JPH066384B2 - サーマルプリンタおよびサーマルヘッド放熱板 - Google Patents

サーマルプリンタおよびサーマルヘッド放熱板

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JPH066384B2
JPH066384B2 JP63249587A JP24958788A JPH066384B2 JP H066384 B2 JPH066384 B2 JP H066384B2 JP 63249587 A JP63249587 A JP 63249587A JP 24958788 A JP24958788 A JP 24958788A JP H066384 B2 JPH066384 B2 JP H066384B2
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JP
Japan
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thermal head
heat sink
heat
thermal
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JP63249587A
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宏文 小宮
正満 高橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/377Cooling or ventilating arrangements

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シリアル型サーマルヘッドに電気信号を与え
て発熱させることにより、感熱記録を行うシリアル型サ
ーマルプリントに関するものである。
従来の技術 第4図は従来のサーマルヘッド体を示し、(イ)図は正面
図、(ロ)図は側面図、(ハ)図は背面図を示す。
第4図において、1は複数の発熱抵抗体2を縦一列に配
置したサーマルヘッドであり、3はサーマルヘッド1を
固定保持し、かつ、サーマルヘッド1の不要熱を放散さ
せる目的で接合された放熱板である。
以上のように構成されたサーマルヘッド体を具備するサ
ーマルプリンタについて以下に説明する。
第5図に示す従来のサーマルプリンタにおいてサーマル
ヘッド1の発熱抵抗体2に電気信号を与えることによ
り、発熱抵抗体2は発熱する。
熱転写記録の場合は、この発熱抵抗体2の発熱により熱
溶融性インク体4を溶融させ、そのインクを記録紙5に
付着させてトッド印刷を行う。
さらに第6図において、放熱板3を横方向に移動させな
がら任意の位置でサーマルヘッド1の任意の発熱抵抗体
を発熱させてドット印刷を繰返すことにより、文字、パ
ターンの印刷を行う。
発明が解決しようとする課題 サーマルヘッドへの通電を繰返して印刷を進めていくに
つれて発熱抵抗体の温度は第2図に示すようにサーマル
ヘッドに同一の印加エネルギーを与え続けていても放熱
板の温度は蓄熱により上昇する。
この放熱板の蓄熱は、発熱抵抗体で生ずる熱エネルギー
はインク、記録紙側と、放熱板側との双方へ伝わるが放
熱板へ伝わる熱エネルギーが放熱板によって充分に放散
されず、逆に徐々に蓄積されていくために起ってるもの
である。
放熱板の蓄積による温度上昇は印字品質に大きな悪影響
を与える。すなわち、印刷開始と終了時点で印刷濃度に
差異が生ずることになる。この現象は、印刷文字数が多
くなるほど顕著になる。
また発熱ドット密度が大きいパターンを印刷させる場合
や高速度印刷のために印字周期を短かくした場合、さら
に発熱抵抗体の配列ピッチを小さくした場合などの印刷
においてはより一層顕著に現われる。
この蓄熱性の悪影響を減少させるためには、印刷の進行
の中で、これまでの発熱ドット数によってサーマルヘッ
ドに印加するエネルギーを小さくしていくといったソフ
トウエアによる補正などが知られているが、このソフ
ト、ハードウエアは複雑で高価なものでありながら充分
な効果は得られていない。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、放熱板の蓄
熱性による印刷濃度の変化を放熱板の熱容量を小さくし
放熱効果を高めるよう形状を変更することで高品位の印
