JPH0662797U - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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Publication number
JPH0662797U
JPH0662797U JP329393U JP329393U JPH0662797U JP H0662797 U JPH0662797 U JP H0662797U JP 329393 U JP329393 U JP 329393U JP 329393 U JP329393 U JP 329393U JP H0662797 U JPH0662797 U JP H0662797U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
resistor
voltage
motor
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP329393U
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English (en)
Inventor
洋二 金井
法彦 畑野
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトスタートに用いる抵抗とモータの回生
エネルギーを消費するための抵抗とを共通化して回路の
低コスト化と小形化を実現した電源装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 モータのドライバに直流電圧を供給するとと
もに、電源投入時にソフトスタートを行わせる回路と、
モータに発生した回生エネルギーを消費させる回路とを
有する電源装置において、スイッチの接続により1つの
抵抗を、直流電圧をモータのドライバに供給する経路
と、モータに発生した回生エネルギーが供給される経路
とに接続する。これによって、ソフトスタートに用いる
抵抗とモータの回生エネルギーを消費するための抵抗と
を1つの抵抗で兼用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はモータのドライバに電源電圧を供給する電源装置に関するものである 。更に詳しくは、電源投入時にソフトスタートを行わせる回路と、モータに発生 した回生エネルギーを消費させる回路とを併せ持った電源装置の改良に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような電源装置としては、例えば図5に示す構成のものがあった。 図5で、1は例えばAC200V等の交流電源、2は交流電源1の交流電圧を 整流してドライバ用の直流電圧を作り出す整流回路、SW1は交流電圧の供給路 に設けられたスイッチ、R1はスイッチSW1と並列に接続された抵抗である。 Cは整流回路2の出力端子間に接続されたコンデンサ、R2とSW2は直列接続 された抵抗とスイッチでこれらはコンデンサCに対して並列に接続されている。 3はコンデンサCの両端に接続されていてモータのドライバに直流電圧を供給す る一対の出力端子である。出力端子3の+側は直流電圧VDCになっていて、−側 はアース電位になっている。4はスイッチSW1とSW2の開閉を制御するスイ ッチ制御回路である。
【0003】 このような電源装置において、交流電源1の投入時にスイッチ制御回路4はス イッチSW1をオフにし、抵抗R1によりコンデンサCに流れる突入電流を制限 する。電源投入時から所定時間が経過した後にスイッチSW1をオンにする。こ れによって、ソフトスタートが行われる。 一方、モータに発生した回生エネルギーにより電圧VDCが所定の値を越えたと きに、スイッチ制御回路4はスイッチSW2をオンにして抵抗R2で回生エネル ギーを消費させ、電圧VDCの上昇を抑える。
【0004】 しかし、この電源装置では、突入電流を制限するための抵抗R1と、回生エネ ルギーを消費させるための抵抗R2はそれぞれ別々に設けられている。これらの 抵抗は双方とも数10Ωの抵抗値をもち、定格電力は数10Wと大きいものであ る。このため、電源装置がコストアップするとともに、抵抗の実装面積が大きく なるという問題点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ソフトスター トに用いる抵抗とモータの回生エネルギーを消費するための抵抗とを共通化して 回路の低コスト化と小形化を実現した電源装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は次の構成になった電源装置である。 (1)モータのドライバに直流電圧を供給するとともに、電源投入時にソフトス タートを行わせる回路と、モータに発生した回生エネルギーを消費させる回路と を有する電源装置において、 交流電源から供給される交流電圧を整流する整流回路と、 一端が前記整流回路の正側の出力端子に接続された第1のスイッチと、 一端は前記第1のスイッチの他端に接続され、他端は前記整流回路の負側の出 力端子に接続された第2のスイッチと、 一端が前記第1のスイッチと第2のスイッチの接続点に接続された抵抗と、 一端は前記抵抗の他端に接続され、他端は前記整流回路の負側の出力端子に接 続され、両端が直流電圧の出力端子になっているコンデンサと、 一端は前記整流回路の正側の出力端子に接続され、他端は前記抵抗とコンデン サの接続点に接続された第3のスイッチと、 前記交流電源を投入してから所定時間を経過するまでは前記第1のスイッチを オンに第3のスイッチをオフにして前記抵抗により前記コンデンサに流れる突入 電流を制限してソフトスタートを行わせ、前記コンデンサの両端電圧が所定の電 圧値を越えたときに前記第2のスイッチをオンにしてモータに発生した回生エネ ルギーを前記抵抗で消費するスイッチ制御回路と、 を具備したことを特徴とする電源装置。 (2)前記第1のスイッチと抵抗を一体形の抵抗で構成したことを特徴とする( 1)記載の装置。
【0007】
【作用】
このような本考案では、スイッチの接続により1つの抵抗を、直流電圧をモー タのドライバに供給する経路と、モータに発生した回生エネルギーが供給される 経路とに接続する。これによって、ソフトスタートに用いる抵抗とモータの回生 エネルギーを消費するための抵抗とを1つの抵抗で兼用する。
【0008】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案を説明する。 図1は本考案の一実施例を示した構成図である。図1で図5と同一のものは同 一符号を付ける。 図1で、SW4は一端が整流回路2の正側出力端子に接続されたスイッチ、S W5は一端はスイッチSW4の他端に接続され他端は整流回路2の負側出力端子 に接続されたスイッチ、R3は一端がスイッチSW4とSW5の接続点aに接続 された抵抗である。コンデンサCは一端は抵抗R3の他端に接続され、他端は整 流回路2の負側の出力端子に接続されている。SW6は一端は整流回路2の正側 出力端子に接続され、他端は抵抗R3とコンデンサCの接続点bに接続されたス イッチである。5はスイッチSW4〜SW6の開閉を制御するスイッチ制御回路 である。
【0009】 このように構成した電源装置の動作を説明する。 図2は電源投入時における各信号のタイムチャート、図3は回生エネルギーを 消費させるときの各信号のタイムチャートである。 図2で、交流電源がオンになってから、交流電圧の数サイクル分に相当する時 間tdの間、スイッチ制御回路5はスイッチSW6をオフにスイッチSW4をオ ンにする。これによって、スイッチSW4を通して抵抗R3に電流を流し、コン デンサCに流れ込む突入電流を制限する。時間tdを経過した後は、スイッチS W6をオンにスイッチSW4をオフにし、スイッチSW6を通してコンデンサC に電流を流す。これにより、ソフトスタートが行われる。 図3で、モータに発生した回生エネルギーにより電圧VDCのレベルが上昇し、 基準値Vrを越えたときに、スイッチ制御回路5はスイッチSW5をオンにして 抵抗R3に電流を流し、抵抗R3で回生エネルギーを消費する。 突入電流が発生するのは電源投入時のみで、モータに回生エネルギーが発生す るときと同時ではない。従って、抵抗R3をソフトスタートを行うためと、回生 エネルギーを消費するためとに使い分けることができる。
【0010】 図4は本考案の他の実施例の構成図である。 図4の実施例ではスイッチSW4を省き、一体形の抵抗R4を設けた構成にな っている。 この電源装置では、交流電源が投入されてから所定時間が経過するまではスイ ッチSW6をオフにし、抵抗R4によりコンデンサCに流れ込む突入電流を制限 する。所定時間の経過後はスイッチSW6をオンにする。このとき、整流回路2 からの電流はほとんどがスイッチSW6を通してコンデンサCへ流れ込む。これ によって、ソフトスタートが行われる。 図4の実施例によれば図1の実施例よりもさらに構成を簡略化できる。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、ソフトスタートに用いる抵抗とモータの回生エネルギーを消 費するための抵抗とを抵抗R3で兼用している。これによって、実装面積が大き い抵抗を、従来例に比して1個省けることになり、回路の低コスト化と小形化の 実現が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した構成図である。
【図2】本考案の動作説明用のタイムチャートである。
【図3】本考案の動作説明用のタイムチャートである。
【図4】本考案の他の実施例を示した構成図である。
【図5】電源装置の従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流回路 3 出力端子 5 スイッチ制御回路 SW4 第1のスイッチ SW5 第2のスイッチ SW6 第3のスイッチ C コンデンサ R3 抵抗

