JPH0198540A - メディア搬送装置 - Google Patents

メディア搬送装置

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JPH0198540A
JPH0198540A JP25798587A JP25798587A JPH0198540A JP H0198540 A JPH0198540 A JP H0198540A JP 25798587 A JP25798587 A JP 25798587A JP 25798587 A JP25798587 A JP 25798587A JP H0198540 A JPH0198540 A JP H0198540A
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JP
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media
conveyance
transfer
pair
precision
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JP25798587A
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Sadanobu Murazaki
村崎 貞信
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はメディア搬送装置に関する。すなわちメディア
に対する画像処理等のため、高精度な搬送を行う精密搬
送手段の下流に設けられ、送出されたシート状のメディ
アを案内しつつ搬送する、メディア搬送装置に関するも
のである。
「従来の技術」 まずその技術的背景について述べる。
例えばシート状のメディアを2次元的に走査する画像走
査装置、すなわち画像を走査対象たるメディアに書き込
むレーザープリンタその他の画像記録装置、画像を同メ
ディアから読み取る画像読取装置にあっては、メディア
を主走査方向に対し副走査方向に精密搬送手段により搬
送しつつ、画像処理が行われる。
そしてその画像品質の維持、すなわち画像における走査
線の疎密9間隔むら、1度むら等を防止するため、上記
精密搬送手段によるメディアの副走査方向への搬送は、
極めて高精度に一定であり、搬送むらがないことが要求
されている。
そこで係る精密搬送手段の下流に設けられ、画像処理等
が行われて送出されたメディアを受は入れて、案内しつ
つ次へと搬送するメディア搬送装置も、このような精密
搬送手段に何ら影響を及ぼさないことが要求される。す
なわち事後の送出・搬送が、上流の画像処理等のための
高精度な搬送に、影響しないことが必要となる。
そして精密搬送手段の高精度な搬送と一致させた搬送を
、下流のメディア搬送装置において行うことは著しく困
難であるので、一般に上流の精密搬送手段による搬送が
終了した後、メディア搬送装置による搬送が行われるよ
うになっている。
技術的背景については以上のとおりである。
そこで従来次の技術が開発されていた。
すなわち例えば特公昭61−24749号公報中には、
このような精密搬送手段の下流に、記録シートたるメデ
ィアを表裏から案内する略半円形の搬送路を設け、この
搬送路の途中数箇所に、搬送路内に臨む固定ローラと、
この固定ローラとは搬送路の反対側に1位置して固定ロ
ーラと離接可能なピンチローラとからなる、搬送ローラ
対を備えたメディア搬送装置が示されている。
そして搬送路に送出されてきたメディアが、上流の精密
搬送手段における画像処理が終了した時点で、始めて搬
送ローラ対がメディアを圧接挟持してその回転駆動によ
り送り、もって次へと搬送するようになっている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、このような従来のメディア搬送装置にあって
は、次の問題点が指摘されていた。
すなわち、固定ローラは搬送路内に臨んで突出されてい
るので、送出されてきたメディアの先端が、自身の腰の
強さもあってこの固定ローラに接触し、瞬間的に突っ掛
かって干渉し合うことになる。そこでこのような突っ掛
かりの発生によりメディアの搬送抵抗が一時的に高まり
、又突っ掛かりが外れた際にはメディアに振動が生じ、
結局上流の精密搬送手段の高精度な搬送に影響を及ぼし
てしまうことがあった。そこでメディアに対し形成され
る画像品質等に悪影響が及び、問題となっていた。
他方このような点を解消すべく、固定ローラを搬送路の
ガイド板面と同一レベル位置にて臨ませておくことも行
われていた。
しかしながら、第1にこのような固定ローラの位置決め
は容易ではなくその構成も複雑化し、又第2にメディア
は搬送路の一方のガイド板面に、全長にわたって摺接さ
