JP2514681Y2 - 連結具 - Google Patents

連結具

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JP2514681Y2
JP2514681Y2 JP8931190U JP8931190U JP2514681Y2 JP 2514681 Y2 JP2514681 Y2 JP 2514681Y2 JP 8931190 U JP8931190 U JP 8931190U JP 8931190 U JP8931190 U JP 8931190U JP 2514681 Y2 JP2514681 Y2 JP 2514681Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、中空部材と被取付部材、例えば自動車のリ
ヤルーフレールとコーナージョイント等を連結する連結
具に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車のモール(装飾部品)、例えばリヤルー
フレールとコーナージョイントを連結するための連結具
として第10図に示す如きものが知られている。
即ち、この連結具はプラスチックにより一体的に成形
されてなるもので、四角板状基体aの先端面に首部bが
一体に突設されていると共に、この首部bの一面先端部
に先側がテーパー面をなす係合爪dが一体に突設され、
また基体aの先端面には更に上記首部と所定間隔離間し
て基端部が薄肉に形成された板状支持部eが一体に突設
されてなる構成を有する。この連結具は図示していない
がその基体aにコーナージョイントをネジ止め等の手段
で固定し、また第11図に示したように首部bと支持部e
とをリヤルーフレールfの中空部g内にその一端開口部
hから挿入し、第12図に示したようにリヤルーフレール
fの一面に穿設した係合孔iに上記係合爪dの頂部を挿
入係合して、首部bをリヤルーフレールfに固定するこ
とにより、この連結具を介してリヤルーフレールとコー
ナージョイントを連結する。
この場合、上記首部bの係合爪頂面と支持部eの下面
との間の距離は、上記リヤルーフレールfの中空部gの
内壁面間距離より若干大きく、首部bと支持部eとを中
空部g内に挿入する際、係合爪dの先部テーパー面cが
中空部g内壁面に当接し、これに押圧されて首部bが支
持部e側に弾性的にたわみながら挿入され、係合爪dが
係合孔iの穿設位置に至ると、首部bがこのたわんだ状
態から元の状態に弾性復元して、係合爪dが係合孔iに
弾発的に挿入係合されるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した連結具は、係合爪dの係合孔
iへの係合が首部bの弾性力によっているが、首部bは
支持部eと離間して突設され、外方からの押圧力で容易
に支持部e側にたわむので係合爪dが係合孔iから抜け
易く、係合固定力が弱いという問題がある。
またこの場合、首部bと支持部eとの間隔を狭くし、
首部bがたわんだ際に首部bが支持部eに容易に当接す
るように形成すると共に、この当接状態における係合爪
dの頂面と支持部eの下面との間の距離を中空部gの内
壁面間距離と同じくもしくはわずかに大きくすると、係
合爪dの係合孔iに対する係合固定力はある程度高くな
る反面、首部bと支持部eとを中空部gに挿入する際の
挿入力が高くなり、操作性の低下をきたす。
本考案は、上記事情を改善するためなされたもので、
係合爪の係合孔に対する保持力、係合固定力が高く、し
かも中空部内に首部を比較的小さい挿入力で挿入するこ
とができ、操作性の良好な中空部材と被取付部材との連
結具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、一端が開口した
中空部材の中空部内に該一端開口部から挿入される首部
を先部に有し、この首部の一面先端部に係合爪が突設さ
れ、上記中空部材の一面に穿設された係合孔にこの係合
爪が挿入係合して、上記首部が中空部材に固定されると
共に、基体に被取付部材が取り付けられることにより、
上記中空部材と被取付部材とを連結する連結具におい
て、上記首部の他面に、先端側から基部側へ向かうに従
