JP7291051B2 - 負荷駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、過電流保護回路を有する負荷駆動装置に関する。
特許文献1は、電気負荷の給電制御装置を開示する。
前記給電制御装置は、電気負荷に直列接続された上流開閉素子に給電指令信号を与え、下流開閉素子に通電指令信号を与える制御回路部を備え、上流及び下流位置に設けられた過電流検出回路に応動する合成過電流判定記憶回路によって上流・下流開閉素子を開路するとともに、電気負荷に対する電圧監視回路が発生する1つの可変分圧電圧Vxの値を監視して、負線天絡・正線地絡・負荷短絡などの配線異常を識別記憶する。
特開2015-215205号公報
ところで、負荷の駆動ICが過電流保護回路を備える場合、マイクロコンピュータによる配線異常の診断処理よりも駆動ICの過電流保護回路による保護機能が早く実行されることで、マイクロコンピュータによる診断処理では、負荷の短絡と電源ラインの断線とを区別しての診断が難しくなる、という問題があった。
本発明は、従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、過電流保護回路による保護機能が実行されても、電源ラインの断線と負荷の短絡とを区別して診断できる、負荷駆動装置を提供することにある。
そのため、本発明に係る負荷駆動装置は、その一態様として、負荷を駆動するドライバと、前記ドライバに制御信号を出力する制御部と、電源ラインを介して前記負荷に印加される電圧を検出する電圧検出回路と、前記負荷に流れる電流が閾値より高いときに前記ドライバへの前記制御信号の出力を遮断する過電流保護回路と、前記電圧検出回路による検出電圧と、正常電圧より低い第1閾値及び前記第1閾値より低い第2閾値と、を比較する電圧モニタ部であって、前記第1閾値と前記第2閾値とで挟まれる電圧領域は、前記負荷が短絡したときに前記過電流保護回路によって前記負荷への電力供給、遮断が繰り返されるときの電圧を含み、前記電源ラインが断線したときの電圧を含まず、前記電圧検出回路による検出電圧が前記第1閾値を下回りかつ前記第2閾値より高いときに前記負荷の短絡を示す短絡判定信号を生成し、前記電圧検出回路による検出電圧が前記第2閾値より低いときに前記電源ラインの断線を示す断線判定信号を生成する、前記電圧モニタ部と、を有する。
上記発明によると、過電流保護回路を備えた負荷駆動装置において、電源ラインの断線と負荷の短絡とを区別して診断できる。
4輪駆動車の動力伝達系を示すシステム概略図である。 デフロック制御装置のシステム概略図である。 ソレノイドの通電制御回路を示す回路図である。 マイクロコンピュータ及び駆動ICの機能ブロック図である。 電圧モニタ部による診断処理の手順を示すフローチャートである。 電圧モニタ部における電圧閾値の特性を説明するためのタイムチャートである。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下では、負荷駆動装置の一態様として、4輪駆動車の動力伝達系を構成するデファレンシャル装置の差動機構をロック状態とロック解除状態とに切換えるデフロック装置への適用例を説明する。
但し、本発明に係る負荷駆動装置は、デフロック装置以外にも適用可能であることは明らかである。
図1は、4輪駆動車の動力伝達系の一態様を示す。
図1に示す4輪駆動車50は、デファレンシャル装置としてのリヤデファレンシャル装置1を、後輪2,3の間に備え、フロントデファレンシャル装置4を前輪5,6の間に備える。
リヤデファレンシャル装置1には、エンジン7から変速機8、トランスファ9、プロペラシャフト10、ドライブピニオンシャフト11、ドライブピニオンギヤ12を介してトルクが入力される。
そして、リヤデファレンシャル装置1から左右のアクスルシャフト13,14を介して左右の後輪2,3にトルクが伝達される。
また、フロントデファレンシャル装置4には、エンジン7から変速機8、トランスファ9、プロペラシャフト15を介してトルクが入力され、フロントデファレンシャル装置4から左右のアクスルシャフト16,17を介して前輪5,6にトルクが伝達される。
リヤデファレンシャル装置1はデフケース21を備え、デフケース21のリングギヤ22にドライブピニオンギヤ12が噛み合っている。
