JP2019119575A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大掛かりな構成を必要とせずに、用紙(シート)とガイド板(ガイド部材)の摺動抵抗を低減することが可能なシート搬送装置を提供する。【解決手段】駆動ローラ22と、駆動ローラ22と接し、該駆動ローラ22との間でシート20を挟んで搬送する従動ローラ23と、駆動ローラ22の位置を変更する位置変更部としての駆動ローラ位置変更機構32と、従動ローラ23の位置を変更する位置変更部としての従動ローラ位置変更機構35を備えたシート搬送装置5であって、位置変更部は、駆動ローラ22を、従動ローラ23から離れる方向へ移動させ、更に、従動ローラ23を、駆動ローラ22が移動した方向へ移動させ、更に、従動ローラ23を、駆動ローラ22から離れる方向へ移動させ、更に、駆動ローラ22を、従動ローラ23が移動した方向へ移動させる。【選択図】図6

Description

本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関する。
画像形成装置において、記録媒体である用紙を搬送している際に用紙の搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)の位置ずれが生じた場合に、その位置ずれを補正するためにレジストローラ対を用紙幅方向に移動することによって、用紙をずらす技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、レジストローラ対を用紙幅方向に移動するときに、レジストローラ対よりも用紙搬送方向の上流側に配置された搬送ローラ(従動ローラ)とガイド板(従動ローラ側のガイド板)とを、搬送される用紙と離間する方向に移動させることで、用紙との摺動抵抗を低減し、記録媒体上の画像位置の精度(シフト精度)を向上する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1記載の技術では、搬送ローラとガイド板とを搬送される用紙と離間する方向に移動させていたため、搬送ローラとガイド板とを移動させる構成が大掛かりになっていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、大掛かりな構成を必要とせずに、用紙(シート)とガイド板(ガイド部材)の摺動抵抗を低減することが可能なシート搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、第1の搬送部材と、前記第1の搬送部材と接し、該第1の搬送部材との間でシートを挟んで搬送する第2の搬送部材と、前記第1の搬送部材及び前記第2の搬送部材の位置を変更する位置変更部と、を備えたシート搬送装置であって、前記位置変更部は、前記第1の搬送部材を、前記第2の搬送部材から離れる方向へ移動させ、更に、前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材が移動した方向へ移動させ、更に、前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材から離れる方向へ移動させ、更に、前記第1の搬送部材を、前記第2の搬送部材が移動した方向へ移動させるシート搬送装置にある。
本発明によれば、上記構成により、大掛かりな構成を必要とせずに、シートとガイド部材の摺動抵抗を低減することができる。
本発明の実施形態に係るシート搬送装置を備える画像形成装置の概略的な構成図である。 従来技術に係るシート搬送装置の一例を示す模式的な断面図である。 図2のシート搬送装置の動作を説明するための模式的な断面図である。 図3のシート搬送装置の要部動作を説明するための模式的な断面図である。 実施形態1に係るシート搬送装置の要部構成を説明するための模式的な断面図である。 実施形態1に係るシート搬送装置の動作を説明するための模式的な断面図である。 実施形態1の要部の動作フローを示すフローチャートである。 実施形態1の変形例に係るシート搬送装置の要部構成及び動作を説明するための模式的な断面図である。
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施形態を詳細に説明する。各実施形態等に亘り、同一の機能及び形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明を省略する。図及び説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がない構成要素は適宜断わりなく省略することがある。
