JP2985672B2 - プラスチック成形部品のねじ取付構造 - Google Patents
プラスチック成形部品のねじ取付構造Info
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- JP2985672B2 JP2985672B2 JP6166986A JP16698694A JP2985672B2 JP 2985672 B2 JP2985672 B2 JP 2985672B2 JP 6166986 A JP6166986 A JP 6166986A JP 16698694 A JP16698694 A JP 16698694A JP 2985672 B2 JP2985672 B2 JP 2985672B2
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- Japan
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- plastic molded
- screw
- holding portion
- protruding edge
- mounting
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
に他の部品などをねじにより取り付けるためのプラスチ
ック成形部品のねじ取付構造に関するものである。
らなる送風機において、ケーシングのモータ取付部にモ
ータをねじにより取り付ける場合には、金属製の脚部材
等の補助取付部材を使うか、図6に示すようにケーシン
グのモータ取付部101にナット102をインサートす
るかして行なわれている。一般にプラスチック成形部品
にそのままねじ孔を形成しても十分な強度が得られない
ため、送風機に限らず種々の分野で同様の取付構造が広
く採用されている。
来のプラスチック成形部品の取付構造においては、金属
による構成部分が多くなり、コストが割高になる。ま
た、ナットをインサートするものでも成形に手間がかか
りコストが高く付くといった問題点がある。
ためになされたもので、その課題とするところは、僅か
な金属部品で構成でき、構成が簡素でコストのかからな
いプラスチック成形部品のねじ取付構造を得ることであ
る。
に本発明は、プラスチック成形部品の輪郭部の一部に一
体に形成された取付部と、この取付部に外付け装着され
た金具とから構成し、その取付部はプラスチック成形部
品における輪郭側が長辺となり内側が短辺となる等脚台
形柱状に肉厚方向に形成されたねじ挿通孔を有する保持
部と、この保持部の両端に該保持部の輪郭に沿って形成
された長辺を欠如した等脚台形状の突縁と、この突縁の
対向面の内側にそれぞれ突出された突起とから構成し、
金具については保持部の長辺側の面に当接する胴部の両
端に保持部の突縁に囲まれる端面にそれぞれ当接する等
脚台形状のフランジを有する略コ状に形成し、このフラ
ンジには押し込みにより突縁の各突起が係合する凹部
と、ねじ挿通孔に整合するねじ孔とを設ける手段を採用
する。
チック成形部品の輪郭部の一部に一体に形成された保持
部に、フランジが保持部の端面に当接するように外側か
ら金具を押し込めば、突縁の突起とフランジの凹部が係
合し、保持部に金具が外付けされる。外付けにされた金
具は、突縁に囲まれ回転が規制され、突起と凹部の係合
により抜け出しも規制されているので、そのねじ孔にね
じをねじ込み他の部品などをねじ付けにすることができ
る。
明する。図1は本発明の一実施例としてのエアーカーテ
ン用の送風機を示す斜視図であり、図2は同じく送風機
の主要部の構成を示す分解斜視図で、図3は同じく送風
機の拡大縦断面図である。この送風機は上下の開放した
横長の枠体状の外箱1に複数個(図例では5個)の送風
ユニット2を一列に並べて列構成にすることにより構成
されている。送風ユニット2は、いずれも同形同大で、
図2及び図3に示すように、上端が吸込口として開放
し、下端が山形に貫入したガイド部3により前後に列状
に並ぶスリット状の平行ノズル4として下向きに開放し
た角筒状のプラスチック製のケーシング5内にモータ6
と軸流羽根7とを組付けた構成である。ガイド部3はケ
ーシング5の底部に略逆V状の凹部8を形成している。
ータ取付構造が設けられている。モータ取付構造はガイ
ド部3に形成されたモータ取付孔9とモータ取付孔9の
孔縁と前後壁間を跨ぐリブ10とからなり、リブ10の
モータ取付孔9側の基部にはモータ6をねじ付けにする
ねじ取付構造11が設けられている。このねじ取付構造
11は、図4及び図5に示すようにモータ取付孔9の輪
郭部の一部に一体に形成された取付部と、この取付部に
外付け装着された金具12とからなる。取付部はケーシ
ング5とともに一体成形され、モータ取付孔9の輪郭側
が長辺となり外方側が短辺となる等脚台形柱状に肉厚方
向に形成された保持部13と、この保持部13の両端に
該保持部13の輪郭に沿って形成された長辺を欠如した
等脚台形状の突縁14とから構成されている。保持部1
3の中央にはねじ挿通孔15が形成され、突縁14の対
向面の内側にはそれぞれ突起16が内向きに形成されて
いる。また、金具12は図5に示すように保持部13の
長辺側の面に当接する胴部17の両端に保持部13の突
縁14に囲まれる端面にそれぞれ当接する等脚台形状の
フランジ18を曲げ形成した略コ状に形成されている。