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのドライバに直流電圧を供給する
    とともに、電源投入時にソフトスタートを行わせる回路
    と、モータに発生した回生エネルギーを消費させる回路
    とを有する電源装置において、 交流電源から供給される交流電圧を整流する整流回路
    と、 一端が前記整流回路の正側の出力端子に接続された第1
    のスイッチと、 一端は前記第1のスイッチの他端に接続され、他端は前
    記整流回路の負側の出力端子に接続された第2のスイッ
    チと、 一端が前記第1のスイッチと第2のスイッチの接続点に
    接続された抵抗と、 一端は前記抵抗の他端に接続され、他端は前記整流回路
    の負側の出力端子に接続され、両端が直流電圧の出力端
    子になっているコンデンサと、 一端は前記整流回路の正側の出力端子に接続され、他端
    は前記抵抗とコンデンサの接続点に接続された第3のス
    イッチと、 前記交流電源を投入してから所定時間を経過するまでは
    前記第1のスイッチをオンに第3のスイッチをオフにし
    て前記抵抗により前記コンデンサに流れる突入電流を制
    限してソフトスタートを行わせ、前記コンデンサの両端
    電圧が所定の電圧値を越えたときに前記第2のスイッチ
    をオンにしてモータに発生した回生エネルギーを前記抵
    抗で消費するスイッチ制御回路と、 を具備したことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイッチと抵抗を一体形の抵
    抗で構成したことを特徴とする請求項1記載の装置。
JP329393U 1993-02-08 1993-02-08 電源装置 Pending JPH0662797U (ja)

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JP329393U JPH0662797U (ja) 1993-02-08 1993-02-08 電源装置

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JP329393U JPH0662797U (ja) 1993-02-08 1993-02-08 電源装置

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JPH0662797U true JPH0662797U (ja) 1994-09-02

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