図1は、本発明の実施形態に係るシート搬送装置を備える画像形成装置の概略的な構成図である。図1に示す画像形成装置は、電子写真方式で画像形成を行うプリンタであり、複数(図1では4つ)の画像形成ユニットが並設されて画像形成部2を構成するタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。図1に示すように、プリンタ本体1のほぼ中央に転写部3を構成する中間転写体である中間転写ベルト16が設けられている。中間転写ベルト16の上部走行辺には、図において左側から順に、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の像担持体である感光体12が設けられた画像形成ユニットが並設されている。
各感光体12の周囲には、帯電装置11、現像装置13や中間転写ベルト16を挟んで1次転写ローラ14等が配設されている。なお、4つの画像形成ユニットの構成は、用いられるトナー色が主に異なる他は同一であるため、図1の一番左側に位置する画像形成ユニットの感光体12、帯電装置11、現像装置13等にのみ符号を付し、他は省略している。
プリンタ本体1の下部には、転写部3に向けて、用紙、転写紙又は樹脂フィルムなどのシート20を給送・給紙する給紙部4が配置されている。
給紙部4は、用紙、転写紙又は樹脂フィルムなどのシート20を積載・格納した第1〜第3の給紙トレイ6と、給紙トレイ6毎に配設され、シート20を引き出す給紙ローラ及び引き出されたシート20を1枚ずつに分離して送り出す一対の分離ローラ等とを備えている。
転写部3と給紙部4との間には、給紙部4から給送されたシート20を転写部3へ搬送するシート搬送装置5が配置されている。シート搬送装置5は、転写部3の近傍に配置され、中間転写ベルト16上に形成された上記トナー像と合致する所定のタイミングで2次転写部に向けてシート20の先端を送り出すレジスト搬送部材対としてのレジストローラ対18を備えている。レジストローラ対18は、一対の駆動ローラと従動ローラとからなり、駆動ローラと従動ローラとが各回転軸上に連続的かつ一体的に設けられている。
また、シート搬送装置5は、レジストローラ対18よりもシート搬送方向Xの下流側に配設され、シート20を挟持して搬送する搬送部材対としての中継ローラ対21と、複数の縦搬送ローラ対24と、給送又は搬送されたシート20が通る破線で示す搬送経路19と、搬送経路19を形成すると共に搬送されるシート20を案内するガイド部材(図1では省略している)とを備えている。
レジストローラ対18は、上記レジスト搬送部材対の機能に加え、シート搬送方向Xと直交する方向(以下、「シート幅方向」ともいい、図において紙面に直交する方向でもある)に移動可能なシフト搬送部材対としても機能する。シート搬送装置5の細部構成は、後述する。
次に、動作を説明する。プリントが開始されると、感光体12が図における反時計方向に回転駆動され、このとき帯電装置11によって感光体12の表面が所定の極性に一様に帯電される。次いで、その帯電面に、画像形成部2を構成する各色のレーザ走査ユニット10から画像情報に基づくレーザ光が照射され、これによって感光体12の表面に静電潜像が形成される。感光体12上の静電潜像は、現像装置13によってトナー像として可視像化され、トナー像は1次転写ローラ14によって中間転写ベルト16に転写される。
なお、トナー像転写後の感光体12の表面に付着する転写残トナー等は感光体クリーニング装置によって除去される。
カラー画像形成時は上記した画像形成動作が全ての感光体12で行われ、これによって各感光体12にそれぞれ形成されたイエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及び黒(ブラック)トナー像が中間転写ベルト16上に順次重ねて転写される。
一方、ユーザが操作パネル7やパソコン等の入力端末より、使用する第1〜第3の給紙トレイ6の何れか1つを選択することにより、選択された第1〜第3の給紙トレイ6の何れかに格納された用紙、転写紙又は樹脂フィルムなどのシート20が搬送経路19を通って給送される。給送されたシート20は、縦搬送ローラ対24及び中継ローラ対21によって、搬送経路19の下流側のレジストローラ対18に向けて搬送され、その先端が停止しているレジストローラ対18に突き当てられる。
これによってシート20のスキュー・斜行などが整合された後、レジストローラ対18は2次転写ローラ15が設けられた2次転写部に向けてシート20を、中間転写ベルト16上に形成された上記トナー像と合致するタイミングで送り出す。なお、トナー像転写後の中間転写ベルト16の表面に付着する転写残トナー等はベルト用のクリーニング装置によって除去される。
