JPH0667749A - 電気機器 - Google Patents
電気機器Info
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- JPH0667749A JPH0667749A JP4222551A JP22255192A JPH0667749A JP H0667749 A JPH0667749 A JP H0667749A JP 4222551 A JP4222551 A JP 4222551A JP 22255192 A JP22255192 A JP 22255192A JP H0667749 A JPH0667749 A JP H0667749A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 制御装置1は、時計機能を有し、通常使用時
には商用電源で動作し、電気機器の物流時や使用中にお
ける停電時等の際に、電源部21の電池で動作する。商用
電源の供給時は、制御装置1の動作状態を、通常稼働の
ファーストモードに設定する。物流時の電池駆動時は、
制御装置1の動作状態を、時計機能を停止させ、最低限
の機能のみを維持させたストップモードに設定する。停
電時の電池駆動時は、制御装置1の動作状態を、時計機
能を含む最低限の機能を維持させたスローモードに設定
する。 【効果】 ファーストモード、スローモードおよびスト
ップモードを、電源種類や物流時等の態様に応じて、適
宜に切換設定できる。
には商用電源で動作し、電気機器の物流時や使用中にお
ける停電時等の際に、電源部21の電池で動作する。商用
電源の供給時は、制御装置1の動作状態を、通常稼働の
ファーストモードに設定する。物流時の電池駆動時は、
制御装置1の動作状態を、時計機能を停止させ、最低限
の機能のみを維持させたストップモードに設定する。停
電時の電池駆動時は、制御装置1の動作状態を、時計機
能を含む最低限の機能を維持させたスローモードに設定
する。 【効果】 ファーストモード、スローモードおよびスト
ップモードを、電源種類や物流時等の態様に応じて、適
宜に切換設定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時計機能を有する制御
装置を備えた電気機器に関する。
装置を備えた電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロコンピュータを有する
制御装置を備えるとともに時計を備えた電気機器は多種
あり、特に時計機能をマイクロコンピュータに持たせた
電気機器がある。
制御装置を備えるとともに時計を備えた電気機器は多種
あり、特に時計機能をマイクロコンピュータに持たせた
電気機器がある。
【0003】このような電気機器においては、特開平4
−85609号公報等に記載されているように、マイク
ロコンピュータの全機能を通常稼働させるファーストモ
ード、マイクロコンピュータの動作状態を最低限の機
能、例えばメモリーの内容保持機能や前記時計機能を維
持する低消費電力モードとしてのスローモードを備えて
いる。そして、例えば、商用電源の投入状態ではファー
ストモードで稼働し、停電等の際に商用電源が断たれた
状態ではスローモードとしてバックアップ電源用の電池
で最低限の機能を維持するようにしている。
−85609号公報等に記載されているように、マイク
ロコンピュータの全機能を通常稼働させるファーストモ
ード、マイクロコンピュータの動作状態を最低限の機
能、例えばメモリーの内容保持機能や前記時計機能を維
持する低消費電力モードとしてのスローモードを備えて
いる。そして、例えば、商用電源の投入状態ではファー
ストモードで稼働し、停電等の際に商用電源が断たれた
状態ではスローモードとしてバックアップ電源用の電池
で最低限の機能を維持するようにしている。
【0004】なお、スローモードとする場合としては、
停電時の他に、電気機器の生産工場における出荷前の検
査終了で商用電源が断たれた後、工場を出荷してから消
費者が購入して使用し始めるまでの比較的長い期間があ
る。
停電時の他に、電気機器の生産工場における出荷前の検
査終了で商用電源が断たれた後、工場を出荷してから消
費者が購入して使用し始めるまでの比較的長い期間があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電気機
器では、スローモードにおいても、メモリーの内容保持
等の最低限の機能とともに時計機能が動作しているた
め、この時計機能に電力が余分に消費される。特に、前
記工場を出荷してから消費者が使用し始めるまでの比較
的長い期間の間に、電池電力が比較的早期に消費されて
しまうため、消費者が使用する際のバックアップ機能の
