JP4281028B2 - シートの搬送機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの搬送機構及びシートの搬送方法に関するものであり、特に、写真処理装置に適したものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、写真処理装置、印刷装置、圧延装置等、シート状の被処理物を扱う装置にあっては、処理内容の異なる装置を複数配置し、該装置間を搬送機構により被処理物を搬送して、それぞれの装置で被処理物に異なる処理を順次施した後、被処理物を結果物として取り出す構成が採用されている。
【0003】
この場合、写真処理装置を例にとって概略を述べると、マガジンに収容されたロール状の感光材料を引出し、カッタにより所定長さに切断し、切断された感光材料に露光装置で露光処理を施し、最後に現像処理装置にて現像処理を施した後、該感光材料を写真として得るものであり、このマガジンからカッタ、カッタから露光装置、露光装置から現像処理装置の間の感光材料の搬送は、搬送機構により行われる。
【0004】
そして、かかる搬送機構には、構造が簡単で、安価に製作できるという利点から、シートを一対のローラーで挟持し、ローラーの回転によりシートを搬送するというローラー搬送方式を採用したものが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ローラー搬送による搬送機構においては、対向するローラーの軸芯の平行度等の位置精度が悪いと、搬送経路におけるシートの蛇行が発生するという問題が生じ、特に、装置の長期間使用によりローラーが劣化している場合には、ローラーのシートに対する面圧が局部的に相違して、シートを平行移動することができないため、シートの蛇行がさらに増長されるものであった。
【0006】
従って、かかる問題を解消するために、搬送されるシートの幅規制を行うべく、搬送されるシートの幅方向両端に沿って蛇行防止ガイドを設けなければならず、装置が複雑化、大型化するという問題があった。
【0007】
また、蛇行防止ガイドを設けたとしても、シートには、加工上の問題で幅方向に寸法誤差が生じているため、この寸法誤差に影響されず如何なるシートをも蛇行防止ガイド間を通過させるには、該蛇行防止ガイド間の間隔を広めに設定しなければならず、従って、蛇行防止ガイド間の間隔より幅狭のシートにあっては、シートの蛇行を完全に規制することができないという問題があった。
【0008】
さらに、前記蛇行防止ガイドの間隔が一のシートの幅に設定された場合、2以上のシートを並列に搬送することができず、また、2以上のシートを並列に搬送できるように蛇行防止ガイドの間隔を設定したならば、一のシートを単列に搬送した際の、シートの蛇行を全く規制することができず、従って、シートを単列又は2以上の並列で搬送させるためには、単列用の蛇行防止ガイドと、2以上の並列用の蛇行防止ガイドとを設ける必要があり、装置が複雑になると共に、この蛇行防止ガイドの調整作業が極めて煩雑になるという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は上記の如き問題点に鑑みてなされたもので、シートの搬送経路に蛇行防止ガイドを設けずとも、シートの蛇行を好適に防止することができ、しかも、2以上のシートを並列で搬送することができるシートの搬送機構及びシートの搬送方法を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るシートの搬送機構は、シート状の被処理物である感光材料をロール状にして収容するマガジン2と、感光材料に対して露光を行う露光部6と、マガジン2から供給される所定長さの感光材料を露光部6に搬送する搬送装置5とを備え、この搬送装置5は、露光部6における感光材料の幅方向の位置ずれを防止すべく、マガジン2と露光部6とを結ぶ軌道16を構成する搬送レール16を表面側に有するベース15に取り付けられることでこの搬送レール16に沿って移動可能な搬送体17と、搬送体17に設けられるとともに前記感光材料を保持可能な保持体34とを備え、前記搬送体17が、搬送方向に対する横方向に沿って設けられた移動用レール28を裏面側に有する前記ベース15に取り付けられ、かつこの移動用レール28に沿ってベース15と共に移動することで、2以上の感光材料を保持体34により並列に保持するように構成されてなることを特徴とする。
【0011】
