JP4507139B2 - シート体ガイド手段および写真処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート体の処理を行う種々の装置に用いられるシート体ガイド手段に関し、特にこのシート体ガイド手段を用いて構成される写真処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
感光材料をロール状に形成して収納されたマガジン内から、感光材料を引き出した後にカットし、カットされたシート体たる感光材料に対して、露光処理および現像処理を行う写真処理処理装置は、従来から知られている。
【0003】
近年は、かかる写真処理装置におけるデジタル化が進み、例えば、PLZT(透光性圧電セラミックス)等を用いて形成された光シャッタ等から成る露光ヘッドを用いて、露光処理が行われている。このような露光ヘッドを用いた露光処理においては、一般に、一次元配列されたPLZT等に近接させた状態で、シート体たる感光材料を搬送させながら、露光処理を行っている。
【0004】
上述したように、シート体たる感光材料に対する露光処理が、露光ヘッドを用いて、搬送されながら行われる場合においては、搬送中(露光中)の感光材料に振動等が発生すると、感光材料上に形成される画像の品質が低下する。
【0005】
したがって、従来技術に係る写真処理装置においては、露光中の感光材料に対する振動等を防止して、露光処理部における露光およびピント等を安定させるために、ピント面を維持するガイド手段が設けられている。具体的には、シート体たる感光材料の表面(画像が形成される面)と裏面(表面の反対側の面)とを挟持すべく、感光材料の表面側および裏面側に、ガイド部が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術に係る写真処理装置は、以下のような問題を有していた。
【0007】
従来技術に係る写真処理装置においては、露光処理を行う際のピント面等を安定させるために、ガイド部が設けられているわけであるが、係る構成によれば、感光材料がガイド部を通過するたびに、ガイド部に対して紙粉等が付着する。ここで、紙粉等とは、感光材料をカットした際に発生する紙粉、および感光材料に付着した埃等をいう。
【0008】
本来、ガイド部は感光材料のピント面等を安定させるために設けられており、そのために、感光材料を挟持している各ガイド部(のガイド面)の間隔が所定の値に設定されている。しかし、上述のように、ガイド部に紙粉等が付着して堆積すると、その間隔が維持できなくなるため、適切な露光処理を行うことが困難となる。すなわち、従来技術に係る写真処理装置によれば、ガイド部に堆積した紙粉等によって、感光材料上に形成される画像の品質が低下する。
【0009】
従来技術に係る写真処理装置においては、このような原因による画質の低下を防止するために、露光処理部からガイド部を取り外して、ガイド部の清掃を行う等の煩雑な処理(以下「清掃処理」という。)をユーザ等が行う必要があり、その頻度が多いと、ユーザ等の負担が大きくなるという問題が生ずる。
【0010】
そこで、本発明は、上記従来技術に係る問題を解決するためになされたものであって、ユーザ等が行う清掃処理の頻度を低減させることが可能であるガイド部を有したシート体ガイド手段を提供することを課題とし、また、係るシート体ガイド手段を用いて構成された写真処理装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決するための本発明に係るシート体ガイド手段は、搬送されるシート体の一方の面側に位置する第一のガイド部51と、前記シート体の他方の面側に位置する第二のガイド部52とを備えたシート体ガイド手段50において、前記第一のガイド部51および前記第二のガイド部52の少なくとも一方のガイド部の前記シート体に近接する側に、溝部55が形成され、該溝部55は、シート体の搬送方向に沿うように形成されるとともに、シート体の搬送中心線Cを中心として、左右対称であって、シート体の端部が通過する位置に形成されたことを特徴としている。
【0012】
本発明に係るシート体ガイド手段によれば、前記第一のガイド部51および前記第二のガイド部52の少なくとも一方のガイド部の前記シート体に近接する側に、溝部55が形成されているので、その溝部55の深さの分だけ、各ガイド部51,52が紙粉等の堆積に耐え得ることとなる。すなわち、その溝部55の深さの分だけ紙粉等が溜まっても、前記シート体の案内に大きな影響を与えることはないので、その紙粉等が溜まる時間だけ、清掃処理を行う間隔を拡げることができる。したがって、本発明によれば、ユーザ等が行う清掃処理の頻度を低減させることが可能であるシート体ガイド手段を得ることができる。
