JP2878874B2 - 塩化ビニル系重合体の製造方法 - Google Patents

塩化ビニル系重合体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塩化ビニル系重合体の製
造方法、とくには重合時の発泡や器内におけるスケール
の付着が少なく、安定した操業の下で泡状重合体の発生
を抑制して、粒度分布がシャープで、嵩比重が高くフィ
ッシュアイの少ない、硬質押出成形品として好適な高品
質の製品を得ることのできる塩化ビニル系重合体の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系重合体は物理的性質に優れ
た有用な樹脂で、硬質および軟質の材料として広く利用
されている。この塩化ビニル系重合体の成形法として
は、カレンダー成形、押出成形、射出成形などの方法が
一般に採用されている。近年、硬質押出成形において、
成形機の押出量を増大させるために嵩比重の高い塩化ビ
ニル系重合体の開発が要望されてきている。これまでに
提案された水性媒体中での懸濁重合による嵩比重の高い
塩化ビニル系重合体の製造法には、単量体を重合の途中
で追加する方法(特開昭59 -168008号公報)、高ケン化
度ポリビニルアルコールを使用する方法(特公平1-270
88号公報)等が知られている。これらの方法によれば、
ある程度嵩比重の高い重合体を得ることができるが、前
者では成形品のフィシュアイが増加し、後者にはこの現
象はないものの、還流コンデンサーを付設した重合器中
で重合すると、泡状のスケールが器内に付着したりガラ
ス玉状のものが製品中に混ったりした。
【0003】ところで、塩化ビニルの懸濁重合は通常バ
ッチ式で行われていて、撹拌機、昇温冷却用のジャケッ
トおよび還流コンデンサーを備えた重合器中に、水媒
体、懸濁剤、重合開始剤等を仕込んだ後、重合器内気相
部を真空ポンプを用いて脱気する。脱気後、塩化ビニル
単量体を仕込み、昇温を開始して所定の重合温度に達し
たら重合を開始する。この昇温の際に懸濁重合の仕込み
混合物より泡が発生し、その液層部表面を覆って浮遊す
る。この泡は攪拌によってもなかなか消えないため、そ
のまま重合に供される。このため塩化ビニルの重合に際
しては常に、イ)泡が付着する気相部と液相部との界面
部分にスケールが付着して生産性の低下を招く、ロ)泡
状の重合体が生成して製品の収量を低下させる、ハ)器
内の泡がそのままの状態で重合される結果、ガラス玉状
異物の生成が増加するなどの問題を伴った。この解決の
ために、重合初期に還流コンデンサーを温めて昇温中の
塩化ビニル単量体のガスリフトによる泡の発生を抑制す
る方法も提案されたが、操作が複雑な上、泡を抑制する
効果が十分でなく、エネルギー的にも不利であることか
ら、まだ実用されるには至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は重合器の気相部に通ずるノズル、還流コンデンサ
ー内および重合器本体の上鏡部内面におけるスケールの
付着や泡状重合体の発生を抑制し、粒度分布がシャープ
で嵩比重が高くフィシュアイの少ない高品質の成形品を
得ることのできる塩化ビニル系重合体の製造方法を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による塩化ビニル
系重合体の製造方法は、撹拌機、昇温冷却用のジャケッ
トおよび還流コンデンサーを備えた重合器中で塩化ビニ
ル単量体またはこれを主体とするビニル系単量体の混合
物(以下、共に仕込み単量体とする)を水性媒体中で懸
濁重合するに際し、分散安定剤として(A)ケン化度が
95.5〜82モル%、平均重合度が1500以上の部分ケン化ポ
リビニルアルコールと、(B)メトキシ置換度が26〜30
重量%、ヒドロキシプロポキシ置換度が4〜15重量%
で、その2重量%水溶液の20℃における粘度が5〜100c
psであるヒドロキシプロピルメチルセルロースと、
(C)ケン化度が88〜96.5モル%、平均重合度が1500以
上の部分ケン化ポリビニルアルコールとを添加するもの
であって、該分散安定剤(A)成分、(B)成分および
(C)成分の合計量が仕込み単量体100 重量部に対して
0.03〜0.1 重量部であり、該分散安定剤(A)成分およ
び(B)成分の使用割合がA/Bの重量比で8/2〜2
/8であり、かつ、該分散安定剤(C)成分の使用量が
仕込み単量体100 重量部に対して0.002 〜0.03重量部で
あることを特徴とするものである。
