JPH0686268B2 - パトロ−ネ胴板へのリボン貼着装置 - Google Patents
パトロ−ネ胴板へのリボン貼着装置Info
- Publication number
- JPH0686268B2 JPH0686268B2 JP21994286A JP21994286A JPH0686268B2 JP H0686268 B2 JPH0686268 B2 JP H0686268B2 JP 21994286 A JP21994286 A JP 21994286A JP 21994286 A JP21994286 A JP 21994286A JP H0686268 B2 JPH0686268 B2 JP H0686268B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- thin plate
- velvet
- plate
- thin
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、写真用ロールフィルムを収めるパトローネの
胴板に、ビロードリボンを貼着する装置に関するもので
ある。
胴板に、ビロードリボンを貼着する装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 例えば写真用35mmロールフィルム等は、パトローネに収
納した状態で利用される。周知の通りこのパトローネは
基本的に、筒状の胴板と、該胴板内に収容されるスプー
ルと、胴板の上下を閉じるキャップとから構成される。
そして上記胴板のフィルム引出口内面には、一般にテレ
ンプと称される遮光用のビロードリボンが貼着される。
このビロードリボンは、例えば特開昭59−143841号公報
に示されるように、上記胴板となる薄板を筒状に曲げ加
工する前に該薄板の左右両端部に貼着される。
納した状態で利用される。周知の通りこのパトローネは
基本的に、筒状の胴板と、該胴板内に収容されるスプー
ルと、胴板の上下を閉じるキャップとから構成される。
そして上記胴板のフィルム引出口内面には、一般にテレ
ンプと称される遮光用のビロードリボンが貼着される。
このビロードリボンは、例えば特開昭59−143841号公報
に示されるように、上記胴板となる薄板を筒状に曲げ加
工する前に該薄板の左右両端部に貼着される。
このようにビロードリボンを薄板に貼着するのに従来
は、予め該リボンを所定長さに切断しておき、薄板を間
欠的に搬送しながらこの切断されたリボンを停止中の薄
板に逐−貼着するようにしていた。またこのような貼着
方法よりも貼着処理速度を上げられる方法としては、複
数の薄板を互いに前端と後端とがほぼ接する状態に並べ
て連続搬送し、接着剤が塗布された長尺の2本のビロー
ドリボンを、並べられた薄板の左右両端部にそれぞれ連
続的に貼着させ、その後隣り合う薄板の間にカッターを
進入させてリボンを切断するようにした方法も実用化さ
れている。
は、予め該リボンを所定長さに切断しておき、薄板を間
欠的に搬送しながらこの切断されたリボンを停止中の薄
板に逐−貼着するようにしていた。またこのような貼着
方法よりも貼着処理速度を上げられる方法としては、複
数の薄板を互いに前端と後端とがほぼ接する状態に並べ
て連続搬送し、接着剤が塗布された長尺の2本のビロー
ドリボンを、並べられた薄板の左右両端部にそれぞれ連
続的に貼着させ、その後隣り合う薄板の間にカッターを
進入させてリボンを切断するようにした方法も実用化さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上述のように予め切断したリボンを貼着する方
法にあっては、リボンの小片を1つ1つ供給し、またリ
ボン貼着のために薄板の搬送を停止させる必要があるの
で、貼着処理速度を例えば薄板40板/分程度までしか上
げることができないという問題がある。
法にあっては、リボンの小片を1つ1つ供給し、またリ
ボン貼着のために薄板の搬送を停止させる必要があるの
で、貼着処理速度を例えば薄板40板/分程度までしか上
げることができないという問題がある。
また長尺のリボンを複数の薄板に連続的に貼着し、それ
からリボンを切断する方法にあっても、カッターを往復
動させるので、それが律速となって貼着処理速度は例え
ば薄板150板/分程度までしか上げることができない。
からリボンを切断する方法にあっても、カッターを往復
動させるので、それが律速となって貼着処理速度は例え