上記構成からなるシートの搬送機構にあっては、マガジン2から供給されるシートを保持体34が保持した後、搬送体17を軌道16に沿って、露光部6に移動させ、シートの次の処置を行うものである。
【0012】
また、本発明に係るシートの搬送機構は、前記保持体34が、感光材料を案内する一対のガイド板41,41と、これらのガイド板41,41間に形成される感光材料の搬送経路において感光材料を圧着する少なくとも二組の圧着体46,47とを備える構成を採用できる。
【0013】
また、上記構成からなるシートの搬送機構にあっては、まず、保持体34がシート状の感光材料を保持した後、該シートの幅以上の量で搬送体17を搬送方向に対する横方向に移動させた状態で、新たなシートを保持するものである。
従って、この動作を繰り返すことで、保持体34に2以上のシートを並列に保持させることができると共に、2以上のシートを並列に搬送することができる。
【0014】
さらに、本発明に係るシートの搬送機構は、異なる位置に配置される複数のマガジン2,2に収容される感光材料を選択して保持すべく、前記保持体34が、前記搬送体17に対して位置変更可能な構成を採用することができる。
【0015】
上記構成からなるシートの搬送機構にあっては、搬送体17に対して保持体34の位置変更を行うことで、位置が異なる2以上の感光材料を選択して保持することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシートの搬送機構を採用した写真処理装置の実施形態を図面を参酌しつつ説明するが、まず始めに、本実施形態における写真処理装置の概略構成及び感光材料の処理態様について図1に基づき説明する。
【0017】
図1は、写真処理装置のプリンタ部を示す全体概略図である。シート状の被処理物としての感光材料をロール状にして収容したマガジン2,2 から装置本体1 内に供給された感光材料A, Bは、搬送経路上に位置するカッタ3 により所定長さに切断された後、振分け部4 でシートの搬送機構としての搬送装置5 により両方若しくは何れか一方が選択されると共に、次の露光部6 へ搬送される。
【0018】
そして、該露光部6 に搬送され、露光部搬送装置7 に受け渡された感光材料は、例えばCCD電荷結合素子等の撮像素子からなる光学読取器で撮像され、光源部5 から光ファイバーケーブルを介して供給されるフィルムの画像データに基づき、例えば一例としてPLZTを採用した移送露光式の露光ヘッド9 により、露光部6 内を所定の速度で搬送されながらデジタル画像の露光が行われる。
【0019】
しかる後、露光が行われた感光材料は、送りローラ、駆動ローラ等のローラ10を介して次工程である現像処理等を行う図示しないプロセッサ部に搬送されると共に、現像処理が施され、写真として完成されるものである。
【0020】
次に、本実施形態に係る写真処理装置の特徴部分である搬送装置5 について図面を参酌しつつ説明する。
図1乃至図4に示す如く、搬送装置5 は、平板状のベース15と、該ベース15の表面側に配設された搬送レール16,16 に沿って可動な搬送体17,17 と、ベース15を搬送レール16の横方向に移動させるための移動機構18とを具備してなる。
【0021】
前記ベース15は、横長の方形状をなし、本実施形態にあっては、感光材料が上下方向に搬送されるゆえ、ベース15の板面が鉛直方向となるように装置本体1 内に配置されている。
【0022】
また、ベース15の表面側(露光ヘッド9 側)の左右両端縁付近には、搬送される感光材料の中心線C(以下、搬送中心Cという)と平行且つ搬送中心Cから同一距離の位置に前記搬送レール16,16 が配設され、該搬送レール16,16 上をそれぞれ移動可能な走行体20に前記搬送体17を取付けることで、該搬送体17,17 は、搬送レール16,16 を軌道として移動が可能となる。
【0023】
さらに、ベース15の裏面側には、二つの搬送用モータ21,21 が固着されると共に、該搬送用モータ21の駆動軸に駆動用プーリ22が軸着される一方、ベース15の表面側であって、搬送レール16の両端部付近には、ベース15に回動自在に軸支されたプーリ23,24 が設けられ、これらのプーリ22,23,24には、無端ベルト25が巻き掛けられ、しかも、プーリ23,24 間の無端ベルト25の一方が搬送レール16と平行になるようになされている。
【0024】
そして、搬送体17には、前記搬送レール16と平行状態にある無端ベルト25に係止可能な係止体26が取付けられてなり、搬送用モータ21,21 を駆動することで、無端ベルト25,25 が回動し、それに伴って搬送体17,17 が搬送レール16,16 に沿って移動するように構成されている。