有効期間が短くなってしまう。
器では、スローモードにおいても、メモリーの内容保持
等の最低限の機能とともに時計機能が動作しているた
め、この時計機能に電力が余分に消費される。特に、前
記工場を出荷してから消費者が使用し始めるまでの比較
的長い期間の間に、電池電力が比較的早期に消費されて
しまうため、消費者が使用する際のバックアップ機能の
有効期間が短くなってしまう。
【0006】また、工場を出荷時に電池を外しておく場
合は、出荷時に機種別に記憶させておきたい内容をメモ
リーに予め記憶させておくことができず、使用時に電池
の接続が必要となるとともに、電池の接続忘れにより停
電時にバックアップ機能が働かなくなる問題が生じる。
合は、出荷時に機種別に記憶させておきたい内容をメモ
リーに予め記憶させておくことができず、使用時に電池
の接続が必要となるとともに、電池の接続忘れにより停
電時にバックアップ機能が働かなくなる問題が生じる。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、時計機能を有する制御装置を備えた電気機器に
おいて、時計機能を停止させて電源の消費電力を最低限
に抑える低消費電力のモードをも設定し、ファーストモ
ードおよびスローモードとも合わせて適宜に切換設定で
きるようにすることを目的とするものである。
もので、時計機能を有する制御装置を備えた電気機器に
おいて、時計機能を停止させて電源の消費電力を最低限
に抑える低消費電力のモードをも設定し、ファーストモ
ードおよびスローモードとも合わせて適宜に切換設定で
きるようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、時計機能を有
する制御装置と、この制御装置に動作電源を供給する電
源部と、前記制御装置の動作状態を通常稼働のファース
トモードに設定するファーストモード設定手段と、前記
制御装置の動作状態を、前記時計機能を含む最低限の機
能を維持するスローモードに設定するスローモード設定
手段と、前記制御装置の動作状態を、前記時計機能を停
止させた最低限の機能を維持するストップモードに設定
するストップモード設定手段と、前記制御装置の動作状
態を前記ファーストモード、スローモードおよびストッ
プモードのいずれかに切換えるモード切換手段とを備え
たものである。
する制御装置と、この制御装置に動作電源を供給する電
源部と、前記制御装置の動作状態を通常稼働のファース
トモードに設定するファーストモード設定手段と、前記
制御装置の動作状態を、前記時計機能を含む最低限の機
能を維持するスローモードに設定するスローモード設定
手段と、前記制御装置の動作状態を、前記時計機能を停
止させた最低限の機能を維持するストップモードに設定
するストップモード設定手段と、前記制御装置の動作状
態を前記ファーストモード、スローモードおよびストッ
プモードのいずれかに切換えるモード切換手段とを備え
たものである。
【0009】
【作用】本発明では、モード切換手段により、制御装置
の動作状態をファーストモード、スローモードおよびス
トップモードのいずれかに切換える。
の動作状態をファーストモード、スローモードおよびス
トップモードのいずれかに切換える。
【0010】例えば、電気機器の物流時に、特に電源部
の電池等で制御装置を動作させる場合、制御装置の動作
状態を低消費電力のストップモードに設定することによ
り、時計機能を停止させ、メモリーバックアップ等の最
低限の機能のみを動作させ、電池電力の消費を少なくす
る。また、電気機器の使用時に、電源部の商用電源等で
制御装置を動作させる場合、制御装置の動作状態をファ
ーストモードに設定することにより、制御装置の全機能
を通常稼働させる。さらに、電気機器の使用中における
停電時には、制御装置の動作状態をスローモードに設定
することにより、メモリーバックアップ等の最低限の機
能とともに時計機能も維持し、復電時の時計設定のやり
直しを不要とする。
の電池等で制御装置を動作させる場合、制御装置の動作
状態を低消費電力のストップモードに設定することによ
り、時計機能を停止させ、メモリーバックアップ等の最
低限の機能のみを動作させ、電池電力の消費を少なくす
る。また、電気機器の使用時に、電源部の商用電源等で
制御装置を動作させる場合、制御装置の動作状態をファ
ーストモードに設定することにより、制御装置の全機能
を通常稼働させる。さらに、電気機器の使用中における
停電時には、制御装置の動作状態をスローモードに設定
することにより、メモリーバックアップ等の最低限の機
能とともに時計機能も維持し、復電時の時計設定のやり
