JP2002213994A - バックアップ電源供給装置 - Google Patents

バックアップ電源供給装置

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JP2002213994A
JP2002213994A JP2001009792A JP2001009792A JP2002213994A JP 2002213994 A JP2002213994 A JP 2002213994A JP 2001009792 A JP2001009792 A JP 2001009792A JP 2001009792 A JP2001009792 A JP 2001009792A JP 2002213994 A JP2002213994 A JP 2002213994A
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Japan
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backup
supply device
backup power
absolute encoder
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JP2001009792A
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English (en)
Inventor
裕二 ▲浜▼田
Yuji Hamada
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アブソリュートエンコーダのバックアップデ
ータを消失することなく、信頼性と保守性に優れたバッ
クアップ電源供給装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 バックアップ用コンデンサ4に一次電池
7を並列に接続し、脱着可能な接続端子8を備えたバッ
クアップ電源供給装置6を、モータ制御装置3の主電源
部5に並列に接続した一方の第二接続端子9に接続し
て、他方の第二接続端子10は未接続とし、新しいバッ
クアップ電源供給装置を交換する時に第二接続端子10
を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボシステムの
回転位置センサとして用いられるアブソリュートエンコ
ーダのデータバックアップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロボットなどの産業用機器には、高い位
置決め精度、信頼性、保守性などの面から、ACサーボ
モータが用いられている。このACサーボモータには高
精度の位置決めをするため光学式アブソリュートエンコ
ーダが用いられている。
【0003】従来のアブソリュートエンコーダを用いた
サーボシステムについて、図を用いて説明する。図2に
示すように、サーボモータ21に接続されたアブソリュ
ートエンコーダ22へは、モータ制御装置23から電力
供給線24、25を介して電源が供給されるが、アブソ
リュートエンコーダ22には主電源が遮断した時にも位
置データをバックアップするためにバックアップ電源部
を有し、ACサーボモータの停止位置データをバックア
ップしている。
【0004】位置データのバックアップ手段としては、
主電源の電源供給ラインと並列に充電回路と充電可能な
二次電池を接続したものと、主電源の電源供給ラインに
並列に一次電池およびバックアップ用コンデンサを接続
したものが知られている。
【0005】以下、一般的なバックアップ手段として、
一次電池およびバックアップ用コンデンサを用いたアブ
ソリュートエンコーダについて説明する。
【0006】図3において、31はサーボモータ、32
はアブソリュートエンコーダ、33はモータ制御装置、
34は主電源部で、通常使用時にアブソリュートエンコ
ーダ32へ電源を供給する。35はバックアップ用コン
デンサで、主電源部34から電源が供給されている時に
電気エネルギーを貯えておき、主電源部34からの電源
が遮断された時には予め貯えた電気エネルギーを用いて
比較的短時間、データをバックアップする。36は一次
電池を接続する接続端子で、通常はここに一次電池37
を接続して使用する。主電源部34からの電源が遮断さ
れた時には、この一次電池37により比較的長時間デー
タをバックアップする。そして、一次電池37の出力電
圧の低下を検出し、アブソリュートエンコーダのデータ
をバックアップできなくなる前に、一次電池37を交換
する必要がある。
【0007】次に、一次電池37の交換方法について説
明する。その方法には二通りあり、一つは、主電源部3
4から主電源を供給したまま、出力電圧の低下した一次
電池37を接続端子36から取り外し、次に、出力電圧
の十分高い一次電池を接続するという方法である。
【0008】もう一つは、バックアップ用コンデンサ3
5に十分電気エネルギーを貯えておき、主電源を供給し
ないまま、出力電圧の低下した一次電池37を接続端子
36から外した後、出力電圧の十分高い一次電池37を
接続するという方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の一次電池の
交換方法において、主電源を供給しないまま一次電池を
交換する場合、電圧低下した一次電池を接続端子から外
し、出力電圧の十分高い一次電池を接続するまでの間
は、バックアップ用コンデンサのみがバックアップ電源
供給となる。
【0010】しかしながら、バックアップ用コンデンサ
は経時変化によりバックアップ電源を供給できる時間が
短くなったり、その変化率は使用条件により劣化するた
め、生産されてから時間が経過するとバックアップ電源
を供給できる時間の把握が困難であり、また、バックア
ップ用コンデンサの交換が容易には行えないという問題
があった。
【0011】一方、主電源を供給したままの場合、主電
源部はモータ駆動用の高電圧電源と連動していることが
多く、回路ショート等の可能性がともなうので一次電池
の交換ができないという問題もあった。
【0012】また、充電方式にすると、周辺回路が大型
化し、高価になるという問題があった。
【0013】本発明は上記従来例の課題を解決するもの
であり、サーボシステムにおけるアブソリュートエンコ
ーダのバックアップデータを消失することなく、信頼性
と保守性に優れたバックアップ電源供給装置を安価に提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、アブソリュートエンコーダを搭載したサ
ーボモータと、前記サーボモータを制御するモータ制御
装置と、前記アブソリュートエンコーダの主電源部が遮
断した時にデータをバックアップするためのバックアッ
プ用コンデンサとを備え、前記アブソリュートエンコー
ダの主電源部に前記バックアップ用コンデンサを脱着可
能な接続端子を用いて接続したもので、バックアップ用
コンデンサの交換が容易にできる。
【0015】
