JP2001023715A - 端子金具 - Google Patents
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
- H01R12/55—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
- H01R12/58—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals terminals for insertion into holes
- H01R12/585—Terminals having a press fit or a compliant portion and a shank passing through a hole in the printed circuit board
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/306—Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means
- H05K3/308—Adaptations of leads
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
- H01R12/7017—Snap means
- H01R12/7029—Snap means not integral with the coupling device
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- H01R12/7064—Press fitting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メンテナンス性に優れ、挿抜方向の遊動を確
実に規制する。 【解決手段】 端子金具10は、取付孔Hの挿入方向手
前側の孔縁に当接することでそれ以上の挿入を規制する
前止まり部13と、取付孔Hの挿入方向先方側の孔縁に
係止することで抜け方向の遊動を規制する抜止め部15
とを有し、この抜止め部15は、抜け方向の遊動を規制
する形態から取付孔Hを通過可能な形態への弾性変形を
可能とされている。抜止め部15が取付孔Hの孔縁に係
止することで、端子金具10の抜け方向の遊動を確実に
規制する。抜止め部15は取付孔Hを通過可能な形態へ
弾性変形させることができるので、取付孔Hからの抜取
りが可能である。
実に規制する。 【解決手段】 端子金具10は、取付孔Hの挿入方向手
前側の孔縁に当接することでそれ以上の挿入を規制する
前止まり部13と、取付孔Hの挿入方向先方側の孔縁に
係止することで抜け方向の遊動を規制する抜止め部15
とを有し、この抜止め部15は、抜け方向の遊動を規制
する形態から取付孔Hを通過可能な形態への弾性変形を
可能とされている。抜止め部15が取付孔Hの孔縁に係
止することで、端子金具10の抜け方向の遊動を確実に
規制する。抜止め部15は取付孔Hを通過可能な形態へ
弾性変形させることができるので、取付孔Hからの抜取
りが可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に取り付
けられる端子金具に関するものである。
けられる端子金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開昭63−72863号公報には、回
路基板に取り付けられる端子金具が開示されている。こ
の端子金具は、回路基板の取付孔に挿入され、その取付
孔の内周に弾性的に当接する弾性当接部と、所定の深さ
まで挿入それたときにそれ以上の挿入動作を規制する前
止まり用のストッパとを有しており、挿入状態では、弾
性当接部と取付孔との摩擦抵抗とストッパの係止によっ
て挿抜方向の遊動規制がなされるようになっている。
路基板に取り付けられる端子金具が開示されている。こ
の端子金具は、回路基板の取付孔に挿入され、その取付
孔の内周に弾性的に当接する弾性当接部と、所定の深さ
まで挿入それたときにそれ以上の挿入動作を規制する前
止まり用のストッパとを有しており、挿入状態では、弾
性当接部と取付孔との摩擦抵抗とストッパの係止によっ
て挿抜方向の遊動規制がなされるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記端子金具は、取付