直しを不要とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1において、1は例えば扇風機等の電気
機器に組み込まれる制御装置としてのマイクロコンピュ
ータで、このマイクロコンピュータ1は、RAM2、高
速動作用の高速クロック3および低速動作用の低速クロ
ック4がそれぞれ接続されて構成されており、電気機器
の全動作を制御する制御機能を有するとともに、計時を
行ない電気機器に組み込まれている時計を駆動する時計
機能を有している。
機器に組み込まれる制御装置としてのマイクロコンピュ
ータで、このマイクロコンピュータ1は、RAM2、高
速動作用の高速クロック3および低速動作用の低速クロ
ック4がそれぞれ接続されて構成されており、電気機器
の全動作を制御する制御機能を有するとともに、計時を
行ない電気機器に組み込まれている時計を駆動する時計
機能を有している。
【0013】また、マイクロコンピュータ1の動作モー
ドとしては、高速クロック3によって高速動作する通常
稼働時のファーストモードと、低速クロック4によって
低速動作し、時計機能を含む最低限の機能(RAM2の
メモリーバックアップ)を維持する低消費電力モードで
あるスローモードと、このスローモードの時計機能も停
止させた最低限の機能を維持する最も低消費電力モード
であるストップモードとがある。そして、それらの各モ
ードを設定するファーストモード設定手段11、スローモ
ード設定手段12、ストップモード設定手段13の機能をそ
れぞれ有するとともに、モードをいずれかに自動切換す
るモード切換手段14の機能を有している。
ドとしては、高速クロック3によって高速動作する通常
稼働時のファーストモードと、低速クロック4によって
低速動作し、時計機能を含む最低限の機能(RAM2の
メモリーバックアップ)を維持する低消費電力モードで
あるスローモードと、このスローモードの時計機能も停
止させた最低限の機能を維持する最も低消費電力モード
であるストップモードとがある。そして、それらの各モ
ードを設定するファーストモード設定手段11、スローモ
ード設定手段12、ストップモード設定手段13の機能をそ
れぞれ有するとともに、モードをいずれかに自動切換す
るモード切換手段14の機能を有している。
【0014】21は電源部で、この電源部21は、商用電源
22をマイクロコンピュータ1のファーストモード動作に
必要な電源を供給する主電源回路23と、電池を有しスロ
ーモードおよびストップモード動作に必要な電源を供給
するバックアップ電源回路24とを備え、選択回路25によ
って電源回路23,24のいずれかをマイクロコンピュータ
1に切換接続する。
22をマイクロコンピュータ1のファーストモード動作に
必要な電源を供給する主電源回路23と、電池を有しスロ
ーモードおよびストップモード動作に必要な電源を供給
するバックアップ電源回路24とを備え、選択回路25によ
って電源回路23,24のいずれかをマイクロコンピュータ
1に切換接続する。
【0015】31は操作部で、電気機器の動作セット、時
計セット等を指示操作する。
計セット等を指示操作する。
【0016】次に、本実施例の作用を説明する。
【0017】図2はモード切換手段14による各モードへ
の自動切換えを説明する図であり、ファーストモードに
おいて主電源回路23の停電検知時にスローモードに切換
え、スローモードへの切換時に時計設定(時刻設定がな
されていないクリア状態)がなければストップモードに
切換え、スローモードおよびストップモードにおいて主
電源回路23の復電検知時にファーストモードに切換え
る。
の自動切換えを説明する図であり、ファーストモードに
おいて主電源回路23の停電検知時にスローモードに切換
え、スローモードへの切換時に時計設定(時刻設定がな
されていないクリア状態)がなければストップモードに
切換え、スローモードおよびストップモードにおいて主
電源回路23の復電検知時にファーストモードに切換え
る。
【0018】そして、各モードにおける消費電力の関係
は、ファーストモードではIf =数mA、スローモード
ではIw =数十μA〜数百μA、ストップモードではI
p =数μA〜数十μA程度であり、If >Iw >Ip と
なる。
は、ファーストモードではIf =数mA、スローモード
ではIw =数十μA〜数百μA、ストップモードではI
p =数μA〜数十μA程度であり、If >Iw >Ip と
なる。
【0019】次に、マイクロコンピュータ1による動作
を図3のフローチャートを参照して説明する。なお、こ
のフローチャートを参照して説明するにあたって、生産
工場にて電気機器の組立後に、主電源を接続して確認試
験を行なう段階から説明する。
を図3のフローチャートを参照して説明する。なお、こ
のフローチャートを参照して説明するにあたって、生産
