JPH11338064A - シートの保持機構 - Google Patents

シートの保持機構

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JPH11338064A
JPH11338064A JP14086098A JP14086098A JPH11338064A JP H11338064 A JPH11338064 A JP H11338064A JP 14086098 A JP14086098 A JP 14086098A JP 14086098 A JP14086098 A JP 14086098A JP H11338064 A JPH11338064 A JP H11338064A
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holding
bodies
transport
processed
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JP14086098A
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English (en)
Inventor
Junichi Owaki
淳一 大脇
Hiroshi Miyawaki
浩 宮脇
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、シート状の被処理物を搬送する
際、該被処理物を一定の力で、しかも、確実に保持する
ことができるシートの保持機構を提供することを課題と
する。 【解決手段】 本発明に係るシートの保持機構は、シー
ト状の被処理物を搬送すべく、該被処理物を保持するた
めのシートの保持機構であって、圧着体46,47 が互いに
対向するよう設けられると共に、該圧着体46,47 の夫々
対向する面が略平面状に形成され、しかも、該圧着体4
6,47 のうち、少なくとも何れか一方が、他方に接離自
在に移動するよう構成されてなり、前記圧着体46,47 間
に挿入される被処理物を圧着体46,47 で挟持すること
で、該被処理物が保持される構成にされてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートの保持機構
に関するものであり、特に、写真処理装置に適したもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真処理装置、印刷装置、圧
延装置等、シート状の被処理物を扱う装置にあっては、
装置内での被処理物の搬送手段として、ローラー機構が
採用されている。
【0003】かかるローラー機構は、図18に示す如
く、被処理物の搬送経路C’を中心として所定間隔を有
して互いに対向する一対のガイド板60,60 と、一方のガ
イド板60から搬送経路C’に一部が臨出した駆動ローラ
ー61と、他方のガイド板60から搬送経路C’に出退自在
で且つ前記駆動ローラー61と当接可能な圧着ローラ62と
からなる。
【0004】そこで、圧着ローラ62をガイド板60から退
避させて、ガイド板60,60 間に被処理物を送り出し、駆
動ローラー61の周面上に被処理物が搬送された後、再び
圧着ローラ62をガイド板60に進出させ、被処理物に圧着
ローラ62を圧着させた状態で、駆動ローラー61と圧着ロ
ーラ62とで被処理物を挟み込んで保持する。そして、か
かる状態で、駆動ローラー61を回転させることで、被処
理物を搬送するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ロ
ーラー機構にあっては、駆動ローラー61及び圧着ローラ
62の軸長方向での平行度が悪いと、被処理物の幅方向に
均一な力が付勢されず、従って、被処理物の幅方向での
保持力の相違が生じることとなり、被処理物は平行搬送
されず、被処理物の蛇行が発生するという問題があっ
た。
【0006】従って、かかる問題を解消するために、駆
動ローラー61と圧着ローラ62との平行度の調整作業を行
わなければならず、かかる作業が非常に煩雑になるとい
う問題があった。
【0007】また、駆動ローラー61と圧着ローラ62との
平行度の調整が行われた場合であっても、装置を長時間
使用する間に駆動ローラー61及び圧着ローラ62が劣化す
ることで、駆動ローラー61及び圧着ローラ62の被処理物
に対する面圧が局部的に相違する結果、被処理物の保持
力が安定せず、従って、被処理物は平行搬送されず、シ
ートの蛇行がさらに増長されるという問題があった。
【0008】さらに、駆動ローラー61は一部がガイド板
60から常時臨出しているため、被処理物をガイド板60,6
0 間に送り込む際、被処理物が駆動ローラー61に干渉し
て、被処理物の送り込みが阻害されるという問題があっ
た。
【0009】そこで、本発明は上記の如き問題点に鑑み
てなされたもので、シート状の被処理物を一定の力で、
しかも、確実に保持することができるシートの保持機構
を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るシートの保持機構は、シート状の被処
