JP3879379B2 - カール補正装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙に発生するカール(湾曲変形)を補正するためのカール補正装置に係り、主に、用紙への画像の定着を行う工程を有する複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に適用することが好適な用紙のカール補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真技術を用いた画像形成装置では、一般に、感光体等の像担持体に画像情報に応じて形成される静電潜像を現像剤により現像し、その現像により得られたトナー像を用紙に直接又は中間転写体を介して転写した後、その用紙を定着用加熱ロールと加圧ロール又はベルトとの間(圧接部)を通してトナー像を用紙に定着させることにより画像形成が行われるが、その定着後の用紙が表面側又は裏面側に反るように湾曲変形する現象、いわゆるカールが発生する。このため、従来の画像形成装置のなかには、そのようなカールが原因となって発生する紙詰まり、排紙部での収容上のかさばりや乱れ、両面画像形成時の画質低下等の不具合を回避する目的で、その定着時に発生する用紙のカールを補正するためのカール補正装置を使用する場合がある。
【0003】
この種のカール補正装置としては、例えば、回転駆動する弾性ロール(ロール軸に弾性体層を形成した構造のロール)とこの弾性ロール(の弾性体層)を押圧して湾曲形状のニップ部を形成しながら従動回転する押圧ロールとからなるロールニップ機構を採用したものや、2以上のベルト支持ロールに掛け回されて駆動回転するベルトとこのベルトの支持ロール間となる部分を押圧して湾曲形状のニップ部を形成しながら従動回転する押圧ロールとからなるベルトニップ機構を採用したものが主に知られている。このようなカール補正装置はそのいずれの方式のものも、前記定着工程後の用紙を弾性ロール又はベルトと押圧ロールとの間の湾曲したニップ部を一時的に通過搬送させ、その用紙をカールした方向とは反対側の方向に一時的に押圧ロール面に沿う湾曲形状に変形保持して通過搬送させることにより、カールのない状態に補正(矯正)するようになっている。
【0004】
また、このようなカール補正装置は、定着後に発生するカールが用紙の種類やその用紙に形成する画像の密度又は濃度や使用環境湿度等の違いにより異なる結果(カール状態)となるため、そのカール補正装置により補正するカール補正量を用紙の種類や画像密度等の所定のパラメータに応じて調整するようにしている(特開平6−115791号公報など)。すなわち、前述したようなカール補正装置においては、一般に、弾性ロールやベルトに押し付ける押圧ロールを変位可能に設け、その押圧ロールの押し付け位置を変えてその押圧量を変えることによりカール補正量を調整できるように構成し、カール補正の対象となる用紙の種類、画像濃度、湿度等の検知情報に応じてカール補正量を適宜変更するように制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなカール補正装置にあっては、その押圧ロールの押し付け位置を変えてそのカール補正量を変えるようにしている関係上、次のような課題がある。
【0006】
まず、図10は、前記したようなベルトニップ機構を採用するカール補正装置の要部を示すものである。図中において符号110はベルトニップ機構、120はベルトニップ機構110を構成するベルト、130はベルトニップ機構110を構成する矢印方向に変位可能に設置される押圧ロール、140はベルト120を支持して従動回転するベルト支持ロール、150はベルト120を支持して矢印方向に駆動回転するベルト駆動ロール、160、170はベルトニップ機構110の前後に配設される用紙搬送ロール対である。
【0007】
