JP2019119575A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
給紙部4は、用紙、転写紙又は樹脂フィルムなどのシート20を積載・格納した第1〜第3の給紙トレイ6と、給紙トレイ6毎に配設され、シート20を引き出す給紙ローラ及び引き出されたシート20を1枚ずつに分離して送り出す一対の分離ローラ等とを備えている。
なお、トナー像転写後の感光体12の表面に付着する転写残トナー等は感光体クリーニング装置によって除去される。
そして、中継ローラ対21、レジストローラ対18までシート20が搬送された後は、上記で説明したのと同様のプロセスでシート20の第二面にも画像形成を施した後、排紙トレイ8に排出される。
その後、シート20が2次転写ローラ15に挟持されると、レジストローラ対18の一方のローラは離間してホームポジション(初期位置)に戻り、次給紙に備える仕組みである。
そのため従来技術では、図4(b)に示すように、従動ローラ23Xとガイド板29Xとを同時に、シート20に対して相対的に白太矢印で示す方向に離間移動させることで、湾曲形状の搬送経路19の幅を拡げて摺動抵抗を低減する仕組みになっている。なお、駆動ローラ22X側のガイド板28Xは、プリンタ本体側に固定されている。
図5〜図7を参照して、本発明の実施形態1に係るシート搬送装置を説明する。図5は、本発明の実施形態1に係るシート搬送装置の要部構成を説明するための模式的な断面図である。図6(a)〜図6(c)は、本発明の実施形態1に係るシート搬送装置の動作を説明するための模式的な断面図である。図7は、実施形態1の要部の動作フローを示すフローチャートである。
図5に示すように、実施形態1に係るシート搬送装置5は、中継ローラ対21は、第1の搬送部材としての駆動ローラ22と、この駆動ローラ22と接し、駆動ローラ22との間でシートを挟んで搬送する第2の搬送部材としての従動ローラ23とを備えている。図5、図6では省略しているが、図1に示した縦搬送ローラ対24も中継ローラ対21と同様の第1の搬送部材としての駆動ローラと、この駆動ローラと接し、駆動ローラとの間でシートを挟んで搬送する第2の搬送部材としての従動ローラとを備えている。
駆動ローラ22の回転軸22aと従動ローラ23の回転軸23aとを上記直線上に滑らかに移動し案内するために溝又は長孔が形成された案内部材をプリンタ本体1に設けてもよい。
ガイド板対27のうちガイド板28は、駆動ローラ22に干渉することなく凸方向内側に配置され、駆動ローラ22が図5に矢印で示す両方向に移動可能に所定の範囲に亘って切り欠かれた切り欠き部28aが形成されている。同様にガイド板29は、従動ローラ23に干渉することなく凸方向外側に配置され、従動ローラ23が図5に矢印で示す両方向に移動可能に所定の範囲に亘って切り欠かれた切り欠き部29aが形成されている。
駆動ローラ22の回転軸22aは、図5の初期位置状態よりも従動ローラ23側に突出しないようにプリンタ本体1に配設されているストッパ部材で位置が規制されている。
図6(a)に示すシート搬送装置5の状態は、図5で説明したと同様に、駆動ローラ22と駆動ローラ22との間で搬送ニップを形成しながらシート20を挟んで搬送している状態にあり、駆動ローラ22と駆動ローラ22とはそれぞれ初期位置を占めている。
この際、シート20はコシの影響で従動ローラ23側に押し付けられるので、従動ローラ23にまたがるガイド板29はシート20に触れている状態であり、シフト動作時にはシート20に対して摺動抵抗となる。
なお、図6(b)〜図6(c)の動作に限らず、図6(b)において、ソレノイド36は従動ローラ23が初期位置に保持されるように励磁・オンしてもよく、その後の所定のタイミングで、図6(c)に示すように、従動ローラ23を駆動ローラ22が移動した方向と同方向に圧縮バネ37の付勢力によって移動させてもよい。
このように従動ローラ23が駆動ローラ22の移動方向と同方向への移動距離(移動量)に差を持たせることでシート20へのダメージ(駆動ローラ22逃げ用のガイド板28の切り欠き部28aエッジとシート20とが接触して、シート表面が削れたり傷が付いたりすること)を低減する。
このように、シート20に対する従動ローラ23の負荷が小さくなった時に、上記シフト動作を行う(ステップS4)。これにより、シート20に対するガイド板29の摺動抵抗や従動ローラ23の摺動抵抗を低減し、シフト精度の向上が可能となる。
図8に示す変形例のシート搬送装置5Aは、図5〜図7に示した実施形態1のシート搬送装置5と比較して、位置変更部を構成している駆動ローラ位置変更機構32及び従動ローラ位置変更機構35に代えて、単一のローラ位置変更機構31を用いる点のみ相違する。図8において、破線で示すNは駆動ローラ22と従動ローラ23とが接して形成される搬送ニップの位置を示している。図8では、実施形態1のシート搬送装置5と同様の固定された一対のガイド板28、29を有するが、図の簡明化を図るためその図示を省略している。
カム軸53は、プリンタ本体側に回転可能に支持されていて、プリンタ本体側に固定された単一の駆動源であるカムモータ56によって回転駆動される。カムモータ56は、例えばステッピングモータからなり、出力軸にモータギアを有する。このモータギアとカム軸53に固定されたカム軸ギアとが噛み合うことによって、カムモータ56の回転駆動力がカム軸53に伝達されるようになっている。
駆動モータ38、カムモータ56及び引っ張りバネ54は、図の簡明化を図るため図8(a)のみに示し、図8(b)〜図8(d)では省略する。引っ張りバネ54は、その一端がカム軸53に設けられた軸受と、他端が回転軸22aに設けられた軸受との間に装着されている。