【0013】
また、前記シート体が搬送される際の案内を、前記シート体ガイド手段にて行う場合には、前記シート体の端部が通過する位置が、通常は、最も紙粉等が堆積しやすい。したがって、この構成によれば、より効果的に(より紙粉等が堆積しやすい位置に)、前記溝部55を形成することが可能となり、上述した効果を有するシート体ガイド手段を比較的簡単に得ることができる。
また、本発明に係るシート体ガイド手段においては、前記溝部55が、シート体の単列搬送用の搬送中心線Cを中心として左右対称に形成されるとともに、単列搬送用の搬送中心線Cを中心として左右対称に設けられるシート体の並列搬送用の搬送中心線CA,CAのそれぞれを中心として左右対称に形成された構成が好ましい。
【0014】
また、本発明に係るシート体ガイド手段においては、前記溝部55が、異なる大きさのシート体に対応すべく、複数形成された構成であることが好ましい。
この好ましい構成によれば、一種類の前記シート体ガイド手段50(を構成する前記第一および第二のガイド部51,52)によって、大きさの異なる複数の前記シート体に対応可能であるので、より経済的に前記シート体ガイド手段を構成可能となる。また、前記シート体の大きさが異なる場合であっても、特に前記ガイド部51,52の交換作業等を行う必要がない。
【0015】
さらに、上記課題を解決するための本発明に係る写真処理装置は、シート体たる感光材料を供給するマガジン1と、感光材料を所定の長さに切断するカッタ3と、マガジン1から供給される感光材料を単列搬送から並列搬送へと切り替え可能な搬送手段5と、該搬送手段5から搬送される感光材料に光を照射して露光を行う露光ヘッド9と、前記露光ヘッド9近傍にて前記シート体のガイドを行うシート体ガイド手段とを備えた写真処理装置において、前記シート体ガイド手段が上述した種々のシート体ガイド手段50のいずれかの構成を有することを特徴としている。
【0016】
本発明に係る写真処理装置によれば、上述したシート体ガイド手段50を備えることによって、ユーザ等が行う清掃処理の頻度を低減させることが可能である等の、前記シート体ガイド手段50の有する効果を全て備えた写真処理装置を得ることができる。
【0017】
また、本発明に係る写真処理装置においては、前記第一のガイド部51を介して前記シート体に対して露光を行うべく前記露光ヘッド9が設けられ、前記第一のガイド部51には前記露光を行うための開口部51Aが形成されており、前記開口部51Aにおける前記シート体の搬送方向下流側に、前記溝部55が形成された構成であることが好ましい。
【0018】
このような構成としたのは、前記開口部51Aにおける前記シート体の搬送方向下流側が、前記シート体の紙粉等が最も付着しやすい部位だと考えられるからである。
【0019】
また、本発明に係る写真処理装置においては、前記第二のガイド部52の前記シート体側には、前記シート体を前記第一のガイド部51側に付勢する付勢手段53が設けられている構成が好ましい。
【0020】
この好ましい構成によれば、前記付勢手段によって前記シート体を前記第一のガイド部51側に付勢することによって、前記シート体に対する露光処理をより安定して行うことができる。また、このように付勢した場合であっても、上述したように、前記開口部51Aにおける前記シート体の搬送方向下流側に前記溝部55が形成されているので、本発明によれば、上述した、シート体ガイド手段50を備えることによってユーザ等が行う清掃処理の頻度を低減させることが可能である等の、前記シート体ガイド手段50の有する効果の全てを、適切に発揮することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施形態に係る写真処理装置の露光処理部およびその周辺の概略断面図を示したものである。
【0023】
図1に示された本実施形態に係る写真処理装置においては、シート状の被処理物としての感光材料Pをロール状にして収容したマガジン1,1から、装置本体2内に感光材料Pが供給され、感光材料Pの搬送経路上に位置するカッタ3,3によって、感光材料Pが所定長さに切断される。
そして、振り分け部4によって、二つのマガジン1,1から供給される感光材料Pの何れか(両方もしくは一方)が選択され、選択された感光材料Pは、シート(感光材料P)の搬送機構としての搬送手段5によって、次の露光部6へ搬送される。
【0024】
