JP4884913B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、単葉のシート状の記録媒体へ記録する電子写真方式、静電記録方式、イオノグラフィー、磁気記録方式等の画像形成方式を採用した複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に、感光体ドラム等の像担持体または中間転写体上の可視像を記録媒体上に転写する転写部材を用いた画像形成装置において、記録媒体が像担持体または中間転写体と転写部材との圧接部に突入する際に発生する像担持体や中間転写体の速度変動を抑制するようにした画像形成装置に関するものである。
感光体ドラム等の像担持体または中間転写体上の可視像を記録媒体上に転写する転写部材を用いた転写装置及び画像形成装置において、記録媒体が像担持体と転写部材との圧接部に突入する際に、像担持体や中間転写体に衝撃が発生し、結果的に像担持体や中間転写体の速度変動が発生する。
このような速度変動は、転写画像の劣化を招くことがあり、画像品質を確保するためには速度変動を極力抑えなければならない。
そこで、従来の画像形成装置としては、像担持体または中間転写体の速度変動を抑制するため、転写部材を揺動可能に支持し、記録媒体が像担持体または中間転写体と転写部材との圧接部へ進行する過程において発生する外力に応じて転写部材を揺動させる可動手段を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この提案による装置では、像担持体または中間転写体と転写部材との圧接方向に対する揺動方向が常に一定となるように、転写部材の揺動方向を位置決めする位置決め手段を備えるように構成されている。
また、その他の従来の画像形成装置としては、単位時間当たりのプリント枚数を多くするため、記録媒体を搬送するための搬送路に、搬送ローラと、通常の搬送速度で搬送される記録媒体をその搬送速度よりも速い速度に加速して搬送ローラに向けて搬送する加速ローラを設けたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、その他の従来の画像形成装置としては、記録媒体にかかる負荷により搬送速度が変動して先端タイミングのずれが発生することを防止するため、記録媒体の先端が転写位置に到達する前の区間の一部において通常の搬送速度よりも高い高速搬送を行い、記録媒体の先端が転写位置に到達した後の、転写工程が実行される期間では通常の搬送速度に等しくなるように搬送速度の制御を行うものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−265127号公報 特開平05−294496号公報 特開2002−347990号公報
しかしながら特許文献1に記載されたものは、記録媒体が像担持体または中間転写体と転写部材との圧接部に突入した際に発生する外力に応じて転写部材が揺動することによって、像担持体または中間転写体の回転負荷が抑制され速度変動が減少することが予想されるが、転写部材が揺動することによって、転写効率が悪化することが予想され、画像劣化の原因となる。
また、特許文献2に記載されたものは、記録媒体の搬送速度が通常の搬送速度より速くなっているのが搬送ローラまでであるため、記録媒体が像担持体または中間転写体と転写部材との圧接部に突入する際に、像担持体や中間転写体に衝撃が発生し、結果的に像担持体や中間転写体の速度変動が発生し、画像劣化の原因となる。
さらに、特許文献3に記載されたものは、記録媒体が転写位置に到達したときには、通常の搬送速度に戻っているため、記録媒体が像担持体または中間転写体と転写部材との圧接部に突入する際に、像担持体や中間転写体に衝撃が発生し、結果的に像担持体や中間転写体の速度変動が発生し、画像劣化の原因となる。
本発明は、従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、記録媒体が像担持体または中間転写体と転写部材との圧接部に突入する際に像担持体や中間転写体の速度変動が発生することを防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、トナー画像を担持する像担持体または中間転写体と、前記像担持体または前記中間転写体に圧接させた圧接部において前記トナー画像を記録媒体に転写する転写部材と、記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、前記圧接部と前記記録媒体搬送部との間に設けられ、前記記録媒体搬送部によって搬送される前記記録媒体を前記圧接部に向けて搬送する記録媒体加速部と、を備え、前記記録媒体搬送部は、前記圧接部よりも搬送方向上流側に設けられ、所定の速度で回転する搬送ローラ対を有し、前記記録媒体加速部は、前記圧接部と前記搬送ローラ対との間に設けられ、前記所定の速度よりも速い速度で回転する加速ローラ対を有し、前記記録媒体搬送部によって搬送された記録媒体が前記圧接部に到達する直前まで、前記加速ローラ対を前記記録媒体に接さない位置に退避させ、前記記録媒体が前記圧接部に到達する直前に、前記加速ローラ対を前記記録媒体に接する位置に配置するとともに、前記搬送ローラ対を前記記録媒体と接さない位置に退避させ、前記記録媒体が前記圧接部に到達した後、前記加速ローラ対を前記記録媒体に接さない位置に退避させるとともに、前記搬送ローラ対を前記記録媒体と接する位置に配置する構成を有している。
