JP2001253622A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置

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JP2001253622A
JP2001253622A JP2000070428A JP2000070428A JP2001253622A JP 2001253622 A JP2001253622 A JP 2001253622A JP 2000070428 A JP2000070428 A JP 2000070428A JP 2000070428 A JP2000070428 A JP 2000070428A JP 2001253622 A JP2001253622 A JP 2001253622A
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sheet conveying
pressing roller
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置のコストアップや大型化を招くことな
く、シートの厚さに応じたカール補正が行えるようにす
る。 【解決手段】 シートを搬送するためのエンドレスベル
ト14と、エンドレスベルト14を回転可能に架張する
少なくとも2本の架張軸11,12と、架張されたエン
ドレスベルト14について外側から押圧する回転可能な
押圧ローラ13と、を有し、エンドレスベルト14と押
圧ローラ13とによりシートを挟みながら搬送するシー
ト搬送装置において、押圧ローラ13を、エンドレスベ
ルト14に対する押圧方向と押圧解除方向とに移動可能
に加圧する加圧手段17を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送装置及
び画像形成装置に関し、シートに画像を形成する複写
機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に備えら
れたシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機・プリンタ・ファクシミリ
等のシートに画像を形成する画像形成装置が普及してい
る。これらの画像形成装置では、画像形成の方式として
各種のものがあるが、近年では電子写真方式によりトナ
ー画像をシートに転写、定着させるタイプのものが広く
普及している。この電子写真方式による画像形成装置で
は、シートに転写されたトナー像をシートに定着させる
ために、熱定着装置が設けられている。さらに、省エネ
ルギー化が盛んに謳われている昨今では、シートの両面
に画像を形成する両面プリント機能が画像形成装置に欠
かせない機能となりつつある。
【0003】以下、この両面プリント機能が備えられた
従来の画像形成装置について、電子写真方式のレーザビ
ームプリンタを例に図面を参照しながら説明する。
【0004】従来の画像形成装置は、図9に示すよう
に、画像形成装置本体1の内部に、シートPを積載収容
可能なシート収容部としてのシートカセット20と、シ
ートPにトナー画像を形成する画像形成手段としての画
像形成部2と、形成されたトナー画像を定着させるため
の定着部3とを備えている。
【0005】また、この画像形成装置では、シートカセ
ット20から画像形成部2まで形成されたシート搬送路
21と、両面プリントを行うため定着部3を通過したシ
ートPを再び画像形成部2に供給するためのシート再給
送路としての両面搬送路4とを備えている。さらに、定
着部3の下流側には、シートを機外に排出するためのシ
ート排出路6と、シートを両面搬送路4に導くためのシ
ート反転搬送路7とが分岐して配置される。
【0006】なお、シート排出路6とシート反転搬送路
7との分岐する箇所と、シート反転搬送路7と両面搬送
路4との合流する箇所とには、それぞれ不図示の搬送路
切換レバーが配置され、装置全体を制御する不図示の制
御手段からの制御信号に基づき、各搬送路切換レバーが
回動してシートの搬送経路を切り換えるようになってい
る。
【0007】上述した各搬送路にはシートを搬送するた
めの搬送ローラ対22が配置されている。なお、23は
シートカセット20に積載されたシートのうち最上位の