【0025】
この際、二つの搬送用モータ21,21 を同期して駆動することで、二つの搬送体17,17 を同期して移動させることが可能であり、また、二つの搬送用モータ21,21 を別々に駆動することで、二つの搬送体17,17 を別々に移動させることも可能である。
【0026】
また、前記移動機構18は、搬送レール16と直交し且つベース15の左右両端部に亘ってベース15の裏面側に配設された左右移動用レール28と、該左右移動用レール28上を移動可能な走行体29,29 と、該走行体29,29 を支持して装置本体1 側に固着された基台30と、前記左右移動用レール28と平行且つ基台30に回動自在に軸支されたボールネジ31と、該ボールネジ31に螺合すると共にベース15に固着されたナット32と、ボールネジ31を回転制御する移動用モータ33とからなる。
【0027】
そして、移動用モータ33を駆動することで、ボールネジ31が回転すると共に、該ボールネジ31のリードに沿ってナット32が搬送中心Cと直交する方向に移動し、それに従ってベース15が基台30、即ち、装置本体1 に対し、搬送中心Cと直交する方向に移動するように構成されている。
【0028】
また、前記搬送体17は、感光材料A,Bを保持可能な保持体34と、該保持体34に突設された軸34a を回動自在に軸支する支持体36とを具備してなり、該支持体36が前記レール16上の走行体20に取付けられ、該支持体35に前記係止体26が取付けられている。
【0029】
そして、図5に示す如く、前記保持体34の一端には、前記軸34a と平行に円柱状の案内ピン36が突設される一方、ベース15には、搬送体17の移動方向に平行に側板37が取付けられてなり、さらに、側板37には、保持体34の案内ピン36を挿通可能な案内溝38が、搬送体17の移動に伴う案内ピン36の移動を許容する形状で形成されている。
【0030】
しかも、前記案内溝38は、振分け部4 にて二股に分岐しており、さらに、その二股部のそれぞれ末端には、保持体34の二本の案内ピン36,36 を係止可能とすべく、二箇所の凹部38a,38a が形成されている。
【0031】
さらに、振分け部4 にて前記側板37には、経路切換手段としての案内杆39が回転自在に軸支されている。
【0032】
尚、前記側板37は、二つの保持体34,34 に対応すべく、該保持体34,34 の側方、即ち、ベースの両端縁付近にそれぞれ設けられ、側板37,37 が保持体34,34 を挟み込む態様となる。
また、前記案内杆39は、側板37,37 のそれぞれに対応して二つ設けられ、しかも、二つの案内杆39,39 は、側板37,37 に軸支される軸に取付けられ、従って、軸の回転により、二つの案内杆39,39 が同期して回転するよう構成されている。
【0033】
従って、前記案内杆39を二つの対向する搬送ローラからなる感光材料Aの第一受渡し部11側に回転させることで、保持体34は、案内ピン36が案内杆39の案内面39a に沿いつつ、軸34a を中心として感光材料Bの第二受渡し部12側に回転、移動する一方、前記案内杆39を第二受渡し部12側に回転させることで、保持体34は、案内ピン36が案内杆39の案内面39b に沿いつつ、軸34a を中心として第一受渡し部11側に回転、移動する。
【0034】
その結果、支持体35に回転自在に軸支された保持体34が、案内溝38及び案内杆39により、第一受渡し部11と第二受渡し部12との二方向に回転して支持体35に対し位置変更することで、保持体34は、それぞれ、マガジン2,2 から供給された、振分け部4 への送り込み位置の相違する感光材料A,Bの何れをも保持することができる。
【0035】
また、前記保持体34は、図6及び図7に示す如く、断面視凹状の枠体40の中央部に、所定の間隔を有して搬送中心Cに平行且つ先端が互いに離間して開放した一対のガイド板41,41 を設けてなり、該ガイド板41,41 間に感光材料A,Bが挿入可能に形成されている。
【0036】
また、枠体40の凹状部であって、ガイド板41で仕切られた一方側には、該枠体40の底面40a に沿ってD方向に摺動可能な可動体42が配置されている。
【0037】
しかも、前記可動体42の長手方向所定間隔に孔42a,…が穿設されると共に、該孔42a,…にスプリング43, …を挿入して、可動体42と枠体40の内側面40b との間に該スプリング43, …を介装させることで、可動体42は、常時ガイド板41側に付勢された状態となる。