この構成により、記録媒体が像担持体または中間転写体と転写部材との圧接部に突入するときに、記録媒体の搬送速度を加速するため、記録媒体が圧接部に突入する際に像担持体や中間転写体の速度変動が発生することを防止できる。さらに、記録媒体搬送部と記録媒体加速部とが別体に設けられているため、記録媒体搬送部だけで速度制御する場合よりも、像担持体または中間転写体の速度変動が発生することを防ぐ際に、安定した記録媒体の搬送を行うことができる。
また、回転速度の異なる搬送ローラ対と加速ローラ対とを記録媒体に接する位置に配置、または接しない位置に退避させることにより記録媒体の速度制御を行うため、圧接部に突入したときの記録媒体の搬送速度を記録媒体搬送部による搬送速度に戻す動作を素早く行うことができる。そのため、記録媒体に転写される画像がずれたり、乱れたりすることを防止することができる。
また、本発明の画像形成装置は、記録媒体の厚さを検知する記録媒体厚さ検知手段と、前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに応じて前記記録媒体加速部による加速度を調整する加速度調整手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、記録媒体の厚さに応じて記録媒体加速部による加速度を調整するため、記録媒体の厚さに応じた最適な搬送速度で記録媒体を圧接部に突入させることができる。
また、本発明の画像形成装置は、記録媒体の厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報を記憶する記憶部を備えた構成を有している。
この構成により、記録媒体の厚さに応じた記録媒体搬送部による搬送速度と記録媒体加速部による加速度の情報が予め記憶されているため、記録媒体搬送部による搬送速度と記録媒体加速部による加速度を決定する処理を高速化することができる。
また、本発明の画像形成装置は、記録媒体の厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報を記憶する記憶部を備え、前記記録媒体搬送部および前記記録媒体加速部は、前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報が前記記憶部に記憶されていない場合には、前記記憶部に記憶されている前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報のうち、前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに最も近い値に応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度を用いる構成を有している。
この構成により、対象となる記録媒体全ての厚さに応じた搬送速度および加速度を記憶しておく必要がないため、メモリを節約することができる。
さらに、本発明の画像形成装置は、記録媒体の厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報を記憶する記憶部を備え、前記記録媒体搬送部および前記記録媒体加速部は、前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報が前記記憶部に記憶されていない場合には、前記記憶部に記憶されている前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報のうち、前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに最も近い2つの値に応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度のそれぞれの内分点から求められる前記記録媒体搬送部の搬送速度と前記記録媒体加速部の加速度を用いる構成を有している。
この構成により、対象となる記録媒体全ての厚さに応じた搬送速度および加速度を記憶しておく必要がないため、メモリを節約することができる。
以上のように本発明は、記録媒体が像担持体または中間転写体と転写部材との圧接部に突入する際に像担持体や中間転写体の速度変動が発生することを防止できるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。なお、本実施の形態では、画像形成装置としてカラー印刷を行う複写機に適用している。なお、画像形成装置としては、複写機以外に、プリンタ装置、ファクシミリ装置、複写機能とファクシミリ通信機能等を備えた複合機等に適用しても良い。
