JP2018052706A - シート搬送装置、画像形成装置、および画像読取装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像形成装置、および画像読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 3連ローラでシートを搬送する際に、シートが3連ローラから完全に排出される前に、シートを挟持する挟持部を切り替えることが困難であった。【解決手段】 第1挟持部N1において第1の方向に搬送されたシートSが第1挟持部N1に挟持されている状態で、排紙ローラ61もしくは反転ローラ63を移動させることにより、第1挟持部N1において挟持されていたシートSを第2挟持部N2において挟持し、第2の方向に搬送する。【選択図】 図11

Description

本発明は、シートを連続的に搬送するシート搬送装置、このシート搬送装置を備える複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置、および画読取装置に関する。
近年、画像形成装置は更なる省資源化への対応が望まれており、用紙、OHT、プラスチックシート、布など等のシートに関して両面印刷の活用が多用化している。そのため、両面印刷機能を有する画像形成装置においては、単位時間当たりの両面印刷の出力枚数、すなわち両面生産性を向上させることが重要視されている。
従来技術として、特許文献1には、駆動力を受けて一方向にのみ回転する1つの駆動ローラに第1の従動ローラと第2の従動ローラを設けた構成(以下、3連ローラと称する)を用いてシートの反転を行う画像形成装置が開示されている。この3連ローラの構成においては、3つのローラは、シート搬送方向と交差する方向に関して、第1の従動ローラ、駆動ローラ、第2の従動ローラの順番で略一直線に並ぶように配置されている。第1の従動ローラは駆動ローラと対向して第1挟持部を形成し、第2の従動ローラは第1の従動ローラと異なる方向から駆動ローラと対向して第2挟持部を形成する。
特許文献1の3連ローラにおいては、以下のようにシートの反転が行われる。まず、第1面に画像が形成されたシートは3連ローラの第1挟持部に向かって搬送され、第1挟持部において3連ローラから排出される第1の方向に搬送された後に、一度第1挟持部から完全に排出される。シート搬送方向に関して第1挟持部の下流にはシートを規制する規制手段が設けられており、第1挟持部から完全に排出されたシートが規制手段において規制されることにより、シートの後端が第2挟持部に導かれる。ここで、駆動ローラは一方向にのみ回転していることから、第2挟持部に挟持されたシートは、第1挟持部における搬送方向である第1の方向と反対の方向である第2の方向に搬送される。したがって、第2挟持部に導かれたシートの後端が第2挟持部に挟持されると、シートは第2挟持部において第2の方向に搬送される。その後、シートは再度画像形成部に搬送され、シートの第2面に画像を形成した後に、3連ローラとは別に設けられた排紙手段に搬送され、画像形成装置内から排紙トレイに排出される。
即ち、特許文献1においては、一度シートを3連ローラから規制手段に完全に排出し、規制手段においてシートを規制することにより、シートが挟持される挟持部を第1挟持部から第2挟持部に切り替えている。この構成により、複数のシートに連続して両面印刷を行う際に、1枚目のシートを第1挟持部から規制手段に完全に排出した後に、後続のシートである2枚目のシートを第1挟持部に搬送することが出来る。この時、規制手段に搬送された1枚目のシートは規制手段から第2挟持部に搬送されており、第2挟持部において第2の方向に搬送される。したがって、特許文献1の構成においては、1枚目のシートを第2挟持部で第2の方向に搬送すると同時に、2枚目のシートを第1挟持部で第1の方向に搬送することで、3連ローラにおいて複数のシートを同時に搬送することが出来る。
特開2015−083353号公報
特許文献1の構成においては、シートを挟持する挟持部を第1挟持部から第2挟持部に切り替えるために、第1挟持部におけるシートの搬送方向に関して3連ローラよりも下流側にシートを規制する規制手段が必要である。すなわち、第1挟持部からシートを完全に排出することによってシートの反転を行う特許文献1の構成においては、3連ローラとは別に、シートを規制する規制手段を設ける必要があり、装置が大型化してしまうという課題が生じる。
そこで、本発明は、シートが3連ローラから完全に排出される前に、シートを挟持する挟持部を切り替えることが可能なシート搬送装置を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するため、本発明は、一方向にのみ回転する第1の回転体と、前記第1の回転体が回転することにより、前記第1の回転体とともにシートを第1の方向に搬送する第2の回転体と、前記第1の回転体が回転することにより、前記第1の回転体とともにシートを前記第1の方向とは異なる第2の方向に搬送する第3の回転体と、前記第1の方向に搬送されるシートの後端が前記第1の回転体と前記第2の回転体によって搬送される前に前記第2の回転体を移動させることにより、前記第2の回転体がシートの第1面と接触し前記第1の回転体がシートの前記第1面と反対の第2面と接触する第1の状態から、前記第1の回転体がシートの前記第1面と接触し、前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する第2の状態に切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、シートが3連ローラから完全に排出される前に、シートを挟持する挟持部を切り替えることが可能である。これにより、3連ローラとは別にシートを規制する規制手段を設ける必要がなく、装置を大型化させずに効率よくシートの搬送を行うことが出来る。
実施例1における画像形成装置の全体構成を説明する概略断面図である。 実施例1における排紙反転手段を説明する概略断面図である。 (a)〜(b)は実施例1における排紙反転手段の構成を説明する模式図である。 実施例1におけるブロック図である。 (a)〜(b)は実施例1において、排紙反転手段が排紙ローラを移動させる際の動作を説明する模式図である。 (a)〜(b)は実施例1の排紙反転手段における排紙ローラの移動を説明する概略断面図である。 実施例1における両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 (a)〜(d)は実施例1における駆動ローラの移動の動作を説明する模式図である。 実施例1における連続両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における連続両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における連続両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における連続両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における連続両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における連続両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における連続両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1における連続両面印刷時のシート搬送動作を説明する概略断面図である。 実施例1の排紙反転手段における反転ローラの別の構成を説明する模式図である。 実施例2における排紙反転手段の構成を説明する模式図である。 (a)〜(b)は実施例2における排紙反転手段の動作機構を説明する模式図である。 (a)〜(c)は実施例2における排紙反転手段の動作を説明する模式図である。 その他の実施例におけるシート搬送装置を説明する概略断面図である。
以下、図面を参照して、この発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。なお、以下の実施例においては、本発明のシート搬送装置を備えるレーザービームプリンタを用いた例について説明する。ただし、この実施例に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1は、本発明のシート搬送装置を備える画像形成装置1の構成を示す概略断面図である。図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成装置1の本体2と、給送部3と、画像形成部4と、搬送部5と、排紙反転手段6と、搬送制御部7と、を備える。