そして、このようなカール補正装置においては、カール補正対象の用紙Pが用紙搬送ロール対160、170によりベルトニップ機構110のニップ部Nを通過するように搬送され、これにより用紙Pがニップ部Nで一時的に湾曲形状に変形保持されるように通過する結果、カールが補正されるようになっているが、その押圧ロール130が前述したようにその押し付け量を変えてカール補正量を調整する場合には、その押圧ロールの押し付け位置によって(ベルト120の回転速度は変動しないものの)ニップ部Nを通過して搬送される用紙Pの実際の搬送速度Spが変動し、これによりニップ部Nにおける用紙搬送速度Spとその前後の用紙搬送ロール対160、170における用紙搬送速度SA,SBとの間に速度差が発生するため、用紙Pがベルトニップ機構110内において紙詰まりを起こしたり、あるいは、ニップ部Nや用紙搬送ロール対170に強引に引っ張られる等の挙動によりダメージを受けるという不具合があった。
【0008】
つまり、正常時には、ベルトニップ機構110のニップ部Nにおける用紙搬送速度Spと用紙搬送ロール対160、170による各用紙搬送速度SA,SBとは同じであるが、押圧ロール130の押し付け位置の違いにより、例えばその押し付け量が多いと、ニップ部Nにおける用紙搬送速度Spが用紙搬送ロール対160、170による各用紙搬送速度SA,SBよりも速くなり(異常1)、反対にその押し付け量が少ないと、ニップ部Nにおける用紙搬送速度Spよりも用紙搬送ロール対160、170による各用紙搬送速度SA,SBが遅くなる傾向にある(異常2)。
【0009】
また、このようなベルトニップ機構110のニップ部Nにおける用紙搬送速度Spの変動は、カール補正対象となる用紙Pの条件(厚さ、紙種、サイズなど)や、用紙Pに形成される画像の濃度によっても同様に発生する場合があり、この結果、前記したような速度差に起因した紙詰まり、用紙ダメージ等の不具合が発生することがある。このような用紙搬送速度Spの変動は、図11に例示するように、用紙Pのベルトニップ機構110のニップ部Nへの突入時やそのニップ部Nの通過時において、その用紙Pの種類や画像濃度の違いが用紙の挙動やニップ部Nの用紙搬送力(作用)に何らかの影響を与えるために発生しているものと推測される。
【0010】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、詳しくは、カール補正量の調整のためにベルトニップ機構やロールニップ機構のようなニップ機構における押圧ロールの押し付け位置の条件をはじめ、用紙の種類や画像濃度のような用紙に関連する条件が異なった場合であっても、ニップ機構のニップ部における用紙搬送速度とそのニップ部を通過させるように用紙を搬送する用紙搬送手段による用紙搬送速度との差が発生して、紙詰まりや用紙へのダメージ負荷が誘発されることのないカール補正装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成し得る本発明のカール補正装置は、回転駆動する弾性ロール又はベルトからなる弾性回転体とこの弾性回転体に変位可能に押し付けて湾曲形状のニップ部を形成する押圧ロールとからなる湾曲ニップ機構と、この湾曲ニップ機構の前後位置に配設されて用紙を保持して搬送する用紙搬送回転体とを備え、カール補正対象の用紙を前記用紙搬送回転体により前記湾曲ニップ機構のニップ部を通過させるように搬送して用紙のカールを補正するカール補正装置において、前記湾曲ニップ機構の弾性回転体の回転速度を、前記押圧ロールの押付け方向に変位する位置(以下、単に「押付け位置」と称す)の条件及び用紙に関連する条件に応じて調整する制御手段を設け、かつ、この制御手段は、前記ニップ部における用紙の搬送速度が速まると予測する場合には当該弾性回転体の回転を減速し、その用紙搬送速度が遅くなると予測する場合には当該弾性回転体の回転を増速し、また、その用紙の搬送速度が変動しないと予測する場合には当該弾性回転体の回転を定速(平常の速度)とする補正をすることを特徴とするものである。
【0012】
ここで、上記用紙に関連する条件とは、湾曲ニップ機構のニップ部において実際に用紙が搬送される速度(用紙搬送速度)に影響する用紙そのものの条件(直接要因)や用紙に間接的に関連する条件(間接要因)であり、具体的には、用紙の厚さ、紙種(特にコート紙、普通紙の種別)又はサイズや、用紙に形成される画像濃度等であるが、特にこれに限定されない。また、上記制御装置による弾性回転体の回転速度の調整に関する制御は、基本的に、前記押圧ロールの押付け位置の条件及び用紙に関連する条件により、ニップ部における用紙搬送速度が速まると予測する場合には当該弾性回転体の回転を減速し、反対にその用紙搬送速度が遅くなると予測する場合には当該弾性回転体の回転を増速し、また、その用紙搬送速度が変動しないと予測する場合には当該弾性回転体の回転を定速(平常の速度)とするように行われる。