図8(a)に示すシート搬送装置5Aの状態は、駆動ローラ22と駆動ローラ22との間で搬送ニップNを形成しながらシート20を挟んで搬送している状態にあり、駆動ローラ22と駆動ローラ22とはそれぞれ初期位置を占めている。
このように従動ローラ23が駆動ローラ22の移動方向と同方向への移動距離(移動量)に差を持たせることでシート20へのダメージ(駆動ローラ22逃げ用のガイド板28の切り欠き部28aエッジとシート20とが接触して、シート表面が削れたり傷が付いたりすること)を低減する。
図8(d)に示す状態は、実施形態1の図6(d)と同様の状態であり、シート20に対する従動ローラ23の負荷が小さくなった時に、上記シフト動作を行うこととなる。これにより、シート20に対するガイド板の摺動抵抗や従動ローラ23の摺動抵抗を低減し、シフト精度の向上が可能となる。
また、駆動ローラ位置変更機構32を回転軸22aの両端部側に、従動ローラ位置変更機構35を回転軸23aの両端部側に設けてもよい。
2 画像形成部
4 給紙部
5、5A シート搬送装置
6 給紙トレイ
7 操作パネル
8 排紙トレイ
9 読取ユニット
10 レーザ走査ユニット
11 帯電装置
12 感光体
13 現像装置
14 1次転写ローラ
15 2次転写ローラ
16 中間転写ベルト
17 定着部
18 レジストローラ対(レジスト搬送部材対の一例)
19 搬送経路
20 シート
21 中継ローラ対(搬送部材対の一例)
22 駆動ローラ(第1の搬送部材の一例)
23 従動ローラ(第2の搬送部材の一例)
24 縦搬送ローラ(搬送部材対の一例)
27 ガイド板対(一対のガイド部材の一例)
28 ガイド板(ガイド部材の一例)
29 ガイド板(ガイド部材の一例)
31 ローラ位置変更機構(位置変更部を構成)
32 駆動ローラ位置変更機構(位置変更部を構成)
33 ソレノイド(駆動源)
34 圧縮バネ(付勢部材)
35 従動ローラ位置変更機構(位置変更部を構成)
36 ソレノイド(駆動源)
37 圧縮バネ(付勢部材)
38 駆動モータ(第1の搬送部材の駆動源)
46 検知センサ(シート検知手段)
51 駆動ローラ用カム(第1のカムの一例)
52 従動ローラ用カム(第2のカムの一例)
53 カム軸
54 引っ張りバネ(付勢部材)
55 圧縮バネ(付勢部材)
56 カムモータ(第1、第2のカムの駆動源)
N 搬送ニップ
X シート搬送方向
Claims (7)
- 第1の搬送部材と、
前記第1の搬送部材と接し、該第1の搬送部材との間でシートを挟んで搬送する第2の搬送部材と、
前記第1の搬送部材及び前記第2の搬送部材の位置を変更する位置変更部と、
を備えたシート搬送装置であって、
前記位置変更部は、
前記第1の搬送部材を、前記第2の搬送部材から離れる方向へ移動させ、
更に、前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材が移動した方向へ移動させ、
更に、前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材から離れる方向へ移動させ、
更に、前記第1の搬送部材を、前記第2の搬送部材が移動した方向へ移動させるシート搬送装置。 - 前記位置変更部は、
前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材が移動した方向へ移動させるとき、前記第1の搬送部材が前記第2の搬送部材から離れる方向へ移動したときの移動距離よりも短い距離だけ移動させることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。 - 前記位置変更部は、
前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材から離れる方向へ移動させるとき、前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材が移動した方向へ移動する前の位置へ戻るように移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。 - 前記位置変更部は、
前記第1の搬送部材の位置を変更する第1のカムと、
前記第1のカムと同軸上に配置され、前記第2の搬送部材の位置を変更する第2のカムと、
を有することを特徴とするシート請求項1ないし3の何れか1つに記載のシート搬送装置。 - 前記第1の搬送部材及び前記第2の搬送部材により搬送されるシートを案内する、装置本体側に固定された一対のガイド部材を有し、
前記一対のガイド部材は、湾曲形状の搬送経路を形成していることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1つに記載のシート搬送装置。 - 前記第1の搬送部材及び前記第2の搬送部材のシート搬送方向の下流側に配置され、前記シート搬送方向と直交する方向に移動可能なレジスト搬送部材対を有し、
前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材から離れる方向へ移動させた後に、前記レジスト搬送部材対を前記シート搬送方向と直交する方向に移動させる動作を行うことを特徴とする請求項1ないし5の何れか1つに記載のシート搬送装置。 - 請求項1ないし6の何れか1つに記載のシート搬送装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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