ば薄板150板/分程度までしか上げることができない。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、極めて高速でリボン貼着を行なうことができる。パ
トローネ胴板へのリボン貼着装置を提供することを目的
とするものである。
り、極めて高速でリボン貼着を行なうことができる。パ
トローネ胴板へのリボン貼着装置を提供することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明のパトローネ胴板へのリボン貼着装置は、前述の
薄板複数を互いに前端と後端とが近接する状態、つまり
左端どうし、右端どうしがそれぞれ一線に並ぶ状態に並
べて連続搬送する搬送手段と、接着剤が塗布された長尺
の2本のビロードリボンを、搬送されている上記薄板の
左右両端部にそれぞれ押し当てる圧着手段とを設けて、
各ビロードリボンを薄板左端、右端に沿って連続的に貼
着させ、そして貼着後の長尺のビロードリボンを各薄板
毎に切断するようにしたものであるが、リボン切断機構
を特に、ビロードリボンが貼着された薄板の側方部分に
おいて該薄板の搬送方向と同方向に同期移動するように
複数のカッターユニットを循環させ、同期移動している
カッターユニットのカッターを上記薄板の前端と後端と
の間に入り込むように揺動させて上記ビロードリボンを
切断するように構成したことを特徴とするものである。
薄板複数を互いに前端と後端とが近接する状態、つまり
左端どうし、右端どうしがそれぞれ一線に並ぶ状態に並
べて連続搬送する搬送手段と、接着剤が塗布された長尺
の2本のビロードリボンを、搬送されている上記薄板の
左右両端部にそれぞれ押し当てる圧着手段とを設けて、
各ビロードリボンを薄板左端、右端に沿って連続的に貼
着させ、そして貼着後の長尺のビロードリボンを各薄板
毎に切断するようにしたものであるが、リボン切断機構
を特に、ビロードリボンが貼着された薄板の側方部分に
おいて該薄板の搬送方向と同方向に同期移動するように
複数のカッターユニットを循環させ、同期移動している
カッターユニットのカッターを上記薄板の前端と後端と
の間に入り込むように揺動させて上記ビロードリボンを
切断するように構成したことを特徴とするものである。
(作用) 上述のように、搬送されている薄板と同期移動するカッ
ターユニットでビロードリボンを切断するようにすれ
ば、薄板搬送を止めずにリボンを切断することが可能と
なる。したがってリボン貼着処理は極めて高速でなされ
うる。
ターユニットでビロードリボンを切断するようにすれ
ば、薄板搬送を止めずにリボンを切断することが可能と
なる。したがってリボン貼着処理は極めて高速でなされ
うる。
(実 施 例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例によるパトローネ胴板へのリ
ボン貼着装置を示すものであり、第2図はこのリボン貼
着装置の圧着部10を、また第3、4図は同じくリボン切
断部20の主要部を詳しく示すものである。後に円筒状に
曲げ加工されてパトローネ胴板となる金属薄板11は、印
刷塗装後所定形状に切断されそして断面略舟形(第2図
参照)に成形された状態で、第1図の供給部12から1枚
ずつベルトコンベア等のコンベア13上に供給される。こ
の際該薄板11は、円筒状に曲げられたとき内周面となる
面を上側に向けて供給される。薄板11は上記搬送手段13
によって搬送される際に、1対の高周波加熱装置14の下
方を通過し、該加熱装置14によりその左右両端部(第1
図において上下端部)が加熱される。
ボン貼着装置を示すものであり、第2図はこのリボン貼
着装置の圧着部10を、また第3、4図は同じくリボン切
断部20の主要部を詳しく示すものである。後に円筒状に
曲げ加工されてパトローネ胴板となる金属薄板11は、印
刷塗装後所定形状に切断されそして断面略舟形(第2図
参照)に成形された状態で、第1図の供給部12から1枚
ずつベルトコンベア等のコンベア13上に供給される。こ
の際該薄板11は、円筒状に曲げられたとき内周面となる
面を上側に向けて供給される。薄板11は上記搬送手段13
によって搬送される際に、1対の高周波加熱装置14の下
方を通過し、該加熱装置14によりその左右両端部(第1
図において上下端部)が加熱される。
加熱された薄板11は、連続的に駆動するバケットコンベ
ア15に1個ずつ載せられる。このバケットコンベア15
は、圧着部10からリボン切断部20を経て集積部30まで矢
印A方向に薄板11を搬送する。第6図に拡大して示すよ
