JP2017090371A - パネル計器の取付方法およびパネル計器の取付構造 - Google Patents

パネル計器の取付方法およびパネル計器の取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】パネル計器自体に仮固定構造を設けることなく、パネルからの薄型のパネル計器の脱落を防ぐ。
【解決手段】取付ブラケット3の横幅cを計器取付孔2aの横幅aよりも短く、かつ、縦幅dを計器取付孔2aの縦幅bよりも長くする。計器取付孔2aに取付ブラケット3を挿入して通り抜けさせ、この計器取付孔2aを通り抜けた取付ブラケット3をパネル2の背面側に位置させた状態で、機器後部の外周面1hを計器取付孔2aの内周面2bに当接させるようにして、パネル計器1をパネル2に仮固定する。
【選択図】図9

Description

本発明は、パネルに取り付けて使用されるパネル計器の取付方法およびパネル計器の取付構造に関する。
従来より、入力機器からのデータを取り入れて出力機器の動作を制御する制御装置として、プロセスにおける温度・湿度・圧力・流量などを制御する制御装置が用いられている。
この制御装置は、温度・湿度・圧力・流量などの所定のパラメータを設定する操作部や制御する出力機器の状態などを表示する表示部を備え、この操作部や表示部が設けられた面を前面として制御盤などのパネルに取り付けて使用される(例えば、特許文献1〜4参照)。
なお、制御装置をパネルに取り付ける場合、制御装置全体をパネル計器として取り付ける場合もあるし、操作部や表示部が設けられた前面部を本体部と切り離して薄型のパネル計器とし、この薄型のパネル計器をパネルに取り付けて、リード線やコネクタなどで本体部と電気的に接続する場合もある。
図12に制御装置全体をパネル計器とした場合の取付構造を示す。図12(a)は正面図、図12(b)は側面図、図12(c)は背面図である。図13にこのパネル計器の取付構造の分解斜視図を示す。図12および図13において、100はパネル計器、101はパネル、102は取付器具である。
パネル計器100は、表示・操作部(前面部)100aと本体部100bとを備え、表示・操作部100aと本体部100bとは一体とされている。また、表示・操作部100aには表示部100cと操作部100dとが設けられており、本体部100bは表示・操作部100aの背面側に位置している。
このパネル計器100において、表示・操作部100aの周縁は鍔部100eとされている。すなわち、表示・操作部100aの幅(鍔部100eの幅)W1よりも本体部100bの幅W2が小さくされており、これにより表示・操作部100aの周縁が本体部100bの外側にはみ出して鍔部100eとされている。また、本体部100bには、制御演算回路などの回路部が収容されている。
このパネル計器の取付構造では、図14に示すように、DIN(Deutsche Industrie Norme)規格のパネルカット寸法に従って、パネル101にa×bの取付用の開口(計器取付孔)101aを形成する。例えば、本体部100bのサイズを91.4mm×91.4mmとした場合、92mm(a)×92mm(b)の計器取付孔101aを形成する。
そして、本体部100bをこの計器取付孔101aに通してパネル101の背面側に位置させて、本体部100bの上面および下面に取付器具102を取り付け、この取付器具102に取り付けられている取付ネジ103の先端をパネル101の背面に突き当てて、締め付けることによって、パネル計器100をパネル101に固定する。
このパネル計器100では、パネル101の背面に回って取付器具102を本体部100bに取り付ける作業が必要となるが、本体部100bの奥行き方向の長さが長いので、本体部100bを計器取付孔101aに係止させた状態でパネル101の背面に回っても、パネル101からパネル計器100が脱落する虞はない。
一方、前面部を本体部から切り離した薄型のパネル計器では、この薄型のパネル計器を計器取付孔101aに係止させてパネル101の背面に回ろうとした場合、パネル101の背面に回るまでの間にパネル計器がパネル101から脱落してしまう虞がある。このため、薄型のパネル計器では、パネル計器自体にバネ状の突起などの仮固定構造を設け、計器取付孔101aに仮固定するようにしている。
特開2007−132827号公報 特開2013−247249号公報 特開2014−038892号公報 特開2012−028493号公報