シートPをシートカセット20からピックアップするた
めのピックアップローラ、24はシートPを画像形成部
2の転写部5に所定タイミングで間欠搬送するためのレ
ジストローラ対、25は定着部3を通過したシートPを
装置の外部に排出するための排出ローラ対、26は画像
形成部2で画像形成されたシートを定着部3に搬送する
ための搬送ベルト及び複数のプーリを備えたベルト搬送
部である。
【0008】この画像形成装置では、シートカセット2
0に積載されたシートのうちの最上位のシートPが、ピ
ックアップローラ23によってピックアップされ、ピッ
クアップローラ23の後段に配置された搬送ローラ対2
2によってシート搬送路21に沿って搬送され、レジス
トローラ対24によって画像形成部2の転写部5に間欠
搬送され、転写部5で上面にトナー画像が転写された後
に、ベルト搬送部26によって定着部3に搬送される。
【0009】そして、シートPは、定着部3で加熱及び
加圧されることによって、トナー画像が定着し、通常の
片面プリントを行う場合には、排出ローラ対25によっ
て機外に排出される。
【0010】一方、両面プリントを行う場合には、定着
部3を通過したシートPは、不図示の搬送路切換レバー
によって定着部3の後段で分岐した下方に向かうシート
反転搬送路7へと導かれ、シート反転搬送路7から両面
搬送路4へと移動する際にシートPの進行方向が反転さ
れ、画像面が上となった状態で両面搬送路4上を搬送さ
れる。そして、シートPは、両面搬送路4から再びシー
ト搬送路21に搬送され、ここで主面が反転されること
により画像面が上となった状態で、レジストローラ対2
4によって画像形成部2の転写部5に間欠搬送され、転
写部5で上面にトナー画像が転写された後に、定着部3
でトナー画像の定着処理がなされ、排出ローラ対25に
よって機外に排出される。
【0011】電子写真方式によるこのような画像形成装
置では、シートPは、定着装置3を通過することにより
熱による湾曲(ヒートカール)が生じ、さらには、定着
装置3で熱せられた後に搬送路の屈曲部A,B等を通過
することによってもカールが生じることになる。シート
Pに形成されるこのカールは、両面搬送路4上に搬送さ
れた際には上(画像面)に凸の湾曲形状(図12参照)
となる傾向がある。そして、画像形成装置では、両面プ
リントを行う場合には、転写不良を防止するため、この
カールを除去して画像形成部2に供給する必要があるこ
とから、図9に示すように、シートに逆向きのカールを
付与して前述した上に凸のカールを補正するためのカー
ル補正機構100が両面搬送路4上に配置されている。
【0012】このカール補正機構100は、図11に示
すように、シートを搬送するためのエンドレスベルト1
14と、エンドレスベルト114を回転可能に架張する
架張軸111,112と、架張されたエンドレスベルト
114について外側から押圧する回転可能な押圧ローラ
113とを有し、エンドレスベルト114と押圧ローラ
113とによりシートを挟みながら搬送するようになっ
ている。
【0013】ここで、カール補正機構100に送られた
シートは、図9、図11のようなカール補正機構100
の押圧ローラ113、エンドレスベルト114によって
形成された略V字パスを通ることにより、上に凸のカー
ルが補正され、2面目の転写不良が防止される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像形成装置においては、以下のような問題点
が指摘されていた。
【0015】従来の画像形成装置のカール補正機構10
0では、シートPに付与する逆向きのカールが強すぎる
と、過度な補正となり、今度は逆に、下に凸のカールが
発生することになる。この場合には、両面搬送路4を経
てシートPに2回目の転写を行なう際、図10に示すよ
うに、転写される感光ドラム2aの主面からシートPの
距離を遠ざけるようなカール(2面目転写面に凸のカー
ル)が生じることになり、転写不良が発生しやすくな
る。このため、カール補正機構100においてシートP
に付与する逆向きのカール量を適度な強さに設定する必
要があり、従来は、カール及び逆向きのカール量の強さ
については、普通紙(坪量52〜90g/m2 )を基準
とした設定がなされていた。
【0016】これに対して、近年では、画像形成装置に
求められるシート(マテリアル)の種類が増え、中でも