【0013】
このカール補正装置によれば、制御手段により湾曲ニップ機構の弾性回転体の回転速度が前記押圧ロールの押付け位置の条件及び用紙に関連する条件に応じて調整されため、その湾曲ニップ機構のニップ部における用紙搬送速度とその湾曲ニップ機構の前後の用紙搬送回転体による用紙搬送速度との速度差が発生しないように制御することができる。
【0014】
また、このようなカール補正装置は、用紙のカール補正を必要とする適用対象物(例えば画像形成装置)と別体の構造体として構成し、その適用対象物に切離し可能に接続(連結)して使用するように構成したり、あるいは、その適用対象物の一部として組み込んで一体化された状態で使用する装置として構成したりする。
【0015】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係るカール補正装置とこの補正装置を適用する画像形成装置を示すものである。図中において符号1はカール補正装置、2は画像形成装置である。
【0016】
はじめに、このカール補正装置1が適用される画像形成装置2は、画像情報に応じてトナー像を形成し、そのトナー像を用紙に転写した後に定着する作像システムを備えた複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置である。
【0017】
本実施の形態における画像形成装置1は、その装置本体20内に、電子写真技術を利用して感光体に帯電工程、像露光工程、現像工程を経てトナー像を形成する像形成部21と、この像形成部21に画像情報(点線)を送る原稿読取装置(スキャナ)又は外部接続機器(パソコンなど)から構成される画像入力部22と、像形成部21に感光体に形成されるトナー像を転写するための用紙Pを収容トレイ23から1枚ずつ給紙する給紙部24と、像形成部21でトナー像が転写された用紙Pを加熱ロール又はベルトと加圧部材と間となるニップ部を通してそのトナー像を用紙に定着させる定着部25とで主に構成されている。図中において、矢付一点鎖線は用紙Pの搬送経路を示し、また、符号26は定着後の用紙Pを装置本体20から排出してカール補正装置1に送り出す排出ロール対、27はその排出ロール対26により装置本体20外に排出される用紙Pの通過を検知する排紙センサ、28は給紙部24の収容トレイ23に付設された用紙Pの種類(厚さ、紙種及びサイズ)を検知する用紙判別センサ又はスイッチを示す。
【0018】
そして、この画像形成装置2では、その像形成部21で形成されたトナー像が転写された用紙Pが定着部25において加熱及び加圧の定着作用をうけて定着されるが、この際、その用紙Pにはカールが発生する。このため、その用紙Pに発生したカールを補正するために、定着後の用紙Pをカール補正装置1に送り込むようになっている。
【0019】
続いて、カール補正装置1は、その装置本体10内に、回転駆動するベルト3とこのベルト3に変位可能に押し付けて湾曲形状のニップ部Nを形成する押圧ロール4とからなる湾曲ニップ機構5と、この湾曲ニップ機構5の前後位置に配設されて用紙Pを保持して搬送する用紙搬送ロール対6、7とを備えたものである。図中の符号11は用紙Pを最終的に排出して収容する排紙トレイである。
【0020】
湾曲ニップ機構5におけるベルト3は、図1や図2に示すように、従動回転するベルト支持ロール31と駆動回転するベルト駆動ロール32に掛け回され、そのベルト駆動ロール32の駆動力により矢印方向に回転駆動するようになっている。
【0021】