まず、構成を説明する。図1に示すように、複写機は、複写機本体100、給紙部200、複写機本体100上に取り付けられるスキャナ300、スキャナ300上に取り付けられる原稿自動搬送装置(以下、ADFという)、複写機内の各装置の動作を制御する図示しない制御回路等を備えている。
複写機本体100の中央には、無端ベルト状の中間転写体4が設けられている。中間転写体4は、例えば、伸びの少ないフッ素系樹脂や伸びの大きなゴム材料に帆布などの伸びにくい材料で構成された基層でベース層を作り、その上に弾性層を設ける。弾性層は、例えば、フッ素系ゴムやアクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムなどで作る。そして、弾性層の表面は、例えば、フッ素系樹脂をコーティングして平滑性のよいコート層で被われている。また、中間転写体4は、駆動ローラ5、従動ローラ6、テンションローラ7、対向ローラ1に掛け回して図中時計回りに回転搬送可能となっている。
また、従動ローラ6の左側には、画像転写後に中間転写体4上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17が設けられている。
また、駆動ローラ5と従動ローラ6との間に張り渡した中間転写体4上には、その搬送方向に沿って、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4つの画像形成手段18を横に並べて配置されたタンデム画像形成部20が設けられている。そのタンデム画像形成部20の上には、露光装置21が設けられている。
一方、中間転写体4を挟んでタンデム画像形成部20と反対側には、2次転写装置22が設けられている。2次転写装置22は、2つの転写ローラ2間に、無端ベルト状の2次転写ベルト24を掛け渡して構成されており、中間転写体4を介して対向ローラ1に押し当てて配置され、中間転写体4上の画像を記録媒体に転写するようになっている。
また、2次転写装置22の左側には、記録媒体上の転写画像を定着する定着装置25が設けられている。定着装置25は、無端ベルト状の定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成されている。2次転写装置22は、画像転写後の記録媒体を定着装置25へと搬送する記録媒体搬送機能も備えている。もちろん、2次転写装置22として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよいが、そのような場合には、記録媒体搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
また、2次転写装置22および定着装置25の下側には、上述したタンデム画像形成部20と平行に、記録媒体の両面に画像を記録すべく記録媒体を反転する記録媒体反転部28が設けられている。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の中間転写部を示す断面図である。図2に示すように、中間転写体4は、駆動ローラ5、従動ローラ6、テンションローラ7、対向ローラ1によって張架されている。また、中間転写体4は、図示しない駆動モータによって駆動ローラ5が駆動され、図中矢印の方向に周回移動するようになっている。一方、給紙部200から記録紙3が給紙され、この記録紙3は、搬送駆動ローラ49aと搬送加圧ローラ49bとで構成される搬送ローラ対49で一旦待機する。なお、給紙部200と搬送ローラ対49との間には、記録紙3の厚さを検知する記録媒体厚さ検知センサ8が設けられている。
そして、中間転写体4に画像が転写されると、搬送駆動ローラ49aが記録媒体搬送用駆動モータ9によって駆動され、中間転写体4に担持されているトナー像先端と同期を取って、記録紙3が対向ローラ1と転写ローラ2の圧接部に搬送され、圧縮バネ10による加圧力と図示しない転写バイアスによって、中間転写体4に担持されているトナー像が記録紙3に転写される。
また、搬送ローラ対49と上記圧接部との間には、記録紙3の搬送速度を加速する記録媒体加速部101が設けられている。記録媒体加速部101は、記録媒体加速ローラ対102と、圧縮バネ103とを備えている。なお、記録媒体加速ローラ対102は、記録媒体加速駆動ローラ102aと、記録紙3の搬送速度の加速を補助するための記録媒体加速加圧ローラ102bとから構成されている。
また、圧縮バネ103は、記録媒体加速加圧ローラ102bに記録紙3を加圧させるようになっている。また、記録媒体加速駆動ローラ102aを駆動する記録媒体加速用駆動モータ104は、記録紙3の搬送速度を加速するために、搬送駆動ローラ49aの周速よりも速い一定周速で記録媒体加速駆動ローラ102aを回転させる。