坪量100g/m2 以上の厚手のシート(以下、厚紙
という。)を使いたいという要望が大きくなってきた。
【0017】ところが、縦横の幅が同じサイズのシート
であっても、普通紙(坪量52〜90g/m2 )と厚紙
(坪量100g/m2 以上)とでは、同じ定着装置・
搬送路の屈曲部を通過しても、カールの生成状態が相互
に異なるため、厚紙に両面プリントを行う場合に不都合
が生じる場合が多かった。
【0018】すなわち、厚紙の場合には、両面搬送路4
上でのカールが普通紙のように上に凸にはならず、フラ
ットもしくは若干下に凸のカールとなるため、カール補
正機構100でカール補正を行う必要はない。しかしな
がら、従来の画像形成装置のカール補正機構100で
は、普通紙のカール補正を最適に行えるような設定がな
され、厚紙については考慮されていなかったため、厚紙
がカール補正機構100を通過すると、下に凸のカール
が大きくなってしまい、転写される感光ドラム2aの主
面にシートの先端が強く当接して、転写不良(画像ズ
レ)・紙づまり等の問題を起こすことがあった。
【0019】この対策として、押圧ローラ113の進入
量をシートの厚さに応じて切り替える構成も考えられる
が、シートの厚さを検出する手段や、押圧ローラ113
の進入量を切り替える手段等が必要となり、装置のコス
トアップや大型化が免れなかった。
【0020】本発明の目的は、コストアップや大型化を
招くことなく、シートの厚さに応じたカール補正が行え
るシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供
することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート搬送
装置の第1の構成は、シートを搬送するためのエンドレ
スベルトと、エンドレスベルトを回転可能に架張する少
なくとも2本の架張軸と、架張されたエンドレスベルト
について外側から押圧する回転可能な押圧ローラと、を
有し、エンドレスベルトと押圧ローラとによりシートを
挟みながら搬送するシート搬送装置において、押圧ロー
ラを、エンドレスベルトに対する押圧方向と押圧解除方
向とに移動可能に加圧する加圧手段が備えられたことを
特徴とする。
【0022】本発明に係るシート搬送装置の第2の構成
は、第1の構成において、加圧手段は、押圧ローラの回
転軸を加圧する弾性部材であることを特徴とする。
【0023】本発明に係るシート搬送装置の第3の構成
は、第2の構成において、弾性部材は、押圧ローラの回
転軸の両端のそれぞれに備えられたことを特徴とする。
【0024】本発明に係るシート搬送装置の第4の構成
は、第1乃至第3のいずれか1の構成において、エンド
レスベルトは、押圧ローラを境に形成されるシート搬送
面における上流側と下流側とで成す角度αが、2π/6
(rad)≦α≦5π/6(rad)の範囲にあること
を特徴とする。
【0025】本発明に係るシート搬送装置の第5の構成
は、第4の構成において、押圧ローラは、上流側の搬送
路と下流側の搬送路を結ぶ交点近傍に配置されているこ
とを特徴とする。
【0026】本発明に係るシート搬送装置の第6の構成
は、第4又は第5の構成において、押圧ローラとエンド
レスベルトと架張軸とで成す角度βと角度αは同一方向
の角度であり、角度βと角度αとの関係が、β=α±π
/6 の条件式を満たすことを特徴とする。
【0027】本発明に係る画像形成装置の第1の構成
は、第1乃至第6のいずれか1に記載のシート搬送装置
と、シート搬送装置によって搬送されたシートに画像を
形成する画像形成手段とを備えたことを特徴とする。
【0028】本発明に係る画像形成装置の第2の構成
は、シートを積載収容可能なシート収容部と、シート収
容部から画像形成手段まで形成されたシート搬送路と、
画像形成手段で画像形成されたシートを再び画像形成手
段に供給するためのシート再給送路と、を備え、シート
搬送装置は、シート再給送路に配置されたことを特徴と
する。
【0029】本発明に係る画像形成装置の第3の構成
は、第2の構成において、シート再給送路は、下流側の
端部がシート搬送路に接続されたことを特徴とする。
【0030】本発明に係る画像形成装置の第4の構成
は、第2又は第3の構成において、シート再給送路に
は、画像形成手段で画像形成されたシートの進行方向を
反転させるシート反転手段が備えられたことを特徴とす
