JPH0678388B2 - 塩化ビニル系重合体の製造方法 - Google Patents

塩化ビニル系重合体の製造方法

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JPH0678388B2
JPH0678388B2 JP2230404A JP23040490A JPH0678388B2 JP H0678388 B2 JPH0678388 B2 JP H0678388B2 JP 2230404 A JP2230404 A JP 2230404A JP 23040490 A JP23040490 A JP 23040490A JP H0678388 B2 JPH0678388 B2 JP H0678388B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、塩化ビニル系重合体の製造方法、とくには高
品質の塩化ビニル系重合体を高い生産性で得るための懸
濁重合による塩化ビニル系重合体の製造方法に関するも
のである。
(従来の技術) 塩化ビニルの懸濁重合は通常バッチ式で行われていて、
撹拌機、昇温冷却用のジャケットおよび還流コンデンサ
ーを備えた重合器中に、水媒体、懸濁剤、重合開始剤を
仕込んだ後、重合器内気相部を真空ポンプを用いて脱気
する。脱気後、塩化ビニル単量体を打込み、昇温を開始
して所定の重合温度に達したときに、重合を開始する。
この昇温の際、懸濁重合の仕込混合物より泡が発生し、
仕込混合物の液層部表面を覆って浮遊する。この泡は撹
拌によってもなかなか消えないため、泡状のまま重合に
供される。このため、 イ)泡が付着する気相部と液相部との界面部分にスケー
ルが付着して生産性の低下を招く; ロ)泡状の重合体が発生して収率の低下を招く; ハ)フィッシュアイが生成されて製品の品質の低下を招
く;などの問題があった。
(発明が解決しようとする課題) したがって、本発明の目的は重合器の気相部に通ずるノ
ズル、還流コンデンサー内、および重合器本体の上鏡部
表面のスケールの付着を著しく抑制し、かつ泡状の重合
体の発生を極力抑制し、フィッシュアイの少ない高品質
の塩化ビニル系重合体を高い生産性で製造することので
きる塩化ビニル系重合体の製造方法を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題達成のため、本発明者等が鋭意研究の
結果達成されたもので、この塩化ビニル系重合体の製造
方法は、撹拌機、昇温冷却用のジャケットおよび還流コ
ンデンサーを備えた重合器中で、塩化ビニル単量体、ま
たは塩化ビニルを主体とするビニル系単量体の混合物
を、水性媒体中で懸濁重合する際に、 イ)重合器の気相部に通ずるノズル、還流コンデンサー
の内壁および本体上鏡部の温度を、重合開始の昇温前に
少なくとも55℃以上で、重合温度より2℃以上高く加熱
し、 ロ)昇温開始から重合開始後重合率が10%に達するまで
の間、重合器の気相部に通ずるノズル、還流コンデンサ
ーおよび本体上鏡部を上記温度に保ち、 ハ)重合率が10%を超えた後は還流コンデンサーの内壁
を重合温度以下に冷却する、 ことを要旨とするものである。
以下、本発明の詳細をこの方法が適用される重合器の一
例を示した図面に基づいて説明する。
図において1は重合器本体、2は撹拌機、3はその駆動
用モーター、4は本体の上鏡部、5はジャケット、6は
還流コンデンサー、7…はそれぞれ脱イオン水、懸濁
剤、単量体、重合開始剤、その他の助剤を重合器内へ供
給するための配管で、8…はそれぞれの第1バルブであ
る。
前述したように、塩化ビニル単量体の仕込み混合懸濁物
を加温して重合を始めるときには、混合懸濁物の内部か
らのガスリフトにより液相部表面に泡が発生するが、こ
れは塩化ビニル単量体の凝縮によってガスリフト量が増
加するため、とくに気相部の塩化ビニル単量体の接触す
る部分の温度が低いときに著しい。発泡を抑制するに
は、このガスリフト量を抑制しなければならないが、本
発明者らの研究の結果、それには重合器1の気相部に通
ずる各配管7のノズル(各配管の第1バルブから仕込口
までの間)、還流コンデンサー6の内壁、本体上鏡部4
などのすべてを、重合開始の昇温前に55℃以上で重合温
度より2℃以上に加熱する必要のあることを見出した。