うに、このバケットコンベア15の各バケット16の薄板載
置面左右端部にはそれぞれ小径の爪17が突設されてお
り、薄板11はこれらの爪17により位置規定され、互いの
前端、後端との間に微小間隙をおいて近接する状態に並
べられて連続搬送される。圧着部10においては、予め裏
面に接着剤が塗布された長尺の2本のビロードリボン21
a、21bがそれぞれローラ22a、22bや図示しないテンショ
ンローラ等に掛けられて張架されている。これらのビロ
ードリボン21a、21bはそれぞれが図示しない供給軸に巻
回して貯えられ、先端部が前記矢印A方向を向けて薄板
11の左端部上、右端部上に圧着されるようになってい
る。この圧着は第2図図示のように、各ビロードリボン
21a、21bの接着剤塗布面を下側に向け、ローラ対23a、2
3bでそれぞれビロードリボン21aと薄板右端部11a、ビロ
ードリボン21bと薄板左端部11bとを押圧することによっ
てなされる。このようにすることにより、加熱されてい
た薄板11の右端部11a、左端部11bにそれぞれビロードリ
ボン21a、21bが貼着(接着)される。
ア15に1個ずつ載せられる。このバケットコンベア15
は、圧着部10からリボン切断部20を経て集積部30まで矢
印A方向に薄板11を搬送する。第6図に拡大して示すよ
うに、このバケットコンベア15の各バケット16の薄板載
置面左右端部にはそれぞれ小径の爪17が突設されてお
り、薄板11はこれらの爪17により位置規定され、互いの
前端、後端との間に微小間隙をおいて近接する状態に並
べられて連続搬送される。圧着部10においては、予め裏
面に接着剤が塗布された長尺の2本のビロードリボン21
a、21bがそれぞれローラ22a、22bや図示しないテンショ
ンローラ等に掛けられて張架されている。これらのビロ
ードリボン21a、21bはそれぞれが図示しない供給軸に巻
回して貯えられ、先端部が前記矢印A方向を向けて薄板
11の左端部上、右端部上に圧着されるようになってい
る。この圧着は第2図図示のように、各ビロードリボン
21a、21bの接着剤塗布面を下側に向け、ローラ対23a、2
3bでそれぞれビロードリボン21aと薄板右端部11a、ビロ
ードリボン21bと薄板左端部11bとを押圧することによっ
てなされる。このようにすることにより、加熱されてい
た薄板11の右端部11a、左端部11bにそれぞれビロードリ
ボン21a、21bが貼着(接着)される。
上述のようにして薄板11に貼着された長尺のビロードリ
ボン21a、21bは、搬送される薄板11とともに移動する。
したがって次々と搬送される薄板11は、互いにこれらの
ビロードリボン21a、21bによってつながれた状態となっ
てリボン切断部20に送り込まれる。このリボン切断部20
は、薄板11の右端部11a側に配置されたリボン切断機構2
5aと、左端部11b側に配置されたリボン切断機構25bとか
らなる。両機構25a、25bは互いに左右対称に形成された
ものであるので、以下リボン切断機構25aを例にとって
ビロードリボン21a、21bの切断について説明する。第1
図に示されるようにリボン切断機構25aは、環状のチェ
ーン26に等ピッチで連結された、一例として8個のカッ
ターユニット27を有している。上記チェーン26は、ビロ
ードリボン21aが貼着された薄板11の側方部分において
バケットコンベア15と平行となるように配置されてい
る。またこのチェーン26を張架するスプロケット28は、
例えばバケットコンベア15の駆動装置に連結されて連続
回転し、チェーン26をバケットコベア15と等速で矢印B
方向に回転移動させる。したがって各カッターユニット
27は、薄板11の側方位置において該薄板11と同方向に等
速で移動する。各カッターユニット27は2枚のカッター
29を備えており、上記のように薄板11の側方において該
薄板11と同期移動している間に該カッター29が作動され
て、ビロードリボン21aは各薄板11毎に切断されるよう
になっている。以下、このカッター29等の作動につい
て、第3、4図を参照して説明する。
ボン21a、21bは、搬送される薄板11とともに移動する。
したがって次々と搬送される薄板11は、互いにこれらの
ビロードリボン21a、21bによってつながれた状態となっ
てリボン切断部20に送り込まれる。このリボン切断部20
は、薄板11の右端部11a側に配置されたリボン切断機構2
5aと、左端部11b側に配置されたリボン切断機構25bとか
らなる。両機構25a、25bは互いに左右対称に形成された