理物を搬送すべく、該被処理物を保持するためのシート
の保持機構であって、圧着体46,47 が互いに対向するよ
う設けられると共に、該圧着体46,47 の夫々対向する面
が略平面状に形成され、しかも、該圧着体46,47 のう
ち、少なくとも何れか一方が、他方に接離自在に移動す
るよう構成されてなり、前記圧着体46,47間に挿入され
る被処理物を圧着体46,47 で挟持することで、該被処理
物が保持される構成にされてなることを特徴とする。
【0011】上記構成からなるシートの保持機構にあっ
ては、シート状の被処理物を搬送する際に、対向するよ
うに配置された圧着体46,47 の間に、シート状の被処理
物を挿入した状態で、圧着体46,47 の何れか、若しく
は、両方を他方側に移動せしめることで、圧着体46の略
平面状の対向面と、圧着体47の略平面状の対向面とで被
処理物を挟持し、該被処理物を保持するものである。そ
して、搬送を終えた後は、圧着体46,47 を互いに離間さ
せる方向に、圧着体46,47 の何れか、若しくは、両方を
移動せしめ、被処理物の保持を解除するものである。
【0012】また、本発明に係るシートの保持機構は、
請求項2記載の如く、前記圧着体46,47 が、複数設けら
れると共に、該被処理物を少なくとも二箇所にて保持す
べく、圧着体46, …及び圧着体47, …の配置位置が設定
されてなる構成を採用することができる。
【0013】上記構成からなる請求項2記載のシートの
保持機構にあっては、被処理物が複数の圧着体46,47 に
より少なくとも二箇所にて保持されるので、被処理物が
圧着体46,47 に対して位置擦れ若しくは回転することな
く、確実に保持される。
【0014】さらに、本発明に係るシートの保持機構
は、請求項3記載の如く、前記複数の圧着体46, …及び
複数の圧着体47, …のうち、少なくとも何れか一方側
が、同期して他方に接離自在に移動するような構成を採
用することができる。
【0015】上記構成からなる請求項3記載のシートの
保持機構にあっては、複数の圧着体46, …が圧着体47,
…側に移動するか、複数の圧着体47, …が圧着体46, …
側に移動するか、若しくは、複数の圧着体46, …と複数
の圧着体47, …とが相互に当接する方向に移動するかを
問わず、圧着体46, …及び圧着体47, …が被処理物に同
時に接触して、該被処理物を保持するため、該被処理物
を保持する際の圧着体46, …及び圧着体47, …に対する
位置擦れが規制される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシートの搬送
機構を採用した写真処理装置の実施形態を図面を参酌し
つつ説明するが、まず始めに、本実施形態における写真
処理装置の概略構成及び感光材料の処理態様について図
1に基づき説明する。
【0017】図1は、写真処理装置のプリンタ部を示す
全体概略図である。シート状の被処理物としての感光材
料をロール状にして収容したマガジン2,2 から装置本体
1 内に供給された感光材料A, Bは、搬送経路上に位置
するカッタ3 により所定長さに切断された後、振分け部
4 でシートの搬送機構としての搬送装置5 により両方若
しくは何れか一方が選択されると共に、次の露光部6 へ
搬送される。
【0018】そして、該露光部6 に搬送され、露光部搬
送装置7 に受け渡された感光材料は、例えばCCD電荷
結合素子等の撮像素子からなる光学読取器で撮像され、
光源部5 から光ファイバーケーブルを介して供給される
フィルムの画像データに基づき、例えば一例としてPL
ZTを採用した移送露光式の露光ヘッド9 により、露光
部6 内を所定の速度で搬送されながらデジタル画像の露
光が行われる。
【0019】しかる後、露光が行われた感光材料は、送
りローラ、駆動ローラ等のローラ10を介して次工程であ
る現像処理等を行う図示しないプロセッサ部に搬送され
ると共に、現像処理が施され、写真として完成されるも
のである。
【0020】次に、本実施形態に係る写真処理装置の特
徴部分である搬送装置5 について図面を参酌しつつ説明
する。図1乃至図4に示す如く、搬送装置5 は、平板状
のベース15と、該ベース15の表面側に配設された搬送レ
ール16,16 に沿って可動な搬送体17,17 と、ベース15を
搬送レール16の横方向に移動させるための移動機構18と
を具備してなる。
【0021】前記ベース15は、横長の方形状をなし、本
実施形態にあっては、感光材料が上下方向に搬送される
ゆえ、ベース15の板面が鉛直方向となるように装置本体
1 内に配置されている。
【0022】また、ベース15の表面側(露光ヘッド9
側)の左右両端縁付近には、搬送される感光材料の中心
線C(以下、搬送中心Cという)と平行且つ搬送中心C
から同一距離の位置に前記搬送レール16,16 が配設さ
れ、該搬送レール16,16 上をそれぞれ移動可能な走行体
20に前記搬送体17を取付けることで、該搬送体17,17
は、搬送レール16,16 を軌道として移動が可能となる。