【0038】
また、前記可動体42の長手方向所定間隔であって、孔42a,42a 間の、該孔42a と反対側には、ガイド板41側に開口する切欠部42b,…が形成されると共に、該切欠部42b,…には、該切欠部42b,…を連通するように可動体42の長手方向に挿通された軸44に軸支された小判型のカム45, …が配置されている。
【0039】
従って、スプリング43, …によりガイド板41側に付勢された可動体42は、カム45, …に当接することで、移動が規制されると共に、軸44の回動によりカム45, …が回動し、可動体42の位置変更が行われる。
【0040】
また、前記可動体42のガイド板41側であって、スプリング43, …と対向する位置には、ガイド板41,41 間に形成された搬送経路に臨出する圧着体46, …が付着される一方、枠体40には、搬送経路を挟んで前記圧着体46, …と対向する位置に圧着体47, …が付設されている。
【0041】
さらに、前記圧着体46は直径が8mmである円柱状に形成される一方、前記圧着体47は、圧着体46の断面より大きい断面を有する角柱状に形成され、それぞれの圧着体46,47 の対向する端面(圧着面)は、可動体42の移動方向Dに対して直交した平面に形成されている。
【0042】
尚、前記圧着体46及び圧着体47は、その軸芯が互いに一致し、しかも、可動体42の移動方向Dと平行となるように配置されている。
【0043】
また、本実施形態において、前記圧着体46及び圧着体47は、図6(ロ)に示す如く、一の保持体34に三箇所設けられ、しかも、感光材料が如何なる経路から送り込まれても、必ず、少なくとも二組の圧着体46,47 で保持可能となるように設定されている。
例えば、最小幅の感光材料(本実施形態においては、3.25インチ幅)が搬送中心C1を中心として送り込まれた場合、感光材料の幅がL1(3.25インチの半分)までとなるが、この場合、感光材料は、圧着体46a 及び圧着体47a と、搬送中心C1を中心として線対称位置に位置する図示しない他方の保持体34の圧着体46a 及び圧着体47a との二箇所で圧着、保持される。
また、最大幅の感光材料(本実施形態においては、12インチ幅)が搬送中心C1を中心として送り込まれた場合、感光材料の幅がL2(12インチの半分)までとなるが、この場合、感光材料は、圧着体46a 及び圧着体47a と、圧着体46b 及び圧着体47b と、圧着体46c 及び圧着体47c と、他方の保持体34の圧着体46a 及び圧着体47a と、他方の保持体34の圧着体46b 及び圧着体47b と、他方の保持体34の圧着体46c 及び圧着体47c との六箇所で圧着、保持される。
さらに、ベース15が移動して、最小幅の感光材料が搬送中心C2を中心として送り込まれた場合、感光材料の幅がL3(3.25インチ)となるが、この場合、感光材料は、圧着体46b 及び圧着体47b と、圧着体46c 及び圧着体47c との二箇所で圧着、保持される。
【0044】
本実施形態に係る写真処理装置は以上の構成からなり、以下に前記搬送装置5 の保持体36による感光材料の保持態様について説明する。
まず、図5に示す如く、感光材料を受け渡す側の装置としての第一受渡し部11側に、案内杆39を回転した後、搬送体17を振分け部4 側に移動、進入させることで、保持体34を、案内溝38の二股部のうち第二受渡し部12側に、軸34a を中心として回転しながら移動させ、二つの案内ピン36,36 をそれぞれ凹部38a に係止させる。
【0045】
かかる状態にあっては、保持体34は、第二受渡し部12で待機する感光材料Bに対し、直交した状態、即ち、保持体34のガイド板41,41 の開放側端が感光材料Bと対峙すると共に、ガイド板41,41 が感光材料Bと平行となり、且つ、感光材料Bの延長線がガイド板41,41 間を通過するような状態となる。かかる状態を以下、待機状態ということとする。
【0046】
尚、保持体34を第一受渡し部11側に移動させるためには、案内杆39を上述とは逆の方向、即ち、第二受渡し部12側に回転させる必要があるが、この時、保持体34を一旦案内溝38の二股部から退避させた状態で、案内杆39を第二受渡し部12に回転させることが望ましい。
【0047】
そして、図8(イ)に示す如く、保持体34が第一受渡し部11若しくは第二受渡し部12に対し、感光材料の受渡しが可能な状態となったならば、駆動ローラを回転して感光材料A,Bを保持体34のガイド板41,41 間に挿入させた後、図8(ロ)に示す如く、カム45を可動体42から離間させるように回転させる。
