JPH06856U - サンルーフの開閉機構 - Google Patents

サンルーフの開閉機構

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JPH06856U
JPH06856U JP4908692U JP4908692U JPH06856U JP H06856 U JPH06856 U JP H06856U JP 4908692 U JP4908692 U JP 4908692U JP 4908692 U JP4908692 U JP 4908692U JP H06856 U JPH06856 U JP H06856U
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JP
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roller
lid
groove
guide groove
tilt link
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久 河合
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は自動車等のサンルーフの開閉機構のが
たつきを効果的に解消することを目的とする。 【構成】リッド4はチルトリンク6のローラー10がガ
イドレール15に沿って前後摺動するガイドプレート1
1の傾斜ガイド溝12を転動することによって該チルト
リンク6が中央部を中心として回動することにより開閉
されるが、リッド4の全閉または全開状態において、チ
ルトリンク6のローラー10が該傾斜ガイド溝12の高
位端部12Aまたは低位端部12Bに位置する時、溝巾
をローラー10の径よりも若干小さくすることにより、
ローラー10を溝12に食い込み状態とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車等のサンルーフの開閉機構に関するものである。
【0002】
【考案の背景】
図3に示すように自動車(1) のルーフ(2) には天窓部(3) を設け、該天窓部(3 ) にリッド(4) を開閉可能に取付けたサンルーフ方式のものが提供されている。 上記リッド(4) を開閉するには図4〜図6に示すようにリッド(4) の下面にブ ラケット(5) を取付け、該ブラケット(5) にチルトリンク(6) の一端を軸(7) を 介して枢着する。該チルトリンク(6) は中央部を支柱(8) に軸(9) を介して回動 自在に支持されており、他端のローラー(10)はガイドプレート(11)の傾斜ガイド 溝(12)に転動可能に嵌合されており、そして該ガイドプレート(11)には図示しな いモーターによって前後するワイヤー(13)が接続し、ローラー(14)を介してガイ ドレール(15)に沿って前後摺動せしめられる。
【0003】 上記構成において、図5に示すようにチルトリンク(6) のローラー(10)がガイ ドプレート(11)の傾斜ガイド溝(12)の高位端部(12A) にある時、リッド(4) は全 閉状態となり、モーターを作動させてワイヤー(13)によってガイドプレート(11) を図5矢印方向に移動させると、該チルトリンク(6) のローラー(10)がガイドプ レート(11)の傾斜ガイド溝(12)を転動して低位端部(12B) に移動し、該チルトリ ンク(6) は軸(9) を中心にして図6に示すように回動し、一端が持上がってリッ ド(4) が全開状態となる。
【0004】
【従来の技術】
上記サンルーフの開閉機構において、チルトリンク(6) のローラー(10)とガイ ドプレート(11)の傾斜ガイド溝(12)とのがたつきを解消する手段として、従来は 図7に示すように該ローラー(10)の周囲にゴムリング(10A) を装着し、該ゴムリ ング(10A) の径を該傾斜ガイド溝(12)の巾よりも若干大きく設定する構成が提供 されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成ではローラー(10)のゴムリング(10A) による摩擦 抵抗にもとづく作動抵抗の増大、ゴムリング(10A) のへたりによるがたつきの発 生と云う問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、リッド(4) 下面に取付 けたブラケット(5) に中央部を回動自在に支持されているチルトリンク(6) の一 端を枢着し、更に該チルトリンク(6) の他端のローラー(10)をガイドレール(15) に沿って前後摺動可能にされているガイドプレート(11)の傾斜ガイド溝(12)に転 動可能に嵌合し、該ガイドプレート(11)の前後摺動によって該ローラー(10)が傾 斜ガイド溝(12)の高位端部(12A) に位置した時該リッド(4) が全閉し、低位端部 (12B) に位置した時該リッド(4) が全開する構成であって、該傾斜ガイド溝(12) の両端部においては溝巾が該ローラー(10)の径よりも若干小さくなるように次第 に縮小され、中間部においては溝巾は該ローラー(10)の径よりも若干大きく設定 されているサンルーフの開閉機構を提供するものである。
【0007】
【作用】
リッド(4) の全閉状態ではチルトリンク(6) のローラー(10)はガイドプレート (11)の傾斜ガイド溝(12)の高位端部(12A) に位置しているが、該高位端部(12A) は溝巾が該ローラー(10)の径よりも若干小さくなるように次第に縮小されている から、該ローラー(10)は高位端部(12A) において傾斜ガイド溝(12)に食い込む状 態となる。