2次転写ローラ15によって未定着トナー像が転写されたシート20は、定着部17に送られ、未定着トナー像がシート20に定着された後、排紙トレイ8に排出される。または、第一面に画像が形成されたシート20は分岐爪40により搬送経路を切り替えることで両面搬送経路へと搬送される。分岐爪40により反転ローラ対41まで送り出されたシート20は反転ローラ対41の正逆転により、両面ローラ対42へと搬送される。この際、シート20の搬送方向に対する表裏は第一面画像形成時と反転する。
そして、中継ローラ対21、レジストローラ対18までシート20が搬送された後は、上記で説明したのと同様のプロセスでシート20の第二面にも画像形成を施した後、排紙トレイ8に排出される。
また、ユーザはオプションにより、プリンタ本体1に大量の用紙等のシートを給紙可能な大量給紙バンクや、排紙トレイ8の代わりに、スティプル綴じや折りを施すことが可能なフィニッシャーなどの後処理装置を接続することも可能である。
図2〜図4を参照して、上記特許文献1に代表される従来技術に係るシート搬送装置5Xを説明する。図2は従来技術のシート搬送装置の一例を示す模式的な断面図、図3は図2のシート搬送装置の動作を説明するための模式的な断面図である。図4は図3のシート搬送装置の要部動作を説明するための模式的な断面図である。
図2に示すように、シート搬送装置5Xでは、給紙トレイから搬送されてきたシート20は、縦搬送ローラ対24X、中継ローラ対21Xの順で湾曲形状の搬送経路19(一対のガイド板28X、29Xで形成される)を経由して搬送され、シフトローラでもあるレジストローラ対18に到達する。レジストローラ対18によって所定量のレジストバッファ形成後、再給紙されたシート20はシート検知手段である検知センサ46によってシート搬送方向Xの先端20aが検出されると、シート20におけるシート搬送方向Xと直交するシート幅方向の補正量が制御部で決定される。そして、その補正量分だけレジストローラ対18をそのローラ軸方向に移動(以下、シフトともいう)させて、シート20のシート幅方向位置を整合させてシートのシフト補正を完了する。
その後、シート20が2次転写ローラ15に挟持されると、レジストローラ対18の一方のローラは離間してホームポジション(初期位置)に戻り、次給紙に備える仕組みである。
この一連のシフト動作を行う際、1枚のシート20のシート搬送方向Xの長さが、シート20の先端20aが位置するレジストローラ対18からシート20の後端20bが中継ローラ対21Xを超える長さである場合、シート20の先端が検知センサ46に達した時点で少なくともシート20にまたがっている中継ローラ対21Xの従動ローラ23Xを駆動ローラ22Xから(更に長い場合は縦搬送ローラ対24Xの従動ローラ26Xを駆動ローラ25Xから)矢印方向に離間する構成となっている(図3参照)。なお、図2及び図3に示すシート20は、シート搬送方向Xの長さが、その先端20aが位置する検知センサ46から後端20bが位置する縦搬送ローラ対24Xを超えるような比較的長いものを表している。
この際に、シート20はコシの影響で中継ローラ対21Xの従動ローラ23X側に押し付けられるので、従動ローラ23Xにまたがるガイド板29Xはシート20に触れている状態であり、シフト動作時にはシート20に対して摺動抵抗となる。なお、図4(a)は、シフト動作前に、一対のガイド板28X、29Xにガイドされつつ中継ローラ対21Xによって挟持搬送されるシート20の動作状態を表している。
そのため従来技術では、図4(b)に示すように、従動ローラ23Xとガイド板29Xとを同時に、シート20に対して相対的に白太矢印で示す方向に離間移動させることで、湾曲形状の搬送経路19の幅を拡げて摺動抵抗を低減する仕組みになっている。なお、駆動ローラ22X側のガイド板28Xは、プリンタ本体側に固定されている。
またこのときの従動ローラ23Xは、摺動抵抗の小さい金属や樹脂からなるローラとなっている。別途の摺動抵抗低減策としては、マシンサイズに余裕がある大型印刷機においてはこのシートがシフトする領域に直線搬送部分を多く確保している。又は後端部にも同様のシフトローラを設けている。
しかしながら、上記したシート搬送装置5Xでは、搬送ローラ対である中継ローラ対21Xの従動ローラ23Xとガイド板29Xとを搬送されるシートと離間する方向に移動させていたため、搬送ローラとガイド板とを移動させる構成が大掛かりになっていた。
本実施形態は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、大掛かりな構成を必要とせずに、シートとガイド部材の摺動抵抗を低減することが可能なシート搬送装置を提供することを目的としている。
(実施形態1)