ものであるので、以下リボン切断機構25aを例にとって
ビロードリボン21a、21bの切断について説明する。第1
図に示されるようにリボン切断機構25aは、環状のチェ
ーン26に等ピッチで連結された、一例として8個のカッ
ターユニット27を有している。上記チェーン26は、ビロ
ードリボン21aが貼着された薄板11の側方部分において
バケットコンベア15と平行となるように配置されてい
る。またこのチェーン26を張架するスプロケット28は、
例えばバケットコンベア15の駆動装置に連結されて連続
回転し、チェーン26をバケットコベア15と等速で矢印B
方向に回転移動させる。したがって各カッターユニット
27は、薄板11の側方位置において該薄板11と同方向に等
速で移動する。各カッターユニット27は2枚のカッター
29を備えており、上記のように薄板11の側方において該
薄板11と同期移動している間に該カッター29が作動され
て、ビロードリボン21aは各薄板11毎に切断されるよう
になっている。以下、このカッター29等の作動につい
て、第3、4図を参照して説明する。
第3図はカッターユニット27の平面形状を示すものであ
り、また第4図は、薄板11の側方に位置したカッターユ
ニット27を、第1図の右方側から見た状態を示してい
る。第4図に示されるようにカッター29は、揺動軸31を
中心に矢印C方向に揺動自在とされている。またカッタ
ーユニット27には、揺動軸32を中心に矢印D方向に揺動
自在とされたワーク押え33が取り付けられている。そし
てカッターユニット27には矢印E方向(水平方向)に移
動自在に位置決めピン34が支持されており、該位置決め
ピン34の後端(第4図の左端)は、コロ35を回転自在に
支持した移動部材36に固定されている。なおカッターユ
ニット27の移動軌跡は、規制ローラー37、38、39および
40によって規定されるようになっている。上記位置決め
ピン34はスプリング41によって後方側に付勢され、それ
によりコロ35が第3図図示のような板カム42に接するよ
うになっている。一方カッター29は上下方向に延びる連
結部材44に連結され、該連結部材44の下端にはコロ45が
回転自在に取り付けられ、そしてこの連結部材44はスプ
リング46によって上方に付勢されている。それにより上
記コロ45は、第5図に示す板カム47の下面に接する。
り、また第4図は、薄板11の側方に位置したカッターユ
ニット27を、第1図の右方側から見た状態を示してい
る。第4図に示されるようにカッター29は、揺動軸31を
中心に矢印C方向に揺動自在とされている。またカッタ
ーユニット27には、揺動軸32を中心に矢印D方向に揺動
自在とされたワーク押え33が取り付けられている。そし
てカッターユニット27には矢印E方向(水平方向)に移
動自在に位置決めピン34が支持されており、該位置決め
ピン34の後端(第4図の左端)は、コロ35を回転自在に
支持した移動部材36に固定されている。なおカッターユ
ニット27の移動軌跡は、規制ローラー37、38、39および
40によって規定されるようになっている。上記位置決め
ピン34はスプリング41によって後方側に付勢され、それ
によりコロ35が第3図図示のような板カム42に接するよ
うになっている。一方カッター29は上下方向に延びる連
結部材44に連結され、該連結部材44の下端にはコロ45が
回転自在に取り付けられ、そしてこの連結部材44はスプ
リング46によって上方に付勢されている。それにより上
記コロ45は、第5図に示す板カム47の下面に接する。
カッターユニット27がリボン切断位置(第3図図示の位
置)に到達する少し前に、コロ35は板カム42の凸部42a
に乗り上げる。それにより位置決めピン34はスプリング
41の付勢力に抗してバケットコンベア15側に移動し、そ
の先端が1つのバケット16の位置決め穴16a内に嵌入す
る。それによりカッターユニット27とバケット16との同
期移動が、さらに確実化される。またこの位置決めピン
34の移動にともなって移動部材36がバケットコンベア15
側に移動するので、それまで待機位置(薄板11から上方
に離れた位置)にあったワーク押え33が第4図中時計方
向に揺動し、ビロードリボン21aを上方から押え付け
る。この後にカッターユニット27は第3図図示のリボン
切断位置に到達するが、このときコロ45が板カム47の凹
部47a内に入り込む。したがってスプリング46の付勢力
によって連結部材44が上方に移動するので、それまで待
機位置(薄い板11から下方に離れた位置)にあったカッ