孔から抜き取ることができるのでメンテナンスの点では
良いのであるが、抜け方向の遊動を確実に規制する手段
がないので、挿抜方向の遊動を完全に防止することはで
きず、接触不良を来す虞がある。一方、米国特許第27
55453号公報には、抜け方向の遊動を確実に規制す
る手段を備えた端子金具について開示されている。この
端子金具は、前止まり用のストッパと、抜け規制用の係
止部とを有し、取付孔に挿入されてストッパにより前止
まりされた状態において、係止部を塑性変形させること
で取付孔の孔縁に係止させるようにしたものである。こ
の端子金具によれば、抜け規制が確実となるので、挿抜
方向の遊動を確実に防止することができるのであるが、
一旦塑性変形された係止部を元の形状に復元するのは困
難であるため、メンテナンス性の点では問題が残る。
孔から抜き取ることができるのでメンテナンスの点では
良いのであるが、抜け方向の遊動を確実に規制する手段
がないので、挿抜方向の遊動を完全に防止することはで
きず、接触不良を来す虞がある。一方、米国特許第27
55453号公報には、抜け方向の遊動を確実に規制す
る手段を備えた端子金具について開示されている。この
端子金具は、前止まり用のストッパと、抜け規制用の係
止部とを有し、取付孔に挿入されてストッパにより前止
まりされた状態において、係止部を塑性変形させること
で取付孔の孔縁に係止させるようにしたものである。こ
の端子金具によれば、抜け規制が確実となるので、挿抜
方向の遊動を確実に防止することができるのであるが、
一旦塑性変形された係止部を元の形状に復元するのは困
難であるため、メンテナンス性の点では問題が残る。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、メ
ンテナンス性に優れつつ、挿抜方向の遊動を確実に規制
することができる端子金具を提供することを目的として
いる。
ンテナンス性に優れつつ、挿抜方向の遊動を確実に規制
することができる端子金具を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回路
基板の取付孔に挿入される端子金具であって、前記取付
孔の正規位置まで挿入された状態において、その取付孔
の挿入方向手前側の孔縁に当接することでそれ以上の挿
入を規制する前止まり部と、前記取付孔の正規位置まで
挿入された状態において、その取付孔の挿入方向先方側
の孔縁に係止することで抜け方向の遊動を規制する抜止
め部とを有し、この抜止め部は、抜け方向の遊動を規制
する形態から前記取付孔を通過可能な形態への弾性変形
を可能とされている構成とした。
基板の取付孔に挿入される端子金具であって、前記取付
孔の正規位置まで挿入された状態において、その取付孔
の挿入方向手前側の孔縁に当接することでそれ以上の挿
入を規制する前止まり部と、前記取付孔の正規位置まで
挿入された状態において、その取付孔の挿入方向先方側
の孔縁に係止することで抜け方向の遊動を規制する抜止
め部とを有し、この抜止め部は、抜け方向の遊動を規制
する形態から前記取付孔を通過可能な形態への弾性変形
を可能とされている構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記抜止め部は、撓み空間を挟む一対の弾性係止部
によって構成されている。請求項3の発明は、請求項1
又は請求項2の発明において、前記取付孔の内周に対し
て弾性的に当接する一対の弾性当接部を備えている構成
とした。請求項4の発明は、前記取付孔の内周に対して
弾性的に当接する一対の弾性当接部を備えた請求項2記
載の端子金具であって、その一対の弾性当接部の間の撓
み空間が前記弾性係止部の間の撓み空間と連なっている
構成とした。
て、前記抜止め部は、撓み空間を挟む一対の弾性係止部
によって構成されている。請求項3の発明は、請求項1
又は請求項2の発明において、前記取付孔の内周に対し
て弾性的に当接する一対の弾性当接部を備えている構成
とした。請求項4の発明は、前記取付孔の内周に対して
弾性的に当接する一対の弾性当接部を備えた請求項2記
載の端子金具であって、その一対の弾性当接部の間の撓
み空間が前記弾性係止部の間の撓み空間と連なっている
構成とした。
【0007】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれかの発明において、前記抜止め部が、前記取付
