JPH0678613U - ホールプラグ - Google Patents

ホールプラグ

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JPH0678613U
JPH0678613U JP1934993U JP1934993U JPH0678613U JP H0678613 U JPH0678613 U JP H0678613U JP 1934993 U JP1934993 U JP 1934993U JP 1934993 U JP1934993 U JP 1934993U JP H0678613 U JPH0678613 U JP H0678613U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 孔へ強固に保持され、かつ、着脱が容易にで
きる。 【構成】 心棒14を中心として対称な位置には、挿入
部16がフランジ12から立設されている。挿入部16
は、挿入される孔40の内径と略同一の外径とされてい
る。挿入部16の先端部には、テーパー面16Aが形成
され、挿入部16を孔40へ案内するようになってい
る。挿入部16の中間から先端の間の両側面には、心棒
14に向けて突出し反転して外側へ屈曲され平面視にて
略V字形に形成された可撓片18が設けられ、その自由
端部には、略4分の1円弧状の当接部20が支持されて
いる。当接部20の外面は、挿入部16の外面よりも外
側に張り出しており、その先端部には、テーパー面20
Aが形成されている。挿入部16、可撓片18及び当接
部20は、弾性材料で成形されており、当接部20の外
面に力が作用すると、可撓片18が内側へ撓み、当接部
20が内側へ変形するように形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、孔を塞ぐホールプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、延設されたレール上をスムーズに移動するため、レール上 を案内するリニアガイド50が使用される。このリニアガイド50には、搭載物 52を取付ボルト54で固定するためのボルト孔56が複数カ所に穿設されてい る。
【0003】 ところで、搭載物52の大きさによって、穿設されたボルト孔56がすべて使 用されるとは限らない。従って、使用しないボルト孔56が、何も装着されない まま放置されることがある。
【0004】 このように、ボルト孔56が開口されたままの状態で放置されると、金属粉、 切削粉等のゴミがこのボルト孔56へ侵入付着し、洗浄しても完全に除去できな くなる。そのため、リニアガイド50がレール上を移動する際に、ボルト孔56 から落ちたゴミがレールに付着し、リニアガイド50の移動に支障をきたすおそ れがある。
【0005】 そこで、図7に示すようなボルト孔用クリップ60が提案されている(実公昭 62−22660号公報参照)。このクリップ60は、頭部62と脚部64を有 している。この頭部62は、円板状に形成されており、上面中央部には略十字形 にしたドライバー等の工具を掛け止めるための係合溝66が設けられている。ま た、脚部64は、頭部62の下面中央部から垂直に延設されたもので、所要の肉 厚をもった縦長長方形の板状に形成されている。この脚部64には、一対の弾性 係合片68が形成されている。この弾性係合片68は、脚部64の両面部分70 において背中合わせになるように対をなしており、脚部64の先端部と長手方向 略中央部にそれぞれ1組づつ設けられている。
【0006】 上記クリップ60がボルト孔56に挿入されると、弾性係合片68が撓みなが らボルト孔56に侵入し、脚基端部72がボルト孔56の開口部に当接される。 このとき、弾性係合片68の復元力によってその先端に設けられた係合爪74が ボルト孔56のネジ山に係合される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記クリップ60は、係合爪74がネジ山に係合されてボルト 孔56に固定されるので、ボルト孔56にネジ山が設けられていない場合には、 係合爪74が孔の側壁に線接触されるにすぎず、クリップ60が孔内に保持され る力が弱くなってしまう。
【0008】 また、クリップ60をボルト孔56に挿入する際には、ドライバーを係合溝6 6に掛けクリップ60を回転させて、係合爪74をボルト孔56のネジ山に固定 しなければならない。さらに、クリップ60をボルト孔56から取り外すときも 、同様にドライバーを用いなければならないので、クリップ60をボルト孔56 から着脱する手間がかかる。
【0009】 本考案は上記事実を考慮し、孔内に保持される力が大きく、かつ、着脱が容易 なホールプラグを得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るホールプラグは、孔に挿入された状態でその開口を塞いでゴミの 侵入付着を阻止する頭部を有するホールプラグであって、前記頭部から延出され 、前記孔に挿入される挿入部と、弾性変形可能に前記挿入部に支持され、挿入部 が挿入された時に挿入可能に縮径し、前記孔に挿入された状態では復元力で前記 孔の内周面に面接触する当接面と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】
本考案に係るホールプラグによれば、挿入部に弾性変形可能に支持された当接 面は、孔へ挿入部が挿入されたときに縮径する。また、孔に挿入された状態では 復元力で当接面が孔の内周面に面接触する。
【0012】 これによって、当接面は、孔へ強固に保持され、また、孔を塞ぐ性能が向上す る。さらに、面接触によって孔に保持されるので、ネジ山が設けられていない孔 にも装着できる。
