JP3524353B2 - 画像剥離装置 - Google Patents

画像剥離装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター、印刷機等の画像形成装置などによっ
てトナーなどの像形成物質を安定に付着させた転写紙、
OHPなどの像保持体から、該像形成物質を剥離する、
画像剥離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、資源の有効利用等の観点から、像
保持体を再利用するために像保持体から像形成物質を除
去する画像再生装置が各種提案されている。特に、像保
持体を比較的損傷することなく、像形成物質のみを除去
するために、本出願人は、水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を像保持体に保持さ
せ、該像保持体上の像形成物質を溶融又は軟化させるよ
うに加熱し、該像形成物質に、該像保持体と該像形成物
質との付着力より大きい付着力を発揮し得る剥離部材を
接触させ、該剥離部材と該像保持体とを分離させる際に
該像形成物質を該像保持体から剥離して除去する画像剥
離装置が提案している(例えば、特開平7−84396
号公報参照)。
【0003】図5は、上記画像剥離装置の一例を示す概
略構成図である。この画像剥離装置は、像形成物質が安
定に付着している像保持体1の像保持面に該像保持面と
該像形成物質との付着状態を不安定にする画像剥離促進
液11を付与して像形成物質の像保持体1への付着力を
低下させる画像剥離促進処理を行う画像剥離促進液付与
手段10と、該画像剥離促進液11を付与された像保持
体1の像保持面と像形成物質との付着力より該像形成物
質に対して大きい付着力を発揮し得る像剥離部材28を
加熱部材21に当接するよう配設し、該像剥離部材28
と該加熱部材21との当接部で、該像保持面と該像剥離
部材28とが接触するよう該像保持体1を挟持して搬送
するとともに、該加熱部材21で挟持された像保持体1
を加熱することで、該像保持体1上から像形成物質を剥
離して該像剥離部材28上に該像形成物質を転移させる
像剥離処理を行う像剥離手段20と、該像剥手段通過後
の該像剥離離部材28と該像保持体1とを分離する分離
手段40とを備えている。
【0004】
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上 記画像剥離装置にお
いては、像剥離手段通過後の像剥離部材と該像保持体と
を分離する分離手段により、像保持体の分離をおこなっ
ている。また、該分離手段による分離不良を検知する分
離不良検知手段を設け、該分離不良検知手段にて像保持
体の像剥離部材への巻き付きを検知し、該検知結果に基
づき画像剥離装置を停止し、該装置の本体カバーを開け
て、手で分離不良をおこした像保持体をとり除いてい
た。この方法では、画像剥離装置の処理も中断され、ま
た、操作性も非常に悪いという問題があった。
【0012】本発明は上記の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、像剥離部材からの像
保持体の分離不良発生時、装置を停止することなく、簡
単に分離不良をおこした像保持体を除去できる画像剥離
装置を提供することである。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【課題を解決するための手段】 また、上記目的を達成す
るために、請求項1の発明は、像保持体の像保持面と像
形成物質との付着力より該像形成物質に対して大きい付
着力を発揮し得る像剥離部材を加熱部材に当接するよう
配設し、該像剥離部材と該加熱部材との当接部で、該像
保持面と該像剥離部材とが接触するよう該像保持体を挟
持して搬送するとともに、該加熱部材で挟持された像保
持体を加熱することで、該像保持体上から像形成物質を
剥離して該像剥離部材上に該像形成物質を転移させる像
剥離処理を行う像剥離手段と、該像剥手段通過後の該像
剥離部材と該像保持体とを分離する分離手段と、該分離
