JPH0876299A - レーザイメージャの副走査機構 - Google Patents

レーザイメージャの副走査機構

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JPH0876299A
JPH0876299A JP6208931A JP20893194A JPH0876299A JP H0876299 A JPH0876299 A JP H0876299A JP 6208931 A JP6208931 A JP 6208931A JP 20893194 A JP20893194 A JP 20893194A JP H0876299 A JPH0876299 A JP H0876299A
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JP
Japan
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roller
exposure
sheet
film
cam
Prior art date
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JP6208931A
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English (en)
Inventor
Noriji Maruyama
則治 丸山
Toshio Abe
俊雄 阿部
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ABE SEKKEI KK
Konica Minolta Inc
Original Assignee
ABE SEKKEI KK
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、フィルムのムラの無い搬送が
実現できるレーザイメージャの副走査機構を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 露光第1′ローラ19′を露光第1ローラ1
9側に付勢する付勢部43と、付勢部43の付勢力をシ
ートの後端が露光第1及び第1′ローラ19,19′か
ら離脱する直前に緩める付勢力調整手段41,39とを
設け、露光第2′ローラ20′を露光第2ローラ20の
上方に配置すると共に、露光第2ローラ20と露光第
2′ローラ20′との間隔は、少なくとも搬送されるシ
ートと対向する範囲はシートの厚みより薄くなるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT(Computed Tomog
raphy)やMR(Magnetic Resonance)から出力されるデジタ
ル画像データからレーザを用いてフィルム(写真感光材
料)に像を形成するレーザイメージャの副走査機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】レーザイメージャの書込系の副走査機構
において、フィルムに対して全面に書込むには、フィル
ムを挟持搬送するローラ対が少なくとも二組必要であ
る。又、高品質な画像を得るためには、フィルムを一定
速度で送りムラ無く搬送することが必要である。
【0003】フィルムがローラ対に挟持される際に発生
する衝撃、及び、フィルムがローラ対より離脱する際に
発生する衝撃は、フィルム搬送の負荷変動となり、フィ
ルムの送りムラの原因となる。
【0004】ローラ対を2組用いて、送りムラの無い搬
送を実現する副走査機構としては特開昭62-135064号公
報に記載されたものがある。図8は特開昭62-135064号
公報に記載された副走査機構の構成図である。
【0005】図において、100はシート101の搬送
方向において、上流側に設けられ、シート101を副走
査方向に挟持搬送する第1ローラ対である。102はシ
ート101の搬送方向において下流側に設けられ、シー
ト101を挟持搬送する第2ローラ対である。
【0006】第2ローラ対102において、上側のアッ
パローラ102aは下側のロアローラ102bに対して
当接/離反可能に設けられている。103は中間部が回
転可能に設けられ、一方の端部にはアッパローラ102
aの回転軸が回転可能に設けられたアームである。アー
ム103の他端部には、長穴103aが形成され、この
長穴103aには、アクチュエータ104のスピンドル
104aが係合している。
【0007】そして、第1ローラ対100と第2ローラ
対102との間でシート101にレーザ光線105が主
走査方向(図8において紙面に対して垂直方向)に駆動さ
れ、シート101に対して画像の書込が行なわれる。
又、106はアクチュエータ104に設けられたダンパ
機構である。
【0008】次に、上記構成の作動を説明する。シート
101が第1ローラ対100に挟持搬送される。そし
て、レーザ光線105によって、画像の書込がなされ
る。この時、第2ローラ対102のアッパローラ102
aはロアローラ102bと離反した状態にある。そし
て、シート101の前端が第2ローラ対102に至る
と、アクチュエータ104が作動し、アッパローラ10
2aがロアローラ102b側に移動し、シート101を
挟持搬送する。この時、ダンパ機構106を設けている