【0023】さらに、ベース15の裏面側には、二つの搬
送用モータ21,21 が固着されると共に、該搬送用モータ
21の駆動軸に駆動用プーリ22が軸着される一方、ベース
15の表面側であって、搬送レール16の両端部付近には、
ベース15に回動自在に軸支されたプーリ23,24 が設けら
れ、これらのプーリ22,23,24には、無端ベルト25が巻き
掛けられ、しかも、プーリ23,24 間の無端ベルト25の一
方が搬送レール16と平行になるようになされている。
【0024】そして、搬送体17には、前記搬送レール16
と平行状態にある無端ベルト25に係止可能な係止体26が
取付けられてなり、搬送用モータ21,21 を駆動すること
で、無端ベルト25,25 が回動し、それに伴って搬送体1
7,17 が搬送レール16,16 に沿って移動するように構成
されている。
【0025】この際、二つの搬送用モータ21,21 を同期
して駆動することで、二つの搬送体17,17 を同期して移
動させることが可能であり、また、二つの搬送用モータ
21,21 を別々に駆動することで、二つの搬送体17,17 を
別々に移動させることも可能である。
【0026】また、前記移動機構18は、搬送レール16と
直交し且つベース15の左右両端部に亘ってベース15の裏
面側に配設された左右移動用レール28と、該左右移動用
レール28上を移動可能な走行体29,29 と、該走行体29,2
9 を支持して装置本体1 側に固着された基台30と、前記
左右移動用レール28と平行且つ基台30に回動自在に軸支
されたボールネジ31と、該ボールネジ31に螺合すると共
にベース15に固着されたナット32と、ボールネジ31を回
転制御する移動用モータ33とからなる。
【0027】そして、移動用モータ33を駆動すること
で、ボールネジ31が回転すると共に、該ボールネジ31の
リードに沿ってナット32が搬送中心Cと直交する方向に
移動し、それに従ってベース15が基台30、即ち、装置本
体1 に対し、搬送中心Cと直交する方向に移動するよう
に構成されている。
【0028】また、前記搬送体17は、感光材料A,Bを
保持可能な保持体34と、該保持体34に突設された軸34a
を回動自在に軸支する支持体36とを具備してなり、該支
持体36が前記レール16上の走行体20に取付けられ、該支
持体35に前記係止体26が取付けられている。
【0029】そして、図5に示す如く、前記保持体34の
一端には、前記軸34a と平行に円柱状の案内ピン36が突
設される一方、ベース15には、搬送体17の移動方向に平
行に側板37が取付けられてなり、さらに、側板37には、
保持体34の案内ピン36を挿通可能な案内溝38が、搬送体
17の移動に伴う案内ピン36の移動を許容する形状で形成
されている。
【0030】しかも、前記案内溝38は、振分け部4 にて
二股に分岐しており、さらに、その二股部のそれぞれ末
端には、保持体34の二本の案内ピン36,36 を係止可能と
すべく、二箇所の凹部38a,38a が形成されている。
【0031】さらに、振分け部4 にて前記側板37には、
経路切換手段としての案内杆39が回転自在に軸支されて
いる。
【0032】尚、前記側板37は、二つの保持体34,34 に
対応すべく、該保持体34,34 の側方、即ち、ベースの両
端縁付近にそれぞれ設けられ、側板37,37 が保持体34,3
4 を挟み込む態様となる。また、前記案内杆39は、側板
37,37 のそれぞれに対応して二つ設けられ、しかも、二
つの案内杆39,39 は、側板37,37 に軸支される軸に取付
けられ、従って、軸の回転により、二つの案内杆39,39
が同期して回転するよう構成されている。
【0033】従って、前記案内杆39を二つの対向する搬
送ローラからなる感光材料Aの第一受渡し部11側に回転
させることで、保持体34は、案内ピン36が案内杆39の案
内面39a に沿いつつ、軸34a を中心として感光材料Bの
第二受渡し部12側に回転、移動する一方、前記案内杆39
を第二受渡し部12側に回転させることで、保持体34は、
案内ピン36が案内杆39の案内面39b に沿いつつ、軸34a
を中心として第一受渡し部11側に回転、移動する。
【0034】その結果、支持体35に回転自在に軸支され
た保持体34が、案内溝38及び案内杆39により、第一受渡
し部11と第二受渡し部12との二方向に回転して支持体35
に対し位置変更することで、保持体34は、それぞれ、マ
ガジン2,2 から供給された、振分け部4 への送り込み位
置の相違する感光材料A,Bの何れをも保持することが
できる。
【0035】また、前記保持体34は、図6及び図7に示
す如く、断面視凹状の枠体40の中央部に、所定の間隔を
有して搬送中心Cに平行且つ先端が互いに離間して開放
した一対のガイド板41,41 を設けてなり、該ガイド板4
1,41 間に感光材料A,Bが挿入可能に形成されてい
る。
【0036】また、枠体40の凹状部であって、ガイド板
41で仕切られた一方側には、該枠体40の底面40a に沿っ
てD方向に摺動可能な可動体42が配置されている。