図5〜図7を参照して、本発明の実施形態1に係るシート搬送装置を説明する。図5は、本発明の実施形態1に係るシート搬送装置の要部構成を説明するための模式的な断面図である。図6(a)〜図6(c)は、本発明の実施形態1に係るシート搬送装置の動作を説明するための模式的な断面図である。図7は、実施形態1の要部の動作フローを示すフローチャートである。
図5に示すように、実施形態1に係るシート搬送装置5は、中継ローラ対21は、第1の搬送部材としての駆動ローラ22と、この駆動ローラ22と接し、駆動ローラ22との間でシートを挟んで搬送する第2の搬送部材としての従動ローラ23とを備えている。図5、図6では省略しているが、図1に示した縦搬送ローラ対24も中継ローラ対21と同様の第1の搬送部材としての駆動ローラと、この駆動ローラと接し、駆動ローラとの間でシートを挟んで搬送する第2の搬送部材としての従動ローラとを備えている。
図5の中継ローラ対21の位置状態は、駆動ローラ22と従動ローラ23とが接して搬送ニップを形成していて、シート20を挟持して搬送可能な位置状態にある(以下、初期位置又は初期状態ともいう)。
以下、説明の簡明化を図るため、レジストローラ対18によるシフト動作を行う際、シート20のシート搬送方向の長さが、シート20の先端20aが位置するレジストローラ対18からシート20の後端が縦搬送ローラ対24を超える長さである場合の説明は省略する。つまり、シート搬送装置5として、シート20のシート搬送方向の長さが比較的短い場合である、中継ローラ対21及びガイド板28、29を代表して説明する。
実施形態1に係るシート搬送装置5は、図2〜図4に示した従来例のシート搬送装置5Xと比較して、第1に、中継ローラ対21の駆動ローラ22及び従動ローラ23が接したり離れたり(以下、「接離」ともいう)移動可能に構成されている点が相違する。第2に、ガイド板対27のガイド板28、29がプリンタ本体1側に固定されている点が相違する。第3に、移動機構に代えて、駆動ローラ22及び従動ローラ23の位置を変更する位置変更部を備えている点が相違する。
駆動ローラ22及び従動ローラ23は、駆動ローラ22の回転軸22aと従動ローラ23の回転軸23aとの各中心を通るほぼ直線上に接離移動可能になっている。駆動ローラ22は、回転軸22a上に複数のローラ部が断続的かつ一体的に設けられている。同様に、従動ローラ23は、回転軸23a上に複数のローラ部が断続的かつ一体的に設けられている。
駆動ローラ22の回転軸22aと従動ローラ23の回転軸23aとを上記直線上に滑らかに移動し案内するために溝又は長孔が形成された案内部材をプリンタ本体1に設けてもよい。
ガイド板28、29は、駆動ローラ22及び従動ローラ23により搬送されるシートを案内する一対のガイド部材として機能する。ガイド板28、29は、凸方向の向きが外側に向けて膨出した湾曲形状の搬送経路を形成している。
ガイド板対27のうちガイド板28は、駆動ローラ22に干渉することなく凸方向内側に配置され、駆動ローラ22が図5に矢印で示す両方向に移動可能に所定の範囲に亘って切り欠かれた切り欠き部28aが形成されている。同様にガイド板29は、従動ローラ23に干渉することなく凸方向外側に配置され、従動ローラ23が図5に矢印で示す両方向に移動可能に所定の範囲に亘って切り欠かれた切り欠き部29aが形成されている。
駆動ローラ22の図において左側には、駆動ローラ22の位置を変更する駆動ローラ位置変更機構32が配置されている。駆動ローラ位置変更機構32は、プリンタ本体1に取付け固定されたプル型のソレノイド33と、圧縮バネ34とを有する。ソレノイド33は、進退自在な可動鉄芯であるプランジャ33aを有し、プランジャ33aの先端部が軸受(図示を省略しているが、回転軸22aを回転可能に支持する)を介して回転軸22aの一端部に取付けられている。回転軸22aの上記軸受とソレノイド33本体との間のプランジャ33aには、常に、駆動ローラ22を従動ローラ23に押し付ける向きの付勢力を与える圧縮バネ34が装着されている。
駆動ローラ22の回転軸22aは、図5の初期位置状態よりも従動ローラ23側に突出しないようにプリンタ本体1に配設されているストッパ部材で位置が規制されている。
駆動ローラ22は、プリンタ本体側に固定された駆動モータ38によって回転駆動される。回転軸22aの一端部に固定された駆動ローラ用ギアと、この駆動ローラ用ギアと選択的に噛み合う駆動モータ用ギアと噛み合うようことにより、駆動モータ38の回転駆動力が駆動ローラ22に伝達される。駆動モータ用ギアは、駆動モータ38の出力軸に取付け固定されていて、駆動ローラ22が図5に示す初期位置を占めたときに上記駆動ローラ用ギアと噛み合うようになっている。