【発明の実施の形態】この課題を解決するために本発明
は、アブソリュートエンコーダを搭載したサーボモータ
と、前記サーボモータを制御するモータ制御装置と、前
記アブソリュートエンコーダの主電源部が遮断した時に
データをバックアップするためのバックアップ用コンデ
ンサとを備え、前記アブソリュートエンコーダの主電源
部に前記バックアップ用コンデンサを脱着可能な接続端
子を用いて接続しているため、バックアップ用コンデン
サのみの交換が可能となる。
【0016】また、バックアップ電源供給装置を接続す
る第二接続端子を少なくとも並列に2つ備え、少なくと
も1つの第二接続端子にバックアップ電源供給装置の接
続端子を接続したものでは、バックアップ電源供給装置
の交換に際し、接続されていない第二接続端子に新しい
バックアップ用コンデンサを接続できるので、バックア
ップデータを消失することがない。
【0017】また、少なくとも1つの第二接続端子をサ
ーボモータ以外に設けるものでは、設置場所に融通がき
くとともに、バックアップ電源供給装置の交換作業が容
易となる。
【0018】さらに、バックアップ用コンデンサに一次
電池を並列接続したものでは、バックアップ用コンデン
サと一次電池を同時に簡単に交換でき、信頼性と保守性
を確保できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0020】図1において、1はサーボモータ、2はア
ブソリュートエンコーダ、3はサーボモータ1を制御す
るモータ制御装置、4はバックアップ用コンデンサで、
アブソリュートエンコーダ2の主電源部5が遮断した時
に位置情報データをバックアップする。6はバックアッ
プ電源供給装置で、本実施例ではバックアップ用コンデ
ンサ4に一次電池7を並列に接続し、脱着可能な接続端
子8を備えている。
【0021】モータ制御装置3の主電源部5には、バッ
クアップ電源供給装置6の接続端子8と嵌合する第二接
続端子を並列に2つ備えており、一方の第二接続端子9
にバックアップ電源供給装置6の接続端子8が接続さ
れ、他方の第二接続端子10は未接続としている。
【0022】従来と同様にバックアップ用コンデンサ4
は、アブソリュートエンコーダ2が主電源部5から電源
供給中に充電される。そして、主電源部5からの電源供
給が遮断された時、バックアップ電源供給装置6(バッ
クアップ用コンデンサ4と一次電池7)により位置情報
データをバックアップする。
【0023】さらに、バックアップ電源供給装置6の供
給電圧が規定値より低下すると、バックアップ電源供給
装置6を交換する必要があり、データ消失を防ぐため古
いバックアップ電源供給装置6を第二接続端子9に接続
したまま、新しいバックアップ電源供給装置6を第二接
続端子10に接続し、その後に古いバックアップ電源供
給装置6を第二接続端子9から取り除くことで、アブソ
データを消去することなく容易にバックアップ電源供給
装置を交換することができる。
【0024】なお、第二接続端子9と第二接続端子10
は電気的に等価であればよく、本実施例のようにモータ
制御装置に2つとも設置する必要はなく、その設置場所
は交換時の利便性からサーボモータ1以外の例えば、ア
ブソリュートエンコーダを搭載したサーボモータを設置
している機器、モータ制御装置を制御するコントローラ
などに設置してもよい。
【0025】また、本実施例において第二接続端子を2
つとしたが、3つ以上の第二接続端子を並列に有してい
ても、それぞれに接続端子が電気的に互いに等価であれ
ばよく、同様の効果が得られる。
【0026】さらに、バックアップ用コンデンサと接続
端子とでバックアップ電源供給装置を構成すれば、バッ
クアップ用コンデンサのみの交換が容易になる。
【0027】
【発明の効果】上記の実施例から明らかなように、請求
項1および2記載の発明によれば、バックアップ用コン
デンサの交換が容易になる。また、第二接続端子を2つ
以上設けたので、アブソリュートエンコーダのバックア
ップデータを消失することなくバックアップ電源供給装
置を交換することができる。
【0028】また、請求項3記載の発明によれば、少な
くとも1つの第二接続端子をサーボモータ以外に設ける
ものでは、設置場所に融通がきくとともに、バックアッ
プ電源供給装置の交換作業が容易となり、機器のシステ
ム設計の自由度を広げることができる。
【0029】このように、アブソリュートエンコーダの
バックアップデータを消失することなく、信頼性と保守
性に優れたバックアップ電源供給装置を安価に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるバックアップ電源供
給装置の説明図
【図2】従来のサーボシステムにおけるデータバックア
ップの説明図
【図3】従来例のバックアップ電源供給装置の説明図
【符号の説明】 1 サーボモータ 2 アブソリュートエンコーダ 3 モータ制御装置 4 バックアップ用コンデンサ 5 主電源部 6 バックアップ電源供給装置 7 一次電池 8 接続端子 9、10 第二接続端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アブソリュートエンコーダを搭載したサ
    ーボモータと、前記サーボモータを制御するモータ制御
    装置と、前記アブソリュートエンコーダの主電源部が遮
    断した時にデータをバックアップするためのバックアッ
    プ用コンデンサとを備え、前記アブソリュートエンコー
    ダの主電源部に前記バックアップ用コンデンサを脱着可
    能な接続端子を用いて接続したバックアップ電源供給装
    置。
  2. 【請求項2】 バックアップ電源供給装置を接続する第
    二接続端子を少なくとも並列に2つ備え、少なくとも1
    つの第二接続端子にバックアップ電源供給装置を接続し
    た請求項1記載のバックアップ電源供給装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの第二接続端子をサーボ
    モータ以外に設けた請求項2記載のバックアップ電源供
    給装置。
  4. 【請求項4】 バックアップ用コンデンサに一次電池を
    並列接続した請求項1から請求項3のいずれか1項記載
    のバックアップ電源供給装置。
JP2001009792A 2001-01-18 2001-01-18 バックアップ電源供給装置 Pending JP2002213994A (ja)

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Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7408267B2 (en) 2004-02-09 2008-08-05 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh Position measuring device
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