JPH0534893A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0534893A JPH0534893A JP21135191A JP21135191A JPH0534893A JP H0534893 A JPH0534893 A JP H0534893A JP 21135191 A JP21135191 A JP 21135191A JP 21135191 A JP21135191 A JP 21135191A JP H0534893 A JPH0534893 A JP H0534893A
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- image forming
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Abstract
(57)【要約】
【目的】記録材料に付着した塵埃を確実に除去し、しか
も再付着を防止して画像の転写不良を防止し、高品質の
画像を得る画像形成装置を提供する。 【構成】搬送ローラ53によってゴミ取り装置30に搬
送された感光材料5は常に補助加圧板37により下部ガ
イド板39に押圧されているクリーニング部材38と凹
凸状の下部ガイド板39との間を通過する。 【効果】感光材料や受像材料に付着していた塵埃を確実
に除去できるので、受像材料への画像転写不良がなく高
品質の画像を得ることができる。
も再付着を防止して画像の転写不良を防止し、高品質の
画像を得る画像形成装置を提供する。 【構成】搬送ローラ53によってゴミ取り装置30に搬
送された感光材料5は常に補助加圧板37により下部ガ
イド板39に押圧されているクリーニング部材38と凹
凸状の下部ガイド板39との間を通過する。 【効果】感光材料や受像材料に付着していた塵埃を確実
に除去できるので、受像材料への画像転写不良がなく高
品質の画像を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光後の感光材料と受
像材料とを重ね合わせて、画像形成用溶媒の存在下で受
像材料に画像を形成する画像形成装置に関し、特に重ね
合わせ前の感光材料と受像材料のゴミ取り装置に関す
る。
像材料とを重ね合わせて、画像形成用溶媒の存在下で受
像材料に画像を形成する画像形成装置に関し、特に重ね
合わせ前の感光材料と受像材料のゴミ取り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原稿に照射した光の反射光もしくは透過
光、あるいは電気信号を光電変換した光により感光材料
は露光され画像形成用溶媒を塗布された後、受像材料と
重ね合わされて加熱現像転写を行い、受像材料に画像を
得る画像形成装置が知られている。ところが、画像形成
用溶媒を塗布する前の感光材料の乳剤面や貼り合わせ前
の受像材料の受像面に塵埃や乳剤のカスが付着している
と、感光材料が受像材料と貼り合わされたときに塵埃付
着部分では転写処理が行なわれず受像材料には白点状の
転写不良を生ずる。また、塵埃や乳剤のカスで画像形成
用溶媒や塗布部が汚れていると、その汚れが感光材料に
付着し受像材料に転移するので高品質の画像を得ること
ができない。
光、あるいは電気信号を光電変換した光により感光材料
は露光され画像形成用溶媒を塗布された後、受像材料と
重ね合わされて加熱現像転写を行い、受像材料に画像を
得る画像形成装置が知られている。ところが、画像形成
用溶媒を塗布する前の感光材料の乳剤面や貼り合わせ前
の受像材料の受像面に塵埃や乳剤のカスが付着している
と、感光材料が受像材料と貼り合わされたときに塵埃付
着部分では転写処理が行なわれず受像材料には白点状の
転写不良を生ずる。また、塵埃や乳剤のカスで画像形成
用溶媒や塗布部が汚れていると、その汚れが感光材料に
付着し受像材料に転移するので高品質の画像を得ること
ができない。
【0003】この種の画像形成装置において、特開平2
−230228号公報に記載されているように、ガイド
板にクリーニング部材を貼ることにより受像材料の両端
にテンションが架かり、クリーニング材に良好に接して
塵埃が除去される。
−230228号公報に記載されているように、ガイド
板にクリーニング部材を貼ることにより受像材料の両端
にテンションが架かり、クリーニング材に良好に接して