また、記録媒体加速ローラ対102は、記録媒体加速駆動ローラ102aと記録媒体加速加圧ローラ102bとが接離するようになっている。図3は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の記録媒体加速ローラ対102の上面図であり、図4は、図3に示す矢印A側から見た記録媒体加速ローラ対102の側面図である。なお、搬送ローラ対49も同様に搬送駆動ローラ49aと搬送加圧ローラ49bとが接離するようになっているが、記録媒体加速ローラ対102の接離に関する機構と同じであるため、ここでは、記録媒体加速ローラ対102の接離に関する機構について説明する。
図3および4に示すように、記録媒体加速駆動ローラ102aと記録媒体加速加圧ローラ102bのローラ軸201、202は、それぞれ図示しないベアリング等で支持されており、このベアリングは可動部材203、204に取り付けられている。可動部材203、204は、それぞれ圧縮バネ205、206によって圧力がかけられている。
筐体207には、可動部材203、204の可動方向を上下方向に規制するための穴208、209が空けられている。また、可動部材203、204には、それぞれ可動アクチュエータ210、211が取り付けられている。可動アクチュエータ210、211は、それぞれ記録媒体加速用電磁力発生装置212、213の電磁力のON/OFFにより上下する。例えば、記録媒体加速用電磁力発生装置212、213の電磁力がOFFの場合には力が働かず、ONの場合には記録媒体加速用電磁力発生装置212、213に引き付けられる。この電磁力と圧縮バネ205、206の力により、記録媒体加速駆動ローラ102aと記録媒体加速加圧ローラ102bとは接離する。
なお、図4(a)に示すように、記録媒体加速用電磁力発生装置212、213の電磁力がOFFの場合には、圧縮バネ205、206の作用で可動アクチュエータ210、211が押されて、記録媒体加速駆動ローラ102aと記録媒体加速加圧ローラ102bとが接触する。一方、図4(b)に示すように、記録媒体加速用電磁力発生装置212、213の電磁力がONの場合には、電磁力が圧縮バネ205、206による付勢力を上回り、可動アクチュエータ210、211が記録媒体加速用電磁力発生装置212、213に引き付けられ、記録媒体加速駆動ローラ102aと記録媒体加速加圧ローラ102bとが離れる。
また、図3に示すように、記録媒体加速用駆動モータ104の動力が、ギヤ214、215を介して記録媒体加速駆動ローラ102aに伝達される。また、ここでは、図3に示す矢印A側から見た記録媒体加速ローラ対102について説明したが、矢印Aと反対側から見た記録媒体加速ローラ対102についても同じであるためその説明を省略する。
次に、複写機内の各装置の動作を制御する制御回路について説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御回路を示すブロック図である。
図5に示すように、制御回路は、マイクロプロセッサ301、メモリ302、記録媒体搬送用駆動モータドライバ303、記録媒体加速用駆動モータドライバ304等を備えている。マイクロプロセッサ301には、記録媒体厚さ検知センサ8、記録媒体加速用電磁力発生装置212、213、および記録媒体搬送用電磁力発生装置305、306が接続されている。なお、記録媒体搬送用電磁力発生装置305、306はそれぞれ、搬送駆動ローラ49aと搬送加圧ローラ49bに対応しており、電磁力のON/OFFにより、搬送駆動ローラ49aと搬送加圧ローラ49bとを接離させるようになっている。
また、記録媒体搬送用駆動モータドライバ303には、記録媒体搬送用駆動モータ9が接続されており、記録媒体加速用駆動モータドライバ304には、記録媒体加速用駆動モータ104が接続されている。
記録媒体厚さ検知センサ8で検知された記録紙3の厚さは、マイクロプロセッサ301に送られる。そして、マイクロプロセッサ301は、記録媒体搬送用駆動モータドライバ303を制御することにより、記録紙3の厚さに応じた搬送速度で搬送されるよう記録媒体搬送用モータ9を駆動させる。また、マイクロプロセッサ301は、記録媒体加速用駆動モータドライバ304を制御することにより、記録紙3の厚さに応じた搬送速度よりも速い速度で搬送されるよう記録媒体加速用駆動モータ104を駆動させる。
なお、メモリ302には、記録媒体の厚さに応じた搬送ローラ対49による搬送速度(以下、「記録媒体搬送速度」という)と記録媒体加速ローラ対102による加速度(以下、「記録媒体加速度」という)の情報が記録されている。図6に、メモリ302に記録されている内容の一例を示す。ここで、対象となる記録媒体は非常に多く、全ての記録媒体の厚さに応じた記録媒体搬送速度と記録媒体加速度の情報をメモリ302に記録するためには、多くのメモリが必要となってくる。
そこで、記録媒体厚さ検知センサ8で検知された記録紙3の厚さに応じた記録媒体搬送速度と記録媒体加速度の情報がメモリ302に記憶されていない場合には、メモリ302に記憶されている記録媒体搬送速度と記録媒体加速度の情報のうち、記録媒体厚さ検知センサ8で検知された記録紙3の厚さに最も近い値に応じた記録媒体搬送速度と記録媒体加速度の情報を用いる方法や、最も近い2つの値に応じた記録媒体搬送速度と記録媒体加速度のそれぞれの内分点から求められる記録媒体搬送速度と記録媒体加速度を用いる方法が考えられる。また、ここでは、記録媒体厚さ検知センサ8により記録紙3の厚さを事前に検知するようにしているが、ユーザが事前に記録紙3の厚さを入力する場合には、記録媒体厚さ検知センサ8は不要であり、ユーザにより入力された値を用いればよい。