れつつ搬送されることになる。そこでメディアに、係る
ガイド板面や搬送ローラ対特にピンチローラ進退用の開
口たる窓のエツジ等との接触により、擦り傷が発生する
等損傷することが多々あり、問題となっていた。特にメ
ディアの怒光面等にこのような損傷が発生すると、致命
的な問題となっていた。
更に最近、これらを改良したメディア搬送装置も開発さ
れているが、搬送ローラ対を各々別々に進退動させる方
式のため、複数のカムが用いられる等いずれもその構成
が複雑で、装置が大型化し、コスト高となる点が指摘さ
れていた。
従来例では、このような点が指摘されていた。
本発明は、このような実情に鑑み、上記従来例の問題点
を解決すべくなされたものであって、搬送ローラ対の両
レバー間に介在位置するカム等により、搬送ローラ対を
搬送路内外に進退させメディアの圧接とその解除を行う
ようにしてなることにより、精密搬送手段の搬送に影響
を及ぼすことがなく、又メディアに擦り傷等が発生する
こともなく、しかもこれらが簡単な構成により容易に実
現される、メディア搬送装置を提案することを目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとおり
である。
このメディア搬送装置は、次の搬送路と搬送ローラ対と
進退動機構とを有してなっている。
搬送路は、高精度な搬送を行う精密搬送手段の下流に設
けられ、送出されたシート状のメディアを案内する。
搬送ローラ対は、該搬送路の途中に対向して設けられ、
両側から搬送路内外に進退可能とされ、進入位置で該メ
ディアを圧接挟持して回転駆動により送るものである。
進退動機構は、該搬送ローラ対がそれぞれ軸着された両
レバー間に介在位置するカム、および該両レバーをそれ
ぞれ付勢する付勢手段を備えてなっている。
「作  用」 本発明に係るメディア搬送装置は、このような手段より
なるので、次のごとく作用する。
メディアは、精密搬送手段により高精度に一定速度で搬
送されつつ、画像処理等がなされ、その先端から下流の
メディア搬送装置の搬送路へと送出されてくる。
ここにおいて、搬送路に設けられた搬送ローラ対は、搬
送路外の退避位置にあるので、送出されて来たメディア
に接触して突っ掛かって干渉し合うことはない。従って
上流の精密搬送手段の高精度な搬送に影響を及ぼすよう
なことは、確実に防止される。
しかる後精密搬送手段による搬送が終了すると、搬送ロ
ーラ対は、進退動機構のカムの回動変位と付勢手段の付
勢力に基づく両レバーの揺動とにより、搬送路内の進入
位置に同期して両側から移動する。そして送出されたメ
ディアを圧接挟持して回転駆動により送り、もって次へ
と搬送する。
ここにおいて、メディアは両側から搬送ローラ対により
確実に挟持されるので、搬送路のガイド板と接触するこ
とは少なく、原則としてこれとは離れた状態で搬送され
る。従ってメディアに擦り傷等の損傷が発生することは
、確実に防止される。
そしてこれらは、所定のカムと付勢手段を備えた進退動
機構および搬送ローラ対という簡単な構成により、容易
に実現されることになる。
「実 施 例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて、詳細
に説明する。
まずレーザープリンタについて概説する。
第3図は、本発明に係るメディア搬送装置が組み込まれ
る画像記録装置たるレーザープリンタの1例を示す、正
面説明図である。
1は密閉されたボディであり、このボディ1内の一例部
にはサプライマガジン2が装填され、このサプライマガ
ジン2内には感光剤が塗布された印画紙たる未使用のメ
ディアMが、回転自在なコア3にロール状に巻き付けら
れている。
そしてこのメディアMは、その先端を圧接駆動手段(図
示せず)の圧接駆動により引き出され、シート状となっ
て送出ローラ対4に挾み込まれ、ボディ1内を他側部に
向かって送出される。
次に5は、上下1対の上刃と下刃とからなるカッター装
置であり、送出ローラ対4から送出されたメディアMは
、このカッター装置5により所望長さに切断された後、
送りローラ対6により次の押動式搬送手段7へと間欠的
に送られる。
押動式搬送手段7は、はぼ水平に配設されたガイド板8
と、送りローラ対6によりこのガイド板8上に導かれた
メディアMの後端に当接し、これを押動するプッシャー
9を備えた搬送ベルトlOとを、備えてなっている。す
なわち、ローラ11により走行される無端状の搬送ベル
ト10には、プッシャー9が突設されてなり、メディア
Mはこのプッシャー9に押動され、ガイド板8上を案内
されて次の精密搬送手段12へと至る。
なおメディアMは、この精密搬送手段12への送り付け
に際しては、精密搬送手段12における搬送速度よりは
遅い速度にて、プッシャー9により押動されるようにな
