JP4723929B2 - エンドキャップ及びエンドキャップ付モール - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に備えるルーフモール等のモールに関し、特にモールの端末に挿入するエンドキャップに係る。
自動車のルーフモールやサイドモール等には、端末の意匠性向上及び防錆目的でエンドキャップを取り付ける方法を従来より採用している。
モールの端末にエンドキャップを取り付ける方法として、モールの端末にエンドキャップをカシメ接合する方法があるが、モールの断面が薄い場合には意匠面に歪みが生じる。
そこで、例えば、図7に示すように、接着剤114をエンドキャップ100の挿入部112の裏側から穴113を通じて注入し、ルーフモール50とエンドキャップとを接着していたが作業性が悪く、作業中に接着剤がルーフモールやエンドキャップの意匠部111に付着し、エンドキャップを端末に挿入したルーフモール自体が不良品となる恐れもあった。
実開平5−82694号公報には、ルーフモールの端末へ挿入するエンドキャップを開示するが、エンドキャップの掛止片が直線当たりでモール内側への食い込みが不十分であった。
実開平5−82694号公報
本発明は、モールの端末へ挿入する係止性に優れたエンドキャップ及びこれを用いた自動車用モールの提供を目的とする。
本発明の技術的要旨は、自動車用モールのエンドキャップであって、エンドキャップは、意匠部と、当該意匠部から突設したモール端部への挿入部とを備え、挿入部は挿入方向に沿って挿入先端側途中から意匠部側途中まで部分的に切り離したスリット状の切り離し部を複数形成し、当該スリット状の切り離し部の間であって、挿入方向前後両側の連結部でつながった状態で弾性変形するモール断面の内側壁に向けて突出した係止部を有し、当該係止部がモール断面の内側壁に当接するものであることを特徴とする。
ここで、係止部はモール端部への挿入方向とは直角方向の断面に凹凸を形成してもよい。
モールの端末にエンドキャップを挿入した際に、係止部の断面を凹凸状にするとモール断面内側壁に凸部の先端部が食い込むように咬合する。
また、モール断面内側壁に軟質樹脂部を設けると、この軟質樹脂部に係止部の凸部が咬合しやすくなる。
従って本発明にて凹凸のある係止部とは、エンドキャップの挿入部に設けた係止部に複数のエッジ状の突部を形成する趣旨である。
エッジ状の突部の形成例としては、モール端部への挿入方向に対する直角方向断面を、ノコ刃状にすることが挙げられる。
また、係止部のモール端部への挿入方向に対する直角方向断面を複数に分割すると、分割された係止部が個々にモール断面内側壁の軟質樹脂部に食い込む。
係止部と意匠部側との間に弾性変形部を形成すると、モール断面内側壁と係止部とが咬合する際に、弾性変形部が弾性変形しモール端末に挿入しやすく、挿入後は係止部をモール断面内側壁側に向かって付勢する。
ここで、係止部は挿入先側が低い傾斜部になっているのが好ましく、さらにはこの傾斜部は相対的に傾斜の緩い挿入側傾斜部と傾斜の強い係止側傾斜部との二段による徐変でもよい。
また、本発明に係るエンドキャップを用いたモールは薄型化でき、意匠性に優れる。
本発明においては、挿入部の係止部に断面凹凸のエッジ部を形成したことにより、モール断面内側壁に強く食い込み強固に咬合するので、エンドキャップをモールから外れ難くできる。
また、係止部を複数に分割したことにより、モール断面内側壁に凹凸等のばらつきがあり均一に平らなモール断面内側壁でなくてもモールとエンドキャップとの咬合係止が確実になり、モールとエンドキャップとを外れ難くすることができる。
また、係止部と挿入部との連結部に弾性変形部を形成したことにより、エンドキャップをモール端末に挿入し易くなり、意匠面への歪み発生を防止でき、エンドキャップに抜け方向の力が負荷すると弾性付勢によりエンドキャップの係止部が食い込みモールから抜け難くなる。
図1に本発明に係るエンドキャップ10をルーフモール50に適用した例を示し、(イ)は斜視図、(ロ)はモールへの挿入方向断面図、(ハ)はモール挿入後の断面図、(ニ)はモール挿入後の横断面図である。
なお、(ホ)に係止部の部分拡大図を示す。
また、図2にエンドキャップ10の単品図を示し、(イ)平面図、(ロ)A−A線断面図、(ハ)B−B線断面図である。
なお、本発明に係るエンドキャップは、各種自動車用モールに適用できる。
エンドキャップ10は、ルーフモール50の端末に挿入するものであり、ルーフモール50端末の開口部を塞ぐ意匠部11を備えている。
意匠部11から、挿入部12がおおむね舌状に突設してある。
挿入部12には係止部13が設けてあり、係止部13のモール挿入方向両側には、挿入先端側途中から意匠側途中まで部分的に切り離したスリット状の切り離し部13aを形成し、挿入部12との連結部には弾性変形部13bを形成している。
係止部13は、ルーフモール50端部への挿入方向に対し直角方向断面がノコ刃状の凹凸部を有し、意匠部11側から挿入部12側に向かって低く傾斜部13cを設けて徐変している。