【0048】
この時、可動体42がスプリング43の付勢により、枠体40の底面40a に沿って摺動して感光材料A,B側に移動することで、感光材料A,Bは、圧着体46,47 に圧着、保持されることとなる。
【0049】
本実施形態に係る搬送装置5 の保持体36による感光材料の保持態様は以上の如くであり、以下に感光材料の搬送態様について説明する。
因みに、本実施形態に係る感光材料の搬送態様は、カッタ3 で所定長さに切断された一枚の感光材料を単独で搬送する一列搬送と、カッタ3 で所定長さに切断された二枚の感光材料を並列に搬送する二列搬送との二態様があり、6インチ以下の幅であって、送り方向長さが7インチ以上の感光材料、及び、6インチ以上の幅の感光材料は一列搬送で、また、6インチ以下の幅であって、送り方向の長さが7インチ以下の感光材料は二列搬送で搬送される。
【0050】
そこで、まず始めに一列搬送について、図9乃至図11に基づき説明する。
尚、以下の搬送態様の説明においては、保持体34が、第一受渡し部11側若しくは第二受渡し部12側へ回転した状態は図面的に現さず、保持体34が回転することなく搬送レール16,16 に対して平行移動することで感光材料が搬送されるものと仮想して説明する。
【0051】
図9は、二つの搬送体17,17 を振分け部4 側に移動、進入させることで、二つの保持体34,34 が案内溝38,38 及び案内杆39,39 により待機状態にある図である。この時の待機状態は、第一受渡し部11及び第二受渡し部12での何れの待機状態であってもよいが、便宜上、第一受渡し部11での待機状態とする。
【0052】
そして、かかる状態から、図10に示す如く、搬送ローラを駆動して第一受渡し部11から感光材料Aを保持体34側に送り出すことで、感光材料Aをガイド板41,41 間に挿入し、しかる後、保持体34を操作して該保持体34により感光材料Aを保持する。
この時、感光材料Aの搬送中心Cと、ベース15の中心とが一致しているため、感光材料Aは、二つの保持体34,34 により均等に保持されることとなる。
【0053】
しかる後、図11に示す如く、二つの搬送体17,17 を同期して移動せしめ、感光材料Aを次の装置であり、感光材料を受け取る側の装置である露光部6 の露光部搬送装置7 に搬送するものである。
【0054】
次に、二列搬送について、図12乃至図16に基づき説明する。
図12は、二つの搬送体17,17 を振分け部4 側に移動、進入させることで、二つの保持体34,34 が案内溝38,38 及び案内杆39,39 により待機状態にある図である。この時の待機状態は、第一受渡し部11及び第二受渡し部12での何れの待機状態であってもよいが、便宜上、第一受渡し部11での待機状態とする。
尚、以下の説明において、ベース15の右側に位置する構成を搬送体17(A) 、保持体34(A) 、ガイド板41(A) とし、ベース15の左側に位置する構成を搬送体17(B) 、保持体34(B) 、ガイド板41(B) とする。
【0055】
そして、かかる状態から、図13に示す如く、カッタ3 で所定長さに切断された感光材料A1を保持体34(A) により保持すべく、ベース15を移動した状態で、搬送ローラを駆動して第一受渡し部11から感光材料A1を保持体34(A) 側に送り出すことで、感光材料A1をガイド板41(A) ,41 (A) 間に挿入し、保持体34(A) を操作して該保持体34(A) により感光材料Aを保持した後、搬送体17(A) を振分け部4 から退避させるようにして移動することで、第一受渡し部11から感光材料A1を完全に引き出す。
尚、感光材料A1を引き出すために移動した搬送体17(A) の状態は図面的に現さないものとする。
【0056】
また、図14に示す如く、搬送体17(A) により感光材料A1が第一受渡し部11から引き出された後は、保持体34(B) で新たな感光材料A2を保持すべく、ベース15を移動する。
【0057】
そして、図15に示す如く、搬送ローラを駆動して第一受渡し部11から感光材料A2を保持体34(B) 側に送り出すことで、感光材料A2をガイド板41(B) ,41 (B) 間に挿入し、保持体34(B) を操作して該保持体34(B) により感光材料A2を保持した後、搬送体17(B) を振分け部4 から退避させるようにして移動することで、第一受渡し部11から感光材料A2を完全に引き出す。
尚、感光材料A2を引き出すために移動した搬送体17(B) の状態は図面的に現さないものとする。
