JPH0258129B2 - - Google Patents
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- JPH0258129B2 JPH0258129B2 JP56147555A JP14755581A JPH0258129B2 JP H0258129 B2 JPH0258129 B2 JP H0258129B2 JP 56147555 A JP56147555 A JP 56147555A JP 14755581 A JP14755581 A JP 14755581A JP H0258129 B2 JPH0258129 B2 JP H0258129B2
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- Japan
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- elastic material
- glass
- bottom plate
- soft elastic
- launch channel
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 35
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
- B60J10/76—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for window sashes; for glass run channels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/15—Sealing arrangements characterised by the material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/15—Sealing arrangements characterised by the material
- B60J10/16—Sealing arrangements characterised by the material consisting of two or more plastic materials having different physical or chemical properties
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ドアガラス端部を収納するための自
動車用グラスランチヤンネルに関する。
動車用グラスランチヤンネルに関する。
従来の技術
従来、一般に自動車用グラスランチヤンネルは
第1図に示すように、ドア1のドアサツシ2の内
周に形成されたグラスランチヤンネル嵌合溝に装
着されている。
第1図に示すように、ドア1のドアサツシ2の内
周に形成されたグラスランチヤンネル嵌合溝に装
着されている。
従来のグラスランチヤンネルは、実開昭53−
12125号に開示され第2図に示すように、ドアサ
ツシ2の車外側パネル2a、車内側パネル2bに
よつて形成されたグラスランチヤンネル嵌合溝2
cに、硬質ゴム又は硬質合成樹脂等の硬質弾性材
よりなる底板5と、車外側および車内側側板6,
6とにより、断面略U字状に形成された基体Aが
嵌合されている。
12125号に開示され第2図に示すように、ドアサ
ツシ2の車外側パネル2a、車内側パネル2bに
よつて形成されたグラスランチヤンネル嵌合溝2
cに、硬質ゴム又は硬質合成樹脂等の硬質弾性材
よりなる底板5と、車外側および車内側側板6,
6とにより、断面略U字状に形成された基体Aが
嵌合されている。
前記側板6,6の外側面端部に一体成形された
鉤状の保持リツプ7,7が前記両パネル2a,2
bの端部に係止されて装着されるようになつてい
た。
鉤状の保持リツプ7,7が前記両パネル2a,2
bの端部に係止されて装着されるようになつてい
た。
図中、8,8は側板6,6の内方に突設された
リツプ、9は底板5の内側面に形成されたドアガ
ラスストツパーであり、それぞれドアガラス3と
の摺接面には植毛が施されており、かつ、11は
底板5と側板6,6とのそれぞれの隅角部境目に
沿つて形成された浅いスリツトである。また、1
2は側板6,6の外側に前記保持リツプ7,7と
共に2股状を成すように突設された保持ストツパ
ーである。
リツプ、9は底板5の内側面に形成されたドアガ
ラスストツパーであり、それぞれドアガラス3と
の摺接面には植毛が施されており、かつ、11は
底板5と側板6,6とのそれぞれの隅角部境目に
沿つて形成された浅いスリツトである。また、1
2は側板6,6の外側に前記保持リツプ7,7と
共に2股状を成すように突設された保持ストツパ