字を実現でき、かつ複雑で高価な補正処理を行うソフ
ト、ハードウエアを必要としない安価なサーマルプリン
タを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、シリアル型のサーマルヘッドを搭載する厚さ
Tのサーマルヘッド放熱板において、厚さtをt<Tと
し、サーマルヘッドを搭載する放熱板の裏面に放熱板と
一体にダイヤキャスト成型時のノックアウトピンホルダ
ーとしての役割を兼ねる外方に円形または楕円形の突出
部を形成し、表面積/体積を大きくしたシリアル型のサ
ーマルヘッドのサーマルヘッド放熱板と前記シリアル型
のサーマルヘッドのサーマルヘッド放熱板にサーマルヘ
ッドを搭載してサーマルプリンタを構成する。
作用 本発明は前記の構成によって、放熱板は熱しにくく冷め
やすい熱特性を有することになるので放熱板の蓄熱温度
は早期に飽和点に達し、以降は良好な放熱効果によって
一定の温度を保ちつづけることになる。
つまりサーマルヘッドの発熱抵抗体の温度は、放熱板の
蓄熱の変化の影響を受けなくなるため、発熱体への印加
エネルギーが忠実にインクに伝えられることになり、印
刷濃度を均一にできる。また、印刷濃度を印刷開始から
終了点まで均一にするために行っている、従来のように
サーマルヘッドへの印加エネルギーの補正を行う高価で
複雑なソフト、ハードウエアも必要としない。
実施例 第1図は本発明のシリアル型サーマルヘッドの放熱板の
一実施例、(イ)図は正面図、(ロ)図は側面図、(ハ)図は背
面図、を示す。
図において、11はサーマルヘッド基板、12は複数の
縦一列に配置された発熱抵抗体、13は放熱板、14は
放熱板13の一部である円形または楕円形の突出部であ
る。
放熱板13の厚さは、従来のものに比べ1/2となってい
る(本発明の放熱板の厚さ=1.0mm、従来の放熱板の厚
さ=2.0mm)。
また、本発明の放熱板13の形状は、背面に円形または
楕円形の突出部14を設けてあり、放熱表面積を大きく
している。なお、突出部14はダイキャスト成型時のノ
ックアウトピンホルダーとしての役割も兼ねる。
以上のように構成された本発明のシリアル型サーマルヘ
ッドの放熱板を具備するサーマルプリンタについて、以
下の動作を説明する。
まず第3図において、放熱板の形状と放熱板の面積/体
積の係数の比較を(a)、(b)、(c)に示している。
放熱板の面積/体積の係数は、これが大きいほどの熱の
放散性が良いことを意味する。
第3図(a)は従来のサーマルプリンタの放熱板の形状と
面積/体積の係数を示し、図において放熱板の面積/体
積の係数≒7.67(面積=3.68cm2、体積0.48cm3
で、また、(b)は従来例の放熱板の厚さを1/2にした場
合、面積/体積の係数≒12.67(面積=3.04cm2
体積0.24cm3)であり、さらに(c)は本発明の一実施例
のように厚さを1/2にし、背面に円形の突出部を設けた
場合を示し、面積/体積の係数≒13.47(面積=3.6
1cm2、体積0.27cm3)である。図面に表示の寸法はmm
である。
(a)、(b)、(c)の三者の比較から明らかなように、放熱
板の厚さを1/2とし、さらに背面に円形または楕円形の
突出部を設けることで表面積が増大し、その効果は放熱
板の表面積対体積の係数で比較すると、約1.76倍とな
る。
前記のように、放熱板の厚さを従来の1/2と薄くするこ
とで放熱板の熱容量を小さくし、また背面に円形または
楕円形の突出部を設けて表面積を大きくすることにより
放熱効果を高めている。
つまり、放熱板の放熱特性は従来のものに比べ熱しにく
く、冷め易い特性となる。この特性により、放熱板の温
度は印刷開始時から急激に上昇するが放熱効果が高まっ
ているため蓄熱しにくくなる。よって、飽和温度に達す
る時間は早められ、かつ、飽和した後は一定の温度を保
ちつづけることになる。このことを表わす図を第2図に
従来の温度変化との比較において示す。
第2図において、Tは印刷周期、(T1−T0=T2−T1
=T3−T2=………)tはサーマルヘッドに印加する発
色パルス幅時間(各印刷周期において全て同時間であ
る)である。
また、a0、a1、a2……は本発明の放熱板を用いた場
合の各印字周期における発色パルス印加開始時点のサー
マルヘッドの抵抗体温度(以下ベース温度と称す。)を
表わし、b1、b2、b3……は従来の放熱板を用いた場
合の各印字周期におけるベース温度を表わす。
