JPH06886A - 装飾パネルの製造方法 - Google Patents

装飾パネルの製造方法

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Publication number
JPH06886A
JPH06886A JP16128492A JP16128492A JPH06886A JP H06886 A JPH06886 A JP H06886A JP 16128492 A JP16128492 A JP 16128492A JP 16128492 A JP16128492 A JP 16128492A JP H06886 A JPH06886 A JP H06886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
panel
crimping
panel body
decorative panel
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16128492A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Ikeda
充晴 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH06886A publication Critical patent/JPH06886A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル本体に装飾部品を圧着一体化してなる
装飾パネルの製造方法において、仕様の異なるパネル本
体の形成をパネル本体と装飾部品との圧着工程と同時に
行なうことにより生産性を高めることを目的とする。 【構成】 パネル本体20,50の表面側に装飾部品3
0を圧着用上下型62,65により一体化する際、圧着
用上型65に選択的にカット刃70を設置することで、
仕様の異なるパネル本体20,50に対応することによ
り、安上がりでかつ能率的にパネル本体20,50の成
形を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音響機器等に使用さ
れる装飾パネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、音響機器等のフロントパネルの構
成としては、パネル本体の表面側に装飾部品を接着一体
化した装飾パネルが通常使用されている。
【0003】この装飾パネルは、図6に示すように、パ
ネル本体1に対して装飾部品2を強固に接着するため
に、プレス機により両者を適切プレス圧により圧着一体
化している。
【0004】図において、下側テーブル3上に設けられ
た圧着用下型4上にパネル本体1をセットするととも
に、両面接着テープ2aを介して装飾部品2をセットし
た後、駆動用シリンダ5に取付けられた圧着用上型6が
下降して、圧着用上下型4,6によりパネル本体1に対
して装飾部品2を強固に接着固定している。
【0005】ところで、装飾パネルには、製品の仕様違
いにより、図7,図8に示すように、操作用つまみ部7
が設置されたパネル本体1と、操作用つまみ部7を設置
していないパネル本体1´の2つの仕様がある場合、射
出成形用金型に対して入子交換により本体パネル1,1
´の仕様差に対応しているのが実状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、本体パネ
ル1に操作用つまみ部7の有無等の仕様差がある場合に
は、従来では、射出成形用金型に入子交換することによ
り対応しているが、この入子交換は1箇所につき3ない
し5万円型費が高騰化し、製品コストを引き上げるとい
う問題点があった。
【0007】さらに、入子交換の対応が困難な場合に
は、手作業でカットするなど、別工程でのカット作業が
必要となり、工数が増えるため、製品のコストアップを
招来するという不具合がある。
【0008】また、手作業でカットを行なう場合には、
カット忘れ等のトラブル発生の危険性も含んでいる。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、本発明の目的とするところは、パネル本体
に装飾部品をプレス加工により圧着一体化してなる装飾
パネルの製造方法において、圧着工程と同一工程で、仕
様の異なるパネル本体の形成も同時に行なうことがで
き、仕様の異なる装飾パネルを能率良くかつ廉価に製作
できる装飾パネルの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、操作用つまみ部を選択的に設置してなる
仕様の異なるパネル本体に対して、装飾部品を圧着金型
の圧着加工により接着固定してなる装飾パネルの製造方
法において、前記パネル本体の仕様差に対応して、操作
用つまみ部の設置箇所と対応する圧着用上型にカット刃
を選択的に取付けることにより、パネル本体と装飾部品
とを圧着加工すると同時に、仕様差の異なるパネル本体
を形成することを特徴とする。
【0011】
【作用】以上の構成から明らかなように、操作用つまみ
部を備えたパネル本体に装飾部品を圧着固定するには、
圧着金型のみを使用するとともに、これとは仕様の異な
る操作用つまみ部を設置しないパネル本体に装飾部品を
圧着固定するには、圧着用上型にカット刃を付設すれ
ば、パネル本体に装飾部品を圧着固定する圧着工程と同
時に、カット刃により操作用つまみ部相当箇所を切断す
ることができ、操作用つまみ部を設置しない仕様の異な
るパネル本体を形成することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明による装飾パネルの製造方法の
実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0013】図1,図2は音響機器のフロントパネルと
して使用されるそれぞれ仕様の異なる装飾パネルを示す
正面図であり、図3は本発明方法に使用する圧着装置、
図4は圧着装置の一態様を示す断面図、図5は圧着装置
の別態様を示す断面図である。
【0014】図1において、装飾パネル10は、合成樹
脂の射出成形により形成されるパネル本体20と、この
パネル本体20の表面所定箇所に圧着一体化される装飾
部品30とから構成されている。
【0015】なお、図1に示す装飾パネル10において
は、操作用つまみ部21がパネル本体20の下側コーナ
ー部に付設されている。
【0016】さらに、図2に示す装飾パネル40は、図
1に示す装飾パネル10と仕様の異なるタイプであり、
パネル本体50の表面所定箇所に装飾部品30が圧着一
体化されているのは図1と同様であるが、操作用つまみ
部21が設定されておらず、この部分はオーナメント用
盲蓋を取付けるための開口51が形成されている。
【0017】ところで、本発明の特徴は、図1,図2に
示す仕様の異なる装飾パネル10,40を同一の圧着装