【0058】
しかる後、図16に示す如く、ベース15の中心を搬送中心Cに一致させるべく、ベース15を移動した後、二つの搬送体17(A),17(B) を同期して移動せしめ、感光材料A1及びA2を次の装置である露光部6 の露光部搬送装置7 に並列に同時搬送するものである。
【0059】
そして、かかる並列に搬送された感光材料A1、A2は、露光部搬送装置7 に送り込まれた後、露光部6 内を所定の速度で並列に搬送されながら、横長の有効描画領域を有する露光ヘッド9 により、感光材料A1、A2のデジタル画像の露光が同時に行われることとなる。
【0060】
以上より、本実施形態に係るシートの搬送機構としての搬送装置5 にあっては、感光材料が保持部34に対して位置擦れを起こすことなく確実に保持されるため、第一受渡し部11若しくは第二受渡し部12から露光部搬送装置7 までの間に、蛇行することなく感光材料を搬送することができるという利点を有する。
【0061】
従って、従来のローラ搬送に必須機構であった蛇行防止ガイドを設ける必要がなく、装置全体を簡素化することができるという利点を有する。
【0062】
また、搬送レール16を感光材料の搬送すべき方向と一致するように調整すれば、第一受渡し部11若しくは第二受渡し部12における感光材料を搬送すべき方向に正確に平行搬送することができるため、露光部6 における感光材料の幅方向の位置擦れを無くすことができ、感光材料に対して良好な位置に露光を行うことができるという利点を有する。
【0063】
そこで、第一受渡し部11における感光材料の搬送中心と、第二受渡し部12における感光材料の搬送中心とをその幅方向で位置合わせしておくことで、第一受渡し部11から供給された感光材料Aであるか、第二受渡し部12から供給された感光材料Bであるかを問わず、露光部6 における感光材料の幅方向の位置擦れを無くすことができるという利点を有する。
【0064】
また、二つの保持部34,34 は、それぞれ、6インチ幅の感光材料を保持できる長さに形成されているため、それぞれの保持部34が6インチ幅の感光材料を保持することで、感光材料の二列に並列させて同時搬送を行うことができるという利点を有する。
【0065】
さらに、6インチ幅以上の感光材料、例えば、12インチ幅の感光材料であっても、二つの保持部34,34 により均等に保持することができるため、感光材料が二つの保持部34,34 に対して位置擦れを起こすことなく、好適に一列搬送を行うことができるという利点を有する。
【0066】
また、幅狭の感光材料を二列搬送して同時露光することで、露光ヘッド9 の幅広な有効描画領域を十分に活用することができると共に、露光処理作業の効率化、時間短縮化を図ることができるという利点を有する。
【0067】
従って、従来の露光ヘッドに比して比較的露光処理時間がかかる本実施形態における例えば一例としてPLZTを採用した露光ヘッド9 であっても、二列搬送することで、写真処理速度を損なうことなく写真処理を効率良く行うことができるという利点を有する。
【0068】
また、本実施形態のシートの保持機構としての保持部34にあっては、感光材料を圧着体46,47 の平面部で保持する構成であるため、安定した保持を行うことができるという利点を有する。
【0069】
さらに、如何なる幅の感光材料であっても、最低二箇所で保持することができるよう保持体34,34 は構成されているため、感光材料の圧着体46,47 に対する位置擦れを好適に防止することができ、従って、適正な位置状態で感光材料を露光部6 に搬送することができるという利点を有する。
【0070】
しかも、圧着体46が感光材料の面に対して直交する方向で出退して、感光材料の保持及び保持解除を行うため、感光材料に圧着体46の引っ掻き傷が付くことがなく、特に感光材料の乳剤面(感光材料の圧着体46側の面)を損傷することなく、乳剤面を露光及び現像に好適な状態のまま、露光部6 に搬送することができるという利点を有する。
【0071】
また、圧着体46の圧着面が直径8mmの面であるため、感光材料に対する圧着面積が極小化され、従って、感光材料の乳剤面を損傷することなく、好適な状態に維持して露光部6 に搬送することができるという利点を有する。
【0072】
さらに、感光材料の保持及び保持解除が、カム45, …の回転によるものであり、従来の機構に比して機構が簡素化されているため、保持体34を小型化、軽量化することができるという利点を有する。
【0073】