デフケース21内には左右のサイドギヤ23,24が回転自由に支持され、これらサイドギヤ23,24にはピニオンギヤ25が噛み合い、ピニオンギヤ25はピニオンシャフト26によってデフケース21に回転自由に支持されている。
左右のサイドギヤ23,24は、アクスルシャフト13,14に連結している。
一方のサイドギヤ24の背面側には、アクスルシャフト14の軸方向に移動可能にプランジャ27が配置され、サイドギヤ24とプランジャ27の対向面にドッグクラッチ28が設けられている。
サイドギヤ24とプランジャ27との間には、プランジャ27をサイドギヤ24から離間する方向に弾性付勢するリターンスプリング(図示省略)が介装されている。
プランジャ27は、ソレノイド29の励磁によりサイドギヤ24方向に移動し、プランジャ27の移動に伴ってプレート30が移動する。
デフロック検出スイッチ45は、プレート30の移動位置を検出することで、リヤデファレンシャル装置1の差動機構のロック及びロック解除を検出する。
負荷としてのソレノイド29への通電は、デフロック制御装置40(負荷駆動装置)によって制御される。
図2は、デフロック制御装置40の内部構成及び入出力信号を示すブロック図である。
デフロック制御装置(デフロックコントロールユニット)40は、入力回路40a,マイクロコンピュータ(マイコン)40b,駆動回路40c,電流モニタ回路40dなどを含んで構成される。
前述のように、デフロック装置41は、ソレノイド29によってプランジャ27を移動させ、このプランジャ27の移動位置によってリヤデファレンシャル装置1の差動機構をロック状態とロック解除状態とに切換える装置である。
そして、デフロック制御装置40は、ソレノイド29への通電を制御することでデフロック装置41による差動機構のロック/ロック解除を制御する。
デフロック制御装置40のマイクロコンピュータ40bは、MPU(Microprocessor Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含み、入力された情報に基づいて演算を行い、演算した結果を出力する演算処理装置である。
マイクロコンピュータ40bは、デフロック検出スイッチ45のON/OFF信号、4輪駆動車50の運転者が任意に操作するデフロック作動スイッチ42のON/OFF信号、車速センサ43の車速信号、変速機8の変速段を検出するシフト位置センサ44のシフト位置信号、ABSコントロールユニット35からの後輪2,3に関する車輪速情報、エンジンコントロールユニット36からのエンジントルク情報などを、入力回路40aを介して入力する。
なお、ABSコントロールユニット35は、アンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System)を構成する電子制御装置であり、各車輪2,3,5,6に設けられた車輪速センサ31-34の車輪速信号を入力する。
また、デフロック制御装置40、ABSコントロールユニット35、及び、エンジンコントロールユニット36は、CAN(Controller Area Network)などの車載ネットワークに接続され、車載ネットワークを介して相互に各種情報を送受信する。
4輪駆動車50の運転者によりデフロック作動スイッチ42がON操作されると、デフロック制御装置40は、デフロック作動スイッチ42のON信号を、リヤデファレンシャル装置1の差動機構のロック操作指令として入力する。
そして、ロック操作指令を入力したデフロック制御装置40は、ソレノイド29の通電制御(PWM制御)を行って、差動機構がロックされる位置にプランジャ27を移動させる。
図3は、マイクロコンピュータ40bによってソレノイド29の通電を制御する通電制御回路60を示す。
通電制御回路60は、ソレノイド電源回路61、第1電圧モニタ回路62、第2電圧モニタ回路63、ソレノイド駆動回路64を備える。
ソレノイド電源回路61は、ソレノイド29の駆動電源であるバッテリ65からソレノイド駆動回路64への電力供給と遮断とを切り替える回路であり、PチャンネルMOSFET61aと、NPN型トランジスタ61bと、LC回路61cを有する。
PチャンネルMOSFET61aは、バッテリ65とソレノイド駆動回路64とを結ぶ電源ライン66に、バッテリ65側をソースSとし、ソレノイド駆動回路64側をドレインDとして接続される。
NPN型トランジスタ61bは、PチャンネルMOSFET61aのゲートGとグランドGNDとを結ぶライン67に、PチャンネルMOSFET61aのゲートG側をコレクタCとし、グランドGND側をエミッタEとして接続される。