しかしながら、薄型のパネル計器に仮固定構造を設けると、パネル計器の構造が複雑となってしまう。また、パネル計器自体に仮固定構造を設けると、パネル計器の取りはずしが困難になる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、パネル計器自体に仮固定構造を設けることなく、パネルからの薄型のパネル計器の脱落を防ぐことが可能なパネル計器の取付方法およびパネル計器の取付構造を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明に係るパネル計器の取付方法(取付方法1)は、周縁に鍔部が設けられた前面部とこの前面部の背面側に位置する鍔部よりも幅の小さい機器後部とを備えたパネル計器を、機器後部をパネルに設けられた計器取付孔に嵌め込み、鍔部をパネルの前面に押し付けて、パネルに取り付けるパネル計器の取付方法であって、横幅が計器取付孔の横幅よりも短く、かつ、縦幅が計器取付孔の縦幅よりも長い取付ブラケットを、機器後部の背面内の上方に横方向に離間して設けられた少なくとも2箇所のネジ穴に取付ブラケットに形成されている貫通孔を通してネジを緩く螺着して、パネル計器に取り付ける第1工程と、パネル計器に取り付けられた取付ブラケットを機器後部の背面内の上方のネジ穴に緩く螺着されたネジの隙間を遊びとして斜めに持ち上げる第2工程と、パネルの前面側より、斜めに持ち上げた取付ブラケットの下方を計器取付孔に挿入する第3工程と、パネルの前面側より、計器取付孔に挿入した取付ブラケットの下方をパネルの背面側に落とし込みながら、取付ブラケットの上方を計器取付孔に挿入する第4工程と、パネルの前面側より、計器取付孔を通り抜けた取付ブラケットをパネルの背面側に位置させた状態で、機器後部の外周面を計器取付孔の内周面に当接させて、パネル計器をパネルに仮固定する第5工程と、パネルの背面側より、パネルに仮固定されたパネル計器の機器後部の背面内の上方のネジ穴に緩く螺着されたネジを締め付けて、また機器後部の背面内の下方に設けられているネジ穴に取付ブラケットに形成されている貫通孔を通してネジを締め付けて、取付ブラケットをパネル計器に固定する第6工程と、パネルの背面側より、パネル計器に固定された取付ブラケットをパネル計器の鍔部がパネルの前面に押し付けられるようにして固定する第7工程とを備えることを特徴とする。
この発明では、横幅が計器取付孔の横幅よりも短く、かつ、縦幅が計器取付孔の縦幅よりも長い取付ブラケットをネジを緩く螺着してパネル計器に取り付けた後、パネルの前面側より、取付ブラケットを計器取付孔に挿入して通り抜けさせ、この計器取付孔を通り抜けた取付ブラケットをパネルの背面側に位置させた状態で、機器後部の外周面を計器取付孔の内周面に当接させて、パネル計器をパネルに仮固定させる。この仮固定された状態では、パネル計器の鍔部と取付ブラケットとの間にパネルが挟まれるため、パネル計器がパネルから脱落する虞はない。仮に、パネル計器の機器後部が計器取付孔から脱落したとしても、この脱落した機器後部と取付ブラケットとの間の隙間で計器取付孔の周縁が挟まれる形となり、パネル計器がパネルから完全に落下してしまうということはない。本発明において、パネル計器自体には仮固定構造は設けられておらず、パネル計器を固定するための取付ブラケット(取付器具)がパネル計器の固定と仮固定とを兼ねる部材として用いられる。
また、本発明に係るパネル計器の取付方法(取付方法2)は、周縁に鍔部が設けられた前面部とこの前面部の背面側に位置する鍔部よりも幅の小さい機器後部とを備えたパネル計器を、機器後部をパネルに設けられた計器取付孔に嵌め込み、鍔部をパネルの前面に押し付けて、パネルに取り付けるパネル計器の取付方法であって、横幅が計器取付孔の横幅よりも短く、かつ、縦幅が計器取付孔の縦幅よりも長い取付ブラケットを、機器後部の背面内の上方に横方向に離間して設けられた少なくとも2箇所のネジ穴に取付ブラケットに形成されている貫通孔を通してネジを緩く螺着して、パネル計器に取り付ける第1工程と、パネル計器に取り付けられた取付ブラケットを機器後部の背面内の上方のネジ穴に緩く螺着されたネジの隙間を遊びとして斜めに持ち上げる第2工程と、パネルの前面側より、斜めに持ち上げた取付ブラケットの下方を計器取付孔に挿入する第3工程と、パネルの前面側より、計器取付孔に挿入した取付ブラケットの下方をパネルの背面側に落とし込みながら、取付ブラケットの上方を計器取付孔に挿入する第4工程と、パネルの前面側より、計器取付孔を通り抜けた取付ブラケットをパネルの背面側に脱落させ、このパネルの背面側に脱落させた取付ブラケットとパネルの前面側に位置する機器後部との隙間で計器取付孔の周縁を挾むことにより、パネル計器をパネルに仮固定する第5工程と、パネルの背面側より、取付ブラケットをパネル計器とともに持ち上げて、機器後部の外周面を計器取付孔の内周面に当接させて、パネル計器をパネルに係止する第6工程と、パネルの背面側より、パネルに係止されたパネル計器の機器後部の背面内の上方のネジ穴に緩く螺着されたネジを締め付けて、また機器後部の背面内の下方に設けられているネジ穴に取付ブラケットに形成されている貫通孔を通してネジを締め付けて、取付ブラケットをパネル計器に固定する第7工程と、パネルの背面側より、パネル計器に固定された取付ブラケットをパネル計器の鍔部がパネルの前面に押し付けられるようにして固定する第8工程とを備えることを特徴とする。