さらにAは本発明の放熱板を用いた場合の印刷開始時点
と任意の印刷周期後のベース温度の変化量を、Bは従来
の放熱板を用いた場合のベース温度の変化量を表わす。
第2図からわかるように、本発明の放熱板を用いた場合
は、従来のものに比べベース温度の変化量が小さくなっ
ている。このことは放熱板の蓄熱温度の時間経過に対す
る変化を一定に保つことを表わし、サーマルヘッドの発
熱抵抗体温度を一定に保てることになる。
以上のようにして本発明の実施例によれば、放熱板の厚
さを薄くし、背面に金型の打抜のためのノックアウトピ
ンホルダーの役割りを兼ねた、表面積を大きくするため
の円形または楕円形の突出部を設けることにより、印刷
開始時点から終了時点までの印刷濃度変化を減少させる
ことができる。
発明の効果 本発明は、前記のように放熱板の厚さを薄くし、さらに
背面に金型打抜き時のホルダーの役目も兼ねた円形また
は楕円形の突出部を設けて表面積を大きくして、表面積
/体積の係数を大きくした放熱板を設けたことにより、
熱を充分放散でき、放熱板の蓄熱温度の変化による印刷
濃度の変化をなくして高品位の印刷を実現でき、さらに
この蓄熱の影響による印刷濃度差をなくすための複雑で
高価な補正を行うソフト、ハードウエアを必要としない
安価なサーマルプリンタを提供できる。
さらに印字評価中に判明したことであるが、従来ヘッド
の中央部近辺のドットが両端ドットの発色に比べ濃く発
色する傾向と書き出し第一番目ドットがうすい傾向にあ
ったが、全ドット均一な濃度と書き出し第一番目ドット
の濃度UP向上が得られ、かつ円形または楕円形突起部
がヘッド中央部の不要熱を選択的放熱する効果を生ずる
ことが判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーマルヘッド体の一実施例、(イ)図
は正面図、(ロ)図は側面図、(ハ)図は背面図、第2図は本
発明のサーマルヘッド体の放熱板の温度変化と従来のも
のの温度変化の蓄熱特性の変化の比較説明図、第3図は
放熱板の形状寸法図、(a)図は従来の放熱板、(b)図は従
来の放熱板の厚さを1/2にしたもの、(c)図は本発明の放
熱板、第4図は従来のサーマルプリンタのサーマルヘッ
ド体、(イ)図は正面図、(ロ)図は側面図、(ハ)図は背面
図、第5図はサーマルプリンタの作動図、第6図は熱転
写プリンタの転写原理を簡単に説明するための模式図、
を示す。 11:サーマルヘッド、 12:サーマルヘッドの発熱抵抗体、 13:放熱板、 14:放熱板の一部で背面に設けられた円形の突出部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリアル型のサーマルヘッドを搭載する厚
    さTのサーマルヘッド放熱板において、厚さtをt<T
    とし、サーマルヘッドを搭載する放熱板の裏面に放熱板
    と一体にダイヤキャスト成型時のノックアウトピンホル
    ダーとしての役割を兼ねる外方に円形または楕円形の突
    出部を形成し、表面積/体積を大きくしたことを特徴と
    するシリアル型のサーマルヘッドのサーマルヘッド放熱
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のシリアル型の
    サーマルヘッドのサーマルヘッド放熱板にサーマルヘッ
    ドを搭載したことを特徴とするサーマルプリンタ
JP63249587A 1988-10-03 1988-10-03 サーマルプリンタおよびサーマルヘッド放熱板 Expired - Lifetime JPH066384B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59219436A (ja) * 1983-05-24 1984-12-10 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 電気接点材料
JPS60127933U (ja) * 1984-02-07 1985-08-28 三菱電機株式会社 サ−マルヘツド

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JPH0295866A (ja) 1990-04-06

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