工場にて電気機器の組立後に、主電源を接続して確認試
験を行なう段階から説明する。
【0020】まず、主電源が印加されていることを判断
したら(ステップ1)、停電検知を確認していたか判断
し(ステップ2)、ここでは停電検知はまだなされてい
ないので、確認試験が終了したか判断し(ステップ
3)、確認試験が終了するまでステップ1〜3を繰り返
す。
したら(ステップ1)、停電検知を確認していたか判断
し(ステップ2)、ここでは停電検知はまだなされてい
ないので、確認試験が終了したか判断し(ステップ
3)、確認試験が終了するまでステップ1〜3を繰り返
す。
【0021】確認試験を終了したことをマイクロコンピ
ュータ1が自動的に識別検知すると、マイクロコンピュ
ータ1の時計設定をクリアする(ステップ4)。
ュータ1が自動的に識別検知すると、マイクロコンピュ
ータ1の時計設定をクリアする(ステップ4)。
【0022】そして、確認試験終了後には主電源の接続
が外される。停電を検知すると(ステップ5,6)、時
計は設定されているか否か判断し(ステップ7)、ここ
ではクリアされているので、ストップモード設定手段13
の機能によりストップモードを設定し(ステップ8)、
それ以降は主電源が印加されるまでステップ1,5を繰
り返す。
が外される。停電を検知すると(ステップ5,6)、時
計は設定されているか否か判断し(ステップ7)、ここ
ではクリアされているので、ストップモード設定手段13
の機能によりストップモードを設定し(ステップ8)、
それ以降は主電源が印加されるまでステップ1,5を繰
り返す。
【0023】マイクロコンピュータ1のストップモード
では、低速クロック4によって低速動作し、時計機能は
停止され、RAM2のメモリーバックアップ等の最低限
の機能の維持が、バックアップ電源回路24から供給され
る電力によってなされる。
では、低速クロック4によって低速動作し、時計機能は
停止され、RAM2のメモリーバックアップ等の最低限
の機能の維持が、バックアップ電源回路24から供給され
る電力によってなされる。
【0024】したがって、確認試験後に生産工場から出
荷され、消費者が購入して使用し始めるまでの比較的長
い期間、主電源が印加されなくても、マイクロコンピュ
ータ1はスローモードよりも低消費電力モードのストッ
プモードにあるので、バックアップ電源回路24の電池を
比較的長期にわたってもたせることができ、RAM2に
出荷時に予め記憶されているメモリー内容を保持でき
る。
荷され、消費者が購入して使用し始めるまでの比較的長
い期間、主電源が印加されなくても、マイクロコンピュ
ータ1はスローモードよりも低消費電力モードのストッ
プモードにあるので、バックアップ電源回路24の電池を
比較的長期にわたってもたせることができ、RAM2に
出荷時に予め記憶されているメモリー内容を保持でき
る。
【0025】そして、電気機器を購入した消費者によっ
て電気機器の主電源が印加されると、ステップ1からス
テップ2に進み、ステップ2で停電検知を確認していた
ので、ステップ9で復電を検知した後、ファーストモー
ド設定手段11の機能によりファーストモードを設定する
(ステップ10)。
て電気機器の主電源が印加されると、ステップ1からス
テップ2に進み、ステップ2で停電検知を確認していた
ので、ステップ9で復電を検知した後、ファーストモー
ド設定手段11の機能によりファーストモードを設定する
(ステップ10)。
【0026】マイクロコンピュータ1のファーストモー
ドでは、高速クロック3によって高速動作し、電気機器
の全機能の制御が、主電源回路23から供給される電源に
よってなされる。
ドでは、高速クロック3によって高速動作し、電気機器
の全機能の制御が、主電源回路23から供給される電源に
よってなされる。
【0027】また、操作部31によって、時計を設定し、
マイクロコンピュータ1の時計機能を動作させる。
マイクロコンピュータ1の時計機能を動作させる。
【0028】一方、マイクロコンピュータ1のファース
トモード時において、停電が生じて主電源回路23から電
力の供給が断たれた場合、ステップ1,5,6,7と進
み、ステップ7で時計が設定されていることを判断し
て、スローモード設定手段12の機能によりスローモード
を設定し(ステップ11)、それ以降は停電が復帰して主
電源が印加されるまでステップ1,5を繰り返す。な
お、時計が設定されていなければストップモードとす
る。
トモード時において、停電が生じて主電源回路23から電
力の供給が断たれた場合、ステップ1,5,6,7と進
み、ステップ7で時計が設定されていることを判断し
て、スローモード設定手段12の機能によりスローモード
を設定し(ステップ11)、それ以降は停電が復帰して主