従動ローラ23の図において右側には、従動ローラ23の位置を変更する従動ローラ位置変更機構35が配置されている。従動ローラ位置変更機構35は、プリンタ本体1に取付け固定されたプル型のソレノイド36と、圧縮バネ37とを有する。ソレノイド36は、進退自在な可動鉄芯であるプランジャ36aを有し、プランジャ36aの先端部が軸受(図示を省略しているが、回転軸23aを回転可能に支持する))を介して回転軸23aの一端部に取付けられている。回転軸23aの上記軸受とソレノイド36本体との間のプランジャ36aには、常に、従動ローラ23を駆動ローラ22に押し付ける向きの付勢力を与える圧縮バネ37が装着されている。
従動ローラ23の回転軸23aは、後述する動作において、駆動ローラ22が従動ローラ23から離れる方向と同方向に移動するときに、駆動ローラ22の後述する移動距離αよりも短い距離だけ移動(後述する移動距離β:α>β)するように、プリンタ本体1に配設されたストッパ部材(図示を省略している)で移動距離が規制されている。
上述した通り、駆動ローラ位置変更機構32及び従動ローラ位置変更機構35は、実施形態1のシート搬送装置5の位置変更部を構成しているが、位置変更部としては、上記各機構を作動制御するための制御部を加えてもよい。
駆動ローラ位置変更機構32は、これに限らず、例えばプル型のソレノイド33に代えて、プッシュ・プル型のソレノイドを用いてもよい。また、回転軸22aとソレノイド33との接続・取付けの仕方は、上述したものに限らない。例えば、回転軸22aの長さ方向のほぼ中央にソレノイド33を配置し、プランジャから回転軸22aの両端部に延びる二股状のアーム部材をプランジャの先端部に固定し、2つのアーム部材の先端部を軸受を介して回転軸22aの両端部に取付けてもよい。そして、アーム部材が固定されたプランジャの先端部とソレノイド33本体との間に、常に、駆動ローラ22を従動ローラ23に押し付ける向きの付勢力を与える圧縮バネ34を装着してもよい。
次に、図6及び図7を参照して、シート搬送装置5の動作を説明する。
図6(a)に示すシート搬送装置5の状態は、図5で説明したと同様に、駆動ローラ22と駆動ローラ22との間で搬送ニップを形成しながらシート20を挟んで搬送している状態にあり、駆動ローラ22と駆動ローラ22とはそれぞれ初期位置を占めている。
図6(b)に示すように、先ず、駆動ローラ22を従動ローラ23から離れる方向へ、移動距離αだけ移動させる(図7のステップS1)。この際、図5に示したソレノイド33はオンされることでプル作動され、圧縮バネ34の付勢力に抗しながら、駆動ローラ22が従動ローラ23から離れる方向へ移動距離αだけ移動する。移動距離αは、駆動ローラ22がガイド板28に対してシート20側に突出しない距離に設定されている。
この際、シート20はコシの影響で従動ローラ23側に押し付けられるので、従動ローラ23にまたがるガイド板29はシート20に触れている状態であり、シフト動作時にはシート20に対して摺動抵抗となる。
駆動ローラ22が従動ローラ23から離れる方向へ移動距離αだけ移動したのに伴い、図6(c)に示すように、従動ローラ23を駆動ローラ22が移動した方向と同方向に圧縮バネ37の付勢力によって移動させる(図7のステップS2)。この際、駆動ローラ22は図6(b)に示した位置と同位置に保持されており、図5に示したソレノイド36はオフ状態にあり、従動ローラ23は圧縮バネ37の付勢力によって従動ローラ23の回転軸23aが上記ストッパ部材で規制されるまで、駆動ローラ22が移動した方向と同方向に移動する
なお、図6(b)〜図6(c)の動作に限らず、図6(b)において、ソレノイド36は従動ローラ23が初期位置に保持されるように励磁・オンしてもよく、その後の所定のタイミングで、図6(c)に示すように、従動ローラ23を駆動ローラ22が移動した方向と同方向に圧縮バネ37の付勢力によって移動させてもよい。
この際の従動ローラ23は、駆動ローラ22の移動距離αより短い移動距離β(α>β)だけ移動する。移動距離βは、シート20と接触しているシート20の厚みを含め従動ローラ23がガイド板28に接しない距離に設定されている。
このように従動ローラ23が駆動ローラ22の移動方向と同方向への移動距離(移動量)に差を持たせることでシート20へのダメージ(駆動ローラ22逃げ用のガイド板28の切り欠き部28aエッジとシート20とが接触して、シート表面が削れたり傷が付いたりすること)を低減する。
仮に、駆動ローラ22と従動ローラ23を同一方向へ同じ距離移動した場合、駆動ローラ22はガイド板28の内側(図においてガイド板28の右側)に対して突出しないように設定されているため、従動ローラ23との間に挟まれたシート20がガイド板28の上記エッジと接触してしまう。このガイド板28の上記エッジとの接触によるシート20へのダメージがあるので、それを防ぐために従動ローラ23の移動距離βは、駆動ローラ22の移動距離αより短い移動距離(α>β)に設定されている。
