に示すように、前側の孔径が後側の孔径より大きいテーパ状に形成されている。
ねじ孔17は、表示部3を前側取付部12に固定する固定用ボルト18(図1参照)をねじ込むためのねじ孔である。表示部3は、詳細には図示してはいないが、前後方向に分割可能な前側筐体と後側筐体とを備えている。固定用ボルト18は、後側筐体を前後方向に貫通してねじ孔17に螺着されている。
後側取付部13は、演算部4を取り付けるための取付座を構成するものである。この実施の形態による後側取付部13は、金属製の板材を所定の形状に曲げて形成されており、図3および図4に示すように、パネル2の後面2bに重ねられる正面視長方形状の連結部21と、この連結部21の左右方向の両端からパネル2の後方に突出する一対の腕部22とを備えている。
この後側取付部13は、後述するねじ部材14によって前側取付部12に接続された状態で前後方向に傾斜することによって、パネル2の部品挿入用の穴11を通過可能に形成されている。後側取付部13の左右方向の幅W1は、図1に示すように、部品挿入用の穴11の左右方向の開口幅W2より小さい。また、後側取付部13の上下方向の幅H1は、部品挿入用の穴11の上下方向の開口幅H2より大きい。
連結部21には、ねじ部材14が螺着する二つのねじ孔23,23と、表示部3の配線(図示せず)が通される二つの長円状の穴24,24とが形成されている。
腕部22の後端には、図4に示すように、連結部21と平行に腕部22から左右方向の内側に延びる凸片25が設けられている。この凸片25には、演算部4がDINレール26を介して取付けられる。このため、腕部22は、演算部4を支持することになる。
DINレール26は、左右方向に延びる状態で凸片25に取付用ねじ27(図2参照)によって取付けられる。演算部4は、図示していない係合構造によってDINレール26に着脱可能に取付けられる。
このように腕部22にDINレール26を介して演算部4が取付けられることにより、後側取付部13の連結部21と演算部4との間に表示部3の配線(図示せず)を通すための隙間S1(図2参照)が形成される。
ねじ部材14は、この実施の形態においては皿ねじが用いられている。このねじ部材14の頭部14a(図2参照)は、前側取付部12のテーパ状の貫通孔15に収容される。このねじ部材14が前側取付部12の貫通孔15に通されて後側取付部13のねじ孔23にねじ込まれることにより、前側取付部12と後側取付部13とがねじ部材14を介して接続される。そして、このねじ部材14を締め込んだり緩めたりすることにより、前側取付部12と後側取付部13との間隔が変わる。
前側取付部12がパネル2の前面2aに重なり、後側取付部13がパネル2の後面2bに重なる状態でねじ部材14が締め込まれることによって、図2に示すように、前側取付部12と後側取付部13とが互いに協働してパネル2を挟持する。この実施の形態においては、前側取付部12における部品挿入用の穴11を囲む端縁部がパネル2を挟持する前側の挟持部31(図1参照)として機能する。また、後側取付部13における部品挿入用の穴11より上側と下側とに位置する上下方向の両端部がパネル2を挟持する後側の挟持部32として機能する。
このように構成された取付構造5によってパネル取付型電子機器1の表示部3と演算部4とをパネル2に取付けるためには、先ず、図5に示すように、前側取付部12と後側取付部13とをねじ部材14によって接続し、一つの組立体33とする。このとき前側取付部12と後側取付部13との間にパネル2の厚みより広い隙間S2を形成しておく。
次に、図6に示すように、組立体33を前後方向に傾斜させて後側取付部13の上端あるいは下端をパネル2の部品挿入用の穴11に前方から挿入する。そして、図7に示すように、パネル2が前側取付部12と後側取付部13との間に挿入されるように組立体33を立てる。この状態においては、ねじ部材14がパネル2の穴11に通されているために、図8に示すように、ねじ部材14を穴11の下側の開口縁に支承させることによって、パネル2を用いて組立体33を仮に保持することが可能である。
図8に示す状態においては、前側取付部12の下部と後側取付部13の下部とがパネル2を挟むような位置にあるから、組立体33がパネル2から脱落することはない。図8に示す状態で組立体33が後方に向けて倒れた場合には、前側取付部12の上端部がパネル2の前面2aに当たる。また、組立体33を後側取付部13が部品挿入用の穴11に通る位置から左右方向に移動させておくことによって、図8に示す状態で組立体33が前方に向けて倒れた場合は、後側取付部13の上端部がパネル2の後面2bに当たる。このため、図8に示すようにねじ部材14が部品挿入用の穴11の下側の開口縁に支承されている状態においては、作業者(図示せず)が組立体33から手を離しても組立体33が落下することなくパネル2に保持される。