る。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しながら詳細に説明する。
【0032】[第1の実施の形態]まず、本発明の第1
の実施の形態について、図1乃至図3を参照して説明す
る。なお、従来例の図9乃至図12に示す部材と同一の
ものは同一の符号で表し、適宜その説明を省略する。
【0033】図1に、本発明のシート搬送装置が適用さ
れた画像形成装置の全体構成を示す。実施の形態の画像
形成装置は、電子写真方式によるレーザビームプリンタ
であり、図1に示すように、画像形成装置本体1の内部
に、シートPを積載収容可能なシート収容部としてのシ
ートカセット20と、シートPにトナー画像を形成する
画像形成手段としての画像形成部2と、形成されたトナ
ー画像を定着させるための定着部3と、を備えている。
【0034】また、この画像形成装置では、シートカセ
ット20から画像形成部2まで形成されたシート搬送路
21と、両面プリントを行うため定着部3を通過したシ
ートPを再び画像形成部2に供給するためのシート再給
送路としての両面搬送路4とを備えている。さらに、定
着部3の下流側は、シートを機外に排出するためのシー
ト排出路6と、シートを前記両面搬送路4に導くための
シート反転搬送路7とが分岐して配置される。そして、
シート排出路6とシート反転搬送路7との分岐する箇所
には搬送路切換レバー8が配置され、また、シート反転
搬送路7と両面搬送路4との合流箇所には搬送路切換レ
バー9が配置され、各搬送路切換レバー8,9は、装置
全体を制御する不図示の制御手段からの制御信号に基づ
き、不図示のソレノイド等により図1の矢印方向に回動
してシートの搬送経路を切り換えるようになっている。
【0035】上述した各搬送路にはシートを搬送するた
めの搬送ローラ対22(22a〜22h)が配置されて
いる。なお、23はシートカセット20に積載されたシ
ートのうち最上位のシートPをシートカセット20から
ピックアップするためのピックアップローラ、24はシ
ートPを画像形成部2の転写部5に所定タイミングで間
欠搬送するためのレジストローラ対、25は定着部3を
通過したシートPを装置の外部に排出するための排出ロ
ーラ対、26は画像形成部2で画像形成されたシートを
定着部3に搬送するための搬送ベルト及び複数のプーリ
を備えたベルト搬送部である。
【0036】画像形成部2は、電子写真方式により静電
潜像が形成される像担持体としての電子写真感光体ドラ
ム(以下、感光ドラムという。)2a、感光ドラム2a
に潜像を形成するためのレーザスキャナ2b、反射ミラ
ー2c、現像器2d、感光ドラム2aを帯電させる転写
帯電器2e等を備えている。画像形成部2では、レーザ
ースキャナ2bから射出及び走査された画像情報に対応
するレーザー光が感光ドラム2aの表面に供給されるこ
とにより、転写帯電器2eによって一様に帯電した感光
ドラム2aの表面に潜像が形成される。画像形成部2に
おいては、この潜像が現像器2dで現像されることによ
ってトナー画像が形成される。
【0037】さらに、このトナー画像は、感光ドラム2
aの回転に同期してレジストローラ対24により搬送さ
れたシートPに対して、感光ドラム2aの下側に配され
た転写帯電器2eが転写処理を行うことにより、当該シ
ートPの第1面に転写される。トナー画像が転写された
シートPは、装置の略中央に配されたベルト搬送部26
によって詳細を後述する定着部3へと搬送され、この定
着部3で加熱及び加圧されることにより、シート表面の
トナー画像が定着される。
【0038】定着部3でトナー画像の定着処理がなされ
たシートPは、通常の片面のみのプリントの場合には、
シート排出路6を通過し排出ローラ対25によって画像
形成装置本体1の外部に画像形成面が上面となって排出
され、不図示の排出トレイ上に順次排出、積載される。
この場合には、搬送路切換レバー8は、図1に示す初期
位置に保持される。
【0039】一方、両面プリント時には、以下のような
動作によりシートPが画像形成部2に再び供給される。
すなわち、両面プリント時には、搬送路切換レバー8が
図1の上方向に回動してシート排出路6を閉塞すること
により、定着部3を通過したシートPは、シート反転搬
送路7の方向に導かれる。そして、シートPが搬送ロー
ラ対22d,22eによってシート反転搬送路7内を搬