塵埃が除去される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、受像材料の
先端部及び後端部はクリーニング部材に十分摺接できな
いため、付着している塵埃が除去できず、しかも受像材
料が通過した後、受像材料から除去された塵埃がクリー
ニング部材から離れると下方にあるガイドに溜まり、こ
れが次に搬送されて来る受像材料に掬い上げられて再付
着してしまい、感光材料と貼り合わされて加熱現象転写
を行ったときに白点状の転写不良を生じてしまう。
先端部及び後端部はクリーニング部材に十分摺接できな
いため、付着している塵埃が除去できず、しかも受像材
料が通過した後、受像材料から除去された塵埃がクリー
ニング部材から離れると下方にあるガイドに溜まり、こ
れが次に搬送されて来る受像材料に掬い上げられて再付
着してしまい、感光材料と貼り合わされて加熱現象転写
を行ったときに白点状の転写不良を生じてしまう。
【0005】図2は従来のゴミ取り装置を感光材料搬送
経路上の露光部20手前と受像材料搬送経路上の貼り合
わせローラ手前に設けた配置図である。感光材料5はゴ
ミ取り装置31によって乳剤面に付着している塵埃や乳
剤のカスを掻き取られる。その後、露光部20において
露光され、水塗布後加熱ドラム54へ搬送される。一
方、受像材料6は貼り合わせローラ55手前に設けられ
たゴミ取り装置32によって塵埃を除去してから貼り合
わせローラ55により感光材料5と重ね合わされ、加熱
ドラム54上で加熱現像転写される。しかしながら、感
光材料5および受像材料6の先端部及び後端部はクリー
ニング部材33に十分摺接できないため、端部に付着し
ている塵埃が十分除去できない欠点がある。
経路上の露光部20手前と受像材料搬送経路上の貼り合
わせローラ手前に設けた配置図である。感光材料5はゴ
ミ取り装置31によって乳剤面に付着している塵埃や乳
剤のカスを掻き取られる。その後、露光部20において
露光され、水塗布後加熱ドラム54へ搬送される。一
方、受像材料6は貼り合わせローラ55手前に設けられ
たゴミ取り装置32によって塵埃を除去してから貼り合
わせローラ55により感光材料5と重ね合わされ、加熱
ドラム54上で加熱現像転写される。しかしながら、感
光材料5および受像材料6の先端部及び後端部はクリー
ニング部材33に十分摺接できないため、端部に付着し
ている塵埃が十分除去できない欠点がある。
【0006】図3は図2中で示した従来のゴミ取り装置
中を通過する受像材料の搬送状態を示す。該ゴミ取り装
置32は上部ガイド板35の下面に固設したクリーニン
グ部材33と下部ガイド板34から成る。(a)は受像
材料の先端部がゴミ取り装置32に搬送される状態を示
す。受像材料6の先端部は搬送ローラ53によってゴミ
取り装置32のクリーニング部材33と下部ガイド板3
4との間を搬送され、図2で示した貼り合わせローラ5
5に搬送される。しかし、この先端部はフリーのためク
リーニング部材33に十分に摺接されないので先端部に
付着している塵埃を確実に掻き取ることができない。
(b)は受像材料の中間部分の搬送状態を示す。先端部
が貼り合わせローラに搬送され、ゴミ取り装置32を中
心に搬送ローラ53と貼り合わせローラ55により受像
材料6にテンションが架かるため、クリーニング部材3
3に十分摺接するので受像材料の中間部は確実に塵埃を
除去できる。(c)は受像材料の後端部の搬送状態を示
す。後端部は搬送ローラ53から外れた時点でフリーに
なるため、クリーニング部材33に十分に摺接されない
ので後端部に付着している塵埃を確実に掻き取ることが
できない。(d)は受像材料が通過した後の状態を示
す。受像材料6に付着していた塵埃がクリーニング部材
33によって掻き落とされ、下部ガイド板34上に落下
している状態にある。(e)は次の受像材料7が搬送さ
れて来る状態を示す。下部ガイド板34上に塵埃が落下
している状態で、次の受像材料が搬送されて来ると下部
ガイド板34に落下していた塵埃が受像材料7の先端部
上に掬い上げられ、表面上に付着してしまう現象が起こ
る。よって、本来の目的である塵埃除去のためのゴミ取
り装置32によって逆に塵埃が付着してしまうことにな
る。
中を通過する受像材料の搬送状態を示す。該ゴミ取り装
置32は上部ガイド板35の下面に固設したクリーニン
グ部材33と下部ガイド板34から成る。(a)は受像
材料の先端部がゴミ取り装置32に搬送される状態を示