ので、アッパローラ102aがシート101上に当接す
る際の衝撃を緩和する。
【0009】又、第1ローラ対100も、第2ローラ対
102と同様な構成にしておけば、第1ローラ対100
からフィルムが離脱する際に、衝撃が発生するのを防止
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の構
造においては、下記のような問題点がある。 送りムラの無い搬送を実現するためには、第1ロー
ラ対100,第2ローラ対102にローラを離反/当接さ
せる機構が必要となり、構造が複雑である。
【0011】 ローラを離反/当接させる機構にダンパ
機構を設けているが、ダンパ機構の調整が難しい。本発
明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、簡単な構成で、フィルムの送りムラの無い搬送が実
現できるレーザイメージャの副走査機構を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、シート搬送方向の上流側に設けられ、回転駆
動される露光第1ローラと、該露光第1ローラに対して
当接可能に設けられた露光第1′ローラと、シート搬送
方向の下流側に、前記露光第1ローラに対して搬送され
るシートの搬送方向の長さより短い間隔で配設され、回
転駆動される露光第2ローラと、該露光第2ローラに対
して当接可能に設けられた露光第2′ローラとを備え、
前記露光第1及び第1′ローラと、前記露光第2及び第
2′ローラとでシートを副走査方向に挟持搬送し、前記
露光第1ローラ,前記露光第2ローラ間で書込が行なわ
れるレーザイメージャの副走査機構において、前記露光
第1′ローラを前記露光第1ローラ側に付勢する付勢部
と、該付勢部の付勢力を前記シートの後端が前記露光第
1及び第1′ローラから離脱する前に緩める付勢力調整
手段とを設けたものである。
【0013】又、前記露光第2ローラと前記露光第2′
ローラとの間隔は、少なくとも搬送されるシートと対向
する範囲が前記シートの厚みより薄くなるようにするこ
とが望ましい。
【0014】更に、前記付勢力調整手段は、前記露光第
1及び露光第2ローラの駆動に同期して回転するカム
と、基端部が回転可能に設けられ、回転端部が前記カム
に摺接するカムフォロアとからなり、前記付勢手段は、
一端部が前記露光第1′ローラ側に係止され、他端部が
前記カムフォロアに係止され、前記露光第1′ローラを
前記露光第1ローラに押接せしめるとともに、前記カム
フォロアを前記カムに押接せしめるスプリングであるこ
とが望ましい。
【0015】第2の発明は、前記シートを前記露光第1
ローラへ案内するガイドは、略垂直方向に延出する第1
のガイド板と、該第1のガイド板に連設され、前記露光
第1のローラ方向へ湾曲した第2のガイド板とから構成
し、前記第1及び第2のガイド板の接続部は、互いに係
合するくし歯状である。
【0016】
【作用】第1の発明のレーザイメージャの副走査機構に
おいて、シートの前端部が露光第1及び露光第1′ロー
ラに当接する時と、シートの後端部が露光第1及び露光
第1′ローラより離脱する時に衝撃が発生し、シートの
搬送の負荷変動となり、送りムラが発生する。
【0017】しかし、シートの前端部が露光第1及び露
光第1′ローラに当接する時は、書込がまだ始まってい
ないので、画像形成への影響はない。シートの後端部が
露光第1及び露光第1′ローラから離脱する際には、付
勢力調整手段が付勢部の露光第1′ローラの露光第1ロ
ーラへの付勢力を弱めるので、衝撃の発生を防止する。
【0018】又、シートの前端部が露光第2及び露光第
2′ローラに当接する時にも、衝撃が発生し、シート搬
送の負荷変動となり、送りムラが発生するが、露光第1
ローラ,露光第1′ローラ間で挟持搬送されるシートの
前端部が、露光第2ローラ,露光第2′ローラ間に至
り、これらローラに挟持される時には、これらローラ間
の間隔がシートの厚みより薄くなるように設定されてい
るので、シート前端部とローラとの当接によって発生す
る衝撃を防止することができる。
【0019】又、 第2の発明のレーザイメージャの副
走査機構において、第1及び第2のガイド板の接続部は
互いに係合するくし歯状となっているので、接続部の段
差が発生せず、シートがスムーズに搬送され、フィルム
の送りムラがなくなる。
【0020】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例の要部構成図、図2は本実
施例のレーザイメージャの全体構成図、図3は図1にお
ける第1のガイド板と第2のガイド板の接続部を説明す
る図、図4は図1における第3のガイドの斜視図、図5
から図7は図2におけるプリントユニットの作動を説明
する図である。
【0021】先ず、本実施例のレーザイメージャ1の全
体構成を図2を用いて説明する。図において、レーザイ
メージャ1は、シートとしての未露光のフィルムを収納
するサプライユニット2と、サプライユニット2から搬
送されたフィルムに対して像を書込むプリントユニット
3と、露光されたフィルムを収納するレシーブユニット
4と、これら各ユニットに電気を供給する電源部6と、
これら各ユニットの制御を行なう制御部7とから構成さ
れている。
【0022】サプライユニット2には、サプライマガジ
ン10より未露光のフィルムをピックアップする吸盤1