この発明では、横幅が計器取付孔の横幅よりも短く、かつ、縦幅が計器取付孔の縦幅よりも長い取付ブラケットをネジを緩く螺着してパネル計器に取り付けた後、パネルの前面側より、取付ブラケットを計器取付孔に挿入して通り抜けさせ、この計器取付孔を通り抜けた取付ブラケットをパネルの背面側に脱落させ、このパネルの背面側に脱落させた取付ブラケットとパネルの前面側に位置する機器後部との隙間で計器取付孔の周縁を挾むことにより、パネル計器をパネルに仮固定させる。この仮固定された状態では、パネルの背面側に位置する取付ブラケットとパネルの前面側に位置する機器後部との隙間で計器取付孔の周縁が挟まれるため、パネル計器がパネルから脱落する虞はない。この発明においても、パネル計器自体には仮固定構造は設けられておらず、パネル計器を固定するための取付ブラケット(取付器具)がパネル計器の固定と仮固定とを兼ねる部材として用いられる。
また、本発明に係るパネル計器の取付構造は、周縁に鍔部が設けられた前面部とこの前面部の背面側に位置する鍔部よりも幅の小さい機器後部とを備えるパネル計器と、パネル計器の鍔部を前面に位置させて機器後部が嵌め込まれる計器取付孔が形成されたパネルと、横幅が計器取付孔の横幅よりも短く、かつ、縦幅が計器取付孔の縦幅よりも長い取付ブラケットとを備え、パネル計器は、機器後部の背面内の上方に横方向に離間して設けられた少なくとも2箇所のネジ穴と、機器後部の背面内の下方に設けられた少なくとも1箇所のネジ穴とを備え、取付ブラケットは、機器後部の背面内の上方に設けられたネジ穴および下方に設けられたネジ穴に対応する位置に貫通孔が形成されていることを特徴とする。
この発明において、取付ブラケットは、横幅が計器取付孔の横幅よりも短く、かつ、縦幅が計器取付孔の縦幅よりも長くされている。また、また、パネル計器には、機器後部の背面内の上方に横方向に離間して少なくとも2箇所のネジ穴が設けられ、機器後部の背面内の下方に少なくとも1箇所のネジ穴が設けられており、取付ブラケットには、機器後部の背面内の上方に設けられたネジ穴および下方に設けられたネジ穴に対応する位置に貫通孔が設けられている。これにより、取付ブラケットをパネルに形成された計器取付孔に通して、上述したパネル計器の取付方法1,2を実現することが可能となる。
本発明によれば、パネルの前面側より、計器取付孔に取付ブラケットを挿入して通り抜けさせ、この計器取付孔を通り抜けた取付ブラケットをパネルの背面側に位置させた状態で、機器後部の外周面を計器取付孔の内周面に当接させるようにしたり、この計器取付孔を通り抜けた取付ブラケットをパネルの背面側に脱落させ、このパネルの背面側に脱落させた取付ブラケットとパネルの前面側に位置する機器後部との隙間で計器取付孔の周縁を挾むようにしたりして、パネル計器をパネルに仮固定することによって、パネル計器自体に仮固定構造を設けることなく、パネルからの薄型のパネル計器の脱落を防ぐことが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係るパネル計器の正面図、側面図および平面図である。 図2は、このパネル計器の背面図である。 図3は、このパネル計器の取付構造を示す正面図、側面図および背面図である。 図4は、このパネル計器の取付構造の分解斜視図である。 図5は、このパネル計器をパネルに取り付ける際に形成する計器取付孔を示す図である。 図6は、このパネル計器の取付構造においてパネル計器の機器後部を計器取付孔に係止させただけではパネルから脱落する可能性があることを説明する図である。 図7Aは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第1例における第1工程を説明する図である。 図7Bは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第1例における第2工程を説明する図である。 図7Cは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第1例における第3工程を説明する図である。 