JP2586942Y2 - 棚板固定装置 - Google Patents

棚板固定装置

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JP2586942Y2
JP2586942Y2 JP1993015674U JP1567493U JP2586942Y2 JP 2586942 Y2 JP2586942 Y2 JP 2586942Y2 JP 1993015674 U JP1993015674 U JP 1993015674U JP 1567493 U JP1567493 U JP 1567493U JP 2586942 Y2 JP2586942 Y2 JP 2586942Y2
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JP
Japan
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shelf
corner
fixing bracket
lower edge
bolt
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Application number
JP1993015674U
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JPH0672425U (ja
Inventor
昌宏 菅本
敏男 松本
Original Assignee
株式会社マンテン
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は四辺を下向きに屈曲し
て下向縁とした四角形の棚板の各コーナを支柱に取付け
る取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、四辺に下向縁を形成した鋼板
製の棚板の四隅を単純なアングル材からなる支柱の内側
にはめて2枚の三角プレートと6組ボルト・ナットを使
用して棚のコーナ部を固定する装置がある。
【0003】また、実公平1−20909号公報には四
角の金属板の各片に下向縁を設けた棚板の、コーナ部に
おける下向縁の間に切欠を設け、アングル状の支柱のコ
ーナにはフラット状のコーナ面を設け、このコーナ面に
設けたバカ孔に挿入したボルトを棚板の下向縁のコーナ
部の切欠を経て、このコーナ部の内側に入れた山形の固
定金具のねじ孔にねじ込んで固定するものが記載されて
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来装置のう
ち、単純なアングル材からなる支柱や2枚の三角プレー
トを用いるものは、ボルト・ナットの数が多く、組立に
手数がかかり、組立状態でのグラツキが生じたり、棚板
の歪みが生じ易いなどの問題がある。
【0005】また、支柱のコーナ面のバカ孔から棚板の
下向縁の間の隙間を経て下向縁の内側の固定金具のねじ
孔にねじ込む構造のものは組立てが容易でグラツキが生
じ難いという利点はあるがボルトが弛むとグラツキが生
じる。
【0006】この考案の課題は上記のような従来装置の
問題点を解決して、組立が容易であり、結合が強固でボ
ルトの弛み止め効果があり、棚板のグラツキのない棚板
固定装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、固定金具の左右の翼片のなす角度を
棚板のコーナ部の左右の下向縁のなす角度より若干大き
くし、上記左右の翼片の両端外側には上記棚板の下向縁
の係合孔に係合するようにコーナ部の方に向いた係合爪
をそれぞれ設け、さらに上記各翼片のコーナ寄りの外側
には上記棚板の下向縁のコーナ寄りの係合孔に係合する
突起を設けた構成を採用した。
【0008】
【作用】支柱の内側に、四辺に下向縁を有する棚板のコ
ーナ部を当てがい、固定金具を上記棚板の下向縁のコー
ナ部の内側に当てがう。つぎに、支柱に設けたバカ孔に
挿通したボルトを、上記棚板のコーナ部の下向縁の間に
設けた切欠を経て上記固定金具のコーナ部のねじ孔にね
じ込む。
【0009】ねじ込んでいくと、ボルトの頭部が支柱の
外側に当ってそれ以上進まなくなるが、さらにボルトを
締込むと、ボルトが固定金具のコーナ部を支柱の方へ引
寄せるので金具は弾性変形して棚板の下向縁の内側に密
着する。この際各翼片の外端がコーナの方に引寄せられ
るので係合爪が外端寄りの係合孔に深くはまり込んで棚
板を支柱の方に引寄せる。また、支柱寄りに設けた突起
も支柱寄りの係合孔に深くはまり込む。
【0010】
【実施例】図に示す実施例において、Bは横断面がほぼ
台型の鋼材からなる支柱で、そのコーナ部1の両側の辺
部2は外側寄りが傾斜段部3として内側へ段状に屈曲
し、その外側が内側へ折り曲げられて2重の補強部4と
なっている。そして、上記支柱Bのコーナ部1には一定
の間隔でボルト挿通用バカ孔5を設けてある。
【0011】Cは鋼板からなる棚板で、四角形の棚面1
0の四辺に下向縁11を形成したもので、下向縁11は
内側へ折り返して2重としている。また、下向縁11の
コーナ部は切欠12とし、コーナ部に近い部分の下向縁
11には横方向に長い係合孔13を二個所づつ設けてあ
る。
【0012】Aは固定金具で、その左右の翼辺15は、