孔の挿入方向先方側の孔縁に対し、弾性的に当接する構
成とした。
のいずれかの発明において、前記抜止め部が、前記取付
孔の挿入方向先方側の孔縁に対し、弾性的に当接する構
成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]取付孔に挿
入された状態では抜止め部が取付孔の孔縁に係止するこ
とで、抜け方向の遊動を確実に規制できる。また、抜止
め部は取付孔を通過可能な形態へ弾性変形させることが
できるので、取付孔からの抜取りが可能である。
入された状態では抜止め部が取付孔の孔縁に係止するこ
とで、抜け方向の遊動を確実に規制できる。また、抜止
め部は取付孔を通過可能な形態へ弾性変形させることが
できるので、取付孔からの抜取りが可能である。
【0009】[請求項2の発明]取付孔から抜き取る際
には、弾性係止部が撓み空間内へ弾性撓みすることで取
付孔を通過できる形態となる。 [請求項3の発明]一対の弾性当接部が取付孔の内周に
弾性的に当接することにより、端子金具が取付孔の軸線
と交差する方向へ遊動することが規制される。 [請求項4の発明]抜止め部を構成する一対の弾性係止
部の間の撓み空間と、取付孔の内周に弾接する一対の弾
性当接部の間の撓み空間とが互いに連通しているので、
弾性係止部が弾性撓みするとそれに伴って弾性当接部も
弾性撓みすることになる。したがって、取付孔から抜き
取るときの操作抵抗が軽減される。
には、弾性係止部が撓み空間内へ弾性撓みすることで取
付孔を通過できる形態となる。 [請求項3の発明]一対の弾性当接部が取付孔の内周に
弾性的に当接することにより、端子金具が取付孔の軸線
と交差する方向へ遊動することが規制される。 [請求項4の発明]抜止め部を構成する一対の弾性係止
部の間の撓み空間と、取付孔の内周に弾接する一対の弾
性当接部の間の撓み空間とが互いに連通しているので、
弾性係止部が弾性撓みするとそれに伴って弾性当接部も
弾性撓みすることになる。したがって、取付孔から抜き
取るときの操作抵抗が軽減される。
【0010】[請求項5の発明]抜止め部が弾性的に当
接する状態で抜止め機能を発揮するようになっているの
で、取付孔に対するガタ付きを防止できる。
接する状態で抜止め機能を発揮するようになっているの
で、取付孔に対するガタ付きを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図3を参照して説明す
る。本実施形態の端子金具10は、コネクタハウジング
20に組み付けられた状態で回路基板Pに取り付けられ
る。コネクタハウジング20は、合成樹脂製であり、前
方(図1における左方)に開口する各筒形のフード部2
1と、このフード部21の後端面を塞ぐように形成され
た支持壁部22とからなる。端子金具10は、支持壁部
22を貫通する形態で取り付けられている。
体化した実施形態1を図1乃至図3を参照して説明す
る。本実施形態の端子金具10は、コネクタハウジング
20に組み付けられた状態で回路基板Pに取り付けられ
る。コネクタハウジング20は、合成樹脂製であり、前
方(図1における左方)に開口する各筒形のフード部2
1と、このフード部21の後端面を塞ぐように形成され
た支持壁部22とからなる。端子金具10は、支持壁部
22を貫通する形態で取り付けられている。
【0012】回路基板Pは、その上面にプリント回路
(図示せず)が設けられたものであって、この回路基板
Pには取付孔Hが上下に貫通する形態で形成されてお
り、この取付孔Hには上方から端子金具10が挿入され
るようになっている。また、取付孔Hの内周面と、回路
基板Pの上面及び下面における取付孔Hの開口縁部に
は、プリント回路の接点部Cがメッキにより設けられて
おり、この接点部Cに端子金具10が接触されるように
なっている。
(図示せず)が設けられたものであって、この回路基板
Pには取付孔Hが上下に貫通する形態で形成されてお
り、この取付孔Hには上方から端子金具10が挿入され
るようになっている。また、取付孔Hの内周面と、回路
基板Pの上面及び下面における取付孔Hの開口縁部に
は、プリント回路の接点部Cがメッキにより設けられて
おり、この接点部Cに端子金具10が接触されるように
なっている。
【0013】端子金具10は、導電性の金属材料からな
り、全体としては細長くL字形に屈曲された形状をな