また、湾曲ニップ機構5における押圧ロール4は、図2や図3aに示すように、カール量調整用の変位機構41におけるリンク部材42の上部に回転可能に支持されている。また、このリンク部材42は、その下部に取り付けられたカムフォロワー43を介してカム機構としての偏心カム44の回転により矢印方向に変位するようになっている。これにより、押圧ロール4のベルト3への押し付け位置が調整されてベルト3の湾曲度合い(カール補正量に相当する)を任意に調整できるようになっている。また、この押圧ロール4は、用紙Pの紙種(コート紙と普通紙)、坪量及びサイズや、用紙Pに形成する画像濃度や、使用環境における温度湿度に応じて前記変位機構41の偏心カム44が所定の角度だけ回動することにより、図3bに示すように、その押し付け位置が複数のレベル(例えばレベル1〜3)のいずれかに選定されるようになっている。図3bにおいて符号α1〜α3は、各レベルにおけるベルト3の無負荷状態に対する湾曲度合い(カール補正量)を示し、これらはα1<α2<α3の大小関係にある。
【0022】
用紙搬送ロール対6、7は、図2に示すように、湾曲ニップ機構5の用紙搬送経路に対して前後の位置にそれぞれ配設されており、そのいずれも駆動ロール61、71とこの駆動ロールに圧接する従動ロール62、72とで構成されている。また、この用紙搬送ロール対6、7の前後や湾曲ニップ機構5に至る部位には、用紙Pを搬送方向に導く複数のガイド部材12が配設されている。そして、このガイド部材12と用紙搬送ロール対6、7とで用紙搬送路が構成されている。図2中の符号15は画像形成装置2からカール補正装置1に送り込まれる用紙Pの通過を検知する進入側通紙検知センサ、16は湾曲ニップ機構5から排出される用紙Pの通過を検知する排出側通紙検知センサである。
【0023】
そして、このカール補正装置1においては、図2に示すように、湾曲ニップ機構5のベルト3を駆動回転させるベルト駆動ロール32と、用紙搬送ロール対6、7における駆動ロール61、71とが1つの電動モータ51によって駆動されるように構成されている。その電動モータ51の回転駆動力は公知の回転伝達機構(図中の一点鎖線)により各ロール32、61、71に基本的に同じ回転速度でもって伝達されるようになっている。また、本実施の形態では、電動モータ51とベルト駆動ロール32の間の回転伝達機構のみに、電動モータ51の回転駆動力を必要に応じて減速又は増速のように適宜速度調整して伝達するための自動変速機構52が設けられている。このような自動変速機構52としては、例えば、電磁クラッチを利用したものが使用される。すなわち、かかる電磁クラッチを利用した自動変速機構52は、電動モータ51と変速対象となる駆動ロール32の間に配する複数の回転伝達ギアにおいて、同一の軸に減速用、定速用及び増速用の各歯数からなるギアを取り付け、その各ギアを受ける従動用ギアを別の同一軸にそれぞれ対向させて取り付けるとともに当該各従動ギアで受けた回転駆動力を当該軸に伝達するか否かを切り換えるために電磁クラッチをその各従動ギアごとに対応させるように配して構成し、その各電磁クラッチを適宜作動させることにより、電動モータ51からの回転動力を減速、定速及び増速のいずれかの回転速度でもって出力側の駆動ロール32に伝えるようにしたものである。
【0024】
また、このカール補正装置1においては、図2に示すように、マイクロコンピュータ等にて構成される制御装置8により、前述したように用紙Pの紙種、坪量及びサイズや、用紙Pに形成する画像濃度や、使用環境における温度湿度に応じて押圧ロール4の変位機構41におけるカム駆動部40を所定量だけ回動させて湾曲ニップ部5によるカール補正量を自動的に調整できるようになっているとともに、押圧ロール4の押し付け位置や、用紙Pの厚さ、紙種及びサイズや、用紙Pに形成する画像濃度に応じて前記回転駆動系における自動変速機構52を作動させて湾曲ニップ機構5におけるベルト3の回転速度を自動的に調整できるようになっている。また、この制御装置8は、画像形成装置2の制御部から画像形成動作のタイミング等の情報をはじめ、用紙の各情報(用紙判別センサ又はスイッチ28による情報)や排出情報(排紙センサ26による検知情報)等からなる制御情報(C・S)が入力されるとともに、カール補正装置1の進入側通紙検知センサ15や排出側通紙検知センサ16からの検知情報が入力されるようになっている。
【0025】