ーである。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、かかる従来のグラスランチヤン
ネルは、硬質弾性材により形成された鉤状の保持
リツプ7,7が両側板6,6の外側面端部に一体
に成形されているので、該グラスランチヤンネル
をドアサツシ2のパネル2a,2bの端部に係止
させた場合、パネル2a,2bの端部に保持リツ
プ7,7と側板6,6とにより形成されたパネル
嵌合溝4,4が挿入されて係止されるようになつ
ているが、パネル2a,2bの端部外表面と保持
リツプ7,7との間に、パネル2a,2bの成形
上のバラツキとかグラスランチヤンネルの成形上
のバラツキおよびパネル2a,2bの屈曲部の形
状等が原因となつて、保持リツプ7,7の端部が
パネル2a,2bの外側面の形状に追随できず、
当該部分に〓間が発生してシール性を損なうと共
に、該部分の見栄えが悪くなつてしまう。
ネルは、硬質弾性材により形成された鉤状の保持
リツプ7,7が両側板6,6の外側面端部に一体
に成形されているので、該グラスランチヤンネル
をドアサツシ2のパネル2a,2bの端部に係止
させた場合、パネル2a,2bの端部に保持リツ
プ7,7と側板6,6とにより形成されたパネル
嵌合溝4,4が挿入されて係止されるようになつ
ているが、パネル2a,2bの端部外表面と保持
リツプ7,7との間に、パネル2a,2bの成形
上のバラツキとかグラスランチヤンネルの成形上
のバラツキおよびパネル2a,2bの屈曲部の形
状等が原因となつて、保持リツプ7,7の端部が
パネル2a,2bの外側面の形状に追随できず、
当該部分に〓間が発生してシール性を損なうと共
に、該部分の見栄えが悪くなつてしまう。
また、ドアサツシ部の内周縁で車内側パネルと
車外側パネルにより形成されるグラスランチヤン
ネル嵌合溝では底部が存在しないため、ドアガラ
スを閉じる度に該ドアガラス先端部がグラスラン
チヤンネルの底板に衝接されて、このときのドア
ガラス閉じ力により該グラスランチヤンネルの両
側板は互いに近接される方向、つまり、閉じ方向
に変形されることにより、コーナー部分には開閉
力が繰り返し作用され耐久性が問題となつてく
る。ところが、上記基体Aは硬質弾性材により形
成される関係上、従来ではスリツト11が形成さ
れることにより、該開閉動が可能となつていた
(実開昭56−73919号公報、実開昭56−25171号公
報参照)。
車外側パネルにより形成されるグラスランチヤン
ネル嵌合溝では底部が存在しないため、ドアガラ
スを閉じる度に該ドアガラス先端部がグラスラン
チヤンネルの底板に衝接されて、このときのドア
ガラス閉じ力により該グラスランチヤンネルの両
側板は互いに近接される方向、つまり、閉じ方向
に変形されることにより、コーナー部分には開閉
力が繰り返し作用され耐久性が問題となつてく
る。ところが、上記基体Aは硬質弾性材により形
成される関係上、従来ではスリツト11が形成さ
れることにより、該開閉動が可能となつていた
(実開昭56−73919号公報、実開昭56−25171号公
報参照)。
ところが、上記スリツト11では部分的に薄肉
になるため、押出成形時の成形性が悪化されると
共に、当該薄肉部分の強度が低下して耐久性をも
悪化されてしまうという課題があつた。
になるため、押出成形時の成形性が悪化されると
共に、当該薄肉部分の強度が低下して耐久性をも
悪化されてしまうという課題があつた。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、
グラスランチヤンネル嵌合溝との間のシール性お
よび外観性を向上させると共に、該嵌合溝への装
着性を良くしつつ、成形性および耐久性の著しい
向上を図ることができる自動車用グラスランチヤ
ンネルを提供することを目的とする。
グラスランチヤンネル嵌合溝との間のシール性お
よび外観性を向上させると共に、該嵌合溝への装
着性を良くしつつ、成形性および耐久性の著しい
向上を図ることができる自動車用グラスランチヤ
ンネルを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
かかる目的を達成するために本発明は、ドアサ
ツシ部の内周縁で車内側パネルと車外側パネルに
より形成されたグラスランチヤンネル嵌合溝内
に、硬質弾性材の底板と両側板からなる断面略U
字状の基体を、該基体の底板を支持することな
く、前記両側板外側の端部に一体成形された鉤状
の保持リツプが、前記嵌合溝の両パネル端部に係
止することのみによつて装着されるようにしたグ
ラスランチヤンネルにおいて、 前記側板の外側面に前記保持リツプと共に二股
状を成して突出される保持ストツパーを成形し、
これら保持リツプと保持ストツパーとにより前記
パネルを挾持すると共に、これら保持リツプと保
持ストツパーのうち、少なくとも保持リツプの前
記パネルとの接触部分を軟質弾性材で形成し、か