図7に示すように組立体33を立てた後、前側取付部12を正しい位置に位置付けた状態でねじ部材14を締め込み、図9に示すように、前側取付部12と後側取付部13とでパネル2を挟む。そして、図10に示すように、前側取付部12に前方から表示部3を取付ける。このときに表示部3の配線を前側取付部12の穴16と後側取付部13の穴24とに通し、パネル2の後方に導いておく。ここまでの作業は、パネル2より前側で行うことができる。
次に、パネル2の後方において、図11に示すように、後側取付部13の凸片25にDINレール26を取付け、さらに、このDINレール26に演算部4を取付ける。演算部4に図示していない各種の配線を接続することによって、このパネル取付型電子機器1の取付作業が終了する。
この実施の形態においては、前側取付部12に後側取付部13をねじ部材14によって取付けた状態で後側取付部13をパネル2の部品挿入用の穴11に挿入し、その後、ねじ部材14を締め込むことによって、前側取付部12と後側取付部13とがパネル2を挟持する状態でパネル2に固定される。前側取付部12には表示部3を取付けることができ、後側取付部13には演算部4を取付けることができる。これらの表示部3と演算部4は、パネル2の部品挿入用の穴11に通す必要がないから、部品挿入用の穴11より大きいものを使用することができる。
このため、この実施の形態によれば、前側取付部12と後側取付部13との二つの部品を使用するだけで表示部3と演算部4とをパネル2に取付けることができる。したがって、パネル2より前側に位置する表示部3と、パネル2より後側に位置する演算部4とがパネル2の部品挿入用の穴11より大きいにもかかわらず、これらをパネル2に取付けることが可能なパネル取付型電子機器の取付構造を提供することができる。
また、この実施の形態によるパネル取付型電子機器1の取付構造5において、前側取付部12と後側取付部13との接続は、ねじ部材14のみで行われている。このため、パネル2の厚みの影響を受けることなく前側取付部12と後側取付部13とでパネル2を挟持することができる。このことは、この実施の形態による取付構造5を採用することにより、厚みが異なるパネル2にパネル取付型電子機器1を取付けることが可能になることを意味する。
この実施の形態による前側取付部12は、表示部3が着脱可能な板状に形成されているとともに、パネル2に沿う姿勢においては部品挿入用の穴11を通過できない大きさに形成されている。後側取付部13は、前側取付部12にねじ部材14によって接続された状態で部品挿入用の穴11を通過可能に形成されている。ねじ部材14は、前側取付部12を貫通して後側取付部13に螺着されている。
このため、この実施の形態においては、前側取付部12と、後側取付部13と、表示部3とをパネル2に取付ける作業をパネル2の前方で行うことができる。すなわち、作業者(図示せず)が表示部3をパネル2に取付けた後にパネル2の後方に移動し、後側取付部13にDINレール26と演算部4とを取付けることができるから、一人の作業者で取付作業を実施可能である。
この実施の形態による後側取付部13は、パネル2の後面2bに重なる連結部21と、連結部21からパネル2の後方に突出して演算部4を支持する腕部22とを有している。
このため、後側取付部13の連結部21と演算部4との間に隙間S1が形成され、この隙間に表示部3の配線を通すことが可能になるから、演算部4の取付作業を表示部3の配線を避けながら簡単に行うことができる。
(前側取付部の変形例1)
前側取付部12は、図12および図13に示すように上下方向に長い長方形状に形成することができる。これらの図において、図1~図11によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図12に示す前側取付部12は、パネル2の前方から見て上下方向に長い長方形状に形成されている。この前側取付部12の上下方向の高さH3は、パネル2の部品挿入用の穴11の上下方向の開口幅H2より大きい。また、前側取付部12の左右方向の幅W3は、部品挿入用の穴11の左右方向の開口幅W2より小さい。このため、前側取付部12は、図13に示すように前後方向に傾斜させることにより部品挿入用の穴11に通すことが可能である。