本体2は、給送部3と、画像形成部4と、搬送部5と、排紙反転手段6と、搬送制御部7と、を収容している。収容部としての給紙カセット21は、シート搬送方向に関して給送部3の上流側に着脱自在に設けられており、積層した状態で収容された未印刷のシートSを給送部3に給送する。印刷が終了し、本体2から排出されたシートを積載する積載部としての排紙トレイ22は、シート搬送方向に関して排紙反転手段6の下流側に設けられる。
給送部3は、給送ローラ30と、分離パッド31aと分離パッド31aを保持する分離ホルダ31bから形成される分離部31と、を有する。分離パッド31aは給送ローラ30に圧接されており、給紙カセット21に収容されたシートSは、給送ローラ30の回転によって分離部31に給送され、分離部31において1枚ずつ分離された後に搬送路50に給送される。
画像形成部4は、像担持体としての感光体ドラム40と、レーザースキャナユニット41と、現像部42と、転写ローラ43と、定着部44から構成される。不図示の帯電装置により一様に帯電された感光体ドラム40に、画像情報に基づいてレーザースキャナユニット41から照射することにより、感光体ドラム40の表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像を現像部42において現像することにより、感光体ドラム40の表面上にトナー像が形成される。現像されたトナー像は、転写ローラ43によってシートS上に転写され、定着部44において加熱及び加圧されることでシートS上に定着される。このようにして、画像形成部4においてシートS上に画像が形成される。
図2は、本実施例の排紙反転手段6の構成を示す概略断面図である。以下、図2を用いて排紙反転手段6の構成を説明する。排紙反転手段6は、駆動源からの駆動力を受けて一方向(図示矢印R1方向)にのみ回転する駆動ローラ62(第1の回転体)と、駆動ローラ62の回転に従動する排紙ローラ61(第2の回転体)及び反転ローラ63(第3の回転体)を有する
排紙ローラ61は、駆動ローラ62に当接して第1挟持部N1を形成しており、第1挟持部N1において排紙ローラ61は駆動ローラ62とともにシートSを挟持して搬送する。また、反転ローラ63は、駆動ローラ62の円周方向に関して排紙ローラ61とは異なる位置において、駆動ローラ62に当接して第2挟持部N2を形成し、駆動ローラ62とともにシートSを挟持して搬送する。
駆動ローラ62が回転することにより、駆動ローラ62と排紙ローラ61によってシートSは駆動ローラ62から排紙トレイ22に向かって搬送され、第1挟持部N1から排出される。ここで、第1挟持部N1から排紙トレイ22へ向かって排出される方向を排出方向(第1の方向)とする。また、駆動ローラ62は駆動力を受けて一方向にのみ回転していることから、第2挟持部N2においてシートSは排紙トレイ22から再搬送路51に向かって搬送され、第1挟持部N1における搬送方向とは異なる方向である第2の方向に搬送される。ここで、排紙トレイ22に向かって排出方向に搬送されたシートSを、排紙トレイ22から排紙反転手段6側へ搬送する方向を反転方向(第2の方向)とする。
すなわち、駆動ローラ62が一方向(図示矢印R1方向)にのみ回転することにより、第1挟持部N1においてシートSは第1の方向へと搬送され、第2挟持部N2においてシートSは第1の方向と反対の方向である第2の方向へと搬送される。また、排紙反転手段6が排紙ローラ61を移動させることにより、シートSは第1挟持部N1に挟持されている状態から第2挟持部N2に挟持される状態へと切り替えられる。シートSの挟持状態を切り替える排紙ローラ61の移動動作に関しては、後に詳しく説明する。
図1に示すように、搬送部5は、搬送路50と、再搬送路51と、搬送ローラ対52と、再搬送ローラ対53と、第1センサ54と、第2センサ55と、から構成される。
搬送路50は、給紙カセット21から給送されるシートSや、排紙反転手段6によって反転方向に搬送されたシートSに再度画像を形成するために、シートSを画像形成部4に搬送する搬送路である。シートSの搬送方向に関して、搬送路50の下流側は排紙反転手段6の第1挟持部N1に接続され、搬送路50の上流側は二股に分かれている。二股に分かれた搬送路50の一方側は給紙カセット21に接続されており、シートSが給紙カセット21から搬送路50に給送され、画像形成部4において転写ローラ43によってシートSにトナー像が転写される。また、二股に分かれた搬送路50の他方側は再搬送路51に接続される。再搬送路51は、排紙反転手段6によって反転方向に搬送されるシートSを搬送路50に再搬送するための搬送路である。シート搬送方向に関して、再搬送路51の上流側は排紙反転手段6の第2挟持部N2に接続されており、再搬送路51の下流側は二股に分かれた搬送路50の他方側に接続される。
搬送ローラ対52は、搬送路50に配置されており、搬送路50に給送又は搬送されるシートSを搬送路50に沿って搬送する。再搬送ローラ対53は、再搬送路51に配置されており、再搬送路51に搬送されたシートSを搬送路50に搬送する。
第1センサ54は、搬送路50における給送部3と画像形成部4との間に配置されており、第1センサを通過するシートSの先端や後端の位置を検出する。第2センサ55は、シート搬送方向に関して搬送路50の下流側に配置されており、第1センサ54と同様に、第2センサ55を通過するシートSの先端や後端の位置を検出する。本実施例における第1センサ54及び第2センサ55は、シートSに当接する方向に付勢されシートSの通過によって回動するセンサフラグ(不図示)と、光学センサとしてのフォトインタラプタ(不図示)と、を有する。このような構成においては、シートSが通過することによってセンサフラグが押し倒されて回動し、センサフラグがフォトインタラプタの検知領域を塞いだり開いたりすることによってシートの先端や後端を検知することが可能である。
なお、本実施例では第1センサ54及び第2センサ55として、シートSが通過することによって回動するセンサフラグを設けたものを用いたが、シートSの先端及び後端を検知するセンサはこれに限らない。例えば、発光素子からシートSに光を当てて受光素子で透過光あるいは反射光を受信することによりことによりシートSの有無を検知する光学式のセンサを、第1センサ54及び第2センサ55として用いる事も可能である。
搬送制御部7は、給送ローラ30、搬送ローラ対52、再搬送ローラ対53、排紙反転手段6など、シートSの搬送に関する駆動の制御、及び排紙反転手段6における排紙ローラ61の移動に関する動作の制御を行う。搬送制御部7における排紙反転手段6の動作の制御に関しては後に詳しく説明する。
次に、本実施例における排紙反転手段6の構成について、図3(a)〜(b)、図4を用いて説明する。図3(a)は、シート搬送方向に関する下流側から見たときの、本実施例における排紙反転手段6の構成を示す模式図であり、図3(b)は、本実施例における排紙反転手段6のカム駆動部69の構成を示す模式図である。また、図4は本実施例における搬送制御部7と駆動源と切換部材との関係を示すブロック図である。
図3(a)に示すように、駆動ローラ62は、軸62aと、ゴム部62bから構成され、同様に、反転ローラ63は軸63aと、ゴム部63bから構成されている。また、排紙ローラ61は、軸61aと、合成樹脂性のコロ61bから構成されている。なお、本実施例においては排紙ローラ61として、軸61aにコロ61bを形成したが、軸61aとコロ61bを一体として成形することも可能である。
排紙反転手段6において、駆動ローラ62は、本体2のフレーム23に回転可能に保持されている。排紙ローラホルダ65は支点66を中心に回動可能であり、排紙ローラ61は、排紙ローラホルダ65の嵌合溝65bに設けられた排紙ローラ軸受61cによって両端を回転自在に保持されている。また、排紙ローラ61は、排紙ローラ軸受61cを介してバネ81(第1の付勢部材)によって駆動ローラ62に対して付勢されており、第1挟持部N1は、駆動ローラ62が排紙ローラ61によって押圧されることによって形成される。排紙ローラホルダ65は、支点66を介して、一端側には排紙ローラ61を保持する嵌合溝65bが設けられ、他端側にはガイド溝65aが設けられている。