NPN型トランジスタ61bのベースBは、マイクロコンピュータ40bの出力ポート40b1に接続される。
そして、マイクロコンピュータ40bがNPN型トランジスタ61bのベースBにハイ信号を出力してNPN型トランジスタ61bがオン状態になると、PチャンネルMOSFET61aのゲートGがグランド電位になってPチャンネルMOSFET61aがオンし、バッテリ65の電力がソレノイド駆動回路64に供給される。
逆に、マイクロコンピュータ40bがNPN型トランジスタ61bのベースBにロー信号を出力すると、NPN型トランジスタ61b及びPチャンネルMOSFET61aがオフ状態になって、バッテリ65からソレノイド駆動回路64への電力供給が遮断される。
第1電圧モニタ回路62(電圧検出回路)は、ソレノイド電源回路61とソレノイド駆動回路64との間の電源ライン66の電圧Vps1を検出するための回路であり、電源ライン66とグランドGNDとを結ぶラインに直列接続された抵抗R1と抵抗R2との抵抗分圧によって得たアナログ電圧信号Vout1を、マイクロコンピュータ40bのアナログ入力ポート40b2に出力する。
マイクロコンピュータ40bは、アナログ電圧信号Vout1をA/D変換して電圧Vps1のデータを取得する。
第2電圧モニタ回路63は、ソレノイド駆動回路64とソレノイド29との間の電源ライン66の電圧Vps2を検出するための回路であり、電源ライン66とグランドGNDとを結ぶラインに直列接続された抵抗R3及び抵抗R4による抵抗分圧と、抵抗R3、抵抗R4の接続点と電源との間に設けたプルアップ抵抗R5とによって得たアナログ電圧信号Vout2を、マイクロコンピュータ40bのアナログ入力ポート40b3に出力する。
マイクロコンピュータ40bは、アナログ電圧信号Vout2をA/D変換して電圧Vps2のデータを取得する。
ソレノイド駆動回路64は、ソレノイド29に流す電流を制御する回路であり、駆動IC64a、電流検出回路64b、NチャンネルMOSFET64cを有する。
電流検出回路64bは、ソレノイド29とグランドGNDとの間に設けたシャント抵抗64b1と、検出回路64b2とを有し、検出回路64b2は、アナログ電流検出信号をマイクロコンピュータ40bのアナログ入力ポート40b4に出力する。
マイクロコンピュータ40bは、アナログ電流検出信号をA/D変換してソレノイド29に流れる電流のデータを取得する。
NチャンネルMOSFET64cは、シャント抵抗64b1とグランドGNDとの間に、シャント抵抗64b1側をドレインDとし、グランドGND側をソースSとして接続され、NチャンネルMOSFET64cのゲートGは、マイクロコンピュータ40bの出力ポート40b5に接続される。
マイクロコンピュータ40bは、NチャンネルMOSFET64cのゲートGに出力する信号の切り替えによって、NチャンネルMOSFET64cのオン/オフ、つまり、ソレノイド29とグランドGNDとを結ぶラインの断続を制御する。
マイクロコンピュータ40bの制御部40b11は、ソレノイド29に流す電流の目標値である目標電流をロック/ロック解除の指令に応じて設定し、目標電流に応じた基本デューティを、電流検出回路64bが検出した実電流と目標電流との比較結果に基づき補正して最終的な制御デューティを決定し、制御デューティに応じた指令信号(ゲート信号)を出力ポート40b6から駆動IC64aに出力する。
また、マイクロコンピュータ40bの制御部40b11は、出力ポート40b7から駆動IC64aに向けて、ソレノイド29の駆動許可、駆動停止の指令信号を出力する。
駆動IC64aは、制御デューティに応じたスイッチング動作を行ってソレノイド29に供給する電力を調整するPWM制御を実施する。
図4は、駆動IC64aの回路構成ブロック図である。
駆動IC64aは、ゲート信号出力部64a1、ハイサイドのPチャンネルMOSFET64a2とローサイドのNチャンネルMOSFET64a3とからなるドライバとしてのハーフブリッジ回路64a4、PチャンネルMOSFET64a2を駆動するハイサイドドライバ64a5、NチャンネルMOSFET64a3を駆動するローサイドドライバ64a6、PチャンネルMOSFET64a2の上流で電流を検出する電流検出器64a7、過電流検出部64a8を有する。
そして、電流検出器64a7、過電流検出部64a8、及びゲート信号出力部64a1は、過電流保護回路64a9を構成する。