っている。すなわちこのようにして、精密搬送手段12
の上流においても、押動式搬送手段7による押動とその
速度設定とにより、下流の精密搬送手段12のメディア
Mの搬送に影響を与える事がない様、すなわちその搬送
が高精度に一定に行われる様配慮されている。
次に13は画像処理部たるレーザー光学系であり、この
レーザー光学系13のレーザー光源14からは、レーザ
ービームBが与えられた画像信号に従って発生される。
そしてこのレーザービームBは、集光レンズ15を介し
回転多面鏡16により偏光走査された後、精密搬送手段
12の搬送ローラ対17に挾み込まれて搬送されるメデ
ィアMの感光面を、一定の周期で照射して、露光する。
すなわちこのレーザービームBにより、メディアMに対
しその幅方向たる主走査方向に画像の走査が行われる。
他方これとともに、搬送方向たる副走査方向への画像の
走査が、精密搬送手段12の搬送ローラ対17にメディ
アMを挾み込み、高精度に一定の搬送速度で搬送するこ
とにより行われる。
このようにしてメディアMは、走査露光されて潜像が形
成された後、次に述べるメディア搬送装置18により、
送込みローラ対19へと導かれ、この送込みローラ対1
9により現像部りへと送り込まれて、画像の現像が行わ
れることになる。現像部りにおけるメディアMの搬送速
度は現像条件によって可変であり、このため送込みロー
ラ対19による搬送速度も現像部りにおける搬送速度と
一致する様に制御される。
なお図中20は、メディア搬送装置18その他の一連の
動作制御を行うマイクロコンピュータであり、21はボ
ディ1に設けられた車輪である。
レーザープリンタは、概略このようになっている。
次にメディア搬送装置18について述べる。
例えばこのようなレーザープリンタに、本発明に係るメ
ディア搬送装置18は組み込まれてなる。
第1図および第2図は、係るメディア搬送装置18の要
部の正面説明図であり、第1図はその搬送ローラ対22
が退避位置にある状態を、第2図は同搬送ローラ対22
が進入位置にある状態をそれぞれ示している。
まずこのメディア搬送装置18の搬送路23について述
べると、この搬送路23は、前述の精密搬送手段12の
下流に一端を対向させて設けられ、この精密搬送手段1
2から送出さたシート状のメディアMを受は入れて案内
し、他端を送込みロー    −ラ対19を介し現像部
りに対向位置させている。
そして図示の搬送路23は、メディアMを表裏すなわち
上下又は左右から案内する1対のガイド板24により形
成され、精密搬送手段12から送込みローラ対19へと
略弓形に湾曲してなっている。
この搬送路23は、送込みローラ対19が露光部におけ
るメディアMの搬送に影響を与えないように、使用され
るメディアMの最大長さよりも長いものでなければなら
ない。
次に搬送ローラ対22について述べると、搬送ローラ対
22はこのような搬送路23の途中に対向して設けられ
、メディアMの表裏両側から搬送路23内外に進退可能
とされ、進入状態でメディアMを圧接挟持して回転駆動
により送るようになっている。
すなわち搬送ローラ対22は、搬送路23の途中に図示
例では1個所に、搬送路23の両側に対抗して設けられ
てなる、駆動ローラ25と従動ローラ26とからなって
いる。この駆動ローラ25と従動ローラ26は、第ルバ
ー27と第2レバー28の先端部にそれぞれ軸29.3
0により軸着されている。そして第ルバー27は略Z字
形をなし、中央部でボディ1(第3図参照)に付設され
たフレーム等(図示せず)に軸31により枢支され、第
2レバー2日は直線状をなし、基端部で軸32によりフ
レーム等に枢支されている。
そして駆動ローラ25は、図面上では下側のガイド板2
4に形成された開口たる窓33に下方から対応してなり
、第ルバー27の揺動により、第1図のごとく搬送路2
3外にある退避位置と、第2図のごとく窓33を介し搬
送路23内に一部が進入して、メディアMの裏面に圧接
可能な進入位置とに、移動可能とっている。これと同様
に従動ローラ26は、図面上では上側のガイド板24に
形成された開口たる窓33に上方から対応してなり、第
2レバー28の揺動により、第1図のごと(搬送路23
外にある退避位置と、第2図のごとく窓33を介し搬送
路23内に一部が進入して、メディアMの感光面たる表
面に圧接可能な進入位置とに移動可能となっている。
又駆動ローラ25は、モータ等の駆動源(図示せず)に
より、駆動軸兼用の軸31、同軸31に固定されたプー
リー34、伝達軸兼用の軸29、同軸29に固定された
プーリー35、これらプーリー34.35間に掛は渡さ
れた無端状のベルト36等を介し、回転駆動されるよう
になっている。
次に進退動機構37について述べると、このような搬送
ローラ対22の進退動機構37は、第ルバー27および