図4は、上記制御装置8により実行されるベルト3の回転速度の調整内容を示すものである。すなわち、ベルト3の回転速度の調整は、図4に示すように、押圧ロール4の押し付け位置に相当するカール補正量(そのレベルの湾曲度合い)を始め、用紙Pの厚さ(厚薄の度合い)、紙種(コート紙、普通紙等の違い)及びサイズ(大小の度合い)や、画像濃度(濃薄の度合い)によって自動変速機構52が「減速」、「定速」又は「増速」のいずれかに切り換えられることにより行われる。詳しくは、図4に示す「減速」又は「増速」の要因となる事項の予め設定する組み合わせにより、自動変速機構52が減速、定速又は増速に切り換えられるようになっている。定速の場合には、用紙搬送ロール対6、7と同じ回転速度に保持される。また、制御装置8によるベルト3の回転速度の調整は、前記進入側通紙検知センサ15からの検知信号に基づいて実行されるように設定されている。
【0026】
次に、このカール補正装置の動作について図5を参照しながら説明する。
【0027】
まず、画像形成装置2において所望の画像形成動作が指示設定される。この際、カール補正装置1における制御装置8では、その画像形成時に使用される用紙Pの各条件(厚さ、紙種、サイズ、坪量など)や画像濃度や温度湿度等のカール補正に関連する制御情報(C・S)が入手される(ステップS1)。これにより、制御装置8では、入手した制御情報に基づいて湾曲ニップ機構5におけるカール補正量について予め格納されているパラメータテーブルに基づいてカール補正量が確定されるとともに(S11)、図4に示した調整内容に照らしてベルト3の回転速度の調整が確定される(S12)。
【0028】
そして、画像形成装置2において指示された設定条件での画像形成動作が開始されると、その画像形成が行われ定着工程を経た用紙Pが画像形成装置1側から排出されてカール補正装置1に次々と送り込まれる。
【0029】
この際、カール補正装置1の制御装置8においては、その送り込まれる用紙Pに対するカール補正量を調整する必要があるか否かが判断される(S13)。カール補正量の調整が必要である場合には、かかる用紙P(の後端部)が画像形成装置2側における排紙センサ27を通過して検知されるまで待機し(S14)、そのセンサ27による用紙通過が検知された後にカール補正量の調整が実行される(S14)。すなわち、制御装置8により、カム駆動部40の動作が制御されてカム44が必要な角度だけ回動し、押圧ロール4を所定のレベルに対応する押し付け位置まで変位させる(図3参照)。
【0030】
このカール補正量の調整が完了した後又はステップS13においてカール補正量の調整が不要と判断された場合には、その送り込まれる用紙Pに対するカール補正においてベルト3の回転速度を調整する必要があるか否かが判断される(S16)。ベルト3の回転速度の調整が必要である場合には、かかる用紙P(の先端部)が進入側通紙センサ15を通過して検知されるまで待機し(S17)、そのセンサ15による用紙通過が検知された後にベルト回転速度の調整が実行される(S18)。すなわち、制御装置8により、自動変速機構56が作動して電動モータ55からの回転駆動力を減速、定速又は増速のいずれかの状態に切り換えてベルト駆動ロール32に伝達し、これによりベルト3が伝達された回転駆動力の速度でもって回転する(図2、4参照)。
【0031】
そして、このベルトの回転速度の調整が完了するか又はステップS16においてその調整が不要と判断されると、その該当する用紙Pは、用紙搬送ロール対6の搬送力等により湾曲ニップ機構5のニップ部Nに進入するように搬入されるとともに、そのニップ部Nにおけるベルト3と押圧ロール4の挟持搬送力と用紙搬送ロール対7の搬送力により湾曲ニップ機構5から排出されるように搬送され、もって湾曲ニップ機構5のニップ部Nを通過するように搬送されることによりカール補正が実行される(S19)。このカール補正がなされた用紙Pは、排紙トレイ11に排出されて収容される。
【0032】
最後に、そのカール補正後に排出された用紙Pが最後の用紙であるかが判断され(S20)、このとき最後の用紙でない場合には再びステップS13に戻って同様の動作が繰り返されるが、最後の用紙である場合にはカール補正装置1の動作が終了する。
【0033】