マイクロコンピュータ40bは、ゲート信号出力部64a1に、制御デューティに応じた指令信号であるゲート信号(デューティ指令信号)、及び、ソレノイド29の駆動の許可/不許可を指令する駆動許可信号を出力する。
ゲート信号出力部64a1は、駆動許可信号が駆動の不許可を指令するとき、換言すれば、ソレノイド29の駆動停止指令を入力したとき、ハイサイドドライバ64a5及びローサイドドライバ64a6へのゲート信号の出力を停止することで、PチャンネルMOSFET64a2及びNチャンネルMOSFET64a3をオフに保持する。
一方、ゲート信号出力部64a1は、駆動許可信号が駆動の許可を指令するとき、換言すれば、ソレノイド29の駆動指令を入力したとき、マイクロコンピュータ40bから取得したゲート信号をハイサイドドライバ64a5に出力し、また、マイクロコンピュータ40bから取得したゲート信号をローサイドドライバ64a6に出力する。
ここで、ハイサイドドライバ64a5は、ゲート信号に応じてPチャンネルMOSFET64a2をオンオフ駆動し、ローサイドドライバ64a6は、ゲート信号を反転処理してNチャンネルMOSFET64a3をオンオフ駆動する。
つまり、駆動IC64aは、駆動の許可状態において、PチャンネルMOSFET64a2がオンであるときにNチャンネルMOSFET64a3がオフになり、PチャンネルMOSFET64a2がオフであるときにNチャンネルMOSFET64a3がオンになるように、ハーフブリッジ回路64a4をゲート信号に応じて駆動する。
また、過電流検出部64a8は、電流検出器64a7が検出した電流値REC、つまり、ソレノイド29に流れる電流値と、ソレノイド29に流す電流値の上限値に相当する閾値TH1とを比較する。
そして、過電流検出部64a8は、電流値RECが閾値TH1を上回ると、つまり、REC>TH1が成立すると、ゲート信号の出力停止指令、換言すれば、PチャンネルMOSFET64a2及びNチャンネルMOSFET64a3のオフ指令をゲート信号出力部64a1に出力する。
これにより、ソレノイド29への電力供給が断たれて電流値RECは低下に転じる。
そして、過電流検出部64a8は、ソレノイド29への電力供給を遮断した後に、電流値RECが閾値TH1以下になると、つまり、REC≦TH1が成立すると、ゲート信号出力部64a1によるゲート信号の出力、換言すれば、ソレノイド29への通電を再開させる。
これにより、ソレノイド29に流れる電流が許容上限値を超える過電流状態を速やかに解消し、ハーフブリッジ回路64a4などに熱損傷が発生することを抑制する。
なお、過電流検出部64a8、電流検出器64a7、及びゲート信号出力部64a1によって駆動IC64aに備えられる過電流保護機能は、マイクロコンピュータ40bによる過電流診断及びフェイルセーフ処理による回路保護よりも早いタイミングで実行されることが期待される。
例えば、駆動IC64aに備えられる過電流保護機能は、REC>TH1が成立してから100μsec内でソレノイド29への電力供給を停止する。
ここで、駆動IC64aに備えられる過電流保護機能は、例えば、ソレノイド29の短絡故障が発生したときに作動することになる。
過電流検出部64a8は、ソレノイド29の短絡故障が発生して電流値RECが閾値TH1を上回るようになるとソレノイド29への電力供給を断ち、電力供給の遮断によって電流値RECが閾値TH1以下になるとゲート信号の出力(電力供給)を再開させ、電力供給の再開によって電流値RECが閾値TH1を上回るとソレノイド29への電力供給を断つことを繰り返す。
そして、係る通電、遮断が繰り返される状態では、ソレノイド29の平均印加電圧が、短絡故障が発生していない正常時に比べて低下することになる。
上記のように構成されたデフロック装置41(負荷駆動装置)において、マイクロコンピュータ40bは、電源ライン66の断線とソレノイド29の短絡とを区別して診断する電圧モニタ部40b12、及び、電圧モニタ部40b12による診断結果を記憶する不揮発性メモリからなる記憶部40b13を備える。
図5は、マイクロコンピュータ40bの断線・短絡診断機能の処理手順を示すフローチャートである。
なお、マイクロコンピュータ40bは、図5のフローチャートに示すルーチンを所定時間毎に割り込み実行する。
マイクロコンピュータ40bは、ステップS101で、駆動IC64aへのゲート信号(制御信号)の出力条件であるシステム作動条件が成立しているか否かを判断する。