第2レバー28間に介在位置するカム38と、この第ル
バー27.第2レバー28をそれぞれ付勢する付勢手段
たる第1スプリング39.第2スプリング40とを備え
てなっている。
まず第1スプリング39は、図示例では、第ルバー27
の先端部とこれより反時計位置のフレーム(図示せず)
間に介装された引張スプリングよりなり、第ルバー27
を反時計方向に、すなわち駆動ローラ25を搬送路23
外へと付勢している。次に第2スプリング40は、図示
例では、第2レバー28の基端とこれより反時計位置の
フレーム間に介装された引張スプリングよりなり、第2
レバー28を反時計方向に、すなわち従動ローラ26を
搬送路23内へと付勢している。
次にカム38は、このような第ルバー27の基端部と第
2レバー28の中央部間に、第1スプリング39および
第2スプリング40の付勢により圧接され、介在位置す
る偏心カムよりなり、その駆動機構(図示せず)に接続
された軸41により回動変位される。
そこでまずカム38が第1図に示した基準位置を取る場
合には次のごとくなる。すなわちカム38の軸41に対
する肉薄部が第ルバー27の基端部と圧接しているので
、第ルバー27は第1スプリング39の付勢力により、
反時計位置に位置決めされ、駆動ローラ25は搬送路2
3外の退避位置に位置決めされることになる。又これと
は逆にカム38の軸41に対する肉厚部が第2レバー2
8の中央部と圧接しているので、第2レバー28は第2
スプリング40の付勢力に抗し時計位置に位置決めされ
、従動ローラ26は搬送路23外の退避位置に位置決め
されることになる。
このようにして第1図のごとく、カム38が基準位置を
とる場合には、搬送ローラ対2またる駆動ローラ25と
従動ローラ26とは、ともに搬送路23外の退避位置に
位置決めされ、両者間にはメディアMが接触することな
(通過するに足る間隙が形成されることになる。
次にカム38が第2図に示した作動位置をとる場合には
、次のごと(なる。すなわちカム38が、その駆動機構
に接続された軸41の回転により、第1図の基準位置か
ら第2図の作動位置へと回動変位、例えば半回転すると
、その1!l1141に対する肉厚部と肉薄部の位置関
係が、上述の第1図について述べたところとは逆転する
まずカム38の軸41に対する肉厚部が第ルバー27の
基端部と圧接するので、押動された第ルバー27は第1
スプリング39の付勢力に抗し、より時計方向に揺動し
て位置決めされ、駆動ローラ25も時計方向に移動して
、搬送路23内に一部が窓33を介して進入し、メディ
アMと圧接可能な進入位置にて位置決めされる。又カム
38の軸41に対する肉薄部が第2レバー28の中央部
と圧接するので、第2レバー28は第2スプリング40
の付勢力により、より反時計方向に揺動して位置決めさ
れ、従動ローラ26もより反時計方向に移動して搬送路
23内に一部が窓33を介して進入し、メディアMと圧
接可能な進入位置にて位置決めされる。
このようにして第2図に示すごとく、カム38が回動変
位して作動位置をとる場合には、搬送ローラ対2またる
駆動ローラ25と従動ローラ26とは、ともに両側から
搬送路23内へと移動して、進入位置にて位置決めされ
て、両者は圧接されるとともに、送られてきたメディア
Mを両者間にて圧接挟持することが可能となる。
なおその際、従動ローラ26が、圧接されるメディアM
の肉厚部だけ図示例では反時計方向に若干移動可能、す
なわち第2レバー28が、第2スプリング40の付勢力
に抗しその中央部でのカム38との圧接状態から若干浮
きを生じ、反時計方向に若干揺動可能となるべく、第2
スプリング40の付勢力は調整されている。
なお、カム38の回動位置はセンサにより検出され制御
される。例えば、カム38に2つの孔を形成しておき、
この孔を検出するフォトセンサにより基準位置・作動位
置を検出すればよい。
メディア搬送装置18は、このようになっている。
本発明に係るメディア搬送装置は、以上説明したごとく
なっている。
以下その動作等について説明する。
第4図はその制御例を示すフローチャートであり、この
第4図をも参照して動作等を説明する。
まず第4図のステップ■でプリントスイッチがオンされ
てプリントスタートの指令を受けると、ステップ■でメ
ディアMの送出が行われ、メディアMはサプライマガジ
ン2から送出ローラ対4等により送出され、カッター装
置5により所望長さに切断された後、送りローラ対6に
より更に送られる。するとステップ■で押動式搬送手段
7および精密搬送手段12が、順次又は同時に駆動を開
始する。
このようにしてメディアMが精密搬送手段12に達し、
その搬送ローラ対17により副走査方向への高精度な搬
送を受は始めると、ステップ■でメディアMは、レーザ
ー光学系13からのレーザービームBにより主走査方向