次に、複写機を用いてコピーをとるときの動作について説明する。まず、ADF400の原稿台30上に原稿をセットする。または、ADF400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、ADF400を閉じることにより原稿を押さえる。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、ADF400に原稿をセットした場合には、その原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動した後、一方、コンタクトガラス32上に原稿をセットした場合には直ちに、スキャナ300を駆動し、第1走行体33および第2走行体34を走行させる。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をミラーでさらに反射させて第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射させて結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入れることにより原稿内容を読取る。
また、不図示のスタートスイッチを押すと、不図示の駆動モータが駆動ローラ5を回転駆動して従動ローラ6、テンションローラ7、および対向ローラ1を従動回転させることにより中間転写体4を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段18でその感光体40を回転させて各感光体40上にそれぞれ、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写体4を搬送させながら、それらの単色画像を順次転写して中間転写体4上に合成カラー画像を形成する。
一方、不図示のスタートスイッチを押すと、給紙部200内に設けられた複数の給紙ローラ42のうち1つの給紙ローラ42を選択回転させ、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44のうち1つの給紙カセット44から記録紙3を繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内に設けられた給紙路48に導き、搬送ローラ対49に突き当てて止める。
または、給紙ローラ50を回転させて手差しトレイ51上の記録紙3を繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して給紙路53に入れ、上述した場合と同様に搬送ローラ対49に突き当てて止める。なお、記録紙3が搬送ローラ対49に突き当てられる前に、記録紙3の厚さが記録媒体厚さ検知センサ8によって検知される。
ここで、記録紙3を搬送ローラ対49に突き当ててから対向ローラ1と転写ローラ2との圧接部で転写されるまでの動作を詳細に説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の対向ローラ1と転写ローラ2の圧接部に記録紙が突入した際の搬送ローラ対49および記録媒体加速ローラ対102の動作を説明するための中間転写部を示す断面図である。図7(a)に示すように、記録紙3が搬送ローラ対49に到達した際、記録媒体加速用電磁力発生装置212、213の電磁力をONとすることにより、記録媒体加速ローラ対102は、記録紙3に接さない位置に退避されている。この状態は、記録紙3が上記圧接部に到達する直前まで維持されている。そのため、記録紙3は安定した状態で対向ローラ1と転写ローラ2との圧接部に送られることになる。
次に、図7(b)に示すように、記録紙3が上記圧接部に到達する直前に、記録媒体加速用電磁力発生装置212、213の電磁力をOFFとすることにより、記録媒体加速ローラ対102は、記録紙3に接する位置に配置される。このとき同時に、記録媒体搬送用電磁力発生装置305、306の電磁力をONとすることにより、搬送ローラ対49は、記録紙3と接さない位置に退避される。この状態は、記録紙3が上記圧接部に到着した直後まで維持されている。記録媒体加速駆動ローラ102aは、前述のように、搬送駆動ローラ49aによる通常の搬送速度よりも速い速度で駆動されているので、記録紙3を加速することにより、記録紙3が上記圧接部に突入した際の速度変動を和らげる働きをする。
ここで、転写紙3が上記圧接部に突入する際に、加速された状態で記録紙3を上記圧接部に突入させることで、中間転写体4の速度変動が発生することを防ぐことが可能なことを説明する。図8は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の対向ローラ1と転写ローラ2との圧接部に記録紙が突入した際の力学的な力の関係を示した図である。