反転ローラ63は、本体2のフレーム23に設けられたガイド孔23aに沿って移動可能に保持された反転ローラ軸受63cによって回転可能に保持されている。反転ローラ63は、反転ローラ軸受63cを介してバネ83(第2の付勢部材)によって駆動ローラ62に対して付勢されており、第2挟持部N2は、駆動ローラ62が反転ローラ63によって押圧されることによって形成される。
駆動ローラ62と対向して略平行に設けられたカム軸68の両端には、カム軸68と一体で回転可能なカム67がフレーム23を介して設けられている。カム67は、カム軸68を保持している面とは異なる面に円筒状の突起部67aを有しており、突起部67aがガイド溝65aに嵌合することによって、カム67が排紙ローラホルダ65に保持されている。また、カム軸68の一端側にはカム67を回転させるための駆動のON/OFFを切り替えることが可能な、ソレノイド69a(切換部材)と欠歯ギア69bから形成されるカム駆動部69が設けられている。
図3(b)は、図3(a)のBB方向から排紙反転手段6のカム駆動部69を見た際の模式図である。図3(b)に示すように、欠歯ギア69bには2ヶ所の欠歯部が設けられており、ソレノイド69aには欠歯ギア69bの欠歯部と係合することが可能な掛り部が設けられている。これにより、欠歯ギア69bは、ソレノイド69aをON/OFFすることで、1回転する間に所定角度ずつ回転して2ヶ所で停止するように構成されている。
次いで、本実施例における駆動制御を行うブロック図を図4に基づいて説明する。駆動ローラ62の一端側はギア70に接続されており、ギア70を介して駆動源としての駆動モータ90から駆動力を受けて回転する。駆動モータ90は一方向にのみ回転し、駆動ローラ62も一方向にのみ回転する。図4に示すように、CPU110は、駆動モータ90、ソレノイド69a、給送ローラ30、第1センサ54、第2センサ55と接続されている。また、CPU110は、ROM及びRAMと接続されており、RAMをワークメモリとして使用することでROMに格納されているプログラムを実行する。本実施例においては、CPU110とROMとRAMが搬送制御部7を構成する。また、本実施例においては、搬送制御部7が駆動モータ90及びソレノイド69aを制御することにより、排紙反転手段6において、駆動ローラ62の回転、及びカム駆動部69による排紙ローラ61移動の動作が行われる。
ここで、排紙反転手段6における排紙ローラ61の移動の動作について図5(a)〜(b)及び図6(a)〜(b)を用いて説明する。図5(a)は、本実施例において排紙ローラ61の移動の動作が行われる前の排紙反転手段6の構成を説明する模式図であり、図5(b)は、排紙ローラ61の移動の動作が行われた後の排紙反転手段6の構成を説明する模式図である。また、図6(a)は排紙ローラ61の移動の動作が行われる前の排紙反転手段6を排紙ローラ61の軸方向から見た概略断面図であり、図6(b)は排紙ローラ61の移動の動作が行われた後の排紙反転手段6を排紙ローラ61の軸方向から見た概略断面図である。なお、図5(a)〜(b)は、図3(a)におけるAA方向から見た際の模式図であり、図6(a)〜(b)は、図3(a)におけるBB方向から見た際の模式図である。
図5(a)及び図6(a)の状態において、排紙ローラ61はまだ移動の動作を開始しておらず、この時の排紙ローラ61の位置を初期位置(第1の位置)とする。図6(a)に示すように、排紙ローラ61は初期位置において、駆動ローラ62に当接して第1の挟持部N1を形成し、図示矢印R1方向に回転する駆動ローラ62に従動して図示矢印R2方向に回転している。また、この時、反転ローラ63と駆動ローラ62とで形成される第2の挟持部N2において、反転ローラ63は、図示矢印R1方向に回転する駆動ローラ62に従動して図示矢印R3方向に回転している。
この時、ソレノイド69aの掛り部は欠歯ギア69bの1カ所目の欠歯部と係合しており、欠歯ギア69bは駆動が解除された状態でロックされ、カム67は回転することなく停止している。この状態において、ソレノイド69aに通電して欠歯ギア69bのロックを解除すると、図5(a)に示すように、カム67は図示矢印A方向に回転する。また、カム67の回転に伴って排紙ローラホルダ65のガイド溝65aに嵌合した突起部67aも図示矢印A方向に回転し始める。これにより、排紙ローラホルダ65は支点66を中心に図示矢印B方向に回転し、排紙ローラホルダ65に設けられた排紙ローラ軸受61aによって両端を保持された排紙ローラ61が駆動ローラ62から離れる方向に移動する。即ち、図6(a)に示すように、排紙ローラ61は図示矢印B1方向に移動し、シートSが搬送される第1の方向に関して排紙ローラ61は駆動ローラ62よりも下流側に移動する。
図5(b)及び図6(b)は、カム67の回転により排紙ローラホルダ65の移動量が最大となったときの排紙ローラ61の位置を示しており、この時の排紙ローラ61の位置を反転位置(第2の位置)とする。図5(a)の状態から欠歯ギア69bが回転すると、図5(b)に示される状態となった際に欠歯ギア69bの2ヶ所目の欠歯部がソレノイド69aの掛り部と係合する位置に到達する。この時、ソレノイド69aは既に通電を解除されており、欠歯ギア69bの2ヶ所目の欠歯部とソレノイド69aの掛り部とが係合し、欠歯ギア69bは駆動が解除された状態でロックされ、カム67は回転を停止する。これにより、排紙ローラホルダ65の回転および排紙ローラ61の移動が停止し、排紙ローラ61は反転位置において停止する。
図6(b)に示すように、排紙ローラ61が初期位置から反転位置に移動すると、排紙ローラ61は駆動ローラ62から離間して第1挟持部N1が解除される。反転位置においては、排紙ローラ61は反転ローラ63に対して付勢され、排紙ローラ61と反転ローラ63が当接することによりシートSを挟持して搬送する第3挟持部N3が形成される。第3挟持部N3において、排紙ローラ61は反転ローラ63の回転に従動し、初期位置における回転方向とは逆の方向(図示矢印R4方向)に回転する。なお、この時、反転ローラ63は駆動ローラ62と当接して第2挟持部N2を形成しており、反転ローラ63は図示矢印R1方向に回転する駆動ローラ62に従動して図示矢印R3方向に回転している。
この状態において、再度ソレノイド69aに通電して欠歯ギア69bのロックを解除すると、カム67が図5(b)の図示矢印A方向にさらに回転し、排紙ローラホルダ65は支点66を中心に図示矢印C方向に回転する。これにより、図6(b)に示すように、排紙ローラ61は反転ローラ63から離間する方向(図示矢印C1方向)に移動し、第3挟持部N3が解除される。その後、欠歯ギア69bが回転することにより、既に通電を解除されたソレノイド69aの掛り部が欠歯ギア69bの1ヶ所目の欠歯部と係合すると、カム67は欠歯ギア69bの駆動が解除された位置でロックされ、回転を停止する。この時、排紙ローラ61は初期位置において停止し、排紙反転手段6は図5(a)及び図6(a)の状態となる。以上説明したように、排紙反転手段6において排紙ローラ61が移動する一連の動作は、カム駆動部69によってカム67が一回転する間に行われる。
次に、本実施例を備えた画像形成装置1の両面印刷時におけるシートSの搬送動作について、図7〜図10を用いて説明する。
図7は、給紙カセット21に収容されていたシートSが、給送ローラ30によって給送された後の状態を示す概略断面図である。図7のように、給送ローラ30によって給紙カセット21から取り出されたシートSは、分離部31において1枚に分離された後に搬送路50へと給送され、搬送ローラ対52によって画像形成部4へ搬送される。その後、シートSの先端が第1センサ54において検知され、検知情報に基づいたタイミングで画像形成部4においてシートSの第1面に画像が形成される。
図8は、第1面に画像が形成されたシートSが排紙反転手段6に搬送され、排紙ローラ61の移動の動作が開始する直前の状態を示す概略断面図である。第1面にトナー像が転写されたシートSは、定着部44においてトナー像の定着が行われた後に、駆動ローラ62および排紙ローラ61とで形成される第1挟持部N1によって挟持され、図示実線矢印方向(第1の方向)に搬送される。この時、シートSは、第1面が排紙ローラ61と接触し、第2面が駆動ローラ62と接触した状態(第1の状態)で第1の方向に搬送される。