送され、シートPの後端側が搬送路切換レバー9を通過
すると、搬送路切換レバー9が図1に示す初期位置から
時計回り方向に回動してシート反転搬送路7を閉塞す
る。そして、搬送ローラ対22eが逆方向に回転するこ
とにより、シートPが上昇してその進行方向が反転す
る。続いて、シートPは、画像形成面を上側にして両面
搬送路4に導かれ、各搬送ローラ対22f,22g,2
2hにより搬送され、カール補正手段10でカールが補
正された後にシート搬送路21に導かれ、搬送ローラ対
22c,レジストローラ対24を経て画像形成部2に再
び供給される。シートPは、この際には画像形成面が下
側となっており、画像形成部2で上面に画像が形成され
定着部3で定着処理が行われた後に、上述のように、シ
ート排出路6を通過し排出ローラ対25によって画像形
成装置本体1の外部に排出される。
【0040】ここで、実施の形態の画像形成装置におけ
るカール補正手段10は、図1に示すように、両面搬送
路4内の下流側に配置されており、以下その詳細につい
て図2及び図3を参照して説明する。
【0041】カール補正手段10は、図2に示すよう
に、シートを搬送するためのエンドレスベルト14と、
エンドレスベルト14を回転可能に架張する架張軸とし
てのベルト従動軸11及びベルト駆動軸12と、架張さ
れたエンドレスベルト14について外側上方から押圧す
る回転可能な押圧ローラ13とを有しており、モータ等
の不図示の駆動手段によってベルト駆動軸12が図2の
時計回り方向に回転駆動されることによって、エンドレ
スベルト14及びベルト従動軸11が同方向に回転し、
エンドレスベルト14に圧接する押圧ローラ13が反時
計回り方向に回転するようになっている。
【0042】ここで、ベルト従動軸11及びベルト駆動
軸12が配置される両面搬送路4の部位は、図2に示す
ように、両面搬送路4を形成するガイド部材のうちの下
側ガイド部材30b,31bが切り欠かれるとともに、
上側ガイド部材30a,31aが押圧ローラ13の方向
に湾曲した構成となっている。以下、押圧ローラ13の
上流側における両面搬送路4を上流搬送路30と呼び、
押圧ローラ13の下流側における両面搬送路4を下流搬
送路31と呼ぶ。
【0043】次に、カール補正手段10の詳細な構成に
ついて、図3を参照して説明する。このカール補正手段
10は、図3に示すように、上述したベルト従動軸1
1,ベルト駆動軸12,及び押圧ローラ13がシートP
の幅以上の長尺状で、かつフレーム15に取り付けられ
ており、また、ベルト従動軸11及びベルト駆動軸12
に対してはエンドレスベルト14が複数(この実施の形
態では4つ)取り付けられている。各エンドレスベルト
14は、ベルト従動軸11及びベルト駆動軸12と一体
形成されたベルト搬送コロ11a,12aに架け渡され
ている。エンドレスベルト14の材質としては、CR、
EPDM、ポリウレタン等のゴムが好適である。なお、
この実施の形態では、エンドレスベルト14が4つとな
っているが、この数については特に限定されない。
【0044】フレーム15は、ベルト従動軸11,ベル
ト駆動軸12,及び押圧ローラ13を取り付ける両端側
の部位(以下、両側板という。)が立ち上がり形成され
ており、ベルト従動軸11,ベルト駆動軸12,及び押
圧ローラ13の各両端側が、この両側板に回転可能に取
り付けられる。
【0045】具体的には、ベルト従動軸11及びベルト
駆動軸12は、ボールベアリングや滑り軸受等からなる
軸受11b,12bを介してフレーム15の両側板に取
り付けられている。また、ベルト駆動軸12は、その一
端側に不図示の駆動手段の駆動力が伝達される駆動ギア
27と噛み合う駆動ギア28が取り付けられており、前
記駆動手段によって回転駆動されるようになっている。
【0046】押圧ローラ13は、弾性部材としてのコイ
ルバネ17によって付勢されることでエンドレスベルト
14を加圧する。より詳細には、押圧ローラ13は、外
径がφ8で、材質として快削鋼やステンレス鋼で成形さ
れ、ボールベアリングや滑り軸受等からなる軸受13
b、及び軸受13bを保持する押圧ローラ保持体16に
よって支持される。ここで、保持体16は、フレーム1
5の両側板に形成された切り欠き部15a内を上下方向
に往復移動できるようになっている。そして、保持体1
6の上部にコイルバネ17が配置され、コイルバネ17