【0006】以下、本発明をさらに詳細に説明する。本
発明の方法で使用される分散安定剤は上記(A)〜
(C)の3成分からなるものであるが、ここで(A)成
分の部分ケン化ポリビニルアルコールのケン化度が78モ
ル%未満か平均重合度が1500未満のときは、懸濁系が不
安定となって重合体の粒度分布が広くなったり塊となっ
たりする上、重合器内にスケールが付着するので好まし
くない。また、このケン化度が82モル%を超えると懸濁
系が不安定となり粒度分布のシャープな重合体が得られ
ない。 (B)成分のヒドロキシプロピルメチルセルロースのメ
トキシ置換度またはヒドロキシプロポキシ置換度が上記
範囲を外れるときは懸濁系が不安定となって重合体の粒
度分布が広くなったり塊となったり、あるいはフィッシ
ュアイが増加したりするので好ましくない。また、この
粘度が100cpsを超えるときは、重合過程での泡の発生を
抑制できなくなる。 (C)成分の部分ケン化ポリビニルアルコールのケン化
度が95.5モル%未満か平均重合度が1500未満のときは嵩
比重が充分に上昇せず、ケン化度が96.5モル%を超える
ときはフィッシュアイや泡の発生が増大する。
【0007】この分散安定剤は3成分の合計量として仕
込み単量体 100重量部に対し0.03〜0.1重量部の割合で
使用される。また(A)成分の部分ケン化ポリビニルア
ルコールと(B)成分のヒドロキシプロピルメチルセル
ロースの使用割合はA/Bの重量比で8/2〜2/8と
するのが好ましく、(C)成分の部分ケン化ポリビニル
アルコールの使用量は仕込み単量体 100重量部に対し
0.002〜0.03重量部、とくには 0.005〜 0.025重量部が
好ましい。
【0008】本発明の方法で使用される仕込み単量体
は、前述したように、塩化ビニル単独のほか、塩化ビニ
ルを主体とするこれと共重合可能なビニル系単量体の混
合物(通常塩化ビニルが50重量%以上)が包含される。
この塩化ビニルと共重合されるコモノマーとしては、エ
チレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−
ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、
1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリ
デセン、1−テトラデセンなどのα−オレフィン;アク
リル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチルなどのア
クリル酸またはそのエステル;メタクリル酸、メタクリ
ル酸メチルなどのメタクリル酸またはそのエステル;マ
レイン酸またはそのエステル;酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニルなどのビニルエステル;ラウリルビニルエーテ
ル、イソブチルビニルエーテルなどのビニルエーテル;
無水マレイン酸;アクリロニトリル;スチレン;塩化ビ
ニリデン;その他塩化ビニルと共重合可能な単量体など
が挙げられ、これらは単独または2種以上の組合せで用
いられる。
【0009】本発明において用いられる重合開始剤は従
来塩化ビニル系の重合に使用されている油溶性のもの
で、これには例えば、ジイソプロピルパーオキシジカー
ボネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボ
ネート、ジエトキシエチルパーオキシジカーボネートな
どのパーカーボネート化合物;t−ブチルパーオキシネ
オデカネート、t−ブチルパーオキシピバレート、t−
ヘキシルパーオキシピバレ−ト、α−クミルパーオキシ
ネオデカネート、2, 4, 4−トリメチルペンチル−2
−パーオキシ−2−ネオデカネートなどのパーエステル
化合物;アセチルシクロヘキシルスルホニルパーオキシ
ド、2, 4, 4−トリメチルペンチル−2−パーオキシ
フェノキシアセテート、3, 5, 5−トリメチルヘキサ
ノイルパーオキシド、ラウロイルパーオキシドなどの過
酸化物;アゾビス−2, 4−ジメチルバレロニトリル、
アゾビス(4−メトキシ−2, 4−ジメチルバレロニト
リル)などのアゾ化合物等を、単独または2種以上の組
み合わせで使用することができる。また、これらの油溶
性触媒には過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸
化水素、キュメンハイドロパーオキシド等の水溶性触媒
を、単独または2種以上の組み合わせで併用することも
