JPH0582694U - モール用エンドキャップ - Google Patents

モール用エンドキャップ

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JPH0582694U
JPH0582694U JP4874591U JP4874591U JPH0582694U JP H0582694 U JPH0582694 U JP H0582694U JP 4874591 U JP4874591 U JP 4874591U JP 4874591 U JP4874591 U JP 4874591U JP H0582694 U JPH0582694 U JP H0582694U
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JP
Japan
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molding
end cap
leg
locking
design
Prior art date
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Pending
Application number
JP4874591U
Other languages
English (en)
Inventor
鎭 木沢
哲持 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Togo Seisakusho Corp
Katayama Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
Katayama Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Togo Seisakusho Corp, Katayama Kogyo Co Ltd filed Critical Togo Seisakusho Corp
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Publication of JPH0582694U publication Critical patent/JPH0582694U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールにがたつくことなく確実に取り付ける
ことができ、また良好な取付外観を得る。 【構成】 モール2の側縁2aの内側面に例えばPVC
樹脂等の弾性を有する係止被膜21が設けられる。エン
ドキャップ1は、脚部10と意匠部11とからなる。脚
部10には、モール2の溝部20に嵌合したときに前記
係止被膜21に食い込んで掛止する掛止片12が設けら
れる。エンドキャップ1は、モール2の端部内の溝部2
0に嵌め込まれ、意匠部11がモール2の端面に当接し
た嵌め込み完了位置において、掛止片12がその弾性復
元力でもって係止被膜21に食い込んで掛止し、これに
よりエンドキャップ1の抜け止めがなされると同時に、
意匠部11によってモール2の端面が覆われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のテールゲートモール、ドアベルトモール等の各種モール類 の端部に取り付けられるモール用エンドキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のモール用エンドキャップには、例えば図8に斜視図で示されるものがあ る。このエンドキャップ101は、自動車等におけるモール102の端部内に嵌 合される脚部110と、前記脚部110に連設されて前記モール102の端面を 覆う意匠部111と、前記モール102の端部に設けられた切欠部122と、前 記脚部110に設けられかつ前記モール102の端部内にその脚部110が嵌合 されたときに前記切欠部122と係合する係合片114とを備えている。なお図 8は、モール102の取付側、いわゆる裏側から見た斜視図である。 このエンドキャップ101によると、モール102の端部内に脚部110を嵌 合させることで係合片114がモール102の切欠部122に係合し、これによ りそのキャップ101の抜け止めがなされるとともに、意匠部111によってモ ール102の端面が覆われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のエンドキャップ101では、前記モール102に前記切欠部122 がモール端面から所定寸法Aの位置にて切欠加工されているものの、その加工具 合によって前記寸法Aにばらつきが生じやすい。この寸法Aのばらつきによって 、例えば寸法Aが基準寸法よりも小さい場合には、図9に示されているようにモ ール102とそれに対向する意匠部111との間の隙間Cによるキャップ101 のがたつきが生じ、モール端部の見栄えが損なわれるし、また反対に前記寸法A が基準寸法よりも大きい場合には、図10に示されているように切欠部122に 係合片114が係合できず、取付不良といった不具合が生じてしまう。
【0004】 そこで本考案は、前記した問題点を解決するためになされたものであり、その 目的はモールにがたつくことなく確実に取り付けることができ、また良好な取付 外観を得ることのできるモール用エンドキャップを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本考案のモール用エンドキャップは、 自動車等におけるモールの端部内に嵌合される脚部と、 前記脚部に連設されて前記モールの端面を覆う意匠部と、 前記モールの内側面に設けられた弾性を有する係止被膜と、 前記脚部に設けられ、前記モールの端部内にその脚部が嵌合されたときに前記 係止被膜に食い込んで掛止する掛止部と、 を備えている。
【0006】
【作用】
前記手段によれば、モールの端部内に脚部を嵌合させることで掛止部がモール の係止被膜に食い込んで掛止し、これによりそのキャップの抜け止めがなされる とともに、意匠部によってモールの端面が覆われる。
【0007】
【実施例】
本考案を具体化した実施例1,2の各例について図面にしたがって説明する。 〔実施例1〕 本例は、図6に自動車の後部が斜視図で示されているように、自動車3のテー ルゲート31の前縁(ヒンジ側の縁)に沿って配設されるテールゲートモール2 の端部に取り付けるエンドキャップ1について述べる。 図1にエンドキャップ1とテールゲートモール2がそのモール2の取付側、い わゆる裏側から見た斜視図で示されている。 前記モール2は、金属材料あるいは合成樹脂材料を押出成形等によって成形さ れたのち、所定長に切断されてなる長尺体に形成されている。モール2は、断面 略L字状をなしかつその両側縁に断面略鉤形の側縁2aを有しまた内部に断面C 字状の溝部20を有している。 さらにモール2の両側縁2aの内側面には、例えばPVC樹脂等の合成樹脂材 料からなる弾性を有する係止被膜21が設けられている。この係止被膜21は、 モール2の押出成形時に一体形成されている。