2,ピックアップされたフィルムを挟持してサプライマ
ガジン10より引出すサプライ第1ローラ13,サプラ
イ第1ローラ13で引出されたフィルムをサプライユニ
ット2の下面方向に案内するターンガイド14,サプラ
イユニット2外部へ搬送するサプライ第2ローラ15が
設けられている。
【0023】次に、プリントユニット3を説明する。プ
リントユニット3の上部には、レーザイメージャ1に外
部より供給された画像データに応じて変調されたレーザ
光線17をフィルムに対して走査方向に照射する光学部
18が設けられている。プリントユニット3の下部に
は、サプライユニット2より搬送されてきたフィルムを
挟持して副走査方向に搬送する露光第1ローラ19,露
光第1′ローラ19′と、搬送されるフィルムの搬送方
向の長さより短い間隔で配設された露光第2ローラ2
0,露光第2′ローラ20′が設けられている。尚、レ
ーザ光線17による書込は、露光第1及び第2ローラ1
9,20間で行なわれる。
【0024】又、露光第2ローラ20と露光第2′ロー
ラ20′との間隔は、少なくとも搬送されるフィルムと
対向する範囲はフィルムの厚みより若干薄くなるように
なっている。更に、露光第2′ローラ20′は、中空ロ
ーラ構造や軽量材質で製造され、軽量化が図られてい
る。
【0025】21はサプライユニット2より搬送されて
きたフィルムの前端部が当接し、フィルムの先揃えを行
なうフィルム先揃えローラ、22は露光が終了したフィ
ルムをレシーブユニット4へ搬送するフィルムリセット
用ガイドローラである。
【0026】レシーブユニット4には、露光が終了した
フィルムを収納するレシーブマガジン23が設けられて
いる。24はプリントユニット3から搬送されたフィル
ムをレシーブマガジン23へ挟持搬送する搬送ローラ及
びガイドからなる搬送部である。
【0027】次に、図1を用いてプリントユニットの詳
細な説明を行なう。露光第1′ローラ19′は、基端部
が回転可能に設けられた第1アーム30の回転端部側に
回転可能に設けられ、露光第1ローラ19に当接可能と
なっている。同様に、露光第2′ローラ20′も、基端
部が回転可能に設けられた第2アーム31の回転端部側
に回転可能に設けられ、露光第2ローラ20に当接可能
となっている。
【0028】露光第1ローラ19より上流側には、中央
部が回転可能に設けられた第3アーム32が設けられ、
この第3アーム32の一方の回転端部には、フィルムリ
セット用ガイドローラ22と、ピン33とが設けられ、
他方の回転端部には、先揃えローラ21がそれぞれ設け
られている。
【0029】次に、付勢力調整手段の説明を行なう。露
光第1ローラ19と同軸上には、図示しないパルスモー
タから平ベルトを介して回転駆動されるフライホイール
兼用のプーリ34が固着されている。更に、露光第2ロ
ーラ20は平ベルト35を介して、露光第1ローラ19
と共に駆動されるようになっている。
【0030】36はベルト37を介してモータ38によ
って回転駆動されるシャフトである。このモータ38は
露光第1及び第2のローラ19,20を駆動するモータ
と同期して駆動されるようになっている。更に、シャフ
ト36には、第1のカム39と第2のカム40とが固着
されている。
【0031】41は基端部が回転可能に設けられ、回転
端部が第1のカム39に摺接する第1のカムフォロア、
42は基端部が回転可能に設けられ、一方の回転端部が
第2のカム40に摺接し、他方の回転端部が第3アーム
32のピン33に当接する第2のカムフォロアである。
【0032】43は一端部が第1アーム30に係止さ
れ、他端部が第1のカムフォロア41に係止され、露光
第1′ローラ19′を露光第1ローラ19に押接せしめ
るとともに、第1のカムフォロア41の回転端部を第1
のカム39の押接せしめる付勢部としてのスプリングで
ある。
【0033】そして、第1のカム39は、フィルムの後
端が露光第1及び第1′ローラ19,19′から離脱す
る前に、第1のカムフォロア41を図において時計方向
に回転させてスプリング43の付勢力を弱め、露光第
1′ローラ19′の露光第1ローラ19への押圧力を弱
めるような形状に設定されている。
【0034】45はサプライユニット2から搬送されて
きたフィルムを案内する略垂直方向に延出した第1のガ
イド板、46は第1のガイド板45に連設され、露光第
1ローラ19方向に湾曲した第2のガイド板、47は露
光第2ローラ20を出たフィルムを案内する第3のガイ
ド板である。
【0035】第1及び第2のガイド板45,46の接続
部は、図3に示すように、互いに係合するくし歯状とな
っており、接続部の段差が発生しないようになってい
る。更に、第3のガイド板47は図4に示すように、波
板状に加工され、フィルムに対して線接触となり、フィ
ルムの搬送抵抗を低減している。
【0036】50は先揃えローラ21の駆動及び露光が
終了したフィルムを搬送する搬送系を駆動するモータで
ある。51は先揃えローラ21と協働してサプライユニ
ット2から搬送されてきたフィルムを露光第1ローラ1
9方向に搬送するローラ、52はローラ51と協働して
露光が終了したフィルムを排出系に搬送するローラ、5
3,54は露光済のフィルムを機外へ排出するマニュア
ル排出ローラ、55,56はレシーブユニット4へ露光
が終了したフィルムを搬送するローラである。57はモ