置,圧着工程で簡単かつ廉価に製作し得る点にある。
【0018】すなわち、図3に示す構成の圧着装置を使
用している。
【0019】図3において、この圧着装置60は、下側
テーブル61上に圧着用下型62が取付けられていると
ともに、その上方には、上側テーブル63に取付けられ
ている駆動用シリンダ64により上下動自在に圧着用上
型65が設置されている。
【0020】さらに、この圧着用上型65には着脱可能
にカット刃70が設けられるとともに、カット刃70を
収容する凹部66が圧着用下型62に形成されている。
【0021】そして、本発明方法は、図1,図2に示す
装飾パネル10,40の仕様差に対応して、カット刃7
0を圧着用上型65に選択的に設置することが特徴であ
る。
【0022】すなわち、図1に示す装飾パネル10を製
作するには、図4に示すように、圧着用上型65にはカ
ット刃70を設置しないでおく。
【0023】したがって、圧着用上下型62,65によ
り、パネル本体20に対して装飾部品30を圧着するこ
とより、図1に示す装飾パネル10の製作が完了する。
【0024】一方、図2に示す装飾パネル40を製作す
るには、図5に示すように、圧着用上型65にカット刃
70を付設しておき、圧着用上下型62,65によりパ
ネル本体50に対して装飾部品30を圧着一体化すると
同時に、カット刃70により操作用つまみ部21を切断
除去することにより、パネル本体50に開口51を形成
し、図2に示す装飾パネル40の製作が完了する。
【0025】このように、圧着用上型65にカット刃7
0を選択的に設置するという簡単かつ廉価な構成で、仕
様の異なる装飾パネル10,40を製作できるため、従
来の射出成形用金型への入子交換,手作業によるカット
作業に比べ、製品コストを大幅に引き下げることができ
るとともに、生産能率を高めることができるという効果
がある。
【0026】なお、カット刃70の付設は、従来の射出
成形用金型における入子交換に要する費用の1/3〜1
/5程度の費用で行なえる。
【0027】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による装飾パ
ネルの製造方法は、圧着用上型にカット刃を選択的に設
置することにより、パネル本体と装飾部品との圧着工程
と同一工程で、仕様の異なるパネル本体を同時に形成す
るというものであるから、従来の射出成形用金型への入
子交換による方法に比べ、カット刃の付設費用が1/3
〜1/5で済み、製品のコストダウンに大きく貢献でき
るという効果を有する。
【0028】さらに、従来の手作業でパネル本体の仕様
差に対応する場合、作業が面倒であり、かつ作業忘れ等
のトラブルが生じることを考慮すれば、本発明方法で
は、生産能率を高めることができるとともに、不良等の
発生も回避でき、信頼性を高めることができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用して製作した装飾パネルを示
す正面図。
【図2】本発明方法を適用して製作した図1とは異なる
仕様の装飾パネルを示す正面図。
【図3】本発明方法を実施する圧着装置の構成を示す断
面図。
【図4】図1に示す装飾パネルの製作に使用する圧着装
置を示す断面図。
【図5】図2に示す装飾パネルの製作に使用する圧着装
置を示す断面図。
【図6】従来の圧着装置の構成を示す断面図。
【図7】装飾パネルを示す正面図。
【図8】図7とは仕様の異なる装飾パネルを示す正面
図。
【符号の説明】
10,40 装飾パネル 20,50 パネル本体 21 操作用つまみ部 30 装飾部品 51 開口 60 圧着装置 62 圧着用下型 65 圧着用上型 70 カット刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作用つまみ部(21)を選択的に設置
    してなる仕様の異なるパネル本体(20,50)に対し
    て、装飾部品(30)を圧着金型(62,65)の圧着
    加工により接着固定してなる装飾パネルの製造方法にお
    いて、 前記パネル本体(20,50)の仕様差に対応して、操
    作用つまみ部(21)の設置箇所と対応する圧着用上型
    (65)にカット刃(70)を選択的に取付けることに
    より、パネル本体(20,50)と装飾部品(30)と
    を圧着加工すると同時に、仕様差の異なるパネル本体
    (20,50)を形成することを特徴とする装飾パネル
    の製造方法。
JP16128492A 1992-06-19 1992-06-19 装飾パネルの製造方法 Withdrawn JPH06886A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16128492A JPH06886A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 装飾パネルの製造方法

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JPH06886A true JPH06886A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15732187

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JP16128492A Withdrawn JPH06886A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 装飾パネルの製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010054181A (ko) * 1999-12-03 2001-07-02 임재원 내장재의 성형, 트리밍, 톱날절단 및 피어싱작업이 가능한금형
KR100957746B1 (ko) * 2008-06-26 2010-05-12 (주) 신화테크 자동차 내장재 성형장치
KR100978891B1 (ko) * 2008-06-26 2010-08-30 (주) 신화테크 자동차 내장재 성형장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010054181A (ko) * 1999-12-03 2001-07-02 임재원 내장재의 성형, 트리밍, 톱날절단 및 피어싱작업이 가능한금형
KR100957746B1 (ko) * 2008-06-26 2010-05-12 (주) 신화테크 자동차 내장재 성형장치
KR100978891B1 (ko) * 2008-06-26 2010-08-30 (주) 신화테크 자동차 내장재 성형장치

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Effective date: 19990831