第1挟持部N1において駆動ローラ62と排紙ローラ61に接触しているシートSの後端は第2センサ55において検知され、その検知情報に基づいて、排紙ローラ61はシートSの後端が第1挟持部N1において搬送される前に移動を開始する。即ち、本実施例においては、シートSの後端が第1挟持部N1から完全に抜ける前に、排紙ローラ61が移動を開始する。排紙ローラ61の移動により、第1挟持部N1において挟持され第1の方向に搬送されたシートSは、第2挟持部N2に挟持される。この排紙ローラ61の移動は、第2センサ55からの検知情報に基づいて搬送制御部7がソレノイド69aを制御することによって開始される。なお、第2センサ55によるシートSの先端の検知情報に基づいて排紙ローラ61の移動を開始するように制御しても良い。シートSが第1挟持部N1に挟持されている状態から第2挟持部N2に挟持される状態に切り替わる際の排紙ローラ61の移動の動作に関しては、図11(a)〜(d)を用いて後に詳しく説明する。
図9は、排紙ローラ61の移動の動作の後、シートSが第2挟持部N2において挟持された状態を示す概略断面図である。排紙ローラ61の移動によりシートSが第1挟持部N1から第2挟持部N2に挟持されると、シートSは第2挟持部N2において第1の方向とは異なる図示実線矢印方向(第2の方向)に搬送される。この時、シートSは、第2面が反転ローラ63と接触し、第1面が駆動ローラ62と接触した状態(第2の状態)で第2の方向に搬送される。これにより、第1挟持部N1において第1の方向に搬送されていたシートSが第2挟持部N2において第2の方向に搬送され、再搬送路51に搬送される。
図10は、第2の方向に搬送されたシートSが画像形成部4に再搬送される直前の状態を示す概略断面図である。図10に示すように、再搬送路51に搬送されたシートSは、再搬送ローラ対53によって搬送路50に搬送される。その後、シートSは画像形成部4において転写ローラ43により第2面にトナー像が転写され、定着部44において第2面に形成されたトナー像の定着が行われることで、シートSの第1面と第2面の両面に画像が形成される。両面に画像の形成が完了したシートSは排紙反転手段6へ搬送された後、再び第1挟持部N1において第1の方向に搬送され、今度は排紙ローラ61を移動させることなく排紙トレイ22へと排出される。このようにして、本実施例におけるシートSの両面印刷が完了する。
このように、本実施例においては、排紙ローラホルダ65と、カム67と、カム軸68と、カム駆動部69と、を備える切替手段によって排紙ローラ61を移動させることにより、シートSの挟持状態を第1の状態から第2の状態に切り替えている。次に、排紙反転手段6において切替手段によってシートSが第1挟持部N1に挟持されている第1の状態から第2挟持部N2に挟持される第2の状態に切り替わる際の排紙ローラ61の移動の動作ついて図11(a)〜(d)を用いて説明する。
図11(a)は、第1面に画像が形成されたシートSが第1挟持部N1に搬送され、排紙ローラ61の移動の動作が開始する直前の状態を示す模式図である。この時、排紙ローラ61は初期位置(第1の位置)において、図示矢印R1方向に回転する駆動ローラ62からの回転力を受けて図示矢印R2方向に回転している。また、シートSは、第1面が排紙ローラ61と接触し、第2面が駆動ローラ62と接触した第1の状態で、第1挟持部N1において第1の方向に搬送されている。本実施例においては、図11(a)に示されるように、シートSの後端が第1挟持部N1において搬送される前に、排紙ローラ61が駆動ローラ62から離れる方向に移動を開始する。ここで、本実施例におけるシートSの後端とは、シートSが搬送される第1の方向に関してシートSの最も後端部のことである。
図11(b)は、排紙ローラ61が反転位置(第2の位置)に移動したときのシートSの状態を示す模式図である。図11(b)に示すように、排紙ローラ61が初期位置から反転位置に移動すると、駆動ローラ62と排紙ローラ61によって形成される第1挟持部N1が解消され、排紙ローラ61と反転ローラ63によって第3挟持部N3が形成される。第1挟持部N1において第1の方向に搬送されたシートSは、排紙ローラ61の移動によって上方に持ち上げられるとともに、第1面が排紙ローラ61に接触し、第2面が反転ローラ63に接触した状態で第3挟持部N3で挟持される。この時、排紙ローラ61は図示矢印R3方向に回転する反転ローラ63に従動して図示矢印R4方向に回転し、シートSは第3挟持部N3において、第2挟持部N2に向かう方向に搬送される。
図11(c)は、第3挟持部N3から第2挟持部N2に向かって搬送されたシートSが、第2挟持部で挟持された状態を示す模式図である。図11(b)に示すように、第3挟持部N3で挟持されるシートSの後端は、反転位置に移動した排紙ローラ61に持ち上げられることによって上方に移動している。この状態において、第3挟持部N3において反転ローラ63と排紙ローラ61によってシートSを搬送すると、図11(c)に示すように、シートSは第2挟持部N2と第3挟持部N3の2ヶ所で挟持された状態で第2の方向に搬送される。この時、シートSの第1面は排紙ローラ61と駆動ローラ62に接触し、シートSの第2面は反転ローラ63に接触している。
図11(d)は、排紙ローラ61が反転位置から初期位置に移動したときのシートSの状態を示す模式図である。図11(d)に示すように、排紙ローラ61が初期位置に移動することにより、第3挟持部N3が解消され、第1挟持部N1が再び形成される。この時、シートSは第2挟持部N2において挟持され、第1面が駆動ローラ62に接触し、第2面が反転ローラ63に接触した状態で第2の方向に搬送される。すなわち、第1挟持部N1において第1の方向に搬送されたシートSは、排紙ローラ61が移動することによって第2挟持部N2に挟持され、第2挟持部N2において第2の方向に搬送される。
このように、本実施例においては、第1挟持部N1において第1の方向に搬送されるシートSの後端が第1挟持部N1において搬送される前に、切替手段によって排紙ローラ61を移動させている。これにより、シートSを挟持する挟持部を第1挟持部N1から第2挟持部N2に切り替えることができ、シートSを搬送する搬送方向を第1の方向から第2の方向に変更してシートSを反転させることが可能となる。
また、本実施例においては、シートSを搬送する際、駆動ローラ62は常に一方向にのみ回転する。これにより、本実施例の排紙反転手段6においては、シートSを第2の方向に搬送する際に駆動ローラ62の回転方向を逆回転に切り替える必要が無いため、駆動ローラ62の回転方向を切り替える機構が不要である。
次に、2枚以上のシートを連続で両面印刷する場合のシートSの搬送動作について図12〜図19を用いて説明する。なお、給紙カセット21から給送される1枚目のシートを第1シートS1、第1シートS1の後続シートである2枚目のシートを第2シートS2とし、以下同様に、3枚目のシートを第3シートS3、4枚目のシートを第4シートS4とする。
図12は、給送ローラ30によって給紙カセット21から給送された第1シートS1の第1面への画像形成が終了し、排紙ローラ61の移動の動作によって第1シートS1が第1挟持部N1から第2挟持部N2へ移動する直前の状態を示す概略断面図である。連続して両面印刷を行う場合、第2シートS2の給送の動作は、第1シートS1の後端と所定の間隔を取った上で開始される。本実施例においては、排紙ローラ61の移動の動作によって第1シートS1が第1挟持部N1から第2挟持部N2へ移動する際、第2シートS2は給送ローラ30によって既に給送されており、画像形成部4において第1面へのトナー像の転写が開始されている。
図13は、排紙反転手段6における排紙ローラ61の移動により第1シートS1が第2挟持部N2に挟持され、第2挟持部N2において第2の方向に搬送されている状態を示す概略断面図である。第1挟持部N1において挟持されていた第1シートS1が排紙ローラ61の移動によって第2挟持部N2に挟持されると、第1シートS1は第2挟持部N2において第2の方向に搬送され、再搬送路51へと搬送される。本実施例においては、排紙ローラ61の移動によって第1挟持部N1において挟持されていた第1シートS1が第2挟持部N2に挟持されるため、第1シートS1が搬送された第1挟持部N1を空けることが可能である。これにより、第1シートS1が第2の方向に搬送されている途中で、第1シートS1の後続シートである第2シートS2を排紙反転手段6の第1挟持部N1に搬送することが可能となる。
図13に示す状態から、第2シートS2が第1挟持部N1に搬送されると、第2挟持部N2においては第1のシートS1が第2の方向に搬送され、第1挟持部N1においては第2のシートS2が第1の方向に搬送される状態となる。即ち、排紙反転手段6において、第1シートS1と第2シートS2はすれ違いながら搬送(以下、すれ違い搬送と称する)される。