ータ50の出力軸に取付けられたプーリ、58,59は
ガイドプーリである。60は、プーリ57,ローラ55,
ガイドプーリ59,マニュアル排出ローラ53,ローラ5
1及びガイドプーリ58に巻き掛けられたベルトであ
る。
【0037】61は露光が終了したフィルムをレシーブ
ユニット4へ案内する排出ガイド板である。この排出ガ
イド板61は、実線位置と二点鎖線位置とに移動可能に
設けられ、二点鎖線の位置にあると、ローラ51,52
によって挟持搬送される露光が終了したフィルムを機外
に案内し、実線位置にあると、ローラ51,52によっ
て挟持搬送される露光が終了したフィルムをローラ5
5,56方向に案内するようになっている。
【0038】又、先揃えローラ21は中央部の径が端部
の径より大きく形成され、挟持搬送するフィルムをロー
ラの回転軸と直交する方向へ搬送するようになってい
る。次に、上記構成の作動を説明する。吸盤12がサプ
ライマガジン10より未露光のフィルムをピックアップ
し、サプライ第1ローラ13によって挟持搬送され、タ
ーンガイド14,サプライ第2ローラ15,第1ガイド板
45,第2ガイド板46を介して先揃えローラ21へ搬
送される。先揃えローラ21はフィルムをローラの回転
軸と直交する方向に搬送する。ここで、露光第1ローラ
19及び露光第1′ローラ19′は停止しており、フィ
ルム60の先端部は、露光第1ローラ19及び露光第
1′ローラ19′に当接し、位置決めが行なわれる(図
5参照)。
【0039】次に、露光第1ローラ19及び露光第1′
ローラ19′及び露光第2ローラ20及び露光第2′ロ
ーラ20′が図示しない駆動モータによって駆動され、
フィルム60を副走査方向に駆動すると共に、モータ3
8も駆動され第1及び第2のカム39,40も回転を始
める。
【0040】更に、レーザ光線17が走査方向に駆動さ
れてフィルム60に画像記録が行なわれる。そして、フ
ィルム60の先端が図6において、Aの位置までくる
と、図1において第1のカム39は第1のカムフォロア
41を時計方向に回転させ、スプリング43の付勢力は
弱まる(図6参照)。よって、フィルム60を介して露光
第1ローラ19を押圧している露光第1′ローラ19′
押圧力が弱まった状態で、これら露光第1及び第1′ロ
ーラ19,19′はフィルム60を挟持搬送する。
【0041】フィルム60の後端が露光第1ローラ19
及び露光第1′ローラ19′を離脱し、フィルム60の
後端部まで書込が行なわれると、露光第1ローラ19及
び露光第1′ローラ19′及び露光第2ローラ20及び
露光第2′ローラ20′の駆動が停止し、今度は逆方向
に駆動される。モータ38は回転を続けており、第2の
カム40は図1において第2のカムフォロア42を時計
方向に回転させ、第3アーム32を時計方向に回転さ
せ、フィルムリセット用ガイドローラ22を二点鎖線位
置に移動させる。すると、フィルム60はローラ51,
ローラ52に挟持搬送される(図7参照)。
【0042】そして、排出ガイド板61に案内され、フ
ィルム60はローラ55,ローラ56を介してレシーブ
4へ搬送され、レシーブマガジン23内に収納される。
上記構成によれば、フィルム60の前端部が露光第1及
び露光第1′ローラ19,19′に当接する時は、書込
がまだ始まっていないので、画像形成への影響はない。
【0043】露光第1ローラ,露光第1′ローラ19,1
9′間で挟持搬送されるフィルム60の前端部が、露光
第2ローラ,露光第2′ローラ20,20′に至り、これ
らローラに挟持される時には、これらローラ間の間隔が
フィルムの厚みより薄くなるように設定され、しかも、
露光第2′ローラ20′は軽量化が図られているので、
フィルム60前端部とローラとの当接によって発生する
衝撃を防止することができる。
【0044】又、露光第1及び第1′ローラ19,1
9′によって挟持搬送されるフィルム60の後端部が、
露光第1及び露光第1′ローラ19,19′から離脱す
る際には、第1のカム39及び第1のカムフォロア41
により、露光第1′ローラ19′の露光第1ローラ19
への押圧力が弱めれた状態で離脱するので、衝撃の発生
が防止される。
【0045】又、第1及び第2のガイド板45,46の
接続部は互いに係合するくし歯状となっているので、接
続部の段差が発生せず、フィルムがスムーズに搬送さ
れ、フィルムの送りムラがなくなる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、露光
第1′ローラを露光第1ローラ側に付勢する付勢部と、
該付勢部の付勢力をシートの後端が露光第1及び第1′
ローラから離脱する前に緩める付勢力調整手段とを設け
たことにより、簡単な構成で、フィルムの送りムラの無
い搬送が実現できる。
【0047】又、第1及び第2のガイド板の接続部は互
いに係合するくし歯状となっているので、接続部の段差
が発生せず、シートがスムーズに搬送され、フィルムの
ムラがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成図である。
【図2】本実施例のレーザイメージャの全体構成図であ
る。
【図3】図1における第1のガイド板と第2のガイド板
の接続部を説明する図である。
【図4】図1における第3のガイドの斜視図である。
【図5】図2におけるプリントユニットの作動を説明す
る図である。