これが55℃未満であったり、重合温度より2℃以上高く
ない場合にはガスリフト量が多すぎて泡の発生を防止で
きず、気相部や還流コンデンサー内部でスケールの付着
や泡状重合体を生成するほか、フィッシュアイが生成し
て製品品質の低下を招くなどの不利がもたらされる。
本発明による塩化ビニル系重合体の製造方法では、つぎ
の段階として、昇温開始から重合開始後重合率10%に達
するまでの間、重合器の気相部に通ずる各配管7のノズ
ル、還流コンデンサー6の内径および本体上鏡部4を上
記温度に保ち、重合率が10%を超えてから還流コンデン
サーの内壁を重合温度以下に冷却することによって達成
される。
これについてさらに説明すると、液相部からの泡の発生
は昇温開始から重合初期の仕込混合懸濁物の温度の上昇
にも関係しているので、昇温開始後においても55℃以上
で重合温度より2℃以上高く保つ必要がある。しかし、
重合開始後、重合率が10%を超えると、液相部からの泡
の発生が減少するので、この温度保持の必要性がなくな
る。その上、反応熱の除熱の面から、塩化ビニル単量体
または塩化ビニルを主体とするビニル系単量体の混合物
を、逆に冷却して凝縮還流させた方が有利でもあるた
め、還流コンデンサーの内壁の温度は、重合率が10%を
超えた後に重合温度以下に冷却される。しかし、重合器
の気相部に通ずるノズルや本体上鏡部の温度は反応熱の
除熱の面から、重合率10%を超えた以降での加熱は必要
でない。
この方法は、重合器1の気相部に通ずる各配管7のノズ
ル、還流コンデンサー6、本体上鏡部4等のすべてを55
℃以上、好ましくは60〜90℃で、しかも重合温度より2
℃以上に加熱するのであるが、これらの加熱方式は重合
器1の周囲にジャケット5を設けるか、配管をコイル状
に巻き付け(スチームトレース、図示せず)、必要に応
じこれらの外表面を保温材で被覆した上、これらの中に
熱媒体を通すなどの従来公知の方法によればよい。
なお、還流コンデンサー6の重合器1への取り付けは、
重合器気相部に直結されていても、導管あるいはノズル
を介して接続されていても、いずれでもよい。
本発明の方法では脱気操作が終了した後、塩化ビニル単
量体または塩化ビニルを主体とするビニル系単量体の混
合物の挿入が行われるのであるが、この場合の塩化ビニ
ル単量体以外のビニル系単量体としては、エチレン、プ
ロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、
1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセ
ン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、
1−テトラデセンなどのα−オレフィン;オクリル酸、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸
またはそのエステル;メタクリル酸、メタクリル酸メチ
ルなどのメタクリル酸またはそのエステル;マレイン酸
またはそのエステル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
などのビニルエステル;ラウリルビニルエーテル、イソ
ブチルビニルエーテルなどのビニルエーテル;無水マレ
イン酸;アクリロニトリル;スチレン;塩化ビニリデ
ン;その他塩化ビニルと共重合可能な単量体などが挙げ
られ、これらは単独または2種以上の組合せで用いられ
る。
本発明において用いられる重合開始剤は、従来塩化ビニ
ル系の重合に使用されているものでよく、これには例え
ば、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−2
−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、ジエトキ
シエチルパーオキシジカーボネートなどのパーカーボネ
ート化合物;t−ブチルパーオキシネトデカネート、t−
ブチルパーオキシピバレート、t−ヘキシルパーオキシ
ピバレート、α−クミルパーオキシネオデカネート、2,
4,4−トリメチルペンチル−2−パーオキシ−2−ネオ
デカネートなどのパーエステル化合物;アセチルシクロ
ヘキシルスウホニルパーオキシド、2,4,4−トリメチル