また、この際、複数のカム45, …は、一本の軸44により連動し且つ全てのカム45, …の位相が一致しているため、可動体42を平行摺動させることができ、従って、全ての圧着体46, …を同時に感光材料に接触、若しくは、同時に感光材料から離間させることが可能となることで、感光材料の保持時及び保持解除時における感光材料の位置擦れを好適に防止することができるという利点を有する。
【0074】
さらに、圧着体46は、極めて簡素な構成であるため、製作コストを低減することができるという利点を有する。
【0075】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
即ち、搬送装置5 は、上記実施形態に限定されず、設計変更可能であり、要は、従来の蛇行防止ガイドを設けず、感光材料を蛇行させることなく、露光部6 の適正な位置に搬送することができる構成であれば、本発明の意図するところである。
【0076】
従って、搬送体17の搬送手段も、上記の如く、無端ベルト25の回動によるものでなく、送りネジ機構、歯車機構であってもよく、その他の機構であってもよい。
【0077】
また、搬送体17の移動するための軌道としては、上記の搬送レール17に限定されず、搬送体17が一定軌跡を描きながら移動することができるものであれば、軌道の形態は問わず、例えば、コの字状の断面を有するレールに対し、該レール内を転動可能なコロを搬送体17に取付けたならば、レールを曲線にして、搬送体17を曲線的に移動させることも可能である。
【0078】
また、搬送における感光材料の保持態様も問わず、保持体34に対して感光材料の位置擦れを起こさない構成であればよい。
【0079】
さらに、装着されるマガジン2 の数量も二個に限定されず、三個以上であってもよく、この際、感光材料を受け渡す側の装置である第一受渡し部11、第二受渡し部12の他に、さらに第三、第四、…の受渡し部を設けることとなるが、保持体34が、任意のマガジンの感光材料を選択できるようにするためには、案内溝38、案内杆39等、振分け部4 の構成を変更する必要がある。
【0080】
また、二列搬送する際の振分け部4 での感光材料の選択態様も、上記実施形態の如く、二つの保持体34,34 が第一受渡し部11若しくは第二受渡し部12の何れかのみから感光材料を受け取るのではなく、一方の保持体34は、第一受渡し部11から感光材料を受取り、他方の保持体34は、第二受渡し部12から受取るという態様であってもよい。
即ち、二つの搬送体17,17 を案内溝38の振分け部4 から退避させた状態で、案内杆39を第一受渡し部11側に回転させた後、一方の搬送体17を振分け部4 側に移動させると共に、該搬送体17の保持体34を第二受渡し部12側に回転、移動させ、該第二受渡し部12の感光材料Bを保持し、さらに、第二受渡し部12から感光材料Bを完全に引き出すべく、搬送体17を振分け部4 から退避させる。
そして、案内杆39を第二受渡し部12側に回転させた後、ベース15を移動させ、他方の搬送体17を振分け部4 側に移動させると共に、該搬送体17の保持体34を第一受渡し部11側に回転、移動させ、該第一受渡し部11の感光材料Aを保持し、さらに、第一受渡し部11から感光材料Aを完全に引き出すべく、搬送体17を振分け部4 から退避させる。
しかる後、それぞれ感光材料を保持した二つの搬送体17を同期移動させることで、次の装置である露光部搬送装置7 に二つの感光材料を同時搬送するという態様である。
【0081】
さらに、搬送装置5 は、シートの搬送機構として、第一受渡し部11若しくは第二受渡し部12と露光部6 との間の搬送手段として採用されるものに限定されず、その他の箇所におけるシートの搬送に採用されるものであってもよく、また、上記実施形態における写真処理装置のみに採用されるものではない。
そして、搬送対象も感光材料に限定されず、シート状のものであれば、同一構成で対応することができる。
【0082】
また、上記実施形態においては、感光材料の最小幅が3.25インチであり、最大幅が12インチのものを採用したが、感光材料のサイズはこれらのものに限定されず、写真処理装置の諸元に応じて適宜変更可能である。
【0083】
【発明の効果】
叙上の如く、本発明に係るシートの搬送機構は、シート状の被処理物を受け渡す側の装置と該被処理物を受け取る側の装置とを結ぶ軌道上を移動可能な搬送体が設けられ、搬送体に被処理物を保持するための保持体が設けられているため、従来のローラー搬送の如く、蛇行防止ガイドを設けずとも、シートの蛇行を好適に防止することでき、従って、被処理物を受け取る側の装置に対して正確な位置状態にシートを搬送することができる。