図7Dは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第1例における第4工程を説明する図である。 図7Eは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第1例における第5工程を説明する図である。 図7Fは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第1例における第6工程を説明する図である。 図7Gは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第1例における第7工程を説明する図である。 図7Hは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第1例においてパネル計器の機器後部が計器取付孔から脱落したときの状態を示す図である。 図8は、このパネル計器をパネルに取り付ける際に用いる取付ブラケットの側面図および背面図である。 図9は、この取付ブラケットを用いたパネルへのパネル計器の固定状態を示す側面図および背面図である。 図10Aは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第2例における第1工程を説明する図である。 図10Bは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第2例における第2工程を説明する図である。 図10Cは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第2例における第3工程を説明する図である。 図10Dは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第2例における第4工程を説明する図である。 図10Eは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第2例における第5工程を説明する図である。 図10Fは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第2例における第6工程を説明する図である。 図10Gは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第2例における第7工程を説明する図である。 図10Hは、取付ブラケットを用いたパネル計器の取付方法の第2例における第8工程を説明する図である。 図11は、パネル計器とパネルとの間にガスケットを介在させるようにした例を示す図である。 図12は、制御装置全体をパネル計器とした場合の取付構造を示す正面図、側面図および背面図である。 図13は、このパネル計器の取付構造の分解斜視図である。 図14は、このパネル計器をパネルに取り付ける際に形成する計器取付孔を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1に本発明の実施の形態に係るパネル計器1の正面図(図1(a))、側面図(図1(b))および平面図(図1(c))を示す。また、図2にこのパネル計器1の背面図(図1(b)におけるA方向から見た図)を示す。
このパネル計器1は、表示・操作部(前面部)1aと、この表示・操作部1aの背面側に位置する機器後部1bとを備え、表示・操作部1aと機器後部1bとは一体とされている。また、表示・操作部1aには表示部1cと操作部1dとが設けられており、表示・操作部1aの周縁は鍔部1eとされている。すなわち、表示・操作部1aの幅(鍔部1eの幅)W1よりも機器後部1bの幅W2が小さくされており、これにより表示・操作部1aの周縁が機器後部1bの外側にはみ出して鍔部1eとされている。
また、機器後部1bの背面には、計器本体(図示せず)との接続用のコネクタ1fが突出して設けられている。このパネル計器1を用いた場合、計器本体(本体部)は、パネル計器1とは別体として設けられる。すなわち、パネル計器1の表示・操作部1aの背面には本体部はなく、本体部をなくすことによってパネル計器1の薄型化が図られている。
また、機器後部1bの背面には、4隅にネジ穴1gが形成されている。すなわち、機器後部1bの背面内の上方にネジ穴1gが横方向に離間して2箇所形成されており、下方にネジ穴1gが横方向に離間して2箇所形成されている。ここでは、上方の2箇所のネジ穴1gをg1,1g2とし、下方のネジ穴1gを1g3,1g4とする。
〔パネル計器の取り付け〕
図3にこのパネル計器1の取付構造を示す。図3(a)は正面図、図3(b)は側面図、図3(c)は背面図である。図4にこのパネル計器1の取付構造の分解斜視図を示す。