す。受像材料6の先端部は搬送ローラ53によってゴミ
取り装置32のクリーニング部材33と下部ガイド板3
4との間を搬送され、図2で示した貼り合わせローラ5
5に搬送される。しかし、この先端部はフリーのためク
リーニング部材33に十分に摺接されないので先端部に
付着している塵埃を確実に掻き取ることができない。
(b)は受像材料の中間部分の搬送状態を示す。先端部
が貼り合わせローラに搬送され、ゴミ取り装置32を中
心に搬送ローラ53と貼り合わせローラ55により受像
材料6にテンションが架かるため、クリーニング部材3
3に十分摺接するので受像材料の中間部は確実に塵埃を
除去できる。(c)は受像材料の後端部の搬送状態を示
す。後端部は搬送ローラ53から外れた時点でフリーに
なるため、クリーニング部材33に十分に摺接されない
ので後端部に付着している塵埃を確実に掻き取ることが
できない。(d)は受像材料が通過した後の状態を示
す。受像材料6に付着していた塵埃がクリーニング部材
33によって掻き落とされ、下部ガイド板34上に落下
している状態にある。(e)は次の受像材料7が搬送さ
れて来る状態を示す。下部ガイド板34上に塵埃が落下
している状態で、次の受像材料が搬送されて来ると下部
ガイド板34に落下していた塵埃が受像材料7の先端部
上に掬い上げられ、表面上に付着してしまう現象が起こ
る。よって、本来の目的である塵埃除去のためのゴミ取
り装置32によって逆に塵埃が付着してしまうことにな
る。
【0007】本発明の目的は、感光材料や受像材料等の
記録材料に付着した塵埃を確実に除去し、しかも再付着
を防止して画像の転写不良を防止し、高品質の画像を得
る画像形成装置を提供することにある。
記録材料に付着した塵埃を確実に除去し、しかも再付着
を防止して画像の転写不良を防止し、高品質の画像を得
る画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記目的
は、露光後の感光材料と受像材料とを重ね合わせ、画像
形成用溶媒の存在下で加熱現像転写処理した後に両材料
を分離し、前記受像材料に画像を形成する画像形成装置
において、表面が凹凸状の下ガイド部材と、該ガイド部
材と弾性的に接する多孔質の柔軟材料から成るクリーニ
ング部材とを設け、前記画像形成用溶媒を塗布する前の
前記感光材料が、前記ガイド部材と前記クリーニング部
材との間を概ね乳剤面を上にして摺接搬送されることを
特徴とする画像形成装置により達成される。
は、露光後の感光材料と受像材料とを重ね合わせ、画像
形成用溶媒の存在下で加熱現像転写処理した後に両材料
を分離し、前記受像材料に画像を形成する画像形成装置
において、表面が凹凸状の下ガイド部材と、該ガイド部
材と弾性的に接する多孔質の柔軟材料から成るクリーニ
ング部材とを設け、前記画像形成用溶媒を塗布する前の
前記感光材料が、前記ガイド部材と前記クリーニング部
材との間を概ね乳剤面を上にして摺接搬送されることを
特徴とする画像形成装置により達成される。
【0009】更に上記目的は、露光後の感光材料と受像
材料とを重ね合わせ、画像形成用溶媒の存在下で加熱現
像転写処理した後に両材料を分離し、前記受像材料に画
像を形成する画像形成装置において、表面が凹凸状の下
ガイド部材と、該ガイド部材と弾性的に接する多孔質の
柔軟材料から成るクリーニング部材とを設け、前記感光
材料と貼り合わせる前の前記受像材料が、前記ガイド部
材と前記クリーニング部材との間を概ね受像面を上にし
て摺接搬送されることを特徴とする画像形成装置により
達成される。
材料とを重ね合わせ、画像形成用溶媒の存在下で加熱現
像転写処理した後に両材料を分離し、前記受像材料に画
像を形成する画像形成装置において、表面が凹凸状の下
ガイド部材と、該ガイド部材と弾性的に接する多孔質の
柔軟材料から成るクリーニング部材とを設け、前記感光
材料と貼り合わせる前の前記受像材料が、前記ガイド部
材と前記クリーニング部材との間を概ね受像面を上にし
て摺接搬送されることを特徴とする画像形成装置により
達成される。
【0010】
【作用】本発明によれば、感光材料や受像材料等の記録
材料の全面にクリーニング材が確実に摺接するので、確
実に塵埃を除去できる。このときのガイド部材に対する
クリーニング材の接触圧力は、該クリーニング材の材質
や厚みで調整する。接触圧力が強すぎると記録材料が詰
まってしまい、弱すぎると付着している塵埃が取れな