【0013】 本考案に係るホールプラグを孔へ挿入する際には、当接面を挾持した状態で挿 入すればよく、従来のように工具を使用し、係合溝への位置合わせを行う必要が ない。また、当接面は孔の内周面と面接触しているので、ホールプラグを孔から 取り外す際には、反対側の孔の開口から単に挿入部の先端を押すだけで取り外す ことができる。従って、孔からの着脱が従来よりも容易になり、作業性が向上す る。
【0014】
【実施例】
図1乃至図3には、本実施例に係るホールプラグ10が示されている。このホ ールプラグ10には、円板状のフランジ12が形成されている。このフランジ1 2の外周線には、テーパー面12Aが設けられている。また、フランジ12の中 心には、円筒状の心棒14が立設されている。この心棒14を中心として対称な 位置には、略4分の1円弧状に形成された一対の挿入部16がフランジ12から 立設されている。
【0015】 この挿入部16は、挿入される孔40(図5参照)の内径と略同一の外径とさ れている。また、挿入部16の先端部には、心棒14に向かって傾斜するテーパ ー面16Aが形成され、このテーパー面16Aが挿入部16を孔40へ案内する ようになっている。挿入部16の中間から先端の間の両側面には、心棒14に向 けて突出し反転して外側へ屈曲され平面視にて略V字形に形成された可撓片18 が設けられている。もう一方の挿入部16の両側面にも、同様な可撓片18が設 けられている。この可撓片18の自由端部を連結するように心棒14を中心とし て対称に当接面20が支持されている。この当接面20は略4分の1円弧状に形 成されている。当接部20の外面は、挿入部16の外面よりも外側に張り出して いる。また、当接部20の先端部には、心棒14に向かって傾斜するテーパー面 20Aが形成されている。
【0016】 なお、挿入部16、可撓片18及び当接部20は、弾性材料で成形されており 、心棒14に向けて(矢印A方向及び矢印B方向)当接部20の外面に力が作用 すると、可撓片18がそれぞれ内側(心棒14側)へ撓み、当接部20が内側( 心棒14側)へ変形するように形成されている。
【0017】 次に本実施例の作用を説明する。 図4には、一例として、延設されたレール36上に載置されたリニアガイド3 8が示されている。このリニアガイド38には、搭載物を固定するための孔40 が複数カ所(この実施例では、8カ所)に穿設されている。
【0018】 図1に示すように、心棒14に向けて(矢印A方向及び矢印B方向)当接部2 0の外面を挾むと、可撓片18が内側(心棒14側)へ撓み、当接部20は、内 側(心棒14側)へ変形する。このままの状態で、ホールプラグ10を孔40へ 挿入すると、ホールプラグ10はテーパー面16A、20Aで案内されながら孔 40の奥へ侵入し、可撓片18の復元力が働いて当接部20の外面が孔40の孔 面40Aに当接する。次に、図5に示すように、テーパー面12Aが孔40の切 欠面40Bに当接するまでホールプラグ10を孔40へ挿入する。この状態では 、挿入部16の外面も孔面40Aに当接している。
【0019】 これによって、挿入部16及び当接部20の外周面は、孔面40Aと面接触す るので、ホールプラグ10は孔40へ強固に保持され、また、孔40を塞ぐ性能 が向上する。さらに、ホールプラグ10は、面接触によって孔に保持されるので 、ネジ山が設けられていない孔にも装着できる。
【0020】 ホールプラグ10を孔40に挿入する際には、当接部20を外側から挾持して 可撓片18が撓んだ状態で孔40へ挿入すればよく、従来のようにドライバー等 の工具を使用し、係合溝への位置合わせを行う必要がない。また、下方からドラ イバー等で心棒14を押すだけで、ホールプラグ10を孔40から取り外すこと ができる。従って、ホールプラグ10の孔40からの着脱が従来よりも容易にな り、作業性が向上する。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るホールプラグは、孔へ強固に保持され、か つ、着脱が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るホールプラグを示す斜視図であ
る。
【図2】本実施例に係るホールプラグを示す斜視図であ
る。
【図3】本実施例に係るホールプラグを示す底面図であ
る。
【図4】レール上に載置されたリニアガイドを示す斜視
図である。
【図5】本実施例に係るホールプラグが孔に挿入された
状態を示す断面図である。
【図6】レール上のリニアガイドに搭載物が搭載されて
いる状態を示す斜視図である。
【図7】クリップの片半を断面とした正面図である。
【符号の説明】
10 ホールプラグ 12 フランジ(頭部) 16 挿入部 20 当接部(当接面) 40 孔 40A 孔面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔に挿入された状態でその開口を塞いで
    ゴミの侵入付着を阻止する頭部を有するホールプラグで
    あって、 前記頭部から延出され、前記孔に挿入される挿入部と、 弾性変形可能に前記挿入部に支持され、挿入部が挿入さ
    れた時に挿入可能に縮径し、前記孔に挿入された状態で
    は復元力で前記孔の内周面と面接触する当接面と、 を備えたことを特徴とするホールプラグ。
JP1993019349U 1993-04-15 1993-04-15 ホールプラグ Expired - Fee Related JP2599029Y2 (ja)

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JP1993019349U JP2599029Y2 (ja) 1993-04-15 1993-04-15 ホールプラグ

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