図8において、符号aは力のベクトル、Fは搬送力、Nは垂直抗力、Pは加圧力、Rは摩擦力、ΔTは負荷トルク、θは角度をそれぞれ示す。なお、便宜上図8における左右方向を水平方向と呼び、上下方向を鉛直方向と呼ぶことにする。
各ベクトルの名称、および符号を以下に示す。
a4:対向ローラ負荷トルクΔT
a5:対向ローラ1が記録紙3 から受ける垂直抗力N1
a6:対向ローラ1が記録紙3 から受ける摩擦力 R1
a7:対向ローラ1が転写ローラ2から受ける垂直抗力N3
a8:対向ローラ1が転写ローラ2から受ける摩擦力 R3
a9:加圧力P
a10:転写ローラ2を水平方向固定にするための力
a11:転写ローラ2が対向ローラ1から受ける垂直抗力N3
a12:転写ローラ2が対向ローラ1から受ける摩擦力 R3
a13:転写ローラ2が記録紙3 から受ける垂直抗力N2
a14:転写ローラ2が記録紙3 から受ける摩擦力 R2
a15:記録紙3 が転写ローラ2から受ける垂直抗力N2
a16:記録紙3 が転写ローラ2から受ける摩擦力 R2
a17:記録紙3 が対向ローラ1から受ける垂直抗力N1
a18:記録紙3 が対向ローラ1から受ける摩擦力 R1
a19:搬送力F
なお、本来は対向ローラ1と転写ローラ2との間に中間転写体4が存在するが、中間転写体4は対向ローラ1に固着して滑らないものとして、対向ローラ1と一体で動くものとして考えるため、対向ローラ1と転写ローラ2との圧接部と記録紙3の関係として記述する。対向ローラ1は水平方向、鉛直方向共に固定されており、回転方向にのみ動くことができる。転写ローラ2は水平方向が固定されており、鉛直方向、回転方向に動くことができる。記録紙3は回転方向の動きは考えないものとして、水平、鉛直方向に動くことができる。
図8において、力のつりあいを考えると、式(1)〜式(5)のようになる。
・対向ローラ1の回転方向つりあい
ΔT=r1×(R1+R3) ・・・(1)
・転写ローラ2の回転方向つりあい
r2×R3=r2×R2 ・・・(2)
・記録紙3の水平方向つりあい
N1×sinθ1+N2×sinθ2=R1×cosθ1+R2×cosθ2+F
・・・(3)
・記録紙3の鉛直方向つりあい
N1×cosθ1+R1×sinθ1=N2×cosθ2+R2×sinθ2
・・・(4)
・転写ローラ2の鉛直方向つりあい
P=N2×cosθ2+R2×sinθ2+N3 ・・・(5)
ここで、転写ローラ2が押し下げられて記録紙3が進行方向に進むために必要なトルクΔTを求める。そのとき対向ローラ1と転写ローラ2が離れるので、
N3=0、R3=0 ・・・(6)
式(1)〜式(6)より
ΔT=P×r1×sin(θ1+θ2)/cosθ2−F×r1×cosθ1
・・・(7)
転写ローラ2を押し下げて記録紙3が搬送方向へ進むために必要なトルクΔTが、負荷変動となって対向ローラ1の線速変動を引き起こし、それがすなわち中間転写体4の線速変動となる。つまり、対向ローラ1、中間転写体4、中間転写体4を駆動する駆動ローラ5、駆動ローラ5から駆動源までの剛性、粘性を変えることなくΔTを減らすことができれば、中間転写体4の線速変動を減らすことができる。式(7)より、記録紙3の推進力であるFを大きくすれば、ΔTを減らすことができる。式(7)は対向ローラ1、転写ローラ2、記録紙3を剛体とみなした場合であるが、弾性体であったとしても定性的な傾向は変わらない。
記録紙3の推進力Fを大きくするには、記録紙3を搬送する搬送ローラ対49相互の加圧力を大きくし、搬送ローラ対49の弾性体と記録紙3間の摩擦係数を大きくすることが有効である。また、記録紙3は弾性体であるので、搬送ローラ対49で記録紙3に与えられた推進力ができるだけ損なわれずに対向ローラ1と転写ローラ2との圧接部に伝達されるには、できるだけ記録紙3がたわまないようにする必要がある。そのためには、搬送ローラ対49と上記圧接部との間に、記録紙3両面に進行方向に沿って案内板12を設け、その案内板12の間隔をできるだけ狭くすることが有効である。また、搬送ローラ49と上記圧接部間を近接させることも有効である。
なお、図8は、静的な力のつりあいのみを考えた場合であるが、実際の現象は動的であり、対向ローラ1、転写ローラ2、記録紙3は所定の速度で駆動されている。動的に考えれば、記録紙3が上記圧接部に突入する際に、一定の速度ではなく加速された状態で記録紙3が上記圧接部に突入した方が、推進力付加としての効果が増す。
また、記録紙3が上記圧接部に到達した後は、図7(c)に示すように、記録媒体加速用電磁力発生装置212、213の電磁力をONとすることにより、記録媒体加速ローラ対102は、記録紙3に接さない位置に退避され、記録媒体搬送用電磁力発生装置305、306の電磁力をONとすることにより、搬送ローラ対49は、記録紙3に接する位置に配置される。そのため、記録紙3に画像が転写される間は、搬送駆動ローラ49aによる通常の搬送速度で駆動されるために、安定した記録紙搬送、すなわち転写を行うことができる。