本実施の形態に係るカール補正装置1においては、図4に示す調整内容から明らかなように、カール補正量が高レベル(例えば図3bに例示するレベル3)である場合には、湾曲ニップ機構5におけるニップ部Nによる用紙搬送速度が速くなる傾向にあるため、ベルト3は、自動変速機構56により減速されて駆動回転するようになり、これによりニップ部Nによる用紙搬送速度が用紙搬送ロール対6、7による用紙搬送速度と速度差が発生しないようになる。反対にカール補正量が低レベル(例えば図3bに例示するレベル1)である場合には、ニップ部Nによる用紙搬送速度が遅くなる傾向にあるため、ベルト3は自動変速機構56により増速されて回転駆動するようになり、これによりニップ部Nによる用紙搬送速度が用紙搬送ロール対6、7による用紙搬送速度と速度差が発生しないようになる。
【0034】
また、用紙Pの厚さが厚い場合やコート紙である場合や大サイズ(例えばA3版用紙)である場合には、いずれもニップ部Nによる用紙搬送速度が速くなる傾向にあるため、ベルト3は減速されて駆動回転するようになり、これにより前記したような速度差が発生しないようになる。反対に用紙Pの厚さが薄い場合や普通紙である場合や小サイズ(例えばはがきサイズ)である場合には、いずれもニップ部Nによる用紙搬送速度が遅くなる傾向にあるため、ベルト3は増速されて回転駆動するようになり、これにより前記したような速度差が発生しないようになる。さらに、画像濃度が濃い場合にも、ニップ部Nによる用紙搬送速度が速くなる傾向にあるため、ベルト3は減速されて駆動回転するようになり、これにより前記したような速度差が発生しないようになる。反対に画像濃度が薄い場合には、ニップ部Nによる用紙搬送速度が遅くなる傾向にあるため、ベルト3は増速されて回転駆動するようになり、これにより前記したような速度差が発生しないようになる。
【0035】
従って、このカール補正装置1では、湾曲ニップ機構5におけるカール補正量(即ち押圧ロール4の押し付け位置)や用紙の条件や画像濃度が異なる場合であっても、用紙湾曲ニップ機構5におけるニップ部Nによる用紙搬送速度と用紙搬送ロール対6、7による用紙搬送速度との速度差が発生しないようになるため、その速度差によるカール補正装置内での紙詰まりや用紙Pへの不要な引っ張りによりダメージを与えるようなことがなく、用紙Pが湾曲ニップ部5のニップ部Nを良好に通過するように搬送されるとともに、そのニップ部Nの通過によるカール補正が確実に行われるようになる。
【0036】
[他の実施の形態]
実施の形態1では、ベルト3の回転速度を調整するために、図6に示すような構成を採用することも可能である。
【0037】
すなわち、図6に示すカール補正装置1では、湾曲ニップ機構5のベルト駆動ロール32と、用紙搬送ロール対6、7における駆動ロール61、71とをそれぞれ専用の電動モータ55〜57によって駆動されるとともに、制御装置8においてそのベルト駆動ロール32を回転駆動させる電動モータ55の回転速度を変更してベルト3の回転速度を調整するように構成し、それ以外については実施の形態1の場合と同様に構成した。そして、図4に示す調整内容に従ってベルト駆動ロール32の電動モータ57の回転速度を例えば印加電圧の周波数等を変えことにより減速、定速又は増速のいずれかの状態になるように設定して、ベルト3の回転速度を調整するようにしている。
【0038】
また、実施の形態1では、湾曲ニップ機構5としてベルトニップ式のものを適用した場合について例示したが、図7に示すように、ロールニップ式の湾曲ニップ機構50を適用することもできる。
【0039】
図7に示すロールニップ式の湾曲ニップ機構50は、ベルト3に代えて、ロールシャフト30aの周りに弾性体層30bを形成した弾性ロール30を使用した以外は実施の形態1における湾曲ニップ機構5と同じ構成からなるものである。すなわち、湾曲ニップ機構50は、回転駆動する弾性ロール30とこの弾性ロール30に変位可能に押し付けて湾曲形状のニップ部Nを形成する押圧ロール4とから構成されている。また、その押圧ロール4については、実施の形態1の場合と同様に変位機構41によって押し付け位置が調整されるとともに(図7a)、その押し付け量(カール補正量)が複数のレベルに変更できるように設定される(図7b)。そして、その弾性ロール30の回転速度については、実施の形態1の場合と同様に、制御装置8により用紙Pの条件や画像濃度に応じて適宜調整されるように構成すればよい(図4参照)。
【0040】