【0084】
また、本発明に係るシートの搬送機構は、搬送体が搬送方向に対する横方向に移動することで、2以上の被処理物を保持することができるため、2以上のシートを並列で搬送することができ、シートの搬送効率を高めることができる。
【0085】
さらに、本発明に係るシートの搬送機構は、保持体が搬送体に対して位置変更可能であるため、被処理物を受け渡す側の装置に異なって位置する2以上の被処理物を選択して保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す写真処理装置の全体概略図。
【図2】同実施形態の搬送装置の概略側面図。
【図3】同実施形態の搬送装置の概略正面図。
【図4】同実施形態の搬送装置であって、図2のP−P線矢視図。
【図5】同実施形態の搬送装置の振分け部の要部側面図。
【図6】同実施形態の搬送装置の保持部であって、(イ)は、平面図、(ロ)は、保持部の圧着体の配置図。
【図7】同実施形態の搬送装置の保持部であって、図6(イ)のQ−Q線断面図。
【図8】同実施形態の搬送装置の保持部の断面図であって、(イ)は圧着体が離間している状態、(ロ)は圧着体が接触して感光材料が保持された状態。
【図9】同実施形態の一列搬送における搬送装置であって、待機状態を示す正面図。
【図10】同実施形態の一列搬送における搬送装置であって、感光材料を保持した状態を示す正面図。
【図11】同実施形態の一列搬送における搬送装置であって、感光材料が搬送されている状態を示す正面図。
【図12】同実施形態の二列搬送における搬送装置であって、待機状態を示す正面図。
【図13】同実施形態の二列搬送における搬送装置であって、ベースが一方側に移動し、一方側の保持体で感光材料を保持した状態を示す正面図。
【図14】同実施形態の二列搬送における搬送装置であって、ベースが他方側に移動し、待機状態を示す正面図。
【図15】同実施形態の二列搬送における搬送装置であって、他方側の保持体で感光材料を保持した状態を示す正面図。
【図16】同実施形態の二列搬送における搬送装置であって、二つの感光材料が搬送されている状態を示す正面図。
【符号の説明】
1 …装置本体、2 …マガジン、3 …カッタ、4 …振分け部、5 …搬送装置、6 …露光部、7 …露光部搬送装置、9 …露光ヘッド、11…第一受渡し部、12…第二受渡し部、15…ベース、16…搬送レール、17…搬送体、18…移動機構、21…搬送用モータ、22…駆動用プーリ、26…係止体、28…左右移動用レール、30…基体、33…移動用モータ、34…保持体、34a …軸、35…支持体、36…案内ピン、37…側板、38…案内溝、39…案内杆、40…枠体、41…ガイド体、42…可動体、43…スプリング、44…軸、45…カム、46…圧着体、47…圧着体
Claims (3)
- シート状の被処理物である感光材料をロール状にして収容するマガジン(2)と、感光材料に対して露光を行う露光部(6)と、マガジン(2)から供給される所定長さの感光材料を露光部(6)に搬送する搬送装置(5)とを備え、この搬送装置(5)は、露光部(6)における感光材料の幅方向の位置ずれを防止すべく、マガジン(2)と露光部(6)とを結ぶ軌道(16)を構成する搬送レール(16)を表面側に有するベース(15)に取り付けられることでこの搬送レール(16)に沿って移動可能な搬送体(17)と、搬送体(17)に設けられるとともに前記感光材料を保持可能な保持体(34)とを備え、
前記搬送体(17)が、搬送方向に対する横方向に沿って設けられた移動用レール(28)を裏面側に有する前記ベース(15)に取り付けられ、かつこの移動用レール(28)に沿ってベース(15)と共に移動することで、2以上の感光材料を保持体(34)により並列に保持するように構成されてなることを特徴とするシートの搬送機構。 - 前記保持体(34)は、感光材料を案内する一対のガイド板(41,41)と、これらのガイド板(41,41)間に形成される感光材料の搬送経路において感光材料を圧着する少なくとも二組の圧着体(46,47)とを備える請求項1に記載のシートの搬送機構。
- 異なる位置に配置される複数のマガジン(2,2)に収容される感光材料を選択して保持すべく、前記保持体(34)が、前記搬送体(17)に対して位置変更可能に構成されてなる請求項1または2に記載のシートの搬送機構。
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