図3および図4において、2はパネル、3は取付ブラケット、4は取付ブラケット3の上方および下方に取り付けられているパネル計器固定用の取付ネジ(2箇所)、5は取付ブラケット固定用のネジ(4箇所)である。
なお、取付ブラケット3には、ネジ5用の貫通孔3a(4箇所)が形成されている。また、取付ブラケット3には、この取付ブラケット3をパネル計器1の機器後部1bの背面に固定した際、機器後部1bの背面に突出しているコネクタ1fを通す逃げ孔の役割を果たす開口3bが形成されている。この例では、開口3bが4箇所形成されているが、その1箇所をコネクタ1f用の逃げ孔として用いる。
このパネル計器1の取付構造では、図5に示すように、DIN規格のパネルカット寸法に従って、パネル2にa×bの取付用の開口(計器取付孔)2aを形成する。例えば、パネル計器1の機器後部1bのサイズを91.4mm×91.4mmとした場合、92mm(a)×92mm(b)の計器取付孔2aを形成する。
本実施の形態では、この計器取付孔2aにパネル計器1の機器後部1bを挿入し、パネル2の背面側から取付ブラケット3を用いてパネル計器1をパネル2に固定する。この場合、図6に示すように、計器取付孔2aにパネル計器1の機器後部1bを係止させてパネル2の背面に回ろうとすると、機器後部1bの奥行き方向の長さが短い(厚さが薄い)ために、パネル2の背面に回るまでの間にパネル計器1がパネル2から脱落してしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態では、取付ブラケット3の横幅cを計器取付孔2aの横幅aよりも短く(c<a)、かつ、縦幅dを計器取付孔2aの縦幅bよりも長くし(d>b)、先に取付ブラケット3をパネル計器1の機器後部1bの背面の上方に緩くネジ止めし、この緩くネジ止めされた取付ブラケット3をパネル2の前面側から計器取付孔2aに挿入して通り抜けさせてパネル2の背面側に位置させるとともに、パネル計器1の機器後部1bを計器取付孔2aに係止させて仮固定するものとし、この仮固定した状態でパネル2の背面側から取付ブラケット3を用いてパネル計器1をパネル2に固定するようにしている。
図8に取付ブラケット3の側面図(図8(a))および背面図(図8(b))を示す。この取付ブラケット3は、上述したように、横幅cが計器取付孔2aの横幅aよりも短く、縦幅dが計器取付孔2aの縦幅bよりも長くされている。また、ネジ5用の貫通孔3aが上方に2箇所、下方に2箇所、合計4箇所形成されている。ここでは、上方の2箇所の貫通孔3aを3a1,3a2とし、下方の2箇所の貫通孔3aを3a3,3a4とする。
この取付ブラケット3において、上方の貫通孔3a1および3a2は、パネル計器1の機器後部1bの背面に形成されている上方のネジ穴1g1および1g2に対応する位置に形成されており、下方の貫通孔3a3および3a4はパネル計器1の機器後部1bの背面に形成されている下方のネジ穴1g3および1g4に対応する位置に形成されている。また、取付ブラケット3には、機器後部1bの背面に突出しているコネクタ1fを通す逃げ孔の役割を果たす開口3bが4箇所形成されており、上方および下方の鍔面3c(3c1,3c2)にはパネル計器固定用の取付ネジ4が取り付けられている。
以下、この取付ブラケット3を用いたパネル2へのパネル計器1の取付方法について、具体的に説明する。
〔パネル計器の取付方法の第1例〕
先ず、取付ブラケット3を用いたパネル2へのパネル計器1の取付方法の第1例について、図7A〜図7Hを用いて説明する。
〔第1工程:図7A〕
第1工程では、 図7Aに示すように、パネル計器1の機器後部1bの背面内の上方のネジ穴1g1,1g2に、取付ブラケット3に形成されている貫通孔3a1,3a2を通してネジ5,5を緩く螺着して、取付ブラケット3をパネル計器1に取り付ける。
この例では、ネジ5,5の首下と取付ブラケット3との間に0.5mm程度の隙間が生じるように、ネジ5,5を貫通孔3a1,3a2を通してネジ穴1g1,1g2に緩く螺着する。
〔第2工程:図7B〕
第2工程では、図7Bに示すように、機器後部1bの背面内の上方のネジ穴1g1,1g2に緩く螺着されたネジ5,5の隙間を遊びとして、パネル計器1に取り付けられた取付ブラケット3を斜めに持ち上げる。
すなわち、機器後部1bの背面内の上方のネジ穴1g1,1g2にネジ5,5を緩く螺着しているので、ネジ5,5の首下と取付ブラケット3との間の隙間だけ取付ブラケット3を斜めに持ち上げることができる。この例では、10゜程度(α≒10゜)、取付ブラケット3を持ち上げる。なお、パネル2にパネル計器1と取付ブラケット3を挟み込めるだけの隙間ができるようにすればよく、斜めに持ち上げる角度αは10゜程度に限られるものではない。