ター29が第4図中反時計方向に揺動し、薄板11と薄板11
との間に入り込んでビロードリボン21aを2か所で切断
する。カッターユニット27は薄板11の並びピッチの2倍
のピッチでチェーン26に取り付けられており、各カッタ
ーユニット27が上述のような動作を繰り返すことによ
り、ビロードリボン21aは各薄板11毎に切断される。ビ
ロードリボン21aの切断後、カッターユニット27が薄板1
1とともに移動すると、カッター29は板カム47の作用に
より薄板11から下方に離れ、またワーク押え33は板カム
42の作用によりビロードリボン21aから上方に離れ、そ
れぞれ待機位置に戻る。なお他方のビロードリボン21b
も、リボン切断機構25bにより同じように切断される。
置)に到達する少し前に、コロ35は板カム42の凸部42a
に乗り上げる。それにより位置決めピン34はスプリング
41の付勢力に抗してバケットコンベア15側に移動し、そ
の先端が1つのバケット16の位置決め穴16a内に嵌入す
る。それによりカッターユニット27とバケット16との同
期移動が、さらに確実化される。またこの位置決めピン
34の移動にともなって移動部材36がバケットコンベア15
側に移動するので、それまで待機位置(薄板11から上方
に離れた位置)にあったワーク押え33が第4図中時計方
向に揺動し、ビロードリボン21aを上方から押え付け
る。この後にカッターユニット27は第3図図示のリボン
切断位置に到達するが、このときコロ45が板カム47の凹
部47a内に入り込む。したがってスプリング46の付勢力
によって連結部材44が上方に移動するので、それまで待
機位置(薄い板11から下方に離れた位置)にあったカッ
ター29が第4図中反時計方向に揺動し、薄板11と薄板11
との間に入り込んでビロードリボン21aを2か所で切断
する。カッターユニット27は薄板11の並びピッチの2倍
のピッチでチェーン26に取り付けられており、各カッタ
ーユニット27が上述のような動作を繰り返すことによ
り、ビロードリボン21aは各薄板11毎に切断される。ビ
ロードリボン21aの切断後、カッターユニット27が薄板1
1とともに移動すると、カッター29は板カム47の作用に
より薄板11から下方に離れ、またワーク押え33は板カム
42の作用によりビロードリボン21aから上方に離れ、そ
れぞれ待機位置に戻る。なお他方のビロードリボン21b
も、リボン切断機構25bにより同じように切断される。
以上のようにして左右両端部にそれぞれビロードリボン
21a、21bが貼着された状態となった薄板11は、バケット
コンベア15によって集積部30に搬送され、ここで順次集
積される。こうして集積された薄板11は、次に円筒状の
曲げ加工してパトローネ胴板を形成する工程に供給され
る。
21a、21bが貼着された状態となった薄板11は、バケット
コンベア15によって集積部30に搬送され、ここで順次集
積される。こうして集積された薄板11は、次に円筒状の
曲げ加工してパトローネ胴板を形成する工程に供給され
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明のパトローネ胴板へのリ
ボン貼着装置においては、カッターユニットを薄板と同
期移動させることにより、薄板の搬送を続けながらビロ
ードリボンを切断可能となっているので、ビロードリボ
ン貼着処理速度は例えば薄板500〜600枚/分程度と従来
に比べて飛躍的に高まる。したがって本発明は、パトロ
ーネの生産性向上に大いに寄与するものとなる。
ボン貼着装置においては、カッターユニットを薄板と同
期移動させることにより、薄板の搬送を続けながらビロ
ードリボンを切断可能となっているので、ビロードリボ
ン貼着処理速度は例えば薄板500〜600枚/分程度と従来
に比べて飛躍的に高まる。したがって本発明は、パトロ
ーネの生産性向上に大いに寄与するものとなる。
第1図は本発明の一実施例によるリボン貼着装置を示す
平面図、 第2図は上記実施例装置のビロードリボン圧着部を詳し
く示す斜視図、 第3図、第4図はそれぞれ、上記実施例装置のリボン切
断機構の平面図と一部破断立面図、 第5図は上記リボン切断機構の一部を示す側面図、 第6図は上記実施例装置の薄板搬送手段を詳しく示す側
面図である。 10……圧着部、11……薄板 11a、11b……薄板の左右端部 14……高周波加熱装置、15……バケットコンベア 16……バケット、17……バケットの爪 20……リボン切断部 21a、21b……ビロードリボン 23a、23b……ローラ対 25a、25b……リボン切断機構 26……チェーン、27……カッターユニット 28……スプロケット、29……カッター 33……ワーク押え、34……位置決めピン 35、45……コロ、42、47……板カム