って漸次下向傾斜するテーパー面を有する断面三角形状
に形成され、上記係合爪が係合孔に係合した際、頂部が
中空部材の中空部内壁面に当接して係合爪を係合孔に押
圧する押圧ガイド体を突設したことを特徴とする連結具
を提供する。
〔作用〕 本考案の連結具は、一面に係合爪、他面に押圧ガイド
体を突設した首部を中空部材の中空部内に挿入し、係合
爪を係合孔に挿入係合することにより首部を中空部材に
固定するものであるが、係合爪が中空部内壁面に当接さ
れつつ挿入されるときに、押圧ガイド体は先部にテーパ
ー面を有する三角形状に形成され、このテーパー面にガ
イドされて首部がガイド体側へ容易に弾性的にたわむの
で、首部を中空部内に挿入する際の挿入力が小さく、操
作性が良好である。更に係合爪が係合孔穿設位置に至る
と首部がその弾性復元力により係合孔に挿入係合すると
共に、押圧ガイド体も中空部内に存してその頂部が中空
部内壁面に当接し、押圧ガイド体が係合爪を係合孔に押
圧するので、係合爪の係合孔への保持力、係合固定力が
高いもので、外力によって係合爪が係合孔から容易に脱
離することがないものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき第1図乃至第9図を参
照して説明する。
図中1は本考案の一実施例に係るプラスチック製連結
具であり、この連結具1は、四角板状基体2の先端面幅
方向両端部にそれぞれ第6図に示す中空部材Aの中空部
B内に嵌挿されて連結具1を中空部材Aに嵌着させるた
めの長板状及びL字板状の案内腕部3,4が一体に突設さ
れていると共に、基体2の先端面中央部には板状首部5
が一体に突設されている。この首部5の一面先端部に
は、先側から基部側に至るに従って漸次上向傾斜するテ
ーパー面6を有し、かつ両側部がそれぞれ上記首部5よ
り側方に突出し、中空部材Aに穿設された係合孔Cに挿
入係合される断面略直角三角形状の係合爪7が一体に穿
設されている。また、上記首部5の他面には、先端から
基部側に向かうに従って漸次下向傾斜するテーパー面8,
8を有する三角板状の2個の押圧ガイド体9,9が互に所定
間隔離間して突設されている。この場合、これら押圧ガ
イド体9,9の上記テーパー面8,8との反対面も先側から基
部側に向かうに従って漸次上向傾斜するテーパー面10,1
0をなしており、これら上向テーパー面10,10は上記基体
2の先端面と所定間隔離間されている。また、これら押
圧ガイド体9,9の頂部11,11は、第7図に示したように係
合爪6の頂部が中空部材Aの中空部B内に挿入されて係
合孔C近傍に至った際、上記下向テーパー面8,8の頂部1
1,11近傍部分が中空部材Aの一端縁部に当接するような
基部寄りの位置に存している。更に、係合爪7の頂部と
押圧ガイド体9の頂部11との間の間隔は、中空部Bの内
壁面間距離より若干大きく形成されている。
なお、図中12は被取付部材(図示せず)をネジ止めす
るためのネジ孔であり、また13,14,15はそれぞれ凹部で
ある。
上述した連結具1は、その基体2に被取付部材(例え
ばコーナージョイント)をネジ孔12にネジを通してネジ
止めする一方、この連結具1を第6図に示すような中空
部材(リヤルーフレール)に取り付けるものである。な
お、この中空部材Aは扁平筒状に形成され、その一面中
央部に長溝部Dが形成されていると共に、該中空部材A
の一面長さ方向一端部から所定間隔離間した位置に上記
長溝部Dの両側を幅方向に切り欠いた如き形状の係合孔
Cが形成されているものである。
而して、この中空部材Aに連結具1を取り付ける場合
は、その案内腕部3,4を中空部材Aの一端開口部Eより
中空部B内に嵌挿し、連結具1を中空部材Aに嵌着する
と共に、この際首部5を中空部B内に挿入し、その係合
爪7を係合孔Cに挿入嵌合するものである。
この場合、連結具1が中空部材Aに嵌着された状態に
ある時、連結具1の基体2先端面が中空部材Aの一端面
に当接し、上述したように案内腕部3,4が中空部B内に
嵌挿され、係合爪7が係合孔Cに係合されているので、
連結具1は中空部材Aに不動状態に固定され、連結具1
を介して中空部材Aと被取付部材が連結されるものであ
るが、ここで首部5を中空部B内に挿入して係合爪7が
