JP3000138U - 取付ナット - Google Patents

取付ナット

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JP3000138U
JP3000138U JP5594U JP5594U JP3000138U JP 3000138 U JP3000138 U JP 3000138U JP 5594 U JP5594 U JP 5594U JP 5594 U JP5594 U JP 5594U JP 3000138 U JP3000138 U JP 3000138U
Authority
JP
Japan
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groove
screw plate
screw
groove edge
mounting
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Application number
JP5594U
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English (en)
Inventor
健一 長谷川
Original Assignee
協伸電業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案はレールその他の取付部材へ電気器
具などを固定する際用いることを目的とした取付ナット
である。 【構成】 外縁に取付部材(1)の溝縁下面と掛止でき
る突片(2)と、溝縁と掛止できる突片(3)を有する
螺孔(4)付の螺板(5)と、前記溝縁上面と掛止する
と共に、螺板(5)と掛止できる彈性枠(6)とを組合
せてなる取付ナット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、レールその他の取付部材の溝部へ電気器具などを固定する際用い ることを目的とした取付けナットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来此の種取付ナットとしては、鍔付きナットの胴部へ彈性枠を組み付けた構 造が知られている(実公平2−41367号)。
【0003】
【考案により解決すべき課題】
前記従来の取付けナットは、鍔を有する為に、鍔の上面と取付部材の溝縁下面 との間の摩擦により回り止めとしていた。従って鍔の上面に凹凸を設けると共に 、底板の中央部にナットと嵌合する角孔を設けなければならないなどの制約があ った。このような場合に、同一形状の取付ナットを多数(例えば数万個以上)製 造する場合には単価が比較的廉価になるが、各種寸法の取付ナットを少数(例え ば数百個)必要の場合には、特註製品となって単価が著しく高価になる問題点が あった。
【0004】 更に鍔の場合には取付部材の溝巾と鍔の直径に一定の割合がなければ、作業性 が悪いなどの問題点があつた。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
然るにこの考案は、掛止用の突片を有する螺板と螺板を保持する彈性枠とを組 み合せることにより前記従来の問題点を解決したのである。
【0006】 即ちこの考案は外縁に取付部材1の溝縁下面と当接掛止できる滑り止め手段を 有する突片2と、溝縁と掛止できる突片3を有する螺孔4付の螺板5と、前記溝 縁上面と掛止すると共に、螺板と掛止できる彈性枠6とを組合せてなる取付ナッ トである。また螺板5の突片2の上面(取付部材1との当接面)に滑り止手段と して、ローレット、細溝、突起その他の粗面加工を施したものである。
【0007】 前記において、彈性枠は取付部材の溝縁と掛止する上部枠と、螺板と掛止する 底板とを立上り片で連結した構造であつて、底板には、取付ボルトの下端が邪魔 にならないように、透孔を設ける。従つて邪魔にならなければ必ずしも透孔の必 要性はない。
【0008】 前記において彈性枠は彈性板をプレス成形して製造する。
【0009】 前記における滑止手段とは、ローレット(溝又は突条)突起その他の粗面をい う。従って締付け時に摩擦を増加するものは総て含む。
【0010】
【作用】
この考案は、取付部材との掛止突片を有する螺板と、彈性枠とを組合せたので 、回り止めが確実になると共に、取付部材の溝部への装着作業性を改善すること ができる。
【0011】
【実施例】
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 外縁に取付部材1の両溝縁7、7の下面7aと掛止できる突片2と、溝縁7と 掛止できる突片3を有し、中央部にボルト8と螺合する螺孔4を有する螺板5と 、前記両溝縁7、7と掛止すると共に、該螺板5に掛止できる彈性枠6とを組合 せて取付ナット9を構成した。前記螺板の突片2の上面には溝又は突条のローレ ット16(図3(a))又は突起17(図3(b))を設けて滑り止めとしてい る。従って当接面が粗面ならば目的を達成することになる。
【0013】 前記彈性枠6は掛止片10と、底板11とを立上り片12で連結したもので、 底板11にはボルト8の下端が邪魔にならないように透孔13を設ける。前記螺 板5の螺孔4に所定数の螺糸を設ける為に、螺筒15を突出させた場合があり、 又は螺筒15を角筒(例えば六角ナット)にした場合には、透孔13を円形又は 角形にする。角形にして角筒を嵌入すれば回り止めとすることができる。
【0014】 前記取付ナット9は、C型チヤンネル又は配電盤パネルの長溝などへ取付けて 使用する。例えば図4、5において取付部材1へ取付ナット9を装着し、電気器 具のフランジ14をボルト8で固定する。この場合に取付ナット9は、その突片 3が溝縁7、7と掛止するので、回転することなく、突片2が溝縁下面と掛止す るので、ボルト8の締付力で電気器具のフランジ14を堅固に固定することがで きる。
【0015】
【考案の効果】
即ちこの考案によれば、当接面を滑り止め加工した突片付の螺板と彈性枠とを 組み合せたので、螺板の回り止めが確実であると共に、締付が確実であり作業性 を向上する効果がある。
【0016】 然してプレス成形品の組合せとなり製造が簡単容易となつた効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の斜視図。
【図2】同じく彈性枠の斜視図。
【図3】(a)同じく螺板の斜視図。 (b)同じく他の螺板の斜視図。
【図4】同じく取付状態を示す断面図。
【図5】同じく取付状態の一部平面図。
【符号の説明】
1 取付部材 2、3 突片 4 螺孔 5 螺板 6 彈性枠 7 溝縁 8 ボルト 9 取付ナット 10 掛止片 11 底板 12 立上り片 13 透孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外縁に取付部材(1)の溝縁下面と掛止
    できる滑り止め手段を有する突片(2)と、溝縁と掛止
    できる突片(3)を有する螺孔(4)付の螺板(5)
    と、前記溝縁上面と掛止すると共に、螺板(5)と掛止
    できる弾性枠(6)とを組み合せてなる取付ナット。
  2. 【請求項2】 外縁に取付部材(1)の溝縁下面と掛止
    でき、かつ当接面にローレット、細溝又は突起よりなる
    滑り止め手段を有する突片(2)と、溝縁と掛止できる
    突片(3)を有する螺孔(4)付の螺板(5)と、前記
    溝縁上面と掛止すると共に、螺板(5)と掛止できる弾
    性枠(6)とを組み合せてなる取付ナット。
JP5594U 1994-01-13 1994-01-13 取付ナット Expired - Lifetime JP3000138U (ja)

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ID=43136154

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014189A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Shibutani:Kk フローティングナット

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