露光部6に搬送され、露光部搬送手段7に受け渡された感光材料Pは、所定の画像データに基づいて露光ヘッド9を用いて、露光部6内を所定の速度で搬送されながら、デジタル画像の露光が行われる。ここで、画像データは、例えばCCD電荷結合素子等の撮像素子からなる光学読取器を用いて撮像され、光源部8から、光ファイバーケーブル10を介して露光ヘッド9に供給される。また、露光ヘッド9は、例えば、PLZT(透光性圧電セラミックス)等を用いて形成された光シャッタ等から成る、移送露光式の露光ヘッドである。
【0025】
露光処理が行われた感光材料Pは、送りローラ、駆動ローラ等のローラ11を介して、次工程である現像処理等を行うべく、現像処理部(図示省略)に搬送される(矢印X方向に搬送される)。そして、その後、感光材料Pに対しては、現像処理および乾燥処理等が施されて、製品たる写真が完成する。
【0026】
次に、本実施形態に係る写真処理装置を構成する搬送手段5について説明する。
【0027】
図1から図4に示すように、搬送手段5は、平板状のベース体15と、このベース体15の表面側に配設された搬送レール16,16と、この搬送レール16,16に沿って可動可能な搬送体17,17と、ベース体15を搬送レール16の横方向に移動させるための移動機構18等とを用いて構成されている。
【0028】
ベース体15は、横長の矩形状に形成されており、本実施形態においては、感光材料Pが上下方向(図2の矢印Y方向)に搬送されるので、ベース体15の広面積面(搬送レール16と接する面)が略鉛直方向となるように、装置本体1内に配設されている。
【0029】
また、ベース体15の表面側(露光ヘッド9側)の左右両端付近には、搬送される感光材料Pの中心線C(図2,図3参照)(以下「搬送中心線C」という。)に平行であって、しかも搬送中心線Cから同一距離離れた位置に搬送レール16,16がそれぞれ配設されている。また、各搬送レール16,16上には、それぞれ移動可能な走行体20が設けられており、この走行体20に搬送体17を取り付けることで、各搬送体17,17は、それぞれが取り付けられた搬送レール16,16を軌道として、移動が可能となるべく構成されている。
【0030】
さらに、ベース体15の裏面側には、二つの搬送用モータ21,21が固着されており、この搬送用モータ21の駆動軸には駆動用プーリ22が軸着される一方、ベース体15の表面側であって、搬送レール16の両端部付近には、ベース体15に回動自在に軸支されたプーリ23,24が設けられている。これらのプーリ22,23,24には、無端ベルト25が巻き掛けられており、この際、プーリ23,24間の無端ベルト25の一方が搬送レール16と平行になるように構成されている。
【0031】
そして、搬送体17には、搬送レール16と平行状態にある無端ベルト25に係止可能な係止体26が取り付けられており、搬送用モータ21,21を駆動させることによって無端ベルト25,25を回動させ、それに伴って、搬送体17,17が搬送レール16,16に沿って移動可能であるように構成されている。この際、二つの搬送用モータ21,21を同期して駆動させることによって、二つの搬送体17,17を同期して移動させることが可能であり、また、二つの搬送用モータ21,21を別々に駆動させることによって、二つの搬送体17,17を別々に移動させることも可能である。
【0032】
また、移動機構18は、搬送レール16と直交し且つベース体15の左右両端部に亘ってベース体15の裏面側に配設された左右移動用レール28と、この左右移動用レール28上を移動可能な走行体29,29と、この走行体29,29を支持して装置本体1側に固着された基台30と、左右移動用レール28と平行で且つ基台30に回動自在に軸支されたボールネジ31と、このボールネジに螺合すると共にベース体15に固着されたナット32と、ボールネジ31を回転制御する移動用モータ33等とを用いて構成されている。
【0033】
そして、移動用モータ33を駆動させることによって、ボールネジ31が回転駆動すると共に、このボールネジ31のリードに沿ってナット32が搬送中心線Cと直交する方向に移動し、それに従ってベース体15が、基台30(すなわち、装置本体1)に対し、搬送中心線Cと直交する方向に移動するように構成されている。
【0034】
また、搬送体17は、感光材料Pを保持可能な保持体34と、この保持体34に突設された軸34aを回動自在に軸支する支持体35とを備えており、この支持体35は、係止体26を介して、レール16上の走行体20に取り付けられている。
【0035】
そして、図5に示すように、保持体34の一端には、軸34aと平行に円柱状の案内ピン36が突設されている。また、ベース体15には、搬送体17の移動方向に平行に側板37が取り付けられており、この側板37には、保持体34の案内ピン36を挿通可能な案内溝38が、搬送体17の移動に伴う案内ピン36の移動を許容する形状で形成されている。