さらに、実施の形態1では、制御装置8によるベルト3の回転速度の調整を、導入側通紙センサ15がカール補正対象である用紙Pの先端部の通過を検知した後に実行するように構成した場合(図6のステップS17参照)について例示したが、排出側通紙センサ16が当該用紙Pの後端部の通過を検知した後に次の補正対象である用紙Pのために実行するように構成してもよい。また、実施の形態1では、用紙搬送ロール6、7に代えて、用紙搬送ベルトを適用してもよい。
【0041】
そして、実施の形態1では、湾曲ニップ機構5(50)及び用紙搬送ロール対6(7)を含むカール補正部を1組だけ使用した場合について説明したが、本発明のカール補正装置1では、そのカール補正部を2組以上使用するように構成してもよい。また、その場合、各組のカール補正部は、用紙搬送経路に対して直列状態となるようにその搬送経路の前後にずらして配置するように構成しても、あるいは、用紙搬送経路に対して並列状態となるように配置するように構成してもよい。
【0042】
図8は、湾曲ニップ機構5及び用紙搬送ロール対6、7からなる2組のカール補正部を並列状態で配置して構成したカール補正装置100の要部を示すものである。
【0043】
図8において、符号101Aは主に上向き反るようにカールした用紙Pのカール補正をするための第1カール補正部、101Bは主に下向きに反るようにカールした用紙Pのカールを補正するための第2カール補正部である。この第1カール補正部101A及び第2カール補正部101Bはいずれも、実施の形態1とほぼ同様に湾曲ニップ機構5と用紙搬送ロール対6、7と通紙センサ15、16とを備えたものである。図中の符号44Aは第1カール補正部101Aの湾曲ニップ機構5Aにおける押圧ロール4Aの変位機構の偏心カム、44Bは第2カール補正部101Bの湾曲ニップ機構5Bにおける押圧ロール4Bの変位機構の偏心カムである。また、このカール補正装置100は、カール補正対象の用紙Pを第1カール補正部101A及び第2カール補正部101Bのいずれの側に切り換えて送り込ませるための進路切換つめ102が設けられている。進路切換つめ102は、支点102aを中心にして揺動するようになっており、用紙Pを第1カール補正部101Aに送り込むための位置(図中の実線で示す状態)と、用紙Pを第2カール補正部101Bに送り込むための位置(図中の2点鎖線で示す状態)とに切り替わるようになっている。
【0044】
図9は、このカール補正装置100の制御系の構成を示すブロック図である。図中の符号80は、マイクロコンピュータ等にて構成される中央制御装置であり、第1カール補正部101Aの進入側通紙センサ15A及び排出側通紙センサ16Aが接続されているとともに、第2カール補正部101Bの進入側通紙センサ15B及び排出側通紙センサ16Bが接続されている。また、実施の形態1における制御装置8と同様に画像形成装置2側から必要な制御信号C・Sが入力されるようになっている。また、この中央制御装置80は、前記進路切換つめ102の揺動動作を駆動する駆動部81と、第1カール補正部用制御部82及び第2カール補正部用制御部83が接続されている。第1及び第2カール補正部用制御部82、83はいずれも、第1カム44Aと第2カム44Bの駆動部40A,40Bに関する動作と、ベルト3及び用紙搬送ロール6、7の駆動部51(55〜57)に関する動作とをそれぞれ制御するようになっている。そして、中央制御装置80では、実施の形態1における制御装置8と同様に、用紙Pの条件、画像濃度等の各条件の情報に応じてカール補正量と、その各条件の情報にカール補正量の条件をも加えてベルト3A,3Bの各回転速度の調整を行うように設定されている(図4、図5参照)。
【0045】