し、その水平に向いたタブ部11が支持壁部22に貫通
されているとともに、タブ部11の後端から下向きに屈
曲した基板接続部12が、回路基板Pの取付孔Hに挿入
されている。基板接続部12には、左右両側方へ突出す
る一対の前止まり部13と、この前止まり部13のすぐ
下方に位置する弾性当接部14と、この弾性当接部14
のすぐ下方に位置する抜止め部15とから形成されてい
る。
り、全体としては細長くL字形に屈曲された形状をな
し、その水平に向いたタブ部11が支持壁部22に貫通
されているとともに、タブ部11の後端から下向きに屈
曲した基板接続部12が、回路基板Pの取付孔Hに挿入
されている。基板接続部12には、左右両側方へ突出す
る一対の前止まり部13と、この前止まり部13のすぐ
下方に位置する弾性当接部14と、この弾性当接部14
のすぐ下方に位置する抜止め部15とから形成されてい
る。
【0014】両前止まり部13は、端子金具10を上か
ら取付孔Hに挿入したときに、回路基板Pの上面におけ
る取付孔Hの開口縁に突き当たり、それ以上の挿入動作
を規制するようになっている。弾性当接部14は、前止
まり部13の下端から二股に分かれて外膨らみの弧状を
なして下方へ延びる形態で一対形成されており、この両
弾性当接部14の間に確保された撓み空間14Sによ
り、内側(互いに接近する側)へ弾性撓みし得るように
なっている。この両弾性当接部14の自由状態における
幅方向(取付孔Hに対する端子金具10の挿入方向と交
差する方向)の最大寸法は、取付孔Hの内径よりも大き
い寸法とされている(図3を参照)。
ら取付孔Hに挿入したときに、回路基板Pの上面におけ
る取付孔Hの開口縁に突き当たり、それ以上の挿入動作
を規制するようになっている。弾性当接部14は、前止
まり部13の下端から二股に分かれて外膨らみの弧状を
なして下方へ延びる形態で一対形成されており、この両
弾性当接部14の間に確保された撓み空間14Sによ
り、内側(互いに接近する側)へ弾性撓みし得るように
なっている。この両弾性当接部14の自由状態における
幅方向(取付孔Hに対する端子金具10の挿入方向と交
差する方向)の最大寸法は、取付孔Hの内径よりも大き
い寸法とされている(図3を参照)。
【0015】抜止め部15は、左右一対の弾性係止部1
6と、この両弾性係止部16の間に確保した撓み空間1
6Sとから構成されている。この一対の弾性係止部16
は、上記一対の弾性当接部14の下端から連なってい
て、外膨らみの弧状に湾曲した形態で下方へ延びてい
る。即ち、弾性当接部14と弾性係止部16とは全体と
してひょうたん型をなす。かかる一対の弾性係止部16
は、撓み空間16Sを狭めるようにしつつ内側(互いに
接近する側)へ弾性撓みし得るようになっている。弾性
係止部16の自由状態における幅方向(取付孔Hに対す
る端子金具10の挿入方向と交差する方向)の最大寸法
は、自由状態における上記弾性当接部14の最大幅寸法
よりも大きい寸法(取付孔Hの内径よりも大きい寸法)
とされている(図3を参照)。また、上記弾性当接部1
4が互いに接近するように内側へ狭小変形すると弾性係
止部16も内側へ弾性的に狭小変形を生じるのである
が、弾性当接部14の最大幅が取付孔Hの内径と同じ寸
法になった状態では、弾性係止部16の最大幅は取付孔
Hの内径よりも大きくなるように寸法及び形状が設定さ
れている。
6と、この両弾性係止部16の間に確保した撓み空間1
6Sとから構成されている。この一対の弾性係止部16
は、上記一対の弾性当接部14の下端から連なってい
て、外膨らみの弧状に湾曲した形態で下方へ延びてい
る。即ち、弾性当接部14と弾性係止部16とは全体と
してひょうたん型をなす。かかる一対の弾性係止部16
は、撓み空間16Sを狭めるようにしつつ内側(互いに
接近する側)へ弾性撓みし得るようになっている。弾性
係止部16の自由状態における幅方向(取付孔Hに対す
る端子金具10の挿入方向と交差する方向)の最大寸法
は、自由状態における上記弾性当接部14の最大幅寸法
よりも大きい寸法(取付孔Hの内径よりも大きい寸法)
とされている(図3を参照)。また、上記弾性当接部1
4が互いに接近するように内側へ狭小変形すると弾性係
止部16も内側へ弾性的に狭小変形を生じるのである
が、弾性当接部14の最大幅が取付孔Hの内径と同じ寸
法になった状態では、弾性係止部16の最大幅は取付孔