ここで、案内溝38は、振り分け部4にて二股に分岐すべく形成されており、その二股部のそれぞれの端部には、保持体34の二本の案内ピン36,36を係止可能であるように、二ヶ所の凹部38a,38aが形成されている。
【0036】
また、振り分け部4にて側板37には、搬送体17の経路を切り換えるための手段として、案内杆39が回転自在に軸支されている。
さらに、側板37は、二つの保持体34,34に対応すべく、保持体34,34の側方、すなわちベース体15の両端縁付近にそれぞれ設けられており、側板37,37が保持体34,34を挟み込むように構成されている。
また、案内杆39は、側板37,37のそれぞれに対応して二つ設けられている。この二つの案内杆39,39は、側板37,37に軸支される軸に取り付けられており、軸の回転により、二つの案内杆39,39が同期して回転するように構成されている。
【0037】
したがって、案内杆39を二つの対向する搬送ローラから成る感光材料Pの第一受け渡し部12側に回転させることで、案内ピン36が案内杆39の案内面39aに沿うこととなるため、保持体34は、軸34aを中心として、感光材料Pの第二受け渡し部13側に回転して移動する。一方、案内杆39を第二受け渡し部13側に回転させれば、案内ピン36が案内杆39の案内面39bに沿うこととなるため、保持体34は、軸34aを中心として、感光材料Pの第一受け渡し部12側に回転して移動する。
【0038】
その結果、支持体35に回転自在に軸支された保持体34は、案内溝38および案内杆39により、第一受け渡し部12と第二受け渡し部13との二方向に回転して支持体35に対して位置変更可能となる。したがって、保持体34は、それぞれ、マガジン1,1から供給された、振り分け部4への送り込み位置の異なる感光材料Pの何れであっても(第一受け渡し部12または第二受け渡し部13であっても)、それぞれ適切に保持することができる。
【0039】
また、保持体34は、図6および図7に示すように、断面視凹状の枠体40の中央部に、所定の間隔を有して搬送中心線Cに平行で且つ先端が互いに離間して開放した一対のガイド板41,41を設けてなり、このガイド板41,41間は、感光材料Pが挿入可能であるべく形成されている。
【0040】
また、枠体40の凹状部であって、ガイド板41で仕切られた一方側には、枠体40の底面40aに沿って、図6および図7に示された矢印D方向に摺動可能な可動体42が配置されている。
【0041】
しかも、可動体42の長手方向の所定間隔には孔42a,…が穿設されており、この孔42a,…にはスプリング43,…が挿入されている。このように、可動体42と枠体40の内側面40bとの間にスプリング43,…を介装させることによって、可動体42は、常時、ガイド板41側に付勢された状態となる。
【0042】
また、可動体42の長手方向の所定間隔であって、孔42a,42a間の、この孔42aと反対側には、ガイド板41側には、開口する切り欠き部42b,…が形成されている。この切り欠き部42b,…には、切り欠き部42b,…を連通するように可動体42の長手方向に挿通された軸44に軸支された小判型のカム45,…が配設されている。
【0043】
したがって、スプリング43,…によりガイド板41側に付勢された可動体42は、カム45,…に当接することで、移動が規制され、軸44の回動によりカム45,…が回動し、可動体42の位置変更が行われることとなる。
【0044】
また、可動体42のガイド板41側であって、スプリング43,…と対向する位置には、ガイド板41,41間に形成された搬送経路に臨出可能な圧着体46(以下、「第一の圧着体46」ともいう。)が設けられている。また、枠体40には、可動体42に設けられた圧着体46に対向すべく、搬送経路を挟んで、圧着体47(以下、「第二の圧着体47」ともいう。)が設けられている。
ここで、第一の圧着体46は、直径が8mmである円柱状に形成される一方、第二の圧着体47は、第一の圧着体46の断面より大きい断面を有する角柱状に形成され、それぞれの圧着体46,47の対向する端面(圧着面)は、可動体42の移動方向Dに対して直交した平面に形成されている。
さらに、第一の圧着体46および第二の圧着体47は、その軸芯が互いに一致し、しかも、可動体42の移動方向Dと平行となるように配置されている。
【0045】
また、本実施形態において、第一および第二の圧着体46,47は、図6(ロ)に示すように、一の保持体34の三ヶ所に設けられており、感光材料Pが如何なる経路から送り込まれても、少なくとも二組の各圧着体46,47によって、感光材料Pが保持可能であるように構成されている。