電源が印加されるまでステップ1,5を繰り返す。な
お、時計が設定されていなければストップモードとす
る。
【0029】マイクロコンピュータ1のスローモードで
は、低速クロック4によって低速動作し、時計機能およ
びRAM2のメモリーバックアップ等の最低限の機能の
維持が、バックアップ電源回路24から供給される電力に
よってなされる。
は、低速クロック4によって低速動作し、時計機能およ
びRAM2のメモリーバックアップ等の最低限の機能の
維持が、バックアップ電源回路24から供給される電力に
よってなされる。
【0030】そして、停電が復帰すると、ステップ1,
2,9,10と進み、ファーストモードを設定する。
2,9,10と進み、ファーストモードを設定する。
【0031】したがって、工場出荷から消費者による使
用までの主電源が印加されない比較的長い期間は、スト
ップモードとすることにより、バックアップ電源回路24
の電池電力の消費を少なくでき、また、時計設定を行な
った使用時、停電等により主電源が印加されない比較的
短い期間は、スローモードとすることにより、時計機能
を維持し、復電後の時計設定をやり直さずにすむ。
用までの主電源が印加されない比較的長い期間は、スト
ップモードとすることにより、バックアップ電源回路24
の電池電力の消費を少なくでき、また、時計設定を行な
った使用時、停電等により主電源が印加されない比較的
短い期間は、スローモードとすることにより、時計機能
を維持し、復電後の時計設定をやり直さずにすむ。
【0032】なお、工場出荷時に時計設定を行なった場
合、倉庫に入っている物流期間が長いと、時計の時刻に
誤差が生じるので、使用時に時計の時刻を修正する必要
があり、結果的には、工場出荷時に時計設定が行なわれ
ていなくても時計設定の手間は同じとなる。
合、倉庫に入っている物流期間が長いと、時計の時刻に
誤差が生じるので、使用時に時計の時刻を修正する必要
があり、結果的には、工場出荷時に時計設定が行なわれ
ていなくても時計設定の手間は同じとなる。
【0033】また、前記実施例では、マイクロコンピュ
ータ1のモード切換手段14の機能によりモードを自動的
に切換えるようにしているが、操作部31にて手動操作で
モードを切換えるようにしてもよく、操作部31がモード
切換手段14の機能を兼用し、前記実施例と同様の作用効
果が得られる。
ータ1のモード切換手段14の機能によりモードを自動的
に切換えるようにしているが、操作部31にて手動操作で
モードを切換えるようにしてもよく、操作部31がモード
切換手段14の機能を兼用し、前記実施例と同様の作用効
果が得られる。
【0034】また、主電源は、商用電源22に限られず、
各種の給電源および給電装置でもよい。
各種の給電源および給電装置でもよい。
【0035】また、確認試験の終了を確認後、時計設定
はクリアせず、例えば、時計設定ではありえないデータ
を入力したり、無入力としても、主電源の遮断時にスト
ップモードに自動的に切換えるようにしてもよい。
はクリアせず、例えば、時計設定ではありえないデータ
を入力したり、無入力としても、主電源の遮断時にスト
ップモードに自動的に切換えるようにしてもよい。
【0036】また、マイクロコンピュータ1のスローモ
ードにおいて、時計異常時にストップモードに自動的に
切換えるようにしてもよい。
ードにおいて、時計異常時にストップモードに自動的に
切換えるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、制御装置の動作状態
を、通常稼働のファーストモードおよび時計機能を含む
最低限の機能を維持する低消費電力のスローモードとと
もに、時計機能を停止させた最低限の機能を維持する最
も低消費電力のストップモードに切換設定することがで
きるため、例えば、電気機器の物流時に、特に電源部の
電池等で制御装置を動作させる場合、制御装置の動作状
態をストップモードに設定することにより、時計機能を
停止させ、メモリーバックアップ等の最低限の機能のみ
を動作させ、電源部の電池電力の消費を少なくし、消費
者が使用する際のバックアップ機能の有効期間を長くす
ることができる。
を、通常稼働のファーストモードおよび時計機能を含む
最低限の機能を維持する低消費電力のスローモードとと
もに、時計機能を停止させた最低限の機能を維持する最
も低消費電力のストップモードに切換設定することがで
きるため、例えば、電気機器の物流時に、特に電源部の
電池等で制御装置を動作させる場合、制御装置の動作状
態をストップモードに設定することにより、時計機能を
停止させ、メモリーバックアップ等の最低限の機能のみ
を動作させ、電源部の電池電力の消費を少なくし、消費
者が使用する際のバックアップ機能の有効期間を長くす