い。除去された塵埃はクリーニング材上に保持される
か、又はガイド上に落下する。ガイド上に落下した塵埃
は凹部に入り込むので、後続の記録材料に掬い上げられ
ることがない。また、多量の塵埃を除去した後でもクリ
ーニング材が目詰まりしにくい。特に、記録面を上にし
て搬送される記録材料に対して効果がある。
材料の全面にクリーニング材が確実に摺接するので、確
実に塵埃を除去できる。このときのガイド部材に対する
クリーニング材の接触圧力は、該クリーニング材の材質
や厚みで調整する。接触圧力が強すぎると記録材料が詰
まってしまい、弱すぎると付着している塵埃が取れな
い。除去された塵埃はクリーニング材上に保持される
か、又はガイド上に落下する。ガイド上に落下した塵埃
は凹部に入り込むので、後続の記録材料に掬い上げられ
ることがない。また、多量の塵埃を除去した後でもクリ
ーニング材が目詰まりしにくい。特に、記録面を上にし
て搬送される記録材料に対して効果がある。
【0011】クリーニング材はフェルト等の多孔質で柔
軟性を持った材料が好ましく、凹凸状のガイド部材はエ
ンボス板等のランダムで多くの凹凸のある材料が好まし
い。また、前記ガイド部材の凹部に孔を設けて塵埃をガ
イド部材下方に排出させても良い。
軟性を持った材料が好ましく、凹凸状のガイド部材はエ
ンボス板等のランダムで多くの凹凸のある材料が好まし
い。また、前記ガイド部材の凹部に孔を設けて塵埃をガ
イド部材下方に排出させても良い。
【0012】本発明に使用できる熱現像感光材料につい
ては、米国特許第4,500,626号、同第4,48
3,914号、同第4,430,415号、同第4,5
03,137号、特開昭59−154445号、同59
−180548号、同59−165054号、同61−
88256号、同60−120356号、同59−21
8443号、同61−238056号等に開示されてい
る。
ては、米国特許第4,500,626号、同第4,48
3,914号、同第4,430,415号、同第4,5
03,137号、特開昭59−154445号、同59
−180548号、同59−165054号、同61−
88256号、同60−120356号、同59−21
8443号、同61−238056号等に開示されてい
る。
【0013】上記熱現像感光材料は、基本的には支持体
上に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性化合
物、還元剤(色素供与性物質が還元剤を兼ねる場合もあ
る)を有するものであり、更に必要に応じて有機銀塩そ
の他の添加剤を含有させることができる。
上に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性化合
物、還元剤(色素供与性物質が還元剤を兼ねる場合もあ
る)を有するものであり、更に必要に応じて有機銀塩そ
の他の添加剤を含有させることができる。
【0014】上記熱現像感光材料は露光に対しネガの画
像を与えるものでも、ポジの画像を与えるものでもよ
い。ポジの画像を与える方式にはハロゲン化銀乳剤とし
て直接ポジ乳剤(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式
の2種がある)を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像
を放出する色素供与性化合物を用いる方式のいずれもが
採用できる。
像を与えるものでも、ポジの画像を与えるものでもよ
い。ポジの画像を与える方式にはハロゲン化銀乳剤とし
て直接ポジ乳剤(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式
の2種がある)を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像
を放出する色素供与性化合物を用いる方式のいずれもが
採用できる。
【0015】また、拡散転写に用いる画像形成用溶媒と
しては、例えば水があり、この水は、いわゆる純水に限
らず、広く慣習的に使われる意味での水を含む。また、
純水とメタノール、DMF、アセトン、ジイソブチルケ
トンなどの低沸点溶媒との混合溶媒でもよい。さらに、
画像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱
溶剤等を含有させた溶液でもよい。
しては、例えば水があり、この水は、いわゆる純水に限