に照射されて露光され、もって画像処理が行われ潜像が
形成される。
そしてこれとともにメディアMは、その先端がら下流の
メディア搬送装置18の搬送路23へと送出されて行く
ここにおいて、搬送路23に設けられた搬送ローラ対2
またる駆動ローラ25と従動ローラ26とは、第1図の
ごとく、搬送路23外の離脱した退避位置にあるので、
送出されて来たメディアMに接触し、突っ掛かって干渉
し合うことはなく、スムーズに進行して行(。従って上
流の精密搬送手段12の高精度な搬送に影響を及ぼすよ
うなことは、確実に防止される。
さて次に第4図のフローのステップ■では、レーザービ
ームBによる露光の終了が判定され、露光の終了が確認
されると、次のステップ■でメディア搬送装置18のH
ローラ対22の駆動ローラ25が回転駆動を開始される
とともに、ステップ■、■でその進退動機構37のカム
38が、それまでの基準位置から作動位置へ至るまで回
動変位、例えば半回転される。
すると第ルバー27はカム38の押動により時計方向に
、第2レバー28は第2スプリング40の付勢力により
反時計方向に、それぞれ所定量揺動して位置決めされ、
もって搬送ローラ対2またる駆動ローラ25と従動ロー
ラ26は、一部が窓33を介し搬送路23内に同期して
両側から移動し、所定の進入位置にて両者は圧接して位
置決めされる。他方押動式搬送手段7と精密搬送手段1
2は、その駆動が停止される。
さてしかる後送られたメディアMは、駆動ローラ25と
従動ローラ26間に圧接挟持され、かつ駆動ローラ25
の回転駆動により送られ、もって次の送込みローラ対1
9へと搬送されることになる。
ここにおいて、メディアMは両側から駆動ローラ25と
従動ローラ26によりその進入位置で確実に挟持される
ので、搬送路23のガイド板24と接触することは少な
く、原則としてこれとは離れた状態で搬送される。従っ
てメディアMに擦り傷等の損傷が発生することは、確実
に防止される。
又もしもメディアMの後端がまだ精密搬送手段12にあ
ったとしても、既に画像処理等は終了しているので、上
述のごとくメディア搬送装置18の搬送ローラ対22に
よる搬送を行っても影響はない。
さてしかる後ステップ■で、メディアMが現像部りへの
送込みローラ対19に達したか否かが判定される。この
判定は送込みローラ対19の近傍に設けられたメディア
センサ(図示せず)からの信号に基づいて行われる。そ
して送込みローラ対19に達したことが確認されたら、
ステップ[相]でカム38は回動変位例えば半回転され
て、作動位置から元の基準位置へと復帰される。なお送
込みローラ対19は、メディアMが達するより前に、回
転駆動を開始されていることが望ましい。
そして再び第1図のごとく、第ルバー27は第1スプリ
ング39の付勢力により反時計方向に、第2レバー28
はカム38の押動により時計方向に、それぞれ所定量揺
動して位置決めされる。そこでステップ■で、搬送ロー
ラ対2またる駆動ローラ25と従動ローラ26が、とも
に圧接を解除され搬送路23外に退出し、離脱した退避
位置にあるか否かが判定されることになる。
そして退避位置にあることが確認されると、ステップ@
で駆動ローラ25の回転駆動が停止され、メディアMは
回転駆動される送込みローラ対19によって搬送されて
、現像部りへと送り込まれて行く。
そしてステップ@で、メディアMの後端が送込みローラ
対19を通過したか否かが判定され、通過が確認される
と次のステップ[相]で、送込みローラ対19の回転駆
動は停止される。
現像部りに送り込まれたメディアMは、形成された潜像
が現像化され、もって画像が形成されたメディアMが排
紙トレイTに排出されることになる。
そして上述した各動作等は、所定の1個のカム38と付
勢手段たる第1スプリング39.第2スプリング40と
を備えた進退動機構37により、搬送ローラ対22を進
退させるという、1個のカムを共用した簡単な構成によ
り容易に実現されることになる。
ところで図示フローでは、ステップ■、@、[相]等で
、駆動ローラ25.送込みローラ対19について、その
回転駆動の開始および停止制御が行われているが、マル
チプリントの場合には、これらは常時回転駆動を継続さ
れるようにしてもよい。
以上が動作等の説明である。
なお本発明に係るメディア搬送装置18は、勿論このよ
うな図示実施例に限定されるものではなく、例えば次の
ごとく構成等することも可能である。
すなわち第1に、このメディア搬送装置18を、図示例
ではレーザープリンタに組み込んでなるものについて説
明したが、その他各種の画像記録装置9画像読取装置等
の画像走査装置に組み込むことが考えられ、更に画像処
理以外の各種装置におけるメディア搬送用としても使用
が可能である。
第2に進退動機構37において、カム38としては偏心