の付勢力によって保持体16が下方に付勢されることに
より、押圧ローラ13がエンドレスベルト14を両端側
で各々独立に加圧する。ここで、押圧ローラ13は、エ
ンドレスベルト14の張力による反力を受けて上方に押
圧されるので、コイルバネ17の付勢力とエンドレスベ
ルト14の張力との力の釣り合いのとれた位置に保持さ
れることになる。
【0047】以下、シート搬送時におけるカール補正手
段10の動作について説明する。画像形成装置の両面プ
リント時において、両面搬送路4に導かれたシートP
は、回転する各搬送ローラ対22f,22g,22hに
よりカール補正手段10に供給される。
【0048】ここで、シートPは、図1乃至図3に示す
矢印方向に搬送され、シート先端部の下側が回転してい
るベルト従動軸11上のエンドレスベルト14の主面部
に乗り、エンドレスベルト14によって搬送される。こ
のとき、シートPは、下方向に傾斜している上側ガイド
部材30aに沿って移動し、シート先端部が押圧ローラ
13とエンドレスベルト14とのニップ部に供給され、
押圧ローラ13とエンドレスベルト14とで挟持されな
がらエンドレスベルト14の主面(以下、シート搬送面
という。)によって搬送される。そして、シートPは、
カール補正手段10を通過することにより、押圧ローラ
13を境に形成されるエンドレスベルト14の断面略
「V」字状のシート搬送面における上流側と下流側とで
成す角度に応じたカール補正が行われ、上述のようにシ
ート搬送路21に導かれ、搬送ローラ対22c,レジス
トローラ対24を経て画像形成部2に再び供給される。
【0049】ここで、実施の形態のカール補正手段10
では、上述のように押圧ローラ13がコイルバネ17の
付勢力とエンドレスベルト14の張力との力の釣り合い
のとれた位置に保持されていることから、シートPが通
過する際に上下方向に揺動することになる。具体的に
は、押圧ローラ13は、図4及び図5に示すように、シ
ートPの反力の値に応じて上下動することとなり、シー
トPが普通紙の場合には図4のようにほとんど上下動せ
ず、一方、シートPが普通紙よりも厚い厚紙の場合に
は、図5に示すように、普通紙よりも大きな反力を発生
するためシート通過時に押圧ローラ13が上方に移動す
ることになる。
【0050】この実施の形態では、カール補正手段10
のコイルバネ17について、厚紙の反力よりも小さく、
かつ、普通紙の反力よりも大きい付勢力(押圧力)を有
するバネとしており、シートPが普通紙の場合には、ベ
ルト14と押圧ローラ13とのニップ部を通ることによ
り図4のようにカール補正機能を発揮し、シートPが厚
紙の場合には、押圧ローラ13が厚紙の反力(剛性)に
より上方に逃げ、図5のようにカール補正機能がほとん
ど発揮されない状態となる。
【0051】従って、このような構成のカール補正手段
10を備えた実施の形態の画像形成装置によれば、普通
紙と厚紙の双方において、より適正なカール補正を行う
ことが可能となる。
【0052】本実施の形態においては、片側で約6N
(600gf)前後の荷重がかかるようなコイルバネ1
7とすることにより、普通紙と厚紙の双方における好適
なカール補正が実現された。なお、この数値は、構成部
品の配置、材質等により変化するものであり、本発明が
この値に限定されるものではない。
【0053】以上のように、実施の形態のカール補正手
段10においては、押圧ローラ13がコイルバネ17に
よってエンドレスベルト14に対する押圧方向と押圧解
除方向とに移動可能に加圧されているので、シートPの
厚さ(剛性)に基づく反力の変化に応じて押圧ローラ1
3のエンドレスベルト14への進入量が変化し、シート
Pが普通紙の場合には押圧ローラ13の進入量が大き
く、カール補正能力が高くなり、一方、シートPが厚紙
の場合には相対的に大きな反力により押圧ローラ13の
進入量が小さくなり、カール補正能力は低くなる。これ
により、普通紙と厚紙の双方の性能を活かしつつそれぞ
れ最適なカール補正が実現される。
【0054】また、本実施の形態のカール補正手段10
によれば、コイルバネ17が押圧ローラ13の両端のそ
れぞれに備えられ、押圧ローラ13の両端が各々独立に
加圧されているので、ベルト駆動軸12、ベルト従動軸
11、ベルト搬送コロ11a,1、エンドレスベルト1
4の寸法精度によらず、エンドレスベルト14の張力が