マイクロコンピュータ40bは、例えば、デフロック作動スイッチ42がオン操作されていて、かつ、4Lモード(4輪駆動低速)で、かつ、車速が所定車速以下であるときに、システム作動条件が成立していると判断する。
マイクロコンピュータ40bは、システム作動条件が成立していない場合、ステップS101からステップS102に進んで、駆動IC64aへのゲート信号(制御信号)の出力を停止する。
一方、マイクロコンピュータ40bは、システム作動条件が成立している場合、ステップS101からステップS103に進んで、第1電圧モニタ回路62が検出した電圧Vps1の情報を読み込む。
次いで、マイクロコンピュータ40bは、ステップS104で、電圧Vps1が、第1閾値Vth1と第2閾値Vth2(Vth1>Vth2)とで挟まれる電圧領域内(Vth2≦Vps1≦Vth1)であるか否かを判断する。
図6は、第1閾値Vth1、第2閾値Vth2、及び、正常状態での電圧である正常電圧Vnoと、ソレノイド29が短絡故障したときの電圧Vps1、電源ライン66が断線したときの電圧Vps1との相関を示すタイムチャートである。
第1閾値Vth1は、正常電圧Vnoよりも低い電圧である。また、第2閾値Vth2は、第1閾値Vth1よりも低い電圧であって、0Vよりも高い電圧である(Vno>Vth1>Vth2>0)。
そして、第1閾値Vth1と第2閾値Vth2とで挟まれる電圧領域は、ソレノイド29が短絡故障したときに駆動IC64aの過電流保護機能によってソレノイド29への電力供給、遮断が繰り返されるときの電圧Vps1を含み、電源ライン66が断線したときの電圧Vps1を含まないように設定される。
ソレノイド29が短絡すると電圧Vps1は正常電圧Vnoを下回り、また、電源ライン66が断線したときも電圧Vps1は正常電圧Vnoを下回るが、ソレノイド29が短絡故障し駆動IC64aの過電流保護機能によってソレノイド29への電力供給、遮断が繰り返されるときは、電源ライン66が断線したときに比べて電圧Vps1が高くなる。
係る電圧特性を利用して、第1閾値Vth1は、ソレノイド29の短絡や電源ライン66の断線が発生したときに電圧Vps1が下回る電圧であって、かつ、正常時に電圧Vps1が上回る電圧に設定してある。
また、第2閾値Vth2は、ソレノイド29の短絡が発生したときに電圧Vps1が上回る電圧であって、かつ、電源ライン66の断線が発生したときに電圧Vps1が下回る電圧に設定してある。
換言すれば、電圧Vps1が第1閾値Vth1を下回る状態は、ソレノイド29の短絡若しくは電源ライン66の断線が発生している状態であり、電圧Vps1が第1閾値Vth1を下回り、かつ、第2閾値Vth2を上回る状態は、ソレノイド29の短絡が発生している状態であり、電圧Vps1が第2閾値Vth2を下回る状態は電源ライン66の断線が発生している状態であると区別できるように、第1閾値Vth1及び第2閾値Vth2を適合してある。
マイクロコンピュータ40bは、ステップS104で、Vth2≦Vps1≦Vth1が成立していないと判断した場合、つまり、Vth2>Vps1≧0であるか、また、Vps1>Vth1である場合、ステップS104からステップS105に進み、Vth2>Vps1≧0が成立しているか否かを判断する。
マイクロコンピュータ40bは、ステップS105で、Vth2>Vps1≧0が成立していないと判断した場合は、Vps1>Vth1が成立していることになり、ソレノイド29の短絡及び電源ライン66の断線が発生していない正常状態と判断して、ステップS106に進む。
マイクロコンピュータ40bは、ステップS106で、ソレノイド29の短絡発生の有無を示すフラグFscを、短絡発生無しを示す零にリセットし、電源ライン66の断線発生の有無を示すフラグFdcを、断線発生無しを示す零にリセットする。
更に、マイクロコンピュータ40bは、ステップS106で、ソレノイド29の短絡発生の可能性を判断した回数(換言すれば、短絡判定信号の生成回数)を計数するためのカウンタCscを零にリセットし、電源ライン66の断線発生の可能性を判断した回数(換言すれば、断線判定信号の生成回数)を計数するためのカウンタCdcを零にリセットする。
次いで、マイクロコンピュータ40bは、ステップS107に進み、駆動IC64aへのゲート信号(制御信号)の出力を通常に実施する。