上記棚板Cのコーナ部の左右の下向縁11の内側に沿う
ように屈曲したものである。この左右の翼辺15のなす
角度θは図3のように、棚板Cのコーナ部の角度が90
°の場合は約95°と鈍角をなしている。また、両翼辺
15の外端の突片を外側に屈曲して支柱の方に向く係合
爪16とし、さらに、同各翼片15のコーナ部に近い部
分には外側に筒状に押し出した突起17を設ける。
【0013】金具Aのコーナ部は円弧状とし、ここにね
じ孔19を設けるがこのねじ孔19は内側へ筒状に突出
せしめてねじの有効長を長くする。また、実施例では金
具Aのコーナ部の下部にさらに台形横断面の補強部20
を一体に設ける場合がある。そして、この補強部20の
コーナ部の下部寄りにも内側へ筒状に突出したねじ孔2
1を設ける。
【0014】図3は支柱Bの内側へ棚板Cのコーナ部を
当てがい、その内側に固定金具Aを当てがい、支柱Bの
外側からバカ孔5に挿入したボルト6を棚板Cの切欠1
2を経て金具Aのねじ孔19に軽ねじ込んだ組付状態を
示す。この状態では金具Aの係合爪16が外側の長孔1
3に若干係合し、支柱寄りの突起17が支柱寄りの係合
孔13に入りかけている。
【0015】つぎに、ボルト6をねじ孔19にねじ込ん
でいくと、ボルト6の頭部22が支柱Bに当ってそれ以
上進まなくなるが、さらにボルト6を締込むと、ボルト
6が金具Aのコーナ部を支柱Bの方へ引寄せるので金具
Aの各翼片15は弾性変形して、図4のように棚板Cの
下向縁11の内側に密着する。この際各翼片15の外端
がコーナの方に引寄せられるので係合孔16が外端寄り
の係合孔13に深くはまり込んで棚板Cを支柱Bの方に
引寄せる。また、支柱B寄りに設けた突起17も支柱B
寄りの係合孔13に深くはまり込む。
【0016】また、補強部20があるときは、この補強
部20のねじ孔21に適合する位置にあるバカ孔5に挿
通したボルト6をねじ孔21にねじ込んで補強部20を
支柱Bに圧着させると棚板Cの支柱に対する固定は一そ
う強固となる。
【0017】
【効果】この考案は上記のように棚板の下向縁のコーナ
部の内側に当てる固定金具の両端の係合爪と、それより
若干内側の突部とが、棚板の下向縁のコーナ部近くの係
合孔に係合するので固定金具の仮止め効果が得られ、支
柱と固定金具を結合するボルトとの三点支持方式とな
り、固定金具の両翼片のなす角度を上記棚板の下向縁の
なす角度より若干大としたことにより、支柱のバカ孔に
挿入して下向縁間を通り、固定金具のねじ孔にねじ込ん
だボルトを締め込むことにより、固定金具の弾性変形に
よりコーナ部が引き寄せられるので、その復元力による
ばね作用によりボルトの弛み止め効果が得られる。
【0018】また、上記のように固定金具のコーナ部が
支柱の方に引き寄せられると、左右の翼片の端部の係合
爪も支柱の方へ引き寄せられるから、この各係合爪が下
向縁の係合孔に深くはまり込んで棚板のコーナ部と支柱
の結合が強固となり、棚板のグラツキが防止される。
【0019】さらに、固定金具のコーナ部から下方に延
びる補強部を設けた場合はこの補強部を支柱の内側へ当
て、支柱のバカ孔に挿通したボルトを補強部のねじ孔に
ねじ込むことによりグラツキの防止効果が一層大とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の分解斜視図
【図2】同上の組立状態の斜視図
【図3】同じくボルト締付前の横断下面図
【図4】同じくボルト締付後の横断下面図
【符号の説明】
A 固定金具 B 支柱 C 棚板 11 下向縁 12 切欠 15 翼片 16 係合爪 17 突起 19 ねじ孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼアングル状の支柱の内側に、四辺に
    下向縁を有する棚板のコーナ部を当てがい、左右の翼片
    からなる山形の固定金具を上記棚板の下向縁のコーナ部
    の内側に当てがい、上記支柱に設けたバカ孔に挿通した
    ボルトを、上記棚板のコーナ部の下向縁の間に設けた切
    欠を経て上記固定金具のコーナ部のねじ孔にねじ込んだ
    棚板固定装置において、上記固定金具の左右の翼片のな
    す角度を棚板のコーナ部の左右の下向縁のなす角度より
    若干大きくし、上記左右の翼片の両端外側には上記棚板
    の下向縁の係合孔に係合するようにコーナ部の方に向い
    た係合爪をそれぞれ設け、さらに上記各翼片のコーナ寄
    りの外側には上記棚板の下向縁のコーナ寄りの係合孔に
    係合する突起を設けた棚板固定装置。
JP1993015674U 1993-03-31 1993-03-31 棚板固定装置 Expired - Lifetime JP2586942Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0672425U JPH0672425U (ja) 1994-10-11
JP2586942Y2 true JP2586942Y2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=11895301

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