【0037】しかも、前記可動体42の長手方向所定間隔
に孔42a,…が穿設されると共に、該孔42a,…にスプリン
グ43, …を挿入して、可動体42と枠体40の内側面40b と
の間に該スプリング43, …を介装させることで、可動体
42は、常時ガイド板41側に付勢された状態となる。
【0038】また、前記可動体42の長手方向所定間隔で
あって、孔42a,42a 間の、該孔42aと反対側には、ガイ
ド板41側に開口する切欠部42b,…が形成されると共に、
該切欠部42b,…には、該切欠部42b,…を連通するように
可動体42の長手方向に挿通された軸44に軸支された小判
型のカム45, …が配置されている。
【0039】従って、スプリング43, …によりガイド板
41側に付勢された可動体42は、カム45, …に当接するこ
とで、移動が規制されると共に、軸44の回動によりカム
45,…が回動し、可動体42の位置変更が行われる。
【0040】また、前記可動体42のガイド板41側であっ
て、スプリング43, …と対向する位置には、ガイド板4
1,41 間に形成された搬送経路に臨出する圧着体46, …
が付着される一方、枠体40には、搬送経路を挟んで前記
圧着体46, …と対向する位置に圧着体47, …が、その端
面をガイド板41と略面一にして付設されている。
【0041】さらに、前記圧着体46は直径が8mmであ
る円柱状に形成される一方、前記圧着体47は、圧着体46
の断面より大きい断面を有する角柱状に形成され、それ
ぞれの圧着体46,47 の対向する端面(圧着面)は、可動
体42の移動方向Dに対して直交した平面状に形成されて
いる。
【0042】尚、前記圧着体46及び圧着体47は、その軸
芯が互いに一致し、しかも、可動体42の移動方向Dと平
行となるように配置されている。
【0043】また、本実施形態において、前記圧着体46
及び圧着体47は、図6(ハ)に示す如く、一の保持体34
に三箇所設けられ、しかも、感光材料が如何なる経路か
ら送り込まれても、必ず、少なくとも二組の圧着体46,4
7 で保持可能となるように設定されている。例えば、最
小幅の感光材料(本実施形態においては、3.25イン
チ幅)が搬送中心C1を中心として送り込まれた場合、
感光材料の幅がL1(3.25インチの半分)までとな
るが、この場合、感光材料は、圧着体46a 及び圧着体47
a と、搬送中心C1を中心として線対称位置に位置する
図示しない他方の保持体34の圧着体46a 及び圧着体47a
との二箇所で圧着、保持される。また、最大幅の感光材
料(本実施形態においては、12インチ幅)が搬送中心
C1を中心として送り込まれた場合、感光材料の幅がL
2(12インチの半分)までとなるが、この場合、感光
材料は、圧着体46a 及び圧着体47a と、圧着体46b 及び
圧着体47b と、圧着体46c 及び圧着体47c と、他方の保
持体34の圧着体46a 及び圧着体47a と、他方の保持体34
の圧着体46b 及び圧着体47b と、他方の保持体34の圧着
体46c 及び圧着体47c との六箇所で圧着、保持される。
さらに、ベース15が移動して、最小幅の感光材料が搬送
中心C2を中心として送り込まれた場合、感光材料の幅
がL3(3.25インチ)となるが、この場合、感光材
料は、圧着体46b 及び圧着体47b と、圧着体46c 及び圧
着体47c との二箇所で圧着、保持される。
【0044】本実施形態に係る写真処理装置は以上の構
成からなり、以下に前記搬送装置5の保持体36による感
光材料の保持態様について説明する。まず、図5に示す
如く、感光材料を受け渡す側の装置としての第一受渡し
部11側に、案内杆39を回転した後、搬送体17を振分け部
4 側に移動、進入させることで、保持体34を、案内溝38
の二股部のうち第二受渡し部12側に、軸34a を中心とし
て回転しながら移動させ、二つの案内ピン36,36 をそれ
ぞれ凹部38a に係止させる。
【0045】かかる状態にあっては、保持体34は、第二
受渡し部12で待機する感光材料Bに対し、直交した状
態、即ち、保持体34のガイド板41,41 の開放側端が感光
材料Bと対峙すると共に、ガイド板41,41 が感光材料B
と平行となり、且つ、感光材料Bの延長線がガイド板4
1,41 間を通過するような状態となる。かかる状態を以
下、待機状態ということとする。
【0046】尚、保持体34を第一受渡し部11側に移動さ
せるためには、案内杆39を上述とは逆の方向、即ち、第
二受渡し部12側に回転させる必要があるが、この時、保
持体34を一旦案内溝38の二股部から退避させた状態で、
案内杆39を第二受渡し部12に回転させることが望まし
い。
【0047】そして、図8(イ)に示す如く、保持体34
が第一受渡し部11若しくは第二受渡し部12に対し、感光
材料の受渡しが可能な状態となったならば、駆動ローラ
を回転して感光材料A,Bを保持体34のガイド板41,41
間に挿入させた後、図8(ロ)に示す如く、カム45を可
動体42から離間させるように回転させる。
【0048】この時、可動体42がスプリング43の付勢に
より、枠体40の底面40a に沿って摺動して感光材料A,