そして、このカール補正装置100は、概略、以下のように動作する。まず、このカール補正装置100に補正対象の用紙Pが送り込まれると、進路切換つめ駆動部81の作動により進路切換つめ102が回動してその用紙Pを送り込むべきカール補正部への用紙搬送路側を開放する位置に変位する。これは、用紙Pに発生するカールの向きについて、予めその用紙の条件や画像濃度や温度湿度等の情報に基づいて設定した制御情報を作成して制御装置80のメモリに格納しておき、その制御情報に基づいて進路切換つめ102が所定の位置に変位するように構成されたものである。この進路切換つめ102の進路誘導により、用紙Pは所望のカール補正部側へ送り込まれる。続いて、用紙Pが送り込まれた各カール補正部101A,101Bにおいては、各カム駆動部40A,40Bとベルト等の駆動部55〜59がいずれも実施の形態1におけるカール補正部の湾曲ニップ機構5の場合と同様に、当該用紙Pの条件や画像濃度等の各条件(カール補正量の条件を含む)の情報に基づき当該用紙Pに適したカール補正量の調整及びベルト3の回転速度の調整がそれぞれ行われた後、用紙Pが用紙搬送ロール対6、7により湾曲ニップ部5のニップ部Nを通過するように搬送される。このようにして各カール補正部101A,101Bによるカール補正が、カール補正量や用紙の条件や画像濃度等の違いにかかわらず、紙詰まりの発生や用紙へのダメージ負荷がなく良好でかつ確実、適正に実行される。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカール補正装置によれば、制御手段により湾曲ニップ機構における弾性回転体の回転速度が調整されるため、そのニップ機構における押圧ロールの押し付け位置の条件をはじめ、用紙の種類や画像濃度のような用紙に関連する条件が異なった場合であっても、ニップ機構のニップ部における用紙搬送速度とそのニップ部を通過させるように用紙を搬送する用紙搬送手段による用紙搬送速度との差が生じることによる紙詰まりの発生や用紙へのダメージ負荷の発生のない良好なカール補正が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るカール補正装置とこの補正装置を適用する画像形成装置との要部を概略的に示す概要図。
【図2】 カール補正装置におけるカール補正部の構成を示す説明図。
【図3】 ベルトニップ式の湾曲ニップ機構の構成及びその機構によるカール補正量の設定レベルを示す説明図。
【図4】 ベルトの回転速度の調整内容を示す図表。
【図5】 カール補正装置の動作手順を示すフローチャート。
【図6】 カール補正装置におけるカール補正部の他の構成を示す説明図。
【図7】 湾曲ニップ機構の他の構成(ロールニップ式の湾曲ニップ機構の構成及びその機構によるカール補正量の設定レベル)を示す説明図。
【図8】 2組のカール補正部を並列に配置したカール補正装置の構成例を示す概要図。
【図9】 図8のカール補正装置における制御系の主な構成を示すブロック図。
【図10】 従来のニップ機構におけるニップ部での用紙搬送速度と用紙搬送機構の用紙搬送速度との相互関係を示す説明図。
【図11】 ニップ機構におけるニップ部での用紙の搬送状態を拡大して示す説明図。
【符号の説明】
1,100…カール補正装置、3…ベルト(弾性回転体)、4…押圧ロール、5…ベルトニップ式のニップ機構(湾曲ニップ機構)、30…弾性ロール(弾性回転体)、50…ロールニップ式のニップ機構(湾曲ニップ機構)、6,7…用紙搬送ロール対(用紙搬送回転体)、8,80…制御装置(制御手段)、P…用紙。

Claims (1)

  1. 回転駆動する弾性ロール又はベルトからなる弾性回転体とこの弾性回転体に変位可能に押し付けて湾曲形状のニップ部を形成する押圧ロールとからなる湾曲ニップ機構と、
    この湾曲ニップ機構の前後位置に配設されて用紙を保持して搬送する用紙搬送回転体とを備え、
    カール補正対象の用紙を前記用紙搬送回転体により前記湾曲ニップ機構のニップ部を通過させるように搬送して用紙のカールを補正するカール補正装置において、
    前記湾曲ニップ機構の弾性回転体の回転速度を、前記押圧ロールの押付け方向に変位する位置の条件及び用紙に関連する条件に応じて調整する制御手段を設け
    かつ、この制御手段は、前記ニップ部における用紙の搬送速度が速まると予測する場合には当該弾性回転体の回転を減速し、その用紙搬送速度が遅くなると予測する場合には当該弾性回転体の回転を増速し、また、その用紙の搬送速度が変動しないと予測する場合には当該弾性回転体の回転を定速(平常の速度)とする補正をすることを特徴とするカール補正装置。
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