Hの内径よりも大きくなるように寸法及び形状が設定さ
れている。
【0016】次に、本実施形態の作用を説明する。端子
金具10は予めコネクタハウジング20に組み付けられ
ており、このコネクタハウジング20を回路基板Pの上
面の所定位置に固定する際に、端子金具10の基板接続
部12が取付孔Hに上から挿入される。挿入の際には、
弾性係止部16が取付孔Hの上側の孔縁に当接すること
によって狭まるように弾性変形を生じつつ取付孔H内に
進入する。このとき、弾性係止部16の外縁の下半分領
域16Lは傾斜状をなしているので、取付孔Hの孔縁に
引っ掛かる虞はなく、弾性係止部16は円滑に取付孔H
内に進入することができる。そして、弾性係止部16
は、取付孔Hを通過するのに伴い、その取付孔Hの下面
側の孔縁(挿入方向先方側の孔縁)に摺接しつつ幅を拡
げるように弾性復元していく。このとき、弾性係止部1
6の外縁の上半分領域16Uは傾斜状をなしているの
で、弾性係止部16の弾性復元力は端子金具10に対し
て取付孔Hに挿入する方向の付勢力として作用し、挿入
動作が促進される。
金具10は予めコネクタハウジング20に組み付けられ
ており、このコネクタハウジング20を回路基板Pの上
面の所定位置に固定する際に、端子金具10の基板接続
部12が取付孔Hに上から挿入される。挿入の際には、
弾性係止部16が取付孔Hの上側の孔縁に当接すること
によって狭まるように弾性変形を生じつつ取付孔H内に
進入する。このとき、弾性係止部16の外縁の下半分領
域16Lは傾斜状をなしているので、取付孔Hの孔縁に
引っ掛かる虞はなく、弾性係止部16は円滑に取付孔H
内に進入することができる。そして、弾性係止部16
は、取付孔Hを通過するのに伴い、その取付孔Hの下面
側の孔縁(挿入方向先方側の孔縁)に摺接しつつ幅を拡
げるように弾性復元していく。このとき、弾性係止部1
6の外縁の上半分領域16Uは傾斜状をなしているの
で、弾性係止部16の弾性復元力は端子金具10に対し
て取付孔Hに挿入する方向の付勢力として作用し、挿入
動作が促進される。
【0017】そして、前止まり部13が回路基板Pの上
面における取付孔Hの孔縁部に突き当たると、それ以上
の端子金具10の挿入動作が規制される。このとき、回
路基板Pの下面側においては、取付孔Hの孔縁に対し弾
性係止部16の外縁の上半分領域16Uが弾性的に当接
している。この弾性当接の方向は挿入方向に対して斜め
方向であることから、この弾性係止部16の弾性押圧力
により、端子金具10は、取付孔Hに対し抜け方向と挿
抜方向と直交する径方向の両方向の遊動・ガタ付きが規
制される。以上により、端子金具10の取付孔Hへの挿
入動作が完了する。尚、端子金具10と取付孔Hとの間
では半田付け処理は行われない。
面における取付孔Hの孔縁部に突き当たると、それ以上
の端子金具10の挿入動作が規制される。このとき、回
路基板Pの下面側においては、取付孔Hの孔縁に対し弾
性係止部16の外縁の上半分領域16Uが弾性的に当接
している。この弾性当接の方向は挿入方向に対して斜め
方向であることから、この弾性係止部16の弾性押圧力
により、端子金具10は、取付孔Hに対し抜け方向と挿
抜方向と直交する径方向の両方向の遊動・ガタ付きが規
制される。以上により、端子金具10の取付孔Hへの挿
入動作が完了する。尚、端子金具10と取付孔Hとの間
では半田付け処理は行われない。
【0018】また、上記のように弾性係止部16が弾性
復元するのに伴い、取付孔Hの内部では、弾性当接部1
4もその弾性復元力により幅が広がる方向へ復元変形す
る。そして、端子金具10の挿入が完了した状態では、
弾性当接部14の外縁が取付孔Hの内周の接点部Cに対
して弾性的に当接する。即ち、この弾性当接部14と接
点部Cとは所定の接触圧をもって導通可能な接触状態と
なる。尚、前止まり部13と弾性係止部16も、接点部
Cに対して所定の接触圧をもって導通可能な接触状態と
なっている。
復元するのに伴い、取付孔Hの内部では、弾性当接部1
4もその弾性復元力により幅が広がる方向へ復元変形す
る。そして、端子金具10の挿入が完了した状態では、
弾性当接部14の外縁が取付孔Hの内周の接点部Cに対
して弾性的に当接する。即ち、この弾性当接部14と接
点部Cとは所定の接触圧をもって導通可能な接触状態と
なる。尚、前止まり部13と弾性係止部16も、接点部
Cに対して所定の接触圧をもって導通可能な接触状態と
なっている。