B側に移動することで、感光材料A,Bは、圧着体46,4
7 に圧着、保持されることとなる。
【0049】本実施形態に係る搬送装置5 の保持体36に
よる感光材料の保持態様を以上の如くであり、以下に感
光材料の搬送態様について説明する。因みに、本実施形
態に係る感光材料の搬送態様は、カッタ3 で所定長さに
切断された一枚の感光材料を単独で搬送する一列搬送
と、カッタ3 で所定長さに切断された二枚の感光材料を
並列に搬送する二列搬送との二態様があり、6インチ以
下の幅であって、送り方向長さが7インチ以上の感光材
料、及び、6インチ以上の幅の感光材料は一列搬送で、
また、6インチ以下の幅であって、送り方向の長さが7
インチ以下の感光材料は二列搬送で搬送される。
【0050】そこで、まず始めに一列搬送について、図
9乃至図11に基づき説明する。尚、以下の搬送態様の
説明においては、保持体34が、第一受渡し部11側若しく
は第二受渡し部12側へ回転した状態は図面的に現さず、
保持体34が回転することなく搬送レール16,16 に対して
平行移動することで感光材料が搬送されるものと仮想し
て説明する。
【0051】図9は、二つの搬送体17,17 を振分け部4
側に移動、進入させることで、二つの保持体34,34 が案
内溝38,38 及び案内杆39,39 により待機状態にある図で
ある。この時の待機状態は、第一受渡し部11及び第二受
渡し部12での何れの待機状態であってもよいが、便宜
上、第一受渡し部11での待機状態とする。
【0052】そして、かかる状態から、図10に示す如
く、搬送ローラを駆動して第一受渡し部11から感光材料
Aを保持体34側に送り出すことで、感光材料Aをガイド
板41,41 間に挿入し、しかる後、保持体34を操作して該
保持体34により感光材料Aを保持する。この時、感光材
料Aの搬送中心Cと、ベース15の中心とが一致している
ため、感光材料Aは、二つの保持体34,34 により均等に
保持されることとなる。
【0053】しかる後、図11に示す如く、二つの搬送
体17,17 を同期して移動せしめ、感光材料Aを次の装置
であり、感光材料を受け取る側の装置である露光部6 の
露光部搬送装置7 に搬送するものである。
【0054】次に、二列搬送について、図12乃至図1
6に基づき説明する。図12は、二つの搬送体17,17 を
振分け部4 側に移動、進入させることで、二つの保持体
34,34 が案内溝38,38 及び案内杆39,39 により待機状態
にある図である。この時の待機状態は、第一受渡し部11
及び第二受渡し部12での何れの待機状態であってもよい
が、便宜上、第一受渡し部11での待機状態とする。尚、
以下の説明において、ベース15の右側に位置する構成を
搬送体17(A) 、保持体34(A) 、ガイド板41(A) とし、ベ
ース15の左側に位置する構成を搬送体17(B) 、保持体34
(B) 、ガイド板41(B) とする。
【0055】そして、かかる状態から、図13に示す如
く、カッタ3 で所定長さに切断された感光材料A1を保
持体34(A) により保持すべく、ベース15を移動した状態
で、搬送ローラを駆動して第一受渡し部11から感光材料
A1を保持体34(A) 側に送り出すことで、感光材料A1
をガイド板41(A) ,41 (A) 間に挿入し、保持体34(A)を
操作して該保持体34(A) により感光材料Aを保持した
後、搬送体17(A) を振分け部4 から退避させるようにし
て移動することで、第一受渡し部11から感光材料A1を
完全に引き出す。尚、感光材料A1を引き出すために移
動した搬送体17(A) の状態は図面的に現さないものとす
る。
【0056】また、図14に示す如く、搬送体17(A) に
より感光材料A1が第一受渡し部11から引き出された後
は、保持体34(B) で新たな感光材料A2を保持すべく、
ベース15を移動する。
【0057】そして、図15に示す如く、搬送ローラを
駆動して第一受渡し部11から感光材料A2を保持体34
(B) 側に送り出すことで、感光材料A2をガイド板41
(B) ,41(B) 間に挿入し、保持体34(B) を操作して該保
持体34(B) により感光材料A2を保持した後、搬送体17
(B) を振分け部4 から退避させるようにして移動するこ
とで、第一受渡し部11から感光材料A2を完全に引き出
す。尚、感光材料A2を引き出すために移動した搬送体
17(B) の状態は図面的に現さないものとする。
【0058】しかる後、図16に示す如く、ベース15の
中心を搬送中心Cに一致させるべく、ベース15を移動し
た後、二つの搬送体17(A),17(B) を同期して移動せし
め、感光材料A1及びA2を次の装置である露光部6 の
露光部搬送装置7 に並列に同時搬送するものである。
【0059】そして、かかる並列に搬送された感光材料
A1、A2は、露光部搬送装置7 に送り込まれた後、露
光部6 内を所定の速度で並列に搬送されながら、横長の
有効描画領域を有する露光ヘッド9 により、感光材料A
1、A2のデジタル画像の露光が同時に行われることと
なる。