両端でほぼ一定に保たれ、カール補正機能が安定する。
【0055】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について、図6乃至図8を参照して説明す
る。なお、第1の実施の形態と同一の部分には同一の符
号を付し、適宜その説明を省略する。
【0056】第2の実施の形態の画像形成装置では、図
6に示すように、第1の実施の形態のカール補正手段1
0と略同様の構成のカール補正手段10Aが両面搬送路
4の出口部近傍の屈曲パス部に設けられる。この第2の
実施の形態のカール補正手段10Aでは、図7に示すよ
うに、押圧ローラ13を境に形成されるシート搬送路面
における上流側搬送路30と下流側搬送路31とで成す
角度αが、シートが通過しない初期状態で、2π/6
(rad)≦α≦5π/6(rad)、すなわち60°
以上150°以下の範囲となっている。
【0057】また、押圧ローラ13は、上側ガイド部材
30a,31aの両端側に配置され、かつ上流側搬送路
30と下流側搬送路31の交点近傍に配置される。
【0058】さらに、図8に示すように、押圧ローラ1
3とエンドレスベルト14とベルト駆動軸12、ベルト
従動軸11とで成す角度βは、αと同一側の屈曲であ
り、αとほぼ同一角度のβ=α±π/6となっている。
【0059】このような構成のカール補正手段10Aに
よれば、エンドレスベルト14と押圧ローラ13によっ
て形成される略V字の搬送路にシートPがスムーズに進
入でき、また排出もスムーズになり、シートPがカール
補正手段10AのV字パス前後の搬送路でカール補正方
向と逆側に力を受けることも少なくなり、カール補正機
能が一層効率良く発揮される。
【0060】なお、上流側搬送路30と下流側搬送路3
1とで成す角度αは、上述のようにシートが通過しない
初期状態での値であり、通過するシートPが厚紙の場合
には、相対的に大きな反力により押圧ローラ13が逃げ
て、α>5π/6(rad)となっても構わない。
【0061】また、本実施の形態においては、α=7π
/12rad(105°)、β=11π/18rad
(110°)に設定しているが、本発明の効果はさらに
広い範囲(α=2π/6rad以上5π/60rad以
下、β=α±π/6)で期待できる。よって、本発明が
上述の値に限定されるものではない。
【0062】上述した各実施の形態では、本発明をプリ
ンタに適用した例について説明したが、本発明はこれに
限定されず、複写機、ファクシミリ装置、或いはこれら
の複合機にも適用可能であることは勿論である。また、
画像形成プロセスについても、電子写真方式のものに限
定されず、インクジェット方式等、各種方式のものに適
用可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コストアップや大型化を招くことなく、シートの厚さに
応じたカール補正が行えるシート搬送装置及びこれを備
えた画像形成装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の第1の実施の
形態の全体構成を示す断面図である。
【図2】カール補正手段の構成を示す断面図である。
【図3】カール補正手段の詳細な構成を示す外観斜視図
である。
【図4】カール補正手段を普通紙が通過する際の状態を
示す図である。
【図5】カール補正手段を厚紙が通過する際の状態を示
す図である。
【図6】本発明を適用した画像形成装置の第2の実施の
形態の全体構成を示す断面図である。
【図7】カール補正手段において押圧ローラを境に形成
されるエンドレスベルトの上面の角度を説明するための
側面図である。
【図8】カール補正手段において押圧ローラを境に形成
されるエンドレスベルトの上面の角度を説明するための
側面図である。
【図9】両面プリント機能が備えられた従来の画像形成
装置を示す全体断面図である。
【図10】転写不良が起きる場合について説明する図で
ある。
【図11】カール補正手段の構成を説明する図である。
【図12】シートがカールした状態を示す図である。
【符号の説明】