手段による分離不良を検知する分離不良検知手段とを備
えた画像剥離装置において、上記分離手段で分離不良の
像保持体を分離する分離不良像保持体分離手段と、該分
離不良像保持体分離手段により分離された像保持体を機
外に排出する排出搬送経路とを設け、該分離不良検知手
段により像保持体の像剥離部材への巻き付きが検知され
たとき、分離不良像保持体分離手段を作動させ、像保持
体を像剥離部材から分離したのち排出搬送経路より画像
剥離装置外に排出するよう構成したことを特徴とするも
のである。また、請求項2の画像剥離装置は、請求項1
の画像剥離装置において、上記分離手段は、上記像剥離
部材を屈曲搬送することにより行うことを特徴とするも
のである。また、請求項3の画像剥離装置は、請求項
1、又は2の画像剥離装置において、上記分離不良像保
持体分離手段として、分離爪を用いることを特徴とする
ものである。
【0018】これらの発明によれば、該分離不良検知手
段により分離不良が検知された時、画像剥離装置を停止
することなく、分離不良像保持体分離手段を作動し、該
像保持体を像剥離手段により分離したのち、排出搬送経
路より画像剥離装置外に排出するので、分離不良発生時
の像保持体を除去する作業の負担が軽減される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子写真方式によ
る転写型の複写機やプリンタなどによって画像が形成さ
れた像保持体としての転写紙から、像形成物質としての
熱溶融性トナー(以下、「トナー」という)を剥離する
画像剥離装置に適用した実施形態について説明する。図
1は、本実施形態に係る画像剥離装置の概略構成図であ
る。図1において、電子写真などにより形成された画像
を剥離して再生処理を行う対象としての像保持体1は、
図示しない像保持体給送手段としての給紙コロにより画
像剥離促進液付与手段としての画像剥離促進液付与装置
10へと搬送される。
【0020】画像剥離促進液付与装置10は、画像剥離
促進液11を保持するための液容器、液付与ローラ12
等から構成されている。液付与ローラ12は、例えば、
その表面に多数の孔を有する、いわゆるグラビアローラ
で構成することができる。このグラビアローラで構成し
た場合には、その孔の大きさや深さを変えることにより
表面に保持する液量を変えることができる。液付与ロー
ラ12の一部は、図1に示すように画像剥離促進液11
に浸債するように配置され、図示しない駆動系により給
紙コロの線速と等しくなるように像保持体1の搬送と同
方向に回転される。液付与ローラ12は、像保持体1と
接触することにより、画像剥離促進液11を像保持体1
に付与し、該像保持体の一方の面である像保持面のみに
均一な液膜を形成する。
【0021】上記画像剥離促進液11が付与された像保
持体1は、像剥離処理を行う像剥離手段としての像剥離
装置20に給送される。この像剥離装置20は、ハロゲ
ン・ランプなどのヒータ22を内蔵した金属製の加熱ド
ラム21と、表面にシリコーンゴム等の弾性部材の被覆
を設けた金属製の加圧ローラ27と、入口ローラ23、
駆動ローラ24、テンションローラ25、クリーニング
用のバックアップローラ26に内接するように張架され
たエンドレスベルト状の剥離部材28等から構成されて
いる。ここで、駆動ローラ24は、後述するように、剥
離部材28と像保持体1との分離手段を兼ねている。
【0022】上記加熱ドラム21は、図示しない駆動手
段により矢印a方向に回転駆動される。また、エンドレ
スベルト状の剥離部材28は駆動ローラ24により矢印
b方向に回転する。テンションローラ26は、図示され
ていないバネ、油圧などの付勢手段により、エンドレス
ベルト状の剥離部材28に対して適切なテンションを与
えるように構成されている。剥離部材28は、、入口ロ
ーラ23が配置されている位置の近傍で剥離部材回転方
向に対し下流側の位置から、駆動ローラ24が配置され
ている位置の近傍で剥離部材回転方向上流側の位置まで
の間、加熱ドラム21に当接するよう構成されている。
この像剥離部材28と加熱ドラム21の当接部は、像剥