【0019】さて、この取付け状態から端子金具10を
取付孔Hから外す際には、コネクタハウジング20を回
路基板Pから浮かせつつ、端子金具10の基板接続部1
2を取付孔Hから抜き取る。この抜取りの過程では、弾
性係止部16がその上側の傾斜状の外縁16Uを取付孔
Hの下面側の孔縁に摺接させつつ狭まるように弾性変形
しつつ取付孔H内に一旦引き込まれ、その後、弾性係止
部16はその下側の傾斜状の外縁16Lを取付孔Hの上
面側の孔縁に摺接させつつ弾性復元しつつ、取付孔Hか
ら脱外される。
取付孔Hから外す際には、コネクタハウジング20を回
路基板Pから浮かせつつ、端子金具10の基板接続部1
2を取付孔Hから抜き取る。この抜取りの過程では、弾
性係止部16がその上側の傾斜状の外縁16Uを取付孔
Hの下面側の孔縁に摺接させつつ狭まるように弾性変形
しつつ取付孔H内に一旦引き込まれ、その後、弾性係止
部16はその下側の傾斜状の外縁16Lを取付孔Hの上
面側の孔縁に摺接させつつ弾性復元しつつ、取付孔Hか
ら脱外される。
【0020】上述のように本実施形態においては、取付
孔Hに挿入された端子金具10の抜け方向の遊動を規制
するための抜止め部15を、抜け方向の遊動を規制する
幅の広い形態から取付孔Hを通過可能な幅の狭い形態へ
弾性変形し得るようにしたので、端子金具10の抜け方
向の遊動規制を行いつつ、取付孔Hからの端子金具10
の抜取りが可能となっている。しかも、抜取りの際に
は、弾性係止部16の外縁のうち、取付孔Hの下面側の
孔縁に当接する上側の外縁16Uは傾斜状をなしている
ので、端子金具10に抜取り方向の力を加えるだけで引
っ掛かりを生じることなく円滑に弾性係止部16が弾性
変形できるようになっている。したがって、抜取り動作
に先立って弾性係止部16を治具などで幅狭形態に弾性
変形させておく作業が不要であり、作業性に優れてい
る。
孔Hに挿入された端子金具10の抜け方向の遊動を規制
するための抜止め部15を、抜け方向の遊動を規制する
幅の広い形態から取付孔Hを通過可能な幅の狭い形態へ
弾性変形し得るようにしたので、端子金具10の抜け方
向の遊動規制を行いつつ、取付孔Hからの端子金具10
の抜取りが可能となっている。しかも、抜取りの際に
は、弾性係止部16の外縁のうち、取付孔Hの下面側の
孔縁に当接する上側の外縁16Uは傾斜状をなしている
ので、端子金具10に抜取り方向の力を加えるだけで引
っ掛かりを生じることなく円滑に弾性係止部16が弾性
変形できるようになっている。したがって、抜取り動作
に先立って弾性係止部16を治具などで幅狭形態に弾性
変形させておく作業が不要であり、作業性に優れてい
る。
【0021】また、一対の弾性当接部14が取付孔Hの
内周に弾性的に当接することにより、取付孔Hの軸線と
交差する方向の遊動が規制されるようになっている。ま
た、抜止め部15を構成する一対の弾性係止部16の間
の撓み空間16Sと、取付孔Hの内周に弾接する一対の
弾性当接部14の間の撓み空間14Sとが互いに連通し
ているので、弾性係止部16が弾性撓みするとそれに伴
って弾性当接部14も弾性撓みして取付孔Hの内周から
離間し、弾性当接部14と取付孔Hの内周との間の摺動
摩擦がなくなる。したがって、取付孔Hから抜き取ると
きの操作抵抗が軽減される。
内周に弾性的に当接することにより、取付孔Hの軸線と
交差する方向の遊動が規制されるようになっている。ま
た、抜止め部15を構成する一対の弾性係止部16の間
の撓み空間16Sと、取付孔Hの内周に弾接する一対の
弾性当接部14の間の撓み空間14Sとが互いに連通し
ているので、弾性係止部16が弾性撓みするとそれに伴
って弾性当接部14も弾性撓みして取付孔Hの内周から
離間し、弾性当接部14と取付孔Hの内周との間の摺動
摩擦がなくなる。したがって、取付孔Hから抜き取ると
きの操作抵抗が軽減される。
【0022】また、弾性係止部16が取付孔Hの孔縁に
対して弾性的に当接する状態で抜止め機能を発揮するよ
うになっているので、端子金具10が取付孔Hに対して
挿抜方向のガタ付きと、挿抜方向と交差する径方向のガ
タ付きの双方を防止することができる。 [他の実施形態]本発明は上記記述及び図面によって説
明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次の
ような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