なお、上述した搬送ローラ対49および記録媒体加速ローラ対102の接離の動作は、マイクロプロセッサ301が、記録媒体厚さ検知センサ8が検知した時間を基準として、記録媒体厚さ検知センサ8から対向ローラ1と転写ローラ2との圧接部までの距離と、搬送駆動ローラ49aの駆動速度からタイミングを算出し、算出したタイミングで記録媒体加速用電磁力発生装置212、213および記録媒体搬送用電磁力発生装置305、306の電磁力をON/OFFにさせることにより実行される。また、記録媒体厚さ検知センサ8がない場合には、記録媒体の先端または後端を検知する記録媒体検知センサ等を用いることで実現できる。
また、記録媒体加速駆動ローラ102aの駆動速度を、搬送駆動ローラ49aによる通常の搬送速度より速い速度で駆動すれば、記録紙3が対向ローラ1と転写ローラ2との圧接部に突入した際の変動を和らげる効果はあるが、記録媒体加速駆動ローラ102aの駆動速度の最適値は、記録紙3の厚さによって変わってくる。したがって、上述したように、記録媒体厚さ検知センサ8等により記録紙3の厚さを事前に検知し、搬送駆動ローラ49aによる通常の搬送速度に係数を掛ける形で、厚さに応じて記録媒体加速駆動ローラ102aの加速度を求めることが望ましい。なお、本方式による速度制御は、搬送駆動ローラ49a、記録媒体加速駆動ローラ102aともに一定速度の駆動でよいので、搬送駆動ローラ49aだけで速度を制御する場合よりも、中間転写体4の速度変動が発生することを防ぐ際に、安定した記録紙3の搬送が可能なことは明らかである。
そして、画像転写後の記録紙3は、2次転写装置22で搬送して定着装置25へと送り込まれ、定着装置25で熱と圧力とを加えられて転写画像を定着された後、切換爪55で切り換えて排出ローラ56で排出され、排紙トレイ57上にスタックされる。または、切換爪55で切り換えて記録媒体反転部28に入り、そこで反転して再び転写位置へと導かれ、裏面にも画像を記録された後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出される。
一方、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後に中間転写体4上に残留する残留トナーが除去され、タンデム画像形成部20による再度の画像形成に備える。ここで、搬送ローラ対49は一般的には接地されて使用されることが多いが、記録紙3の紙粉除去のためにバイアスを印加することも可能である。
このように本実施の形態における画像形成装置によれば、記録紙3が中間転写体4と転写ローラ2との圧接部に突入するときに、記録紙3の搬送速度を加速するため、記録紙3が圧接部に突入する際に中間転写体4の速度変動が発生することを防止できる。さらに、搬送ローラ対49と記録媒体加速部101とが別体に設けられているため、搬送ローラ対49だけで速度制御する場合よりも、中間転写体4の速度変動が発生することを防ぐ際に、安定した記録紙3の搬送を行うことができる。
また、回転速度の異なる搬送ローラ対49と記録媒体加速ローラ対102とを記録紙3に接する位置に配置、または接しない位置に退避させることにより記録紙3の速度制御を行うため、圧接部に突入したときの記録紙3の搬送速度を搬送ローラ対49による搬送速度に戻す動作を素早く行うことができる。そのため、記録紙3に転写される画像がずれたり、乱れたりすることを防止することができる。
また、記録紙3の厚さに応じて記録媒体加速部101による加速度を調整するため、記録紙3の厚さに応じた最適な搬送速度で記録紙3を圧接部に突入させることができる。
また、記録紙3の厚さに応じた記録媒体搬送速度と記録媒体加速度の情報が予め記憶されているため、記録媒体搬送速度と記録媒体加速度を決定する処理を高速化することができる。
さらに、対象となる記録媒体全ての厚さに応じた記録媒体搬送速度と記録媒体加速度の情報を記録しておく必要がないため、メモリを節約することができる。
なお、本実施の形態においては、記録紙3が中間転写体4と転写ローラ2との圧接部に突入するときに、記録紙3の搬送速度を加速するようにしているが、感光体ドラム等の像担持体から直接記録紙3に転写する方式の場合には、記録紙3が像担持体と転写ローラ2との圧接部に突入するときに、記録紙3の搬送速度を加速するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の中間転写部を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の記録媒体加速ローラ対の上面図である。 図3に示す矢印A側から見た記録媒体加速ローラ対の側面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御回路を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置のメモリに記録されている内容を示すテーブルである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の対向ローラと転写ローラとの圧接部に記録紙が突入した際の搬送ローラ対および記録媒体加速ローラ対の動作を説明するための中間転写部を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の対向ローラと転写ローラとの圧接部に記録紙が突入した際の力学的な力の関係を示した断面図である。