【0060】以上より、本実施形態に係るシートの搬送
機構としての搬送装置5 にあっては、感光材料が保持部
34に対して位置擦れを起こすことなく確実に保持される
ため、第一受渡し部11若しくは第二受渡し部12から露光
部搬送装置7 までの間に、蛇行することなく感光材料を
搬送することができるという利点を有する。
【0061】従って、従来のローラ搬送に必須機構であ
った蛇行防止ガイドを設ける必要がなく、装置全体を簡
素化することができるという利点を有する。
【0062】また、搬送レール16を感光材料の搬送すべ
き方向と一致するように調整すれば、第一受渡し部11若
しくは第二受渡し部12における感光材料を搬送すべき方
向に正確に平行搬送することができるため、露光部6 に
おける感光材料の幅方向の位置擦れを無くすことがで
き、感光材料に対して良好な位置に露光を行うことがで
きるという利点を有する。
【0063】そこで、第一受渡し部11における感光材料
の搬送中心と、第二受渡し部12における感光材料の搬送
中心とをその幅方向で位置合わせしておくことで、第一
受渡し部11から供給された感光材料Aであるか、第二受
渡し部12から供給された感光材料Bであるかを問わず、
露光部6 における感光材料の幅方向の位置擦れを無くす
ことができるという利点を有する。
【0064】また、二つの保持部34,34 は、それぞれ、
6インチ幅の感光材料を保持できる長さに形成されてい
るため、それぞれの保持部34が6インチ幅の感光材料を
保持することで、感光材料の二列に並列させて同時搬送
を行うことができるという利点を有する。
【0065】しかも、保持部34のガイド板41,41 は、先
端が互いに離間して開放しているため、第一受渡し部11
若しくは第二受渡し部12から感光材料が送り込まれる
際、該感光材料を確実にガイド板41,41 間に挿入するこ
とができ、該感光材料を確実に保持することができると
いう利点を有する。
【0066】さらに、6インチ幅以上の感光材料、例え
ば、12インチ幅の感光材料であっても、二つの保持部
34,34 により均等に保持することができるため、感光材
料が二つの保持部34,34 に対して位置擦れを起こすこと
なく、好適に一列搬送を行うことができるという利点を
有する。
【0067】また、幅狭の感光材料を二列搬送して同時
露光することで、露光ヘッド9 の幅広な有効描画領域を
十分に活用することができると共に、露光処理作業の効
率化、時間短縮化を図ることができるという利点を有す
る。
【0068】従って、従来の露光ヘッドに比して比較的
露光処理時間がかかる本実施形態における例えば一例と
してPLZTを採用した露光ヘッド9 であっても、二列
搬送することで、写真処理速度を損なうことなく写真処
理を効率良く行うことができるという利点を有する。
【0069】また、本実施形態のシートの保持機構とし
ての保持部34にあっては、感光材料を圧着体46,47 の平
面部で保持する構成であるため、安定した保持を行うこ
とができるという利点を有する。
【0070】さらに、如何なる幅の感光材料であって
も、最低二箇所で保持することができるよう保持体34,3
4 は構成されているため、感光材料の圧着体46,47 に対
する位置擦れを好適に防止することができ、従って、適
正な位置状態で感光材料を露光部6 に搬送することがで
きるという利点を有する。そして、圧着体46,47 は、感
光材料の側端縁を保持することのないように位置の設定
がなされているため、感光材料の側端縁を保持すること
による該側端縁の損傷を好適に防止することができると
いう利点を有する。
【0071】しかも、圧着体46が感光材料の面に対して
直交する方向で出退して、感光材料の保持及び保持解除
を行うため、感光材料に圧着体46の引っ掻き傷が付くこ
とがなく、特に感光材料の乳剤面(感光材料の圧着体46
側の面)を損傷することなく、乳剤面を露光及び現像に
好適な状態のまま、露光部6 に搬送することができると
いう利点を有する。
【0072】また、圧着体46の圧着面が直径8mmの面
であるため、感光材料に対する圧着面積が極小化され、
従って、感光材料の乳剤面を損傷することなく、好適な
状態に維持して露光部6 に搬送することができるという
利点を有する。
【0073】さらに、感光材料の保持及び保持解除が、
カム45, …の回転によるものであり、従来の機構に比し
て機構が簡素化されているため、保持体34を小型化、軽
量化することができるという利点を有する。
【0074】また、この際、複数のカム45, …は、一本
の軸44により連動し且つ全てのカム45, …の位相が一致
しているため、可動体42を平行摺動させることができ、
従って、全ての圧着体46, …を同時に感光材料に接触、
若しくは、同時に感光材料から離間させることが可能と
なることで、感光材料の保持時及び保持解除時における
感光材料の位置擦れを好適に防止することができるとい
う利点を有する。
【0075】さらに、圧着体46は、極めて簡素な構成で
あるため、製作コストを低減することができるという利
点を有する。
【0076】また、前記圧着体46は、ガイド板41,41 間