離促進液11が付与された像保持体1を挟持して搬送す
る挟持搬送経路を形成している。また、加圧ローラ27
と加熱ドラム21との間には、図示されていないバネ、
油圧などの付勢手段により互いに圧接する方向への圧力
が加えられており、加熱ドラム21に剥離部材28を加
圧するように設けられている。
【0023】図1において、上記画像剥離促進液付与装
10により像保持面に像剥離促進液11が付与された
像保持体1は、加熱ドラム22と剥離部材28との当接
部である挟持搬送経路に挿入され、像保持体1の像保持
面と剥離部材28とが重ね合わされる。表面に像剥離促
進液11を塗布された像保持体1と画像剥離促進液11
の蒸気を透過しない材料よりなる剥離部材28とが重ね
合わされて、挟持搬送経路において、加熱ドラム21に
より加熱される。この加熱によって、像保持体1の像保
持面に皮膜状に形成された像形成物質の下側に位置する
膨潤層にまで像剥離促進液11が吸収され、膨潤層が膨
潤する。
【0024】この膨潤層の膨潤作用により、像形成物質
としての画像と像保持体1との接着力が著しく低下され
て、像保持体1から像形成物質を容易に剥離することが
できるようになる。また、大きな面積の黒ベタ画像があ
る場合でも、該画像の像形成物質を通して画像剥離促進
液11を像形成物質の下層の膨潤層に吸収させることが
できるので、像形成物質の剥離を容易に行うことができ
る。特に、上記ベタ画像が、穴がなく完全に近い膜を形
成している場合にも、像形成物質の剥離が可能である。
従って、市販の種々の画像形成装置で記録された画像、
種々のパターンで記録された画像も剥離できる。
【0025】また、像剥離装置20において、像保持体
1上に形成された画像の像形成物質は、加熱ドラム21
により加熱され、加圧ローラ27に達する前までに、軟
化点以上の温度に達するように加熱ドラム21のヒータ
22のオン・オフが制御される。加熱する温度は、使用
する像形成物質の粘弾性の温度特性により、適当なレベ
ルが選択される。一般の電子写真用乾式トナーを用いる
場合には、60〜130°Cが好ましく、特に70〜1
10°Cに像保持体1が加熱されるように設定すること
が好ましい。この好適な温度領域よりも低い温度では、
像形成物質の流動性が不足するので像形成物質が充分に
剥離部材に接着せず、像形成物質の転写・剥離が生じに
くくなる。上記好適な温度領域よりも高い温度では、像
形成物質の流動性が高くなり過ぎて、像保持体1と剥離
部材28との分離の際に、像形成物質内部で凝集破壊が
生じるため、像保持体1から像形成物質を完全に剥離す
ることが困難になる。上記温度範囲における加熱により
像形成物質に適当な流動性が生じた時点で、加圧ローラ
27により像形成物質と剥離部材28とを加圧すること
により、像形成物質と剥離部材28との間に接着力を生
じさせることができる。
【0026】上記剥離部材28と像保持体1とは、剥離
部材28と像保持体1との分離手段を兼ねている駆動ロ
ーラ24近傍で分離される。この分離は、剥離部材28
が駆動ローラ24の周面に沿って屈曲搬送されるのに対
して、像保持体1がその剛性により直線方向に進もうと
することによって行われる。
【0027】このようにして、上記像剥離装置20の像
剥離処理によって剥離部材28に転写された像保持体1
の像形成物質は、クリーニング装置30により除去され
る。これにより、剥離部材28が清掃されて次の像剥離
処理に備えられて繰り返し使用される。このクリーニン
グ装置30のクリーニング部材31としては、スパイラ
ル状に刃を形成したローラ、ループ状に金属や有機ポリ
マーの紬線を巻き付けたたわし状の表面を有するロー
ラ、金属や有機ポリマーのワイヤを植毛したローラが好
ましく用いられるが、必ずしも回動可能なローラを用い
る必要はなく、金属やセラミックス、有機ポリマーの固
定のブレードにより剥離部材28をクリーニングするこ
とも可能である。この剥離部材28のクリーニングによ
り該剥離部材28より除去された像形成物質は回収容器
に蓄積され、適宜処分される。
【0028】一方、像剥離装置20において加熱および
加圧された像保持体1は、駆動ローラ24により剥離部