カムの外一般的な各種カムの使用が可能であり、又付勢
手段たる第1スプリング39.第2スプリング40も引
張スプリングの外圧縮スプリングの使用も可能であり、
その他各種の付勢手段の採用が考えられる。
第3に搬送ローラ対22は、図示例では搬送路23の途
中1個所に設けられているが、搬送路23の湾曲状態と
長さおよびメディアMの長さによっては、更に適宜位置
に2個所以上設けることも考えられる。この場合には進
退動機構37も、それぞれに付設されることになる。
第4に搬送路23は、図示例ではメディアMを表裏から
案内する1対のガイド板24により形成されているが、
搬送路23は1枚のガイド板24のみによって形成して
もよい。すなわちメディアMは、裏からのみ1枚のガイ
ド板24に案内され、表側は開放されてなるものも可能
である。そしてこの場合には、搬送路23がボディ1内
に露出しているので、メディアMのジャム処理、その他
のメインテナンスに優れるという利点がある。
「発明の効果」 本発明に係るメディア搬送装置は、以上説明したごとく
、搬送ローラ対の両レバー間に介在位置するカム等によ
り、搬送ローラ対を搬送路内外に進退させ、もってメデ
ィアへの圧接とその解除を行うようにしてなるので、次
の効果を発揮する。
すなわち、精密搬送手段の搬送に影響を及ぼすことはな
(その搬送は高精度に一定で搬送むらは発生せず、もっ
て画像処理等は高精度に維持されるとともに、メディア
に擦り傷等の損傷が発生することもなく、しかもこれら
は簡単な構成により容易に実現され、装置がコンパクト
化されるとともにコスト面にも優れ、この種従来例に存
した問題点が一掃される等、その発揮する効果は、顕著
にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明に係るメディア搬送装置
の要部の正面説明図であり、第1図はその搬送ローラ対
が退避位置にある状態を、第2図は同搬送ローラ対が進
入位置にある状態を、それぞれ示している。 第3図は、レーザープリンタの1例を示す正面説明図で
°ある。 第4図は、その制御例を示すフローチャートである。 12・・・精密搬送手段 18・・・メディア搬送装置 22・・・搬送ローラ対 23・・・搬送路 25・・・駆動ローラ(II送ローラ対)26・・・従
動ローラ(!11送ローラ対)27・・・第ルバー(レ
バー) 28・・・第2レバー(レバー) 37・・・進退動機構 38・・・カム 39・・・第1スプリング(付勢手段)40・・・第2
スプリング(付勢手段)M・・・メディアM 第3図     //13 窮4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  高精度な搬送を行う精密搬送手段の下流に設けられ、
    送出されたシート状のメディアを案内する搬送路と、 該搬送路の途中に対向して設けられ、両側から搬送路内
    外に進退可能とされ、進入位置で該メディアを圧接挟持
    して回転駆動により送る搬送ローラ対と、 該搬送ローラ対がそれぞれ軸着された両レバー間に介在
    位置するカム、および該両レバーをそれぞれ付勢する付
    勢手段を備えてなる進退動機構とを、 有してなることを特徴とするメディア搬送装置。
JP25798587A 1987-10-12 1987-10-12 メディア搬送装置 Pending JPH0198540A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5116042A (en) * 1989-11-10 1992-05-26 Konica Corporation Document ejection apparatus with reduced document ejection speed
US5120043A (en) * 1990-11-19 1992-06-09 Pitney Bowes Inc. Jam clearing and daily mail device for a document feeder
US5673911A (en) * 1994-11-02 1997-10-07 Heidelberger Druckmaschinen Ag Device for feeding sheet material
US7455295B2 (en) * 2005-08-08 2008-11-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Nip pressure
JP2019119575A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置

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