【図6】図2におけるプリントユニットの作動を説明す
る図である。
【図7】図2におけるプリントユニットの作動を説明す
る図である。
【図8】特開昭62-135064号公報に記載された副走査機
構の構成図である。
【符号の説明】
19 露光第1ローラ 19′露光第1′ローラ 20 露光第2ローラ 20′露光第2′ローラ 39 第1のカム 41 第1のカムフォロア 43 スプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送方向の上流側に設けられ、回
    転駆動される露光第1ローラと、該露光第1ローラに対
    して当接可能に設けられた露光第1′ローラと、シート
    搬送方向の下流側に、前記露光第1ローラに対して搬送
    されるシートの搬送方向の長さより短い間隔で配設さ
    れ、回転駆動される露光第2ローラと、該露光第2ロー
    ラに対して当接可能に設けられた露光第2′ローラとを
    備え、前記露光第1及び第1′ローラと、前記露光第2
    及び第2′ローラとでシートを副走査方向に挟持搬送
    し、前記露光第1ローラ,前記露光第2ローラ間で書込
    が行なわれるレーザイメージャの副走査機構において、 前記露光第1′ローラを前記露光第1ローラ側に付勢す
    る付勢部と、 該付勢部の付勢力を前記シートの後端が前記露光第1及
    び第1′ローラから離脱する前に緩める付勢力調整手段
    とを設けたことを特徴とするレーザイメージャの副走査
    機構。
  2. 【請求項2】 前記露光第2ローラと前記露光第2′ロ
    ーラとの間隔は、少なくとも搬送されるシートと対向す
    る範囲が前記シートの厚みより薄くなるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のレーザイメージャの副走査
    機構。
  3. 【請求項3】 前記付勢力調整手段は、 前記露光第1及び露光第2ローラの駆動に同期して回転
    するカムと、 基端部が回転可能に設けられ、回転端部が前記カムに摺
    接するカムフォロアとからなり、 前記付勢手段は、 一端部が前記露光第1′ローラ側に係止され、他端部が
    前記カムフォロアに係止され、前記露光第1′ローラを
    前記露光第1ローラに押接せしめるとともに、前記カム
    フォロアを前記カムに押接せしめるスプリングであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のレーザイメージャ
    の副走査機構。
  4. 【請求項4】 前記シートを前記露光第1ローラへ案内
    するガイドは、 略垂直方向に延出する第1のガイド板と、該第1のガイ
    ド板に連設され、前記露光第1のローラ方向へ湾曲した
    第2のガイド板とから構成し、 前記第1及び第2のガイド板の接続部は、互いに係合す
    るくし歯状であることを特徴とするレーザイメージャの
    副走査機構。
JP6208931A 1994-09-01 1994-09-01 レーザイメージャの副走査機構 Pending JPH0876299A (ja)

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JP6208931A JPH0876299A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 レーザイメージャの副走査機構

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JP6208931A JPH0876299A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 レーザイメージャの副走査機構

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JPH0876299A true JPH0876299A (ja) 1996-03-22

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6208931A Pending JPH0876299A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 レーザイメージャの副走査機構

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JP (1) JPH0876299A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7344135B2 (en) 2004-03-22 2008-03-18 Fujifilm Corporation Sheet-material carrying device

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US7344135B2 (en) 2004-03-22 2008-03-18 Fujifilm Corporation Sheet-material carrying device

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