図14は、第1シートS1が再搬送路51から搬送路50に再搬送される前の状態を示す概略断面図である。図14の状態では、第2シートS2は第1挟持部N1において第1の方向に搬送されており、第2シートS2の後端は、搬送路50と再搬送路51とが合流する位置を既に通過している。したがって、先行シートである第1シートS1の先端が後続シートである第2シートS2の後端と衝突することはなく、第1シートS1は第2シートSと一定の間隔を取った状態で搬送路50に再搬送される。
図15は、第1面への画像形成が終了した第2シートS2が、排紙ローラ61の移動によって第1挟持部N1から第2挟持部N2へ移動する直前の状態を示す概略断面図である。このとき、第2シートS2の後端と一定の間隔を取った状態で搬送路50に再搬送された第1シートS1は画像形成部4に搬送されており、画像形成部4において第1シートS1の第2面にトナー像が転写される。
図16は、排紙反転手段6における排紙ローラ61の移動によって第2シートS2が第2挟持部N2に挟持され、第2挟持部N2において第2の方向に搬送されている状態を示す概略断面図である。第1挟持部N1において挟持されていた第2シートS2が排紙ローラ61の移動の動作によって第2挟持部N2に移動すると、第2シートS2は第2挟持部N2において第2の方向に搬送され、再搬送路51へと搬送される。第2シートS2に関しても第1シートS1と同様に、排紙ローラ61の移動により、第1挟持部N1において挟持していた第2シートS2を第2挟持部N2において挟持することで、第2シートS2が搬送された第1挟持部N1を空けることが可能である。これにより、第2シートS2が第2の方向に搬送されている途中で、画像形成部4において第2面に画像が形成された第1シートS1を第1挟持部N1に搬送することができ、第1挟持部N1において第1シートS1が第1の方向に搬送される。したがって、第2シートS2は第2挟持部N2で第2の方向に搬送され、両面に画像が形成された第1シートS1は第1挟持部N1で第1の方向に搬送されることで、排紙反転手段6において、再度、第1シートS1と第2シートS2のすれ違い搬送が行われる。
本実施例では、このように、第1シートS1の搬送方向を変更する際に第2シートS2を排紙反転手段6に搬送することにより、排紙反転手段6において第1シートS1と第2シートS2のすれ違い搬送が行われる。さらに、第2シートS2が第2挟持部N2で第2の方向に搬送されている途中で、第1面及び第2面への画像形成が行われた第1シートS1が排紙反転手段6に到達することにより、再度、第2シートS2と第1シートS1のすれ違い搬送を行うことができる。
図17は、第2シートS2が再搬送路51から搬送路50に再搬送される前の状態を示す概略断面図である。この状態において、両面に画像が形成された第1シートS1は第1挟持部N1において第1の方向に搬送されており、第1シートS1の後端は、搬送路50と再搬送路51との合流点を既に通過している。したがって、第2シートS2が搬送路50に再搬送されることによって第1シートS1の後端と衝突することはなく、第2シートS2は第1シートS1と一定の間隔を取った状態で搬送路50に再搬送される。
図18は、両面に画像が形成された第1シートS1が第1挟持部N1から排紙トレイ22に排出された後の状態を示す概略断面図である。両面に画像が形成された第1シートS1は、第1挟持部N1において排紙ローラ61を移動させることなく排紙トレイ22へ排出され、第1シートS1の両面印刷が完了する。また、搬送路50に再搬送され、第1面及び第2面の両面に画像が形成された第2シートS2は、第1挟持部N1において第1の方向に搬送される。このとき、第2シートS2の後端と所定の間隔を取った上で給紙カセット21から第3シートS3が給送されており、給送ローラ30によって画像形成部4へと給送される。
図19は、両面に画像が形成された第2シートS2が第1挟持部N1から排紙トレイ22に排出された後の状態を示す概略断面図である。両面に画像が形成された第2シートS2も第1シートS1と同様に、第1挟持部N1において排紙ローラ61を移動させることなく排紙トレイ22へと排出される。これにより、第2シートS2の両面印刷も完了し、排紙トレイ22上には第1シートS1と第2シートS2が積載される。また、第1面に画像が形成された第3シートS3は、排紙反転手段6の第1挟持部N1において第1の方向に搬送される。このとき、給紙カセット21からは第3シートS3の後端と所定の間隔を取って第4シートS4が給送されており、給送ローラ30によって画像形成部4へと給送される。
以下、第1シートS1と第2シートS2の場合と同様に、図12〜図19における一連の動作が第3シートS3及び第4シートS4において行われることにより、両面印刷が完了した第3シートS3と第4シートS4が排紙トレイ22に排出され、積載される。
本実施例においては、このように、排紙反転手段6において排紙ローラ61の移動の動作を行うことにより、複数枚のシートSを効率良くすれ違い搬送することができる。
以上説明したように、本実施例においては、排紙ローラ61を移動させることにより、第1挟持部N1で第1の方向に搬送されていたシートSを第2挟持部N2に移動させて第2の方向へ搬送することが可能である。すなわち、排紙反転手段6に搬送されたシートSは、排紙ローラ61の移動の動作により第1挟持部N1に挟持されている状態から第2挟持部N2に挟持されている状態となり、第1挟持部N1を空けることが可能である。したがって、複数のシートSの両面印刷を行う場合、第1のシートが第2挟持部N2において第2の方向に搬送される間に、第2のシートを第1挟持部N1において第1の方向に搬送することが可能である。また、第2シートS2に関しても第1シートS1と同様に、排紙ローラ61を移動させることによって、第1挟持部N1において第1の方向に搬送された第2シートS2を第2挟持部N2において挟持し、第1挟持部N1を空けることができる。これにより、第2のシートS2が第2の方向に搬送される間において、両面に画像形成を行った第1のシートS1を第1挟持部N1に搬送することで、排紙反転手段6にて再度すれ違い搬送を行うことが可能となり、シートSの搬送効率を向上させることができる。
また、本実施例の構成においては、第1のシートS1を第2の方向に搬送する際に第2のシートS2を排紙反転手段6に搬送することができることから、第1のシートS1と第2のシートS2の搬送間隔を短くすることが可能である。これにより、第1のシートS1と第2のシートS2の搬送間隔を短縮した分だけ、両面印刷が完了した第2シートS2の排紙がはやく行われることから、効率よく両面印刷を行うことが出来る。
なお、本実施例においては、排紙ローラ61のコロ61b、駆動ローラ62のゴム部62b、反転ローラ63のゴム部63bをそれぞれ対向する位置に配置した排紙反転手段6について説明した。しかし、これに限らず、排紙反転手段6の排紙ローラ61のコロ61b、駆動ローラ62のゴム部62b、反転ローラ63のゴム部63bが櫛歯状に交互に配置される櫛歯ローラの構成であっても良い。
また、本実施例においては、軸63aとゴム部63bを有する反転ローラ63を用いたが、図20に示すように、搬送ベルト64のような回転体として構成しても良い。図20の構成においては、搬送ベルト64の長さを任意に設定することによって、排紙ローラ61を移動させて搬送ベルト64に当接させたときにシートSを挟持する位置を設定する自由度を向上することができ、より安定してシートを搬送することが可能となる。なお、図20の構成においては、排紙ローラ61が実線で示す初期位置と破線で示す反転位置の間を移動することで、本実施例と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施例においては、駆動ローラ62が駆動源からの駆動力を受けて回転する構成について説明したが、これに限らず、反転ローラ63が駆動源からの駆動力を受けて回転する構成であっても良い。その場合、駆動ローラ62が反転ローラ63の回転に従動して回転する構成であっても良く、駆動ローラ62と反転ローラ63の双方が駆動源からの駆動力を受けて回転しても良い。
(実施例2)
実施例1では、排紙ローラ61を移動させることによってシートSを挟持する挟持部を第1挟持部N1から第2挟持部N2に切り替える構成について説明した。これに対し、実施例2においては、反転ローラ263を移動させることによって、シートSを挟持する挟持部を第1挟持部N21から第2挟持部N22に切り替える構成について説明する。なお、本実施例の構成は、反転ローラ263を移動させることと、反転ローラ263を移動させる排紙反転手段206の構成を除いて実施例1と同様である。したがって、本実施例においては、実施例1と同様の部分については説明を省略し、図21〜図23を用いて実施例1と異なる点を中心に説明する。