【0008】 上記リッド(4) の全閉状態からガイドプレート(11)をワイヤー(13)によって図 5矢印方向に移動せしめると、チルトリンク(6) のローラー(10)は該傾斜ガイド 溝(12)を低位端部(12B) 側に転動するが、該傾斜ガイド溝(12)の中間部では該ロ ーラー(10)の径よりも該傾斜ガイド溝(12)の溝巾が若干大きくなるので、該ロー ラー(10)は抵抗が殆どなく傾斜ガイド溝(12)を円滑に転動する。
【0009】 該チルトリンク(6) のローラー(10)が該傾斜ガイド溝(12)の低位端部(12B) に 位置すると、チルトリンク(6) は中央部を中心として回動して一端が持上がって リッド(4) は全開状態となるが、この状態では該低位端部(12B) は溝巾が該ロー ラー(10)の径よりも若干小さくなるように次第に縮小されているから、該ローラ ー(10)は低位端部(12B) において溝(12)に食い込む状態となる。
【0010】
【実施例】
本考案を図1および図2に示す一実施例によって説明すれば、図3〜図5に示 すサンルーフの開閉機構において、ガイドプレート(11)の傾斜ガイド溝(12)は高 位端部(12A) および低位端部(12B) において溝巾がチルトリンク(6) のローラー (10)の径よりも若干(例えば0.05〜0.15mm)小さくなるように次第に縮 小されている。そしてその他の中間部においては溝(12)の溝巾はローラー(10)の 径よりも若干(例えば0.1〜0.25mm)大きくなるように設定されている。
【0011】 上記構成ではリッド(4) の全閉状態および全開状態において図1および図2に 示すようにチルトリンク(6) のローラー(10)は高位端部(12A) または低位端部(1 2B) に位置し、該ローラー(10)は溝(12)に食い込んでがたつきが防止される。
【0012】
【考案の効果】
したがって本考案では、サンルーフの開閉機構のがたつきが効果的に解消され る。
【図面の簡単な説明】
図1および図2は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】リッド全閉状態の傾斜ガイド溝部分説明図
【図2】リッド全開状態の傾斜ガイド溝部分説明図
【図3】自動車の斜視図図4〜図6はサンルーフの開閉
機構の説明図である。
【図4】分解斜視図
【図5】全閉状態説明図
【図6】全開状態説明図
【図7】従来の傾斜ガイド溝部分説明図
【符号の説明】
1 自動車 2 ルーフ 3 天窓部 4 リッド 5 ブラケット 6 チルトリンク 8 支柱 10 ローラー 11 ガイドプレート 12 傾斜ガイド溝 12A 高位端部 12B 低位端部 15 ガイドレール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リッド下面に取付けたブラケットに中央部
    を回動自在に支持されているチルトリンクの一端を枢着
    し、更に該チルトリンクの他端のローラーをガイドレー
    ルに沿って前後摺動可能にされているガイドプレートの
    傾斜ガイド溝に転動可能に嵌合し、該ガイドプレートの
    前後摺動によって該ローラーが傾斜ガイド溝の高位端部
    に位置した時該リッドが全閉し、低位端部に位置した時
    該リッドが全開する構成であって、該傾斜ガイド溝の両
    端部においては溝巾が該ローラーの径よりも若干小さく
    なるように次第に縮小され、中間部においては溝巾は該
    ローラーの径よりも若干大きく設定されていることを特
    徴とするサンルーフの開閉機構
JP1992049086U 1992-06-19 1992-06-19 サンルーフの開閉機構 Expired - Lifetime JP2568531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992049086U JP2568531Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 サンルーフの開閉機構

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06856U true JPH06856U (ja) 1994-01-11
JP2568531Y2 JP2568531Y2 (ja) 1998-04-15

Family

ID=12821290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992049086U Expired - Lifetime JP2568531Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 サンルーフの開閉機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342085U (ja) * 1976-09-11 1978-04-11
JP2021505456A (ja) * 2017-12-06 2021-02-18 ヴェバスト ソシエタス エウロペアWebasto Societas Europaea 車両ルーフ用装置、及び、車両ルーフ用装置の稼働方法

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JPS5747215A (en) * 1980-05-30 1982-03-18 Rockwell Golde Gmbh Slide lifting type roof for automobile

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Effective date: 19971209