一方、マイクロコンピュータ40bは、ステップS104で、Vth2≦Vps1≦Vth1が成立していると判断すると、ソレノイド29の短絡が発生している可能性を判断し(換言すれば、短絡判定信号を生成し)、ステップS108に進む。
マイクロコンピュータ40bは、ステップS108で、ソレノイド29の短絡発生の判断回数を計数するためのカウンタCscをインクリメントし、かつ、電源ライン66の断線発生の判断回数を計数するためのカウンタCdcを零にリセットする。
次いで、マイクロコンピュータ40bは、ステップS109に進み、カウンタCscの値が所定値CTH1(CTH1>0)に達したか否かを判断する。
そして、カウンタCscの値が所定値CTH1を下回っているとき、マイクロコンピュータ40bは、そのまま本ルーチンを終了させることで、ソレノイド29の短絡発生の判断を確定させずに保留する。
一方、カウンタCscの値が所定値CTH1に達したとき(カウンタCsc=CTH1のとき)、マイクロコンピュータ40bは、ステップS110に進み、ソレノイド29の短絡発生の有無を示すフラグFscに短絡発生確定を示す1をセットし、フラグFscを記憶部40b13(不揮発性メモリ)に記憶させることで、ソレノイド29の短絡発生を判断した履歴を保存する。
つまり、マイクロコンピュータ40bは、Vth2≦Vps1≦Vth1の成立を判断しても直ちにソレノイド29の短絡発生の判断を確定させず、所定値CTH1だけ連続して(換言すれば、所定期間継続して)Vth2≦Vps1≦Vth1の成立を判断したときに、最終的に、ソレノイド29における短絡の発生判断を確定させる。
マイクロコンピュータ40bは、ステップS110で、フラグFscに1をセットしてソレノイド29における短絡の発生判断を確定させると、次いで、ステップS114に進み、駆動IC64aへのゲート信号(制御信号)の出力を中止し、ソレノイド29への通電を遮断する。
なお、マイクロコンピュータ40bは、ステップS114でソレノイド29への通電を遮断したときに、4輪駆動車50の運転者に対してデフロック装置41の異常発生をランプ、ブザーなどの警告装置によって警告することができる。
一方、マイクロコンピュータ40bは、ステップS104で、Vth2≦Vps1≦Vth1が成立していないと判断し、更に、ステップS105で、Vth2>Vps1≧0が成立していると判断したときは、電源ライン66の断線が発生している可能性があると判断し(換言すれば、断線判定信号を生成し)、ステップS111に進む。
マイクロコンピュータ40bは、ステップS111で、電源ライン66の断線発生の判断回数を計数するためのカウンタCdcをインクリメントし、かつ、ソレノイド29の短絡発生の判断回数を計数するためのカウンタCscを零にリセットする。
次いで、マイクロコンピュータ40bは、ステップS112で、カウンタCdcの値が所定値CTH2(CTH2>0)に達したか否かを判断する。
そして、カウンタCdcの値が所定値CTH2を下回っているとき、マイクロコンピュータ40bは、そのまま本ルーチンを終了させることで、電源ライン66の断線発生の判断を確定させずに保留する。
一方、カウンタCdcの値が所定値CTH2に達したとき(カウンタCdc=CTH2のとき)、マイクロコンピュータ40bは、ステップS113に進み、電源ライン66の断線発生の有無を示すフラグFdcに断線発生確定を示す1をセットし、フラグFdcを記憶部40b13(不揮発性メモリ)に記憶させることで、電源ライン66の断線発生を判断した履歴を保存する。
つまり、マイクロコンピュータ40bは、Vth2>Vps1≧0の成立を判断しても直ちに電源ライン66の断線発生の判断を確定させず、所定値CTH2だけ連続して(換言すれば、所定期間継続して)Vth2>Vps1≧0の成立を判断したときに、最終的に、電源ライン66における断線の発生判断を確定させる。
マイクロコンピュータ40bは、ステップS113で、フラグFdcに1をセットして電源ライン66における短絡の発生判断を確定させると、次いで、ステップS114に進み、駆動IC64aへのゲート信号(制御信号)の出力を中止し、ソレノイド29への通電を遮断する。
以上のように、マイクロコンピュータ40bは、第1電圧モニタ回路62が検出した電圧Vps1が正常状態での電圧Vnoよりも低下したときに、低下した電圧のレベルに基づきソレノイド29(負荷)の短絡と電源ライン66の断線とを区別して診断する。