図6(ロ)を用いて具体的に説明すると、例えば、最小幅の感光材料(本実施形態においては3.25インチ幅)が搬送中心線C1を中心として送り込まれた場合、感光材料の幅L1(3.25インチの半分)までとなるが、この場合、感光材料は、第一の圧着体46aおよび第二の圧着体47aと、搬送中心線C1を中心として線対称位置に存在する、図示しない他方の保持体の第一の圧着体および第二の圧着体との、二組の圧着体で(二ヶ所で)圧着され保持されることとなる。
また、最大幅の感光材料(本実施形態においては、12インチ幅)が搬送中心線C1を中心として送り込まれた場合、感光材料の幅がL2(12インチの半分)までとなるが、この場合、感光材料は、第一の圧着体46aおよび第二の圧着体47aと、第一の圧着体46bおよび第二の圧着体47bと、第一の圧着体46cおよび第二の圧着体47cと、図示しない他方の保持体の3ヶ所の第一の圧着体および第二の圧着体との、六組の圧着体で(六ヶ所で)圧着され保持されることとなる。
さらに、ベース体15が移動して、最小幅の感光材料が搬送中心線C2(図6(ロ)参照)を中心として送り込まれた場合、感光材料の幅がL3(3.25インチ)となるが、この場合、感光材料は、第一の圧着体46bおよび第二の圧着体47bと、第一の圧着体46cおよび第二の圧着体47cとの二組の圧着体で(二ヶ所で)圧着され保持される。
【0046】
次に、搬送手段5の保持体35による感光材料Pの保持態様について説明する。
【0047】
まず、図5に示すように、感光材料Pを受け渡す側の手段としての第一受け渡し部12側に、案内杆39を回転させた後、搬送体17を振り分け部4側に移動、侵入させることで、保持体34を、案内溝38の二股部のうちの第二受け渡し部13側に、軸34aを中心として回転させながら移動させ、二つの案内ピン36,36をそれぞれ凹部38aに係止させる。
【0048】
このような状態において、保持体34は、第二受け渡し部13で待機する感光材料Pに対し、直交した状態、すなわち、保持体34のガイド板41,41の開放端側が感光材料Pと対峙し、ガイド板41,41が感光材料Pと平行となり、且つ、感光材料Pの延長線がガイド板41,41間を通過するような状態となる。かかる状態を、以下、待機状態という。
【0049】
保持体34を第一受け渡し部12側に移動させるためには、案内杆39を上述とは逆の方向、すなわち、第二受け渡し部13側に回転させる必要があるが、このとき、保持体34を一旦案内溝38の二股部から退避させた状態で、案内杆39を第二受け渡し部13側に回転させることが望ましい。
【0050】
そして、図8(イ)に示すように、保持体34が第一受け渡し部12もしくは第二受け渡し部13に対し、感光材料Pの受け渡しが可能な状態となったならば、各受け渡し部12,13に位置する駆動ローラを回転させて、感光材料Pを保持体34のガイド板41,41間に挿入させた後、図8(ロ)に示すように、カム45を可動体42から離間させるように回転させる。
このとき、可動体42が、スプリング43の付勢力により、枠体40の底面40aに沿って摺動して感光材料P側に移動するので、感光材料Pは第一および第二の圧着体46,47によって圧着され保持されることとなる。
【0051】
以上のようにして保持された感光材料Pは、図1を用いて説明したように、次は、露光部6へ搬送される。
【0052】
図9は、露光部6近傍の拡大概略図を示したものである。露光部6には、感光材料Pを搬送させるべく機能する露光部搬送手段7と、この露光部搬送手段7にて搬送される感光材料Pに露光処理を行うべく機能する露光ヘッド9等とが配置されている。
【0053】
ここで、露光部搬送手段7は、保持体34にて保持された感光材料Pを受け取る第一のローラ部71と、搬送される感光材料Pを露光ヘッド6(を構成するシャッタ部)の近傍にて挟持して案内するシート体ガイド手段50と、第一のローラ部71から送られてきた感光材料Pを、シート体ガイド手段50の上流側で挟持して搬送させる第二のローラ部72と、シート体ガイド手段50の下流側で挟持して搬送させる第三のローラ部73と、露光部搬送手段7を回動可能に軸支している軸支部74等とを用いて構成されている。
【0054】
また、露光ヘッド9は、PLZT等を用いて形成された光シャッタ91等を有しており、このPLZTは、一次元配列されている。そして、本実施形態においては、この光シャッタ91に感光材料Pを近接させた状態で搬送させながら、露光処理が行われる。
【0055】
この際、感光材料Pに対しては、露光部搬送手段7を構成するシート体ガイド手段50にて安定した搬送状態が維持されながら、光シャッタ91を用いた露光処理が行われる。したがって、本実施形態においては、このシート体ガイド手段50が適切に機能することにより、搬送中(露光中)の感光材料に対する振動等を防止することが可能となるので、露光部6における露光およびピント等を安定させることができる。よって、本実施形態によれば、感光材料上に形成される画像の品質の低下を適当に防止することができる。