平面図、 第2図は上記実施例装置のビロードリボン圧着部を詳し
く示す斜視図、 第3図、第4図はそれぞれ、上記実施例装置のリボン切
断機構の平面図と一部破断立面図、 第5図は上記リボン切断機構の一部を示す側面図、 第6図は上記実施例装置の薄板搬送手段を詳しく示す側
面図である。 10……圧着部、11……薄板 11a、11b……薄板の左右端部 14……高周波加熱装置、15……バケットコンベア 16……バケット、17……バケットの爪 20……リボン切断部 21a、21b……ビロードリボン 23a、23b……ローラ対 25a、25b……リボン切断機構 26……チェーン、27……カッターユニット 28……スプロケット、29……カッター 33……ワーク押え、34……位置決めピン 35、45……コロ、42、47……板カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹井 弘 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−143841(JP,A) 実開 昭63−74638(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】曲げ加工されてパトローネ胴板となる薄板
の左右両端部にビロードリボンを貼着する装置であっ
て、 複数の前記薄板を互いに前端と後端とが近接する状態に
並べて連続搬送する搬送手段と、 接着剤が塗布された長尺の2本のビロードリボンを、搬
送されている前記薄板の左右両端部にそれぞれ押し当て
て連続的に貼着させる圧着手段と、 複数のカッターユニットを、前記ビロードリボンが貼着
された薄板の側方部分において該薄板の搬送方向と同方
向に同期移動するように循環させるとともに、同期移動
しているカッターユニットのカッターを前記薄板の前端
と後端との間に入り込むように揺動させて前記ビロード
リボンを切断するリボン切断機構とからなることを特徴
とするパトローネ胴板へのリボン貼着装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21994286A JPH0686268B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | パトロ−ネ胴板へのリボン貼着装置 |
EP19870113645 EP0260701B1 (en) | 1986-09-18 | 1987-09-17 | Method of and apparatus for making cartridge shell plate for films |
EP19920100883 EP0480913B1 (en) | 1986-09-18 | 1987-09-17 | Apparatus for adhering ribbons to cartridge shell plate |
DE3751500T DE3751500T2 (de) | 1986-09-18 | 1987-09-17 | Apparat zum Anbringen von Streifen auf Gehäusebleche. |
DE3750921T DE3750921T2 (de) | 1986-09-18 | 1987-09-17 | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Hülsen für Filmpatronen. |
US07/098,656 US4862579A (en) | 1986-09-18 | 1987-09-18 | Apparatus for adhering ribbons to cartridge shell plate |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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-
1986
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Also Published As
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