らず、広く慣習的に使われる意味での水を含む。また、
純水とメタノール、DMF、アセトン、ジイソブチルケ
トンなどの低沸点溶媒との混合溶媒でもよい。さらに、
画像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱
溶剤等を含有させた溶液でもよい。
【0016】
【実施態様】以下、添付図面を参照しながら本発明の実
施態様を詳細に説明する。なお、本発明は本実施態様に
限定されるものではないことは言うまでもない。
施態様を詳細に説明する。なお、本発明は本実施態様に
限定されるものではないことは言うまでもない。
【0017】図1は画像形成装置の概略構成図である。
画像形成装置1内には感材マガジン2が配置されてお
り、感材マガジン2内には感光材料5がロール状に巻回
されて収納されている。感光材料5は、支持体上に感光
性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性物質、還元剤
を有するものであり、受像材料と重ね合わせて加熱現像
することにより、色素供与性物質が受像材料へ転写され
る。
画像形成装置1内には感材マガジン2が配置されてお
り、感材マガジン2内には感光材料5がロール状に巻回
されて収納されている。感光材料5は、支持体上に感光
性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性物質、還元剤
を有するものであり、受像材料と重ね合わせて加熱現像
することにより、色素供与性物質が受像材料へ転写され
る。
【0018】感光材料5は、水等の画像形成用溶媒の存
在下で熱現像転写処理が促進される。感材マガジン2か
ら引き出されてカッター11により所定長さに切断され
た感光材料5は、露光部20へ搬送されるようになって
いる。
在下で熱現像転写処理が促進される。感材マガジン2か
ら引き出されてカッター11により所定長さに切断され
た感光材料5は、露光部20へ搬送されるようになって
いる。
【0019】感材マガジン2の下方には受材マガジン3
が配置されており、受材マガジン3内には受像材料6が
ロール状に巻回されて収納されている。受像材料6の画
像形成面には、媒染剤を有する色素固定材料が塗布され
ている。受材マガジン3から引き出されてカッター12
により所定長さに切断された受像材料6は、後述する熱
現像転写部50へ搬送されるようになっている。
が配置されており、受材マガジン3内には受像材料6が
ロール状に巻回されて収納されている。受像材料6の画
像形成面には、媒染剤を有する色素固定材料が塗布され
ている。受材マガジン3から引き出されてカッター12
により所定長さに切断された受像材料6は、後述する熱
現像転写部50へ搬送されるようになっている。
【0020】露光部20直上には露光装置として、露光
光源18、光源18と共に移動する第1移動ミラー22
A、該第1移動ミラー22Aとは相対位置が可変の複数
の第2移動ミラー22Bが配設されており、いずれも原
稿載置板25に沿って移動可能となっている。更に、結
像レンズユニット19を通って、固定ミラー23及び可
動ミラー24によって反射された画像光に基づいて原稿
の画像濃度を測定する測光計21が配備されており、該
測光計21により露光条件が決定される。感光材料5へ
の露光は、光源18と第1移動ミラー22Aを移動させ
ながら第2移動ミラー22Bを所定のスピードで追従移
動し、光源18からの光を原稿に沿って照射し、その反
射光をミラー22A,22B,23、結像レンズユニッ
ト19を用いて露光部20に位置する感光材料5へ結像
し走査露光する。
光源18、光源18と共に移動する第1移動ミラー22
A、該第1移動ミラー22Aとは相対位置が可変の複数
の第2移動ミラー22Bが配設されており、いずれも原
稿載置板25に沿って移動可能となっている。更に、結
像レンズユニット19を通って、固定ミラー23及び可
動ミラー24によって反射された画像光に基づいて原稿
の画像濃度を測定する測光計21が配備されており、該
測光計21により露光条件が決定される。感光材料5へ
の露光は、光源18と第1移動ミラー22Aを移動させ
ながら第2移動ミラー22Bを所定のスピードで追従移
動し、光源18からの光を原稿に沿って照射し、その反
射光をミラー22A,22B,23、結像レンズユニッ
ト19を用いて露光部20に位置する感光材料5へ結像