つ、前記底板の一部に、前記両側板の開閉動を可
能とし、底板と略等しい肉厚となる軟質弾性材か
らなる屈曲部を設け、ドアガラスの閉時、ドアガ
ラスの端部が底板に衝接する時のドアガラス閉じ
力を、該底板の軟質弾性材および保持リツプの軟
質弾性材により吸収させることにより構成する。
ツシ部の内周縁で車内側パネルと車外側パネルに
より形成されたグラスランチヤンネル嵌合溝内
に、硬質弾性材の底板と両側板からなる断面略U
字状の基体を、該基体の底板を支持することな
く、前記両側板外側の端部に一体成形された鉤状
の保持リツプが、前記嵌合溝の両パネル端部に係
止することのみによつて装着されるようにしたグ
ラスランチヤンネルにおいて、 前記側板の外側面に前記保持リツプと共に二股
状を成して突出される保持ストツパーを成形し、
これら保持リツプと保持ストツパーとにより前記
パネルを挾持すると共に、これら保持リツプと保
持ストツパーのうち、少なくとも保持リツプの前
記パネルとの接触部分を軟質弾性材で形成し、か
つ、前記底板の一部に、前記両側板の開閉動を可
能とし、底板と略等しい肉厚となる軟質弾性材か
らなる屈曲部を設け、ドアガラスの閉時、ドアガ
ラスの端部が底板に衝接する時のドアガラス閉じ
力を、該底板の軟質弾性材および保持リツプの軟
質弾性材により吸収させることにより構成する。
作 用
以上の構成により本発明の自動車用グラスラン
チヤンネルは、保持リツプと保持ストツパーのう
ち、少なくとも保持リツプがグラスランチヤンネ
ル嵌合溝のパネルに接触される部分を軟質弾性材
で形成したため、該軟質弾性材部分が該嵌合溝の
形状に追随されて密着性が良くなり、シール性お
よび外観性が向上される。
チヤンネルは、保持リツプと保持ストツパーのう
ち、少なくとも保持リツプがグラスランチヤンネ
ル嵌合溝のパネルに接触される部分を軟質弾性材
で形成したため、該軟質弾性材部分が該嵌合溝の
形状に追随されて密着性が良くなり、シール性お
よび外観性が向上される。
また、基体の両側板の開閉動は底板の一部に設
けられた屈曲部により行われるが、該屈曲部は底
板と略等しい肉厚の軟質弾性材で形成されるた
め、該屈曲部に応力が集中されるのを防止するこ
とができると共に、成形性が大幅に向上される。
けられた屈曲部により行われるが、該屈曲部は底
板と略等しい肉厚の軟質弾性材で形成されるた
め、該屈曲部に応力が集中されるのを防止するこ
とができると共に、成形性が大幅に向上される。
実施例
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
明する。
尚、本実施例を述べるにあたつて従来の構成と
同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を
省略する。
同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を
省略する。
即ち、第3図は本発明の第1実施例を示し、第
2図に示した従来のグラスランチヤンネルに対し
て特に異なつている構成は、保持リツプ7,7の
先端部7′,7′が軟質弾性材で成形されたこと
と、底板5の一部に形成される屈曲部13,13
が軟質弾性材で形成されたことである。
2図に示した従来のグラスランチヤンネルに対し
て特に異なつている構成は、保持リツプ7,7の
先端部7′,7′が軟質弾性材で成形されたこと
と、底板5の一部に形成される屈曲部13,13
が軟質弾性材で形成されたことである。
即ち、本発明のグラスランチヤンネルは、従来
と同様に硬質ゴムとか硬質合成樹脂等の硬質弾性
材から成る底板5と両側板6,6とで略U字状に
形成された基体Aを備え、該基体Aがグラスラン
チヤンネル嵌合溝2cに嵌着されるようになつて
おり、該嵌合溝2cの溝開口部は車外側パネル2
aと車内側パネル2bの先端が互いに近付く方向
に絞られ、この絞られた溝開口部の両側外側に、
前記両側板6,6の先端部外方に突出された保持
リツプ7,7が当接されている。
と同様に硬質ゴムとか硬質合成樹脂等の硬質弾性
材から成る底板5と両側板6,6とで略U字状に
形成された基体Aを備え、該基体Aがグラスラン
チヤンネル嵌合溝2cに嵌着されるようになつて
おり、該嵌合溝2cの溝開口部は車外側パネル2
aと車内側パネル2bの先端が互いに近付く方向
に絞られ、この絞られた溝開口部の両側外側に、
前記両側板6,6の先端部外方に突出された保持
リツプ7,7が当接されている。
また、図中右側の側板6の外側には、上記保持
リツプ7と共に二股状が形成される保持ストツパ
ー12が突設され、これら保持リツプ7と保持ス
トツパー12とによつて車外側パネル2aが挾持
される。
リツプ7と共に二股状が形成される保持ストツパ
ー12が突設され、これら保持リツプ7と保持ス
トツパー12とによつて車外側パネル2aが挾持
される。