係止部13の傾斜部が徐変していることにより、ルーフモール50の端末にエンドキャップ10を挿入する際には、凹凸溝がガイド溝の役割を果たし容易に挿入できる。
図1、図2に示した例は、両側の切り離し部13aの挿入方向おおむね中央部に係止部(モール内側壁当接部)13が位置するように配設し、係止部の意匠部側を挿入部12の肉厚より薄い、繋ぎ片で弾性変形部13bを形成したが、係止部が弾性変形する構造であれは、形状を問わない。
例えば、図5(イ)に示すように断面ノコ刃状の係止部13の意匠部側に挿入部12との切り離し部13eを形成した構造でもよく、また、図5(ロ)に示すように挿入部12と係止部13のつなぎ部に溝部13fを形成して係止部の弾性力を調整してもよい。
さらには、図6に示すように挿入部12に挿入方向と直角方向で係止部の前後に切り離し部13g、13hを形成し、係止部の挿入方向両側と挿入部12とのつなぎ間で弾性変形させてもよい。
図1に示すように、ルーフモール50の端末に、エンドキャップの段差部12aが当接するまでエンドキャップ10を挿入する。
図1(ハ)に示すように、弾性変形部13bが係止部13をモール内側壁に付勢しているので、エンドキャップが抜けようとするとルーフモール50の断面内側に形成した軟質樹脂部51に係止部13が食い込む方向に力が働き、エンドキャップがモールから抜けるのを防止する。
図3にはエンドキャップの係止部変形例を示す。
(イ)は挿入方向断面図、(ロ)はルーフモールに挿入後の断面図、(ハ)は係止部拡大図である。
エンドキャップは、意匠部11から突設した挿入部12と、ルーフモール端部への挿入方向に対する直角方向断面がノコ刃状の係止部13を有するが、係止部13から挿入側に向けて低くなるように形成した傾斜部を挿入側傾斜部13cと係止側傾斜部13dの二段に分けて、係止側を大きく徐変させた。
これにより、エンドキャップは、傾斜の緩い挿入側傾斜部13cによりモールに挿入しやすく、挿入後は、傾斜の強い係止側傾斜部13dにより係止部13がモール内側に強く食い込む。
図4に示す例は、エンドキャップ20の係止部を分割し、それに合わせて弾性変形部を分割した例である。
共通する部分は、エンドキャップ10と同じ符号を用いた。
係止部のルーフモール端部への挿入方向に対する直角方向断面を分割係止部14a、14b、14cの3つに分割してある。
また、これに合わせて弾性変形部も分割弾性変形部15a、15b、15cに分割してある。なお、分割数はいくつでも構わない。
例えば、係止部をそれぞれ独立した3つに分割してあることにより、軟質樹脂部51の当接面が均一に平らでなくてもバランスよく咬合する。
本発明に係るエンドキャップを用いれば、接着剤を用いずにルーフモールとエンドキャップとの咬合係止を強固にでき外れ難くすることができる。また、接着剤を用いないので接着剤付着等の工程数を削除でき、接着剤がルーフモール表面意匠部に付着するがゆえに発生していたルーフモール不良の問題を無くすことができる。
そして、エンドキャップを容易にルーフモールの端末に挿入することができるので、エンドキャップ付ルーフモール製造における工数とコストとを削減することができる。
本発明に係るエンドキャップの取付例を示す。 本発明に係るエンドキャップの例を示す。 係止部を二段にしたエンドキャップの例を示す。 係止部を分割したエンドキャップの例を示す。 係止部を挿入方向の前側でつないだエンドキャップの例を示す。 切り離し部を挿入方向と直角方向に設けたエンドキャップの例を示す。 従来のエンドキャップの例を示す。
符号の説明
10 エンドキャップ
11 意匠部
12 挿入部
13 係止部
13a 切り離し部
13b 弾性変形部
13c 傾斜部
50 ルーフモール
51 軟質樹脂部

Claims (5)

  1. 自動車用モールのエンドキャップであって、
    エンドキャップは、意匠部と、当該意匠部から突設したモール端部への挿入部とを備え、
    挿入部は挿入方向に沿って挿入先端側途中から意匠部側途中まで部分的に切り離したスリット状の切り離し部を複数形成し、当該スリット状の切り離し部の間であって、挿入方向前後両側の連結部でつながった状態で弾性変形するモール断面の内側壁に向けて突出した係止部を有し、
    当該係止部がモール断面の内側壁に当接するものであることを特徴とするモールのエンドキャップ。
  2. 前記係止部は意匠部側との間の前記連結部は前記挿入部の肉厚より薄い弾性変形部を有することを特徴とする請求項1記載のモールのエンドキャップ。
  3. 前記係止部は挿入先側が低い傾斜部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のモールのエンドキャップ。
  4. 前記傾斜部は相対的に傾斜の緩い挿入側傾斜部と傾斜の強い係止側傾斜部とを有することを特徴とする請求項3記載のモールのエンドキャップ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のエンドキャップを端末に挿入してあることを特徴とする自動車用モール。
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