【0008】 次に、エンドキャップ1について詳述する。このエンドキャップ1は、図3に 右側面図、図4に背面図、図5に平面図でそれぞれ示されている。 エンドキャップ1は、その主体としての脚部10とその脚部10の一端面に連 設された意匠部11とからなる。 前記脚部10は、断面略L字状をなしていてその外側面が前記モール2の溝部 20の内側面とほぼ合致する形状に形成されており、前記モール2の端部内に嵌 合可能である。 また前記意匠部11は、前記脚部10の基端側端面に略平板状に形成されてお り、前記脚部10の端面形状よりも僅かに大きい外形を有し、前記モール2の端 面をほぼ全面的に覆う形状になっている。
【0009】 しかして前記脚部10には、前記モール2の溝部20に嵌合したときに前記係 止被膜21に食い込んで掛止する掛止片12が設けられる。掛止片12は、詳し くは前記脚部10の水平部10aの側端部及び垂直部10bの下端部にそれぞれ 略L字状の溝部13が形成されることによって、脚部10の先端側から意匠部1 1側に向けて突出する突片状を成している。脚部10の水平部10aにある掛止 片12は先端部が下方に向けて傾斜状をなしており、また脚部10の垂直部10 bにある掛止片12は先端部が外側方に向けて傾斜状をなしている。また各掛止 片12のはみ出し側の側面がガイド斜面12bとされ、またその斜面12bの先 端部に鋭角状をなす係止部12aが形成されている。なお掛止片12は、本考案 でいう掛止部に該当する。
【0010】 なお前記エンドキャップ1は、前記掛止片12を含む脚部10が、例えば熱可 塑性ポリエステル樹脂(PBT)あるいはポリアセタール樹脂等の可撓性を有す る硬質合成樹脂材料で成形され、また意匠部11が例えば軟質塩化ビニル樹脂ま たは熱可塑性エラストマ等の耐候性に優れた軟質合成樹脂材料で成形されたもの で、いわゆる二色成形法によって一体成形されてなる。
【0011】 前記したエンドキャップ1は、モール2の端部内の溝部20に単に嵌め込むこ とで取り付けることができる。すなわち図1に示される状態から、モール2の端 部内に脚部10を嵌合させていくと、掛止片12のガイド斜面12bがモール2 の当該端部を滑動していくにしたがってその掛止片12が脚部10内に撓められ ていく。さらに脚部10を押し込むと、意匠部11がモール2の端面に当接し、 この位置が嵌め込み完了位置となる。 この位置において、掛止片12の弾性復元力でもってその係止部12aが係止 被膜21の当該部位に食い込んで掛止し、これによりエンドキャップ1の抜け止 めがなされると同時に、意匠部11によってモール2の端面が覆われる。なお、 掛止片12の嵌め込み完了状態が図2に示されている。
【0012】 前記したエンドキャップ1によると、従来必要とされた切欠部が必要でなく、 その切欠部の加工のばらつきによるがたつきや嵌合不良といった不具合が解消さ れ、従ってモールにがたつくことなく確実に取り付けることができまた良好な取 付外観が得られる。
【0013】 〔実施例2〕 本例は実施例1の一部を変更したものであるから、その変更部位についてのみ 詳述し、同一部位についてはその説明を省略する。 すなわち本例のエンドキャップ1は、前記実施例1でエンドキャップ1に一体 形成されていた掛止片12を別の手段によって形成したもので、図7に斜視図で 示されているように、埋め込み板部4aに掛止片12を連続形成してなる金属薄 肉板製クリップ4をエンドキャップ1の成形時にインサート成形してなるもので ある。
【0014】 なお本考案は前記実施例1,2に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸 脱しない範囲における変更が可能である。例えばエンドキャップ1に前記掛止片 12をもつクリップ類を後付けしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、モールの内側面に係止被膜を設けてこの被膜に脚部の掛止部 を食い込ませて掛止させるものであるから、モールにがたつくことなく確実に取 り付けることができまた良好な取付外観が得られる。またモールに切欠部を加工 しなくて済むため、その加工工数の削減が図れるといった付随的効果の認められ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のエンドキャップとモールの斜視図で
ある。
【図2】エンドキャップの使用状態の要部説明図であ
る。
【図3】エンドキャップの側面図である。
【図4】同背面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】自動車の後部斜視図である。
【図7】実施例2のエンドキャップの斜視図である。
【図8】従来例のエンドキャップとモールの斜視図であ
る。
【図9】取付不良例の説明図である。
【図10】取付不良例の別例の説明図である。
【符号の説明】
1 エンドキャップ 10 脚部 11 意匠部 12 掛止片(掛止部) 2 モール 21 係止被膜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車等におけるモールの端部内に嵌合
    される脚部と、 前記脚部に連設されて前記モールの端面を覆う意匠部
    と、 前記モールの内側面に設けられた弾性を有する係止被膜
    と、 前記脚部に設けられ、前記モールの端部内にその脚部が
    嵌合されたときに前記係止被膜に食い込んで掛止する掛
    止部と、 を備えたモール用エンドキャップ。
JP4874591U 1991-05-30 1991-05-30 モール用エンドキャップ Pending JPH0582694U (ja)

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JP4874591U JPH0582694U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 モール用エンドキャップ

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JP4874591U JPH0582694U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 モール用エンドキャップ

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