その後、図6(d)に示すように、従動ローラ23を駆動ローラ22から離れる方向へ移動させることで、従動ローラ23を初期位置に戻す(ステップS3)。この際、駆動ローラ22は図6(b)に示した位置と同位置に保持されており、図5に示したソレノイド36がオンされることでプル作動され、圧縮バネ37の付勢力に抗しながら、従動ローラ23が初期位置に移動する。
このように、シート20に対する従動ローラ23の負荷が小さくなった時に、上記シフト動作を行う(ステップS4)。これにより、シート20に対するガイド板29の摺動抵抗や従動ローラ23の摺動抵抗を低減し、シフト精度の向上が可能となる。
次いで、駆動ローラ22を初期位置に戻す(図6(a)参照、ステップS5)。この際、図5に示したソレノイド33はオフとなり、駆動ローラ22は圧縮バネ34の付勢力によって駆動ローラ22の回転軸22aが上記ストッパ部材で規制されるまで、駆動ローラ22を従動ローラ23が移動した方向(図6(d))へ移動させる。
以上説明した通り、本実施形態1では、移動させる部材は駆動ローラ22及び従動ローラ23のみとなり、従来技術のように従動ローラと共にガイド板を動かすような大掛かりな機構を用いる必要はなくなる。従って、本実施形態1によれば、大掛かりな構成を必要とせずに、シートとガイド部材の摺動抵抗を低減し、シフト精度を向上することが可能なシート搬送装置を提供することができる。
図8を参照して、実施形態1の変形例を説明する。図8は、実施形態1の変形例に係るシート搬送装置の要部構成及び動作を説明するための模式的な断面図である。
図8に示す変形例のシート搬送装置5Aは、図5〜図7に示した実施形態1のシート搬送装置5と比較して、位置変更部を構成している駆動ローラ位置変更機構32及び従動ローラ位置変更機構35に代えて、単一のローラ位置変更機構31を用いる点のみ相違する。図8において、破線で示すNは駆動ローラ22と従動ローラ23とが接して形成される搬送ニップの位置を示している。図8では、実施形態1のシート搬送装置5と同様の固定された一対のガイド板28、29を有するが、図の簡明化を図るためその図示を省略している。
ローラ位置変更機構31は、図8(a)に示すように、駆動ローラ22の位置を変更する第1のカムとしての駆動ローラ用カム51と、駆動ローラ用カム51と同軸のカム軸53上に配置され、従動ローラ23の位置を変更する第2のカムとしての従動ローラ用カム52とを有する。
カム軸53は、プリンタ本体側に回転可能に支持されていて、プリンタ本体側に固定された単一の駆動源であるカムモータ56によって回転駆動される。カムモータ56は、例えばステッピングモータからなり、出力軸にモータギアを有する。このモータギアとカム軸53に固定されたカム軸ギアとが噛み合うことによって、カムモータ56の回転駆動力がカム軸53に伝達されるようになっている。
カム軸53と駆動ローラ22の回転軸22aとの間には、回転軸22aを常に駆動ローラ用カム51に接する向きの付勢力を与える引っ張りバネ54が装着されている。なお、
駆動モータ38、カムモータ56及び引っ張りバネ54は、図の簡明化を図るため図8(a)のみに示し、図8(b)〜図8(d)では省略する。引っ張りバネ54は、その一端がカム軸53に設けられた軸受と、他端が回転軸22aに設けられた軸受との間に装着されている。
従動ローラ23の回転軸23aとプリンタ本体との間には、常に、従動ローラ23を駆動ローラ22に押し付ける向きの付勢力を与える圧縮バネ55が装着されている。なお、圧縮バネ55の一端は、軸受を介して回転軸23aに装着されている。
駆動ローラ用カム51は、初期位置にある従動ローラ23から駆動ローラ22を移動距離αだけ移動することが可能なカム輪郭形状を有する。従動ローラ用カム52は、駆動ローラ22が従動ローラ23から離れる方向と同方向に移動するときに、駆動ローラ22の後述する移動距離αよりも短い距離(移動距離β:α>β)だけ移動するようなカム輪郭形状を有する。駆動ローラ用カム51及び従動ローラ用カム52は、偏芯カムであり、図8(a)に示す特有の位相をもって共通のカム軸53に固定されている。
次に、図8を参照して、シート搬送装置5Aの動作を説明する。
図8(a)に示すシート搬送装置5Aの状態は、駆動ローラ22と駆動ローラ22との間で搬送ニップNを形成しながらシート20を挟んで搬送している状態にあり、駆動ローラ22と駆動ローラ22とはそれぞれ初期位置を占めている。