し走査露光する。
【0021】露光部20で走査露光された感光材料5
は、反転して搬送され、水塗布部8によって画像形成用
溶媒としての水が塗布されるようになつている。水塗布
部8において水を塗布された感光材料5は、熱現像転写
部50で受像材料6と重ね合わされ加熱現像転写が行わ
れるようになっている。
は、反転して搬送され、水塗布部8によって画像形成用
溶媒としての水が塗布されるようになつている。水塗布
部8において水を塗布された感光材料5は、熱現像転写
部50で受像材料6と重ね合わされ加熱現像転写が行わ
れるようになっている。
【0022】熱現像転写部50はハロゲンランプ等の発
熱体52を内蔵した加熱ドラム54と無端圧接ベルト5
6とによって構成されている。感光材料5と受像材料6
とは重ね合わされて無端圧接ベルト56により加熱ドラ
ム54の外周へ押圧され、重ね合わせた状態のままで加
熱ドラム54の周面にわたって挟持搬送されて熱現像さ
れるようになっている。これにより、感光材料5は可動
性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料6の色素
固定層に転写され、画像が得られるようになっている。
熱体52を内蔵した加熱ドラム54と無端圧接ベルト5
6とによって構成されている。感光材料5と受像材料6
とは重ね合わされて無端圧接ベルト56により加熱ドラ
ム54の外周へ押圧され、重ね合わせた状態のままで加
熱ドラム54の周面にわたって挟持搬送されて熱現像さ
れるようになっている。これにより、感光材料5は可動
性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料6の色素
固定層に転写され、画像が得られるようになっている。
【0023】加熱現像転写後に剥離ローラ16及び剥離
爪58によって受像材料6から分離された廃棄感光材料
5Aはガイド板14に向けて搬送される。ここで、廃棄
感光材料5Aの支持体側がガイド板14に接するように
ガイド板14が配置されている。また、前記ガイド板1
4の廃棄感光材料5Aと接する面とは反対側の面にはヒ
ータ13が設けてあり、前記廃棄感光材料5Aを支持体
側から加熱するようになっている。
爪58によって受像材料6から分離された廃棄感光材料
5Aはガイド板14に向けて搬送される。ここで、廃棄
感光材料5Aの支持体側がガイド板14に接するように
ガイド板14が配置されている。また、前記ガイド板1
4の廃棄感光材料5Aと接する面とは反対側の面にはヒ
ータ13が設けてあり、前記廃棄感光材料5Aを支持体
側から加熱するようになっている。
【0024】ヒータ通過後の廃棄感光材料5Aはガイド
板14に沿って下降し、熱現像転写部50の下方に設け
られた廃棄トレイ10へ送り出されるようになってい
る。また、感光材料5と分離された受像材料6は、剥離
ローラ17及び剥離爪60により加熱ドラム54から剥
離され、排出トレイ9内に集積されるようになってい
る。また、廃棄トレイ10は斜めに設けられているの
で、廃棄トレイ10の下には空隙が形成されている。こ
の空隙には未使用のシートマガジン26や、すでに満杯
になって取り外した廃棄トレイ10、水塗布部8で使用
される水を貯蔵する水タンク27の収容部となってい
る。
板14に沿って下降し、熱現像転写部50の下方に設け
られた廃棄トレイ10へ送り出されるようになってい
る。また、感光材料5と分離された受像材料6は、剥離
ローラ17及び剥離爪60により加熱ドラム54から剥
離され、排出トレイ9内に集積されるようになってい
る。また、廃棄トレイ10は斜めに設けられているの
で、廃棄トレイ10の下には空隙が形成されている。こ
の空隙には未使用のシートマガジン26や、すでに満杯
になって取り外した廃棄トレイ10、水塗布部8で使用
される水を貯蔵する水タンク27の収容部となってい
る。
【0025】図4は本発明のゴミ取り装置の感光材料搬
送経路上に設けた実施態様の拡大断面図である。露光部
20の手前に設けられるゴミ取り装置30は上部ガイド
板36に固設された多孔質の柔軟材から成るクリーニン
グ部材38と該クリーニング部材を上方から弾性的に押
圧するための補助加圧板37を設けており、クリーニン
グ部材38に対向する側に凹凸表面を備えたエンボス板
の下部ガイド板39から成っている。(A)は感光材料
5の先端部が搬送ローラ57によってゴミ取り装置30
内を搬送されている状態を示す。常に補助加圧板37に