材28より分離され、続いて分離爪40により加熱ドラ
ム22から分離された後、搬送ローラ及び排紙ローラ4
3により搬送されて、排紙トレー70上にストックされ
る。
【0029】ここで、像剥離装置20の剥離部材28と
加熱ドラム21の配置について説明する。像保持体1上
の像形成物質を確実に剥離するには、像保持体1の像保
持面に充分な量の画像剥離促進液11を付与する必要が
ある。そこで、画像剥離促進液付与手段10にて、像保
持面に過剰な量の画像剥離促進液11を付与している。
画像剥離促進液11を付与されて液膜が形成された像保
持体1は、挟持搬送経路にて加熱される。このとき、像
剥離部材28と加熱部材21とにより、像保持体1の膨
潤層が吸収しきれない余剰の画像剥離促進液11がしご
かれ、挟持搬送経路入口近傍に剥離液の液溜まり19が
生じる。この液溜まり19を像保持体が通過すると、像
保持体1によごれを生じてしまうので、液溜まり19を
消失させる必要がある。
【0030】そこで、本画像剥離装置では、剥離部材2
8は加熱ドラム21に水平方向上方より当接しはじめる
(図1中でθ1>0)よう構成する。剥離部材28が加
熱ドラム21に水平方向上方より当接すると、図4に示
すように、液溜まり19には、回転駆動する像剥離部材
が液溜まり19を搬送しようとする力F2と、液溜まり
にかかる重力F1の像剥離部材と水平方向の分力F1a
とが同方向に働くため、液溜まりを搬送する力はF2+
F1aと大きくなる。このため、液溜まりは像剥離部材
に搬送され易くなる。液溜まりは像剥離部材28の駆動
により像剥離部材と加熱部材21との当接部へ搬送され
る。これにより、像保持体の通過する位置より液溜まり
をすばやく消失させることができるので、像保持体を汚
すことはない。なお、当接部へ搬送された液溜まりの液
は、該当接部で薄く延伸されるとともに、加熱され、当
接部通過後、空気に触れ蒸発する。
【0031】また、本画像装置においては、該像剥離部
材28の該加熱ドラム21への巻き付き角度(図1中で
θ2)が180°近傍でかつ180°未満となるよう構
成している。該像剥離部材28の該加熱ドラム21への
巻き付き角度は180°未満であるので、剥離部材また
は加熱ドラムの交換の際、加熱ドラムを横方向から脱着
ることができ、メンテナンス時、または、組立時の作
業性がよくなる。さらに、該像剥離部材28の該加熱ド
ラム21への巻き付き角度は180°近傍であるので、
上記作業性の良い範囲内で、剥離部材と加熱部材との当
接面をできるだけ長くする事ができる。像剥離装置20
における像剥離部材28と加熱ドラム21の当接部の長
さは、長いほどより熱の授受効率がよく、良好に像剥離
をおこなうことができる。このように構成することで、
作業性と熱の授受効率とを両立することができる。
【0032】また、上述のように、像保持体1は像剥離
部材28より駆動ローラ24近傍で分離され、続いて加
熱ドラム21より分離爪40により分離された後、搬送
ローラ及び排紙ローラ43により搬送されて、排紙され
る。像保持体1と像剥離部材28との分離は、剥離部材
28が駆動ローラ25の周面に沿って屈曲搬送されるの
に対して、像保持体1がその剛性により直線方向に進も
うとすることによって行われる。ところが、像保持体1
と像形成物質との接着力の低下が不十分な場合、または
像保持体1の特性等によっては、剥離部材28と像保持
体1との分離が困難となり、分離不良をおこし、像保持
体1が像剥離部材28に巻き付いてしまうことがある。
【0033】本画像剥離装置では、上記分離不良を検知
する検知手段として像保持体の排紙スタックへの搬送経
路途中に配置されたセンサ41と、駆動ローラ24の配
設された位置より像剥離部材28駆動方向下流に配設さ
れ、像剥離部材28に巻き付いた像保持体1を分離する
分離爪51と該分離爪先端を像剥離部材28に当接させ
るためのソレノイド52とを有する分離手段と、該分離
爪により分離された像保持体1を機外に排出する搬出搬
送経路としての搬出搬送ガイド部材60とを備えてい
る。像剥離部材28と像保持体1との分離不良を検知す