【0056】
上述したシート体ガイド手段50は、具体的には、図10および図11に示すべく構成されている。
ここで、図10は、図9のA部拡大断面図を示したものである。そして、図11は、シート体ガイド手段50を構成するガイド部の概略図を示したものであり、図11(イ)は、図10のXI−XI線矢視図を示し、図11(ロ)は、図11(イ)のB−B断面図を示している。
【0057】
図10において、シート体ガイド手段50は、第一のガイド部51および第二のガイド部52を用いて構成されている。そして、感光材料Pは、第一のガイド部51と第二のガイド部52との間を、矢印Zの方向に搬送される。
【0058】
第一のガイド部51には、搬送されている感光材料Pに対して、光シャッタ91からの光を照射するための開口部51Aが形成されている。また、第二のガイド部52には、溝部52Aが形成されており、この溝部52Aには、位置調整具54を介して圧着用刷毛部53が設けられている。
【0059】
第二のガイド部52に設けられた圧着用刷毛部53は、シート体ガイド手段50にて挟持されながら搬送される感光材料Pを、第一のガイド部51側に圧着すべく作用するものである。本実施形態においては、このような刷毛部53の「腰(いわゆる刷毛部の弾力性)」を利用して感光材料Pを第一のガイド部51側に圧着させているので、感光材料Pに対して余計な付加をかけることなく、感光材料Pを第一のガイド部51側に適当に圧着させることができる。
したがって、本実施形態によれば、かかる圧着用刷毛部53を用いることによって、第一のガイド部51と第二のガイド部52との間で、感光材料Pを適切に案内することが可能となり、搬送中(露光中)の感光材料Pの振動等を防止し、露光部6における露光およびピント等を安定させることができる。
【0060】
本実施形態に係るシート体ガイド手段50は、以上のように(図10等に示すべく)構成されているので、感光材料Pは効果的に第一のガイド部51側に圧着されるが、このような圧着を行うと、第一のガイド部51に感光材料Pに付着した紙粉等が堆積し、第一のガイド部51等の清掃を頻繁に行わなければならないおそれがある。
【0061】
そこで、本実施形態においては、第一のガイド部51等の清掃の頻度を減少させるべく、第一のガイド部51の所定の位置に、紙粉等を適宜堆積させるための紙粉等堆積溝部(以下、単に「堆積溝部」という。)55が形成されている。この堆積溝部55は、あらかじめ、紙粉等が付着しやすい場所に形成されている。
【0062】
図11は、かかる第一のガイド部51の概略図を示したものであり、上述したように、図11(イ)は、図10のXI−XI線矢視図を示し、図11(ロ)は、図11(イ)のB−B断面図を示している。
【0063】
図11に示された第一のガイド部51には、先述した開口部51Aと、紙粉等を適当に堆積させるための堆積溝部55等とが形成されている。ここで、堆積溝部55は、第一のガイド部51上において、紙粉等が堆積しやすい場所に形成されている。
【0064】
本発明者らは、種々の実験等を行った結果、本実施形態のような構成において紙粉等が堆積しやすい場所は、感光材料Pの端部が通過する位置であることに想到した。
【0065】
そこで、本実施形態においては、複数の種類(幅)の感光材料Pの搬送と、単列および並列の搬送を行うべく、第一のガイド部51に対して、以下のように(図11に示すように)、堆積溝部55が形成されている。
【0066】
すなわち、本実施形態に係るシート体ガイド手段50を構成している第一のガイド部51に対しては、感光材料Pの搬送中心線Cを中心として、左右対称に堆積溝部55(第一の堆積溝部55A〜第七の堆積溝部55G)が形成されている。
そして、本実施形態に係る写真処理装置において、並列搬送を行える感光材料の幅は、例えば、82.5mm(3.25インチ)、89mm、102mm、117mm、120mm、127mm、152mmであるが、本実施形態においては、この中でも、比較的使用頻度の高い、89mm、102mm、127mm、152mm幅の感光材料Pの並列搬送に対応すべく、堆積溝部55が形成されている。
【0067】
具体的には、搬送中心線Cから距離S1(91mm)だけ離れた位置を第一の搬送中心線CAとし、この第一の搬送中心線CAを中心として、幅T11(85mm)と幅T12(105.6mm)との間に、第三の溝部55Cと第六の溝部55Fとが形成されている。また、第一の搬送中心線CAから距離T13(57mm)離れた位置から距離T14(13.5mm)までの間に第七の溝部55Gが形成されている。また、第一の搬送中心線CAから距離T15(61.5mm)離れた位置から距離T16(4mm)までの間に第二の溝部55Bが形成されている。