符号の説明
1 対向ローラ
2 転写ローラ
3 記録紙
4 中間転写体
5 駆動ローラ
6 従動ローラ
7 テンションローラ
8 記録媒体厚さ検知センサ
9 記録媒体搬送用駆動モータ
10、11 圧縮バネ
12 案内板
49 搬送ローラ対
49a 搬送駆動ローラ
49b 搬送加圧ローラ
101 記録媒体加速部
102 記録媒体加速ローラ対
102a 記録媒体加速駆動ローラ
102b 記録媒体加速加圧ローラ
103 圧縮バネ
104 記録媒体加速用駆動モータ

Claims (5)

  1. トナー画像を担持する像担持体または中間転写体と、
    前記像担持体または前記中間転写体に圧接させた圧接部において前記トナー画像を記録媒体に転写する転写部材と、
    記録媒体を第1の搬送速度で搬送する記録媒体搬送部と、
    前記圧接部と前記記録媒体搬送部との間に設けられ、前記記録媒体搬送部によって搬送される前記記録媒体を前記第1の搬送速度よりも速い第2の搬送速度で前記圧接部に向けて搬送する記録媒体加速部と、を備え、
    前記記録媒体搬送部は、前記圧接部よりも搬送方向上流側に設けられ、所定の速度で回転する搬送ローラ対を有し、
    前記記録媒体加速部は、前記圧接部と前記搬送ローラ対との間に設けられ、前記所定の速度よりも速い速度で回転する加速ローラ対を有し、
    前記記録媒体搬送部によって搬送された記録媒体が前記圧接部に到達する直前まで、前記加速ローラ対を前記記録媒体に接さない位置に退避させ、
    前記記録媒体が前記圧接部に到達する直前に、前記加速ローラ対を前記記録媒体に接する位置に配置するとともに、前記搬送ローラ対を前記記録媒体と接さない位置に退避させ、
    前記記録媒体が前記圧接部に到達した後、前記加速ローラ対を前記記録媒体に接さない位置に退避させるとともに、前記搬送ローラ対を前記記録媒体と接する位置に配置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録媒体の厚さを検知する記録媒体厚さ検知手段と、
    前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに応じて前記記録媒体加速部による加速度を調整する加速度調整手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録媒体の厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報を記憶する記憶部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 記録媒体の厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報を記憶する記憶部を備え、
    前記記録媒体搬送部および前記記録媒体加速部は、前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報が前記記憶部に記憶されていない場合には、前記記憶部に記憶されている前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報のうち、前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに最も近い値に応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度を用いることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 記録媒体の厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報を記憶する記憶部を備え、
    前記記録媒体搬送部および前記記録媒体加速部は、前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報が前記記憶部に記憶されていない場合には、前記記憶部に記憶されている前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度の情報のうち、前記記録媒体厚さ検知手段によって検知された厚さに最も近い2つの値に応じた前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度のそれぞれの内分点における前記記録媒体搬送部による搬送速度と前記記録媒体加速部による加速度を用いることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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