対して弾性的に当接する状態で抜止め機能を発揮するよ
うになっているので、端子金具10が取付孔Hに対して
挿抜方向のガタ付きと、挿抜方向と交差する径方向のガ
タ付きの双方を防止することができる。 [他の実施形態]本発明は上記記述及び図面によって説
明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次の
ような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【0023】(1)上記実施形態では抜止め部を一対の
弾性係止部によって構成するようにしたが、本発明によ
れば、1片の弾性係止部によって抜止め部を構成するこ
ともできる。 (2)上記実施形態では取付孔の内周に弾性的に当接す
る弾性当接部を形成したが、本発明によれば、弾性当接
部を形成しない構造としてもよい。この場合、回路基板
側とは前止まり部又は抜止め部において接触させればよ
い。 (3)上記実施形態では弾性係止部の間の撓み空間と弾
性当接部の間の撓み空間とを連通させるようにしたが、
本発明によれば、双方の撓み空間を互いに独立させた形
態としてもよい。
弾性係止部によって構成するようにしたが、本発明によ
れば、1片の弾性係止部によって抜止め部を構成するこ
ともできる。 (2)上記実施形態では取付孔の内周に弾性的に当接す
る弾性当接部を形成したが、本発明によれば、弾性当接
部を形成しない構造としてもよい。この場合、回路基板
側とは前止まり部又は抜止め部において接触させればよ
い。 (3)上記実施形態では弾性係止部の間の撓み空間と弾
性当接部の間の撓み空間とを連通させるようにしたが、
本発明によれば、双方の撓み空間を互いに独立させた形
態としてもよい。
【0024】(4)上記実施形態では抜止め部が取付孔
の孔縁に対し挿抜方向において弾性的に当接するように
したが、本発明によれば、抜止め部が弾性撓みしない自
由状態で単に係止する形態としてもよい。 (5)上記実施形態では抜止め部が取付孔の孔縁に対し
て挿抜方向と交差する径方向において弾性的に当接する
ようにしたが、本発明によれば、径方向には弾性当接し
ない構造としてもよい。
の孔縁に対し挿抜方向において弾性的に当接するように
したが、本発明によれば、抜止め部が弾性撓みしない自
由状態で単に係止する形態としてもよい。 (5)上記実施形態では抜止め部が取付孔の孔縁に対し
て挿抜方向と交差する径方向において弾性的に当接する
ようにしたが、本発明によれば、径方向には弾性当接し
ない構造としてもよい。
【図1】実施形態1の断面図
【図2】端子金具を取付孔に挿入した状態を示す部分拡
大断面図
大断面図
【図3】端子金具を取付孔から抜き取った状態を示す部
分拡大断面図
分拡大断面図
P…回路基板 H…取付孔 10…端子金具 13…前止まり部 14…弾性当接部 14S…弾性当接部の間の撓み空間 15…抜止め部 16…弾性係止部 16S…弾性係止部の間の撓み空間
Claims (5)
- 【請求項1】 回路基板の取付孔に挿入される端子金具
であって、 前記取付孔の正規位置まで挿入された状態において、そ
の取付孔の挿入方向手前側の孔縁に当接することでそれ
以上の挿入を規制する前止まり部と、 前記取付孔の正規位置まで挿入された状態において、そ
の取付孔の挿入方向先方側の孔縁に係止することで抜け
方向の遊動を規制する抜止め部とを有し、 この抜止め部は、抜け方向の遊動を規制する形態から前
記取付孔を通過可能な形態への弾性変形を可能とされて
いることを特徴とする端子金具。 - 【請求項2】 前記抜止め部は、撓み空間を挟む一対の
弾性係止部によって構成されていることを特徴とする請
求項1記載の端子金具。 - 【請求項3】 前記取付孔の内周に対して弾性的に当接
する一対の弾性当接部を備えていることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の端子金具。 - 【請求項4】 前記取付孔の内周に対して弾性的に当接
する一対の弾性当接部を備えた請求項2記載の端子金具
であって、 その一対の弾性当接部の間の撓み空間が前記弾性係止部
の間の撓み空間と連なっていることを特徴とする端子金
具。 - 【請求項5】 前記抜止め部が、前記取付孔の挿入方向
先方側の孔縁に対し、弾性的に当接する構成としたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