図21は、シート搬送方向に関する下流側から見たときの、本実施例における排紙反転手段206の構成を示す模式図である。図21に示すように、駆動ローラ262(第1の回転体)は、軸262aと、ゴム部262bから構成され、反転ローラ263(第2の回転体)は軸263aと、ゴム部263bから構成されている。また、排紙ローラ261(第3の回転体)は、軸261aと、合成樹脂性のコロ261bから構成されている。なお、本実施例においては排紙ローラ261として、軸261aにコロ261bを形成したが、軸261aとコロ261bを一体として成形することも可能である。
排紙ローラ261は、本体2のフレーム23に設けられたガイド孔23aに沿って移動可能に保持された排紙ローラ軸受261cによって回転可能に保持されている。また、排紙ローラ261は、排紙ローラ軸受261cを介してバネ81(第1の付勢部材)によって駆動ローラ262に対して付勢されている。駆動ローラ262が排紙ローラ261によって押圧されることにより、駆動ローラ262と排紙ローラ261が当接し、第1挟持部N21が形成される。
駆動ローラ262は、フレーム23に回動可能に保持されている。反転ローラホルダ265は支点266を中心に回動可能であり、反転ローラ263は、反転ローラホルダ265の嵌合溝265bに設けられた反転ローラ軸受263cによって両端を回転自在に保持されている。また、反転ローラ263は、反転ローラ軸受263cを介してバネ83(第2の付勢部材)によって駆動ローラ262に対して付勢されている。駆動ローラ262が反転ローラ263によって押圧されることにより、駆動ローラ262と反転ローラ263が当接し、第2挟持部N22が形成される。
反転ローラホルダ265は、支点266を介して、一端側には反転ローラ263を保持する嵌合溝265bが設けられており、他端側にはガイド溝65aが設けられている。また、支点266は駆動ローラ262の回転軸である軸262bと同じ軸上に設けられている。したがって、反転ローラホルダ265が支点266を中心に回転すると、反転ローラ263は駆動ローラ262に対して付勢した状態で、駆動ローラ262から離間することなく、駆動ローラ262の外周に沿って移動する。
駆動ローラ262と対向して略平行に設けられたカム軸268の両端には、カム軸268を中心に回転可能なカム267が設けられている。カム267は、カム軸268を保持している面とは異なる面に円筒状の突起部267aを有しており、突起部267aがガイド溝265aに嵌合することによって、カム267が反転ローラホルダ265に保持される。また、カム軸268の一端側にはカム267を回転させるための駆動のON/OFFを切り替えることが可能な、ソレノイド269a(切換部材)と欠歯ギア269bから形成されるカム駆動部269が設けられている。また、実施例1と同様に、欠歯ギア269bには2ヶ所の欠歯部(不図示)が設けられており、ソレノイド269aには欠歯ギア269bの欠歯部と係合することが可能な掛り部(不図示)が設けられている。これにより、欠歯ギア269bは、ソレノイド269aをON/OFFすることで、1回転する間に所定角度ずつ回転して2ヶ所で停止するように構成されている。
ここで、排紙反転手段206における反転ローラ263の移動の動作について図22(a)〜(b)を用いて説明する。図22(a)は、本実施例において反転ローラ263の移動の動作が行われる前の排紙反転手段206の構成を説明する模式図であり、図22(b)、反転ローラ263の移動が行われた後の排紙反転手段206の構成を説明する模式図である。
図22(a)の状態において、排紙ローラ261は駆動ローラ262と当接して第1挟持部N21を形成しており、反転ローラ263は駆動ローラ262と当接して第2挟持部N22を形成している。反転ローラ263はまだ移動の動作を開始しておらず、図22(a)に示す反転ローラ263の位置を初期位置(第1の位置)とする。
この時、ソレノイド269aの掛り部は欠歯ギア269bの1カ所目の欠歯部と係合しており、欠歯ギア269bは駆動が解除された状態でロックされ、カム267は回転することなく停止している。この状態において、ソレノイド269aに通電して欠歯ギア269bのロックを解除すると、図22(a)に示すように、カム267は図示矢印D方向に回転する。また、カム267の回転に伴って反転ローラホルダ265のガイド溝265aに嵌合した突起部267aも図示矢印D方向に回転し始める。これにより、反転ローラホルダ265は支点266を中心に図示矢印E方向に回転し、反転ローラホルダ265に設けられた反転ローラ軸受263cによって両端を保持された反転ローラ263が移動を開始する。
図22(b)は、カム267の回転により反転ローラ263が移動して排紙ローラ261に当接したときの反転ローラ263の位置を示しており、この時の反転ローラ263の位置を反転位置(第2の位置)とする。図22(a)の状態から欠歯ギア269bが回転すると、図22(b)に示される状態となった際に欠歯ギア269bの2ヶ所目の欠歯部がソレノイド269aの掛り部と係合する位置に到達する。この時、ソレノイド269aは既に通電を解除されており、欠歯ギア269bの2ヶ所目の欠歯部とソレノイド269aの掛り部とが係合し、欠歯ギア269bは駆動が解除された状態でロックされ、カム267は回転を停止する。これにより、反転ローラホルダ265の回転及び反転ローラ263の移動が停止し、反転ローラ263は反転位置において停止する。
図22(b)に示すように、反転ローラホルダ265に保持された反転ローラ263は、反転位置においても駆動ローラ262に対してバネ83によって付勢されており、駆動ローラ262と反転ローラ263によって第2挟持部N22が形成されている。さらに、反転ローラ263は駆動ローラ262の外周に沿って移動して排紙ローラ261に当接し、反転ローラ263と排紙ローラ261によって第3挟持部N23を形成する。この時、反転ローラ263は第1挟持部N21を形成する駆動ローラ262と排紙ローラ261との間に割り込み、駆動ローラ262に対して排紙ローラ61を付勢するバネ81の付勢力に抗して排紙ローラ261を押圧する。これにより、排紙ローラ261は駆動ローラ262から離間する方向に移動し、第1挟持部N21が解除される。
この状態において、再度ソレノイド269aに通電して欠歯ギア269bのロックを解除すると、カム267が図22(b)の図示矢印D方向にさらに回転し、反転ローラホルダ265は支点266を中心に図示矢印F方向に回転する。欠歯ギア269bが回転することにより、突起部267aが図22(b)の位置から図22(a)の位置に移動すると、欠歯ギア269bの1ヶ所目の欠歯部がソレノイド269aの掛り部と係合する位置に到達する。この時、ソレノイド269aは既に通電を解除されており、欠歯ギア269bの1ヶ所目の欠歯部とソレノイド269aの掛り部とが係合し、欠歯ギア269bは駆動が解除された状態でロックされ、カム267は回転を停止する。
これにより、反転ローラ263は反転位置から初期位置に移動し、初期位置において移動を停止する。なお、反転ローラ263が反転位置から移動することにより、排紙ローラ261と駆動ローラ262は再度当接して第1挟持部N21を形成する。以上説明したように、排紙反転手段206において反転ローラ263が移動する一連の動作は、カム駆動部269によってカム267が一回転する間に行われる。
次いで、図23(a)〜(c)を用いて、排紙反転手段206によってシートSを搬送する構成について説明する。図23(a)は反転ローラ263の移動の動作が行われる前の排紙反転手段206を反転ローラ263の軸方向から見た概略断面図である。図23(b)は反転ローラ263が初期位置から反転位置に移動した際の排紙反転手段206を反転ローラ263の軸方向から見た概略断面図である。図23(c)は反転ローラ263が反転位置から初期位置に移動し、反転ローラ263の一連の移動動作が完了した際の排紙反転手段206を反転ローラ263の軸方向から見た概略断面図である。