図8(b)に示すように、先ず、駆動ローラ用カム51、従動ローラ用カム52及びカム軸53が一体となって矢印で示す反時計回り方向に回転することにより、駆動ローラ22が従動ローラ23から離れる方向へ、移動距離αだけ移動する。この際、駆動ローラ用カム51が引っ張りバネ54の付勢力によって駆動ローラ22の回転軸22aに圧接しながら回転し、従動ローラ用カム52の大径輪郭部が従動ローラ23の回転軸23aに圧接する。
駆動ローラ22が従動ローラ23から離れる方向へ移動距離αだけ移動したのに伴い、図8(c)に示すように、従動ローラ用カム52及びカム軸53が一体となって更に矢印・反時計回り方向に回転することにより、圧縮バネ55の付勢力によって従動ローラ用カム52の小径輪郭部が従動ローラ23の回転軸23aに圧接し、従動ローラ23は駆動ローラ22が移動した方向と同方向に移動する。この際、駆動ローラ22は図8(b)に示した位置付近にある。
この際の従動ローラ23は、駆動ローラ22の移動距離αより短い移動距離β(α>β)だけ移動する。移動距離βは、実施形態1と同様に、シート20と接触しているシート20の厚みを含め従動ローラ23がガイド板28に接しない距離に設定されている。
このように従動ローラ23が駆動ローラ22の移動方向と同方向への移動距離(移動量)に差を持たせることでシート20へのダメージ(駆動ローラ22逃げ用のガイド板28の切り欠き部28aエッジとシート20とが接触して、シート表面が削れたり傷が付いたりすること)を低減する。
その後、図8(d)に示すように、従動ローラ用カム52及びカム軸53が一体となって更に矢印・反時計回り方向に回転することにより、従動ローラ23が駆動ローラ22から離れる方向へ移動することで、従動ローラ23が初期位置に戻る。この際、駆動ローラ22は図8(b)に示した位置付近にあり、従動ローラ用カム52の大径輪郭部が圧縮バネ55の付勢力に抗しながら従動ローラ23の回転軸23aに圧接する。
図8(d)に示す状態は、実施形態1の図6(d)と同様の状態であり、シート20に対する従動ローラ23の負荷が小さくなった時に、上記シフト動作を行うこととなる。これにより、シート20に対するガイド板の摺動抵抗や従動ローラ23の摺動抵抗を低減し、シフト精度の向上が可能となる。
その後、図8(d)に示す位置状態から図8(a)に示すように、従動ローラ用カム52及びカム軸53が一体となって更に矢印・反時計回り方向に回転することにより、駆動ローラ22を初期位置に戻す。
以上説明した通り、本変形例では、移動させる部材は駆動ローラ22及び従動ローラ23のみとなり、従来技術のように従動ローラと共にガイド板を動かすような大掛かりな機構を用いる必要はなくなると共に、同一の駆動源を用いた移動離間構成となる。従って、本変形例によれば、大掛かりな構成を必要とせずに、省スペースでシートとガイド部材の摺動抵抗を低減し、シフト精度を向上することが可能なシート搬送装置を提供することができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、実施例を含む上記実施形態や変形例等に記載した技術事項を適宜組み合わせたものであってもよい。
本発明は、シート状媒体(上記実施形態等では単に「シート」と称した)を給送するシート搬送装置であれば紙以外を搬送する装置にも適用可能である。シート状媒体の例としては、プリプレグ(炭素繊維に予め樹脂が含浸しているシート状の材料からなるもの)や、布、銅箔等の金属シート、プラスチックフィルムが挙げられ、搬送可能な被搬送物全般を含む。
本発明を適用するシート搬送装置としては、図5、図8に示したシート搬送装置5に限らず、例えば、両面ローラ対42から中継ローラ対21、レジストローラ対18に到る搬送経路等にも適用可能である。
また、本発明を適用する画像形成装置としては、図1に示した電子写真方式の画像形成装置に限定されず、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ或いはこれらの機能を併有する複合機等の画像形成装置でもよい。あるいは、インクジェット方式でシートに画像を形成する画像形成装置や、製版済みのマスタ(孔版原紙)を版胴に巻き付けてインキを供給しながら印刷を行う孔版印刷装置等を含む画像形成装置であってもよい。
また、上記実施形態1の位置変更部の駆動ローラ位置変更機構32及び従動ローラ位置変更機構35は、ソレノイドを用いたアクチュエータに限らず、カム及びこのカムを回転駆動するカムモータを用いたものでもよい(例えば、図8に示す変形例の2つのカムを別々に回転駆動する2つのカムモータ)し、リンクとモータの組み合わせでもよい。
また、駆動ローラ位置変更機構32を回転軸22aの両端部側に、従動ローラ位置変更機構35を回転軸23aの両端部側に設けてもよい。
本発明の実施の形態に適宜記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 プリンタ本体