ところで、前記保持リツプ7,7および保持ス
トツパー12は基体Aから一体成形により同質の
硬質弾性材で形成されるが、上述したように該保
持リツプ7,7が車外側パネル2aおよび車内側
パネル2bに接触される前記先端部7′,7′は、
軟質ゴム、スポンジゴム、軟質合成樹歯およびそ
の発泡体等よりなる軟質弾性材で成形される。
トツパー12は基体Aから一体成形により同質の
硬質弾性材で形成されるが、上述したように該保
持リツプ7,7が車外側パネル2aおよび車内側
パネル2bに接触される前記先端部7′,7′は、
軟質ゴム、スポンジゴム、軟質合成樹歯およびそ
の発泡体等よりなる軟質弾性材で成形される。
尚、前記軟質弾性材で形成される先端部7′,
7′は、パネル2a,2bを押圧する方向に付勢
されて形成される。
7′は、パネル2a,2bを押圧する方向に付勢
されて形成される。
また、基体Aを構成する底板5の隅角部に、上
記先端部7′,7′と同様の軟質弾性材で形成され
る屈曲部13,13が形成され、該屈曲部13,
13を形成する軟質弾性材は、底板5と略等しい
肉厚をもつて形成されている。
記先端部7′,7′と同様の軟質弾性材で形成され
る屈曲部13,13が形成され、該屈曲部13,
13を形成する軟質弾性材は、底板5と略等しい
肉厚をもつて形成されている。
尚、本実施例にあつてはリツプ8,8および底
板5のドアガラス3と摺接する面には、従来の植
毛に代えて、ガラスとの摺動性を良くするために
表面処理層14が施されている。
板5のドアガラス3と摺接する面には、従来の植
毛に代えて、ガラスとの摺動性を良くするために
表面処理層14が施されている。
以上の構成により本実施例にあつては、グラス
ランチヤンネルを嵌合溝2c内に取り付ける際、
保持ストツパー12が突設されているため、両側
板6,6の屈曲部13,13から屈曲させて閉動
させ、該保持ストツパー12部分を嵌合溝2cの
溝開口部から内方に通過させることにより、該グ
ラスランチヤンネルを図示する状態に嵌着するこ
とができる。
ランチヤンネルを嵌合溝2c内に取り付ける際、
保持ストツパー12が突設されているため、両側
板6,6の屈曲部13,13から屈曲させて閉動
させ、該保持ストツパー12部分を嵌合溝2cの
溝開口部から内方に通過させることにより、該グ
ラスランチヤンネルを図示する状態に嵌着するこ
とができる。
そして、このようにグラスランチヤンネルが嵌
合溝2cに嵌着されると、保持リツプ7,7の先
端部7′,7′が軟質弾性材で形成されているの
で、第3図に示したようにドアサツシ2のパネル
2a,2bが図示のように絞られて複雑に形成さ
れている場合にも、該パネル2a,2bの形状に
よく追随して密接され、当該接触部分のシール性
が著しく向上される。
合溝2cに嵌着されると、保持リツプ7,7の先
端部7′,7′が軟質弾性材で形成されているの
で、第3図に示したようにドアサツシ2のパネル
2a,2bが図示のように絞られて複雑に形成さ
れている場合にも、該パネル2a,2bの形状に
よく追随して密接され、当該接触部分のシール性
が著しく向上される。
また、パネル2a,2bの形成上の誤差、グラ
スランチヤンネルの成形上の誤差等に対しても、
保持リツプ7,7の先端部7′,7′がパネル2
a,2bの外表面に押圧されるように作用して、
当該部分に〓間が発生されるのが防止され、外観
が損なわれてしまうのが防止される。
スランチヤンネルの成形上の誤差等に対しても、
保持リツプ7,7の先端部7′,7′がパネル2
a,2bの外表面に押圧されるように作用して、
当該部分に〓間が発生されるのが防止され、外観
が損なわれてしまうのが防止される。
ところで、上記屈曲部13,13は底板5と略
等しい肉厚の軟質弾性材で形成されているため、
ドアガラス3の閉時に該ドアガラス3の端部が底
部5に衝接されて、両側板6,6に開閉方向の荷
重が作用した場合にも、該屈曲部13,13に応
力が集中するのが防止されるため、耐久性の大幅
な向上が図られる。
等しい肉厚の軟質弾性材で形成されているため、
ドアガラス3の閉時に該ドアガラス3の端部が底
部5に衝接されて、両側板6,6に開閉方向の荷
重が作用した場合にも、該屈曲部13,13に応
力が集中するのが防止されるため、耐久性の大幅
な向上が図られる。
また、前記屈曲部13,13の軟質弾性材が底
板5と等しい肉厚であるため、押出成形時の成形
性が著しく向上される。
板5と等しい肉厚であるため、押出成形時の成形
性が著しく向上される。
第4図は本発明の第2実施例を示し、上記第1
実施例と同一構成部分に同一符号を付して重複す
る説明を省略して述べる。
実施例と同一構成部分に同一符号を付して重複す
る説明を省略して述べる。
即ち、この実施例では保持ストツパー12″を
基体Aの両側板6,6にそれぞれ形成し、それぞ
れの保持ストツパー12″,12″を軟質弾性材で
形成してある。