を感光材料が挿通する間、その圧着面がガイド板41と略
面一となるように退避する一方、圧着体47は、その圧着
面が他方のガイド板41と略面一となるように配置されて
いるため、圧着体46及び圧着体47と干渉することなく感
光材料をガイド板41,41 間にて円滑に搬送することがで
きるという利点を有する。
【0077】尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものではなく、適宜変更可能である。即ち、搬送装置5
は、上記実施形態に限定されず、設計変更可能であり、
要は、従来の蛇行防止ガイドを設けず、感光材料を蛇行
させることなく、露光部6 の適正な位置に搬送すること
ができる構成であれば、本発明の意図するところであ
る。
【0078】従って、搬送体17の搬送手段も、上記の如
く、無端ベルト25の回動によるものでなく、送りネジ機
構、歯車機構であってもよく、その他の機構であっても
よい。
【0079】また、搬送体17の移動するための軌道とし
ては、上記の搬送レール17に限定されず、搬送体17が一
定軌跡を描きながら移動することができるものであれ
ば、軌道の形態は問わず、例えば、コの字状の断面を有
するレールに対し、該レール内を転動可能なコロを搬送
体17に取付けたならば、レールを曲線にして、搬送体17
を曲線的に移動させることも可能である。
【0080】また、搬送における感光材料の保持態様も
問わず、保持体34に対して感光材料の位置擦れを起こさ
ない構成であればよい。
【0081】さらに、装着されるマガジン2 の数量も二
個に限定されず、三個以上であってもよく、この際、感
光材料を受け渡す側の装置である第一受渡し部11、第二
受渡し部12の他に、さらに第三、第四、…の受渡し部を
設けることとなるが、保持体34が、任意のマガジンの感
光材料を選択できるようにするためには、案内溝38、案
内杆39等、振分け部4 の構成を変更する必要がある。
【0082】また、二列搬送する際の振分け部4 での感
光材料の選択態様も、上記実施形態の如く、二つの保持
体34,34 が第一受渡し部11若しくは第二受渡し部12の何
れかのみから感光材料を受け取るのではなく、一方の保
持体34は、第一受渡し部11から感光材料を受取り、他方
の保持体34は、第二受渡し部12から受取るという態様で
あってもよい。即ち、二つの搬送体17,17 を案内溝38の
振分け部4 から退避させた状態で、案内杆39を第一受渡
し部11側に回転させた後、一方の搬送体17を振分け部4
側に移動させると共に、該搬送体17の保持体34を第二受
渡し部12側に回転、移動させ、該第二受渡し部12の感光
材料Bを保持し、さらに、第二受渡し部12から感光材料
Bを完全に引き出すべく、搬送体17を振分け部4 から退
避させる。そして、案内杆39を第二受渡し部12側に回転
させた後、ベース15を移動させ、他方の搬送体17を振分
け部4 側に移動させると共に、該搬送体17の保持体34を
第一受渡し部11側に回転、移動させ、該第一受渡し部11
の感光材料Aを保持し、さらに、第一受渡し部11から感
光材料Aを完全に引き出すべく、搬送体17を振分け部4
から退避させる。しかる後、それぞれ感光材料を保持し
た二つの搬送体17を同期移動させることで、次の装置で
ある露光部搬送装置7 に二つの感光材料を同時搬送する
という態様である。
【0083】さらに、搬送装置5 は、シートの搬送機構
として、第一受渡し部11若しくは第二受渡し部12と露光
部6 との間の搬送手段として採用されるものに限定され
ず、その他の箇所におけるシートの搬送に採用されるも
のであってもよく、また、上記実施形態における写真処
理装置のみに採用されるものではない。そして、搬送対
象も感光材料に限定されず、シート状のものであれば、
同一構成で対応することができる。
【0084】また、上記実施形態においては、感光材料
の最小幅が3.25インチであり、最大幅が12インチ
のものを採用したが、感光材料のサイズはこれらのもの
に限定されず、写真処理装置の諸元に応じて適宜変更可
能である。
【0085】従って、前記保持体34の圧着体46,47 の配
置間隔、及び、個数も上記実施形態に限定されず、採用
される感光材料のサイズによって適宜変更可能である。
【0086】そして、圧着体46,47 の形状も上記実施形
態に限定されず、楕円形、長方形、多角形等であっても
よい。
【0087】また、上記実施形態の如く、圧着体46, …
のみが移動可能な構成に限定されず、例えば、図18に
示す如く、枠体40の左右に同一構成を設け、左右の軸4
4,44を同期させて回転することで、左右のカム45,45 が
同期して回転し、一対の圧着体46,47 が同期して移動さ
せることができる。従って、この際、感光材料を搬送中
心Cに位置させたまま保持することができるため、上記
実施形態の如く、感光材料が一方のガイド板41に押圧さ
れることなく、感光材料を平面状にして保持することが
でき、感光材料に負荷を加えることを好適に防止するこ
とができる。しかも、圧着体46,47 が搬送中心Cから退