なお、フラグFsc及びフラグFdcの情報、換言すれば、ソレノイド29の短絡の有無及び電源ライン66の断線の有無に関する情報は、車両整備のときに電子診断機をマイクロコンピュータ40bに接続することで読み出せるよう構成することができる。
これにより、車両整備の作業者は、デフロック装置41(ソレノイド29)の異常がソレノイド29の短絡であるか電源ライン66の断線であるかを認識でき、整備作業を効率よく行える。
上記実施形態で説明した各技術的思想は、矛盾が生じない限りにおいて、適宜組み合わせて使用することができる。
また、好ましい実施形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
例えば、マイクロコンピュータ40bは、カウンタCsc,Cdcによる計数処理に代えて、Vth2≦Vps1≦Vth1が継続して成立している時間、Vth2>Vps1≧0が継続して成立している時間を計測し、計測時間が所定時間に達したときに、ソレノイド29の短絡判定、電源ライン66の断線判定を確定させることができる。
また、カウンタCsc,Cdcによる計数処理や、電圧レベルの継続時間の計測処理を省略し、Vth2≦Vps1≦Vth1が成立したことに基づきソレノイド29の短絡判定を行い、Vth2>Vps1≧0が成立したことに基づき電源ライン66の断線判定を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ40bは、第1電圧モニタ回路62が検出した電圧Vps1についてローパスフィルタ処理を施し、フィルタ処理後の電圧Vps1に基づき断線、短絡の診断を実施することができる。
1…リヤデファレンシャル装置、27…プランジャ、29…ソレノイド、40…デフロック制御装置、40b…マイクロコンピュータ、40b11…制御部、40b12…電圧モニタ部、40b13…記憶部、60…通電制御回路、61…ソレノイド電源回路、62…第1電圧モニタ回路、63…第2電圧モニタ回路、64…ソレノイド駆動回路、64a…駆動IC、64a1…ゲート信号出力部、64a2…PチャンネルMOSFET、64a3…NチャンネルMOSFET、64a4…ハーフブリッジ回路(ドライバ)、64a5…ハイサイドドライバ、64a6…ローサイドドライバ、64a7…電流検出器、64a8…過電流検出部、64a9…過電流保護回路、66…電源ライン

Claims (4)

  1. 負荷を駆動するドライバと、
    前記ドライバに制御信号を出力する制御部と、
    電源ラインを介して前記負荷に印加される電圧を検出する電圧検出回路と、
    前記負荷に流れる電流が閾値より高いときに前記ドライバへの前記制御信号の出力を遮断する過電流保護回路と、
    前記電圧検出回路による検出電圧と、正常電圧より低い第1閾値及び前記第1閾値より低い第2閾値と、を比較する電圧モニタ部であって、
    前記第1閾値と前記第2閾値とで挟まれる電圧領域は、前記負荷が短絡したときに前記過電流保護回路によって前記負荷への電力供給、遮断が繰り返されるときの電圧を含み、前記電源ラインが断線したときの電圧を含まず、
    前記電圧検出回路による検出電圧が前記第1閾値を下回りかつ前記第2閾値より高いときに前記負荷の短絡を示す短絡判定信号を生成し、前記電圧検出回路による検出電圧が前記第2閾値より低いときに前記電源ラインの断線を示す断線判定信号を生成する、
    前記電圧モニタ部と、
    を有する、負荷駆動装置。
  2. 前記電圧モニタ部は、
    前記電圧検出回路による検出電圧が前記第1閾値を下回りかつ前記第2閾値より高い状態が所定期間継続したときに前記短絡判定信号を生成し、
    前記電圧検出回路による検出電圧が前記第2閾値より低い状態が所定期間継続したときに前記断線判定信号を生成する、
    請求項1記載の負荷駆動装置。
  3. 前記短絡判定信号、前記断線判定信号それぞれについて生成の履歴を記憶する記憶部を更に有する、
    請求項1又は請求項2に記載の負荷駆動装置。
  4. 前記制御部は、前記短絡判定信号又は前記断線判定信号が生成されたときに、前記ドライバへの制御信号の出力を停止する、
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の負荷駆動装置。
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