基体Aの両側板6,6にそれぞれ形成し、それぞ
れの保持ストツパー12″,12″を軟質弾性材で
形成してある。
尚、前記保持ストツパー12″,12″にあつて
も、パネル2a,2bを押圧する方向に付勢する
ように形成されている。
も、パネル2a,2bを押圧する方向に付勢する
ように形成されている。
また、屈曲部16は底板5の略中央部に1箇所
形成されるようになつており、該屈曲部16にあ
つても、底板5と略等しい肉厚の軟質弾性材で形
成されている。
形成されるようになつており、該屈曲部16にあ
つても、底板5と略等しい肉厚の軟質弾性材で形
成されている。
従つてこの実施例にあつても上記第1実施例と
同様の機能を発揮することもできるのは勿論のこ
と、更には、保持ストツパー12″が2箇所設け
られて、それぞれを軟質弾性材により形成したこ
とにより、パネル2a,2bに対する追随性が著
しく増大されると共に、該保持ストツパー12″
が変形容易であるため、グラスランチヤンネルを
ドアサツシ2に装着する際の作業性が大幅に向上
される。
同様の機能を発揮することもできるのは勿論のこ
と、更には、保持ストツパー12″が2箇所設け
られて、それぞれを軟質弾性材により形成したこ
とにより、パネル2a,2bに対する追随性が著
しく増大されると共に、該保持ストツパー12″
が変形容易であるため、グラスランチヤンネルを
ドアサツシ2に装着する際の作業性が大幅に向上
される。
発明の効果
以上説明したように本発明の自動車用グラスラ
ンチヤンネルにあつては、保持リツプと保持スト
ツパーのうち、少なくとも保持リツプがグラスラ
ンチヤンネル嵌合溝のパネルに接触される部分を
軟質弾性材で形成したため、該軟質弾性材部分が
該嵌合溝の形状に追随されて密着性が良くなり、
シール性および外観性の著しい向上を図ることが
できる。
ンチヤンネルにあつては、保持リツプと保持スト
ツパーのうち、少なくとも保持リツプがグラスラ
ンチヤンネル嵌合溝のパネルに接触される部分を
軟質弾性材で形成したため、該軟質弾性材部分が
該嵌合溝の形状に追随されて密着性が良くなり、
シール性および外観性の著しい向上を図ることが
できる。
また、基体の底板の一部に設けられる屈曲部
は、該底板と略等しい肉厚の軟質弾性材で形成さ
れるため、該基体の両側板が該屈曲部の屈曲を伴
つて開閉動される際、該屈曲部の応力集中を防止
して耐久性を大幅に向上することができると共
に、グラスランチヤンネル成形時の成形性を大幅
に向上させることができるという各種優れた効果
を奏する。
は、該底板と略等しい肉厚の軟質弾性材で形成さ
れるため、該基体の両側板が該屈曲部の屈曲を伴
つて開閉動される際、該屈曲部の応力集中を防止
して耐久性を大幅に向上することができると共
に、グラスランチヤンネル成形時の成形性を大幅
に向上させることができるという各種優れた効果
を奏する。
第1図はグラスランチヤンネルが取り付けられ
るドアサツシを示す自動車の側面図、第2図は第
1図中−線から断面した従来のグラスランチ
ヤンネルを示す断面図、第3図は本発明の第1実
施例を示す断面図、第4図は本発明の第2実施例
を示す断面図である。 1……ドア、2……ドアサツシ、2a,2b…
…パネル、2c……グラスランチヤンネル嵌合
溝、3……ドアガラス、5……底板、6……側
板、7……保持リツプ、7′……保持リツプの先
端部(パネルとの接触部分)、12,12″……保
持ストツパー、13,16……屈曲部、A……基
体。
るドアサツシを示す自動車の側面図、第2図は第
1図中−線から断面した従来のグラスランチ
ヤンネルを示す断面図、第3図は本発明の第1実
施例を示す断面図、第4図は本発明の第2実施例
を示す断面図である。 1……ドア、2……ドアサツシ、2a,2b…
…パネル、2c……グラスランチヤンネル嵌合
溝、3……ドアガラス、5……底板、6……側
板、7……保持リツプ、7′……保持リツプの先
端部(パネルとの接触部分)、12,12″……保
持ストツパー、13,16……屈曲部、A……基
体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドアサツシ部の内周縁で車内側パネルと車外
側パネルにより形成されたグラスランチヤンネル
嵌合溝内に、硬質弾性材の底板と両側板からなる
断面略U字状の基体を、該基体の底板を支持する
ことなく、前記両側板外側の端部に一体成形され
た鉤状の保持リツプが、前記嵌合溝の両パネル端
部に係止することのみによつて装着されるように
したグラスランチヤンネルにおいて、 前記側板の外側面に前記保持リツプと共に二股
状を成して突出される保持ストツパーを形成し、
これら保持リツプと保持ストツパーとにより前記
パネルを挾持すると共に、これら保持リツプと保
持ストツパーのうち、少なくとも保持リツプの前
記パネルとの接触部分を軟質弾性材で形成し、か
つ、前記底板の一部に、前記両側板の開閉動を可