ることができる。
【図1】本発明の電気機器の一実施例を示すブロック図
である。
である。
【図2】同上実施例のモード切換の説明図である。
【図3】同上実施例のフローチャート図である。
1 制御装置としてのマイクロコンピュータ 11 ファーストモード設定手段 12 スローモード設定手段 13 ストップモード設定手段 14 モード切換手段 21 電源部
Claims (1)
- 【請求項1】 時計機能を有する制御装置と、 この制御装置に動作電源を供給する電源部と、 前記制御装置の動作状態を通常稼働のファーストモード
に設定するファーストモード設定手段と、 前記制御装置の動作状態を、前記時計機能を含む最低限
の機能を維持するスローモードに設定するスローモード
設定手段と、 前記制御装置の動作状態を、前記時計機能を停止させた
最低限の機能を維持するストップモードに設定するスト
ップモード設定手段と、 前記制御装置の動作状態を前記ファーストモード、スロ
ーモードおよびストップモードのいずれかに切換えるモ
ード切換手段とを備えたことを特徴とする電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222551A JP2767668B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222551A JP2767668B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 電気機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667749A true JPH0667749A (ja) | 1994-03-11 |
JP2767668B2 JP2767668B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=16784224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4222551A Expired - Fee Related JP2767668B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2767668B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3622814A1 (de) * | 1985-07-08 | 1987-01-08 | Toyota Motor Co Ltd | Verfahren und system zur erfassung des kraftstoffeinspritzzeitpunktes bei einem dieselmotor |
CN103718420A (zh) * | 2011-08-02 | 2014-04-09 | 索尼电脑娱乐公司 | 电设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01191918A (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-02 | Nec Corp | マイクロコンピュータ |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP4222551A patent/JP2767668B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01191918A (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-02 | Nec Corp | マイクロコンピュータ |
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JPWO2013018852A1 (ja) * | 2011-08-02 | 2015-03-05 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 電気機器 |
US9929575B2 (en) | 2011-08-02 | 2018-03-27 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Electrical apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2767668B2 (ja) | 1998-06-18 |
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