P シート 1 画像形成装置本体 2 画像形成部(画像形成手段) 2a 感光ドラム 2b レーザスキャナ 2c 反射ミラー 2d 現像器 2e 転写帯電器 3 定着部 4 両面搬送路(シート再給送路) 5 転写部 6 シート排出路 7 シート反転搬送路 8,9 搬送路切換レバー 10,10A カール補正手段 11 ベルト従動軸 11b,12b,13b 軸受(ベアリング) 11a,12a ベルト搬送コロ 12 ベルト駆動軸 13 押圧ローラ 14 エンドレスベルト 15 フレーム 16 押圧ローラ保持体 17 コイルバネ(弾性部材、加圧手段) 20 シートカセット(シート収容部) 21 シート搬送路 22(22a〜22h) 搬送ローラ対 23 ピックアップローラ 24 レジストローラ対 25 排出ローラ対 26 ベルト搬送部 27,28 駆動ギア 30 上流搬送路 31 下流搬送路 30a,31a 上側ガイド部材 30b,31b 下側ガイド部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送するためのエンドレスベル
    トと、前記エンドレスベルトを回転可能に架張する少な
    くとも2本の架張軸と、架張された前記エンドレスベル
    トについて外側から押圧する回転可能な押圧ローラと、
    を有し、前記エンドレスベルトと前記押圧ローラとによ
    りシートを挟みながら搬送するシート搬送装置におい
    て、 前記押圧ローラを、前記エンドレスベルトに対する押圧
    方向と押圧解除方向とに移動可能に加圧する加圧手段が
    備えられたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧手段は、前記押圧ローラの回転
    軸を加圧する弾性部材であることを特徴とする請求項1
    記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は、前記押圧ローラの回転
    軸の両端のそれぞれに備えられたことを特徴とする請求
    項2記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記エンドレスベルトは、押圧ローラを
    境に形成されるシート搬送面における上流側と下流側と
    で成す角度αが、 2π/6(rad)≦α≦5π/6(rad)の範囲に
    あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記
    載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧ローラは、上流側の搬送路と下
    流側の搬送路を結ぶ交点近傍に配置されていることを特
    徴とする請求項4記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記押圧ローラと前記エンドレスベルト
    と前記架張軸とで成す角度βと前記角度αは同一方向の
    角度であり、前記角度βと前記角度αとの関係が、 β=α±π/6 の条件式を満たすことを特徴とする請求項4又は5記載
    のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1に記載のシ
    ート搬送装置と、 前記シート搬送装置によって搬送されたシートに画像を
    形成する画像形成手段とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 シートを積載収容可能なシート収容部
    と、前記シート収容部から前記画像形成手段まで形成さ
    れたシート搬送路と、前記画像形成手段で画像形成され
    たシートを再び画像形成手段に供給するためのシート再
    給送路と、を備え、 前記シート搬送装置は、前記シート再給送路に配置され
    たことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記シート再給送路は、下流側の端部が
    前記シート搬送路に接続されたことを特徴とする請求項
    8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記シート再給送路には、前記画像形
    成手段で画像形成されたシートの進行方向を反転させる
    シート反転手段が備えられたことを特徴とする請求項8
    又は9記載の画像形成装置。
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