この実施の形態においては、前側取付部12と後側取付部13をパネル2の後方で互いに接続し、後側取付部13にDINレール26と演算部4とを取付けた状態で前側取付部12を後方からパネル2の穴11に通すことができる。
この形態を採る場合であっても、パネル2の部品挿入用の穴11より大きい表示部3と演算部4とを、この穴11を使用してパネル2に取付けることができる。
この実施の形態においては、前側取付部12と後側取付部13との両方がパネル2の穴11に通すことが可能に形成されている。しかし、前側取付部12と後側取付部13とのうち少なくともいずれか一方が穴11に通過可能に形成されていれば、上述した各実施の形態を採るときと同様に表示部3と演算部4とをパネル2に取付けることができる。
(前側取付部の変形例2)
上述した各実施の形態で示した前側取付部12は表示部3とは別体に形成されている。しかし、前側取付部12は、図14に示すように、表示部3の筐体によって構成することができる。図14において、図1~図11によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図14に示す表示部3の筐体41は、パネル2の前面に重ねられる箱状の基部42と、この基部42の開口部を閉塞するカバー43とを備えている。基部42とカバー43は、それぞれプラスチック材料によって形成されている。
基部42は、パネル2に沿う状態でパネル2の前方から見てパネル2の部品挿入用の穴11より大きくなるように形成されている。この基部42におけるパネル2の前面2aに接する底板42aの中央部には、ねじ部材14を通すための貫通孔15が穿設されている。この実施の形態においては、基部42の底板42aが表示部3とパネル2との接続部を構成しており、本発明でいう「前側取付部」に相当する。
カバー43は、図示していない取付用ねじによって基部42に前方から着脱可能に取付けられる。
このように筐体41の基部42の底板42aが前側取付部となる構成を採ると、専ら前側取付部となる部品が不要になるから、パネル取付型電子機器1をさらに簡単にパネル2に取付けることができる。
1…パネル取付型電子機器、2…パネル、2a…前面、2b…後面、3…表示部、4…演算部、11…部品挿入用の穴、12…前側取付部、13…後側取付部、14…ねじ部材、21…連結部、22…腕部、31,32…挟持部、42a…底板。

Claims (3)

  1. 電子機器が取付けられるパネルに形成され、前記電子機器の表示部によって前方から覆われる部品挿入用の穴と、
    前記表示部が着脱可能な板状に前記表示部とは別体に形成され、かつ前記パネルより前側に位置して前記パネルの前面に重ねられ、前記表示部と前記パネルとの接続部を構成する前側取付部と、
    前記パネルの後面に重ねられて前記電子機器の演算部の取付座を構成する後側取付部と、
    前記前側取付部を貫通して前記後側取付部に螺着されることにより前記前側取付部と前記後側取付部とを接続し、前記前側取付部と後側取付部との間隔を変えるねじ部材とを備え、
    前記前側取付部は、前記パネルに沿う姿勢においては前記部品挿入用の穴を通過できない大きさに形成され、
    前記前側取付部と前記後側取付部とのうち少なくともいずれか一方は、これらの前側取付部と後側取付部とが前記ねじ部材によって互いに接続された状態で前記部品挿入用の穴を通過可能に形成され、
    前記前側取付部と前記後側取付部は、前記ねじ部材が締め込まれることにより互いに協働して前記パネルを挟持する挟持部をそれぞれ有していることを特徴とするパネル取付型電子機器の取付構造。
  2. 請求項1記載のパネル取付型電子機器の取付構造において、
    前記後側取付部は、前記前側取付部に前記ねじ部材によって接続された状態で前記部品挿入用の穴を通過可能に形成されているとともに、金属製の板材によって形成されてパネルの後面に重ねられる連結部を有し、
    前記連結部には前記ねじ部材が螺着するねじ孔が形成されていることを特徴とするパネル取付型電子機器の取付構造。
  3. 請求項1または請求項2記載のパネル取付型電子機器の取付構造において、
    前記後側取付部は、
    前記パネルの後面に重ねられる連結部と、
    前記連結部から前記パネルの後方に突出して前記電子機器の演算部を支持する腕部とを有していることを特徴とするパネル取付型電子機器の取付構造。
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