さらに、搬送中心線Cから距離T21(9.5mm)離れた位置から、搬送中心線Cから距離T22(5.5mm)離れた位置までの間に、第一の溝部55Aが形成されている。
また、搬送中心線Cから距離S2(83.5mm)だけ離れた位置を第二の搬送中心線CBとする。
【0068】
以上のことから、89mm幅の感光材料Pを並列搬送する場合には、感光材料Pの中心を第一の搬送中心線CAとすることにより、感光材料Pの端部が、第三の堆積溝部55Cおよび第六の堆積溝部55Fを通過することとなる。また、102mm幅の感光材料Pを並列搬送する場合には、感光材料Pの中心を第一の搬送中心線CAとすることにより、感光材料Pの端部が、第三の堆積溝部55Cおよび第六の堆積溝部55Fを通過することとなる。また、127mm幅の感光材料Pを並列搬送する場合には、感光材料Pの中心を第一の搬送中心線CAとすることにより、感光材料Pの端部が、第二の堆積溝部55Bおよび第七の堆積溝部55Gを通過することとなる。
さらに、152mm幅の感光材料Pを並列搬送する場合には、感光材料Pの中心を第二の搬送中心線CBとすることにより、感光材料Pの端部が、第一の堆積溝部55Aおよび第七の堆積溝部55Gを通過することとなる。
【0069】
なお、ここで、第四の堆積溝部55Dおよび第五の堆積溝部55Eについては特に説明しなかったが、これらの堆積溝部も、感光材料Pの幅に応じて、単列搬送あるいは並列搬送時において、適宜利用されるべく形成されている。
【0070】
以上説明したように、本実施形態に係るシート体ガイド手段50を構成する第一のガイド部51には、紙粉等が溜まりやすい位置に、あらかじめ、堆積溝部55が形成されている。よって、本実施形態においては、堆積溝部55の深さt(図11(ロ)参照)の分は、紙粉等が堆積した場合であっても、感光材料Pの露光状態にさほど影響を与えることはない。つまり、第一のガイド部51に紙粉等が堆積して、画質に悪影響を与えるまでの時間を従来よりも延ばすことが可能となる。
したがって、本実施形態によれば、ユーザ等が行う清掃処理の頻度を低減させることが可能であるシート体ガイド手段を備えた写真処理装置を得ることができる。
【0071】
なお、本発明に係るシート体ガイド手段における堆積溝部の形成位置は、上述した本実施形態の場合に(位置等に)限定されるものでははく、他の紙粉等が溜まりやすい位置に対してであっても、適宜形成可能である。
【0072】
また、本実施形態においては、堆積溝部の深さを均一に形成した場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、特に、紙粉等が堆積しやすい位置については、他の堆積溝部よりも深めの溝部を形成してもよい。
【0073】
また、本実施形態においては、第一のガイド部に堆積溝部を形成する場合を説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、シート体ガイド手段内を搬送される感光材料の圧着される方向等に応じて、堆積溝部の形成箇所等を定めればよい。したがって、例えば、第二のガイド部に堆積溝部を形成してもよい。また、必要に応じて、第一および第二のガイド部の両方に堆積溝部を形成してもよい。
【0074】
また、本実施形態においては、シート体ガイド手段を写真処理装置に用いる場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、シート体を搬送する機構を有する他の装置、例えば、複写機、ファクシミリ等に適用することも可能である。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ユーザ等が行う清掃処理の頻度を低減させることが可能であるガイド部を有したシート体ガイド手段を得ることができる。また、係るシート体ガイド手段を用いることによって、ユーザ等が行う清掃処理の頻度を低減させることが可能である写真処理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る写真処理装置を構成する露光処理部およびその周辺の概略図
【図2】図1に示された写真処理装置を構成する搬送手段の概略側面図
【図3】図1に示された写真処理装置を構成する搬送手段の概略正面図
【図4】図2のIV−IV線矢視図
【図5】図1に示された写真処理装置を構成する搬送手段における振り分け部の要部側面図
【図6】図1に示された写真処理装置を構成する搬送手段における保持部であって、(イ)は平面図、(ロ)は保持部を構成する圧着体の配置図