金具12の各フランジ18にはモータ取付孔9側からの
押し込みにより突縁14の各突起16が係合する凹部1
9と、ねじ挿通孔15に整合するねじ孔20とが設けら
れている。ただし、ねじ孔20の一方にはねじを切る必
要はなくねじ締めにおいて奥側となるフランジ18に対
してねじ孔20を形成すれば十分である。
ット2において、モータ6は二箇所以上に構成されたね
じ取付構造11にねじを使って取り付けられている。ね
じを締め込む金具12は、回転方向へは突縁14に囲ま
れ拘束されており、締め込み方向には保持部13により
保持され、抜け方向には凹部19と突起16の係合によ
り保持されているためしっかりとモータ6を固定するこ
とができる。金具12の装着は保持部13に、フランジ
18が保持部13の端面に当接するように外側から押し
込めばよく、到って簡単である。この時、突縁14に囲
まれる形状と金具12のフランジ18の形状は対応して
いて等脚台形状であるので、突縁14が案内作用を果た
すことになる。金具12の凹部19は強度的に高いフラ
ンジ18の基部側に形成することにより、十分な保持力
を突縁14側の突起16とにより維持することができ
る。
は、小さな金具12と保持部13及び突起16だけで構
成でき、ナットをインサートして構成するよりはるかに
コストはかからない。締結力はねじと金具12のねじ孔
20とにおいて維持されるため、メンテナンス等により
ねじの締め込みと弛めの操作が繰り返されてもねじ孔2
0のねじがつぶれてしまうようなことはない。なお、こ
のねじ取付構造11は種々のプラスチック成形部品に対
する他部品の取り付けや、プラスチック成形部品同士の
連結等、ねじを使って締付ける箇所の構造として広く適
用することができ、いずれもインサートで取付構造を構
成する場合より低コストで済む。
うにこの発明によれば、プラスチック成形部品の輪郭部
の一部に一体に形成された保持部に外付けにされた金具
は、突縁に囲まれ回転が規制され、突起と凹部の係合に
より抜け出しも規制されるので、そのねじ孔にねじをね
じ込み他の部品などをねじ付けにすることができる。従
って、僅かな金属部品で構成でき、構成が簡素でコスト
のかからないプラスチック成形部品のねじ取付構造が得
られる。
る。
図である。
の拡大縦断面図である。
である。
して示す斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 プラスチック成形部品の輪郭部の一部に
一体に形成された取付部と、この取付部に外付け装着さ
れた金具とからなり、上記取付部はプラスチック成形部
品における輪郭側が長辺となり内側が短辺となる等脚台
形柱状に肉厚方向に形成されたねじ挿通孔を有する保持
部と、この保持部の両端に該保持部の輪郭に沿って形成
された長辺を欠如した等脚台形状の突縁と、この突縁の
対向面の内側にそれぞれ突出された突起とから構成さ
れ、上記金具は上記保持部の長辺側の面に当接する胴部
の両端に上記保持部の突縁に囲まれる端面にそれぞれ当
接する等脚台形状のフランジを有する略コ状に形成さ
れ、このフランジには押し込みにより上記突縁の各突起
が係合する凹部と、上記ねじ挿通孔に整合するねじ孔と
を設けたことを特徴とするプラスチック成形部品のねじ
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6166986A JP2985672B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | プラスチック成形部品のねじ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6166986A JP2985672B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | プラスチック成形部品のねじ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828517A JPH0828517A (ja) | 1996-02-02 |
JP2985672B2 true JP2985672B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=15841286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6166986A Expired - Lifetime JP2985672B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | プラスチック成形部品のねじ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2985672B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP6166986A patent/JP2985672B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0828517A (ja) | 1996-02-02 |
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Legal Events
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