〔第3工程:図7C〕
第3工程では、図7Cに示すように、パネル2の前面側より、斜めに持ち上げた取付ブラケット3の下方を計器取付孔2aに挿入する。すなわち、取付ブラケット3が取り付けられたパネル計器1全体を上に持ち上げ、斜めとされている取付ブラケット3の下方を計器取付孔2aに挿入する。取付ブラケット3は、その横幅cが計器取付孔2aの横幅aよりも短くされているので、取付ブラケット3の下方を計器取付孔2aに挿入することができる。
〔第4工程:図7D〕
第4工程では、図7Dに示すように、パネル2の前面側より、計器取付孔2aに挿入した取付ブラケット3の下方をパネル2の背面側に落とし込みながら、取付ブラケット3の上方を計器取付孔2aに挿入する。すなわち、取付ブラケット3が取り付けられたパネル計器1全体を下に下げ、取付ブラケット3の上方を潜らせるようにして計器取付孔2aに挿入する。
〔第5工程:図7E〕
第5工程では、図7Eに示すように、計器取付孔2aを通り抜けた取付ブラケット3をパネル計器1とともに持ち上げて、パネル計器1の機器後部1bの外周面1hを計器取付孔2aの内周面2bに当接させる。機器後部1bの外径は計器取付孔2aの内径よりも僅かに小さくされているので、機器後部1bの外周面1hの下側の端面(底面)と計器取付孔2aの内周面2bの下側の端面(底面)とが当接する。これにより、パネル計器1がパネル2に仮固定される。
この仮固定された状態では、パネル計器1の鍔部1eと取付ブラケット3との間にパネル2が挟まり、取付ブラケット3や鍔部1eがパネル2に引っ掛かるため、パネル計器1の機器後部1bが計器取付孔2aから脱落する可能性は少ない。
仮に、パネル計器1の機器後部1bが計器取付孔2aから脱落したとしても、図7Hに示されるように、脱落したパネル計器1の機器後部1bと取付ブラケット3との間の隙間で計器取付孔2aの底部(周縁)が挟まれるため、パネル計器1がパネル2から完全に落下してしまうということはない。
〔第6工程:図7F〕
第6工程では、図7Fに示すように、パネル2の背面に回り、このパネル2の背面側より、パネル2に仮固定されているパネル計器1の機器後部1bのネジ穴1g1,1g2に緩く螺着されているネジ5,5を締め付けて、また機器後部1bのネジ穴1g3,1g4に貫通孔3a2,3a4を通してネジ5,5を締め付けて、取付ブラケット3をパネル計器1に固定する。
〔第7工程:図7G〕
第7工程では、図7Gに示すように、パネル2の背面側より、取付ブラケット3の上方および下方に取り付けられている取付ネジ4を回し、この取付ネジ4の先端をパネル2の背面に突き当てて、締め付けることによって、パネル計器1をパネル2に固定する。すなわち、パネル2の背面側から取付ネジ4を締め付けることによって、パネル2とパネル計器1との間にネジ軸力の反力を生じさせ、パネル計器1をパネル2に固定する。
この取付ブラケット3を用いたパネル計器1のパネル2への固定状態を図9に拡大して示す。図9(a)は側面図、図9(b)は背面図であり、取付ネジ4を締め付けるとパネル2とパネル計器1との間にネジ軸力の反力が生じるため、パネル計器1の鍔部1eがパネル2の前面に押し付けられ、このパネル計器1の鍔部1eと取付ブラケット3との間に挟まれてパネル計器1がパネル2に固定される。
以上の説明から分かるように、このパネル計器の取付方法の第1例では、計器取付孔2aに取付ブラケット3を挿入して通り抜けさせ、この計器取付孔2aを通り抜けた取付ブラケット3をパネル2の背面側に位置させた状態で、機器後部1bの外周面1hを計器取付孔2aの内周面2bに当接させるようにして、パネル計器1をパネル2に仮固定するようにしているので、パネル計器1自体に仮固定構造を設けることなく、パネル2からのパネル計器1(薄型のパネル計器)の脱落を防ぐことができるようになる。
〔パネル計器の取付方法の第2例〕
次に、取付ブラケット3を用いたパネル2へのパネル計器1の取付方法の第2例について、図10A〜図10Hを用いて説明する。
図10A〜図10Dまでの工程(第1工程〜第4工程)は、上述したパネル計器の取付方法の第1例で説明した図7A〜図7Dまでの工程(第1工程〜第4工程)と同じであるのでその説明は省略する。
このパネル計器の取付方法の第2例では、第4工程(図10D)において取付ブラケット3の上方を潜らせるようにして計器取付孔2aに挿入した後、取付ブラケット3を上に持ち上げるのではなく、そのまま落下させる。
この場合、図10Eに示すように、パネル計器1の機器後部1bと取付ブラケット3との間の隙間で計器取付孔2aの底部(周縁)が挟まれ、それ以上の取付ブラケット3の落下が阻止される。この状態をパネル計器1がパネル2に仮固定された状態とする(図10E(第5工程))。