避した状態にあっては、圧着体46,47 のそれぞれ圧着面
がガイド板41,41 と略面一となるため、感光材料が圧着
体46,47 に干渉して、感光材料の送り込みが阻害される
のを好適に防止することができる。
【0088】
【発明の効果】叙上の如く、本発明に係るシートの保持
機構は、シート状の被処理物を一対の圧着体で平面保持
する構成であるため、被処理物を一定の力で保持するこ
とができ、従って、圧着体に対して被処理物が位置擦れ
若しくは回転を起こすことなく、被処理物を確実に保持
することができる。
【0089】また、本発明に係るシートの保持機構は、
請求項2記載の如く、被処理物が複数の圧着体により少
なくとも二箇所にて保持されるので、圧着体に対して位
置擦れ若しくは回転を起こすことなく、被処理物をさら
に確実に保持することができる。
【0090】さらに、本発明に係るシートの保持機構
は、請求項3記載の如く、複数の圧着体が同期して他方
に接離自在に移動する構成であるため、被処理物を保持
する際、被処理物の位置擦れを規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す写真処理装置の全体
概略図。
【図2】同実施形態の搬送装置の概略側面図。
【図3】同実施形態の搬送装置の概略正面図。
【図4】同実施形態の搬送装置であって、図2のP−P
線矢視図。
【図5】同実施形態の搬送装置の振分け部の要部側面
図。
【図6】同実施形態の搬送装置の保持部であって、
(イ)は、平面図、(ロ)は、保持部の圧着体の配置
図。
【図7】同実施形態の搬送装置の保持部であって、図6
(イ)のQ−Q線断面図。
【図8】同実施形態の搬送装置の保持部の断面図であっ
て、(イ)は圧着体が離間している状態、(ロ)は圧着
体が接触して感光材料が保持された状態。
【図9】同実施形態の一列搬送における搬送装置であっ
て、待機状態を示す正面図。
【図10】同実施形態の一列搬送における搬送装置であ
って、感光材料を保持した状態を示す正面図。
【図11】同実施形態の一列搬送における搬送装置であ
って、感光材料が搬送されている状態を示す正面図。
【図12】同実施形態の二列搬送における搬送装置であ
って、待機状態を示す正面図。
【図13】同実施形態の二列搬送における搬送装置であ
って、ベースが一方側に移動し、一方側の保持体で感光
材料を保持した状態を示す正面図。
【図14】同実施形態の二列搬送における搬送装置であ
って、ベースが他方側に移動し、待機状態を示す正面
図。
【図15】同実施形態の二列搬送における搬送装置であ
って、他方側の保持体で感光材料を保持した状態を示す
正面図。
【図16】同実施形態の二列搬送における搬送装置であ
って、二つの感光材料が搬送されている状態を示す正面
図。
【図17】他実施形態における搬送装置の保持部の断面
図。
【図18】従来のシートの保持機構の側面図。
【符号の説明】
1 …装置本体、2 …マガジン、3 …カッタ、4 …振分け
部、5 …搬送装置、6…露光部、7 …露光部搬送装置、9
…露光ヘッド、11…第一受渡し部、12…第二受渡し
部、15…ベース、16…搬送レール、17…搬送体、18…移
動機構、21…搬送用モータ、22…駆動用プーリ、26…係
止体、28…左右移動用レール、30…基体、33…移動用モ
ータ、34…保持体、34a …軸、35…支持体、36…案内ピ
ン、37…側板、38…案内溝、39…案内杆、40…枠体、41
…ガイド体、42…可動体、43…スプリング、44…軸、45
…カム、46…圧着体、47…圧着体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の被処理物を搬送すべく、該被
    処理物を保持するためのシートの保持機構であって、圧
    着体(46,47) が互いに対向するよう設けられると共に、
    該圧着体(46,47) の夫々対向する面が略平面状に形成さ
    れ、しかも、該圧着体(46,47) のうち、少なくとも何れ
    か一方が、他方に接離自在に移動するよう構成されてな
    り、前記圧着体(46,47) 間に挿入される被処理物を圧着
    体(46,47) で挟持することで、該被処理物が保持される
    構成にされてなることを特徴とするシートの保持機構。
  2. 【請求項2】 前記圧着体(46,47) が、複数設けられる
    と共に、該被処理物を少なくとも二箇所にて保持すべ
    く、圧着体(46,…) 及び圧着体(47,…) の配置位置が設
    定されてなる請求項1記載のシートの保持機構。
  3. 【請求項3】 前記複数の圧着体(46,…) 及び複数の圧
    着体(47,…) のうち、少なくとも何れか一方側が、同期
    して他方に接離自在に移動するよう構成されてなる請求
    項2記載のシートの保持機構。
JP14086098A 1998-05-22 1998-05-22 シートの保持機構 Pending JPH11338064A (ja)

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