より下部ガイド板39に押圧されているクリーニング部
材38と下部ガイド板39との間を通過することによ
り、略フリーの状態にあった感光材料の先端部は下部ガ
イド板上面の凸部と接触することで、従来除去できなか
った先端部に付着している塵埃を除去することができ
る。(B)は感光材料5の後端部が搬送ローラ59によ
ってゴミ取り装置30内から搬出される状態を示す。先
端部と同様に後端部もゴミ取り装置30内を通過中常に
下部ガイド板39の凸部と接触しているため、後端部に
付着している塵埃40を除去することができる。(C)
は前の感光材料5に付着していた塵埃が掻き落とされ下
部ガイド板39の凹部に溜まっている状態の所に次の感
光材料15が搬送ローラ57によってゴミ取り装置30
内を搬送されている状態を示す。除去された塵埃40は
下部ガイド板39の凹凸状表面の凹部に溜まるため、次
の感光材料により掬い上げられることがない。また、露
光部20の前に設けているので塵埃による露光不良も生
じない。尚、加熱ドラム54の手前の受像材料に同様の
ゴミ取り装置を設けることにより受像材料の受像面に付
着している塵埃を掻き取ることができ、塵埃による転写
不良を防止することができる。
送経路上に設けた実施態様の拡大断面図である。露光部
20の手前に設けられるゴミ取り装置30は上部ガイド
板36に固設された多孔質の柔軟材から成るクリーニン
グ部材38と該クリーニング部材を上方から弾性的に押
圧するための補助加圧板37を設けており、クリーニン
グ部材38に対向する側に凹凸表面を備えたエンボス板
の下部ガイド板39から成っている。(A)は感光材料
5の先端部が搬送ローラ57によってゴミ取り装置30
内を搬送されている状態を示す。常に補助加圧板37に
より下部ガイド板39に押圧されているクリーニング部
材38と下部ガイド板39との間を通過することによ
り、略フリーの状態にあった感光材料の先端部は下部ガ
イド板上面の凸部と接触することで、従来除去できなか
った先端部に付着している塵埃を除去することができ
る。(B)は感光材料5の後端部が搬送ローラ59によ
ってゴミ取り装置30内から搬出される状態を示す。先
端部と同様に後端部もゴミ取り装置30内を通過中常に
下部ガイド板39の凸部と接触しているため、後端部に
付着している塵埃40を除去することができる。(C)
は前の感光材料5に付着していた塵埃が掻き落とされ下
部ガイド板39の凹部に溜まっている状態の所に次の感
光材料15が搬送ローラ57によってゴミ取り装置30
内を搬送されている状態を示す。除去された塵埃40は
下部ガイド板39の凹凸状表面の凹部に溜まるため、次
の感光材料により掬い上げられることがない。また、露
光部20の前に設けているので塵埃による露光不良も生
じない。尚、加熱ドラム54の手前の受像材料に同様の
ゴミ取り装置を設けることにより受像材料の受像面に付
着している塵埃を掻き取ることができ、塵埃による転写
不良を防止することができる。
【0026】図5は前記下部ガイド板39の凹部に孔4
1を設けた別の実施態様を示す。ゴミ取り装置によって
掻き取られ、凹部に溜まった塵埃を下部ガイド板39か
ら更に下方に落下又は強制排出させるために、各凹部に
塵埃が通過する程の径を持った孔41を設けることも可
能である。
1を設けた別の実施態様を示す。ゴミ取り装置によって
掻き取られ、凹部に溜まった塵埃を下部ガイド板39か
ら更に下方に落下又は強制排出させるために、各凹部に
塵埃が通過する程の径を持った孔41を設けることも可
能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、感光材
料及び受像材料に付着していた塵埃、特に材料端部に付
着している塵埃を確実に除去でき、しかも掻き取られた
塵埃が下部ガイド部材の凹部に落ちるので、クリーニン
グ部材が目詰まりすることなく常にクリーンである。よ
って感光材料への露光不良や受像材料への画像転写不良
がなく高品質の画像を得ることができる。
料及び受像材料に付着していた塵埃、特に材料端部に付
着している塵埃を確実に除去でき、しかも掻き取られた
塵埃が下部ガイド部材の凹部に落ちるので、クリーニン
グ部材が目詰まりすることなく常にクリーンである。よ
って感光材料への露光不良や受像材料への画像転写不良
がなく高品質の画像を得ることができる。
【図1】本発明の実施態様である画像形成装置の概略構