能とし、前記底板と略等しい肉厚となる軟質弾性
材からなる屈曲部を設け、ドアガラスの閉時、ド
アガラスの端部が前記底板に衝接する時のドアガ
ラス閉じ力を、前記底板の軟質弾性材および保持
リツプの軟質弾性材により吸収するようにしたこ
とを特徴とする自動車用グラスランチヤンネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147555A JPS5849515A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 自動車用グラスランチヤンネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147555A JPS5849515A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 自動車用グラスランチヤンネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849515A JPS5849515A (ja) | 1983-03-23 |
JPH0258129B2 true JPH0258129B2 (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=15432977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56147555A Granted JPS5849515A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 自動車用グラスランチヤンネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849515A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914518A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | Nissan Motor Co Ltd | ウインドまわりのシ−ル構造 |
JPH0525300Y2 (ja) * | 1986-01-16 | 1993-06-25 | ||
JP2502082B2 (ja) * | 1987-03-12 | 1996-05-29 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | フラッシュサ−フェス型グラスラン |
JPH0496525U (ja) * | 1991-01-28 | 1992-08-20 | ||
US6023888A (en) * | 1996-09-25 | 2000-02-15 | Schlegel Corporation | Door and window channel seal |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5220615B2 (ja) * | 1975-07-22 | 1977-06-04 | ||
JPS5220617B2 (ja) * | 1975-07-28 | 1977-06-04 | ||
JPS5345374U (ja) * | 1976-09-22 | 1978-04-18 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718233U (ja) * | 1971-03-31 | 1972-10-31 | ||
JPS4723822U (ja) * | 1971-03-31 | 1972-11-17 | ||
JPS5220615U (ja) * | 1975-07-31 | 1977-02-14 | ||
JPS5220617U (ja) * | 1975-07-31 | 1977-02-14 |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP56147555A patent/JPS5849515A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5220615B2 (ja) * | 1975-07-22 | 1977-06-04 | ||
JPS5220617B2 (ja) * | 1975-07-28 | 1977-06-04 | ||
JPS5345374U (ja) * | 1976-09-22 | 1978-04-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5849515A (ja) | 1983-03-23 |
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