できる。これら重合開始剤の添加量は全仕込み単量体 1
00重量部に対して0.01〜 0.3重量部が好ましい。この重
合器内への添加方法は通常実施されている方法でよく、
水の仕込み中に直接または水溶液にして行うか、ビニル
系単量体の仕込み中または仕込み後に、分散剤を用いて
エマルジョンにして圧入するなど、とくに制限されるも
のではない。
【0010】重合に際しての水の仕込み温度は20〜50℃
の範囲内が好ましく、これが20℃未満では昇温に時間が
かかり過ぎて生産性の面から適当でなく、また50℃を超
えると重合開始時の反応を均一に維持することが難しく
なりフィッシュアイ生成の原因となる。水と仕込み単量
体の重合器への仕込み割合は水/仕込み単量体の重量比
で 0.7〜 1.5が好ましく、必要に応じて水を重合途中で
追加してもよい。
【0011】この重合に際しての他の条件、重合器への
水性媒体、仕込み単量体、分散助剤などの仕込み方法、
仕込み割合、重合温度などは従来と同様に行えばよい。
さらにこの重合系には、必要に応じて、塩化ビニル系の
重合に適宜使用される重合調整剤、連鎖移動剤、pH調
整剤、ゲル化改良剤、帯電防止剤、架橋剤、安定剤、充
てん剤、酸化防止剤、緩衝剤、スケール防止剤などを添
加することも任意である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的態様を実施例により説
明するが、本発明はこの記載に限定されるものではな
い。 実験 No.1 撹拌器、昇温冷却用のジャッケットおよび伝熱面積 4.5
m2の還流コンデンサーを備えた容量2000Lのステンレス
スチール製の重合器に、35℃の脱イオン水 980kg、
(A)ケン化度80.0モル%、平均重合度2550の部分ケン
化ポリビニルアルコール 245g、(B)メトキシ置換度
29.2重量%、ヒドロキシプロポキシ置換度8.9 重量%
で、その2重量%水溶液の20℃における粘度が49.5cps
のヒドロキシプロピルメチルセルロース 105gおよび
(C)ケン化度96.4モル%、平均重合度2400の部分ケン
化ポリビニルアルコール 140gを仕込んだ。次いで重合
器内圧が50mmHgになるまで脱気した後、塩化ビニル単量
体 700kgを仕込み、撹拌しながら、さらにジ−2−エチ
ルヘキシルパーオキシジカーボネート 280gを高圧ポン
プで圧入し、同時に昇温を始めて重合を開始した。重合
温度を58℃に保ちながら撹拌下重合反応を続けた。この
際、還流コンデンサーは重合開始前にはジャケットの冷
却水を30℃のまま保持し、重合率が10%に達するまでは
そのままで(ただし、この時点で重合器の昇温による仕
込み単量体の還流により冷却水は40℃まで上昇した)、
以後、ジャケットの冷却水を循環し、ジャケットへの入
口温度を52℃で重合終了まで一定に維持した。重合器内
圧が 6.0kg/cm2・Gに低下した時点で重合を停止し、未反
応単量体を回収し、得られた重合体スラリーを重合器よ
り取り出し、器内を水洗後、スケールの付着状況を観察
した。また重合体スラリーは脱水・乾燥し、得られた塩
化ビニル重合体について、泡状重合体の量、嵩比重(JI
S K-6721)、粒度分布、フィシュアイ数を測定した。
【0013】・泡状重合体の量の測定法:JIS Z-8801に
準じた48メッシュの篩を用いて、その篩上の残量(重量
%)を計量して泡状重合体の量とした。 ・フィシュアイ数の測定法: 得られた重合体 100重量部 DOP(フタル酸ジオクチル) 50 〃 三塩基性硫酸鉛 0.5 〃 ステアリン酸鉛 1.5 〃 酸化チタン 0.1 〃 カーボンブラック 0.05 〃 からなる配合物25gを、6”ロールを用いて 140℃で7
分間混練した後、幅10cm×厚さ 0.2mmのシートに成形し
た。得られたシートの面積100cm2当りの透明粒子数を計
数し、これをフィシュアイ数とした。
【0014】実験 No.2 実験 No.1において、(A)成分の部分ケン化ポリビニ
ルアルコールを添加しなかったほかは同様にして重合体
を得た。
【0015】実験 No.3 実験 No.1において、(B)成分のヒドロキシプロピル
メチルセルロースを添加しなかったほかは同様にして重
合体を得た。
【0016】実験 No.4 実験 No.1において、(C)成分の部分ケン化ポリビニ
ルアルコールを添加しなかったほかは同様にして重合体
を得た。
【0017】実験 No.5 実験 No.1において、(A)〜(C)各成分の添加量
を、それぞれ84g、 196g、 210gとしたほかは同様に