パンチル−2−パーオキシフェノキシアセテート、3,5,
5−トリメチルヘキサノイルパーオキシド、ラウロイル
パーオキシドなどの過酸化物;アゾビス−2,4−ジメチ
ルバレロニトリル、アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジ
メチルバレロニトリル)などのアゾ化合物等を、単独ま
たは2種以上の組み合わせで使用することができる。
また、これらの油溶性触媒には過硫酸カリウム、過硫酸
アンモニウム、過酸化水素、キュメンハイドロパーオキ
シド等の水溶性触媒を、単独または2種以上の組合わせ
で併用することもできる。
これら重合開始剤の添加量は塩化ビニル単量体または塩
化ビニルを主体とするビニル系単量体の混合物の全仕込
量100重量部に対して0.01〜0.3重量部である。その添加
方法は通常実施されている方法でよく、そのまま直接重
合器内に投入する、分散剤を用いてエマルジョンにして
投入する等、とくに制限されるものではない。
この反応に用いられる分散剤としては、従来塩化ビニル
系重合体の懸濁重合に一般に用いられているものであれ
ば、とくに限定されず、例えばメチルセルロース、エチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースなどの水溶性セルロースエーテル;水溶性もしく
は油溶性の部分けん化ポリビニルアルコール;アクリル
酸重合体、ゼラチンなどの水溶性ポリマー;ソルビタン
モノラウレート、ソルビタントリオレート、ソルビタン
モノステアレート、グリセリトリステアレート、エチレ
ンオキシド−プロピレンオキシドブロックコポリマーな
どの油溶性乳化剤;ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ラウレート、ポリオキシエチレングリセリンオレート、
ラウリン酸ナトリウムのなどの水溶性乳化剤;炭酸カル
シウム、りん酸カルシウム、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウムなどがあり、これらは単独または2種以上
の組み合わせで使用される。その使用量は塩化ビニル単
量体または塩化ビニルを主体とするビニル系単量体の混
合物の全仕込量100重量部に対して0.02〜0.5重量部が好
適である。
しかしながら本発明の方法では、これらの内、ケン化度
70モル%以上、重合度700以上の水溶性ポリビニルアル
コールを、仕込単量体100重量部に対して0.03重量部以
上添加した場合に特に有効である。
これらの分散剤の重合系への添加は水の仕込み中に直
接、または水溶液にして行われる。あるいは塩化ビニル
単量体の仕込み中または仕込み後に反応器中に圧入する
ようにしてもよい。
なお水の仕込温度は20〜50℃の範囲内が好ましい。これ
が20℃未満では昇温に時間がかかりすぎて生産性の面か
ら適当でなく、また50℃を超えると重合開始時の反応を
均一に維持することが難しくなり、フィッシュアイ生成
の原因となる。
この重合に際しての他の条件、重合器への水性媒体、塩
化ビニル単量体、場合によっては他のコモノマー、分散
助剤、重合開始剤などの仕込み方法、仕込み割合などは
従来と同様に行えばよい。
さらにこの重合系には、必要に応じて、塩化ビニル系の
重合に適宜使用される重合調整剤、連鎖移動剤、pH調整
剤、ゲル化改良剤、帯電防止剤、架橋剤、安定剤、充て
ん剤、酸化防止剤、緩衝剤、スケール防止剤などを添加
することも任意である。
(実施例) 以下、本発明の具体的態様を実施例および比較例により
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1、比較例1〜4 図示したのと同様の構造の、撹拌器、昇温冷却用のジャ
ケットおよび伝熱面積4.5m2の還流コンデンサーを備え
た容量2,000のステンレススチール製重合器におい
て、まず重合器の気相部に通ずるすべてのノズルの第1
バルブまで、本体上鏡部、還流コンデンサーのそれぞれ
の温度を表−1に示す条件に設定した。
次に、この重合器に35℃の脱イオン水を980kg、けん化
度80モル%、平均重合度2,550の水溶性部分けん化ポリ
ビニルアルコールを382g、水溶性メチルセルロースを14