係合孔Cに係合するまでの動作を第7図乃至第9図によ
り説明すると、係合爪7が係合孔C穿設筒所に至る前に
押圧ガイド体9の下向テーパー面8が中空部材Aの一端
縁部に当接する(第7図)。この状態から首部5を更に
押し込むと、係合爪7への中空内壁面からの押圧力で首
部5が押圧ガイド体9側に弾性的にたわみ、押圧ガイド
体9はその下向テーパー面8が中空部内壁面に近接する
と共に、上向テーパー面10が基体2の先端面に近接する
ように弾性変形する(第8図)。そして、更に首部5を
押し入れると、係合爪7が係合孔C穿設位置に至り、係
合爪7への押圧力が解除されて弾性復元し、係合爪7が
係合孔C内に挿入され、これと係合すると共に、押圧ガ
イド体9も中空体A内に挿入され、その頂部11が中空体
Aの内壁面に当接することにより、係合爪7を図中上方
へ押圧し、係合爪7を係合孔C内に強固に挿入、係合せ
しめる。
従って、首部5が第8図に示したように弾性変形して
中空部B内に挿入されるので、その挿入にはさほどの力
を要せず、スムーズに挿入され、また係合爪7が係合孔
Cにしっかりと保持されるので、これから容易にはずれ
ることがないものである。
なお、本考案の連結具は上記実施例に制限されるもの
ではなく、例えば押圧ガイド体を板状ではなくブロック
体としたり、係合爪の形状、基体の形状なども上記実施
例を変形することができ、その他の構成も本考案の要旨
を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
〔考案の効果〕
本考案の連結具は、上述した構成としたことにより、
リヤルーフレール等の中空部材とジョイント等の被取付
部材とを係合爪をしっかりと係合孔内に保持して確実に
連結でき、しかも首部を中空部材の中空部内に小さい挿
入力で挿入できるので、操作性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は斜視図、第2図は平面図、第3図は底面図、第4
図は第3図のIV−IV線に沿った断面図、第5図は正面図
であり、第6図は同例が取り付けられる中空部材の一部
省略斜視図、第7図乃至第9図は同例を同中空部材に取
り付ける状態を順次説明する一部省略断面図、第10図乃
至第12図は従来の連結具を中空部材に取り付ける状態を
順次説明する一部省略断面図である。 1…連結具、2…基体 5…首部、7…係合爪 8…テーパー面、9…押圧ガイド体 11…頂部、A…中空部材 B…中空部、C…係合孔 E…開口部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が開口した中空部材の中空部内に該一
    端開口部から挿入される首部を先部に有し、この首部の
    一面先端部に係合爪が突設され、上記中空部材の一面に
    穿設された係合孔にこの係合爪が挿入係合して、上記首
    部が中空部材に固定されると共に、基体に被取付部材が
    取り付けられることにより、上記中空部材と被取付部材
    とを連結する連結具において、上記首部の他面に、先端
    側から基部側へ向かうに従って漸次下向傾斜するテーパ
    ー面を有する断面三角形状に形成され、上記係合爪が係
    合孔に係合した際、頂部が中空部材の中空部内壁面に当
    接して係合爪を係合孔に押圧する押圧ガイド体を突設し
    たことを特徴とする連結具。
JP8931190U 1990-08-27 1990-08-27 連結具 Expired - Lifetime JP2514681Y2 (ja)

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JPH0446954U JPH0446954U (ja) 1992-04-21
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WO2021256201A1 (ja) * 2020-06-18 2021-12-23 シロキ工業株式会社 車両用モール及び車両用モールの組み立て方法

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