して重合体を得た。
【0018】実験 No.6 実験 No.1において、(C)成分の部分ケン化ポリビニ
ルアルコールの添加量を 350gとしたほかは同様にして
重合体を得た。
【0019】実験 No.7 実験 No.1において、(C)成分としてケン化度95.5モ
ル%、平均重合度1700の部分ケン化ポリビニルアルコー
ル 140gを用いたほかは同様にして重合体を得た。
【0020】実験 No.8 実験 No.1において、(C)成分としてケン化度98.0モ
ル%、平均重合度2600の部分ケン化ポリビニルアルコー
ル 140gを用いたほかは同様にして重合体を得た。
【0021】実験 No.9 実験 No.1において、(C)成分としてケン化度88.0モ
ル%、平均重合度1000の部分ケン化ポリビニルアルコー
ル 140gを用いたほかは同様にして重合体を得た。
【0022】実験 No.10 実験 No.1において、(B)成分としてメトキシ置換度
28.0重量%、ヒドロキシプロポキシ置換度 6.0重量%
で、その2重量%水溶液の20℃における粘度が400cpsの
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 105gを用いたほ
かは同様にして重合体を得た。
【0023】実験 No.11 実験 No.1において、(B)成分としてメトキシ置換度
21.5重量%、ヒドロキシプロポキシ置換度 8.0重量%
で、その2重量%水溶液の20℃における粘度が100cpsの
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 105gを用いたほ
かは同様にして重合体を得た。
【0024】実験 No.12 実験 No.1において、(A)成分としてケン化度72.0モ
ル%、平均重合度1700の部分ケン化ポリビニルアルコー
ル 245gを用いたほかは同様にして重合体を得た。
【0025】実験 No.13 実験 No.1において、(A)成分としてケン化度80.0モ
ル%、平均重合度2000の部分ケン化ポリビニルアルコー
ル 245gを用いたほかは同様にして重合体を得た。
【0026】以上の結果を各例で使用した分散安定剤の
量と共に表1(実験 No.1〜7)および表2(実験 No.
8〜13)に示した。なお、表中、実験 No.1、5、7お
よび13が本発明で、他は比較例である。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、重合器の気相部に通ず
るノズル、還流コンデンサー内および重合器本体の上鏡
部内面におけるスケールの付着や泡状重合体の発生を抑
制し、粒度分布がシャープで嵩比重が高くフィシュアイ
の少ない高品質の塩化ビニル系重合体が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 2/00 - 2/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撹拌機、昇温冷却用のジャケットおよび還
    流コンデンサーを備えた重合器中で塩化ビニル単量体ま
    たはこれを主体とするビニル系単量体の混合物を水性媒
    体中で懸濁重合するに際し、分散安定剤として(A)ケ
    ン化度が78〜82モル%、平均重合度が1500以上の部分ケ
    ン化ポリビニルアルコールと、(B)メトキシ置換度が
    26〜30重量%、ヒドロキシプロポキシ置換度が4〜15重
    量%で、その2重量%水溶液の20℃における粘度が5〜
    100cpsであるヒドロキシプロピルメチルセルロースと、
    (C)ケン化度が95.5〜96.5モル%、平均重合度が1500
    以上の部分ケン化ポリビニルアルコールとを添加するも
    のであって、該分散安定剤(A)成分、(B)成分およ
    び(C)成分の合計量が仕込み単量体100 重量部に対し
    て0.03〜0.1 重量部であり、該分散安定剤(A)成分お
    よび(B)成分の使用割合がA/Bの重量比で8/2〜
    2/8であり、かつ、該分散安定剤(C)成分の使用量
    が仕込み単量体100 重量部に対して0.002 〜0.03重量部
    であることを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方
    法。
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