る検知手段としてセンサ41は、所定時間が経過後に、
像保持体1が排紙経路42を通過するか否かを検知し、
像保持体1が排紙経路42を通過しないとき、像保持体
が像剥離手段に巻き付いていると判断する。センサ41
にて、分離不良が検知されると、ソレノイド52を動作
させ、巻き付いた像保持体1の先端が分離爪51の配設
された位置に到達する前に、分離爪51先端を像剥離部
材に当接させ、巻き付いた像保持体を分離する。分離爪
51にて分離された像保持体1は、排出搬送ガイド部材
60を経て機外に排出される。また、像保持体を分離し
た後、ソレノイド52を解除し、分離爪51は像剥離部
材28と離間させた状態で待機する。
【0034】
【発明の効果】これらの発明によれば、像保持体の像剥
離部材からの分離不良発生時、画像剥離装置を停止させ
ることなく、簡単に分離不良をおこした像保持体を除去
できるという優れた効果がある。
【0035】
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像剥離装置の概略構
成図。
【図2】上記画像剥離装置の像剥離装置の液溜まり発生
部の説明図。
【図3】従来の画像剥離装置における液溜まりに作用す
る力の説明図。
【図4】本発明の実施形態に係る画像剥離装置における
液溜まりに作用する力の説明図。
【図5】従来の画像剥離装置の概略構成図。
【符号の説明】
1 像保持体 10 画像剥離促進液塗布装置 11 画像剥離促進液 12 塗布ローラ 20 像剥離装置 21 加熱ドラム 22 ヒーター 23 入口ローラ 24 駆動ローラ 27 加圧ローラ 28 像剥離部材 30 クリーニング装置 40 像保持体を加熱ドラムから分離する分離爪 41 センサ 43 排紙ローラ 50 像剥離部材に巻き付いた像保持体を分離する分
離装置 51 分離爪 52 ソレノイド 60 排出搬送ガイド部材 θ1 像剥離部材と加熱ドラムとが当接しはじめる位
置での角度 θ2 像剥離部材と加熱ドラムとの当接角 F1 液溜まりにかかる重力 F1a 液溜まりにかかる重力の像剥離部材と水平方向
の分力 F2 像剥離部材が液溜まりを搬送しようとする力

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持体の像保持面と像形成物質との付着
    力より該像形成物質に対して大きい付着力を発揮し得る
    像剥離部材を加熱部材に当接するよう配設し、該像剥離
    部材と該加熱部材との当接部で、該像保持面と該像剥離
    部材とが接触するよう該像保持体を挟持して搬送すると
    ともに、該加熱部材により挟持された像保持体を加熱す
    ることで、該像保持体上から像形成物質を剥離して該像
    剥離部材上に該像形成物質を転移させる像剥離処理を行
    う像剥離手段と、該像剥手段通過後の該像剥離部材と該
    像保持体とを分離する分離手段と、該分離手段による分
    離不良を検知する分離不良検知手段とを備えた画像剥離
    装置において、 上記分離手段で分離不良の像保持体を分離する分離不良
    像保持体分離手段と、該分離不良像保持体分離手段によ
    り分離された像保持体を機外に排出する排出搬送経路と
    を設け、該分離不良検知手段により像保持体の像剥離部
    材への巻き付きが検知されたとき、分離不良像保持体分
    離手段を作動させ、像保持体を像剥離部材から分離した
    のち排出搬送経路より画像剥離装置外に排出するよう構
    成したことを特徴とする画像剥離装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像剥離装置において、 上記分離手段は、上記像剥離部材を屈曲搬送することに
    より行うことを特徴とする画像剥離装置。
  3. 【請求項3】請求項1、又は2の画像剥離装置におい
    て、 上記分離不良像保持体分離手段として、分離爪を用いる
    ことを特徴とする画像剥離装置。
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