すなわち、パネル計器の取付方法の第2例では、パネル計器の取付方法の第1例における図7Hに示された状態(パネル計器1の機器後部1bが計器取付孔2aから脱落した状態)を作り出し、この状態を仮固定された状態とする。
そして、パネル2の背面に回り、このパネル2の背面側より、取付ブラケット3をパネル計器1とともに持ち上げて、機器後部1bの外周面1hを計器取付孔2aの内周面2bに当接させる(図10F(第6工程))。これにより、パネル2の背面側において、パネル計器1がパネル2に係止される。
この後、図7F、図7Gと同様にして、パネル計器1をパネル2に固定する。すなわち、パネル2に係止されているパネル計器1の機器後部1bの背面にネジ5を締め付けることによって取付ブラケット3を固定し(図10G(第7工程))、取付ブラケット3の上方および下方に取り付けられている取付ネジ4を締め付けることによってパネル計器1をパネル2に固定する(図10H(第8工程))。
以上の説明から分かるように、このパネル計器の取付方法の第2例では、計器取付孔2aに取付ブラケット3を挿入して通り抜けさせ、この計器取付孔2aを通り抜けた取付ブラケット3をパネル2の背面側に脱落させ、このパネル2の背面側に脱落させた取付ブラケット3とパネル2の前面側に位置する機器後部1bとの隙間で計器取付孔2aの底部(周縁)を挾むようにして、パネル計器1をパネル2に仮固定するようにしているので、パネル計器1自体に仮固定構造を設けることなく、パネル2からのパネル計器1(薄型のパネル計器)の脱落を防ぐことができるようになる。
なお、上述した実施の形態では、パネル計器1に固定する前に取付ブラケット3に取付ネジ4を取り付けておくようにしたが、パネル2の背面に回った後に取付ブラケット3に取付ネジ4を取り付けて、締め付けるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、取付ブラケット3を上方2箇所、下方2箇所、合計4箇所でパネル計器1の機器後部1bの背面にネジ5で固定するようにしたが、必ずしも4箇所に限られるものではない。すなわち、上方は取付ブラケット3の回り止めを行うものとして少なくとも2箇所あればよく、下方は1箇所であっても構わない。
また、上述した実施の形態では、パネル計器1の鍔部1eの背面をパネル2の前面に当接させるようにしてパネル計器1をパネル2に取り付けるようにしているが、図11に示すように、パネル計器1の鍔部1eの背面と計器取付孔2aの縁面との間にガスケット6を介在させるようにしてもよい。このようにすると、パネル計器1の鍔部1eの背面と計器取付孔2aの縁面とでガスケット6が挾圧され、この挾圧された面がシール面となって、パネル計器1の鍔部1eとパネル2との隙間が塞がれ、防水・防塵の機能が保障される。
また、上述した実施の形態では、パネル計器1の表示・操作部1aに表示部1cと操作部1dとが設けられているものとしたが、表示部1cだけが設けられていてもよく、操作部1dだけが設けられていてもよい。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、パネルに取り付けて使用される温度調節器などに利用することが可能である。
1…パネル計器、1a…表示・操作部(前面部)、1b…機器後部、1c…表示部、1d…操作部、1e…鍔部、1g(1g1〜1g4)…ネジ穴、1h…外周面、2…パネル、2a…開口(計器取付孔)、2b…内周面、3…取付ブラケット、3a(3a1〜3a4)…貫通孔、4…取付ネジ、5…ネジ。

Claims (4)

  1. 周縁に鍔部が設けられた前面部とこの前面部の背面側に位置する前記鍔部よりも幅の小さい機器後部とを備えるパネル計器と、
    前記パネル計器の鍔部を前面に位置させて前記機器後部が嵌め込まれる計器取付孔が形成されたパネルと、
    横幅が前記計器取付孔の横幅よりも短く、かつ、縦幅が前記計器取付孔の縦幅よりも長い取付ブラケットとを備え、
    前記パネル計器は、
    前記機器後部の背面内の上方に横方向に離間して設けられた少なくとも2箇所のネジ穴と、
    前記機器後部の背面内の下方に設けられた少なくとも1箇所のネジ穴とを備え、
    前記取付ブラケットは、
    前記機器後部の背面内の上方に設けられたネジ穴および下方に設けられたネジ穴に対応する位置に貫通孔が形成されている
    ことを特徴とするパネル計器の取付構造。