端子金具。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11197698A JP2001023715A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 端子金具 |
US09/610,261 US6309259B1 (en) | 1999-07-12 | 2000-07-05 | Metal terminal with elastic locking portions |
EP00305644A EP1069651A1 (en) | 1999-07-12 | 2000-07-05 | Metal terminal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11197698A JP2001023715A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 端子金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001023715A true JP2001023715A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16378880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11197698A Pending JP2001023715A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 端子金具 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6309259B1 (ja) |
EP (1) | EP1069651A1 (ja) |
JP (1) | JP2001023715A (ja) |
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JP2013149578A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 接続端子 |
JP2014167931A (ja) * | 2014-05-12 | 2014-09-11 | Toyoda Iron Works Co Ltd | プレスフィット端子 |
JP2019083193A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 業成科技(成都)有限公司 | 電子部品と回路板を連接する連接モジュール |
JP2019186027A (ja) * | 2018-04-10 | 2019-10-24 | 株式会社デンソー | 圧入端子、及び圧入端子を含む電子装置 |
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DE10228450A1 (de) * | 2002-06-26 | 2004-01-15 | Conti Temic Microelectronic Gmbh | Kontaktelement |
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- 1999-07-12 JP JP11197698A patent/JP2001023715A/ja active Pending
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2000
- 2000-07-05 US US09/610,261 patent/US6309259B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-05 EP EP00305644A patent/EP1069651A1/en not_active Withdrawn
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US6309259B1 (en) | 2001-10-30 |
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