図23(a)の状態においては、排紙ローラ261と駆動ローラ262が当接して第1の挟持部N21が形成されており、排紙ローラ261は、図示矢印R1方向に回転する駆動ローラ262からの回転力を受けて図示矢印R2方向に回転している。これにより、シートSは、第1挟持部N21において、第1面が排紙ローラ261と接触し、第2面が駆動ローラ262と接触する状態(第1の状態)で本体2から排出される方向である第1の方向に搬送される。また、反転ローラ263と駆動ローラ262が当接する位置においては第2の挟持部N22が形成されており、反転ローラ263は、図示矢印R1方向に回転する駆動ローラ262からの回転力を受けて図示矢印R3方向に回転している。これにより、第2挟持部N22においては、第1挟持部N21におけるシートSの搬送方向とは反対方向である第2の方向にシートSを搬送することが可能となる。
本実施例においても実施例1と同様に、第1の方向に搬送されるシートSの後端が第1挟持部N21において搬送される前に反転ローラ263が移動の動作を開始し、初期位置から反転位置に向かって図示矢印E1方向に移動する。この時、反転ローラ263は、シートSが搬送される第1の方向に関して駆動ローラ262よりも下流側に移動する。図23(b)に示すように、反転ローラ263が反転位置に移動すると、反転ローラ263と排紙ローラ261によって第3挟持部N23が形成され、排紙ローラ261と駆動ローラ262とで形成される第1挟持部N21が解除される。これにより、シートSは第3挟持部N23で挟持された状態となる。
図23(b)の状態においては、反転ローラ263は、図示矢印R1方向に回転する駆動ローラ262からの回転力を受けて図示矢印R3方向に回転しており、排紙ローラ261は反転ローラ263からの回転力を受けて図示矢印R4方向に回転する。これにより、シートSは第3挟持部N23において、第1挟持部N21における搬送方向とは反対の方向である第2の方向に搬送され、第3挟持部N23から第2挟持部N22に向かって搬送されたのちに第2挟持部N22において挟持される。
反転ローラ263が反転位置から初期位置向かって図示矢印F1方向に移動すると、図23(c)に示すように、排紙ローラ261と駆動ローラ262によって再度第1挟持部N21が形成される。この時、シートSは、第2挟持部N22において挟持され、第1面が駆動ローラ262と接触し、第2面が反転ローラ263と接触した状態(第2の状態)で第2の方向に搬送される。
このように、本実施例においては、カム267と、カム軸268と、カム駆動部269と、を備える切替手段によって反転ローラ263を移動させることにより、シートSの挟持状態を第1の状態から第2の状態に切り替えている。以上説明したように、本実施例の構成においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施例においては、駆動ローラ262が駆動源からの駆動力を受けて回転する構成について説明したが、これに限らず、反転ローラ263が駆動源からの駆動力を受けて回転する構成であっても良い。その場合、駆動ローラ262が反転ローラ263の回転に従動して回転する構成であっても良く、駆動ローラ262と反転ローラ263の双方が駆動源からの駆動力を受けて回転しても良い。
さらに、上記実施例では、電子写真方式の画像形成装置に本発明を適用する例を示したが、本発明は、これに限定されることはなく、例えば、インクジェット方式の画像形成装置など、電子写真方式以外の画像形成装置に適用してもよい。
(その他の実施例)
以上、シート搬送装置として画像形成装置を用いた際の実施例について説明を行ったが、本発明におけるシート搬送装置はこれに限定されるものではない。シートSの搬送方向を第1の搬送方向から第2の搬送方向へ変更する装置であれば本発明を用いる事は可能であり、本発明の実施例と同様の効果を得ることができる。すなわち、図24に示すように、搬送されるシートSの画像を読み取る画像読取装置にも本発明を適用することが出来、同様の効果が得られる。
本実施例におけるシート搬送装置としての画像読取装置301は、搬送されるシートSの画像を読み取る画像読取部304を備える。なお、本実施例における排紙反転手段306の構成は実施例1と同様であるので、画像読取装置301の構成とシートSの両面の画像を読み取る方法など実施例1と異なる点を中心に説明し、実施例1と同様の部分は説明を省略する。
収容部としての給紙トレイ321に収容されたシートSは、給送ローラ330の回転によって給送され、分離手段452によって1枚ずつに分離された後、搬送路350において搬送ローラ対356及び357により画像読取部304へと搬送される。画像読取部304においてシートの第1面の画像が読み取られた後、シートSは排紙反転手段306に搬送され、駆動ローラ362(第1の回転体)と排紙ローラ361(第2の回転体)によって形成される第1挟持部N31において挟持される。駆動ローラ362の回転により、駆動ローラ362と排紙ローラ361に挟持されたシートSは駆動ローラ362から積載部としての排紙トレイ322に向かって搬送され、装置本体302から排出される方向(第1の方向)に搬送される。そして、排紙ローラ361は、シートSの後端が駆動ローラ362と排紙ローラ361によって排紙トレイ322に搬送される前に移動を開始する。
排紙ローラ361の移動により、第1挟持部N31に挟持されていたシートSは駆動ローラ362と反転ローラ363によって形成される第2挟持部N32において挟持され、排紙トレイ322から再搬送路351に向かう方向(第2の方向)に搬送される。その後、シートSは再度搬送路350において搬送ローラ対356及び357によって画像読取部304へ搬送され、画像読取部304においてシートSの第2面の画像が読み取られる。第1面及び第2面の両面の画像を読み取られたシートSは再び第1挟持部N31に搬送され、駆動ローラ362と排紙ローラ361に挟持された後に、駆動ローラ362の回転により排紙トレイ322へと排紙される。
このように、本実施例においても、排紙反転手段306の排紙ローラ361を移動させることにより、第1挟持部N31において挟持されていたシートSを排紙反転手段306から完全に排出することなく、第2挟持部N32において挟持することが出来る。したがって、搬送されるシートSの画像を読み取る画像読取装置においても本発明を適用することが可能であり、実施例1と同様の効果を得ることが出来る。
1 画像形成装置(シート搬送装置)
4 画像形成部
61 排紙ローラ(第2の回転体)
62 駆動ローラ(第1の回転体)
63 反転ローラ(第3の回転体)
65 排紙ローラホルダ(切替手段)
67 カム(切替手段)
68 カム軸(切替手段)
69 カム駆動部(切替手段)
301 画像読取装置(シート搬送装置)
304 画像読取部

Claims (24)

  1. 一方向にのみ回転する第1の回転体と、前記第1の回転体が回転することにより、前記第1の回転体とともにシートを第1の方向に搬送する第2の回転体と、前記第1の回転体が回転することにより、前記第1の回転体とともにシートを前記第1の方向とは異なる第2の方向に搬送する第3の回転体と、
    前記第1の方向に搬送されるシートの後端が前記第1の回転体と前記第2の回転体によって搬送される前に前記第2の回転体を移動させることにより、前記第2の回転体がシートの第1面と接触し前記第1の回転体がシートの前記第1面と反対の第2面と接触する第1の状態から、前記第1の回転体がシートの前記第1面と接触し、前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する第2の状態に切り替える切替手段と、を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第2の回転体は前記第1の回転体と接触して第1挟持部を形成し、前記第3の回転体は前記第1の回転体の円周方向に関して前記第2の回転体と異なる位置で前記第1の回転体と接触して第2挟持部を形成することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記切替手段は、シートの前記第1面が前記第2の回転体に接触している状態で、前記第2の回転体がシートの前記第1面と接触し前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する位置に前記第2の回転体を移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記切替手段が前記第2の回転体を、前記第2の回転体がシートの前記第1面と接触し前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する位置に移動させた際に、前記第2の回転体と前記第3の回転体とがシートを介して当接し、第3挟持部を形成することを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記切替手段が前記第2の回転体を移動させた際に、シートは、前記第2の回転体と前記第1の回転体がシートの前記第1面と接触し前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する状態で前記第2の方向に搬送されることを特徴とする請求項3又は4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記切替手段は、シートが前記第2の方向に搬送されている状態で、前記第2の回転体がシートの前記第1面と接触せず、且つ、前記第2の回転体が前記第1の回転体とともにシートを前記第1の方向に搬送することが可能な位置に前記第2の回転体を移動させることを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 第1のシートと前記第1のシートに後続する第2のシートを連続して搬送する場合において、