【図7】図6(イ)のVII−VII線断面図
【図8】図1に示された写真処理装置を構成する搬送手段における保持部の断面図であって、(イ)は圧着体が離間している状態を示す概略図、(ロ)は圧着体が接近して感光材料が保持された状態を示す概略図
【図9】図1に示された写真処理装置を構成する露光部近傍の拡大図
【図10】図9のA部拡大図
【図11】図10に示されたガイド部の概略図
【符号の説明】
1…マガジン、2…装置本体、3…カッタ、4…振り分け部、5…搬送手段、6…露光部、7…露光部搬送手段、8…光源部、9…露光ヘッド、10…光ファイバーケーブル、11…ローラ、12…第一受け渡し部、13…第二受け渡し部、15…ベース体、16…搬送レール、17…搬送体、18…移動機構、20…走行体、21…搬送用モータ、22…駆動用プーリ、25…無端ベルト、26…係止体、28…左右移動用レール、29…走行体、30…基台、31…ボールネジ、32…ナット、33…移動用モータ、34…保持体、34a…軸、35…支持体、36…案内ピン、37…側板、38…案内溝、38a…凹部、39…案内杆、40…枠体、41…ガイド板、42…可動体、43…スプリング、44…軸、45…カム、46…第一の圧着体,47…第二の圧着体、50…シート体ガイド手段、51…第一のガイド部、51A…開口部、52…第二のガイド部、52A…溝部、53…圧着用刷毛部、54…位置調整具、55…堆積溝部、71…第一のローラ部、72…第二のローラ部、73…第三のローラ部、91…光シャッタ
Claims (6)
- 搬送されるシート体の一方の面側に位置する第一のガイド部(51)と、前記シート体の他方の面側に位置する第二のガイド部(52)とを備えたシート体ガイド手段(50)において、前記第一のガイド部(51)および前記第二のガイド部(52)の少なくとも一方のガイド部の前記シート体に近接する側に、溝部(55)が形成され、該溝部(55)は、シート体の搬送方向に沿うように形成されるとともに、シート体の搬送中心線(C)を中心として、左右対称であって、シート体の端部が通過する位置に形成されたことを特徴とするシート体ガイド手段。
- 前記溝部(55)が、シート体の単列搬送用の搬送中心線(C)を中心として左右対称に形成されるとともに、単列搬送用の搬送中心線(C)を中心として左右対称に設けられるシート体の並列搬送用の搬送中心線(CA)(CA)のそれぞれを中心として左右対称に形成された請求項1に記載のシート体ガイド手段。
- 前記溝部(55)が、異なる大きさのシート体に対応すべく、複数形成された請求項1または2に記載のシート体ガイド手段。
- シート体たる感光材料を供給するマガジン(1)と、感光材料を所定の長さに切断するカッタ(3)と、マガジン(1)から供給される感光材料を単列搬送から並列搬送へと切り替え可能な搬送手段(5)と、該搬送手段(5)から搬送される感光材料に光を照射して露光を行う露光ヘッド(9)と、前記露光ヘッド(9)近傍にて前記シート体のガイドを行うシート体ガイド手段とを備えた写真処理装置において、前記シート体ガイド手段が請求項1から3のいずれか1項に記載されたシート体ガイド手段(50)であることを特徴とする写真処理装置。
- 前記第一のガイド部(51)を介して前記シート体に対して露光を行うべく前記露光ヘッド(9)が設けられ、前記第一のガイド部(51)には前記露光を行うための開口部(51A)が形成されており、前記開口部(51A)における前記シート体の搬送方向下流側に、前記溝部(55)が形成された請求項4に記載の写真処理装置。
- 前記第二のガイド部(52)の前記シート体側には、前記シート体を前記第一のガイド部(51)側に付勢する付勢手段(53)が設けられている請求項5に記載の写真処理装置。
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JPH0534893A (ja) * | 1991-07-30 | 1993-02-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成装置 |
JPH11109522A (ja) * | 1997-10-01 | 1999-04-23 | Noritsu Koki Co Ltd | 画像焼付装置 |
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- 1999-12-27 JP JP36971099A patent/JP4507139B2/ja not_active Expired - Lifetime
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