3g仕込んだ。器内を脱気後、塩化ビニル単量体を700kg
仕込み、撹拌しながら、さらにジ−2−エチルヘキシル
パーオキシカーボネートの280gを高圧ポンプで圧入し、
同時に昇温を始めて重合を開始した。重合温度を58℃に
保ちながら撹拌下重合反応を続けた。
このときの、重合器に通ずるすべてのノズルの第1バル
ブまで、本体上鏡部、還流コンデンサーのそれぞれの温
度も表−1に併記した。
重合器の内圧が6.0kg/cm2Gに低下した時点で重合を停止
し、未反応単量体を回収し得られた重合体スラリーを重
合器より抜き出し、水洗後器内のスケール付着状況を観
察し、その結果を表−1に併記した。
また重合体スラリーは脱水乾燥し、得られた塩化ビニル
重合体について泡状重合体とフィッシュアイの数を下記
の方法で測定し、その結果も表−1に併記した。
(泡状重合体の測定) JIS Z−8801に準じた48メッシュの篩を用いて、その
篩上残量を計量し、泡状重合体の量とした。
(フィッシュアイの測定) 塩化ビニル重合体 100重量部 フタル酸ジオクチル 50 〃 三塩基性硫酸鉛 0.5重量部 ステアリン酸鉛 1.5 〃 酸化チタン 0.1 〃 カーボンブラック 0.05 〃 上記の処方から調製した混合物25gを、混練用6インチ
ロールによって140℃で5分間混練し、幅10mm、厚さ0.2
mmのシートを作成した。得られたシートについて100cm2
当りの透明粒子数を計数し、これをフィッシュアイの数
とした。
比較例5 実施例1において、還流コンデンサーの重合中の条件
を、重合率が2%に達するまで70℃に保ち、以後徐々に
下げて重合率5%では58℃となり、さらに徐々に下げて
52℃まで下げたほかは同様にしたところ、表−2に示す
結果が得られた。
実施例2 実施例1と同様の重合操作を10回反復し、10回目重合終
了後に得られた塩化ビニル重合体について、泡状重合体
とフィッシュアイの数を実施例1と同様の方法で測定
し、さらに重合器水洗後、器内のスケール付着状況を観
察して、その結果を表−2に示した。
比較例6 比較例2と同様の重合操作を10回行い、10回目重合終了
後に得られた塩化ビニル重合体について、泡状重合体と
フィッシュアイの数を実施例1と同様の方法で測定し、
さらに重合器水洗後、器内のスケール付着状況を観察し
て、その結果を表−2に示した。
(発明の効果) 本発明によれば、重合器の気相部に通ずるノズル、還流
コンデンサー内、および重合器本体の上鏡部表面のスケ
ールの付着を著しく抑制し、かつ泡状の重合体の発生を
極力抑制し、フィッシュアイの少ない高品質の塩化ビニ
ル系重合体を高い生産性で製造することができるので、
工業的効果が極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示す概略
説明図である。 (主要な符号の説明) 1……重合器本体、2……攪拌機、4……本体上鏡部、 5……ジャケット、6……還流コンデンサー、 7……配管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−105384(JP,A) 特開 昭53−145894(JP,A) 特公 昭61−17841(JP,B2) 特公 昭56−15401(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】攪拌機、昇温冷却用のジャケットおよび還
    流コンデンサーを備えた重合器中で、塩化ビニル単量
    体、または塩化ビニルを主体とするビニル系単量体の混
    合物を、水性媒体中で懸濁重合する際に、 イ)重合器の気相部に通ずるノズル、還流コンデンサー
    の内壁および本体上鏡部の温度を、重合開始の昇温前に
    少なくとも55℃以上で、重合温度より2℃以上高く加熱
    し、 ロ)昇温開始から重合開始後重合率が10%に達するまで
    の間、上記領域を上記の温度に保ち、 ハ)重合率が10%を超えた後は還流コンデンサーの内壁
    を重合温度以下に冷却する、 ことを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
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