成図である。
成図である。
【図2】従来のゴミ取り装置を感光材料経路と受像材料
経路に設けた概略構成図である。
経路に設けた概略構成図である。
【図3】図2中の受像材料経路に設けた従来のゴミ取り
装置の受像材料の通過状態を示す断面図である。
装置の受像材料の通過状態を示す断面図である。
【図4】本発明の実施態様であるゴミ取り装置の感光材
料の通過状態を示す断面図である。
料の通過状態を示す断面図である。
【図5】本発明の別の実施態様である下部ガイド板の部
分断面図である。
分断面図である。
1 画像形成装置
5,15 感光材料
6,7 受像材料
30 ゴミ取り装置
36 上部ガイド板
37 補助加圧板
38 クリーニング部材
39 下部ガイド板
40 塵埃
41 孔
57,59 搬送ローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 露光後の感光材料と受像材料とを重ね合
わせ、画像形成用溶媒の存在下で加熱現像転写処理した
後に両材料を分離し、前記受像材料に画像を形成する画
像形成装置において、表面が凹凸状の下ガイド部材と、
該ガイド部材と弾性的に接するクリーニング部材とを設
け、前記画像形成用溶媒を塗布する前の前記感光材料
が、前記ガイド部材と前記クリーニング部材との間を概
ね乳剤面を上にして摺接搬送されることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】 露光後の感光材料と受像材料とを重ね合
わせ、画像形成用溶媒の存在下で加熱現像転写処理した
後に両材料を分離し、前記受像材料に画像を形成する画
像形成装置において、表面が凹凸状の下ガイド部材と、
該ガイド部材と弾性的に接するクリーニング部材とを設
け、前記感光材料と貼り合わせる前の前記受像材料が、
前記ガイド部材と前記クリーニング部材との間を概ね受
像面を上にして摺接搬送されることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項3】 前記クリーニング部材が多孔質の柔軟材
料から成ることを特徴とする請求項1および2に記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21135191A JPH0534893A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21135191A JPH0534893A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534893A true JPH0534893A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16604534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21135191A Pending JPH0534893A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534893A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001183749A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-06 | Noritsu Koki Co Ltd | シート体ガイド手段および写真処理装置 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP21135191A patent/JPH0534893A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001183749A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-06 | Noritsu Koki Co Ltd | シート体ガイド手段および写真処理装置 |
JP4507139B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2010-07-21 | ノーリツ鋼機株式会社 | シート体ガイド手段および写真処理装置 |
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