    前記切替手段は、前記第1の方向に搬送された前記第1のシートの後端が前記第1の回転体と前記第2の回転体によって搬送される前に前記第2の回転体を移動させることにより、前記第2の回転体が前記第1のシートの第1面と接触し前記第1の回転体が前記第1のシートの前記第1面と反対の第2面と接触する第1の状態から、前記第1の回転体が前記第1のシートの前記第1面と接触し、前記第3の回転体が前記第1のシートの前記第2面と接触する第2の状態に切り替えて前記第1のシートを前記第2の方向に搬送しつつ、前記第2のシートを前記第1の回転体と前記第2の回転体によって前記第1の方向に搬送することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 一方向にのみ回転する第1の回転体と、前記第1の回転体が回転することにより、前記第1の回転体とともにシートを第1の方向に搬送する第2の回転体と、前記第1の回転体が回転することにより、前記第1の回転体とともにシートを前記第1の方向とは異なる第2の方向に搬送する第3の回転体と、
    前記第1の方向に搬送されるシートの後端が前記第1の回転体と前記第2の回転体によって搬送される前に前記第3の回転体を移動させることにより、前記第2の回転体がシートの第1面と接触し前記第1の回転体がシートの前記第1面と反対の第2面と接触する第1の状態から、前記第1の回転体がシートの前記第1面と接触し、前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する第2の状態に切り替える切替手段と、を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  9. 前記切替手段は、前記第3の回転体を前記第1の回転体に付勢する付勢部材を有し、前記第3の回転体は前記付勢部材によって前記第1の回転体に付勢された状態で前記第1の回転体の外周に沿って移動することを特徴とする請求項8に記載のシート搬送装置。
  10. 前記第2の回転体は前記第1の回転体と接触して第1挟持部を形成し、前記第3の回転体は前記第1の回転体の円周方向に関して前記第2の回転体と異なる位置で前記第1の回転体と接触して第2挟持部を形成することを特徴とする請求項8又は9に記載のシート搬送装置。
  11. 前記切替手段は、シートの前記第1面が前記第2の回転体に接触している状態で、前記第2の回転体がシートの前記第1面と接触し前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する位置に前記第3の回転体を移動させることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  12. 前記切替手段が前記第3の回転体を、前記第2の回転体がシートの前記第1面と接触し前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する位置に移動させた際に、前記第2の回転体と前記第3の回転体とがシートを介して当接し、第3挟持部を形成することを特徴とする請求項11に記載のシート搬送装置。
  13. 前記切替手段が前記第3の回転体を移動させた際に、シートは、前記第2の回転体と前記第1の回転体がシートの前記第1面と接触し前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する状態で前記第2の方向に搬送されることを特徴とする請求項12に記載のシート搬送装置。
  14. 前記切替手段は、シートが前記第2の方向に搬送されている状態で、前記第3挟持部を解消する位置に前記第3の回転体を移動させることを特徴とする請求項13に記載のシート搬送装置。
  15. 前記切替手段が前記第3の回転体を移動させた際に、シートは、前記第1の回転体がシートの前記第1面と接触し前記第3の回転体がシートの前記第2面と接触する前記第2の状態で前記第2の方向に搬送されることを特徴とする請求項14に記載のシート搬送装置。
  16. 第1のシートと前記第1のシートに後続する第2のシートを連続して搬送する場合において、
    前記切替手段は、前記第1の方向に搬送された前記第1のシートの後端が前記第1の回転体と前記第2の回転体によって搬送される前に前記第3の回転体を移動させることにより、前記第2の回転体が前記第1のシートの第1面と接触し前記第1の回転体が前記第1のシートの前記第1面と反対の第2面と接触する第1の状態から、前記第1の回転体が前記第1のシートの前記第1面と接触し、前記第3の回転体が前記第1のシートの前記第2面と接触する第2の状態に切り替えて前記第1のシートを前記第2の方向に搬送しつつ、前記第2のシートを前記第1の回転体と前記第2の回転体によって前記第1の方向に搬送することを特徴とする請求項8乃至15のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  17. 前記第1の回転体は駆動源からの駆動力を受けて一方向にのみ回転することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  18. 前記駆動源は、一方向にのみ回転する駆動モータであることを特徴とする請求項17に記載のシート搬送装置。
  19. 前記第2の回転体及び前記第3の回転体は、前記第1の回転体の回転に従動することを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  20. 排紙されたシートを積載する積載部を備え、前記第1の方向は、前記第1の回転体と前記第2の回転体によってシートが前記第1の回転体から前記積載部に向かって搬送される方向であることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  21. シートを前記第1の回転体と前記第2の回転体に向かって搬送する搬送路と、前記第1の回転体と前記第2の回転体によって前記第1の方向に搬送されたシートを再び前記搬送路に搬送する再搬送路と、を備え、前記第2の方向は前記第1の回転体と前記第3の回転体によってシートが前記積載部から前記再搬送路に向かって搬送される方向であることを特徴とする請求項20に記載のシート搬送装置。
  22. シートを収容する収容部を備え、前記収容部から前記搬送路に給紙されたシートと、前記再搬送路から前記搬送路に搬送されたシートを前記第1の回転体と前記第2の回転体によって前記第1の方向に搬送することを特徴とする請求項21に記載のシート搬送装置。
  23. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部において画像が形成されたシートを搬送する請求項1乃至22のいずれか1項に記載のシート搬送装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  24. シートの画像を読み取る画像読取部と、請求項1乃至22のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備え、前記シート搬送装置によって搬送されるシートの画像を前記画像読取部において読み取ることを特徴とする画像読取装置。
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