  2. 周縁に鍔部が設けられた前面部とこの前面部の背面側に位置する前記鍔部よりも幅の小さい機器後部とを備えたパネル計器を、前記機器後部をパネルに設けられた計器取付孔に嵌め込み、前記鍔部を前記パネルの前面に押し付けて、前記パネルに取り付けるパネル計器の取付方法であって、
    横幅が前記計器取付孔の横幅よりも短く、かつ、縦幅が前記計器取付孔の縦幅よりも長い取付ブラケットを、前記機器後部の背面内の上方に横方向に離間して設けられた少なくとも2箇所のネジ穴に前記取付ブラケットに形成されている貫通孔を通してネジを緩く螺着して、前記パネル計器に取り付ける第1工程と、
    前記パネル計器に取り付けられた取付ブラケットを前記機器後部の背面内の上方のネジ穴に緩く螺着されたネジの隙間を遊びとして斜めに持ち上げる第2工程と、
    前記パネルの前面側より、前記斜めに持ち上げた取付ブラケットの下方を前記計器取付孔に挿入する第3工程と、
    前記パネルの前面側より、前記計器取付孔に挿入した取付ブラケットの下方を前記パネルの背面側に落とし込みながら、前記取付ブラケットの上方を前記計器取付孔に挿入する第4工程と、
    前記パネルの前面側より、前記計器取付孔を通り抜けた取付ブラケットを前記パネルの背面側に位置させた状態で、前記機器後部の外周面を前記計器取付孔の内周面に当接させて、前記パネル計器を前記パネルに仮固定する第5工程と、
    前記パネルの背面側より、前記パネルに仮固定されたパネル計器の機器後部の背面内の上方のネジ穴に緩く螺着されたネジを締め付けて、また前記機器後部の背面内の下方に設けられているネジ穴に前記取付ブラケットに形成されている貫通孔を通してネジを締め付けて、前記取付ブラケットを前記パネル計器に固定する第6工程と、
    前記パネルの背面側より、前記パネル計器に固定された取付ブラケットを前記パネル計器の鍔部が前記パネルの前面に押し付けられるようにして固定する第7工程と
    を備えることを特徴とするパネル計器の取付方法。
  3. 周縁に鍔部が設けられた前面部とこの前面部の背面側に位置する前記鍔部よりも幅の小さい機器後部とを備えたパネル計器を、前記機器後部をパネルに設けられた計器取付孔に嵌め込み、前記鍔部を前記パネルの前面に押し付けて、前記パネルに取り付けるパネル計器の取付方法であって、
    横幅が前記計器取付孔の横幅よりも短く、かつ、縦幅が前記計器取付孔の縦幅よりも長い取付ブラケットを、前記機器後部の背面内の上方に横方向に離間して設けられた少なくとも2箇所のネジ穴に前記取付ブラケットに形成されている貫通孔を通してネジを緩く螺着して、前記パネル計器に取り付ける第1工程と、
    前記パネル計器に取り付けられた取付ブラケットを前記機器後部の背面内の上方のネジ穴に緩く螺着されたネジの隙間を遊びとして斜めに持ち上げる第2工程と、
    前記パネルの前面側より、前記斜めに持ち上げた取付ブラケットの下方を前記計器取付孔に挿入する第3工程と、
    前記パネルの前面側より、前記計器取付孔に挿入した取付ブラケットの下方を前記パネルの背面側に落とし込みながら、前記取付ブラケットの上方を前記計器取付孔に挿入する第4工程と、
    前記パネルの前面側より、前記計器取付孔を通り抜けた取付ブラケットを前記パネルの背面側に脱落させ、このパネルの背面側に脱落させた取付ブラケットと前記パネルの前面側に位置する機器後部との隙間で前記計器取付孔の周縁を挾むことにより、前記パネル計器を前記パネルに仮固定する第5工程と、
    前記パネルの背面側より、前記取付ブラケットを前記パネル計器とともに持ち上げて、前記機器後部の外周面を前記計器取付孔の内周面に当接させて、前記パネル計器を前記パネルに係止する第6工程と、
    前記パネルの背面側より、前記パネルに係止されたパネル計器の機器後部の背面内の上方のネジ穴に緩く螺着されたネジを締め付けて、また前記機器後部の背面内の下方に設けられているネジ穴に前記取付ブラケットに形成されている貫通孔を通してネジを締め付けて、前記取付ブラケットを前記パネル計器に固定する第7工程と、
    前記パネルの背面側より、前記パネル計器に固定された取付ブラケットを前記パネル計器の鍔部が前記パネルの前面に押し付けられるようにして固定する第8工程と
    を備えることを特徴とするパネル計器の取付方法。
  4. 請求項2又は3に記載されたパネル計器の取付方法において、
    前記パネル計器は、
    前記機器後部の背面に接続コネクタが突出して設けられ、
    前記取付ブラケットは、
    前記接続コネクタに対応する位置にこの接続コネクタを通す逃げ孔が形成されている
    ことを特徴とするパネル計器の取付方法。
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