2 画像形成部
4 給紙部
5、5A シート搬送装置
6 給紙トレイ
7 操作パネル
8 排紙トレイ
9 読取ユニット
10 レーザ走査ユニット
11 帯電装置
12 感光体
13 現像装置
14 1次転写ローラ
15 2次転写ローラ
16 中間転写ベルト
17 定着部
18 レジストローラ対(レジスト搬送部材対の一例)
19 搬送経路
20 シート
21 中継ローラ対(搬送部材対の一例)
22 駆動ローラ(第1の搬送部材の一例)
23 従動ローラ(第2の搬送部材の一例)
24 縦搬送ローラ(搬送部材対の一例)
27 ガイド板対(一対のガイド部材の一例)
28 ガイド板(ガイド部材の一例)
29 ガイド板(ガイド部材の一例)
31 ローラ位置変更機構(位置変更部を構成)
32 駆動ローラ位置変更機構(位置変更部を構成)
33 ソレノイド(駆動源)
34 圧縮バネ(付勢部材)
35 従動ローラ位置変更機構(位置変更部を構成)
36 ソレノイド(駆動源)
37 圧縮バネ(付勢部材)
38 駆動モータ(第1の搬送部材の駆動源)
46 検知センサ(シート検知手段)
51 駆動ローラ用カム(第1のカムの一例)
52 従動ローラ用カム(第2のカムの一例)
53 カム軸
54 引っ張りバネ(付勢部材)
55 圧縮バネ(付勢部材)
56 カムモータ(第1、第2のカムの駆動源)
N 搬送ニップ
X シート搬送方向
特開2013−001547号公報

Claims (7)

  1. 第1の搬送部材と、
    前記第1の搬送部材と接し、該第1の搬送部材との間でシートを挟んで搬送する第2の搬送部材と、
    前記第1の搬送部材及び前記第2の搬送部材の位置を変更する位置変更部と、
    を備えたシート搬送装置であって、
    前記位置変更部は、
    前記第1の搬送部材を、前記第2の搬送部材から離れる方向へ移動させ、
    更に、前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材が移動した方向へ移動させ、
    更に、前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材から離れる方向へ移動させ、
    更に、前記第1の搬送部材を、前記第2の搬送部材が移動した方向へ移動させるシート搬送装置。
  2. 前記位置変更部は、
    前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材が移動した方向へ移動させるとき、前記第1の搬送部材が前記第2の搬送部材から離れる方向へ移動したときの移動距離よりも短い距離だけ移動させることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記位置変更部は、
    前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材から離れる方向へ移動させるとき、前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材が移動した方向へ移動する前の位置へ戻るように移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記位置変更部は、
    前記第1の搬送部材の位置を変更する第1のカムと、
    前記第1のカムと同軸上に配置され、前記第2の搬送部材の位置を変更する第2のカムと、
    を有することを特徴とするシート請求項1ないし3の何れか1つに記載のシート搬送装置。
  5. 前記第1の搬送部材及び前記第2の搬送部材により搬送されるシートを案内する、装置本体側に固定された一対のガイド部材を有し、
    前記一対のガイド部材は、湾曲形状の搬送経路を形成していることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1つに記載のシート搬送装置。
  6. 前記第1の搬送部材及び前記第2の搬送部材のシート搬送方向の下流側に配置され、前記シート搬送方向と直交する方向に移動可能なレジスト搬送部材対を有し、
    前記第2の搬送部材を、前記第1の搬送部材から離れる方向へ移動させた後に、前記レジスト搬送部材対を前記シート搬送方向と直交する方向に移動させる動作を行うことを特徴とする請求項1ないし5の何れか1つに記載のシート搬送装置。
  7. 請求項1ないし6の何れか1つに記載のシート搬送装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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